JPS5925932Y2 - 橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置 - Google Patents
橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置Info
- Publication number
- JPS5925932Y2 JPS5925932Y2 JP1975151699U JP15169975U JPS5925932Y2 JP S5925932 Y2 JPS5925932 Y2 JP S5925932Y2 JP 1975151699 U JP1975151699 U JP 1975151699U JP 15169975 U JP15169975 U JP 15169975U JP S5925932 Y2 JPS5925932 Y2 JP S5925932Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walkway
- bridge
- elevating
- rotating shaft
- maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置に関するもの
である。
である。
石油、ガス又は水道等のパイプラインの敷設に際し、河
川を横断する場合は橋梁に添架させるか若しくは独立管
橋を建設することにより対岸へ到達させる方法が採用さ
れている。
川を横断する場合は橋梁に添架させるか若しくは独立管
橋を建設することにより対岸へ到達させる方法が採用さ
れている。
しかし前者の橋梁に添架させる場合、橋梁添架管と平行
かつ近接して架設される添架管の保全用歩廊は橋桁下面
より下方にオーバーハングすることは通常認められてい
ない。
かつ近接して架設される添架管の保全用歩廊は橋桁下面
より下方にオーバーハングすることは通常認められてい
ない。
また橋梁の横桁は橋梁の構造又は強度により随所に設け
られており、添架管は横桁を貫通しかつ添架されている
が、横桁には設計強度上人の歩行空間を穿設して歩廊を
貫通させることはできないので、横桁のある個所には歩
廊を立体交差させる必要がある。
られており、添架管は横桁を貫通しかつ添架されている
が、横桁には設計強度上人の歩行空間を穿設して歩廊を
貫通させることはできないので、横桁のある個所には歩
廊を立体交差させる必要がある。
しかしこの立体交差の制約としては、(1)前述のよう
に保全時以外は橋桁下面より下方にオーバーハングしな
いこと、(2)橋梁の許容荷重以内であること、(3)
安全にかつ確実に立体交差の作動が行なわれること等が
ある。
に保全時以外は橋桁下面より下方にオーバーハングしな
いこと、(2)橋梁の許容荷重以内であること、(3)
安全にかつ確実に立体交差の作動が行なわれること等が
ある。
従って、上記制約を満たした保守用歩廊装置でなければ
ならない。
ならない。
ところで、近時のパイプライン輸送物の高圧化又は高カ
ロリー化に伴ない添架管の保守点検の頻度も増加してき
たにもか・わらず、従来より行なわれていた添架管の保
守点検は河川敷若しくは河川内に仮立場を組上げるか、
あるいは船舶、イカダ等より望遠鏡などにより目視点検
を行なっていたが極めて不確実かつ非能率でしかも極め
て危険でありかつ多額の出費を伴っている等の欠点があ
り、また輸送手段として優れたパイプラインにより高圧
、高カロリーの危険物は年々増加しながらも輸送されて
いるが、必らずしも充分な添架管の保守点検は実施され
ていないのが実情である。
ロリー化に伴ない添架管の保守点検の頻度も増加してき
たにもか・わらず、従来より行なわれていた添架管の保
守点検は河川敷若しくは河川内に仮立場を組上げるか、
あるいは船舶、イカダ等より望遠鏡などにより目視点検
を行なっていたが極めて不確実かつ非能率でしかも極め
て危険でありかつ多額の出費を伴っている等の欠点があ
り、また輸送手段として優れたパイプラインにより高圧
、高カロリーの危険物は年々増加しながらも輸送されて
いるが、必らずしも充分な添架管の保守点検は実施され
ていないのが実情である。
本考案は上述の制約を満たし、しかも従来の欠点を完全
に解決したものでその目的とするところは、橋梁の振動
によるパイプライン支持具の脱落、破損の点検と補修、
また海上、河川の橋梁に添架された添架管の発錆状況と
防食処理及び異状の補裾等を確実にかつ能率的にしかも
安全に安価に行なえるようにしたことにある。
に解決したものでその目的とするところは、橋梁の振動
によるパイプライン支持具の脱落、破損の点検と補修、
また海上、河川の橋梁に添架された添架管の発錆状況と
防食処理及び異状の補裾等を確実にかつ能率的にしかも
安全に安価に行なえるようにしたことにある。
次に、本考案の構成は、昇降歩廊1の両端に吊材2を設
け、該吊材2の上方を横桁3を挿通した回転軸4の両端
に設けであるドラム5に昇降自在に巻装し、前記回転軸
4は橋床に固着した支持桁8に軸受けせしめ、回転軸4
の両端又は一端に回動用のハンドル7を設け、かつ回転
