JPS5924772A - セミメタリツク摩擦材 - Google Patents
セミメタリツク摩擦材Info
- Publication number
- JPS5924772A JPS5924772A JP13465182A JP13465182A JPS5924772A JP S5924772 A JPS5924772 A JP S5924772A JP 13465182 A JP13465182 A JP 13465182A JP 13465182 A JP13465182 A JP 13465182A JP S5924772 A JPS5924772 A JP S5924772A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphate
- auxiliary material
- semi
- binder
- tris
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高温下での摩擦性能のすぐれたセミメタリッ
ク摩擦材に関するものでおる。
ク摩擦材に関するものでおる。
自動車等のブレーキに用いられるJEfi 毎祠として
、石綿を繊維成分とするものが用いられているが、この
摩擦材は高温下での耐摩耗性等の摩擦性能に問題がある
ところから、使用分野によっては、セミメタリック摩擦
劇が多用されている。
、石綿を繊維成分とするものが用いられているが、この
摩擦材は高温下での耐摩耗性等の摩擦性能に問題がある
ところから、使用分野によっては、セミメタリック摩擦
劇が多用されている。
このセミメタリックktA JIA材は、一般に、スチ
ール繊維と、フェノール樹脂等による結合材と、黒鉛、
鉄粉、硫酸バリウム等の充填Iとから成り、前記の石綿
f繊維成分とする摩擦材に比し、高温下での摩擦性能が
すぐれているが、従来のセミメタリック摩擦月は、30
0°C以上程度の高温下では有機成分の劣化が進み、摩
耗が増加したり、場合によっては発火しC著しく摩耗、
損傷を受けることが判明した。
ール繊維と、フェノール樹脂等による結合材と、黒鉛、
鉄粉、硫酸バリウム等の充填Iとから成り、前記の石綿
f繊維成分とする摩擦材に比し、高温下での摩擦性能が
すぐれているが、従来のセミメタリック摩擦月は、30
0°C以上程度の高温下では有機成分の劣化が進み、摩
耗が増加したり、場合によっては発火しC著しく摩耗、
損傷を受けることが判明した。
本発明は、従来のセミメタリック摩擦劇の上記のような
欠点を改良し、高温下での1.Y擦性能のすぐれたセミ
メタリック摩擦Iを提供することを目的としてなされた
もので、その構成は、スチール繊維又はそれに準する金
)f%線繊維、フェノール樹脂等から成る結合材と、は
う砂、はう酸亜鉛、メタはう酸バリウム、歯石酸アンチ
モンカリ、トリフェニルスチビン、明ばん、水利アルミ
ナ、酸化ジルコニウムから選ばれた1種又は24ル以上
の化合物から成る適量の補助材と黒鉛、硫酸バリウム。
欠点を改良し、高温下での1.Y擦性能のすぐれたセミ
メタリック摩擦Iを提供することを目的としてなされた
もので、その構成は、スチール繊維又はそれに準する金
)f%線繊維、フェノール樹脂等から成る結合材と、は
う砂、はう酸亜鉛、メタはう酸バリウム、歯石酸アンチ
モンカリ、トリフェニルスチビン、明ばん、水利アルミ
ナ、酸化ジルコニウムから選ばれた1種又は24ル以上
の化合物から成る適量の補助材と黒鉛、硫酸バリウム。
水酸化カルシウム等の充填材とから成ることを主力特徴
とするものである。
とするものである。
即ち、本発明の発明者は、従来のセミメタリック摩擦材
の上記欠点を改良するため、研究を重ねた結果、スチー
ル繊維又はそれに準する金FA繊維。
の上記欠点を改良するため、研究を重ねた結果、スチー
ル繊維又はそれに準する金FA繊維。
フェノール樹脂等の結合材及び黒鉛、鉄粉、硫酸バリウ
ム、水酸化カルシウム等の充填材のほかに、フェノール
樹脂等の結合材100[ii1部に対して、はう砂、は
う酸亜鉛、メタはう酸バリウム、酒石酸アンチモンカリ
、トリフェニルスチビン、明ハん、水和アルミナ、酸化
ジルコニウムから1種又は2種以上を選択して補助材と
し これを5〜) 150重晴部加えてセミメタリック摩擦材を形成すれば
、この摩擦側は600°C以上の高温下ですぐれた摩擦
性能をボテことを知得し、本発明をなしとけたものであ
る。
ム、水酸化カルシウム等の充填材のほかに、フェノール
樹脂等の結合材100[ii1部に対して、はう砂、は
う酸亜鉛、メタはう酸バリウム、酒石酸アンチモンカリ
、トリフェニルスチビン、明ハん、水和アルミナ、酸化
ジルコニウムから1種又は2種以上を選択して補助材と
し これを5〜) 150重晴部加えてセミメタリック摩擦材を形成すれば
、この摩擦側は600°C以上の高温下ですぐれた摩擦
性能をボテことを知得し、本発明をなしとけたものであ
る。
而して、前記補助材の添加量は、結合相100市忙部に
対して5 ’lj−,1(i部以下では効果がなく、1
50重量部以上では効果がそれ以上増大しないばかりか
、摩擦側の機械的強度等に悪影響を与えるので好捷しく
斤<、特に好ましいのは15〜100重景部であ重量、
適量の補助材を65加することにより高温下ですぐれた
摩擦性能を示すのは、該補助材が、高温下で結合材の有
機成分が劣化するのを抑えるよう作用するからであると
考えられる。
対して5 ’lj−,1(i部以下では効果がなく、1
50重量部以上では効果がそれ以上増大しないばかりか
、摩擦側の機械的強度等に悪影響を与えるので好捷しく
斤<、特に好ましいのは15〜100重景部であ重量、
適量の補助材を65加することにより高温下ですぐれた
