JPS5926157Y2 - 集中潤滑装置の分配弁 - Google Patents
集中潤滑装置の分配弁Info
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- JPS5926157Y2 JPS5926157Y2 JP15905479U JP15905479U JPS5926157Y2 JP S5926157 Y2 JPS5926157 Y2 JP S5926157Y2 JP 15905479 U JP15905479 U JP 15905479U JP 15905479 U JP15905479 U JP 15905479U JP S5926157 Y2 JPS5926157 Y2 JP S5926157Y2
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- chamber
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として流動性の良いオイルなどの潤滑剤を分
配する集中潤滑装置の分配弁に関する。
配する集中潤滑装置の分配弁に関する。
詳しくは主管通路に連通ずる二つの主通路と、内部にピ
ストンを移動自由に内装した複数のピストン室とを備え
、これらピストン室を、前記ピストンが進行的に動作す
るごとくそれぞれ二つの連通路を介して連通させた分配
弁に関する。
ストンを移動自由に内装した複数のピストン室とを備え
、これらピストン室を、前記ピストンが進行的に動作す
るごとくそれぞれ二つの連通路を介して連通させた分配
弁に関する。
一般に此種分配弁では、ピストン室の中間に、2つの吐
出通路を接続させて、ピストンの動きにより該ピストン
のランドでこれら通路を、前記ピストンの両側に設ける
計量室に連通させたり遮断させたりして、潤滑剤の分配
を行なうようにしている。
出通路を接続させて、ピストンの動きにより該ピストン
のランドでこれら通路を、前記ピストンの両側に設ける
計量室に連通させたり遮断させたりして、潤滑剤の分配
を行なうようにしている。
所がビス1−ンとピストン室との嵌合の寸法精度は一定
限度以上に高くできず、とくに分配弁の材料として軽量
化のためアルミニウムのダイキャスI・により形成する
場合には加工精度がとくに低くなってしまい、その結果
、前記ピストンとピストン室との隙間から潤滑剤が漏れ
、流動性の良い潤滑剤を正確に分配することができない
問題がある(実公昭48−223IO号公報)。
限度以上に高くできず、とくに分配弁の材料として軽量
化のためアルミニウムのダイキャスI・により形成する
場合には加工精度がとくに低くなってしまい、その結果
、前記ピストンとピストン室との隙間から潤滑剤が漏れ
、流動性の良い潤滑剤を正確に分配することができない
問題がある(実公昭48−223IO号公報)。
しかして前記ピストンのランド外周にシール材を設けて
ピストン室との隙間をシールし、前記漏れを防止するこ
とも考えられるが、ピストンにより前記したごとく連通
、遮断の動作を行なわせる時ピストンのランドに設けた
シール材がピストン室に開口する前記通路を通過するた
めシール材が破損し易く、耐久性に問題があって、実際
上は実施できない。
ピストン室との隙間をシールし、前記漏れを防止するこ
とも考えられるが、ピストンにより前記したごとく連通
、遮断の動作を行なわせる時ピストンのランドに設けた
シール材がピストン室に開口する前記通路を通過するた
めシール材が破損し易く、耐久性に問題があって、実際
上は実施できない。
しかして本考案は以上の問題を解消すべく考案したもの
で目的とする所は、潤滑剤を1分配するための吐出通路
の連通と遮断とを各ピストンの動きにより各ピストン室
とは別の弁室で漏れなく確実に行なうことができると共
に、各ピストンをランドのない簡単な形状にでき、かつ
ピストンとピストン室とはその隙間を十分に大きくでき
て加工性を向上でき、しかも前記隙間はシール材により
該シール材に無理がかかることなく確実にシールできる
分配弁を提供する点にある。
で目的とする所は、潤滑剤を1分配するための吐出通路
