JPS5924462Y2 - 研摩輪 - Google Patents
研摩輪Info
- Publication number
- JPS5924462Y2 JPS5924462Y2 JP8082979U JP8082979U JPS5924462Y2 JP S5924462 Y2 JPS5924462 Y2 JP S5924462Y2 JP 8082979 U JP8082979 U JP 8082979U JP 8082979 U JP8082979 U JP 8082979U JP S5924462 Y2 JPS5924462 Y2 JP S5924462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abrasive
- polishing
- materials
- ring
- abrasive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は帯鋼又はパイプなどの仕上げ研摩などに使用す
る研摩輪の改良に関するものである。
る研摩輪の改良に関するものである。
従来、帯鋼又はパイプなどの仕上げ研摩などに使用する
研摩輪は第1図の正面図及び第2図の縦断面図に示す如
く、厚手の紙あるいは布に研摩剤が付着せしめられた短
冊状の研摩材1が多数重ねられて長手方向の一方の端部
を、短筒状で両端部に鍔3,3′が形成されているリン
グ2の鍔3と3′との間に嵌入されて、その先端がリン
グ2の胴面に密接して環状に形成されていて、この研摩
材1が硬化樹脂などより成る接着剤4でリング2に接着
されて、リング2と研摩材1とが一体化されたものが使
用されているが、このような研摩輪の研摩材1の研摩側
の先端部を帯鋼又はパイプより成る被研摩材に接触させ
て研摩する際に、研摩材1の研摩側の先端部が摩耗した
場合には、その研摩量を一定に保つために被研摩材に対
する研摩材1の押圧力を上げる手段がとられていた。
研摩輪は第1図の正面図及び第2図の縦断面図に示す如
く、厚手の紙あるいは布に研摩剤が付着せしめられた短
冊状の研摩材1が多数重ねられて長手方向の一方の端部
を、短筒状で両端部に鍔3,3′が形成されているリン
グ2の鍔3と3′との間に嵌入されて、その先端がリン
グ2の胴面に密接して環状に形成されていて、この研摩
材1が硬化樹脂などより成る接着剤4でリング2に接着
されて、リング2と研摩材1とが一体化されたものが使
用されているが、このような研摩輪の研摩材1の研摩側
の先端部を帯鋼又はパイプより成る被研摩材に接触させ
て研摩する際に、研摩材1の研摩側の先端部が摩耗した
場合には、その研摩量を一定に保つために被研摩材に対
する研摩材1の押圧力を上げる手段がとられていた。
この場合、研摩材1の押圧力を上げる手段としては研摩
材1を被研摩材に向かって押える方式が行なわれている
が、このような方式によって押圧力を上げると、研摩輪
の構造上の問題から第3図の従来の研摩輪の使用状態を
示す説明図の如く、隣接する各研摩材1の間が広がって
間隙aを生ずることになってハタキながら研摩する状態
となり、被研摩材すを連続して均一に研摩することがで
きなくなり、また押圧力を強くすればする程この現象が
強くなって研摩能力としては逆に低下するばかりでなく
、このように被研摩材すをハタクような状態で研摩材1
を使用すると、研摩材1に付着している研摩剤が飛散し
てしまうことになり研摩能力の著しい低下を招くことに
なるなどの欠点があった。
材1を被研摩材に向かって押える方式が行なわれている
が、このような方式によって押圧力を上げると、研摩輪
の構造上の問題から第3図の従来の研摩輪の使用状態を
示す説明図の如く、隣接する各研摩材1の間が広がって
間隙aを生ずることになってハタキながら研摩する状態
となり、被研摩材すを連続して均一に研摩することがで
きなくなり、また押圧力を強くすればする程この現象が
強くなって研摩能力としては逆に低下するばかりでなく
、このように被研摩材すをハタクような状態で研摩材1
を使用すると、研摩材1に付着している研摩剤が飛散し
てしまうことになり研摩能力の著しい低下を招くことに
なるなどの欠点があった。
本考案はかかる欠点を解決したものであり、被研摩材を
