JPS5926418B2 - カンジヨウカナモノオカイテンジクニクランプスルホウホウ オヨビ ソウチ - Google Patents
カンジヨウカナモノオカイテンジクニクランプスルホウホウ オヨビ ソウチInfo
- Publication number
- JPS5926418B2 JPS5926418B2 JP50139185A JP13918575A JPS5926418B2 JP S5926418 B2 JPS5926418 B2 JP S5926418B2 JP 50139185 A JP50139185 A JP 50139185A JP 13918575 A JP13918575 A JP 13918575A JP S5926418 B2 JPS5926418 B2 JP S5926418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- excitation winding
- long
- long grooves
- annular metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shearing Machines (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は回転軸に対して摺動可能に嵌合された環状金
物等を、同軸の長手方向の任意の位置に、電磁力により
クランプする装置に関する。
物等を、同軸の長手方向の任意の位置に、電磁力により
クランプする装置に関する。
ダンボールの製造工程において、連続して製造される帯
状のダンボールシートを流れ方向にスリツチングする際
にはスリツターでは夫々の裁断巾に合せて多数の回転刃
物を一本の長い回転軸の任意の位置にクランプする必要
があり、そのためには熟練者の長時間にわたる作業を必
要としていたので、改善が強く望まれてきた。
状のダンボールシートを流れ方向にスリツチングする際
にはスリツターでは夫々の裁断巾に合せて多数の回転刃
物を一本の長い回転軸の任意の位置にクランプする必要
があり、そのためには熟練者の長時間にわたる作業を必
要としていたので、改善が強く望まれてきた。
この種のクランプ装置では、特開48−90989号に
示される膨張シャフト、鋼製軸の中心の孔にゴムチュー
ブを挿入し、同チューブを膨張させ、チューブに接する
ギブを転外周に飛び出させてクランプする方式、等があ
るが、後者の場合は軸に大きな溝をとる必要があり、こ
のため軸の剛性を大きく削減するばかりか、油圧の油漏
洩の煩られしさに加え、油圧では瞬時のクランプができ
ない事、油圧装置が高価である事等の欠点があり、実用
にはあと一歩の改善が望まれていた。
示される膨張シャフト、鋼製軸の中心の孔にゴムチュー
ブを挿入し、同チューブを膨張させ、チューブに接する
ギブを転外周に飛び出させてクランプする方式、等があ
るが、後者の場合は軸に大きな溝をとる必要があり、こ
のため軸の剛性を大きく削減するばかりか、油圧の油漏
洩の煩られしさに加え、油圧では瞬時のクランプができ
ない事、油圧装置が高価である事等の欠点があり、実用
にはあと一歩の改善が望まれていた。
本発明は上述の諸欠点を解決するために発明されたもの
であり、電磁力を利用して環状金物を回転軸の長手方向
の任意の位置にクランプする事により、構造が簡単で、
操作も容易であり、省力効果のきわめて大きい装置を提
供するものである。
であり、電磁力を利用して環状金物を回転軸の長手方向
の任意の位置にクランプする事により、構造が簡単で、
操作も容易であり、省力効果のきわめて大きい装置を提
供するものである。
本発明の実施例を図面と共に詳細に説明すれば次のとお
りである。第1図は、本発明の一実施例に係る装置の電
磁石の巻線を収納する溝を含む面での軸の長手断面図、
第4図は同拡大横断面図、第5図は第4図の電磁石部の
拡大部分図である。
りである。第1図は、本発明の一実施例に係る装置の電
磁石の巻線を収納する溝を含む面での軸の長手断面図、
第4図は同拡大横断面図、第5図は第4図の電磁石部の
拡大部分図である。
1は両端を軸受で支持される回転可能な回転軸、2は同
軸の長手中心線に平行に、軸全長に亘り、外周部に開口
する長溝、3は電磁石巻線で長溝の間に構成される軸長
手方向に長い柱4を中央鉄芯として長溝2中に収納され
、合成樹脂5により同溝2中に固定される。
軸の長手中心線に平行に、軸全長に亘り、外周部に開口
する長溝、3は電磁石巻線で長溝の間に構成される軸長
手方向に長い柱4を中央鉄芯として長溝2中に収納され
、合成樹脂5により同溝2中に固定される。
6は環状金物、7は滑りキーを示す。
第2図は長溝2に収納される巻線3と、給電用スリツプ
リング8を示す。第3図は長溝2の端部構造を示す斜視
図で、図中軸芯の孔は巻線3とスリツプリング8とを結
びJ−ド線が通るためのものである。