の連通と遮断とを各ピストンの動きにより各ピストン室
とは別の弁室で漏れなく確実に行なうことができると共
に、各ピストンをランドのない簡単な形状にでき、かつ
ピストンとピストン室とはその隙間を十分に大きくでき
て加工性を向上でき、しかも前記隙間はシール材により
該シール材に無理がかかることなく確実にシールできる
分配弁を提供する点にある。
即ち本考案分配弁は、主管に連通ずる二つの主通路と、
内部にピストンを移動自由に内装した複数のピストン室
とを備え、これらピストン室を、前記ピストンが進行的
に動作するごとくそれぞれ二つの連通路を介して連通さ
せた分配弁であって、最初に動作するピストンのピスト
ン室を前記主通路に連絡する連絡路と、前記各連通路と
に、それぞれ弁室を設けてこれら各弁室に吐出通路を開
口させると共に、常時は前記吐出通路を閉鎖する可撓性
をもった傘形弁体を移動自由に内装する一方、前記ピス
トンを非ランド形式として前記ヒストン室の両側におけ
る補償ストローク量内方装置に1対のシール材を設けた
ことを特徴とするものである。
内部にピストンを移動自由に内装した複数のピストン室
とを備え、これらピストン室を、前記ピストンが進行的
に動作するごとくそれぞれ二つの連通路を介して連通さ
せた分配弁であって、最初に動作するピストンのピスト
ン室を前記主通路に連絡する連絡路と、前記各連通路と
に、それぞれ弁室を設けてこれら各弁室に吐出通路を開
口させると共に、常時は前記吐出通路を閉鎖する可撓性
をもった傘形弁体を移動自由に内装する一方、前記ピス
トンを非ランド形式として前記ヒストン室の両側におけ
る補償ストローク量内方装置に1対のシール材を設けた
ことを特徴とするものである。
以下本考案分配弁の実施例を図面に基づいて訪問する。
本考案分配弁は第1図に示したごとく、集中潤滑装置に
適用されるのであって、第1図に示した集中潤滑装置は
、潤滑剤の圧送ポンプPに、切搾通路A1.A2を備え
た切換弁Aを接続し、該切換力Aの切換通路A1.A2
間に一本の主管りを連通させて、該主管りに進行作動形
の分配弁■・・・を配討したもので、ポンプPから潤滑
剤を、切換弁AJび主管りを介して分配弁■・・・に圧
送し、該分配吉V・・・から矢印のごとく各潤滑個所に
分配すべくしている。
適用されるのであって、第1図に示した集中潤滑装置は
、潤滑剤の圧送ポンプPに、切搾通路A1.A2を備え
た切換弁Aを接続し、該切換力Aの切換通路A1.A2
間に一本の主管りを連通させて、該主管りに進行作動形
の分配弁■・・・を配討したもので、ポンプPから潤滑
剤を、切換弁AJび主管りを介して分配弁■・・・に圧
送し、該分配吉V・・・から矢印のごとく各潤滑個所に
分配すべくしている。
しかして以上のごとく用いる分配弁は、第3豚に示した
通り弁本体1に2つの継手2,2を設(うて、該継手2
,2により前記主管りに連結すべく威すのであって、先
ず第2図に基づいて概略説明する。
通り弁本体1に2つの継手2,2を設(うて、該継手2
,2により前記主管りに連結すべく威すのであって、先
ず第2図に基づいて概略説明する。
即ち第2図に示した通り、前記弁本体1を断向直方形に
形式して、該弁本体1の相対向する各細面1a、lb部
に、前記主管りに連通し、流入斃又は流出路となる二つ
の第1及び第2主通路3a、3bを設けると共に、これ
ら主通路3a、3b間に3つのピストン室51.52.
53を前記側面1a、lbと平行に設けて、各ピストン
室51.52゜53に非ランド形式のピストン61.6
2.63を移動自由に内装し、前記各ピストン室51.
52.53の両側にピストン61 、62.63がその
一側端に位置した時、他側方に設定量の潤滑剤を計量可
能な計量室aが形式されるごとく威すのである。
形式して、該弁本体1の相対向する各細面1a、lb部
に、前記主管りに連通し、流入斃又は流出路となる二つ
の第1及び第2主通路3a、3bを設けると共に、これ
ら主通路3a、3b間に3つのピストン室51.52.
53を前記側面1a、lbと平行に設けて、各ピストン
室51.52゜53に非ランド形式のピストン61.6
2.63を移動自由に内装し、前記各ピストン室51.