研摩する際に研摩材の研摩側の先端部を押圧しても各研
摩材の間に間隙が生ずることがなく、連続して均一に研
摩することができる研摩能力の優れている研摩輪を提供
するものである。
研摩する際に研摩材の研摩側の先端部を押圧しても各研
摩材の間に間隙が生ずることがなく、連続して均一に研
摩することができる研摩能力の優れている研摩輪を提供
するものである。
更に詳しくは、本考案は短冊状の研摩材が多数重すられ
て長手方向の一方の端部を、短筒状で両端部に鍔が形成
されたリングの鍔の間に嵌入され、その先端をリングの
胴面に密接して環状に形成されてリングに接着固定され
ている研摩輪において、研摩材の研摩側の先端とリング
の鍔の先端との間の多数の研摩材の両側端で形成された
両側面にシート状の補強材がそれぞれ貼着されているこ
とを特徴とする研摩輪に関するものである。
て長手方向の一方の端部を、短筒状で両端部に鍔が形成
されたリングの鍔の間に嵌入され、その先端をリングの
胴面に密接して環状に形成されてリングに接着固定され
ている研摩輪において、研摩材の研摩側の先端とリング
の鍔の先端との間の多数の研摩材の両側端で形成された
両側面にシート状の補強材がそれぞれ貼着されているこ
とを特徴とする研摩輪に関するものである。
以下、図面により本考案に係る研摩輪について詳細に説
明する。
明する。
第4図は本考案に係る研摩輪の1実施例を示す一部切断
正面図、第5図は同縦断面図である。
正面図、第5図は同縦断面図である。
図面中、1は厚手の紙あるいは布に研摩剤が付着されて
いる短冊状の研摩材、2は短筒状で両端部に鍔3,3′
が形成されているリングであり、このノング2の鍔3と
3′との間に多数重ねられた研摩材1の長手方向の一方
の端部が嵌入され、その先端をリング2の胴面に密接し
て環状に形成された研摩材1が接着固定されている。
いる短冊状の研摩材、2は短筒状で両端部に鍔3,3′
が形成されているリングであり、このノング2の鍔3と
3′との間に多数重ねられた研摩材1の長手方向の一方
の端部が嵌入され、その先端をリング2の胴面に密接し
て環状に形成された研摩材1が接着固定されている。
4は鍔3と3′との間に嵌入されて環状に形成された研
摩材1とノング2とを接着している硬化樹脂などより戊
る接着剤である。
摩材1とノング2とを接着している硬化樹脂などより戊
る接着剤である。
5,5′は環状の研摩材1の研摩側先端とリング2の鍔
3及び3′の先端との間に多数の研摩材1の両側端で形
成された両側面にそれぞれ貼着されたシート状の補強材
であり、この補強材5,5′は両側面全面に貼着されて
いても、あるいは研摩側の先端部分を少し残して両側面
に貼着されていてもよく、被研摩材の材質などに応じて
適宜選択すればよい。
3及び3′の先端との間に多数の研摩材1の両側端で形
成された両側面にそれぞれ貼着されたシート状の補強材
であり、この補強材5,5′は両側面全面に貼着されて
いても、あるいは研摩側の先端部分を少し残して両側面
に貼着されていてもよく、被研摩材の材質などに応じて
適宜選択すればよい。
また補強材5,5′は紙、合成樹脂フィルム、合成樹脂
シートなどのシーI・状物であればよく、特に材質に特
徴を有するものである必要はなく、研摩材1に貼着して
固定できるものであればよく、また研摩材1の材質が紙
であっても、あるいは布であっても、補強材5,5′の
材質を特に限定する必要はない。
シートなどのシーI・状物であればよく、特に材質に特
徴を有するものである必要はなく、研摩材1に貼着して
固定できるものであればよく、また研摩材1の材質が紙
であっても、あるいは布であっても、補強材5,5′の
材質を特に限定する必要はない。
本考案に係る研摩輪は上記の如く、多数の研摩材1が重
ねられて環状に形成されてリング2に固定された多数の
研摩材1の両側端で形成された両側面に補強材5,5′
が貼着されたものであり、ががる本考案に係る研摩輪で
研摩材1の研摩側の先端部を被研摩材に接触させて研摩
すると、研摩側の先端部を押圧してその押圧力を上げて
も、研摩材1の両側端に補強材5,5′が貼着されてい
るため、隣接する各研摩材1の間が広がって間隙が生ず
ることが全くなく、研摩材1でハタキながら研摩する現
