JPS5924921B2 - 自動包装機におけるカ−トン・サイズ変更調節装置 - Google Patents

自動包装機におけるカ−トン・サイズ変更調節装置

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JPS5924921B2
JPS5924921B2 JP53015792A JP1579278A JPS5924921B2 JP S5924921 B2 JPS5924921 B2 JP S5924921B2 JP 53015792 A JP53015792 A JP 53015792A JP 1579278 A JP1579278 A JP 1579278A JP S5924921 B2 JPS5924921 B2 JP S5924921B2
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JP
Japan
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carton
bottomed
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mandrel
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守 江口
滋 若林
勝 田中
敬仁 近藤
昌平 大田
義弘 西照
康次 中野
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、角筒形カートンに液体飲料等を充填しかつ
密封する自動包装機におけるカートン・サイズ変更調節
装置に関し、その目的とするところは、カートン・サイ
ズ(カートンの長さ)の変更に基づき、自動包装機の所
要個所を工具等を全く必要としないですべてワンタツチ
で、したがつて非常に短時間にしかも衛生的に調節する
ことができ、これによつて1台の自動包装機で数種のサ
イズのカートンに液体飲料等を非常に能率よく自動包装
しうる構造を提供しようとするものである。
この発明を、以下図面に示す実施例に基づいて説明する
。なお、図面では11容量のカートンを使用する場合が
例示されている。第1図および第2図において、自動包
装機は、放射状に配置された8個のマンドレル2を有す
る間欠駆動回転体Aのそばに、マンドレル停止位置に対
応するように、カートン供給装置Bと、力ートン底部予
備折り装置Cと、カートン底部第1加熱装置D1および
同第2加熱装置D2と、カートン底部本折込み装置Eと
、カートン底部第1圧着装置F1および同第2圧着装置
F2と、有底カートン取外し装置Gとがこの順序で配置
せられ、上記有底カートン取外し装置Gのそばに有底カ
ートン移換え装置Hが配置され、この有底カートン移換
え装置Hのカートン移換え位置を始端とするカートン搬
送装置1が配置せられ、この搬送装置1の途上にカート
ン頂部第1予備折り装置J1と、内容物充填装置Kと、
カートン頂部第2予備折り装置J2と、カートン頂部加
熱装置Lと、カートン頂部密封装置Mとが順に配置せら
れている。
第3図〜第6図に示すように、上記カートン供給装置B
は、平たく折りた\まれた多数のカートン1を積重ね状
態に収容するバスケツト3と、このバスケツト3の下側
に配置せられてカートンを角筒形に開きながら取り出す
カートン取出し装置Nと、取り出された角筒形のカート
ン1をマンドレル2の1つに嵌め被せるカートン嵌被せ
装置0とによつて構成されている。
上記バスケツト3において、4はバスケツト3のカート
ン取出し端部に設けられた傾斜状方形枠体で、これの下
端に内側に突出した開き爪7を有するカートン開き用固
定プロツク5が固定せられている。
6は上記開き爪7に対向する開き爪8を有するカートン
開き用可動プロツク、9a,9b,9cは方形枠体4の
左右両側枠部材10の各内側面に一対ずつ対向状に合計
3組設けられた凹所で、上記可動プロツク6は、その両
端部が11容量のカートン・サイズに対応した最上位の
一対の凹所9aに嵌め込まれており、このプロツク6の
開き爪8と、上記固定プロツク5の開き爪7とがカート
ン1の両端部を開きうる位置に対向状に配置されている
11は可動プロツク6に設けられた握りである。
また上記カートン取出し装置Nにおいて、12は上端に
6個の吸盤13を有するカートン取出し用昇降体で、こ
れは一対のロツド14の先端に取り付けられている。
15はロツド14を案内するガイド、16は一対のロツ
ド14の下端部同志を連結する連結部材で、これに昇降
体12の駆動機構17が関連せしめられており、駆動機
構17の作動によつて昇降体12は斜めに所定距離昇降
するようになつている。
18は昇降体12の内部に長さ方向に設けられた吸気通
路で、これに6個の分岐通路19が連通せしめられてお
り、各分岐通路19の先端は上記吸盤13に連絡せられ
ている。
20,21は昇降体12の長さの中間部に設けられた一
対のバルブ・レバーで、下側の第1バルブ・レバーによ
つて下から3番目の吸盤13と4番目の吸盤13との間
の吸気通路18が開閉せられるようになされている。
22は第1バルブ・レバー20より下側の昇降体12の
一側に接続せられた吸気管で、これは吸気孔を介して吸
気通路18と連通せしめられるとともに、図示しない吸
