JPS5926754Y2 - ワイヤ−の振れ止め支持金具 - Google Patents

ワイヤ−の振れ止め支持金具

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Publication number
JPS5926754Y2
JPS5926754Y2 JP1977082531U JP8253177U JPS5926754Y2 JP S5926754 Y2 JPS5926754 Y2 JP S5926754Y2 JP 1977082531 U JP1977082531 U JP 1977082531U JP 8253177 U JP8253177 U JP 8253177U JP S5926754 Y2 JPS5926754 Y2 JP S5926754Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
wire
leg
edge
steel material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977082531U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS549395U (ja
Inventor
誠治 野瀬
満弘 本保
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ブレスト工業研究所 filed Critical 株式会社ブレスト工業研究所
Priority to JP1977082531U priority Critical patent/JPS5926754Y2/ja
Publication of JPS549395U publication Critical patent/JPS549395U/ja
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Publication of JPS5926754Y2 publication Critical patent/JPS5926754Y2/ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はワイヤーの振れ止め支持金具に係り、建築構
造物内にケーブル、空気管等を架設する際、その補助索
として使用されるメツセンジャーワイヤーを、中途にお
いて生じる振れを防止するため所定の鋼材の角部分に支
持させるもので、主として昇降機工事において架設され
るメツセンジャワイヤーの支持金具に関するものである
従来よりメツセンジャーワイヤーは、適宜な張り金具相
互間に緊張状態で架線されているが、張り間隔が長大に
なると、種々の事情によりその中途に釦いて振れること
がある。
したがって、ワイヤーに沿って支持されるケーブルや空
気管等の架設作業の支障となったり、寸たこれらを損傷
する等の事故が生じていた。
そのため、ビス止めや針金による縛結等が行われていた
が、いずれも面倒で、工事に一貫性がないばかりでなく
不完全なものであった。
そこでこの考案は叙上の点に鑑み案出されたもので、そ
の要旨は、相互が外側方向への弾撥拡開傾向に付勢され
て、ワイヤーを支持すべき所定の鋼材の角部分に装着さ
れる帯状鈑材製の1対の脚片を正面略V字形に連設して
、その連続部位に断面略溝形に屈曲せしめたワイヤー支
持溝部を設け、鋼材縁に嵌合する嵌合切欠溝を脚片側縁
に切欠形成すると共に、脚片基部及び自由端部相互それ
ぞれは略90度で、嵌合切欠溝実線に対応する脚片略中
央部相互は鋭角状でそれぞれ拡開せしめ、脚片自由端部
がわに位置する嵌合切欠溝の溝縁に、その実線から開口
縁に至るに従い斜状に突成した略三角形状にして、前記
鋼材面に係止する圧接爪部を突成したことに存する。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明すると次
の通りである。
図において1ば、メツセンジャーワイヤーWを支持すべ
き所定の鋼材Sの角部分に装着される帯状鈑材製のl対
の脚片を示し、この脚片1は正面からみて略V字形を呈
するように連設され、その連続部位である頂部に断面略
U字形の如き溝形のワイヤー支持溝部2が設げられてい
る。
支持溝部2の開口は、1対の脚片1にて得られるその開
口方向と一致するもので、即ち、支持溝部2開目端から
脚片1それぞれが延設されており、また支持溝部2の溝
幅及び深さは支持すべきワイヤーWの径より小さくはな
いものとしである。
1対の脚片1それぞれには脚片1側縁に、ワイヤーWを
支持すべき所定の鋼材S1例えば建築構造物として用い
