JPS5925602Y2 - 差継ぎ鋸の鋸刃連結装置 - Google Patents

差継ぎ鋸の鋸刃連結装置

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Publication number
JPS5925602Y2
JPS5925602Y2 JP7089681U JP7089681U JPS5925602Y2 JP S5925602 Y2 JPS5925602 Y2 JP S5925602Y2 JP 7089681 U JP7089681 U JP 7089681U JP 7089681 U JP7089681 U JP 7089681U JP S5925602 Y2 JPS5925602 Y2 JP S5925602Y2
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JP
Japan
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saw blade
handle
stopper
lock shaft
slit
Prior art date
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Expired
Application number
JP7089681U
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JPS57183108U (ja
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重次 滝川
益彦 滝川
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、差継ぎ鋸の鋸刃をこれの柄に対して一体的
に連結させるための装置に関する。
ところで、柄と鋸刃が着脱自在とされ、必要に応じてそ
れら両者を一体的に連結し或いは分離し得るように構成
された差継ぎ鋸に於ては、柄の先端部分に差し込まれた
鋸刃の後端部分をネジで締め付けて固定するようになっ
ているのが通例であるから、例えそのネジに蝶ネジが用
いられているとしても、上記両者の連結及び分離操作に
手数が掛かり、該操作を瞬時に完了させることができな
い欠点がみられる。
本考案は、差継ぎ鋸に関する上記したような従来の欠点
に対処するため、柄と鋸刃の連結、分離を瞬時に完了さ
せ得るような鋸刃連結装置を提供せんとするものである
以下これを図面に示す実施例に従って詳細に説明する。
図に於て1は差継ぎ鋸の柄であって、これの少なくとも
先端部分には、該部分を二つ割りとするような上下方向
のスリット2が設けられ、且つこのスリットの下端部に
は、該スリットを一部閉塞するような摺接ガイド3が、
柄の長さ方向に沿い残されている。
かかる柄1の先端部分には、上記のスリット2をこれの
巾方向へ横断するようにして、ストッパー4及びロック
軸5が備えられている。
これらのストッパー4とロック軸5は、柄1の長さ方向
及びこれと直角な方向のいずれに対しても重なり合うこ
とのないように配置され、図例ではストッパー4がスリ
ット2の内奥下部に、ロック軸5がこれよりも前上部に
夫々位置させられている。
然して上記のストッパー4は、単なる丸棒状のものであ
って、柄1に対し固定されていても差し支えないが、ロ
ック軸5は、スリット2内へ位置させられる中程部分に
断面半円形の半丸部6を有して、柄1に対し回転自在に
貫通させられている。
またこのロック軸5の一端には、該軸を随時回転させる
ための手掛りとして、例えば外周面に適宜の滑止めを施
したツマミ7もしくはこれに代わるレバーなどが、柄1
の先端部分外側に位置する如く備えられている。
8は差継ぎ鋸の鋸刃であって、これの下端縁には、歯9
が形成されている。
かかる鋸刃8の前記スリット2内へ差し込まれるべき後
端部分には、該スリット内での摺接ガイド3の内側上面
からロック軸5の中心までの間隔に相当した上下中をも
つ突片10が、後方へ延長形成されており、且つこの突
片10の後端には、ストッパー4へ保合させ得るような
例えば半円形の凹所11が後向きに形成され、また該突
片のロック軸5側における上側縁には、該軸の前記半丸
部6を係合させ得るような半円形の凹所12が、上記凹
所11をストッパー4へ保合させたとき該半丸部と合致
する個所へ上向きに形盛されている。
なおロック軸5は、これの半丸部6を凹所12より離脱
させた状態から該凹所の少なくとも後部へ浅く係合させ
る状態までの範囲内に於て回転可能とされておれば充分
であり、またその凹所12は、上記半丸部6との間での
摩耗等に原因したガタ付きを防止する意味に於て、その
前半部分を図示の如く後方へ偏心させ、もしくは漸次径
小となるようにしておくのが好ましい。
従って図例のロック軸5は、第5,6図に示す如く、該
軸の前記ツマミ7に近い個所の周面へ突設せしめたピン
13と、柄1の先端部分外側面に凹設せしめた該ピンに
同心状なる扇形凹所14とで、その回転範囲が約120
度に規制されている。
またこのロック軸5は、これの半丸部6を凹所12へ係
合させた状態に保たせるべく常に弾力的に附勢されてい
る方が好ましく、従って必要に応じては、その係合する
方向へ弾力的な回転力を与えるための適当なバネが、該
軸へ附加されることもある。
更にロック軸5の半丸部6は、丸棒材からなる該軸に切
削加工を施して形成されるが、このロック軸自体をその
半丸部6と外径が等しい半円筒形の素材で形成し、これ
を合成樹脂製なるツマミ7に一体化させたものであって
も良い。
上記した構成に於て、いま鋸刃8が柄1から分離されて
いるものとすれば、該鋸刃の柄1への連結は、次のよう
にして行なわれる。
まず鋸刃8の後端部分を柄1のスリット2内へ、前者の
突片10が後者の摺接ガイド3で案内されるようにして
柄1の長さ方向へ差し込む。
このときロック軸5の半丸部6が第4図に示すような態
勢にまで回転させられていても、該軸はその半丸部6へ
当たる突片10の後上端で押されて、図で反時計回りの
方向へ回転させられるため、この半丸部6が鋸刃8の差
込みを妨げることはない。
従って鋸刃8の突片10は、第3図に示す如く、その上
下両側縁で摺接ガイド3と半丸部6とに摺接し乍らこれ