引装置に連絡せられている。
23はバスケツト4の下方近くに配置せられたガイド片
で、これはバスケツト4の下面近くより離れるほど順次
内側となる曲面を有しており、吸盤13に吸い付けられ
たカートン1を漸次開きながら取り出すように案内する
ものである。
24はこのガイド片23の下縁部と平行に所定間隔をあ
けて配置せられた横断面略L形のガイド片で、これは取
り出されたカートン1の対応する一隅部分を直角状に成
形してカートン1を全体として横断面正四角形の角筒形
に保持するためのものである。
上記カートン嵌被せ装置0において、25はバケツト4
の下側に配置せられかつ上記ガイド片23,24と平行
な直線部を有する無端チエンで、これの所定個所にプツ
シヤ26がブラケツト27を介して固定せられている。
28は無端チエン25の直線部に近接して平行に配置せ
られたプツシヤ・ガイドで、これによつてプツシヤ26
のカートン押込み長さが調節される。
29,30は無端チエン25が巻き掛けられた一対のチ
エン・ホイルである。
つぎに、上記カートン供給装置Bの作用を説明する。
まず、吸盤13を有するカートン取出し用昇降体12が
駆動機構17の作動によつて斜めに上昇せしめられ、こ
れによつて昇降体12が一対のガイド23,24同志の
間を通過してカートン・バスケツト3の下面に至り、そ
れの吸盤13が最下端の偏平状カートン1の側壁に吸い
付けられる。
図面では11容量のカートン1が例示されているので、
6個の吸盤13全部が作用せしめられている。つぎにこ
の状態で昇降体12が降下せしめられることにより偏平
状カートン1が取り出される。このとき、カートン1の
両端部の突片が開き爪7,8に引掛けられてカートン1
がわずかに開かれる。そして引き続き昇降体12が降下
せしめられることによつてカートン1がガイド片23の
曲面に押し付けられて次第に開かれ、さらに右側ガイド
片24に到つてカートン1は完全に角筒形に開かれる。
ついで無端チエン25が回動せしめられ、これによつて
プツシヤ26が前進せしめられ、角筒形カートン1が両
ガイド片23,24に案内されながら、停止位置のマン
ドレル2に嵌め被せられる。このようにしてマンドレル
2に角筒形カートン1が供給されると、つぎに間欠駆動
回転体Aの駆動によつて上記マンドレル2が1ピツチだ
け上側移動せしめられ、角筒形カートン1がつぎの底部
予備折り位置に停止させられる。
上記カートン底部予備折り装置Cの詳細を示す第7図〜
第9図において、31は上下一対の予備折り片で、これ
らは連結部材32の両端に軸着せられており、リンク機
構33を介して揺動レバー34の揺動によつて相互に開
閉するようになつている。
35は左右二対の予備折り片で、これらの、各基端部が
取付け部材36に所定間隔をあけて軸着せられるととも
に、各先端部に折込み棒37が直交状に固定せられてい
る。
そしてこれら左右予備折り片35の長さの中央部にはL
字形の長孔38が互いに対向状にかつ逆向きに設けられ
ており、これらの長孔38にブラケツト39の先端に取
り付けられた筒形突起40がそれぞれ嵌め込まれている
。各ブラケツト39は、上記リンク機構33のうちのL
形リンク41に固定せられており、上記揺動レバー34
の揺動によつてリンク機構33を介してブラケツト39
と筒形突起40とが前後動し、これによつて左右予備折
り片35が相互に開閉するようになつている。42は右
側予備折り片35の内側近くに配置せられたカートン底
部ストツパで、これは連結棒43を介して上記揺動レバ
ー34に関係せられており、揺動レバー34の揺動によ
つて前後動しうるようになつている。
44はマンドレル2の停止位置の右側に平行状に配置せ
られた取付け軸で、これの基部が上記取付け部材36に
設けられた軸受45に遊挿せられるとともに、先端部が
軸受ブラケツト46に遊挿せられている。
そして取付け軸44の軸受45をこえた基端部がレバー
47とリンク48を介して上記揺動レバー34と関連せ
しめられている。50はこの軸44の軸受45寄りの部
分に取り付けられたハンドル、51a,51b,51c
は軸44にそれぞれ直角状に取り付けられた3個のカー
トン頂部ストツパで、これらは3種のカートン1のサイ
ズに対応するように相互に所定間隔をあけた状態に、か
つ取付け軸44を中心として相互に所定角度ずつはなれ
た状態に配置せられている。
52a,52b,52cはマンドレル2の右側面に各カ
ートン頂部ストツパ51a,51b,51cに対向する
ように設けられた3個の凹所で、これらはすべてのマン
ドレル2の同側面に設けられている。
なお図面では11容量のカートン1が例示されているの
で、第1カートン頂部ストツパ51aが停止位置のマン
ドレル2に対して直角状にのぞませられており、その他
の第2および第3カートン頂部ストツパ51b,51c
は停止位置のマンドレル2から離されている。つぎに、
上記カートン底部予備折り装置Cの作用を第9図に基づ
いて説明する。
最初、カートン1が移動してくる前においては、揺動レ
バー34の先端部が後退せしめられていて、上下予備折
り片31と左右予備折り片35はそれぞれ相互に開かれ
るとともに、互いに対向するカートン底部ストツパ42
と第1カートン頂部ストツパ51aとの間隔もカートン
・サイズ以上に開かれている(同図イ)。