られる山形鋼材の角部分を形成する鋼材S縁に嵌合する
嵌合切欠溝3を形成すると共に、脚片1相互は外側方向
への弾撥拡開傾向に付勢させておくものとする。
しかして、脚片1相互を外側から強く押圧して接近させ
た状態で、嵌合切欠溝3にて鋼材S縁に嵌合し、その後
脚片1への押圧力を解放すれば原状に復帰しようとする
弾撥復原力が、鋼材S線表裏面に嵌合切欠溝3溝縁を圧
接させるようになっている。
そのため、金具全体は弾撥性に富んだバネ鋼の如き版材
にて一体に形成されることが望1しく、帯状版材を適宜
折曲、切欠くことによって得られる。
図示にあって、脚片1自体は正面略凹字形状を呈するも
のであり、支持溝部2に連続している脚片1一端は可能
な限り長くした支持溝部2長さと同一の幅員とし、自由
端部である脚片1他端は支持溝部2長さより狭い幅員と
しである。
これはワイヤーW支持の確実安定性、鋼材S縁への嵌合
操作の容易性を図るがためである。
筐た、脚片1自体は正面からみると、三角波状に折曲さ
れており、例えば正面略V字形に連続されている脚片1
相互にあって、支持溝部2に連続している部位から嵌合
切欠溝3の一方の溝縁に至る寸での脚片1基部は略90
度で、嵌合切欠溝3の一方の溝縁から他方の溝縁に至る
1で、即ち実線長さと等しい部分である脚片1略中央部
は鋭角状、例えば略60度で、嵌合切欠溝3の他方の溝
縁から脚片1の自由端に至る捷での脚片1自由端部は略
90度でそれぞれ拡開していて、装着時にはこれらの拡
開角度が小さくされるようにしである、したがって、脚
片1相互を外側から強く押圧する際効率よく操作するこ
とができ、特に第1図及び第2図に示すように鋼材Sの
角部分を形成すべく交差している両側壁に跨いで装着す
るに充分な弾撥復原力と装着安定性とを得ることができ
る。
そしてまた、嵌合切欠溝3は、尖縁幅員よりも開口縁幅
員を小さくすべく、脚片1の自由端部がわに位置する嵌
合切欠溝3の溝縁を尖縁から開口縁に至るに従い次第に
斜状に突成した略三角形状にして、前記鋼材S面に係止
する圧接爪部4を溝縁に形成してあり、そのため、脚片
1を鋼材S縁に嵌合したときの弾撥復原力によって圧接
爪部4先端縁が鋼材S面に喰い込み状に強く圧入し、確
実な係止力を発揮させるのに役立てることができる。
尚、図中5は脚片1自出端に形成した摘み部で、脚片1
内側方向へ若干彎曲させたものである。
この考案は叙上のように構成されてかり、その使用は、
振れ止め支持すべき位置においてワイヤWを支持溝部2
内に挾み込み、脚片1外側から強く押圧させた状態で嵌
合切欠溝3にて鋼材Sの角部分を形成している両側壁を
跨ぐようにして嵌合し、その後、脚片1への押圧力を解
放すればよく、原状に復帰しようとして脚片1に生じる
弾撥復原力によって、嵌合切欠溝3の溝縁を鋼材S線表
裏面に圧接させ、もってワイヤーWを鋼材Sに支持させ
るのである。
したがって、支持溝部2内に配置されたワイヤWを確実
に支持して、脚片1の弾撥復原力により鋼材Sに簡単に
装着することができ、しかも嵌合切欠溝3の溝縁が鋼材
S線表裏面に圧接するから、一旦装着後は装着位置がず
れることもなく、また屈曲せしめて形成された支持溝部
2が、鋼材Sの角部分外がわに沿って配置され、同時に
、支持鋼部2内でワイヤーWが支持溝部2長さの全域に
わたって支持されることと相俟ち、ワイヤーW支持は極
めて安定したものとなる。
そして、第1図及び第2図に示すように鋼材Sの角部分
外がわに沿ってワイヤーWを支持するから、支持溝部2
開口部分を鋼材S角部分外側面に近接せしめることにな
り、支持溝部2内のワイヤWは角部分に衝接されガタつ
くことなく支持されるのである。
更に、脚片1基部相互は略90度で拡開されているから
、鋼材Sの角部分外側面にしつくり密接し、また脚片1
略中央部相互は鋭角状で拡開せしめられていることと相
俟ち、脚片1自由端部に鮫ける外側方向への拡開力は大
きくなり、その溝縁に突成した略三角形状の圧接爪部4
によって鋼材Sへの係止力、更には鋼材S面への喰い込
み状の圧入力も大きくなるから、一旦装着後にあっては
離反、抜脱の虞れは全くないものである。
このとき、圧接爪部4は、嵌合切欠溝3において、脚片
1自由端部がわに位置する溝縁に斜状で突成されている
から、例えばワイヤーWに対しての負荷力に伴ない鋼材
Sの角部分外方及び長さ方向への衝撃力が加わった場合
、圧接爪部4の尖鋭端が鋼材S面に喰い込むことで、そ
の抜脱を極めて有効に防止するものである。
1対の脚片1は正面略V字形に連設され、かつ脚片1相
互は外側方向への弾撥拡開傾向に付勢されているから、
脚片1外側からの押圧操作とその解放はスムーズであり