摩擦性能を示すのは、該補助材が、高温下で結合材の有
機成分が劣化するのを抑えるよう作用するからであると
考えられる。
また、本発明の発明者は、前記補助材の添加量を5〜9
0重量部とし、そのほかに、トリクレジルホスフェート
、タレジルジフェニルホスフェート、トリフェニルホス
フェート、ジフェニルオクチルホスフェ−1・、 l
−リプチルホスフェート等のりん酸エステル、トリス(
β−クロルエチル)ホスフェート、トリス(ジクロルプ
ロピル)ホスフェ−)、1−IJス(2,3−ジブロム
ゾロビル)ホスフェート、トリス(フロムクロルプロピ
ル)ホスフェート等の含ノ・ロゲンりん酸ニスチル、塩
素化パラフィン、塩素化ポリエチレン、臭素化ポリフェ
ニル、チクロラン、テトラブロムエタン、テトラフロム
ベンゼン、ヘット酸、テトラブロム無水フタル酸、テト
ラブロムビスフェノールA等のハロゲン化合物から1棟
又は2棟以上を選択して補助材とし、これを2〜60T
C景部添加すれば、前記効果は史に増大することをも知
得した。
0重量部とし、そのほかに、トリクレジルホスフェート
、タレジルジフェニルホスフェート、トリフェニルホス
フェート、ジフェニルオクチルホスフェ−1・、 l
−リプチルホスフェート等のりん酸エステル、トリス(
β−クロルエチル)ホスフェート、トリス(ジクロルプ
ロピル)ホスフェ−)、1−IJス(2,3−ジブロム
ゾロビル)ホスフェート、トリス(フロムクロルプロピ
ル)ホスフェート等の含ノ・ロゲンりん酸ニスチル、塩
素化パラフィン、塩素化ポリエチレン、臭素化ポリフェ
ニル、チクロラン、テトラブロムエタン、テトラフロム
ベンゼン、ヘット酸、テトラブロム無水フタル酸、テト
ラブロムビスフェノールA等のハロゲン化合物から1棟
又は2棟以上を選択して補助材とし、これを2〜60T
C景部添加すれば、前記効果は史に増大することをも知
得した。
次に本発明の実施例及びそれと性能上の相違を6(I認
するための従来のセミメタリック摩擦材を比較例として
示す。
するための従来のセミメタリック摩擦材を比較例として
示す。
実施例1
スチール繊維 (繊維) 500部
フェノール(☆(脂(結合材) 100部はう酸亜鉛
(補助材) 50部 黒 鉛 (充填材) 100部 その他 (充填材) 150部 を均一に混合した後、温度150”C1圧力200に9
7cm で10分間熱プレスし、次いで、180°Cで
5時間アフターキュアを行ない、本発明の一例のセミメ
タリック摩擦材を得た。
(補助材) 50部 黒 鉛 (充填材) 100部 その他 (充填材) 150部 を均一に混合した後、温度150”C1圧力200に9
7cm で10分間熱プレスし、次いで、180°Cで
5時間アフターキュアを行ない、本発明の一例のセミメ
タリック摩擦材を得た。
実施例2
スチールf我糸11(繊糸III) 500部フェ
ノール樹脂 (結合拐)100部 酸化ジルコニウム (補助材) 15部テトラブ
ロム無水フタル酸(補助材) 25部黒 鉛
100部その他
(充填材)150部 を均一に混合し、実施例1と同じ方法で本発明の別例の
セミメタリック摩擦材をfnプヒ。
ノール樹脂 (結合拐)100部 酸化ジルコニウム (補助材) 15部テトラブ
ロム無水フタル酸(補助材) 25部黒 鉛
100部その他
(充填材)150部 を均一に混合し、実施例1と同じ方法で本発明の別例の
セミメタリック摩擦材をfnプヒ。
比較例
実施例1の組成から補助材のほう酸亜鉛を除き、他は同
4iRの組成で、実施例1と同じ方法により比較例とし
てのセミメタリック摩擦材を得た。
4iRの組成で、実施例1と同じ方法により比較例とし
てのセミメタリック摩擦材を得た。
而し゛て、上記実施例及び比較例に示したセミメタリッ
ク摩擦材の摩耗試験を行なったところ、図に示すように
、600°C以上の品温下での摩耗量は、本発明の実施
例の方が比較例に比し大幅に憾少することが明確にされ
、本発明によるつ良の効果が確nJされた。捷だ、異種
の袖助拐を2棹用いた実/Ir1i例2のセミメタリッ
クI♀JりIは、補助材を1t1(用いた実施例1のも
のに比し前記効果は一段と、口、くなることが確認され
た。
ク摩擦材の摩耗試験を行なったところ、図に示すように
、600°C以上の品温下での摩耗量は、本発明の実施
例の方が比較例に比し大幅に憾少することが明確にされ
、本発明によるつ良の効果が確nJされた。捷だ、異種
の袖助拐を2棹用いた実/Ir1i例2のセミメタリッ
クI♀JりIは、補助材を1t1(用いた実施例1のも
のに比し前記効果は一段と、口、くなることが確認され
た。
での摩耗量を示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スチール繊維又はそれに準する金属繊維と、フェノ
ール樹脂等から成る結合材と、はう砂、はう酸亜鉛、メ
タはう酸バリウム、酒石酸アンデモ/カリ、トリフェニ
ルスチビン、明ばん、水片11アルミナ、酸化ジルコニ
ウムから選ばれた1棹又は2種以上の化合物から成る補
助材と、黒鉛、鉄粉。 硫酸バリウム、水酸化カルシウム等の充填材とから成る
ことを特徴とするセミメタリック摩擦材。 2、 スチール繊維又はそれに準する金属繊維と、フェ
ノール樹脂等から成る結合制と、はう砂、はう酸」11
鉛、メタはう酸バリウム、7!!i石酸アンチモンカリ
、トリフェニルスチビン、明ばん、水和アルミナ、酸化
ジルコニウムから選ばれた1種又は2種増上の化合物か
ら成る補助材と、トリクレジルポスフェート、クレシル
ジフェニルホスフェート、トリノ:Lニルホスフェート
、ジフェニルオクチルポスフェート、トリブチルホスフ
ェート等のbんaエステル、トリス(β−クロルエチル
)ホスフェート、トリス(ジクロルプロピル)ホスフ!
−)、)+7ス(2,3−ジブロムプロピル)ホスフェ