つぎに回転体Aの間欠駆動によつてマンドレル2とこれ
に被せられたカートン1とが下から移動してきて所定位
置に停止すると、第1カートン頂部ストツパ51aがマ
ンドレル2に対して直角状にのぞませられ、その先端部
がマンドレル1の凹所52a内にわずかに入り込む。そ
してつぎに揺動レバー34の先端部が前進せしめられ、
これによつて両ストツパ42と51a同志の間隔がわず
かに狭められ、これによつてカートン1は両ストッパ4
2,51aに挟まれた状態でかつ底部相当個所をマンド
レル2の先端より外側に突き出した状態で停止させられ
る(同図口)。ついで揺動レバー34の先端が引き続き
前進せしめられることによつて、まず上下予備折り片3
1が閉じられ、つづいて左右予備折り片35が閉じられ
る。これによつてマンドレル2先端より外側のカートン
1の底部相当個所が内側に折り込まれる(同図ハ)。こ
のようにして底部が予備折りせられたカートン1は、つ
ぎに回転体1の間欠駆動によつて1ピツチずつ移動せし
められながら、第1および第2加熱器D1とD2によつ
て順に加熱された後、力ートン底部本折込み装置Eのガ
イド・レール54によつてその底部が完全に折り込まれ
、さらに第1および第2カートン底部圧着装置F1とF
2によつて底部が圧着せられることにより、底壁が形成
せしめられる。
そしてこの有底カートン1はつぎの有底カートン取外し
装置Gにおいてマンドレル2から取り外される。この有
底カートン取外し装置Gの詳細を示す第10図〜第12
図において、55はマンドレル2の停止位置の左側近く
に平行に配置せられた一対のガイド棒、56はガイド棒
55にそつて斜めに昇降する有底カートン取外し用摺動
体で、これの上端部のマンドレル2側に吸盤57が出入
れ自在に取り付けられている。
58は摺動体56の下側に取り付けられたシリンダで、
これのピストン・ロツド59の出入れにより伝達機構6
0を介して吸盤57がマンドレル2の側に突き出され、
また摺動体56の側に引き戻されるようになされている
61は摺動体56を摺動させる揺動レバーで、これの先
端部が連結棒62を介して摺動体56に接続せられると
ともに、同基端部が枢軸63に固定せられている。
64,65,66はそれぞれ枢軸63に連結せられた互
いに平行な3個の動力伝達機構で、これらのうちのいず
れか1個が作用せしめられる。
各機構64,65,66では摺動体56の移動距離が互
いに異なるものとなされている。すなわち、まず第12
図において下側の第1動力伝達機構64は、枢軸63に
固定せられたレバー67と、連結棒68と、連結棒68
の中間に介在させられたエア・シリンダ69とを備えて
おり、連結棒68の一端部が駆動軸70に取り付けられ
たホイール71に偏心状にピン連結せられている。この
動力伝達機構64によれば、摺動体56が11容量のカ
ートン1のサイズに対応する距離移動させられる。つぎ
に、中間と右端の第2および第3動力伝達機構65と6
6はほマ同じ構成を有している。すなわち、これらの機
構65と66はそれぞれ枢軸63に固定せられたレバー
72,73と、連結棒74,75と、連結棒74,75
の中間に介在させられたエア・シリンダ76a,76b
と77を備えており、各連結棒74,75の一端に取り
付けられた外輪78,79が上記駆動軸70に固定せら
れた偏心板80,81に滑合状態に嵌め被せられている
。この動力伝達機構65,66によれば、摺動体56が
500Tn1および250m1容量のサイズに対応する
距離移動させられる。なお、図面では11容量のカート
ン1が例示されているので、これのサイズに対応するよ
うに第1動力伝達機構64が作用せしめられている。8
2は無端駆動チエンで、これは駆動軸70に取り付けら
れたスプロケツト・ホイール83に巻き掛けられている
つぎに、この有底カートン取外し装置Gの作用を説明す
る。
まず、第10図に示すように、摺動体56がその下死点
よりマンドレル2の方に近づくときは、シリンダ58の
作動によつて吸盤57は摺動体56の側に引つ込められ
ている。
つぎに駆動軸70の回転によつて上記第1動力伝達機構
64を介して揺動レバー61が所定角度揺動せしめられ
ることにより、摺動体56が斜めに上昇し、マンドレル
2の先端部の左側近くの所定位置に停止させられる。そ
こでシリンダ58の作動によつて吸盤57がマンドレル
2の方に突き出され、これがマンドレル2に嵌め被せら
れている有底カートン1の先端部の左側面に吸着せしめ
られる。ついでこの状態で揺動レバー61の復動によつ
て摺動体56が斜めに降下せしめられ、これに伴つて有
底カートン1がマンドレル2から取り外される。なお、
上記のように第1動力伝達機構64が作動しているとき
は、他の第2および第3動力伝達機構65と66の各エ
ア・シリンダ76a,76bと77とはそれぞれ休止せ
しめられており、両機構65,66はいわゆるフリーの
状態となつている。このようにしてマンドレル2より取
り外された有底カートン1は、つぎに有底カートン移換
え装置Hに渡される。有底カートン移換え装置Hを示す
第13図〜第15図において、84は先端に吸盤85を
有する有底カートン移換え用筒体で、これは回転軸89
に直交状かつ貫通状態に取り付けられた芯筒86と、こ
れの外側に摺動自在にかつ気密状態に嵌め被せられると
ともに先端に上記吸盤85を備えた出入れ自在な中筒8