52.53の両側にピストン61 、62.63がその
一側端に位置した時、他側方に設定量の潤滑剤を計量可
能な計量室aが形式されるごとく威すのである。
また前記各ピストン室51.52.53は、その中間位
置と側端位置とを、それぞれ二つの連通路7a。
置と側端位置とを、それぞれ二つの連通路7a。
7bにより連通させると共に、前記第1主通路3aが流
入路となるとき、最初に動作するピストン61のピスト
ン室51を、第1連絡路8aにより前記第1主通路3a
に、また最初に動作するピストン63のピストン室53
を、第1排出路9aにより前記第2主通路3bにそれぞ
れ連通させ、更らに前記第2主通路3bが流入路となる
とき最初に動作するビスI・ン63のピストン室53を
、第2連絡路8bにより、前記第2主通路3bに、また
最終に動作するビス1〜ン61のピストン室51を、第
2排出路9bにより前記第1主通路3aにそれぞれ連通
させるのである。
入路となるとき、最初に動作するピストン61のピスト
ン室51を、第1連絡路8aにより前記第1主通路3a
に、また最初に動作するピストン63のピストン室53
を、第1排出路9aにより前記第2主通路3bにそれぞ
れ連通させ、更らに前記第2主通路3bが流入路となる
とき最初に動作するビスI・ン63のピストン室53を
、第2連絡路8bにより、前記第2主通路3bに、また
最終に動作するビス1〜ン61のピストン室51を、第
2排出路9bにより前記第1主通路3aにそれぞれ連通
させるのである。
そして前記連通路7a、7b及び前記第1、第2連絡路
8a、8bにそれぞれ第1弁室4aを、また前記第1、
第2排出路9a、9bにそれぞれ第2弁室4bを設けて
、前記各第1弁室4aにそれぞれ吐出通路10を開口さ
せると共に、常時は前記吐出通路10を閉鎖する可撓性
をもった傘形弁体11を移動自由に内装する一方、前記
第2弁室4bにチェック弁14を内装し、更らに前記ピ
ストン室51.52.53の両側における補償ストロー
ク量内方位置にI対のシール材12a、12bを設けた
のである。
8a、8bにそれぞれ第1弁室4aを、また前記第1、
第2排出路9a、9bにそれぞれ第2弁室4bを設けて
、前記各第1弁室4aにそれぞれ吐出通路10を開口さ
せると共に、常時は前記吐出通路10を閉鎖する可撓性
をもった傘形弁体11を移動自由に内装する一方、前記
第2弁室4bにチェック弁14を内装し、更らに前記ピ
ストン室51.52.53の両側における補償ストロー
ク量内方位置にI対のシール材12a、12bを設けた
のである。
前記傘形弁体11は、ニトリルゴムなどの弾性材料で形
成されているが、これに限定するものではなく、例えば
スカート部11 aをゴムなどの弾性材料で形威し、芯
部に金属体をインサートして補強したものであってもよ
い。
成されているが、これに限定するものではなく、例えば
スカート部11 aをゴムなどの弾性材料で形威し、芯
部に金属体をインサートして補強したものであってもよ
い。
しかして前記傘形状のスカート部11 aを前記第1弁
室4aの内面に摺接して、前記弁室4aを閉鎖するごと
く威すと共に前記スカート部11 aの背面側にスプリ
ング13を支持し、このスプリング13の作用で、前記
第1弁室4aに開口する吐出通路10を閉鎖するごとく
威すのであって、前記スカート部11 aの背面側から
圧力が作用したときには、前記スカート部11aが撓ん
で、前記第1弁室4aを開き、また前記スカート部11
aの正面側即ち前記背面側の反対側から圧力が作用し
たときには、前記スカート部11 aが拡大して、前記
第1弁室4aの内面に密着し、前記第1弁室4aを閉鎖
するのである。
室4aの内面に摺接して、前記弁室4aを閉鎖するごと
く威すと共に前記スカート部11 aの背面側にスプリ
ング13を支持し、このスプリング13の作用で、前記
第1弁室4aに開口する吐出通路10を閉鎖するごとく
威すのであって、前記スカート部11 aの背面側から
圧力が作用したときには、前記スカート部11aが撓ん
で、前記第1弁室4aを開き、また前記スカート部11
aの正面側即ち前記背面側の反対側から圧力が作用し
たときには、前記スカート部11 aが拡大して、前記
第1弁室4aの内面に密着し、前記第1弁室4aを閉鎖
するのである。
また前記背面側から圧力が作用する場合、前記弁体11
は前記スプリング13の作用とともに吐出通路10の開