象が生じず、連続して被研摩材に接触するので、均一に
研摩を行なうことができる。
ねられて環状に形成されてリング2に固定された多数の
研摩材1の両側端で形成された両側面に補強材5,5′
が貼着されたものであり、ががる本考案に係る研摩輪で
研摩材1の研摩側の先端部を被研摩材に接触させて研摩
すると、研摩側の先端部を押圧してその押圧力を上げて
も、研摩材1の両側端に補強材5,5′が貼着されてい
るため、隣接する各研摩材1の間が広がって間隙が生ず
ることが全くなく、研摩材1でハタキながら研摩する現
象が生じず、連続して被研摩材に接触するので、均一に
研摩を行なうことができる。
また研摩材1を強く押えれば押える程押圧力が強くなり
、被研摩材に応じて押圧力を加減して研摩でき、しかも
研摩材1にハタクような現象が生じないことにより、研
摩材1に付着している研摩剤が飛散することがないので
、研摩能力が維持され、研摩材1の使用期間が延長され
る。
、被研摩材に応じて押圧力を加減して研摩でき、しかも
研摩材1にハタクような現象が生じないことにより、研
摩材1に付着している研摩剤が飛散することがないので
、研摩能力が維持され、研摩材1の使用期間が延長され
る。
かかる本考案に係る研摩輪と従来の研摩輪及び砥石とを
比較すると次の通りである。
比較すると次の通りである。
(1) 研削性
砥石は高い研削性を有しており、従来の研摩輪は押圧す
ると研摩材1にハタキながら研摩する現象が生じて均一
に研摩できず研削性が低いが、本考案に係る研摩輪は
押圧しても研摩材1にハタキながら研摩する現象を生し
ず、均一に研摩でき、研削性が砥石と同様に高い。
ると研摩材1にハタキながら研摩する現象が生じて均一
に研摩できず研削性が低いが、本考案に係る研摩輪は
押圧しても研摩材1にハタキながら研摩する現象を生し
ず、均一に研摩でき、研削性が砥石と同様に高い。
(2)追従性
砥石には追従性がなく、従来の研摩輪は追従性が大きい
が、本考案に係る研摩輪は補強材5゜5′によって研摩
材1の両側部が補強されているので、追従性が比較的小
さい。
が、本考案に係る研摩輪は補強材5゜5′によって研摩
材1の両側部が補強されているので、追従性が比較的小
さい。
(3)弾力性
砥石には弾力性が全くなく、従来の研摩輪にも反撥力は
ほとんど生じないが、本考案に係る研摩輪は補強材5,
5′によって研摩材1の両側部が補強されているので、
弾力性を有している。
ほとんど生じないが、本考案に係る研摩輪は補強材5,
5′によって研摩材1の両側部が補強されているので、
弾力性を有している。
このように本考案に係る研摩輪は研削性が高く、追従性
が小さく、弾力性を有しているなどの特性を有している
ので、帯鋼やパイプなどの被研摩材の仕上げ研摩に適し
ているのである。
が小さく、弾力性を有しているなどの特性を有している
ので、帯鋼やパイプなどの被研摩材の仕上げ研摩に適し
ているのである。
以上詳述した如く、本考案に係る研摩輪は多数の短冊状
の研摩材1が重ねられて環状に形成されてリング2に固
定された多数の研摩材1の両側端で形成された両側面に
シー1−状の補強材5,5′が゛貼着されたものであり
、研摩材1の両側端が補強材5,5′によって補強され
ているため先端部が押圧されても隣接する各研摩材1の
間に間隙が生ずることがなく、ハタキながら研摩する現
象を生じないので連続して均一に研摩を施すことができ
、研削性に優れており、また研摩材1を強く押えれば押
える程押圧力が強くなるなど弾力性にも優れているなど
の利点を有しており、しがち研摩の際に強く押圧しても
研摩材1にハタキながら研摩する現象を生じないことに
より研摩材が飛散することがないので、研摩能力が維持
され研摩材1の使用期間が延長されて費用が削減される
などの優れた利点を有していて、その実用的価値は大き
なものがある。
の研摩材1が重ねられて環状に形成されてリング2に固
定された多数の研摩材1の両側端で形成された両側面に
シー1−状の補強材5,5′が゛貼着されたものであり
、研摩材1の両側端が補強材5,5′によって補強され
ているため先端部が押圧されても隣接する各研摩材1の
間に間隙が生ずることがなく、ハタキながら研摩する現