7と、これの外側に気密状態に嵌め被せられかつ回転軸
89に固定された外筒88とによつて構成せられており
、芯筒86の下端部が図示しない吸引装置に連絡せしめ
られている。
90は中筒87の下端部の一倶1に取り付けられた外方
突起、91は外筒88に長さ方向に設けられた長孔で、
これには外方突起90が嵌め込まれている。
92a,92b,92cは長孔91の両端部と長さの中
央より上側寄りの部分にそれぞれ連通するように外筒8
8に合計3個設けられたL形孔で、上記外方突起90が
これらのL形孔92a〜92cのうちの所定のものに嵌
め込まれることにより、中筒87先端の吸盤85が有底
カートン1のサイズに対応した所定の受渡しレベルに保
持されるようになつている。
なお、図面では11容量のカートン1が例示されている
ので、外方突起90は最下位のL形孔92a内に収めら
れている。93は回転軸89と平行に配置せられた駆動
用軸で、図示しない駆動装置と関連せしめられている。
94,95は両軸89,93の同側の端部に取り付けら
れた一対のレバーで、これらの下端部が連結板96によ
つて互いに連結せられている。
なお、これら」対のレバー94,95の各軸89,93
に対する取付け角度が相対的に変更せしめられることに
より、上記筒体84の揺動角度が調節せられるようにな
つている。つぎに、上記有底カートン移換え装置Hの作
用を説明する。
まず、上記有底カートン取外し装置Gによつて有底カー
トン1がマンドレル2から取り外されるときは、第1図
と第3図に示すように、移換え用筒体84が傾斜せしめ
られており、その先端の吸盤85がマンドレル2の下方
の延長線上において11容量のカートン1のサイズに対
応した所定の位置に待機せしめられている。
上記のようにして摺動体56の下降によつて有底カート
ン1がマンドレル2から取り外されると、その下死点に
おいて有底カートン1の底壁が移換え用筒体84先端の
吸盤85に吸着せしめられる。つぎに摺動体56の吸盤
57が有底カートン1の左側面より離され、傾斜してい
る移換え用筒体84が図示しないカム機構によつてそれ
自体90度回転しながら垂直に起立せしめられることに
より、有底カートン1がマンドレル2より取り外された
状態から90度だけ向きを変えた状態に垂直に起立せし
められる(第16図参照)。このようにして起立せしめ
られた有底カートン1は、その背面を倒れ防止装置Pの
揺動片97に押されながら、カートン搬送装置1の搬送
用レール98上に移し換えられ、ついで間欠駆動搬送コ
ンベヤ100の左右一対ずつの挟持片99に挟まれた状
態で搬送せられる。
搬送用レール98上の起立状カートン1は、まず、最初
にカートン頂部第1予備折り装置J1によつてその頂部
が予備折りせられ、つぎに内容物充填装置Kにおいて液
体飲料等の内容物が所定量充填される。なお、充填装置
Kはタンク119に連通した4個の内容物注入口120
を備えており、各注入口120から一定時間内に250
m1ずつの内容物が充填せられるようになつている。つ
いでカートン1は、カートン頂部第2予備折り装置J2
においてその頂部が予備折りせられ、さらに加熱装置L
においてその頂部が加熱され、最後に密封装置Mにおい
てその頂部が密封せしめられて、包装が完了する。とこ
ろで、カートン1のサイズが変更された場合にはその頂
部のレベルを一定にするために搬送用レール98の高さ
が調節される。この搬送用レール高さ調節装置Qの詳細
を示す第17図〜第20図において、101は搬送用レ
ール98を支持する前後一対の昇降自在な高さ調節棒で
、これらはガイド筒体102をそれぞれ貫通して垂直に
配置せられ、各下端部にナツト103がねじ止められて
いる。
104は高さ調節棒101を昇降させる一対の垂直シリ
ンダで、これらのピストン・ロツドの出入れにより揺動
レバー105と連結棒106を介して高さ調節棒101
が昇降せしめられる。
なお垂直シリンダ104は一対使用せられているが、作
用力の大きいものであれば1個だけ使用されてもよい。
107は各高さ調節棒101のナツト103の下側に配
置された前後一対の高さ調節板で、これらは枢軸109
を中心として回動する水平回動棒108の先端部にそれ
ぞれ水平に一体に設けられている。
110,111は各高さ調節板107の中央部と後側端
部に設けられた前後一対の高さ調節子で、前側の第1調
節子110が後側の第2調節子111よりも低くつくら
れており、上記高さ調節棒101のナツト103が、第
1および第2高さ調節子110,111、および高さ調
節板107の調節子のない部分107aのうちいずれか
にのせられることにより、搬送用レール98の高さが調
節せられるようになつている。
なお、図面では、11?容量のカートン1が例示されて
いるので、ナツト103は高さ調節板107の調節子の
ない上面部分107aにのせられており、カートン搬送
用レール98が最も低いレベルに保持されている。11
2は後側水平回動棒108の枢軸109をこえた連結端
部に軸着せられたハンドルで、それ自体垂直方向に揺動
しうるとともに、水平回動棒108と一緒に水平方向に
も揺動することができる。
113はこのハンドル112の中間部分が挿通せられた
レール高さ設定用ガイド板で、これは1個の長い横孔1
14と、横孔114の下側に相互に所定間隔をあけた状