口面積に相当する弁体11の受圧面に作用する押圧力で
もって前記吐出通路10を強固に閉鎖し、また正面側か
ら圧力が作用する場合前記弁体11は前記スプリング1
3の力に抗して移動し、前記吐出通路10を開くのであ
って、三方弁の働らきをするのである。
は前記スプリング13の作用とともに吐出通路10の開
口面積に相当する弁体11の受圧面に作用する押圧力で
もって前記吐出通路10を強固に閉鎖し、また正面側か
ら圧力が作用する場合前記弁体11は前記スプリング1
3の力に抗して移動し、前記吐出通路10を開くのであ
って、三方弁の働らきをするのである。
又前記第2弁室4bに内装するチェック弁14も、前記
傘形弁体11と同一形状の傘形弁体を用いることができ
る。
傘形弁体11と同一形状の傘形弁体を用いることができ
る。
この場合前記チェック弁14は、前記第2弁室4bに移
動不能に内装するのであって、最終動作するピストン6
3又は61から潤滑剤が流入するときには開き、流入路
となる第1又は第2主通路3a又は3bから潤滑剤が流
入するときには閉じるごとくなるのである。
動不能に内装するのであって、最終動作するピストン6
3又は61から潤滑剤が流入するときには開き、流入路
となる第1又は第2主通路3a又は3bから潤滑剤が流
入するときには閉じるごとくなるのである。
尚前記ピストン室51.52.53に内装する各ピスト
ン61.62.63は、両端が半球状で全長に亘’l
一定径とした非ランド形式とするのであって、前記ピス
トン61〜63の径は、各ピストン室51.52.53
の内径に対し寸法精度を考慮することなく設計するので
あって、前記ピストン61〜63と前記ピストン室51
〜53との隙間はOリングから成る1対の前記シール材
12a、12bによりシールするのである。
ン61.62.63は、両端が半球状で全長に亘’l
一定径とした非ランド形式とするのであって、前記ピス
トン61〜63の径は、各ピストン室51.52.53
の内径に対し寸法精度を考慮することなく設計するので
あって、前記ピストン61〜63と前記ピストン室51
〜53との隙間はOリングから成る1対の前記シール材
12a、12bによりシールするのである。
そして前記シール材12a、12bは、各ピストン61
.62.63がピストン室51.52.53において、
一定量以上ストローク側〜ロークール材12a、12b
から離れるごとく即ち前記ビスI・ン室51〜53の両
側から補償ストローク量内方位置に設けるのであって、
ストローク側の計量室aから所定量の潤滑剤を吐出でき
るごとくするのである。
.62.63がピストン室51.52.53において、
一定量以上ストローク側〜ロークール材12a、12b
から離れるごとく即ち前記ビスI・ン室51〜53の両
側から補償ストローク量内方位置に設けるのであって、
ストローク側の計量室aから所定量の潤滑剤を吐出でき
るごとくするのである。
又前記連通路7a、7bは前記シール材12a。
12 bの設置位置よりも更らに内方位置に接続するの
である。
である。
そして前記第1及び第2連絡路8a、8bは、最初に動
作するピストン61.又は63のピストン室51又は5
3におけるシール材12a、12bの設置位置よりも外
側方位置に、又前記第1及び第2排出路9 a、 9
bは最後に動作するピストン63又は61のピストン室
53又は51における前記シール材12a、12b設置
位置よりも内方位置にそれぞれ接続するのである。
作するピストン61.又は63のピストン室51又は5
3におけるシール材12a、12bの設置位置よりも外
側方位置に、又前記第1及び第2排出路9 a、 9
bは最後に動作するピストン63又は61のピストン室
53又は51における前記シール材12a、12b設置
位置よりも内方位置にそれぞれ接続するのである。
本考案は以上のごとく構成するのであるが、第2図は本
願の要旨をもとに概略的に示したものであって、実施す
る場合には第3図のごとく構成する。
願の要旨をもとに概略的に示したものであって、実施す
る場合には第3図のごとく構成する。
第3図のものは第2図とその回路構成は全く同じである
が、前記第1,2弁室4a、4bと第1弁室4aに接続
する各吐出通路10とを前記各ピストン室51.52.
53の長さ方向に対し直交する方向に設けたのである。
が、前記第1,2弁室4a、4bと第1弁室4aに接続
する各吐出通路10とを前記各ピストン室51.52.