ら両者間を通過し、やがてはストッパー4へ達して、該
ストッパーに凹所11で係合させられる。
またこのとき、もう一方の凹所12はロック軸5の位置
へ来る。
そこでロック軸5を図に於て時計回りの方向へ回転させ
、半丸部6を第2図に示す如く凹所12へ上方から係合
させる。
すると鋸刃8はスリット2へ差し込む方向についてはス
トッパー4で、また該スリットから抜き出す方向につい
てはロック軸5の半丸部6で、更にストッパー4もしく
はロック軸5を支点として旋回させる方向については該
ストッパーもしくは摺接ガイド3と半丸部6で、夫々拘
束される状態となり、従って柄1に対しては、第1図に
示す如く一体的に連結されたことになる。
一方、上記の如く柄1へ連結された鋸刃8の鉄桶からの
分離は、次のようにして行なわれる。
まず第2図に示す如く凹所12内へ係合させられている
ロック軸5の半丸部6を、反時計回りの方向へ回転させ
て、該凹所から上方へ離脱させると、鋸刃8は、スリッ
ト2から柄1の長さ方向へ引き抜くについては拘束状態
から解放される。
そこで鋸刃8を摺接ガイド3に沿う方向へ引けば、該鋸
刃の後端部分は、何らの抵抗を受けることもなく、第3
図に示す状態を経て第4図に示す如くスリット2から引
き抜かれることになり、従ってここに鋸刃8は、柄1か
ら完全に分離される。
よって、柄1に対する鋸刃8の一体的な連結と分離は、
いずれも該鋸刃を柄1の長さ方向にスリット2へ差し込
み或はこのスリットから引き抜く操作と、ロック軸5の
半丸部6を凹所12へ係合させ或はこの凹所から離脱さ
せる操作とで実現され、然も上記半丸部6の凹所12に
対する保合、離脱は、ツマミ7もしくはこれに代わるレ
バーなどにてロック軸5を少し回転させるだけで行なえ
ることになる。
なおロック軸5が半丸部6を凹所12に係合させる方向
へ弾力的に附勢されているときは、当然のこと乍ら、上
記したツマミ7等の操作は、半丸部6を離脱させるとき
だけで良い。
以上の如く、本考案は柄と鋸刃が着脱自在とされた差継
ぎ鋸における上記鋸刃を、ロック軸の少しの回転操作に
よって上記の柄と一体的に連結させ、或はその連結状態
を解除させ得るようにしたので、必要に応じて行なわれ
る柄と鋸刃の連結及び分離を僅かの手数で瞬時に完了さ
せ得て、然もその連結状態をガタ付きのない強固なもの
となし得る効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図はその要
部のみを示す欠截拡大側面図、第3図及び第4図は同じ
く異なった動作状態を夫々示す欠截拡大側面図、第5図
は第1図における一部分の一部欠截拡大側面図、第6図
は第5図のA−A線よりみた断面図である。 1・・・・・・柄、2・・・・・・スリット、3・・・
・・・摺接ガイド、4・・・・・・ストッパー、5・・
・・・・ロック軸、6・・・・・・半丸部、7・・・・
・・ツマミ、8・・・・・・鋸刃、10・・・・・・突
片、11・・・・・・後向きの凹所、12・・・・・・
上向きの凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄と鋸刃が着脱自在とされた差継ぎ鋸に於て、柄の先端
    部分には、鋸刃の後端部分を差し込むためのスリットが
    、該スリット下端部に柄長さ方向の摺接ガイドを残して
    上下方向へ設けられると共に、ストッパーと、中程に断
    面半円形の半丸部をもち一端に回転の手掛りをもつ回転
    自在なロック軸とが、いずれも上記スリットを横断する
    ようにして、前者のストッパーは該スリットの内奥下部
    へ、後者のロック軸はそのストッパーよりも前上部へ夫
    々配置され、鋸刃の後端部分には、上記摺接ガイドの内
    側上面から上記ロック軸の中心までの間隔に相当した上
    下中をもつ突片が後方へ延長形成されて、この突片の後
    端には前記ストッパーと係合する後向きの凹所が設けら
    れると共に、該突片の上側縁における上記後向きの凹所
    がストッパーと係合したとき上記ロック軸の半丸部と合
    致する個所には、この半丸部を係合させる上向きの凹所
    が設けられていることを特徴とする差継ぎ鋸の鋸刃連結
    装置。
JP7089681U 1981-05-15 1981-05-15 差継ぎ鋸の鋸刃連結装置 Expired JPS5925602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7089681U JPS5925602Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 差継ぎ鋸の鋸刃連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7089681U JPS5925602Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 差継ぎ鋸の鋸刃連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57183108U JPS57183108U (ja) 1982-11-20
JPS5925602Y2 true JPS5925602Y2 (ja) 1984-07-27

Family

ID=29866701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7089681U Expired JPS5925602Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15 差継ぎ鋸の鋸刃連結装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5925602Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335528Y2 (ja) * 1984-10-29 1991-07-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57183108U (ja) 1982-11-20

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