リング8を示す。第3図は長溝2の端部構造を示す斜視
図で、図中軸芯の孔は巻線3とスリツプリング8とを結
びJ−ド線が通るためのものである。
今環状金物6を軸1に固定するには、巻線3への通電が
ない状態で、軸長さ方向の環状金物6の位置を決めた後
、巻線3へ給電をすると、第4図に示す如く巻線3のま
わりに磁束9による磁場ができ、環状金物6は軸1に吸
着される。
ない状態で、軸長さ方向の環状金物6の位置を決めた後
、巻線3へ給電をすると、第4図に示す如く巻線3のま
わりに磁束9による磁場ができ、環状金物6は軸1に吸
着される。
この吸着力は、給電される電流及び巻線数によつてきま
る。実用時には、この方法により環状金物の軸方向の動
きを固定し、回転方向の力は滑りキー7により主として
環状金物6に伝える。第6図は本発明の他の実施例に係
る装置の電磁石部分の拡大断面図で、この電磁石は1条
の長溝中に電磁石の中央鉄心となるべき軸長手方向に細
長い部品金物10をボルトにより固定して、長溝の壁と
部品金物の壁とによつて2条の長溝を構成し、部品金物
10を中央鉄芯としている。
る。実用時には、この方法により環状金物の軸方向の動
きを固定し、回転方向の力は滑りキー7により主として
環状金物6に伝える。第6図は本発明の他の実施例に係
る装置の電磁石部分の拡大断面図で、この電磁石は1条
の長溝中に電磁石の中央鉄心となるべき軸長手方向に細
長い部品金物10をボルトにより固定して、長溝の壁と
部品金物の壁とによつて2条の長溝を構成し、部品金物
10を中央鉄芯としている。
第7図は本発明の他の実施例に係る装置の電磁石部分の
拡大断面図で、この電磁石は1条の長溝中にT字形の断
面をもつ部品金物10を、軸周辺部に2条の開口ができ
るよう挿入し、中央柱の巾方向中心で軸長さ方向に複数
個のボルトにより固定し、長溝の壁と部品金物10の中
央柱の壁により2条の長溝とし、中央柱を中心鉄芯とし
ている。
拡大断面図で、この電磁石は1条の長溝中にT字形の断
面をもつ部品金物10を、軸周辺部に2条の開口ができ
るよう挿入し、中央柱の巾方向中心で軸長さ方向に複数
個のボルトにより固定し、長溝の壁と部品金物10の中
央柱の壁により2条の長溝とし、中央柱を中心鉄芯とし
ている。
第8図は本発明の他の実施例に係る装置の電磁石部分の
拡大断面図で、この電磁石は1条の長溝中に片仮名ヨの
字形断面をもつ部品金物10を、軸周辺部に2条の開口
した長溝ができるように挿入し、中央柱の巾方向中心で
軸長さ方向に複数個のボルトにより固定し、中央柱を中
心央芯としている。第6,7,8図の実施例の構造によ
ると、第5図の実施例に示すような2条の長溝を軸に加
工する必要がなく1条でよいから、工作が容易であり工
費を節約することができる。なお、第8図の実施例以外
のものは、磁路を形成するために、回転軸及び部品金物
の双方が強磁性体で構成される必要があるが、第8図の
実施例では部品金物が回転軸側の往・復の磁路を形成す
るので、回転軸は必ずしも強磁性である必要はない。ま
た、部品金物10は、いずれの実施例でも長溝より短い
長さでもつて構成されている。以上の説明から明らかな
ように本発明に係る装置によれば、電磁力を利用してク
ランプするようにしているから単に巻線に給電するだけ
で環状金物を回転軸に固定する事ができ、省力化に大き
く貢献しているといえる。
拡大断面図で、この電磁石は1条の長溝中に片仮名ヨの
字形断面をもつ部品金物10を、軸周辺部に2条の開口
した長溝ができるように挿入し、中央柱の巾方向中心で
軸長さ方向に複数個のボルトにより固定し、中央柱を中
心央芯としている。第6,7,8図の実施例の構造によ
ると、第5図の実施例に示すような2条の長溝を軸に加
工する必要がなく1条でよいから、工作が容易であり工
費を節約することができる。なお、第8図の実施例以外
のものは、磁路を形成するために、回転軸及び部品金物
の双方が強磁性体で構成される必要があるが、第8図の
実施例では部品金物が回転軸側の往・復の磁路を形成す
るので、回転軸は必ずしも強磁性である必要はない。ま
た、部品金物10は、いずれの実施例でも長溝より短い
長さでもつて構成されている。以上の説明から明らかな
ように本発明に係る装置によれば、電磁力を利用してク
ランプするようにしているから単に巻線に給電するだけ
で環状金物を回転軸に固定する事ができ、省力化に大き
く貢献しているといえる。
第1図は本発明の一実施例に係る装置の長溝を含む面に
おける軸長手方向の断面図、第2図は上記装置の長溝に
納まるコイル並にスリツプリングを示す斜視図、第3図
は第1図の軸の端部を示す斜視図、第4図は第1図−断
面図、第5図は第4図電磁石部分の拡大図、第6図〜第
8図はそれぞれ本発明の他の実施例に係る装置の電磁石
部分の拡大断面図である。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・長溝、3・・・