53の長さ方向に対し直交する方向に設けたのである。
即ち前記第1,2弁室4a、4bの端部に設けるプラグ
15及び吐出通路10の端部に設ける継手16は弁本体
1の相対向する1対の側面1C及び1dに、又各ピスト
ン室51.52.53の両端部に設けるプラグ17.1
7は弁本体1の相対向する他の1対の側面IC,Ifに
それぞれ献酷するごとく設けられるようにして1.弁本
体1の側面1a、lb間の寸法を短寸化できるようにし
たのである。
15及び吐出通路10の端部に設ける継手16は弁本体
1の相対向する1対の側面1C及び1dに、又各ピスト
ン室51.52.53の両端部に設けるプラグ17.1
7は弁本体1の相対向する他の1対の側面IC,Ifに
それぞれ献酷するごとく設けられるようにして1.弁本
体1の側面1a、lb間の寸法を短寸化できるようにし
たのである。
そして前記各ピストン室51・・・の両端部に設けるプ
ラグ17の内、−吉例のものは端部を開口させて該開口
部にインジケータ18を設けるのである。
ラグ17の内、−吉例のものは端部を開口させて該開口
部にインジケータ18を設けるのである。
このインジケータ18は、指示棒18 aと該指示棒1
8 aを進入可能とした透明なキャップ18 bとから
成り、前記指示棒18 aをピストン61.62.63
の1端部に接続すると共に、前記プラグ17の開口部に
前記キャップ18 bをシール材を介して取付けたので
あり、前記第1又は第2主通路3a又は3bから潤滑剤
が流入し、各ビス1〜ン61・・・が進行的に動作した
時各指示棒18 aを透明なキャップ18b内に進入さ
せて各ピストン61・・・の動作完了を指示させるので
ある。
8 aを進入可能とした透明なキャップ18 bとから
成り、前記指示棒18 aをピストン61.62.63
の1端部に接続すると共に、前記プラグ17の開口部に
前記キャップ18 bをシール材を介して取付けたので
あり、前記第1又は第2主通路3a又は3bから潤滑剤
が流入し、各ビス1〜ン61・・・が進行的に動作した
時各指示棒18 aを透明なキャップ18b内に進入さ
せて各ピストン61・・・の動作完了を指示させるので
ある。
又前記継手2,2は、略筒状を呈し継手スリーブ2a及
びナツト2bを用いて、前記主管りを結合するもので、
前記継手スリーブ2aは、前記継手2の開口部に螺合す
るナツ)2bの内側に嵌入して、前記ナツ1〜2bの螺
合により変形させ、前記継手2に挿入する前記主管りに
喰込ませるごとくして、前記主管りに結合するのである
。
びナツト2bを用いて、前記主管りを結合するもので、
前記継手スリーブ2aは、前記継手2の開口部に螺合す
るナツ)2bの内側に嵌入して、前記ナツ1〜2bの螺
合により変形させ、前記継手2に挿入する前記主管りに
喰込ませるごとくして、前記主管りに結合するのである
。
尚19はパツキンである。
しかして以上のごとく構成した分配弁の動作を説明する
。
。
第2図において、各ピストン61〜63がピストン室5
1〜53の左端に位置して、各ピストン室51〜53右
側の計量室a・・・に所定量の潤滑剤が収納された状態
で、潤滑剤が第1主通路3aに流入すると、該潤滑剤は
第1連絡路8aの第1弁室4aに流入し該弁室4aに内
装した傘形弁体11のスカート部11 aを小径化させ
るごとく撓ませて開動作させる。
1〜53の左端に位置して、各ピストン室51〜53右
側の計量室a・・・に所定量の潤滑剤が収納された状態
で、潤滑剤が第1主通路3aに流入すると、該潤滑剤は
第1連絡路8aの第1弁室4aに流入し該弁室4aに内
装した傘形弁体11のスカート部11 aを小径化させ
るごとく撓ませて開動作させる。
そのため潤滑剤はピストン室51の左側に流入してピス
トン61を最初に右動させる。
トン61を最初に右動させる。
そしてピストン61の右動動作によりシール部材12a
からピストン61の左側部分が離脱するため、ビス1−
ン室51の左側がピストン室51への連通路7aに連通
ずる。
からピストン61の左側部分が離脱するため、ビス1−
ン室51の左側がピストン室51への連通路7aに連通
ずる。
そしてこの連通路7aから流入する潤滑剤により弁室4
aに内装した傘形弁体11が開動作してピストン室52
のピストン62を第2番目に右動動作させる。
aに内装した傘形弁体11が開動作してピストン室52
のピストン62を第2番目に右動動作させる。
そしてピストン62の右動動作によりピストン室52の
左側がピストン室53への連通路7aに連通し、該連通
路7aから流入する潤滑剤により第1弁室4aに内装し
