JPS5924727B2 - マグネシウムを含有する塩基性塩化アルミニウム塩の製造方法 - Google Patents

マグネシウムを含有する塩基性塩化アルミニウム塩の製造方法

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JPS5924727B2
JPS5924727B2 JP51153432A JP15343276A JPS5924727B2 JP S5924727 B2 JPS5924727 B2 JP S5924727B2 JP 51153432 A JP51153432 A JP 51153432A JP 15343276 A JP15343276 A JP 15343276A JP S5924727 B2 JPS5924727 B2 JP S5924727B2
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/78Compounds containing aluminium and two or more other elements, with the exception of oxygen and hydrogen

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマグネシウムを含有する塩基性塩化アルミニウ
ムの製造方法に関する。
更に詳しくは。塩基性塩化アルミニウムの水溶液に60
℃以下で軽焼マグネシアまたは水酸化マグネシウムを添
加反応せしめて塩基度を55〜64に調整し、すぐれた
凝集性能を有した各種の用水、廃水の処理に好適なマグ
ネシウム含有塩基性塩化アルミニウムを製造する方法に
関するものである。
ここで言う塩基性塩化アルミニウムとは、一般に市販さ
れているポリ塩化アルミニウムちるいはこれに相当する
もので一般式(AA2(OH)nCA’、n″:Jm
で表わされる硫酸イオン1.5〜3.5係、塩基度49
〜54の範囲の組成を有するものである。
アルミニウム系凝集剤は、従来浄水において広く使用さ
れていたが、昨今は廃水処理の強化により、下水、産業
廃水にも大量に使用されてきている。
本来、凝集剤を使用する目的は水中の濁質あるいは溶存
する物質を凝集剤中の主要成分、例えばアルミニウム化
合物の析出により包含、吸着あるいは反応によって不溶
性アルミニウム化合物と共に水から分離することでちる
この目的に適した凝集剤の開発、改良がさかんに行なわ
れすぐれた凝集能力を持つ凝集剤が実用化されるように
なった。
塩基性塩化アルミニウムがその1つであり広範に使用さ
れている。
しかしながら現在市販されている塩基性塩化アルミニウ
ム凝集剤もいくつかの欠陥がありその改良が望まれてい
る。
その1つは低温時の凝集効果の低下であり、いま1つは
凝集フロックの処理、処分の問題である。
市販されている塩基性塩化アルミニウム凝集剤は低温で
も効果がちるものとされており、確かに他の種類の無機
凝集剤よりは良好でちるが、これは比較の問題であって
処理すべき水の温度が低くなれば相当に凝集効果は低下
する。
現に冬期、北陸、東北、北海道地方では凝集剤の量を増
さなければ一定の効果が得られないと言われないと言わ
れている。
また一方、凝集フロックの処理、処分については廃棄物
の投棄に対する一般の考え方が厳しくなったことや、廃
棄物投棄の規制化され水分85%以下に脱水しなければ
ならなくなったこと等により、凝集物をやたらに処分で
きすくすったことによるものでちる。
本来、塩基性塩化アルミニウム凝集剤により発生する水
酸化アルミニウムのスラッジは多量の水分を包含したベ
タベタのもので、その沈降性、濾過姓が悪くスラッジの
濃縮1分離を効率的に行なうことが困難である。
本発明者等はこの点に注目し市販塩基性塩化アルミニウ
ムの欠陥を克服すべく検討を重ね塩基性塩化アルミニウ
ムをさらに高分子のものとし、且つ架橋度の少ないリニ
アーなポリマーとすれば一層すぐれた1生能を発揮する
ものと考えた。
一般に塩基性塩化アルミニウムを一般のアルカリ剤、す
なわちナトリウム、カルシウムの水酸化物、炭酸塩等に
より塩基度を上げていくに従ってポリマー化が進むこと
は知られているが、このポリマー化は種々複雑な構造に
よって一次元的、二次元的、三次元的に起こるため一層
に凝集能力に結びつけることはできない。
つまり、いくら高分子のポリマーにしても架橋度(二次
元的、三次元的結合)の高いものでは凝集能力はなくな
ってくるのである。
本発明者等は上記問題点を解決すべく研究を鋭意性ない
、市販塩基性塩化アルミニウムに塩基度を追カロする際
