JPS5924705A - 塩化ビニル重合物の塩素化法 - Google Patents
塩化ビニル重合物の塩素化法Info
- Publication number
- JPS5924705A JPS5924705A JP12172283A JP12172283A JPS5924705A JP S5924705 A JPS5924705 A JP S5924705A JP 12172283 A JP12172283 A JP 12172283A JP 12172283 A JP12172283 A JP 12172283A JP S5924705 A JPS5924705 A JP S5924705A
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- JP
- Japan
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- chlorination
- oxygen
- vinyl chloride
- chlorine
- chloride polymer
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/18—Introducing halogen atoms or halogen-containing groups
- C08F8/20—Halogenation
- C08F8/22—Halogenation by reaction with free halogens
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化ビニルの重合物(PVC)を気相中で、
塩素及び酸素の存在下に塩素化す、る方法に関する。
塩素及び酸素の存在下に塩素化す、る方法に関する。
技術水準としては西ドイツ特許出願公開1645097
号(1)、同1720292号(2)、日本(3) 特許1566538号、の各明細書があげられる。
号(1)、同1720292号(2)、日本(3) 特許1566538号、の各明細書があげられる。
(1)によりpvcを気相中で後から塩素化することが
知られる。酸素を併用することは、(2)ではポリエチ
レンに関する実施例で、そして(6)ではpvcの実施
例で記載されている。
知られる。酸素を併用することは、(2)ではポリエチ
レンに関する実施例で、そして(6)ではpvcの実施
例で記載されている。
PVCの塩素化によって、出発重合体に比して改善され
た性質を有する物質が得られることが知られている。P
VCの塩素含量を56%から65〜67%に高めること
によって、軟化点(EP )が81〜86℃から125
〜135℃に高められ、このことはこの材料を高い対熱
形状安定性の要求される応用分野に適合するものにする
。
た性質を有する物質が得られることが知られている。P
VCの塩素含量を56%から65〜67%に高めること
によって、軟化点(EP )が81〜86℃から125
〜135℃に高められ、このことはこの材料を高い対熱
形状安定性の要求される応用分野に適合するものにする
。
PVCの塩素化は、懸濁液中で(塩酸中、4参照)又は
気相中で行われる。温度は経済的な反応速度に達するよ
うに選ぶべきであるが、焼結凝集ならびにHCI放出及
び穴洞形成を伴う分解を起こさない程度に低くせねばな
らない。
気相中で行われる。温度は経済的な反応速度に達するよ
うに選ぶべきであるが、焼結凝集ならびにHCI放出及
び穴洞形成を伴う分解を起こさない程度に低くせねばな
らない。
そのために温度は狭い範囲に保たれ、そして変化率と共
に軟化点が向上するように攪拌される。
に軟化点が向上するように攪拌される。
懸濁液中の塩素化では、懸濁剤が反応の遂行を容易にす
る。なぜならばこれが温度の尖鋭化をやわらげて、反応
熱が器壁を通して除去されることを容易にするからであ
る。熱い塩酸による強い腐食性を避けるため及び反応生
成物中に含有される塩酸の手数のかかる除去のため、塩
素化を気相中例えば流動床中で行うことが試みられたが
、正しく熱を伝達することが困難である。
る。なぜならばこれが温度の尖鋭化をやわらげて、反応
熱が器壁を通して除去されることを容易にするからであ
る。熱い塩酸による強い腐食性を避けるため及び反応生
成物中に含有される塩酸の手数のかかる除去のため、塩
素化を気相中例えば流動床中で行うことが試みられたが
、正しく熱を伝達することが困難である。
反応は突然にかつ不規則に起こるので、低い塩素濃度の
場合は、例えば窒素で希釈しそして照射下に操作する。
場合は、例えば窒素で希釈しそして照射下に操作する。
熱の伝達を改善しかつ分解を防止するために、窒素又は
他の不活性ガスを使用することも試みられた。
他の不活性ガスを使用することも試みられた。
本発明者ψは、少量の酸素の存在下で操作すると、気相
中でのPVCの塩素化の開始及び進行が一様になりそし
て低温で行われることを見出した。特に照射及び不活性
ガスの添加は不必要になり、公知方法の欠点は除かれる
。
中でのPVCの塩素化の開始及び進行が一様になりそし
て低温で行われることを見出した。特に照射及び不活性
ガスの添加は不必要になり、公知方法の欠点は除かれる
。
次に本発明の実施態様を説明する。
本発明方法は気相中で、すなわち溶剤又は懸濁剤の不在
で、連続的にそして好ましくは非連続的に実施できる。
で、連続的にそして好ましくは非連続的に実施できる。
この操作法は例えば(1)では流動床として形成された
反応帯域として記載されている。反応帯域の他の態様と
しては回転管があげられる。しかし流動床を利用すぎこ
とが優れている。
反応帯域として記載されている。反応帯域の他の態様と
しては回転管があげられる。しかし流動床を利用すぎこ
とが優れている。
本発明方法において特に重要なことは、塩素に対し0.
