JPS5926555Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS5926555Y2
JPS5926555Y2 JP7390878U JP7390878U JPS5926555Y2 JP S5926555 Y2 JPS5926555 Y2 JP S5926555Y2 JP 7390878 U JP7390878 U JP 7390878U JP 7390878 U JP7390878 U JP 7390878U JP S5926555 Y2 JPS5926555 Y2 JP S5926555Y2
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JP
Japan
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magnetron
filter box
probe
input
filter
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Application number
JP7390878U
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JPS54174945U (ja
Inventor
善 外河
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入・出力制御を行って電力効率を向上させるマ
グネトロンの改善に関するものである。
一般に高周波加熱装置の高周波発生源として用いられる
マグネトロンと、装置の負荷となる被加熱物とのインピ
ーダンス整合は、その負荷の材質、量、形状及び配置状
態に左右される。
このマグネトロンが負荷とインピーダンス整合しないと
、マグネトロン自身が極めて発熱過剰となり破壊したり
する。
したがって、マグネトロンを動作中宮にインピーダンス
整合させることが必要である。
そこで本出願人は、先にマグネトロンの入力フィルタを
含めた入力部を囲繞するフィルタボックスに基本波電界
強度検出用探針を取付けて、探針の検出信号により、マ
グネトロンの入力を制御する高周波加熱装置を提案した
のであるが、そのマグネトロンにおいて、次に述べるよ
うなまだ改善すべき余地が残っていた。
すなわち探針によりフィルタボックス内の電界強度を検
出して、検出信号でマグネトロンの入・出力制御を行っ
てインピーダンス整合を行うのであるが、入・出力を加
減する際に、周波数も変動するが、その時、フィルタボ
ックス内に種々の電波モードの定在波が発生して、不要
電波モードとして作用し周波数特性変動を著しくしてし
まい、確実にインピーダンス整合状態に制御することが
困難となることがある。
本考案は上記事情に鑑み提案するもので、フィルタボッ
クス内に、フィルタボックス内の不要電波モードを抑止
する抑止体を設けることを特徴としている。
以下本考案の実施例を図面を参考にしなか゛ら説明する
まず第1図は第1実施例を示し、図において、1はマグ
ネトロン2のステム3及びチョークコイル4,5とフィ
ルタコンデンサ6.7によって形成されるフィルタ8と
で構成される入力部、9゜10は陰極11よりマグネト
ロン本体外部へ導かれ、ステム3を貫通してチョークコ
イル4,5へ夫々接続される陰極リード線、12は入力
部1を囲繞、すなわち、ステム3及びフィルタ8を包囲
するフィルタボックスである。
さて13はフィルタボックス12のステム嵌着部14の
内壁に一方端部を固着し、フィルタボックス内で゛、チ
ョークコイル4.5近傍までホーン状に拡がらせた略さ
い頭円錐筒の抑止体で、フィルタボックス内で放射され
た発振基本波に対する上下側帯の高調渡分を遮断する。
さらに15は抑止体12の傾斜状側面に、小孔16を開
けて、小孔、16と無接触かつ貫通させて取付けた基本
波電界強度検出用探針である。
尚17はステム3に嵌合させた絶縁性耐熱チューブ、1
8は継鉄、19は永久磁石、20は外部磁極片、21は
内部磁極片である。
上記の構成とするマグネトロンにおいては、抑止体13
の寸法を適切に設定することによって、周波数特性変動
を著しくしてしまう不要電波モードの定在波発生を抑止
するので、マグネトロンの出力をより確実に、つまり負
荷と理想的なインピーダンス整合が採れ、出力が安定し
、マグネトロンの電力効率向上は勿論のこと、電子レン
ジ等の高周波加熱装置にあっては、より適切に加熱、す
なわち所望加熱仕様通りに加熱できる。
その根拠は、抑止体13を取付けたことにより、フィル
タ8の特にチョークコイル4,5を囲む空間が、基本波
のみと共振し、不要な高調渡分とは共振しないように、
寸法及び容積を設計した有効空間が設定されるので、基
本波電界強度のみが、探針15に誘起されることになる
からである。
次に第2図は、第2実施例を示すフィルタボックス部分
のみの断面図で、同図では、フィルタボックス12の側
壁部に探針22を、フィルタボックス内を図面で縦に仕
切る板状の抑止体23が取付けられており、第1実施例
と同様な効果がある。
この場合には、フィルタボックス12内の空間を探針2
2側とチョークコイル4,5側に分けかつ探針22側と
チョークコイル4,5側は高周波的に結合するようなス
リット又は、孔24.24.・・・・・・があけられて
いる。
探針側空間は、孔24.24の結合孔が周波数特性を持
ち、基本波以外を除去するフィルタとして作用し不要な
モードが発生することなく探針側への入力に応じた探針
電圧が得られる。
さらに第3図は、第3実施例を示し上記第2実施例のい
わば変形で、フィルタボックス内を図面で横に仕切る板
状の抑止体25が取付けられている。
この場合も抑止体25により仕切られた2つの空間が高
周波的に結合するよう抑止体25に1ヶ以上のスリット
又は抑止体25のフィルタボックス12への接触部4端
のうち一端を浮かせるようにすることにより、抑止体2
5とフィルタボックス12で囲んだ空間を有効空間に設
定している。
またフィルタボックス12に探針27を取付けている。
尚、上記諸実施例は、内磁型マグネトロンの場合である
が、勿論化の外磁型のものに適用してもよく、またフィ
ルタボックスがマグネトロン外殻壁(例えばラジェータ
のダクト)で形成されるものであっても適用で゛きるこ
とは、その主旨から明らかである。
以上本考案によれば、マグネトロンの電力効率向上、負
荷とのインピーダンス整合が確実となること、そして安
定した出力が得られ、さらに所望加熱仕様通りの加熱が
行える優れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係り、第1図はその第1実施例を示すマ
グネトロンの断面図、第2図は第2実施例を示すフィル
タボックスの断面図、第3図は第3実施例を示すフィル
タボックスの断面図である。 1・・・・・・入力部、12・・・・・・フィルタボッ
クス、13゜23、25・・・・・・抑止体、15.2
2.27・・・・・・探針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネトロンの入力部を囲繞するフィルタボックスに、
    基本波電界強度検出用探針を取付けて、探針による検出
    信号によりマグネトロンの入・出力を制御するようにし
    た装置のマグネトロンにおいて、前記フィルタボックス
    内に、フィルタボックス内の不要電波モードを抑止する
    抑止体を設けたことを特徴とするマグネトロン。
JP7390878U 1978-05-30 1978-05-30 高周波加熱装置 Expired JPS5926555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390878U JPS5926555Y2 (ja) 1978-05-30 1978-05-30 高周波加熱装置

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JP7390878U JPS5926555Y2 (ja) 1978-05-30 1978-05-30 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54174945U JPS54174945U (ja) 1979-12-10
JPS5926555Y2 true JPS5926555Y2 (ja) 1984-08-01

Family

ID=28986953

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JP7390878U Expired JPS5926555Y2 (ja) 1978-05-30 1978-05-30 高周波加熱装置

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