、中和アルカリ剤として軽焼マグネシアまたは水酸化マ
グネシウムを使用することで遂に目的さする性質を有す
る凝集剤を得ることができるに紋ったのである。
すなわち、本発明は塩基性塩化アルミニウムの水溶液に
60℃以下で軽焼マグネシアまたは水酸化マグネシウム
を添力1することにより塩基度を55〜64の範囲にし
た塩基性塩化アルミニウム凝集剤の製造方法を提供する
ものでちる。
本発明の特徴は軽焼マグネシアまたは水酸化マグネシウ
ムによって塩基度49〜54程度から更に塩基度をtげ
る段階にあり、推測ではこの段階で微妙な条件により一
次元的ポリマー化が急速に起こり始める。
付与する塩基度は高ければ高い程望ましい力Sこのポリ
マー化は塩基性塩化アルミニウム水溶液中に存在する硫
酸イオンが微妙に影響し1例えば硫酸イオン1.5〜3
.5%の範囲においては塩基度65%以上になると急速
に架橋が起こり性能は極端に悪くなるものである。
既述のごとく本発明の重要なる骨子は塩基度付与剤、す
なわち中和アルカリ剤として軽焼マグネシアまたは水酸
化マグネシウムを使用することにある。
これにより、従来の一般のアルカリ剤による部分中和時
の欠点とされていたアルミニウムのゲル化現象あるいは
中和過程で炭酸ガスの発泡による操作性の問題等を解決
でき、同時に凝集性能のすぐれた高塩基度の塩基性塩化
アルミニウムにすることができる。
上記マグネシウム化合物により混入したMgイオンの凝
集性能に与える効果については、−概に理論ずけられな
いがMgイオンの場合、一般のアルカリ剤を使用した場
合問題とされるこれらアルカリ剤から製品中に混入する
不要塩類(NaCCCa Ca 2 )による凝集性能
ならびに安定性に対する悪影響も全くないうえ、推定で
はさらに何らかの形態でAlポリマー中に組込まれ性能
の向上に寄与しているものと考えられる。
本発明により得られた製品は、いづれも経時変化を示す
ことなく安定に存在し、6ケ月程度の貯蔵では性能の劣
化はほとんどない。
また、凝集性能は著しく良好で懸濁水に添カロ後短時間
でフロックを形成し、しかも非常に大きいフロックを形
成するので沈降性が良く、またスラッジの濃縮時にフロ
ックの収縮性(しまり度合)が大きいのでスラッジの濃
縮速度並びに濾過速度が著しく速いものとなる。
更に大きな特徴は低温時でも凝集効果の低下のないこと
である。
これらの性質は通常の市販塩基性塩化アルミニウム凝集
剤に関する一般概念を大きく逸脱するもので、これは塩
基度55以上の高塩基度の範囲において塩基度の付与が
極めてスムーズ、且つ均一に行なわれるため、生成した
塩化アルミニウムが架橋度の少ないリニアーなポリマー
になったと推定されることと、先に述べた様に、一般の
アルカリ剤を使用した場合の混入塩類による悪影響がな
くなったこと、更に混入したMgイオンがAlポリマー
中に組込まれ凝集性能の向とに寄与していることによる
ものと考えられる。
本発明の原料とする塩基性塩化アルミニウムはいかなる
方法により調整したものでもよく1例えば水酸化アルミ
ニウムを当量以下の塩酸に溶かしたものでも、硫酸アル
ミニウムと塩化アルミニウムの混合水溶液にカルシウム
化合物を加えて硫酸イオンの大部分を石膏として除去し
たものでも。
また一般に市販されているポリ塩化アルミニウムを用い
るのももちろん可能である。
本発明に用いられる軽焼マグネシアおよび水酸化マグネ
シウムは原料水溶液中に粉体、スラリーいづれの状態で
加えてもよいが、凝集剤水溶液中のアルミニウム(A
# 203として)濃度が5〜15%にするのが適当で
ある。
尚、ここで言う軽焼マグネシアとは水酸化マグネシウム
を1000℃以下で焼成した反応性のある酸化マグネシ
ウムである。
以下6本発明を詳しく述べるために実施例を示す。
実施例 1〜3 硫酸アルミニウムと塩化アルミニウムの混合水溶液を6
0°C以上で炭酸カルシウムで中和した後。
生成析出した硫酸カルシウムを分離し、A1203−1
2係、5O4−21%、塩基度−52の淡黄色透明な塩
基性塩化アルミニウム水溶液を得た。
この水溶液各100Iを3個の200m#ビーカーに採
り、室温で4拌しながら純度97係の軽焼マグネシア各
0.4:l’、1.16L 1.75gを該水溶液中の
酸化アルミニウムを10.5%とするに必要な量の純水
でスラリー伏さした後各々別個に2時間で徐々に添加し
た。
さらに2時間室温で攪拌を続けて反応を完結させ55,
60.64の塩基度を有する淡黄色透明な塩基上塩化ア
ルミニウム水溶液、つまり本発明品をそれぞれAl。
A−2、扁−3,として各114.3.?を得た。