た傘形弁体11が開動作してピストン室53のピストン
63を最後に右動動作させる。
左側がピストン室53への連通路7aに連通し、該連通
路7aから流入する潤滑剤により第1弁室4aに内装し
た傘形弁体11が開動作してピストン室53のピストン
63を最後に右動動作させる。
そしてピストン63の右動動作によりピストン室53の
左側が排出路9aに連通し、チェック弁14を開動作さ
せて主通路3bを経て流出することとなる。
左側が排出路9aに連通し、チェック弁14を開動作さ
せて主通路3bを経て流出することとなる。
そして以上のごとく各ピストン61〜63が進行的に右
動動作するごとに、各ピストン室51〜53右側の計量
室a・・・内の潤滑剤がそれぞれ弁室4a・・・内の各
傘形弁体11を左動させて、吐出通路10・・・を開口
させるのであり、これら通路10・・・から所定量の潤
滑剤をそれぞれ所定の潤滑個所に供給できるのである。
動動作するごとに、各ピストン室51〜53右側の計量
室a・・・内の潤滑剤がそれぞれ弁室4a・・・内の各
傘形弁体11を左動させて、吐出通路10・・・を開口
させるのであり、これら通路10・・・から所定量の潤
滑剤をそれぞれ所定の潤滑個所に供給できるのである。
又以上のごとく各ピストン61〜63が進行的に右動動
作することにより、第3図のごとくこれらピストン61
〜63の右側に設けた指示棒18 aが透明なキャップ
18b内に進入し、目視により動作完了を確認できるの
である。
作することにより、第3図のごとくこれらピストン61
〜63の右側に設けた指示棒18 aが透明なキャップ
18b内に進入し、目視により動作完了を確認できるの
である。
次に以上説明したごとく各ピストン61〜63が右動動
作して各ピストン室51〜53の右端位置に位置して、
各ピストン室51〜53左側の計量室aに所定量の潤滑
剤が収納された状態で、潤滑剤が第2主通路3bに流入
すると、該潤滑剤は連絡路8bに流入し、傘形弁体11
を開動作させてピストン63を最初に左動動作させ、次
に傘形弁体11を開動作させてピストン62を第2番目
に左動動作させ、更に傘形弁体11を開動作させてピス
トン61を最後に左動動作させて、排出路9bのチェッ
ク弁14を開き主通路3aを経て流出することとなる。
作して各ピストン室51〜53の右端位置に位置して、
各ピストン室51〜53左側の計量室aに所定量の潤滑
剤が収納された状態で、潤滑剤が第2主通路3bに流入
すると、該潤滑剤は連絡路8bに流入し、傘形弁体11
を開動作させてピストン63を最初に左動動作させ、次
に傘形弁体11を開動作させてピストン62を第2番目
に左動動作させ、更に傘形弁体11を開動作させてピス
トン61を最後に左動動作させて、排出路9bのチェッ
ク弁14を開き主通路3aを経て流出することとなる。
そして以上のごとく各ピストン63〜61が進行的に左
動動作するごとに、各ピストン室53〜51左側の計量
室a内の潤滑剤が各弁室4a・・・内の傘形弁体11を
右動させて吐出通路10・・・を順に開口させるのであ
り、これら通路10・・・から所定量の潤滑剤をそれぞ
れ所定の潤滑個所に供給できるのである。
動動作するごとに、各ピストン室53〜51左側の計量
室a内の潤滑剤が各弁室4a・・・内の傘形弁体11を
右動させて吐出通路10・・・を順に開口させるのであ
り、これら通路10・・・から所定量の潤滑剤をそれぞ
れ所定の潤滑個所に供給できるのである。
又第5,6図に示したものは、本考案の他の実施例であ
って、第5図のものは弁本体1の相対向する1対の側面
1e、If部に第1及び第2主通路3a、3bを、二つ
のチェック弁14.14を介して通路20により連絡す
ると共に、ピストン室51゜52、53を前記第1及び
第2主通路3a、3bと平行に設けて、最初に動作する
ピストン61のピストン室51両側と主通路3 a、
3 bとを第1及び第2連絡路8a、8bにより連絡し
、又最後に動作するピストン63のピストン室53を第
1及び第2排出路9a、9bにより連絡して該第1及び
第2排出路9a、9bを第3排出路9Cに合流させ、該
第3排出路9Cを各ピストン室53.52.51の側方
を飛び越えるごとく前記通路20に連通させるようにし
たので゛ある。
って、第5図のものは弁本体1の相対向する1対の側面
1e、If部に第1及び第2主通路3a、3bを、二つ
のチェック弁14.14を介して通路20により連絡す
ると共に、ピストン室51゜52、53を前記第1及び
第2主通路3a、3bと平行に設けて、最初に動作する
ピストン61のピストン室51両側と主通路3 a、
