JPS5925654B2 - パ−テイクルボ−ドの製造方法 - Google Patents

パ−テイクルボ−ドの製造方法

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Publication number
JPS5925654B2
JPS5925654B2 JP9540977A JP9540977A JPS5925654B2 JP S5925654 B2 JPS5925654 B2 JP S5925654B2 JP 9540977 A JP9540977 A JP 9540977A JP 9540977 A JP9540977 A JP 9540977A JP S5925654 B2 JPS5925654 B2 JP S5925654B2
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JP
Japan
Prior art keywords
water
particle board
phenolic resin
resin adhesive
ammonia
Prior art date
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Expired
Application number
JP9540977A
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English (en)
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JPS5429384A (en
Inventor
茂 柴本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5429384A publication Critical patent/JPS5429384A/ja
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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤を使
つ7’Cバーテイクルボードは耐久性に優れているが、
水に濡れた時の初期膨潤(24時間水に浸せきするとパ
ーティクルボードの厚み方向で10〜12%の膨潤があ
る。
)が大きく、かつ水に濡れると表面に茶褐色のじみがで
てパーティクルボート1体を汚すとともに、建築用下地
材として使用している場合に他の材料まで汚す欠点があ
った。
そのため用途に種々制限があつfζ。本発明者は、パー
ティクルボードを製造する時に使用する力性ソーダを使
用した水溶性フェノール樹脂接着剤に酸を呈する物質を
混合し、この酸を呈する物質により上記力性ソーダを中
和する方向に持っていけば上記欠点を解消できることを
知ってこの発明全完成した。
すなわち、この発明はパーティクルボード用チップに力
性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤を塗布
した後熱圧してパーティクルボードを製造するに際し、
上記接着剤に酸を呈する物質と、アンモニア水もしくは
分解してアンモニアを発生する物質とを混合しておくこ
とを特徴とするパーティクルボードの製造方法に係る。
この発明において、酸を呈する物質とは蟻酸、修酸、乳
酸、燐酸、クエン酸、ベンゼンスルホン酸、塩化アンモ
ニウム、クエン酸アンモニウム等をいい、列記している
ような有機酸、無機酸、あ、るいは接着剤中のホルマリ
ンと反応して遊離酸を発生するものの一種または二種以
上を混合して使用できる。
また、分解してアンモニアを発生する物質としてはへキ
サメチレンテトラミン、第二燐酸アンモニウム等をいい
例えばヘキサメチレンテトラミンは酸が存在するといっ
たん塩をつくり、次いで加水分解してホルマリンとアン
モニアになる。
なお、アンモニア水もしくは分解してアンモニアを発生
する物質をフェノール樹脂接着剤に混合するのは、この
発明の必須要件であり、これを添加しなければフェノー
ル樹脂接着剤が酸を呈する物質によりゲル化してしまい
使用できなくなる。
このフェノール樹脂接着剤のゲル化をアンモニア水もし
くは分解してアンモニアを発生する物質から生じるアン
モニアが防止しているのであり、フェノール樹脂接着剤
が硬化中あるいは硬化後、このアンモニアは徐々に飛散
するものと思われ、その結果酸を呈する物質が力性ソー
ダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤を中和する方
向に持っていくのである。
実施例 1 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤80
0gに塩化アンモニウム50.9,284アンモニア水
50g、水100gからなる混合溶液を添加攪拌し、こ
のものをパーティクルボード用チップ(含水率3%)5
000gに散布して塗布し、ホーミングした後温度19
0℃、圧力26”cr/iの熱圧条件で5分間熱圧して
厚み12mmの所望のパーティクルボードを得た。
このようにして得り二枚のパーティクルボードの各々か
う造った試験片會A、Bとした。
比較例 1 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤5o
oyv、パーティクルボード用チップK(含水率3%)
5000.!9に散布して塗布し、実施例1と同一条件
で厚さ127ILmの二枚のパーティクルボード會得、