象を生じないので連続して均一に研摩を施すことができ
、研削性に優れており、また研摩材1を強く押えれば押
える程押圧力が強くなるなど弾力性にも優れているなど
の利点を有しており、しがち研摩の際に強く押圧しても
研摩材1にハタキながら研摩する現象を生じないことに
より研摩材が飛散することがないので、研摩能力が維持
され研摩材1の使用期間が延長されて費用が削減される
などの優れた利点を有していて、その実用的価値は大き
なものがある。
第1図は従来の研摩輪の正面図、第2図は同縦断面図、
第3図は従来の研摩輪の使用状態を示す説明図、第4図
は本考案に係る研摩輪の1実施例を示す一部切断正面図
、第5図は同縦断面図である。 1・・・・・・研摩材、2・・・・・・リング、3,3
′・・・・・・鍔、4・・・・・・接着剤、5,5′・
・・・・・補強材、a・・・・・・間隙、b・・・・・
・被研摩材。
第3図は従来の研摩輪の使用状態を示す説明図、第4図
は本考案に係る研摩輪の1実施例を示す一部切断正面図
、第5図は同縦断面図である。 1・・・・・・研摩材、2・・・・・・リング、3,3
′・・・・・・鍔、4・・・・・・接着剤、5,5′・
・・・・・補強材、a・・・・・・間隙、b・・・・・
・被研摩材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 短冊状の研摩材1が多数重ねられて長平方向の一方
の端部を、短筒状で両端部に鍔3,3′が形成されたリ
ング2の鍔3と3′との間に嵌入され、その先端をリン
グ2の胴面に密接して環状に形成されてリング2に接着
固定されている研摩輪において、研摩材1の研摩側の先
端とリング2の鍔3及び3′の先端との間の多数の研摩
材1の両側端で形成された両側面にシート状の補強材5
,5′がそれぞれ貼着されていることを特徴とする研摩
輪。 2 補強材5,5′が多数の研摩材1の両側端で形成さ
れた両側面全面にそれぞれ貼着されている実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の研摩輪。 3 補強材5,5′が多数の研摩材1の両側端で形成さ
れた両側面の研摩側の先端部分を少し残してそれぞれ貼
着されている実用新案登録請求の範囲第1項に記載の研
摩輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8082979U JPS5924462Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 研摩輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8082979U JPS5924462Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 研摩輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562360U JPS562360U (ja) | 1981-01-10 |
JPS5924462Y2 true JPS5924462Y2 (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=29314151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8082979U Expired JPS5924462Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 研摩輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924462Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP8082979U patent/JPS5924462Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562360U (ja) | 1981-01-10 |
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