3 bとを第1及び第2連絡路8a、8bにより連絡し
、又最後に動作するピストン63のピストン室53を第
1及び第2排出路9a、9bにより連絡して該第1及び
第2排出路9a、9bを第3排出路9Cに合流させ、該
第3排出路9Cを各ピストン室53.52.51の側方
を飛び越えるごとく前記通路20に連通させるようにし
たので゛ある。
尚12 Cは各ピストン61.62゜63の中央部に設
けたシール材である。
けたシール材である。
又第6図に示したものは、弁本体1の相対向する1対の
側面1e、If部に前記第1及び第2主通路3a、3b
を設けると共に、ピストン室51゜52、53を前記主
通路3a、3bと平行に設け、かつ主通路3a、3bか
ら最も離れたピストン室53の外側位置に、チェック弁
14.14の弁室4b、4bを設は最初に動作するピス
トン61のピストン室51と主通路3a、3bとを連絡
路8a、8bにより連絡し、最後に動作するピストン6
3のピストン室53に排出路9 a、 9 bを連結し
て該排出路9a、9bに前記弁室4b、4bを設けると
共に交叉させて弁本体1の側面1f、le寄りに沿わせ
吐出通路10・・・を飛び越すごとくして流出路となる
主通路3b、3aに連通させるようにしたのである。
側面1e、If部に前記第1及び第2主通路3a、3b
を設けると共に、ピストン室51゜52、53を前記主
通路3a、3bと平行に設け、かつ主通路3a、3bか
ら最も離れたピストン室53の外側位置に、チェック弁
14.14の弁室4b、4bを設は最初に動作するピス
トン61のピストン室51と主通路3a、3bとを連絡
路8a、8bにより連絡し、最後に動作するピストン6
3のピストン室53に排出路9 a、 9 bを連結し
て該排出路9a、9bに前記弁室4b、4bを設けると
共に交叉させて弁本体1の側面1f、le寄りに沿わせ
吐出通路10・・・を飛び越すごとくして流出路となる
主通路3b、3aに連通させるようにしたのである。
以上のごとく構成した第5,6図のいずれのものも各ピ
ストン61・・・が進行的に動作するごとに、各ピスト
ン室51・・・の計量室a内の潤滑剤が傘形弁体11を
動作させて吐出通路10を開口させ、所定量の潤滑剤を
それぞれ所定の潤滑個所に供給できるのである。
ストン61・・・が進行的に動作するごとに、各ピスト
ン室51・・・の計量室a内の潤滑剤が傘形弁体11を
動作させて吐出通路10を開口させ、所定量の潤滑剤を
それぞれ所定の潤滑個所に供給できるのである。
尚以上の説明では、ピストン室の数を3としたが、任意
の複数室の場合にも同様に適用できることは云う迄もな
い。
の複数室の場合にも同様に適用できることは云う迄もな
い。
以上のごとく本考案は、最初に動作するピストンのピス
トン室を主通路に連絡する連絡路と、各ピストン室間を
連通させる二つの連通路とに、それぞれ弁室を設けて、
これら各弁室に吐出通路を開口させると共に、常時は吐
出通路を閉鎖する可撓性をもった傘形弁体を移動自由に
内装する一方、前記ピストンを非ランド形式として前記
ピストン室の両側における補償ストローク量内方位置に
l対のシール材を設けるようにしたのであるから、潤滑
剤を分配するための吐出通路の連通と遮断とを各ピスト
ンの動きにより、前記連絡路及び連絡路に設けた弁室で
傘形弁体を作動させて漏れなく確実に行なうことができ
て、常に所定量の潤滑剤を分配できると共に、各ピスト
ンをランドのない簡単な形状にでき、かつピストンとピ
ストン室とはその隙間を十分に大きくできて加工精度を
低くでき、しかも前記隙間はシール材によりシール材に
無理がかかることなく確実にシールできるのである。
トン室を主通路に連絡する連絡路と、各ピストン室間を
連通させる二つの連通路とに、それぞれ弁室を設けて、
これら各弁室に吐出通路を開口させると共に、常時は吐
出通路を閉鎖する可撓性をもった傘形弁体を移動自由に
内装する一方、前記ピストンを非ランド形式として前記
ピストン室の両側における補償ストローク量内方位置に
l対のシール材を設けるようにしたのであるから、潤滑
剤を分配するための吐出通路の連通と遮断とを各ピスト
ンの動きにより、前記連絡路及び連絡路に設けた弁室で
傘形弁体を作動させて漏れなく確実に行なうことができ
て、常に所定量の潤滑剤を分配できると共に、各ピスト
ンをランドのない簡単な形状にでき、かつピストンとピ
ストン室とはその隙間を十分に大きくできて加工精度を
低くでき、しかも前記隙間はシール材によりシール材に
無理がかかることなく確実にシールできるのである。