ート、トリス(ブロムクロルプロピル)ホスフェート等
の含ハロゲンりん酸エステル、塩素化パラフィン、塩素
化ポリエチレン、臭素化ポリフェニル、デクロラン、テ
トラブロムエタン、テトラブロムベンゼン、ヘット酸、
テトラブロム無水フタル酸、テトラブロムビスフェノー
ルA等のハロゲン化合物から選ばれた1種又は2種以上
の水酸化カルシウム等の光J111材とから成ることを
特徴とするセミメタリック摩擾イイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13465182A JPS5924772A (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | セミメタリツク摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13465182A JPS5924772A (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | セミメタリツク摩擦材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5924772A true JPS5924772A (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=15133350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13465182A Pending JPS5924772A (ja) | 1982-08-03 | 1982-08-03 | セミメタリツク摩擦材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924772A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2568575A1 (fr) * | 1984-08-03 | 1986-02-07 | Charbonnages Ste Chimique | Nouvelles compositions de resines phenoliques |
JPS61197666A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-01 | Hitachi Chem Co Ltd | デイスクパツド |
US4654381A (en) * | 1984-07-20 | 1987-03-31 | Kang Won H | Moldable friction element composition and method of making the same |
JPS62104890A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | Akebono Brake Res & Dev Center Ltd | 摩擦材および相手材の発錆固着防止方法 |
EP1291542A2 (en) | 2001-07-30 | 2003-03-12 | Nisshinbo Industries, Inc. | Non-asbestos-based friction materials |
JP2009221400A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Advics Co Ltd | 摩擦材 |
-
1982
- 1982-08-03 JP JP13465182A patent/JPS5924772A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4654381A (en) * | 1984-07-20 | 1987-03-31 | Kang Won H | Moldable friction element composition and method of making the same |
FR2568575A1 (fr) * | 1984-08-03 | 1986-02-07 | Charbonnages Ste Chimique | Nouvelles compositions de resines phenoliques |
JPS61197666A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-01 | Hitachi Chem Co Ltd | デイスクパツド |
JPS62104890A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | Akebono Brake Res & Dev Center Ltd | 摩擦材および相手材の発錆固着防止方法 |
EP1291542A2 (en) | 2001-07-30 | 2003-03-12 | Nisshinbo Industries, Inc. | Non-asbestos-based friction materials |
US6863968B2 (en) | 2001-07-30 | 2005-03-08 | Nisshinbo Industries, Inc. | Non-asbestos-based friction materials |
JP2009221400A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Advics Co Ltd | 摩擦材 |
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