JPS5925434B2 - 電話回線分配フレ−ムコネクタ組立体 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電話回路分配装置、特に、過負荷保護装置の
モジュールと試験フィールドを有する電話分配フレーム
コネクタ組立体に関する。

プラグインモジュールを有する型式の分配フレームコネ
クタは、電話技術において公知である。

このような配置の代表的なものは、米国特許第３５１８
６１１号および第３７６０３２８号である。このような
配置における外線は、保護装置のモジュールを通じ、中
央局の装置に至るコネクタブロックに接続される。この
モジュールは、内部装置を過電圧または過電流による事
故から保護する。これらのコネクタブロックは分配フレ
ーム例えば直立フレームに取付けられる。また、これら
のコネクタブロックは、ある型式の試験フィールドを含
む。この場合、多数の電線路を同時に試験するための試
験シューが用いられる。上記型式の配置においては、多
様の構成部品を最小の空間に詰めるとともに、線路試験
を行ない、プラグイン保護装置のモジユールを交換する
場合の操作が容易に行なわれることが望ましい。この発
明の目的は、構成部品の実装という点で経済的であり、
かつ分配フレームに取付けられた時、操作のために接近
可能の電話分配フレームコネクタ組立体を提供すること
にある。

第一義的に重要なことは、この実装の方法が、今日の電
話分配フレームコネクタに使用される空間に組立てられ
る保護された対の数が、垂直約２４４（１７７！（８フ
イート）またはそれ以上であつても、約５０〜６７％増
加することである。この発明の他の目的は、試験フイー
ルドが操作する者にとり、取扱い易いような独特の位置
にある型式のコネクタを提供することである。

上記目的に従がい、本コネクタ組立体は、前面後面およ
び両側面をもつ絶縁コネクタプロツクからなる。

プロツクを分配フレームに載せる装置は、後面がフレー
ムに隣接し、前面がフレームから離れている。このよう
な複数のプロツクが分配フレームに取付けられ、中心で
約８インチが好ましく、プロツクは隣接プロツクの側面
に向けられる１プロツクの側面と平行な側面対側面の関
係にある。プロツクは、複数のブラックイン過負荷保護
モジユールを受けるソケツト型電気端子群を有する。端
子は電線を内部の中央局の装置へ接続するために設けら
れている。プロツクの後面に隣接してケーブルスタブが
ある。ケーブルスタブは、ソケツト型端子と電気接続す
る電線対（代表的なものは１００対）を有する。したが
つて、加入者回路は、ケーブルスタブから、過負荷保護
装置モジユールを経て、中央局の装置まで完成される。
この発明の一態様においては、試験フイールドが、コネ
クタ組立体の前面にあるので、操作するものに取扱い点
検が可能である。試験フイールドは、後に詳しく述べる
が、いろいろな形態で、互いに片寄つた２ケの区画に分
割できる。この発明の他の態様においては、試験フイー
ルドが、プロツクの片側であつて、その前面の近くの、
細長く伸びたプラグイン受容器からなる。さらに、図面
、特に第１〜３図、について詳しく説明する。

電話分配フレームコネクタ組立体２は、絶縁材料である
コネクタプロツク構造４を含む。プロツク４は、パネル
６を有し、パネルは外表面８をもつ。外表面８はプロツ
ク４の側面をなす。パネル６は一端に横フランジ１０と
、前面フランジ部１２を有し、プロツク４の方へ少し広
がつた前面をなす。また、プロツク４はパネル６から離
れて板材１４を含む。

板材１４は、外表面１６を有する。外表面１６は、側面
８と向い合つた、パネル６の他の側面を構成する。プロ
ツク４の後の部分１８は、パネル６と横手に一体となり
、板材１４に結合している。この部分１８は、パネル６
の後部構造をなし、この後部構造が後面２０を有する。
ブロツク４の前面に、２ケの試験フイールドパネルの区
切り２２，２４がある。これはプラスチツクで、側面対
側面の関係にある。これは、結合して一体とするか、背
板１６およびフランジ部１２に接合する。第３図により
最もよく分るが、試験フイールドパネルの区切り２２，
２４は互いに垂直に片寄つていて、プロツク４の前面中
央部で少し重なつている。また透明なカバー２６が、側
板１４の上部にある。このカバー２６は取外すことがで
き、軌道２８，２８（第３図）に摺動嵌合する。カバー
２６の近く側板１６の後部に、扇形編出条帯３０がある
。この条帯は、実質的に、プロツク４の垂直の長さ全長
にわたつている。この条帯３０は、直列のみぞ孔３１を
有し、第６，７図から最もよくわかるように、中央局の
装置に至る線を区分する。ブラケツト３４は、ねじ３２
により、後面２０に取付けられる。

