JPS5924297A - 汚染区域の封じ込め方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、気状噴流の助けをかりて汚染区域を封納す
る方法、特に汚染区域の汚染レベルと前記区域の外部の
汚染レベルとの間で極めて高い比をもつことを可能にさ
せる方法に関する。

特に原子炉設備において、大量の放射性物質を放出する
機械を含む区域を空気カーテンによって、この空気カー
テンを用いて前記機械に容易に介在させることができる
ために、隔絶することが知らねている。この方法の１適
用例は第１図に示され、ここにおいてセル１内に、区域
４を構成する垂直仕切り２が見られ、区域４内に核燃料
要素を切断するのに用いられる機械６が装着されている
。

機椋６を含む区域４は開口８によってセルと残部と連結
されている。ノズル１０から放出する末広がり状の気状
ジェット１２が開口８の全表面を〜い、これによって区
域４の汚染空気がセル１の清浄区域５に入ることを防止
する。ジェット１２内の空気は吸引オリフィス１４によ
ってとられ、かつサイクロン１６およびファン１８を含
む回路内に通される。この明細書の残部を通じ、用語「
ジェット１２の＠囲」とは、噴射溝孔７がらジェットに
よって覆われかつオリフィス１４ま〒延びる距離を定め
るのに用いられかつこれは開口８の幅に対応する。

サイクロン１６から出る空気が一般にエンクロージュア
１の外部に放出される。成る量の放射性塵埃を含むから
、大気に放出する前に絶対フィルタ１９によって濾過さ
れなければならない。しかし、このようなフィルタは極
めて高価手あるという事実とは全く別に、それらの交換
は、この塵埃の高い活性の結果として要求されるすべて
の保護のため長くかつ困難な作業手ある。さらに、除去
前に状態づげ又は処理されなければならない活性屏棄物
となる。故に取換を実施する頻度を減することが重要〒
ある。よって、サイクロン１６を離脱する空気の１部の
みが外側に排出され、一方他の部分はノズル１０内で再
循環される。セル１の壁２３の開口２２は、ファン２０
によってフィルタ１９から引出された空気を交換するた
めに、換気をセル内に浸入させることが↑きる。

この方法は、非常に不利点をもつ。よって、第１図から
判るように、気状ジェット１２は２つの部分によって形
成され、即ち溝孔７から長さｌにわたって延びかつ「潜
在的芯又は針状部」１６から成る「遷移区域」と称され
る第１部分は、これはノズル１０を通って噴射された空
気だけマ形成されかつ断面↑克て、はぼ長さｌの三角形
状をなし、この長さｌは噴射溝孔の幅ｅのほぼ６倍に等
しい。ガスの速度は針状部１６の任意の点で同一〒かつ
噴射速度に等しい。気状ジェット１２の第２部分は「ジ
ェットの全展開区域」１５と称される区域〒あり、ここ
でノズル１０から噴射された空気が吸引作用によってセ
ル４内およびエンクロージュア１の清浄区域５内に存在
する空気と混合される。ジェット区域の全展開部分は針
状部の先端を越え、特に針状部から吸引オリフィス１４
から延びる。区域１５は極めて乱れた作用状態をもつか
ら、セル４内に含まれる塵埃の大部分を吸引する（矢印
９）。ジェット１２内の成る濃度を越えて、鳳埃が乱れ
た拡散によってエンクロージュアの清浄区域５内に排出
される危険がある。

最も好ましくない場合、区域５内の汚染濃度は、区域４
内のそのレベルの太むね半分であるが、特に原子核工業
において、最小濃縮比が要求されかつ一般に１　：　１
００以下〒ある。さらに、この塵埃はセル１内の区域５
内の固定設備に放射能を与え、かつこれによって生じた
蓄積汚染は、成る期間後は極めて高くなる。この欠陥を
避けるために、吹込まれた空気の速度を増す試みがなさ
れ、しかしこのことば改善にはつながらず、単に運転費
を増大するだけである。

この発明の目的は空気カーテンによって汚染区域の封じ
込め方法の提供であり、これはこれらの不利点を避けか
つ前記区域外側の汚染レベルを可成り下げることが１き
る。

この発明による方法の主たる態様は、少くとも１つの開
口によって外部と連通する区域の場合、気状ジェットが
前記開口と同一水準で循環され、このジェットの大きさ
は、それが開口の全表面を暖うように定められる。気状
ジェットは、遷移区域とジェット区域の全展開区域をも
ち、遷移区域は潜在的な芯部又は針状部をもつ。この発
明によれば、針状部はジェットの範囲に等しい長さを与
えられかつ第２気状ジエツトが第１ジエツトに対してこ
の区域の反対側において循環され、第２ジエツトは第１
ジエツトに隣接する。