、特別な工具を要することなくワンタンチで装着でき、
例えば昇降機設置場所等の狭い場所でも安全に能率よく
作業を遂行することができる。
脚片1は帯状鈑材製であるから、嵌合切欠溝3の形成は
脚片1側縁から切欠することで、また鋼材S面に喰い込
み状に圧入すべく、溝縁から突成される圧接爪部4も極
めて容易に得ることができると共に、鋼材Sに装着させ
るに際し、脚片1自由端部相互を手指等にて近接させん
として外側から強く押圧するとき、脚片1面金体を手指
等にて押圧するから、作業性がよいばかシでなく、手指
等も痛みを感ぜず、極めて便利である。
以上説明したように、この考案によれば、ダブル、空気
管等を架設する際その補助索として使用されるメツセン
ジャーワイヤーを、各種の鋼材縁に確実に支持でき、ワ
イヤーの中途において生じる振れを防止してケーブル、
空気管等の安定した架設を図るものであり、しかも部材
の弾撥力を利用して簡単確実に装着することができるば
かりでなく、更には、アングル鋼材の角部分外がわに固
定するのに最適であり、版材自体の弾撥力と相倹ち鋼材
面に強く係止する圧接爪部によって一旦装着後は容易に
離反、抜脱されることはなく、構成簡単で安価に提供で
きる等の実用上極めて有益な効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は使用
状態の斜視図、第2図はその正面図、第3図は側面図で
ある。 W・・・メツセンジャーワイヤー、S・・・鋼材、1・
・・脚片、2・・・ワイヤー支持溝部、3・・・嵌合切
欠溝、4・・・圧接爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互が外側方向への弾撥拡開傾向に付勢されて、ワイヤ
    ーを支持すべき所定の鋼材の角部分に装着される帯状鈑
    材製の1対の脚片を正面略V字形に連設して、その連続
    部位に断面略溝形に屈曲せしめたワイヤー支持溝部を設
    け、鋼材縁に嵌合する嵌合切欠溝を脚片側縁に切欠形成
    すると共に、脚片基部及び自由端部相互それぞれは略9
    0て、嵌合切欠溝実線に対応する脚片略中央部相互は鋭
    角状でそれぞれ拡開せしめ、脚片自由端部がわに位置す
    る嵌合切欠溝の溝縁に、その実線から開口縁に至るに従
    い斜状に突成した略三角形状にして、前記鋼材面に係止
    する圧接爪部を突成したことを特徴とするワイヤーの振
    れ止め支持金具。
JP1977082531U 1977-06-23 1977-06-23 ワイヤ−の振れ止め支持金具 Expired JPS5926754Y2 (ja)

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JP1977082531U JPS5926754Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 ワイヤ−の振れ止め支持金具

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JP1977082531U JPS5926754Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 ワイヤ−の振れ止め支持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS549395U JPS549395U (ja) 1979-01-22
JPS5926754Y2 true JPS5926754Y2 (ja) 1984-08-03

Family

ID=29003474

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JP1977082531U Expired JPS5926754Y2 (ja) 1977-06-23 1977-06-23 ワイヤ−の振れ止め支持金具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4332041Y1 (ja) * 1964-10-15 1968-12-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4332041Y1 (ja) * 1964-10-15 1968-12-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS549395U (ja) 1979-01-22

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