JPS5926087Y2 - 標示用合成樹脂板の取付装置 - Google Patents

標示用合成樹脂板の取付装置

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JPS5926087Y2
JPS5926087Y2 JP1976120988U JP12098876U JPS5926087Y2 JP S5926087 Y2 JPS5926087 Y2 JP S5926087Y2 JP 1976120988 U JP1976120988 U JP 1976120988U JP 12098876 U JP12098876 U JP 12098876U JP S5926087 Y2 JPS5926087 Y2 JP S5926087Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
resin plate
hole
spacer
screw
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JP1976120988U
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JPS5337878U (ja
Inventor
信郎 和田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はアクリル板の如き標示用合成樹脂板の取付装置に
関するものである。
電気機器、産業機器、運輸機械、建築構造物などの各種
機器に標示用としてアクリル板の如き合成樹脂板が取付
けられている。
この合成樹脂板は文字、図案等を印刷、彫刻あるいはペ
イントしたアクリル板を螺子止め又は接着剤で固定して
いる。
従来の取付装置によると温度の変化等によりアクリル板
は熱膨張のため取付は機器面から浮き上るなどの欠点が
あった。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、熱により合成樹脂板が伸縮しても損傷
および変形が生じずかつ位置的な変動が少なく、しかも
取付を確実に行ない得て取付状態の安定な標示用合成樹
脂板の取付装置を提供することにある。
以下本案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図Aは配電箱の表面にアクリル板等の合成樹脂板1
を標示板として取付けたものを示しておりB図は帆影の
配電盤に合成樹脂板1′を取付けたものを示している。
第2図に於て2は標示板の取付パネルで鉄板等で構成さ
れている。
3はアクリル板等で製した合成樹脂板でその表面には機
器名等が表示せられている。
合成樹脂板3の両端部には貫通孔4が板面を貫通して設
けである。
この貫通孔4の表面側は孔径を段状に拡大して段付孔と
なっている。
この段付孔には筒状のスペーサ5が挿入しである。
このスペーサ5は金属等の硬質物質で筒状に製してあり
、その外径は前記貫通孔4の内径より小である。
6は螺子で、前記貫通孔4を貫通して、取付パネル2に
螺入してあり、スペーサ5も同時に貫通している。
前記スペーサ5の内径は螺子6の外径よりも大であり、
スペーサ5と螺子6の外径との間には若干の間隙がある
7は弾性材で、発泡ゴム等でリング状に製してあり、前
記貫通孔4の段状拡大部に挿入して取付けてあり、その
内周壁はスペーサ5の外周に接していて、その高さは合
成樹脂板3の表面より若干上方へ突出している。
8はワッシャで、螺子6の径と略同径の孔を有しており
螺子6を取付パネル2に螺入して締め付けることにより
、ワッシャ8の下面は弾性材7の上面を押圧して弾性材
7を合成樹脂板3に圧接させる。
しかしながらその締付限度はスペーサ5の長さによって
制限せられるから、過大になることはなく、弾性材の弾
性圧縮限度内に限定することが出来る。
前記スペーサ5の長さは合成樹脂板3の厚さと略同長と
しておく。
以」二の如くこの実施例によれば螺子6の締め付は圧力
は弾性材7を介して合成樹脂板3に弾性材の圧縮限度内
に限定せられた締付は圧力によって合成樹脂板3に加え
られるから過大の圧力が合成樹脂板に加えられることが
なく、合成樹脂板にひび割れ等が発生する虞れなく、強
力に固定することが出来る。
また合成樹脂板3が熱膨張しても、この膨張分は弾性材
の変形により吸収されるので、合成樹脂板3の浮き上り
やひび割れが生じる不具合は解消される。
また合成樹脂板3の収縮時には、弾性材がその弾性力に
より合成樹脂板3を膨張前の位置へバランスよく復帰さ
せるように作用するので、合成樹脂板3の被取付はパネ
ルに対する相対位置は膨張前と収縮後で略一定となり、
この結果被取付パネルに対する表示文字等の位置変動を
極めて少なくすることができる。
この効果は、例えば表示情報として指示目盛等を表示し
ているような場合に、指示値の誤差を著しく低減するこ
とができるので非常に有用である。
さらに本実施例では、螺子6 (図ではワッシャ8)を
直接合成樹脂板3に当接させずに弾性材を圧接させるよ
うにしているので、合成樹脂板3に伸縮が生じたときに
その移動が弾性材により円滑になされ、この結果例えば
螺子6を直接合成樹脂板3に当接させた場合のような合
成樹脂板3の摩耗や変形を生じない。
したがって、長期にわたって取付強度の安定化および構