それらの組成は表−1の通りでちった。
次に1本発明品の性能を明確にする目的で対照として日
本水道協会規格に基づくポリ塩化アルミニウムの市販品
■および[F]を用いて無機性濁質に対する凝集効果を
調べた。
被処理水として地下水にカオリンを添カロし標準濁度3
0°および100゜に調整したものを使用した。
ジャーテストは官本製作所製ジャーテスターを用い、被
処理水500m#を500 mlのビーカーに入れ所定
量の凝集剤を添加後、急速攪拌(150rpm)3分間
、緩速攪拌(50rpm)7分間行ない1回転翼を引上
げた後5分間静定し。
水面下20朋の位置から上澄液50m1jを採取して、
残留濁度を測定した。
結果は表−2の通りであった。
実施例 4 実施例1〜3で使用した塩基度52の塩基性塩化アルミ
ニウム水溶液100gを200 rrJビーカーに採り
、60℃で攪拌しながら8.1%軽焼マグネシアスラI
J−14,:l’を1時間で徐々に添加した後、さらに
2時間攪拌を続けて反応を完結し塩基度60を有する淡
黄色透明な塩基性塩化アルミニウム水溶i(本発明品屑
4)を114.3g得た。
この水溶液の組成は表−1の通りでらった。次に実施例
1〜3で行なった試験法と同様の方法で凝集性能を調べ
た。
結果は表−2の通りであった。
実施例 5 A1202−10.5%、5o4−2.75%、塩基度
−50、■の組成を有する市販ポリ塩化アルミニウム水
溶液100gを200m!!のビーカーに採り、室温で
攪拌しながら28.8%軽軽焼マグネシアワラ1J=5
.cB’を2時間で徐々に添加した後、さらに2時間攪
拌を続けて反応を完結し塩基度60を有する淡黄色透明
な塩基性塩化アルミニウム水溶液(本発明品/165)
を105g得た。
この水溶液の組成は表−1の通りであった。
次に実施例1〜3で行なった試験法と同様の方法で凝集
性能を調べた。
結果は表−2の通りであった。
実施例 6〜8 A 11203として1%濃度の硫酸アルミニウム水溶
液に水酸化マグネシウムスラリーを加えてpH6,0に
調節し水酸化アルミニウムを析出させた。
この水酸化アルミニウムを沢過して洗浄を十分に行ない
水酸化アルミニウム濃度25%の脱水ケーキを得た。
次に、水酸化アルミニウムとして1モル相当量(312
g)の該脱水ケーキに35%塩酸156.4gを添加し
て60℃で4時間攪拌を続けて反応を完結しA#203
−10.9%、5O4−1,62%。
塩基度−50の淡黄色透明な塩基性塩化アルミニウム水
溶液を得た。
この水溶液各100gを3個の200 mllビーカー
に採り室温で攪拌しなから純#95%の水酸化マグネシ
ウム谷0.9’l、1.79g、276、?を粉体で各
々別個に1時間で徐々に添加した。
さらに3時間室温で攪拌を続けて反応を完結させ55.
60.64の塩基度を有する淡黄色透明な塩基性塩化ア
ルミニウム水溶液、つまり本発明品をそれぞれA6.腐
7./16.8として101〜103g得た。
この水溶液の組成は表−1の通りでちづた。
次に実施例1〜3で行なった試験法と同様の方法で凝集
性能を調べた。
結果は表−2の通りであった。
比較例 1 実施例1〜3で使用した塩基度52の塩基性塩化アルミ
ニウム水溶液100gを200 mlJ ビーカーに採
り、実施例1〜3と同様の方法で20.4%軽焼マグネ
シアスラリー14.3gを添カロ反応さゼ、塩基度72
を有する塩基性塩化アルミニウム水溶液(比較品扁1)
を114.、L?得たが反応完結後8時間で透明のまま
ゲル化した。
このゲル状塩基性塩化アルミニウムを3倍量の純水で溶
解した後、実施例1〜3で行なった試験法と同様の方法
で凝集性能を調べた。
結果は表−2の通りてらった。
比較例 2 反応製電を75℃とした他は実施例5と同様の方法で、
塩基度60を有する淡黄色透明な塩基性塩化アルミニウ
ム水溶液(比較品A62)を114.3g得た。
得られた水溶液の組成は表−1の通りであった。
次に実施例1〜3で行なった試験法と同様の方法で凝集
性能を調べた。
結果は表−2の通りであった。
比較例 3 実施例1〜3で使用した塩基度52の塩基性塩化アルミ
ニウム水溶深谷100gを2個の200m1lビーカー
に採り1反応温度を30°Cおよび60°Cとする以外
は実施例1〜3と同様の方法で。
15.8%水酸化ナトリウム水溶液14.、l’(1’
203−10.5%、塩基度−60とするに必要な量)
を添加したところ、いずれも中和過程でゲル状のアルミ
ニウム化合物が多量に析出した。
比較例 4 比較例−3と同様の方法で、3.2%水酸化ナトリウム
水溶液71 g(A#203−7%、塩基度−60とす