よって、針状部が開口８の全表面を覆うと、もはや頭埃
がこの区域の外部からおよび乱れ混合区域から侵入する
ことはない。紀２気状ジェットの機能は第１ジエツトの
安定化にあ木。よって、針状部が十分な長さをもつため
に、噴射溝孔幅は、ノズル１０と吸引オリフィス１４間
の距離のほぼ１／６に等しいことが必要〒ある。これは
、（もしそう雫なければ流速が禁止的な値となるから）
低噴射速度を与え、これはジェットを不安定にさせる危
険がある。第２気状ジエツトは吸引効果をつくり、第１
ジエツトを第２ジエツトと係合しそれを安定化する。

この発明による方法の他の態様は、２つの気状ジェット
の噴射流速が、第１ジエツトと接触している第２ジエツ
トの面によって誘導された空気流が第１ジエツトの噴射
流速と実質的に等しいように調節される、 よって、第１ジエツトの噴射流速は、もし第２ジエツト
のみがあるならば室内に吸入された空気流に等しい。こ
れによって第１ジエツトが区域４の下方壁に向って偏向
するととてよって変形することを防ぐ。よって、第２ジ
エツトは区域４内〒の、区域４の汚染空気の小部分との
乱流拡散によって混合された第１ジエツトの噴射空気を
吸引する。そのうゼ、セル１の区域５内の清浄空気を吸
引する。よって、吸引オリフィス１４から排出された空
気は、区域４０大気と比較すれば極めてわずかしか汚染
されていない。

この発明による方法の他の態様によれば、２つの気状ジ
ェットの空気が吸引オリフィスによって取り土げられか
つ例えばサイクロン又は点滴塔のような浄化装置に通さ
れたのちにこの空気が部分的再循環される。この空気を
再循環させるのに必要なエネルギは、ファン、圧縮機、
空気噴出器等の循環装置によって供給される。

最後に、この発明は又、核燃料要素の切断によって発生
した放射性塵埃を含む区域の封じ込めのためのこの方法
の適用に関する。

附図を参照しつつ、この発明を限定するものではない実
施例について以下にこの発明の詳細な説明する。

第２図は、ノズル１０が所与の噴射溝孔７によって形成
され、第１ジエツトの針状部１６の末端の適正幅が吸引
オリフィス１４と同一レベルにある状態を示す。この発
明によれば、第１ジエツト１２は第２ジエツト２４によ
って制御され、第２ジエツトはノズル１０の極く近くに
位置するノズル２０を経由して噴入する。この流速は、
セル４の側部からジェット２４が第１ジエツトの噴射流
量に等しい空気流量を吸引するように計算されろ。

針状部１６は開口８の全表面を覆い従って塵埃が区域４
の外部に通過するのを防ぐから、オリフィス’＋４によ
って吸引された空気はその汚染度は極めて僅かである。

実際の場合、セル４内に含まれた少量の塵埃は次の理由
によってオリフィス１４によって排出される。第１便１
状ジエツト１２は、乱流混合区域１５をもち、この区域
はセル４がら空気を吸引し、従って成る量の塵埃がその
中に含まれる（矢印１１）。

従って、この塵埃の１部分はオリフィス１４によって引
き出され、他の部分は導入された空気流によってセル４
内に再循環される。しかし、オリフィス１４によって吸
入された空気は、従来の方法によりよりも汚染度は低い
。故にこの濃度を低下しかつ区域４の濃度よりもはるか
に低い濃度のセルの区域５内↑汚染塵埃濃度を得るため
にオリフィス１４によって吸引された空気をサイクロン
に通過するだけでよい。

第６図はこの発明による方法を第１図のセルに適用した
場合を示す。機械６を含む区域４を形成する仕切り２を
具備するセル１が示されている。

この区域はノズル１０から出る第１気状ジエツト１２と
ノズル２５から出る第２ジエツト２４によって構成され
た２重空気カーテンによってセルの上方部５から区分さ
れている。吸引オリフィス１４によって吸引された空気
は、まずサイクロン１６に通され、ここ〒その汚染濃度
が低下される。第１図の場合のように、サイクロン１６
から出る空気は絶対フィルタ１９を通過したのちにファ
ン２０によってセル１の外側に排出される。他の部分は
ファン１８によって再循環される。この再循環空気の別
の部分は、弁６２によってノズル１０内に流入し、仙の
部分は弁６０からノズル２５に流入する。

例えば、この発明による方法は、核燃料要素を分割する
のに用いられる機械６を含む１のようなセルに適用され
た。区域４をセルの上方部５がら隔離する開口８は長さ
９ｍマ、幅は６ｍである。