造上の安定化をはかることができる。
第3図は他の実施例を示すもので貫通孔4aをWり林状
の上面が拡開した傾斜孔としたものを示している。
この場合も螺子6、ワッシャ8、スペーサ5は第2図の
実施例と同一のものを使用する。
ただし弾性材7aとして内周面がスペーサ5の外周面に
接触し、弾性材7aの外周面が取付孔4aの内周面に接
触する捕り林状の外形を有し、その高さは合成樹′脂板
3の厚さより若干大なるものを使用する。
作用効果は第2図のものとほとんど同一であるが、弾性
材7aの合成樹脂板3との接触面が大であるから、固定
力は強力となる。
第4図は他の実施例を示すもので、弾性材7bとして段
付きのものを使用し、スペーサ5bとして、その長さを
合成樹脂板3の厚さより大なるものを使用する。
前記弾性材7bの内周面はスペーサ5bの外周に接触し
ており、その上段部9は合成樹脂板3の上面に載せてあ
り。
締め付は前に於ては、弾性材7b全体の厚さはスペーサ
5bより大に形成してあり、締め付は時の作用効果は第
3図示のものとほとんど同じである。
なお、本考案は上記各実施例に限定されるものでなく、
例えば螺子としては被取付パネルに螺子の基部を溶接等
により植設し、この螺子にナツトを螺着することにより
取付けを行なうものであってもよい。
その他弾性材の形状や材質、合成樹脂板の形状、および
貫通孔の構成等についても、本考案の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
以上詳述したように本発明は、合成樹脂板を弾性材と筒
状のスペーサとを介して被取付は体に締付は固定するよ
うにし、かつ以上の締付けを合成樹脂板の中心を基準に
対称となる位置においてそれぞれ行なうとともに、上記
弾性材をスペーサと貫通孔の内周面との間にも介在させ
て合成樹脂板の熱伸縮に対処するようにしたものである
したがって、熱により合成樹脂板が伸縮しても損傷およ
び変形が生じずかつ位置的な変動が少なく、しかも取付
を確実に得ない得て取付状態の安定な標示用合成樹脂板
の取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案における標示用合成樹脂板の取付装置の実
施例を示すもので、第1図Aは箱状配電函に取付けたも
のを示す斜視図、Bは帆影配電盤に取付けたものを示す
斜視図、第2図乃至第4図は取付状態を示す縦断側面図
で第2図及び第3図は弾性材を貫通孔の内部へ挿入した
ものを示し、第4図はスペーサの長さを合成樹脂板の厚
さより大としたものを示している。 3・・・・・・合成樹脂板、4. 4a、 4b、
4C・・・・・・貫通孔、5,5b、5C・・・・・
・スペーサ、6,6a・・・・・・螺子、7. 7a、
7b、 7C・・・・・・弾性材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂板の中心位置を基準に対称な各位置に設けられ
    た複数の貫通孔と、これらの貫通孔に挿通され前記合成
    樹脂板を被取付体に固定する螺子と、この螺子の径より
    大なる内径と前記貫通孔の内径より小なる外径とを有す
    るとともに合成樹脂板の板厚以上の長さを有し前記螺子
    と同軸的に削記貫通孔に挿入される硬質物質製の筒状ス
    ペーサと、この筒状スペーサの外周面と前記合或樹脂栖
    の貫通孔内周面との間に介在する部分を有するとともに
    前記螺子の頭部と合成樹脂板との間に合成樹脂板に直接
    当接して介在配置された方向性を有しない弾性材とを具
    備したことを特徴とする標示用合成樹脂板の取付装置。
JP1976120988U 1976-09-08 1976-09-08 標示用合成樹脂板の取付装置 Expired JPS5926087Y2 (ja)

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JP1976120988U JPS5926087Y2 (ja) 1976-09-08 1976-09-08 標示用合成樹脂板の取付装置

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JPS5337878U JPS5337878U (ja) 1978-04-03
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JPS5777188A (en) * 1980-10-30 1982-05-14 Mitsubishi Electric Corp Guide apparatus for moving parapet of passenger conveyor
JP5874419B2 (ja) * 2012-02-07 2016-03-02 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
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JP7389315B2 (ja) * 2019-03-27 2023-11-30 日本製鉄株式会社 重ね接合構造、及び自動車骨格部品

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