態で連通せしめられた3個の短い縦孔115a,115
b,115cを有している。
なお図面では、11容量のカートン1が例示されている
ので、ハンドル112は第19図において左端の第1縦
孔115a内に収められている。このハンドル112は
、これを一且持ち上げて横孔114を通過せしめること
により第2縦孔115bおよび第3縦孔115cに嵌め
込むことができる。116は前後」対の水平回動棒10
8同志を互いに連結する連結棒、117は後側水平回動
棒108の枢軸109部分の上側に設けられたシリンダ
作動用マイクロ・スイツチで、これの接触子118がハ
ンドル112の上方近くに位置するように配せられてい
る。
ところで、上記実施例においては、内容量11のカート
ン1を使用した場合が例示されている。
いまこのカートン1としてたとえば内容量500m1ま
たは250m1のものが使用されることによりカートン
1のサイズ(長さ)が変更された場合には、つぎのよう
な調節が行われる。
まず、上記カートン供給装置Bにおいては、カートン・
バスケツト3下端の方形枠体4に嵌め止められている可
動プロツク6が、その上端の第1凹所9aから中間の第
2凹所9bに嵌め換えられることにより、この可動プロ
ツク6の開き爪8と、固定プロツク5の開き爪7との間
の距離が500m1容量のカートン1の長さに対応した
ものに設定せられる。
また、カートン取出し用昇降体12の第2バルブ・レバ
ー21が、第6図において一点鎖線で示すように、下側
に回動せしめられ、これによつて500m1容量のカー
トンサイズに対応した下から4個の吸盤13が作用せし
められる。なお、250m1のカートン1が使用される
場合には、上記バスケツト3の可能ブロツク6が方形枠
体4の最下位の一対の凹所9cに嵌め換えられるととも
に、カートン取出し用昇降体12の第1バルブ・レバー
20と第2バルブ・レバー21とが共に下側に回動せし
められて、250m1容量のカートン・サイズに対応し
た下から3個の吸盤13のみが作用せしめられる。つぎ
に、上記カートン底部予備折り装置Cにおいては、ハン
ドル50が所定角度傾むけられることにより、第1カー
トン頂部ストツパ51aに代えて第2カートン頂部スト
ツパ51bが停止位置のマンドレル2に対して直角状に
のぞませられ、この第2カートン頂部ストツパ51bと
、これに対向するカートン底部ストツパ42との間の距
離が500m1容量のカートン1のサイズに対応するよ
うに設定せられる。
なお、250m1容量のカートン1が使用される場合に
は、さらにハンドル50が所定角度傾けられて、第3カ
ートン頂部ストツパ51cが停止位置のマンドレル2に
対して直角状にのぞませられる。つぎに、上記有底カー
トン取外し装置Gにおいては、第12図において下側の
第1動力伝達機構64のエア・シリンダ69に代えて中
央の第2動力伝達機構65のエア・シリンダ76a,7
6bが作動せしめられ、これによつて有底カートン取外
し用摺動体56の移動距離が500m1容量のカートン
・サイズに対応したものに狭められる。
なお、250m1容量のカートン1が使用される場合に
は、上側の第3動力伝達機構64cのエア・シリンダJ
モVのみが作動せしめられる。このようなエア・シリン
ダの切換えは、後述する搬送レール昇降用ハンドル11
2の操作により、図示しないリミツト・スイツチを介し
て行なわれる。つぎに、上記有底カートン移換え装置H
においては、有底カートン移換え用筒体84の中筒87
下端部の外方突起90が外筒88の最下位の第1L形孔
92aから中間位の第2L形孔92bに嵌め換えられて
、中筒87が外筒88より所定長さ引き出される。
これによつて有底カートン移換え用筒体84先端の吸盤
85が、マンドレル2から取り外された500m1容量
の有底カートン1の底壁を吸着して搬送用レール98上
に渡すのに適したレベルに保持される。なお、250m
1容量の力−トン1が使用される場合には、中筒87下
端の外方突起90が外筒88の最上位のL形孔92c内
に収められて、有底カートン移換え用筒体84が最も長
い状態となされる(第15図参照)。そして最後に、上
記カートン搬送装置1においては、レール高さ調節装置
Qのハンドル112が第19図において左端の第1縦孔
115aより一且垂直に持ち上げられ、つぎに水平に所
定角度回動せしめられて横孔114を通過した後に、中
央の第2縦孔115b内に収められる。この一連の操作
において、まずハンドル112が一且垂直に持ち上げら
れることにより、ハンドル112がマイクロ・スイツチ
117の接触子118と接触し、これによつてシリンダ
104がそのピストン・ロツドを突き出すように作動せ
しめられて、高さ調節棒101下端のナツト103が第
2高さ調節子111の上端よりも高くなるように持ち上
げられる。このとき勿論搬送用レール98も同じ高さだ
け持ち上げられる。つぎにハンドル112が水平に所定
角度回動せしめられることにより、前後一対の水平回動
棒108が水平面内で同じ角度回動せしめられ、これに
伴つて各高さ調節板107も移動せしめられて、それら
の第1高さ調節子110が各高さ調節棒101下端のナ
ツト103の真下に位置せしめられる。つぎにこの状態
でハンドル112が中央の第2縦孔115b内に収めら
れることにより、シリンダ104が逆にそのピストン・