これらよりそれぞれ試験片C2Dを得た。
上記A、B、C,Dの試験片全使用して各種の試験を行
なった。
その結果は次表に示すとうり、この発明によって得られ
たパーティクルボードは比較例のパーティクルボードに
比べて膨潤率が著しく小さいうえ、透過率が非常に太き
かった。
また、曲げ強度はほとんど同等であった。
実施例 2 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤80
0gに塩化アンモニウム50g、−\キサメチレンテト
ラミン5(Bi’、水200gからなる混合溶液を添加
攪拌し、このものをパーティクルボード用チップ(含水
率3%)5000gに散布して塗布し、ホーミングした
後実施例1と同一条件で厚さ12mmの所望のパーティ
クルボードを製造した。
実施例 3 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤80
0gに85%蟻酸溶液60g、ヘキサメチレンテトラミ
ン60g、水120gからなる混合溶液を添加攪拌し、
このものをパーティクルボード用チップ(含水率3%)
5000gに散布して塗布し、ホーミングした後実施例
1と同一条件で厚さ12mmの所望のパーティクルボー
ドを得た。
実施例 4 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤80
0gに塩化アンモニウム50g、28係アンモニア水2
1、水200gからなる混合溶液を添加攪拌し、更に乳
酸3(Bi’に添加混合攪拌し、パーティクルボード用
チップ(含水率3%)5001に散布して塗布し、ホー
ミングした後実施例1と同一条件で厚さ12mvnの所
望のパーティクルボードを製造した。
実施例 5 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤80
0gに28%アンモニア水20g、クエン酸アンモニウ
ム20g、修酸5g、水195gからなる混合溶液ケ添
加攪拌し、このものをパーティクルボード用チップ(含
水率3%)5000gに散布して塗布し、ホーミングし
た後実施例1と同一条件で厚さ12mrnの所望のパー
ティクルボードを得た。
実施例 6 力性ソーダを使用した水溶性フェノール樹脂接着剤80
09に第二燐酸アンモニウム70.9.28係アンモニ
ア水7(Lii’、水200.!9からなる混合溶液を
添加攪拌し、このもの全パーティクルボード用チップ(
含水率3%)5ooo9に散布して塗布し、ホーミング
した後実施例1と同一条件で厚さ12mmの所望のパー
ティクルボードを製造した。
実施例2,3,4,5および6で得られfζパーティク
ルボードは膨潤率がそれぞれ8.7係、8.9東 8.
2係、8.8係、8.9係透過率が80係、82係、8
1%、80係、80ヂと実施例1で得られ7’nバーテ
イクルボードとほぼ同じ性状を示した。
この発明は上述したように構成されているので初期膨潤
が非常に小さく、かつ水に濡れても表面に茶褐色のじみ
が全くといってよいほどでてこないパーティクルボード
を製造することができる。
しかも、この方法によれば従来の設備をそのまま使用し
てこの発明を実施できるので、新たな設備費などは全く
必要でなく、極めて有益な発明といえる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パーティクルボード用チップに力性ソーダを使用し
    た水溶性フェノール樹脂接着剤を塗布した後熱圧してパ
    ーティクルボードを製造するに際し、上記接着剤に酸を
    呈する物質とアンモニア水もしくは分解してアンモニア
    を発生する物質とを混合しておくことを特徴とするパー
    ティクルボードの製造方法。
JP9540977A 1977-08-08 1977-08-08 パ−テイクルボ−ドの製造方法 Expired JPS5925654B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9540977A JPS5925654B2 (ja) 1977-08-08 1977-08-08 パ−テイクルボ−ドの製造方法

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JP9540977A JPS5925654B2 (ja) 1977-08-08 1977-08-08 パ−テイクルボ−ドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5429384A JPS5429384A (en) 1979-03-05
JPS5925654B2 true JPS5925654B2 (ja) 1984-06-20

Family

ID=14136868

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE436330B (sv) * 1979-10-11 1984-12-03 Swedspan Ab Sett att minska mengden fri formaldehyd i karbamidhartsbundna spanskivor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5429384A (en) 1979-03-05

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