JPS5926356Y2 - 感光材料現像処理装置 - Google Patents

感光材料現像処理装置

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Publication number
JPS5926356Y2
JPS5926356Y2 JP11353976U JP11353976U JPS5926356Y2 JP S5926356 Y2 JPS5926356 Y2 JP S5926356Y2 JP 11353976 U JP11353976 U JP 11353976U JP 11353976 U JP11353976 U JP 11353976U JP S5926356 Y2 JPS5926356 Y2 JP S5926356Y2
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JP
Japan
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upper lid
photosensitive material
processing
processing apparatus
processing equipment
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Expired
Application number
JP11353976U
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English (en)
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JPS5331431U (ja
Inventor
孝昭 松本
実 勝亦
良基 棚瀬
Original Assignee
富士写真フイルム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感光材料現像処理装置(以下単に「処理装置」
という)に関し、詳しくは処理部の上蓋への結露を防止
するようにした処理装置に関する。
処理装置において処理槽から蒸発するガス、水蒸気が処
理部の上蓋に結露することがある。
この結露は処理装置内外の温度差が大きい場合に発生し
やすく、夏期よりは冬期の方が発生しやすい。
結露がひどくなった場合にはこれが水滴となって搬送中
の感光材料上に落下し、これに処理ムラ、乾燥ムラ等の
重大な支障を生ずるという問題があった。
また直接感光材料には損傷を与えない場合でも、結露が
生じた場合処理装置構成部材の腐蝕を促進するという悪
影響があり、この面からも結露の防止が要望されていた
従来、このような結露を防止するためには、(1)処理
装置の上蓋に排気扇を設けてガス、水蒸気を排出させる
(2)処理部と乾燥部とを連通させて処理部のガス、水
蒸気を乾燥排風に吸引させ、一緒に排出させる等の手段
が採用されていた。
しかしこれらの手段では処理装置の停止時には排気作用
も停止してしまうためもあって、結露を完全に防止する
ことは出来なかった。
本考案は従来の処理装置の上述の如き欠点を除去し、結
露の発生を防止することの出来る処理装置を提供するこ
とを目的とする。
本考案のかかる目的は処理装置の上蓋の下面を断熱性材
料で被覆し、断熱性材料の表面を微細な凹凸面とするこ
とによって遠戚される。
以下本考案を図面に基いて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施態様を示す処理装置の模式側面
図である。
感光材料(以下「フィルム」という)は挿入台1から処
理装置内に送り込まれ現像槽2、定着槽3、水洗槽4を
経て処理された後、ファン5、ヒーター6を備えた乾燥
部7で乾燥されフ・fルム受け8内に送り出される。
本実施態様においては、処理装置の上蓋9の下面は連続
気泡を有する発泡ポリエチレンシートから戊る結露防止
部材10によって被覆されている。
また上蓋9の一端に近接して、フレキシブルホースを介
して吸引ブロワ−(図示してない)に接続されている排
気管11が設けられている。
本処理装置はその運転中においては各処理部−現像、定
着、水洗部−から発生するガス、水蒸気等は上蓋9の下
面に沿って排気管11に誘導され、排気管11から吸引
ブロワ−を介して排出される。
処理装置を停止させた場合には排気ブロワ−も停止し、
排気は行なわれなくなるが、装置の上蓋9の下面に設け
られた連続気泡を有する発泡ポリエチレンシ−I・から
成る結露防止部材10の断熱作用により上蓋9の下面の
温度低下は小さいので結露は容易には発生せず、また長
時間の停止により結露が発生した場合でも、その水滴は
毛細管現象により結露防止部材10の気泡群中に小さな
水滴として保持されるので、結露が発生した場合でも、
これが装置の構成部材に付着してこれを腐蝕するという
ことはない。
上記実施態様において、排気ブロワ−は処理装置を停止
させてからも一定時間作動を継続するように構成すると
結露は更に発生しにくくなる。
上蓋9の下面に設ける結露防止部材10は発泡ポリエチ
レンの他発泡ポリウレタン等各種の耐薬品性多孔性材料
で構成することが出来る。
結露防止部材10はその断熱作用を充分像たせるため少
くとも3mm以上の厚さを必要とする。
また上蓋9をフィルムの搬送方向に沿って徐々に高くな
るように傾斜させておくと、処理部から発生するガス、
水蒸気を排気管11に誘導するのに効果がある。
以上説明した如く本考案によれば、処理装置の運転中は
傾斜させた上蓋により処理部がら発生するガス、水蒸気
等を排気手段に誘導、排出し、更に上蓋の下面に設けた
連続気泡を有する結露防止部材により結露を殆んど完全
に防止することを可能とするものである。
これにより結露した水滴が落下してフィルムに処理ムラ
、乾燥ムラ等の重大な故障を発生させるということもな
く、処理装置を停止後再稼動させる場合に上蓋下面の水
滴を手で拭うという作業も不要になる等、大きな効果を
もたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様を示す模式側面図である。 1・・・・・・挿入台、2・・・・・・現像槽、3・・
・・・・定着槽、4・・・・・・水洗槽、7・・・・・
・乾燥部、9・・・・・・上蓋、]0・・・・・・結露
防止部材、11・・・・・・排気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 処理部の上蓋の下面を、連続気泡を有する断熱性材料で
    被覆すると共に、この表面を微細な凹凸面としたことを
    特徴とする感光材料現像処理装置。
JP11353976U 1976-08-25 1976-08-25 感光材料現像処理装置 Expired JPS5926356Y2 (ja)

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JP11353976U JPS5926356Y2 (ja) 1976-08-25 1976-08-25 感光材料現像処理装置

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JPS5331431U JPS5331431U (ja) 1978-03-17
JPS5926356Y2 true JPS5926356Y2 (ja) 1984-07-31

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JPS6330141Y2 (ja) * 1979-10-23 1988-08-12

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JPS5331431U (ja) 1978-03-17

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