ロツドを引つ込めるように作動せしめられ、これによつ
て高さ調節棒101が降下せしめられて、その下端のナ
ツト103が第1高さ調節子110上にのせられ、結局
搬送用レール98は、最初のレベルよりも高い500m
1容量の有底カートン1の高さに対応した所定のレベル
に保持される。なおこのようにして搬送用レール98の
高さが調節された後においては、高さ調節棒101とそ
の下端のナツト103はシリンダ104によつてしつか
りと固定されている。また250m1容量のカートン1
が使用せられる場合には、ハンドル112が中央の第2
縦孔115bから一且垂直に持ち上げられ、つぎに水平
に所定角度回動せしめられた後に、右端の第3縦孔11
5c内に収められる。この=連の操作により、上記と同
様にして高さ調節棒101下端のナツト103が第2高
さ調節子111上にのせられて、搬送レール98が25
0m1容量の有底カートン1の高さに対応した所定のレ
ベルに保持される。なお、このハンドル112の操作に
よつてカートン搬送用レール98の高さ調節が行なわれ
ると同時に、前記したように図示しないリミツト・スイ
ツチを介して上記有底カートン取外し装置Gの3個の動
力伝達機構64,65,66の各エア・シリンダのうち
の所定のシリンダが作動せしめられ、有底カートン取外
し用摺動体56の移動距離がカートン・サイズに対応し
た所定のものに設定されるようになされている。
なお、上記実施例においては、間欠駆動回転体Aに8個
のマンドレル2が取り付けられている。
このようなマンドレル2の取付け個数は勿論任意である
が、カートン供給、底部予備折り、底部加熱、底部圧着
および有底カートン取外しの各工程を実施するために少
なくとも5個のマンドレル2を取り付けることが必要で
ある。また上記実施例ではカートン底部加熱装置D、カ
ートン底部圧着装置Fおよびカートン頂部予備折り装置
Jが2個ずつ備えられているが、これらは場合によつて
は1個ずつ備えられてもよい。また実施例においては、
有底カートン取外し装置Gの3個の動力伝達機構64,
65,66の各シリンダを選択的に作動させて摺動体5
6の移動距離を設定するリミツト・スイツチが、レール
高さ調節用ハンドル112の操作と関連して作動するよ
うになされている。
しかしながら、このような点は限定的ではなく、これら
のスイツチをたとえばカートン底部予備折り装置Cにお
けるカートン頂部ストツパ切替え用ハンドル50の操作
等に関連して作動せしめるようにしてもよい。この発明
の自動包装機におけるカートン・サイダ変更調節装置は
、上述のように放射状に配置された所要数のマンドレル
2を有する間欠駆動回転体Aのそばに、マンドレル停止
位置に対応するように、カートン供給装置Bと、カート
ン底部予備折り装置Cと、カートン底部加熱装置Dと、
力ートン底部本折込み装置Eと、カートン底部圧着装置
Fと、有底カートン取外し装置Gとがこの順序で配置せ
られ、上記有底カートン取外し装置Gのそばに有底カー
トン移換え装置Hが配置され、この有底カートン移換え
装置Hのカートン移換え位置を始端とするカートン搬送
装置1が配置せられ、この搬送装置1の途上にカートン
頂部予備折り装置Jと、内容物充填装置Kと、カートン
頂部加熱装置Lと、カートン頂部密封装置Mとが順に配
置せられた自動包装機において、上記カートン供給装置
Bは、平たく折りた\まれた多数のカートン1を積重ね
状態に収容するバスケツト3と、このバスケツト3の下
側に配置せられて偏平状カートン1を筒形に開きながら
取り出すカートン取出し装置Nと、取り出された筒形の
カートン1をマンドレル2の1つに嵌め被せるカートン
嵌被せ装置Oとによつて構成され、そして上記バスケツ
ト3は、そのカートン取出し端部に、開き爪7を有する
カートン開き用固定プロツク5と、開き爪8を有しかつ
バスケツト3に対して着脱自在なカートン開き用可動プ
ロツク6とがそれぞれの開き爪7と8を内側にして所定
間隔をあけた状態で対向状に備えられ、上記カートン取
出し装置Nには、カートン取出し用昇降体12とこれの
上面に設けられた複数個の吸盤13と、各吸盤13に通
じる吸気通路18を開閉するバルブ・レバー20,21
とが備えられ、上記カートン嵌被せ装置0には筒形カー
トン1の後端を押し上げるプツシヤ26が備えられてお
り、上記カートン底部予備折り装置Cには、上下一対お
よび左右一対の予備折り片31,35が備えられ、これ
ら予備折り片31,35と連動するカートン底部ストツ
パ42が備えられ、このストツパ42と対向しかつ停止
位置のマンドレル2に対して直角状にのぞませられる複
数個のカートン頂部ストツパ51a,51b,51cが
相互間に所定間隔をあけてかつ取付け軸44を中心とし
て相互に異なる角度で備えられ、カートン頂部ストツパ
取付け軸44にハンドル50が備えられており、上記有
底カートン取外し装置Gには、マンドレル2の先端部よ
りその延長方向に所定距離移動する有底カートン取外し
用摺動体56と、これの一倶uに出入れ自在に設けられ
た吸盤57とが備えられており、上記有底カートン移換
え装置Hには、相互に気密状態に嵌め合わせられた芯筒
86と、先端に吸盤85を有する中筒87と、外筒88
とによつて構成される伸縮自在かつ揺動自在な有底カー
トン移換え用筒体84が備えられており、上記カートン
