JPS5926511Y2 - 偏向ヨ−ク - Google Patents
偏向ヨ−クInfo
- Publication number
- JPS5926511Y2 JPS5926511Y2 JP4022678U JP4022678U JPS5926511Y2 JP S5926511 Y2 JPS5926511 Y2 JP S5926511Y2 JP 4022678 U JP4022678 U JP 4022678U JP 4022678 U JP4022678 U JP 4022678U JP S5926511 Y2 JPS5926511 Y2 JP S5926511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection yoke
- magnet
- center position
- pole magnet
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は画面中心位置調整機構に１ケの２極マグネツト
を使用した事を特徴とする偏向ヨークに関するものであ
る。
を使用した事を特徴とする偏向ヨークに関するものであ
る。
従来の白黒偏向ヨークのラスター中心位置調整は２枚の
リング状の２極マグネツトを重ねた状態で偏向ヨーク後
部に取り付け、重ね合わせの磁極位置関係を適当に変化
させることにより、ＣＲＴのネック部内の磁界の強弱、
方向を変えＣＲＴ電子ビームの移動の方向、移動量を変
えてラスター中心位置を適宜調整していた。
リング状の２極マグネツトを重ねた状態で偏向ヨーク後
部に取り付け、重ね合わせの磁極位置関係を適当に変化
させることにより、ＣＲＴのネック部内の磁界の強弱、
方向を変えＣＲＴ電子ビームの移動の方向、移動量を変
えてラスター中心位置を適宜調整していた。
ところが従来のセンタリングマグネットは高価で、かつ
、２枚を重ねた時、零磁界をつくれるようにそれぞれの
着磁量を制御しなければならないため、管理のうえでも
難点があった。
、２枚を重ねた時、零磁界をつくれるようにそれぞれの
着磁量を制御しなければならないため、管理のうえでも
難点があった。
本考案は、これを改良したもので、適当な形状および着
磁量で、磁極間距離が固定された２極マグネツト１ケを
偏向ヨークのホルダー後部に取り付け、その方向および
電子ビームからの距離を調整することにより電子ビーム
に作用する磁界の向きおよび強度を調整し、ラスターの
中心位置を合わせる様にしたものである。
磁量で、磁極間距離が固定された２極マグネツト１ケを
偏向ヨークのホルダー後部に取り付け、その方向および
電子ビームからの距離を調整することにより電子ビーム
に作用する磁界の向きおよび強度を調整し、ラスターの
中心位置を合わせる様にしたものである。
第１，２図は２極マグネツト１ケによる電子ビームの移
動方向を示す図で、ビーム１が紙面の裏側から表側に発
射されている時電子ビーム１は２極マグネツト４の磁界
２により、矢印Ｆの方向に力を受ける。
動方向を示す図で、ビーム１が紙面の裏側から表側に発
射されている時電子ビーム１は２極マグネツト４の磁界
２により、矢印Ｆの方向に力を受ける。
５はＣＲＴネックである。従ってマグネット４を回転（
自転）させて、磁極の方向を調整することにより、ビー
ムを任意の方向に偏向させることが出来る。
自転）させて、磁極の方向を調整することにより、ビー
ムを任意の方向に偏向させることが出来る。
又マグネットと偏向ヨーク、ＣＲＴとの距離を変えるこ
とによって、電子ビームに作用する磁界の強さを調整す
ることが出来る為、ビーム移動量も増減することが出来
る。
とによって、電子ビームに作用する磁界の強さを調整す
ることが出来る為、ビーム移動量も増減することが出来
る。
本考案は、このようなマグネットの原理を利用して画面
ラスター中心位置を適宜調整するようにしたものである
。
ラスター中心位置を適宜調整するようにしたものである
。
第３図は本考案の偏向ヨークの１実施例の平面図であり
、第４図に示す様に２極マグネツト４に数分で乾く接着
剤７をあらかじめ塗布し、偏向ヨークホルダ６に取付け
て、マグネット４の磁極方向及びＣＲＴ管軸からの距離
を変化させ、画面ラスター中心位置を調整して固着する
ようにしたものである。
、第４図に示す様に２極マグネツト４に数分で乾く接着
剤７をあらかじめ塗布し、偏向ヨークホルダ６に取付け
て、マグネット４の磁極方向及びＣＲＴ管軸からの距離
を変化させ、画面ラスター中心位置を調整して固着する
ようにしたものである。
第５ないし８図はＣＴＲスクリーン９上の画像８ （丸
パターン）のずれを補正するための画面中心位置移動方
