JPS5926092Y2 - 木工製品の組付装置 - Google Patents
木工製品の組付装置Info
- Publication number
- JPS5926092Y2 JPS5926092Y2 JP1980051228U JP5122880U JPS5926092Y2 JP S5926092 Y2 JPS5926092 Y2 JP S5926092Y2 JP 1980051228 U JP1980051228 U JP 1980051228U JP 5122880 U JP5122880 U JP 5122880U JP S5926092 Y2 JPS5926092 Y2 JP S5926092Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threaded rod
- screw hole
- present
- wood products
- nut member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furniture Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、家具などの木工製品の組付装置に関するもの
である。
である。
タンスや書棚などの大きな家具を分割して作り、これを
部屋の所定の場所で組立てる方式は従来より行われてい
るが、家具が非常に大きな場合には、組付けるのに時間
がかかるし、また強固に固定する必要がある。
部屋の所定の場所で組立てる方式は従来より行われてい
るが、家具が非常に大きな場合には、組付けるのに時間
がかかるし、また強固に固定する必要がある。
従来はこのような場合、はとんど釘で打ちつけていたが
、この方法では家具を不当にキズつけないようにするに
は可成りの熟練を要する。
、この方法では家具を不当にキズつけないようにするに
は可成りの熟練を要する。
本考案は、熟練を要することなく、簡単にしがも強固に
ワンタッチで組付けできる装置を提供せんとするもので
ある。
ワンタッチで組付けできる装置を提供せんとするもので
ある。
本考案装置は、特に板と柱又は縦板と横板との接合に適
する。
する。
以下本考案を図面に従って説明する。
第1図は本考案の斜視図で、1はネジ棒、2はネジ棒の
首部に装着した巾広の円板、3はネジ棒の先端に挿通し
た横軸、4,4は横軸3に軸止されている半円板を表わ
し、また5aは雌ネジ本体部、5bはネジ溝の分離部、
6はネジ孔、7は該分離部を押しているバネを表わす。
首部に装着した巾広の円板、3はネジ棒の先端に挿通し
た横軸、4,4は横軸3に軸止されている半円板を表わ
し、また5aは雌ネジ本体部、5bはネジ溝の分離部、
6はネジ孔、7は該分離部を押しているバネを表わす。
本考案装置のナツト部材Bは、第2図及び第3図に示す
ように、ネジ孔6を横取するネジ溝の半円周部分が分離
部5bとなっていて、下端部を矢印方向に押すと押圧に
より容易にバネ7が圧縮され第3図中矢印で示すように
支持軸8を軸として開くようになっている。
ように、ネジ孔6を横取するネジ溝の半円周部分が分離
部5bとなっていて、下端部を矢印方向に押すと押圧に
より容易にバネ7が圧縮され第3図中矢印で示すように
支持軸8を軸として開くようになっている。
本考案装置を用いて二つの家具および家具用パーツ等を
接合するには、第4図に示すように予じめ家具の所定位
置の木片9,10にそれぞれネジ棒1を挿し通す孔11
を開けておき、またもう一方の木片(多くは柱状体)に
は板状のナツト部材を入れる四部を設け、これにナツト
部材を入れたのち、この二つの孔11にネジ棒1を挿入
したのち、指で雌ネジBの分離部5bの下端を押すと分
離部5bは支持軸8で支持され板バネ7で板状体本体5
bに押されているため分離部5bの上端は左右に押され
た状態となりネジ孔6は拡がるので、ネジ棒1の先端を
この分離されたネジ孔6に容易に挿入される。
接合するには、第4図に示すように予じめ家具の所定位
置の木片9,10にそれぞれネジ棒1を挿し通す孔11
を開けておき、またもう一方の木片(多くは柱状体)に
は板状のナツト部材を入れる四部を設け、これにナツト
部材を入れたのち、この二つの孔11にネジ棒1を挿入
したのち、指で雌ネジBの分離部5bの下端を押すと分
離部5bは支持軸8で支持され板バネ7で板状体本体5
bに押されているため分離部5bの上端は左右に押され
た状態となりネジ孔6は拡がるので、ネジ棒1の先端を
この分離されたネジ孔6に容易に挿入される。
その後、前記分離部5bの下端より指をはなすと、ネジ
棒のネジ山に分離部5bのネジ溝が嵌着するので、ネジ
棒1の頭部に設けた二つの半円板5,4の一方を起して
つまみとしてネジ棒1を回転させると、二つの家具およ
び家具用パーツは容易に固定される。
棒のネジ山に分離部5bのネジ溝が嵌着するので、ネジ
棒1の頭部に設けた二つの半円板5,4の一方を起して
つまみとしてネジ棒1を回転させると、二つの家具およ
び家具用パーツは容易に固定される。
このようにしてネジ締めした後は、前記半円板4,4を
横軸3の左右に、前記円板2上に重なるように倒せば、
平らな円板となるため本考案装置はその後の家具の使用
に支障をきたさない。
横軸3の左右に、前記円板2上に重なるように倒せば、
平らな円板となるため本考案装置はその後の家具の使用
に支障をきたさない。
なお、本考案において、ナツト部材Aはナツト部材Bと
同様に組付けるべき木片に予じめ嵌入し得る凹部を設け
ておき、締付は後この凹部にすっぽり入るようにしてお
けばより有利である。
同様に組付けるべき木片に予じめ嵌入し得る凹部を設け
ておき、締付は後この凹部にすっぽり入るようにしてお
けばより有利である。
本考案において、ナツト部材Cの形状は必ずしも四角な
板状体である必要はなく、円板状でも長方形でもよい。