軸4に逆止爪15に係合したラチェツト車14を設けた
ことを特徴とする橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置であ
る。
け、該吊材2の上方を横桁3を挿通した回転軸4の両端
に設けであるドラム5に昇降自在に巻装し、前記回転軸
4は橋床に固着した支持桁8に軸受けせしめ、回転軸4
の両端又は一端に回動用のハンドル7を設け、かつ回転
軸4に逆止爪15に係合したラチェツト車14を設けた
ことを特徴とする橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置であ
る。
以下に本考案の一実施例を図面に従って詳述する。
本考案は昇降自在な昇降歩廊1の両端にワイヤロープ又
はチェーン等の吊材2を設け、橋の横桁3に回動軸4を
挿通し、該回動軸4の両端にドラム5を軸装した昇降装
置6に前記吊材2を連結し、昇降歩廊1を橋の横桁3の
下に横断する位置に昇降自在に設置したものである。
はチェーン等の吊材2を設け、橋の横桁3に回動軸4を
挿通し、該回動軸4の両端にドラム5を軸装した昇降装
置6に前記吊材2を連結し、昇降歩廊1を橋の横桁3の
下に横断する位置に昇降自在に設置したものである。
なお、図中7は回動軸4の両端又は一端に設けたバンド
ル、8は橋床(図示しない)等に固着して昇降装置6な
どを支持する支持桁、9は固定歩廊、10は上端を支持
桁8に下端を固定歩廊9に設けて昇降歩廊1の昇降案内
と固定歩廊9の支持を兼用する支持杆、11は吊材2を
止着するためのアイボルト等の止着具、12は支持桁8
に取付けた昇降装置6の保持体、13は吊材2を掛設す
るために保持体12に設けた滑車、14はドラム5と同
軸上の回動軸4に軸装したラチェツト車、15はラチェ
ツト車14に係止せしめて昇降歩廊1の上昇及び降下を
固定する逆止爪、16は一端を逆止爪15に係止せしめ
他端に発条17を取付けた係止ピン、18は逆止爪15
を軸装した作動軸、19は横桁3に挿通した作動軸18
の一端又は両端に設けたバンドル、20は略コ字形状の
昇降歩廊1の両端部に折曲形成して昇降歩廊1の降下の
際に固定歩廊9に係止せしめて固定する係止部であり、
また昇降歩廊1が上昇時及び降下時の途中並びに上限、
下限で固定できる固定装置として前記のようにラチェツ
ト車14に逆止爪15を係止せしめる手段を説明したが
、これに限ることなくカムクラッチ(図示しない)或は
ウオームギヤーとロッキング装置(図示しない)を介し
て固定し、又ドラム5と昇降歩廊1間の吊材2の長さを
予め設定しておいて昇降歩廊1が降下した場合に固定す
るようにしてもよく、或はバンドル7に設けたノブ21
を介して係止部22に係止してもよいことは勿論である
。
ル、8は橋床(図示しない)等に固着して昇降装置6な
どを支持する支持桁、9は固定歩廊、10は上端を支持
桁8に下端を固定歩廊9に設けて昇降歩廊1の昇降案内
と固定歩廊9の支持を兼用する支持杆、11は吊材2を
止着するためのアイボルト等の止着具、12は支持桁8
に取付けた昇降装置6の保持体、13は吊材2を掛設す
るために保持体12に設けた滑車、14はドラム5と同
軸上の回動軸4に軸装したラチェツト車、15はラチェ
ツト車14に係止せしめて昇降歩廊1の上昇及び降下を
固定する逆止爪、16は一端を逆止爪15に係止せしめ
他端に発条17を取付けた係止ピン、18は逆止爪15
を軸装した作動軸、19は横桁3に挿通した作動軸18
の一端又は両端に設けたバンドル、20は略コ字形状の
昇降歩廊1の両端部に折曲形成して昇降歩廊1の降下の
際に固定歩廊9に係止せしめて固定する係止部であり、
また昇降歩廊1が上昇時及び降下時の途中並びに上限、
下限で固定できる固定装置として前記のようにラチェツ
ト車14に逆止爪15を係止せしめる手段を説明したが
、これに限ることなくカムクラッチ(図示しない)或は
ウオームギヤーとロッキング装置(図示しない)を介し
て固定し、又ドラム5と昇降歩廊1間の吊材2の長さを
予め設定しておいて昇降歩廊1が降下した場合に固定す
るようにしてもよく、或はバンドル7に設けたノブ21
を介して係止部22に係止してもよいことは勿論である
。
本考案は上述のように横取したから、橋の横桁3の下を
横断する位置に上昇設置しである昇降歩廊1を降下させ
る場合、固定歩廊9の上に乗っている作業者がラチェツ
ト車14等の固定装置を解除して例えばバンドル7等に
よって回動軸4を第3図、第5図に於いて時計回り方向
に回動せしめると、回動軸4に軸装したドラム5よりワ
イヤロープ等の吊材2が巻下げられるので吊材2に両端
を吊下げられている昇降歩廊1が第2図の鎖線に示す位
置に降下して昇降歩廊1と横桁3の下面との間隔が拡が
り作業者は固定歩廊9より昇降歩廊1に乗り移って橋梁
添架管の保守点検作業を行ない得られ、更に他側の固定
歩廊9上を直進して他の昇降歩廊1を上記と同様に降下
させて作業を遂行する。
横断する位置に上昇設置しである昇降歩廊1を降下させ
る場合、固定歩廊9の上に乗っている作業者がラチェツ
ト車14等の固定装置を解除して例えばバンドル7等に