向（矢印Ａ）と２極マグネツト４の向きおよび移動方向
Ｂの代表例を示すものである。
パターン）のずれを補正するための画面中心位置移動方
向（矢印Ａ）と２極マグネツト４の向きおよび移動方向
Ｂの代表例を示すものである。
例えば、第５図のように画像８をスクリーン９上で上方
に移動させたい場合には、本考案による２極マグネツト
４を下方に動かせばよいことを示している。
に移動させたい場合には、本考案による２極マグネツト
４を下方に動かせばよいことを示している。
以上の説明から明らかなように、従来品は互いに着磁量
の近いマグネットを組み合わせ用いていた関係から、互
いの着磁量の差によっては零磁界ができず調整不可能な
領域が生ずることがあり、又、取付位置が固定される為
、着磁量（マグネットのガウス量）により、ビーム移動
量が固定されてしまうなどの欠点があったが、本考案で
は以上の様な欠点がなく、かつ、マグネット取付も容易
に出来る為、組立工程での作業工数が低減され、またマ
グネット片１個で同じ効果が得られるようになったこと
から非常に大きな原価低減が図られる。
の近いマグネットを組み合わせ用いていた関係から、互
いの着磁量の差によっては零磁界ができず調整不可能な
領域が生ずることがあり、又、取付位置が固定される為
、着磁量（マグネットのガウス量）により、ビーム移動
量が固定されてしまうなどの欠点があったが、本考案で
は以上の様な欠点がなく、かつ、マグネット取付も容易
に出来る為、組立工程での作業工数が低減され、またマ
グネット片１個で同じ効果が得られるようになったこと
から非常に大きな原価低減が図られる。
第１図、第２図は２極マグネツトによるビームの移動方
向を示す図、第３図は本考案を用いた偏向ヨークの平面
図、第４図は第３図中の２極マグネツトの斜視図、第５
図ないし第８図は２極マグネット取付位置とラスター移
動方向の関係の代表例を示した図である。 １・・・・・・電子ビーム、４・・・・・・２極マグネ
ツト、６・・・・・・偏向ヨークホルダー ７・・・・
・・接着剤、８・・・・・・ＣＲＴ管軸。
向を示す図、第３図は本考案を用いた偏向ヨークの平面
図、第４図は第３図中の２極マグネツトの斜視図、第５
図ないし第８図は２極マグネット取付位置とラスター移
動方向の関係の代表例を示した図である。 １・・・・・・電子ビーム、４・・・・・・２極マグネ
ツト、６・・・・・・偏向ヨークホルダー ７・・・・
・・接着剤、８・・・・・・ＣＲＴ管軸。
Claims (1)
- 磁極間距離が固定された１個の画面ラスターの中心位置
調整用２極マグネツトを、偏向ヨークの後部に配置され
た偏向ヨークホルダに、接着剤で固着し、前記２極マグ
ネツトをＣＲＴネック部の同一側に位置させたことを特
徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022678U JPS5926511Y2 (ja) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | 偏向ヨ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022678U JPS5926511Y2 (ja) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | 偏向ヨ−ク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54145064U JPS54145064U (ja) | 1979-10-08 |
| JPS5926511Y2 true JPS5926511Y2 (ja) | 1984-08-01 |
Family
ID=28908543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4022678U Expired JPS5926511Y2 (ja) | 1978-03-29 | 1978-03-29 | 偏向ヨ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926511Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-29 JP JP4022678U patent/JPS5926511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54145064U (ja) | 1979-10-08 |
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