搬送装置1には、左右一対のカートン搬送コンベヤ10
0と、これらの中間において搬送方向に配置せられたカ
ートン搬送用レール98と、このレール98のレベルを
設定するレール高さ調節装置Qとが備えられ、このレー
ル高さ調節装置Qは、上記カートン搬送用レール98を
支持する複数個の垂直な高さ調節棒101と、これらを
所定高さ持ち上げるシリンダ104と、各高さ調節棒1
01下端部の下側に配置されかつその上面に少なくとも
1つの高さ調節子110,111を有する高さ調節板1
07と、この高さ調節板107を水平面内で移動させる
・・ンドル112とが備えられており、自動包装に使用
せられるカートン1のサイズが変更せられたさいに、上
記カートン供給装置Bのバスケツト3下端の可動プロツ
ク6が新しいカートン・サイズに対応した所定の位置に
移し換えられることにより、この可動プロツクの開き爪
8と、これに対向する固定プロツク5の開き爪7とが新
しいカートン1を開きうる所定の位置に配せられ、かつ
上記カートン取出し装置Nの昇降体12のバルブ・レバ
ー20,21が操作せられることにより、新しいカート
ン・サイズに対応した所定位置の吸盤13が作用せしめ
られるようになされ、上記カートン底部予備折り装置C
の・・ンドル44が所定角度回動せしめられることによ
り、新しいカートン・サイズに対応した所定のカートン
頂部ストツパ51a,51bまたは51cが停止位置の
マンドレル2に対して直角状に配置せられて、このカー
トン頂部ストツパ51a,51bまたは51cと、これ
に対向するカートン底部ストツパ42との間の距離が新
しいカートン1の長さに相当するものとなされ、上記有
底カートン取外し装置Gの摺動体56の移動距離がたと
えばレール高さ調節用ハンドル112を操作することに
より、リミツト・スイツチを介して新しいカートン・サ
イズに対応するように設定せしめられ、上記有底カート
ン移換え装置Hの有底カートン移換え用筒体84の中筒
87が外筒88より所定長さ引き出されるかまたは外筒
88内に入れられることにより、中筒87先端の吸盤8
5が有底カートン1の受渡し位置において新しいカート
ン・サイズに対応したレベルにそれぞれ保持せられるよ
うになされ、上記カートン搬送装置1のハンドル112
が操作せられることにより、レール高さ調節棒101の
下端が高さ調節板107の上面107aまたは高さ調節
子110,111にのせられて、カートン搬送用レール
98が新しいカートン・サイズに対応した所定のレベル
に保持せられるようになされており、結局、カートン1
のサイズを変更した場合には、まず第1に、バスケツト
3下端のカートン開き爪8を有する可動プロツク6の取
付け位置を変えるとともに、カートン取出し用昇降体1
2のバルブ・レバー21,22を操作し、第2に、カー
トン底部予備折り装置Cのカートン頂部ストツパ切換え
用ハンドル50を操作し、第3に、有底カートン移換え
用筒体84の中筒87を操作し、第4に、カートン搬送
装置1のレール高さ調節用ハンドル112を操作するだ
けでよいことになる。
したがつて工具等を全く必要としないで自動包装機の所
要個所をすべてワンタツチで、したがつて非常に短時間
にしかもマンドレル2等に触れることなくきわめて衛生
的に調節することができ、これによつて1台の自動包装
機で数種のサイズのカートンに液体飲料等を非常に能率
よく自動包装しうるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は自動包
装機の一部切欠き側面図、第2図は同平面図、第3図は
カートン・バスケツトの拡大縦断面図、第4図は第3図
一線にそうバスケツトの拡大底面図、第5図は第1図−
V線にそうカートン嵌被せ装置の拡大正面図、第6図は
カートン取出し装置の拡大部分側面図、第7図はカート
ン底部予備折り装置の拡大側面図、第8図は同拡大平面
図、第9図はカートン底部の予備折り状態を説明する概
略拡大側面図、第10図は有底カートン取外し装置の拡
大側面図、第11図は同拡大部分底面図、第12図は同
拡大部分切欠き平面図、第13図は有底カートン移換え
装置の拡大側面図、第14図は同拡大部分切欠き縦断面
図で、中筒が最も引き込まれた状態を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放射状に配置された所要数のマンドレル2を有する
    間欠駆動回転体Aのそばに、マンドレル停止位置に対応
    するように、カートン供給装置Bと、カートン底部予備
    折り装置Cと、カートン底部加熱装置Dと、カートン底
    部折込み装置Eと、カートン底部圧着装置Fと、有底カ
    ートン取外し装置Gとがこの順序で配置せられ、上記有
    底カートン取外し装置Gのそばに有底カートン移換え装
    置Hが配置され、この有底カートン移換え装置Hのカー
    トン移換え位置を始端とするカートン搬送装置Iが配置
    せられ、この搬送装置Iの途上にカートン頂部予備折り
    装置Jと、内容物充填装置Kと、カートン頂部加熱装置
    Lと、カートン頂部密封装置Mとが順に配置せられた自
    動包装機において、上記カートン供給装置Bは、平たく
    折りたゝまれた多数のカートン1を積重ね状態に収容す