このブラケツトにより、プロツク４が、直立のフレーム
部材３６に支持される。このフレーム部材は、電話分配
フレームの垂直構造部材である。この多数の部材３６が
、直列の組立体２を支える。各部材は、複数の組立体を
互いに上下関係に有する。このようにプロツクの側面は
、隣りの直立部材３６の上の一隣接プロツクの側面に差
出される。ブラケツト３４はフレーム部材３６と嵌合し
、適当ないずれかのボルトナツト３８，３８によつて支
持される。また、ケーブルスタブ４０が、ブラケツト３
４に支持される。クランプ４２，４２がケーブルスタブ
４０を取巻き、ブラケツト３４に取付けられる。ケーブ
ルスタブ４０の代表的なものは、１００対の電線を有す
る。この各対は「チツプ」電線と「リング」電線とから
なる。これら１００対の下端は、外部加入者に接続され
る。この外部加入線は分配フレームの位置の外である。
組立体２は、外線と、中央局または現場との間の、境界
におかれる。

この境界は、既知型式、例えば米国特許第３５８７０２
１号記載の電路過負荷保護装置モジユール４６を通して
行われる。このモジユールは雷、または電力線の故障の
場合の、過電圧保護をする。モジユールはまた、一般に
過電流保護も行なう。モジユールの代表的なものは、多
数の導体ピン端子４８をもつ、プラグイン型である。こ
の導体ピン端子は、通常パネル６に取付けられるソケツ
ト型電気端子５０に挿込まれる。ここに説明する発明の
態様においては、各保護装置は、各チツプとリングの電
路の入力と出力に接地ピンを加えた、５ピン配置を有す
る。接地ピンは従来通りに接地される。この明細書に図
示した、モジユール４６のピン端子の図形は、説明のた
めに過ぎず、それに制限されるものではない。この発明
においては、１００のモジユールが１０行１０列に並ん
でいる。第２図の面８に十印で示されている。その隅の
４ケのモジユール４６だけが実形で示されている。ソケ
ツト端子５０のあるものは、後方に伸びる延長部を有し
、板材１６を貫いて、曲りピン部５２まで伸びている。

曲りピン部５２は、電線巻き掛け端子列を形成する。そ
の端子で、電線が中央局の装置に接続される。このよう
に、曲りピン部はソケツト端子５０の延長部で、いわゆ
る、保護装置４６の中央局ピン４８を受ける。試験条帯
区切り２２，２４は、端子５４を有する。

この端子は後方に伸びる電線巻き掛け区画５４ａを有す
る。第１，２図が最もよく示すように試験フイールド電
線５６，５８は、曲りピン部分５２を有しないソケツト
端子５０の、後方電線巻き掛け部分５０ａに巻き掛けら
れた電線である。同様に、ケーブルスタブ４０から走る
一対の電線５６ａ（チツプ）、５８ａ（リング）は、ピ
ン部分５０ａ，５０ａに巻き掛けられた電線である。し
たがつて、一対の電線５６ａ，５８ａは、これらのピン
部分５０ａ，５０ａ、電線５６，５６ａ、および電線５
８，５８ａを電気接続する。電線５６，５６ａ，５８，
５８ａの電線巻き掛け部分５０ａ，５４ａへの架線は、
組立体２を組立てる施行法の一部をなす内部架線を構成
する。電線５６，５８の一対だけが図に示されている。
他の９９対の電線も同様な方法で巻き掛けられる。電線
５６ｂ，５８ｂは、曲りピン電線巻き掛け部分に巻かれ
、扇形編出条帯３０を通り、中央局の既知型式の装置、
例えば切換装置に至る。この境界側は、しばしば、交換
機側と呼ばれる。このように、施設の外側からくる各線
対は、モジユールを通り、中央局の装置に至る回路の中
にある。それと同時に、各線対を試験フイールドに結合
するジアッパ線がある。カバー２６は、曲りヒソ５２の
電線巻き掛け動作の場合には外すことができる。組立体
２は、片側に垂直に伸び出すモジユール４６と、前方に
差出された試験フイールドを装架する。

これは場所の節約になるとともに、試験フィールドの操
作を便利にする。その理由は、試験フイールドシユ一を
組立体の間の隣接部材３６上に差込まなくてもよいから
である。各試験フイールド２２，２４は５０対の電路対
を一度に試験できるシユ一またはアダプタを受けること
ができる。また、試験フイールド２２，２４を片寄らす
ことによつて、電線５６，５８はより広い範囲に広げら
れるので、密集しない。このことから、組立体の製造を
容易にする。第４図と第５図はこの発明の変更態様を示
す。

第１〜３図の態様と比較し、同一部品には同一の参照符
号を用いた。第４図、第５図の態様では、パネル６がフ
ランジ部分１０ａ，１２ａを有し、プロツクの片側の前
面部分を構成する。この部分１０ａ，１２ａは、パネル
６のモジユール４６を受ける部分から片寄つている。こ
の片寄り部分が４ケの細長い試験シユ一受器６０，６０
，６０，６０を支える。構造６０の形態は知られており
説明の必要がない。しかし、これらの受器６０は、いわ
ば、各々が５０対を一度に試，験することができる試験
器のプラグイン受器に適合する。板材１４ａは、板材１
４よりも少し薄く、少し形状が異なる。