・・・巻線、4・・・・・・軸長手力向に長い柱、5・
・・・・・合成樹脂充填物、6・・・・・・環状金物、
7・・・・・一滑りキー、8・・・・・・スリツプリン
グ、9・・・・・・磁束、10・・・・・・部品金物。
おける軸長手方向の断面図、第2図は上記装置の長溝に
納まるコイル並にスリツプリングを示す斜視図、第3図
は第1図の軸の端部を示す斜視図、第4図は第1図−断
面図、第5図は第4図電磁石部分の拡大図、第6図〜第
8図はそれぞれ本発明の他の実施例に係る装置の電磁石
部分の拡大断面図である。 1・・・・・・回転軸、2・・・・・・長溝、3・・・
・・・巻線、4・・・・・・軸長手力向に長い柱、5・
・・・・・合成樹脂充填物、6・・・・・・環状金物、
7・・・・・一滑りキー、8・・・・・・スリツプリン
グ、9・・・・・・磁束、10・・・・・・部品金物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 強磁性体から成り、そして、そのほぼ全長に亘つて
外周部に開口し、それぞれ軸長手方向に平行であつて、
両端部が相互に連続している2条の長溝を有し、環状金
物を保持する回転軸と;前記回転軸の2条の長溝によつ
て構成された軸長手方向に長い柱を中央鉄心として、当
該中央鉄芯に巻回され、前記2条の長溝に収納・固定さ
れた励磁巻線と;前記回転軸の端部近傍に取付けられ、
前記励磁巻線と接続された1対のスリップリングと;を
備えたことを特徴とする環状金物のクランプ装置。 2 強磁性体から成り、そして、そのほぼ全長に亘つて
外周部に開口し、軸長手方向に平行な1条の長溝を有し
、環状金物を保持する回転軸と;前記回転軸の長溝より
短い長さであつて、断面形状がほぼ矩形又は逆T字状の
強磁性体から成り、前記長溝の中央部に固定して、両端
部が相互に連続した2条の長溝を形成する部品金物と;
前記部品金物を中央鉄心として、当該中央鉄芯に巻回さ
れ、前記2条の長溝に収納・固定された励磁巻線と;前
記回転軸の端部近傍に取付けられ、前記励磁巻線と接続
された1対のスリップリングと;を備えたことを特徴と
する環状金物のクランプ装置。 3 ほぼ全長に亘つて外周部に開口し、軸長手方に平行
な1条の長溝を有し、環状金物を保持する回転軸と;前
記回転軸の長溝より短い長さであつて、断面形状がヨ字
状の強磁性体から成り、前記長溝の中央部に開口部を外
周部側に向けて固定し、両端部が相互に連続した2条の
長溝を形成する部品金物と;前記部品金物の中央凸部を
中央鉄心として、当該中央鉄心に巻回され、前記2条の
長溝に収納・固定された励磁巻線と、前記回転軸の端部
近傍に取付けられ、前記励磁巻線と接続された1対のス
リップリングと;を備えたことを特徴とする環状金物の
クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50139185A JPS5926418B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | カンジヨウカナモノオカイテンジクニクランプスルホウホウ オヨビ ソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50139185A JPS5926418B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | カンジヨウカナモノオカイテンジクニクランプスルホウホウ オヨビ ソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5263550A JPS5263550A (en) | 1977-05-26 |
JPS5926418B2 true JPS5926418B2 (ja) | 1984-06-27 |
Family
ID=15239529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50139185A Expired JPS5926418B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | カンジヨウカナモノオカイテンジクニクランプスルホウホウ オヨビ ソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926418B2 (ja) |
-
1975
- 1975-11-20 JP JP50139185A patent/JPS5926418B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5263550A (en) | 1977-05-26 |
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