    るバスケット3と、このバスケット3の下側に配置せら
    れて偏平状カートン1を筒形に開きながら取り出すカー
    トン取出し装置Nと、取り出された筒形のカートン1を
    マンドレル2の1つに嵌め被せるカートン嵌被せ装置O
    とによつて構成され、そして上記バスケット3は、その
    カートン取出し端部に、開き爪7を有するカートン開き
    用固定ブロック5と、開き爪8を有しかつバスケット3
    に対して着脱自在なカートン開き用可動ブロック6とが
    それぞれの開き爪7と8を内側にして所定間隔をあけた
    状態で対向状に備えられ、上記カートン取出し装置Nに
    は、カートン取出し用昇降体12とこれの上面に設けら
    れた複数個の吸盤13と、各吸盤13に通じる吸気通路
    18を開閉するバルブ・レバー20、21とが備えられ
    、上記カートン嵌被せ装置Oには筒形カートン1の後端
    を押し上げるプッシャ26が備えられており、上記カー
    トン底部予備折り装置Cには、上下一対および左右一対
    の予備折り片31、35が備えられ、これら予備折り片
    31、35と連動するカートン底部ストッパ42が備え
    られ、このストッパ42と対向しかつ停止位置のマンド
    レル2に対して直角状にのぞませられる複数個のカート
    ン頂部ストッパ51a、51b、51cが相互間に所定
    間隔をあけてかつ取付け軸44を中心として相互に異な
    る角度で備えられ、カートン頂部ストッパ取付け軸44
    にハンドル50が備えられており、上記有底カートン取
    外し装置Gには、マンドレル2の先端部よりその延長方
    向に所定距離移動する有底カートン取外し用摺動体56
    と、これの一側に出入れ自在に設けられた吸盤57とが
    備えられており、上記有底カートン移換え装置Hには、
    相互に気密状態に嵌め合わせられた芯部86と、先端に
    吸盤85を有する中筒87と、外筒88とによつて構成
    される伸縮自在かつ揺動自在な有底カートン移換え用筒
    体84が備えられており、上記カートン搬送装置Iには
    、左右一対のカートン搬送コンベヤ100と、これらの
    中間において搬送方向に配置せられたカートン搬送用レ
    ール98と、このレール98のレベルを設定するレール
    高さ調節装置Qとが備えられ、このレール高さ調節装置
    Qは、上記カートン搬送用レール98を支持する複数個
    の垂直な高さ調節棒101と、これらを所定高さ持ち上
    げるシリンダ104と、各高さ調節棒101下端部の下
    側に配置されかつその上面に少なくとも1つの高さ調節
    子110、111を有する高さ調節板107と、この高
    さ調節板107を水平面内で移動させるハンドル112
    とが備えられており、自動包装に使用せられるカートン
    1のサイズが変更せられたさいに、上記カートン供給装
    置Bのバスケット3下端の可動ブロック6が新しいカー
    トン・サイズに対応した所定の位置に移し換えられるこ
    とにより、この手動ブロックの開き爪7とが新しいカー
    トン1を開きうる所定の位置に配せられ、かつ上記カー
    トン取出し装置Nの昇降体12のバルブ・レバー20、
    21が操作せられることにより、新しいカートン・サイ
    ズに対応した所定位置の吸盤13が作用せしめられるよ
    うになされ、上記カートン底部予備折り装置Cのハンド
    ル44が所定角度回動せしめられることにより、新しい
    カートン・サイズに対応した所定のカートン頂部ストツ
    パ51a、51bまたは51cが停止位置のマンドレル
    2に対して直角状にのぞませられて、このカートン頂部
    ストッパ51a、51bまたは51cと、これに対向す
    るカートン底部ストッパ42との間の距離が新しいカー
    トン1の長さに相当するものとなされ、上記有底カート
    ン取外し装置Gの摺動体56の移動距離が新しいカート
    ン・サイズに対応するように設定せしめられ、上記有底
    カートン移換え装置Hの有底カートン移換え用筒体84
    の中筒87が外筒88より所定長さ引き出されるかまた
    は外筒88内に入れられることにより、中筒87先端の
    吸盤85が有底カートン1の受渡し位置において新しい
    カートン・サイズに対応したレベルにそれぞれ保持せら
    れるようになされ、上記カートン搬送装置Iのハンドル
    112が操作せられることにより、レール高さ調節棒1
    01の下端が高さ調節板107の上面107aまたは高
    さ調節子110、111にのせられて、カートン搬送用
    レール98が新しいカートン・サイズに対応した所定の
    レベルに保持せられるようになされたことを特徴とする
    自動包装機におけるカートン・サイズ変更調節装置。
JP53015792A 1978-02-13 1978-02-13 自動包装機におけるカ−トン・サイズ変更調節装置 Expired JPS5924921B2 (ja)

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