よって回動軸4を第3図、第5図に於いて時計回り方向
に回動せしめると、回動軸4に軸装したドラム5よりワ
イヤロープ等の吊材2が巻下げられるので吊材2に両端
を吊下げられている昇降歩廊1が第2図の鎖線に示す位
置に降下して昇降歩廊1と横桁3の下面との間隔が拡が
り作業者は固定歩廊9より昇降歩廊1に乗り移って橋梁
添架管の保守点検作業を行ない得られ、更に他側の固定
歩廊9上を直進して他の昇降歩廊1を上記と同様に降下
させて作業を遂行する。
又、昇降歩廊1を上昇せしめる場合は作業者がバンドル
7等によって回動軸4を第3図、第5図に於いて反時計
回り方向に回動せしめると、ドラム5が回動して吊材2
を巻上げるので吊材2に吊下げられている昇降歩廊1が
吊材2の上昇に伴って第2図の実線の位置に上昇せしめ
られ、更にラチェツト車14等の固定装置によって昇降
歩廊1を固定し、橋梁添架管の保守作業以外は昇降歩廊
1を横桁3の下面より下方にオーバーハングしないよう
に上昇固定しておくことができる。
7等によって回動軸4を第3図、第5図に於いて反時計
回り方向に回動せしめると、ドラム5が回動して吊材2
を巻上げるので吊材2に吊下げられている昇降歩廊1が
吊材2の上昇に伴って第2図の実線の位置に上昇せしめ
られ、更にラチェツト車14等の固定装置によって昇降
歩廊1を固定し、橋梁添架管の保守作業以外は昇降歩廊
1を横桁3の下面より下方にオーバーハングしないよう
に上昇固定しておくことができる。
従って本考案によれば、昇降歩廊1を橋の横桁3の下を
横断する位置に昇降自在に設けたので橋梁添架管の保守
点検作業を確実にかつ能率的にしかも安全に行い得るこ
とができ、更に構造が簡単であるから安価に製造でき得
る等の有用な効果がある。
横断する位置に昇降自在に設けたので橋梁添架管の保守
点検作業を確実にかつ能率的にしかも安全に行い得るこ
とができ、更に構造が簡単であるから安価に製造でき得
る等の有用な効果がある。
なお、昇降歩廊の不使用時には上昇せしめであるので河
川を通る舟等の通過に支障をきたさない
川を通る舟等の通過に支障をきたさない
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1図は本考
案装置の平面図、第2図は同上の正面図、第3図は同上
の側面図、第4図は、第1図の一部切欠き拡大断面図、
第5図は第3図の一部切欠き拡大側面図である。 1は昇降歩廊、2は吊材、3は横桁、6は昇降装置。
案装置の平面図、第2図は同上の正面図、第3図は同上
の側面図、第4図は、第1図の一部切欠き拡大断面図、
第5図は第3図の一部切欠き拡大側面図である。 1は昇降歩廊、2は吊材、3は横桁、6は昇降装置。
Claims (1)
- 昇降歩廊の両端に吊材を設け、該吊材の上方を横桁を挿
通した回転軸の両端に設けであるドラムに昇降自在に巻
装し、前記回転軸は橋床に固着した支持桁に軸受けせし
め、回転軸の両端又は一端に回動用のハンドルを設け、
かつ回転軸に逆止爪に係合したラチェツト車を設けたこ
とを特徴とする、橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975151699U JPS5925932Y2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975151699U JPS5925932Y2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5265036U JPS5265036U (ja) | 1977-05-13 |
JPS5925932Y2 true JPS5925932Y2 (ja) | 1984-07-28 |
Family
ID=28631026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975151699U Expired JPS5925932Y2 (ja) | 1975-11-10 | 1975-11-10 | 橋梁添架管の保守用昇降歩廊装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925932Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932242A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-03-23 |
-
1975
- 1975-11-10 JP JP1975151699U patent/JPS5925932Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932242A (ja) * | 1972-07-20 | 1974-03-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5265036U (ja) | 1977-05-13 |
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