るに必要な量)を添加反応させた。
いずれも中和過程で一部ゲル状のアルミニウム化合物が
析出したが、さらに2時間攪拌を続けたところ再び溶解
し塩基度60を有する淡黄色透明な塩基性塩化アルミニ
ウム水溶液、つまり比較品扁3(30℃反応)、44(
60℃反応)として各171gを得た。
得られた水溶液の組成は表−1の通りであった。
次に実施例1〜3で行なった試験法と同様の方法で凝集
性能を調べた。
結果は表−2の通りであつた。
比較例 5 実施例−5で使用した塩基度50.1の市販ポリ塩化ア
ルミニウム水溶深谷100gを2個の200m1lビー
カーに採り1反応温度を30℃および60°Cとする以
外は実施例−6と同様の方法で25%炭酸ナトリウムス
ラリー13 、? (A[203−9,3%、塩基度−
60とするに必要な量)を添力口したところ、いずれも
中和過程で炭酸ガスの発生による発泡が激しく、さらに
ゲル状のアルミニウム化合物が多量に析出した。
比較例 6 比較例−5と同様の方法で10.35%炭酸ナトリウム
水溶液31.3 g(A[2o3− s%、塩基度−6
0とするに必要な量)を添カロ反応させた。
いずれも中和過程で炭酸ガスの発生による発泡と同時に
一部ゲル状のアルミニウム化合物が析出したが。
さらに2時間攪拌を続けたところ再び溶解し塩基度60
を有する淡黄色透明な塩基性塩化アルミニウム水溶液つ
まり比較品45(30℃反応)。
/l6−6(60℃反応)として131.3.9を得た
得られた水溶液の組成は表−1の通りであった。
次に実施例1〜3で行なった試験法と同様の方法で凝集
性能を調べた。
結果は表−2の通りであった。
比較例 7 反応製電を30℃および60℃とし実施例−7と同様の
方法で塩基性塩化アルミニウムの塩基度を60とするに
必要な量の水酸化カルシウムスラリーを添加したところ
、いずれも水酸化カルシウムが塊状に凝集し添加後5時
間を経ても大部分が反応しなかった。
比較例 8 実施例−5で使用した5O4−2,75%、塩基度−5
0,1の組成を有する市販ポリ塩化アルミニウム水溶深
谷100gを2個の200m#ビーカーに採り1反応温
度を30°Cおよび60°Cとする以外は実施例5と同
様の方法で、28.8%軽焼マグネシアスラリー7 g
(AA203−9.8%、塩基度=66とするに必要な
量)を添加したところ反応終了直後透明のままゲル化し
た。
このゲル状塩基性塩化アルミニウムは純水中で白濁し全
く溶解しなかった。
実施例 9 本発明品の特徴である低温時の性能を明確にする目的で
本発明品A−1、A−3、A−4、扁−5、/16 6
、 /16−8 、と対照として比較品/161゜A
2 、A3 、A5ならびに市販品■および■を用いて
低温時の無機性濁質に対する凝集効果を調べた。
試験法は被処理水として8〜10℃の地下水を使用した
以外はすべて実施例1〜3と同様の方法で行なった。
結果は表−3の通りであった。
実施例 10 本発明品A6.1〜3と対照として市販品■および[F
]を用い生成フロックの濃縮速度を調べた。
被処理水は地下水にカオリンを添加し標準濁度35°に
調整したものを使用し、添カ目する凝集剤はA l 2
03表示で3ppmとした。
試験方法は被処理水2801を3004のポリ容器に入
れ長さ12omm、巾50mmの4枚羽根を100m7
11間隔で2ケ所取付けた攪拌機で急速攪拌(80r、
p、m)3分間、緩速攪拌(26r、p、m)10分間
でフロックを生成させた。
続いて10分間静定後上澄液2791を除き全容11と
し内径64mmの11メスシリンダー中で濃縮フロック
の沈降速度を測定しフロックの濃縮速度とした。
結果は表−4の通りであった。
実施例 11 実施例−10で使用した濃縮フロック各11を官本製作
所製リーフテスターでG−4グラスフイルターを使用し
真空度700 mrnH9で沢過速度を測定した。
結果は表−5の通りであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩基性塩化アルミニウムの水溶液に60℃以下で軽
    焼マグネシアまたは水酸化マグネシウムを添加反応せし
    め塩基度を55〜64に調整することを特徴とするマグ
    ネシウムを含有する塩基性塩化アルミニウムの製造方法
JP51153432A 1976-12-22 1976-12-22 マグネシウムを含有する塩基性塩化アルミニウム塩の製造方法 Expired JPS5924727B2 (ja)

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