ノズル１０の流出部と吸引ノズル１４の流入部トの間の
距離は、２．４　ｍ−ｌ１％ある。セルに流入する線字
気流速は４４３５０　ｍ”／　ｈでこれは開口２２を通
りセルに流入する新鮮空気１９．０００ｍ７ｈと、再循
環空気２５．ＢＢＯｍ７ｈの和である。後者はそのうち
６３５０ｍ７ｈはノズル２５を通過して第２急速ジエツ
ト２４を形成し、１９，０００ｍ’／ｈはノズル１０を
通過して第１緩速ジエツト１２を形成する。

外部のファン２０とファン１８が吸引オリフィス１４お
よびサイクロン１６内に４４，３５０ｍ７ｈの総流速を
保証する。このうち２５，５５０ｍ７ｈは２つの気状ジ
ェット１２および２４から流入し、１９，０００ｍ７１
１は開口２２を経て流入１′る新鮮空気から成る。

上記の流量値の場合、セルの区域４と５における放射性
塵埃濃度間の比はほぼ１００、即ちこの値は従来の方法
から得られるものより十分に高い。

さらに、他の一連の試験の結果では、封じ込めの効果を
大きく損うことなくこの発明による空気カーテンを介し
て操作機アームを通過させることが可能なことを立証し
た。

この発明による方法は、外側区域４の蓄積汚染を可成り
減少させるから特に興味ある利点をもつ。

さらに、サイクロン１６および絶対フィルタ１９を通過
する空気中の塵埃濃度は減ぜられ、これによってフィル
タの使用命数を増大することによつ又設備の運転費用を
減する。

この発明による方法は、原子核工業に限定することなく
数多くの種々の適用目的をもつ。例えば、化学工業にお
いては、これを用いて特に有毒な製品を取扱う区域を隔
離することができる。例えば塩素製造装置の場合、塩素
を除去するためアルカリ溶液とフィルタの代りにアルカ
リ溶液滴下塔を使用することが可能である。最後に、こ
の発明による方法は、多量の塵埃を発生する設備に、た
とえその塵埃が放射性をもつもの↑あっても無くても適
用ｆきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の区域封じ込め方法を示す断面説明図〒
、既述したもの、第２図は、この発明による方法に用い
られる２つの気状ジェットの断面説明図、第３図は、第
１図と類似の断面図〒同一区域へのこの発明の方法の適
用を示す。 図中の符号　　　　　１・・・セル、 ２・・・垂直仕切り、　　　４・・・区域、５・・・清
浄区域、　　　　６・・・機械、７・・・噴射溝孔、　
　　８・・・開口、９・・・矢印、　　　　　　１０・
・・ノズル、１１・・・矢印、　　　　　１２・・・気
状ジェット、１６・・・針状部、　　　　１４・・・吸
引オリフィス、１５・・・ジェット区域、　１６・・・
サイクロン、１８・・・ファン、　　　　１９・・・フ
ィルタ、２０・・・ファン、　　　　２２・・・開口、
２６・・・壁、　　　　　　２４・・・第２ジエツト２
５・・・ノズル、　　　　６０・・・弁、３２・・・弁
　　　を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少くとも１つの開口によって外部と連通された区域
   の汚染の封じ込め方法において、気状ジェットが前記開
   口のレベルで循環され、核気状ジェットの大きさが開口
   の全表面を覆うように定められ、前記ジェットが遷移区
   域と全ジェット展開区域とによって形成され、遷移区域
   が針状部をもち、該針状部がジェットの範囲に等しい長
   さを与えられ１、かつ第２気状ジエツトが第１ジエツト
   に対して室の反対側から循環され、第２気状ジエツトが
   第１ジエツトに隣接している汚染区域の封じ込め方法。 ２．２つの気状ジェットの流速が、第１ジエツトと接触
   する第２ジエツトの面によって導入される空気流が第１
   ジエツトの噴射流速と実質的に等しいように調整される
   特許請求の範囲第１項記載の方法。 ６．２つの気状ジェットの空気が、吸引オリフィスによ
   って吸出されかつ浄化装置を通禍された後に再循環され
   、この空気が循環装置によって循環される特許請求の範
   囲第１項記載の方法。 ４、サイクロンが浄化装置として用いられる特許請求の
   範囲第３項記載の方法。 ５、滴下塔が浄化装置として用いられる特許請求の範囲
   第３項記載の方法。 ６、核燃料要素の分断によって生ずる放射性塵埃を含む
   区域の封じ込めに特許請求の範囲第１：ｒＪｌ記載の方
   法の適用８