曲げヒソ端子５２は必要でないが、ソケツト端子５０で
置換される。板材１４ａの前辺部に、電線５６ｂ，５８
ｂを区分し、保持する扇形編出条帯６１がある。各電路
の保護装置を通る回路は、前述のものと同じである。し
かしながらジアッパ電線５６ｃ，５８ｃがある。これは
、ヒソ端子６２の後の部分に巻き掛けられた電線と、５
０ｂ，５０ｂに巻き掛けられた電線とである。ピン端子
６２は、中央局の設備に至る電線５６，５８が巻き掛け
られている前面パネル６４に締結される。このように、
この発明の態様では、試験受器６０，６０，６０，６０
が片側にあり、中央局ヒソ６２の列が前方、すなわち、
プロツクの前面にある。第６図は、この発明のさらに異
る変更態様である。

プロツク組立体４の前面は、第４図６２に一般的に示し
た型式の２００本のピンからなる中央局ピン列６２ｒを
含む。前面の片側辺に、前面扇形編出条帯６４がある。
ここで電線対５６ｂ，５８ｂが中央局設備まで、結合の
ために通る。各対５６ｂ，５８ｂは、また、後部扇形編
出条帯３０を通る。この条帯３０は前図の扇形編出条帯
３０と同様である。保護装置のモジユール４６は、プロ
ツクの片側に突出すとともに、前方に差出された試験条
帯またはパネルが、ピン端子列６２ｒの両側にある区画
２２ａ，２４ａ（各々５０対を試験）からなる。各試験
条帯２２ａ，２２ａは後部電線巻き掛け部分（５４およ
び５４ａと同様）をもつ端子を含み、第１〜３図につい
て前記した目的と実質的に同様である。この発明の態様
には、組立および維持管理する者に次の点で便利である
。試験条帯２２ａ，２４ａがともに前方に向つており、
中央局設備に至る電線巻き掛け結合用ピン端子６２につ
いても同様である。内部架線は、電線５６，５８，５６
ａ，５８ａ，５６ｂ，５８ｂ，５６ｃ，５８ｃ（第４図
）に関し、前述したと同じ回路配置を含むから 第６図
には示されていな））い。

第７図は、この発明のさらに異なる実施態様で、多くの
点が第６図と類似している（ケーブルスタブ４０は省略
されている）。

第６図と第７図との重要な違いは、第７図では試験フイ
ールドが、第４，５図に示した型式の４ケの細長く伸び
た受器６０の形であることである。また、受器６０ａは
、ピン端子６２ｒと同じ面（例えば前面）にある。第６
，７図においても、第１，３図のように試験フイールド
の構造は、隣接ブロツクまたはモジユールから、もしく
はフレーム部から、邪魔されずに取扱い点検が可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のフレーム装置を下向きに見た断面
図、第２図は第１図の構造の側面図、第３図はこの装置
の正面図、第４図は第１図と同様であるが、異なる態様
の断面図、第一５図は第４図の構造の側面図、第６図は
他の態様の斜視図、第７図はさらに異なる態様の斜視図
である。 ４・・・・・・コネクタブロツク、６・・・・・・パネ
ル、４０・・・・・・ケーブルスタブ、４６・・・・・
・過負荷保護装置モジユール、４８・・・・・・ソケツ
トタイプ端子５０に挿込むピン端子、５６，５８・・・
・・・試験フイールド電線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 前面、後面および両側面を有する絶縁コネクタブロ
   ックと、上記ブロックを分配フレームに載せ、上記後面
   が上記フレームに隣接し、上記前面が上記フレームから
   離れるようになし、上記側面の一つが複数のプラグイン
   過負荷保護モジュールを受けるソケット型電気端子群を
   有し、他の側面が中央局の装置に接続する電線の端子を
   有する手段と；上記後面に隣接するケーブルスタブと、
   上記ケーブルスタブを上記ブロックに締結し、上記ケー
   ブルスタブがケーブルスタブの電線から対向側面の端子
   まで回路を完成させるため、上記ソケット型端子と電気
   接続する電線を有する手段と、上記面の一つにある試験
   フィールドと、および加入者回路を試験する手段を設け
   るよう上記ソケット型端子のあるものに上記試験フィー
   ルドを電気的に接続する電線からなる電話分配フレーム
   コネクタ組立体。 ２ 上記試験フィールドが前面にあり、フレームまたは
   隣接ブロックもしくはその上のモジュールから邪魔され
   ることなく接近でき、試験フィールドが垂直偏り区画か
   らなり、区画の各々が試験端子群を有し、各区画が上記
   前面の巾よりせまい巾であることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項による組立体。 ３ 試験フィールドが、上記片側面の前部にあり、上記
   前部がモジュールを受ける側面隣接部から偏つているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項による組立体。 ４ 前面が中央局の装置への電線接続のための端子列を
   有し、上記試験フィールドが端子列の両側の前面に区画
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項による
   組立体。 ５ 前面が中央局の装置への電線接続用端子列を有し、
   上記試験フィールドが前面に端子列の片側のみに区画を
   有することを特徴とする特許請求の範囲第１項による組
   立体。