その上吐出通路は常時傘形弁体により閉鎖されるので、
取付方向如何を問わず吐出通路から潤滑剤が逆流入する
ことは全くないのである。
取付方向如何を問わず吐出通路から潤滑剤が逆流入する
ことは全くないのである。
第1図は本考案分配弁を集中潤滑装置に適用した状態を
示す説明図、第2図は本考案の基本構造を示す断面正面
図、第3図は第2図の具体的実施例を示す断面正面図、
第4図は第3図のX−X線を破断した断面側面図、第5
,6図は他の実施例を示す断面正面図である。 3a、3b・・・主通路、51.52.53・・・ピス
トン室、61、62.63−・・ピストン、7a、
7b−・・連通路、8a、8b・・・連絡路、4a、4
b・・・弁室、10・・・吐出通路、11・・・傘形弁
体、12・・・シール材。
示す説明図、第2図は本考案の基本構造を示す断面正面
図、第3図は第2図の具体的実施例を示す断面正面図、
第4図は第3図のX−X線を破断した断面側面図、第5
,6図は他の実施例を示す断面正面図である。 3a、3b・・・主通路、51.52.53・・・ピス
トン室、61、62.63−・・ピストン、7a、
7b−・・連通路、8a、8b・・・連絡路、4a、4
b・・・弁室、10・・・吐出通路、11・・・傘形弁
体、12・・・シール材。
Claims (1)
- 主管に連通ずる二つの主通路と、内部にピストンを移動
自由に内装した複数のピストン室とを備え、これらピス
トン室を、前記ピストンが進行的に動作するごとくそれ
ぞれ二つの連通路を介して連通させ″た分配弁であって
、最初に動作するピストンのピストン室を前記主通路に
連絡する連絡路と、前記各連通路とに、それぞれ弁室を
設けてこれら各弁室に吐出通路を開口させると共に、常
時は前記吐出通路を閉鎖する可撓性をもった傘形弁体を
移動自由に内装する一方、前記ピストンを非ランド形式
として前記ピストン室の両側における補償ストローク量
内方位置に1対のシール材を設けたことを特徴とする集
中潤滑装置の分配弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15905479U JPS5926157Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 集中潤滑装置の分配弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15905479U JPS5926157Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 集中潤滑装置の分配弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5675395U JPS5675395U (ja) | 1981-06-19 |
JPS5926157Y2 true JPS5926157Y2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=29670272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15905479U Expired JPS5926157Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 集中潤滑装置の分配弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926157Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6120973U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-06 | リユ−ベ株式会社 | 定量バルブ |
JP2579966Y2 (ja) * | 1992-04-10 | 1998-09-03 | 正和油機株式会社 | 計量型分配弁 |
JP6445994B2 (ja) * | 2016-04-11 | 2018-12-26 | ダイキン工業株式会社 | 分配弁 |
-
1979
- 1979-11-14 JP JP15905479U patent/JPS5926157Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5675395U (ja) | 1981-06-19 |
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