板状体である必要はなく、円板状でも長方形でもよい。
ナツト部材の分離部の固定は、前記例では洗たくばさみ
と同様に板バネを二つ折りして使用しているが、第5図
に示すようにしてもよい。
と同様に板バネを二つ折りして使用しているが、第5図
に示すようにしてもよい。
本考案装置の取りはずしは、上記操作を逆に行うことに
よって容易に行うことができる。
よって容易に行うことができる。
以上説明したように本考案装置は、二つの家具および部
品をネジ締めするものであるが、ナツト部材のネジ孔を
半割りにし、一方を分離部とじたため、所定の深さまで
ネジ棒を容易に挿入することができ、その結果従来のネ
ジ締めのように何回もネジ棒を回す必要がなく、1〜2
回の回転で締付けることができる。
品をネジ締めするものであるが、ナツト部材のネジ孔を
半割りにし、一方を分離部とじたため、所定の深さまで
ネジ棒を容易に挿入することができ、その結果従来のネ
ジ締めのように何回もネジ棒を回す必要がなく、1〜2
回の回転で締付けることができる。
また、ネジ棒の回転はドライバー等の工具を用いること
なく、ネジ棒の頭部に設けた半円板を起してつまみとし
て用いることができるため、工具を揃える必要もないな
どの多くの利点を有する。
なく、ネジ棒の頭部に設けた半円板を起してつまみとし
て用いることができるため、工具を揃える必要もないな
どの多くの利点を有する。
また組付けはネジ締めであるため、強固に固定で゛きる
。
。
第1図は本考案の斜視図、第2図および第3図は、本考
案のナツト部材の断面図、第4図は本考案の実施を示す
断面図、第5図は本考案のナツト部材の断面斜視図、 図中、1・・・・・・ネジ棒、2・・・・・・円板、3
・・・・・・横軸、4・・・・・・半円板、5a・・・
・・・ナツト部材本体部、5b・・・・・・ネジ溝の分
離部、6・・・・・・ネジ孔、7・・・・・・バネ、8
・・・・・・支持棒、9,10・・・・・・木片、11
・・・・・・ネジ棒挿通孔。
案のナツト部材の断面図、第4図は本考案の実施を示す
断面図、第5図は本考案のナツト部材の断面斜視図、 図中、1・・・・・・ネジ棒、2・・・・・・円板、3
・・・・・・横軸、4・・・・・・半円板、5a・・・
・・・ナツト部材本体部、5b・・・・・・ネジ溝の分
離部、6・・・・・・ネジ孔、7・・・・・・バネ、8
・・・・・・支持棒、9,10・・・・・・木片、11
・・・・・・ネジ棒挿通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ネジ棒と、該ネジ棒の首部に装着した巾広の円板と、該
円板より突出しているネジ棒の先端に挿通されている横
軸によって立上り可能に軸止された2枚の半円板とから
なるボルト部材、及び一端が板厚面に開孔する所定深さ
のネジ孔を設けてなり、該ネジ孔の軸線に沿って分割さ
れた雌ネジの半分を含み板厚方向に分離される分離部を
有する板状体で、該分離部が前記ネジ孔の他端部に設け
た支持軸を軸として開閉でき該支持軸近傍に設けたバネ
によって閉じた状態を保ちつるようにしたナツト部材 とからなる木工製品の組付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980051228U JPS5926092Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 木工製品の組付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980051228U JPS5926092Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 木工製品の組付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56153601U JPS56153601U (ja) | 1981-11-17 |
JPS5926092Y2 true JPS5926092Y2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=29646140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980051228U Expired JPS5926092Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 木工製品の組付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926092Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504916U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-20 | ||
JPS5139090U (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-23 |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP1980051228U patent/JPS5926092Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504916U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-20 | ||
JPS5139090U (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56153601U (ja) | 1981-11-17 |
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