01〜0.5容量%の酸素を使用すると、人為的照射を
省略でき、そして窒素のような不活性ガスを併用する必
要のないことである。・塩素に0.01%の酸素を混合
するとすでに効果が認められるが、0.05〜0.25
%の酸素量は特に有利である。なぜならば反応を均一に
そして温度調節可能に進行させ、そして低温での塩素化
の進行を可能にするからである。反応生成物の凝結及び
分解のおそれが減少し、その加工安定性、着色及び機械
的性質が改善される。0.2%以上の酸素含量は、反応
生成物のに一値及び進行する着色を低下するが、0.5
%以上の添加は好ましくない。
01〜0.5容量%の酸素を使用すると、人為的照射を
省略でき、そして窒素のような不活性ガスを併用する必
要のないことである。・塩素に0.01%の酸素を混合
するとすでに効果が認められるが、0.05〜0.25
%の酸素量は特に有利である。なぜならば反応を均一に
そして温度調節可能に進行させ、そして低温での塩素化
の進行を可能にするからである。反応生成物の凝結及び
分解のおそれが減少し、その加工安定性、着色及び機械
的性質が改善される。0.2%以上の酸素含量は、反応
生成物のに一値及び進行する着色を低下するが、0.5
%以上の添加は好ましくない。
本発明方法は70〜160℃特に75〜126℃の温度
で行われる。本発明は後記の実施例直径15crnで高
さ50Crnの円錐形底部を有する冷却用外套を備えた
流動層装置に、懸濁補助剤の不在で重合させて得られた
に一値5BのPVC2、5kl?を充填する。重合体粉
末を流動させるために、テフロンでライニングした膜コ
ンプレッサーを用いて毎時約20m3のガスを循環にポ
ンプ送入する。その際一部を継続して新鮮なガスで置き
換え、そして対応量の廃ガスを取り出す。塩素化の開始
前に、2001/時の窒素流を15分間導入して装置内
の辛気を窒素で置換する。次いで供給ガスを純粋な塩素
に交換しくこれは最初は1001/時の量で、反応の後
の段階では2O−047時で導入される)、そして中の
塩素濃度が25〜65%となるように定める。実験の終
了後又は塩素含量が65〜66%に達したのち、C1□
及びHCIが物質及び反応器から除去されるまで窒素ガ
スを導通する。
で行われる。本発明は後記の実施例直径15crnで高
さ50Crnの円錐形底部を有する冷却用外套を備えた
流動層装置に、懸濁補助剤の不在で重合させて得られた
に一値5BのPVC2、5kl?を充填する。重合体粉
末を流動させるために、テフロンでライニングした膜コ
ンプレッサーを用いて毎時約20m3のガスを循環にポ
ンプ送入する。その際一部を継続して新鮮なガスで置き
換え、そして対応量の廃ガスを取り出す。塩素化の開始
前に、2001/時の窒素流を15分間導入して装置内
の辛気を窒素で置換する。次いで供給ガスを純粋な塩素
に交換しくこれは最初は1001/時の量で、反応の後
の段階では2O−047時で導入される)、そして中の
塩素濃度が25〜65%となるように定める。実験の終
了後又は塩素含量が65〜66%に達したのち、C1□
及びHCIが物質及び反応器から除去されるまで窒素ガ
スを導通する。
表にはさらに塩素化が行われる温度及び最終温度を示す
。
。
加工性を調べるために、反応生成物100gを塩基性硫
酸鉛6g、ステアリン酸カルシウム1g及びステアリン
酸鉛1gと共に、190℃の色及び性質を調べ、K−値
を測定した。
酸鉛6g、ステアリン酸カルシウム1g及びステアリン
酸鉛1gと共に、190℃の色及び性質を調べ、K−値
を測定した。
表中の数値を比較すると、酸素不在のpvcの塩素化(
比較実験)は、塩素吸収が緩慢で高温で起こることがわ
かる。希望の最終塩素含量65〜66%には達しない。
比較実験)は、塩素吸収が緩慢で高温で起こることがわ
かる。希望の最終塩素含量65〜66%には達しない。
これに対し少量(0゜1〜0.2%)の酸素の存在では
、速やかな塩素化が行われ、生成物は良好な機械的性質
と薄い色を有する。しかしより高い酸素含量の存在下の
塩素化では、塩素化生成物の着色が増加し、K−値及び
機械的性質の低下が観察される。実験5.6及び7は本
発明の少し劣る実施態様を示すものである。
、速やかな塩素化が行われ、生成物は良好な機械的性質
と薄い色を有する。しかしより高い酸素含量の存在下の
塩素化では、塩素化生成物の着色が増加し、K−値及び
機械的性質の低下が観察される。実験5.6及び7は本
発明の少し劣る実施態様を示すものである。
Claims (1)
- 塩素に対し0.01〜0.5容量%の酸素を使用し、そ
して塩素化を照射線の不在で行うことを特徴とする、粉
末状塩化ビニル重合物を気相中70〜160℃の温度で
、少なくとも1個の反応帯域において塩素及び酸素の存
在下に塩素化する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE32257118 | 1982-07-09 | ||
DE19823225711 DE3225711A1 (de) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | Verfahren zur chlorierung von vinylchlorid-polymerisaten |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5924705A true JPS5924705A (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=6168036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12172283A Pending JPS5924705A (ja) | 1982-07-09 | 1983-07-06 | 塩化ビニル重合物の塩素化法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0100445A2 (ja) |
JP (1) | JPS5924705A (ja) |
DE (1) | DE3225711A1 (ja) |
-
1982
- 1982-07-09 DE DE19823225711 patent/DE3225711A1/de not_active Withdrawn
-
1983
- 1983-07-01 EP EP19830106415 patent/EP0100445A2/de not_active Withdrawn
- 1983-07-06 JP JP12172283A patent/JPS5924705A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0100445A2 (de) | 1984-02-15 |
DE3225711A1 (de) | 1984-01-12 |
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