JPS5923865A - 摺動部材 - Google Patents
摺動部材Info
- Publication number
- JPS5923865A JPS5923865A JP57131734A JP13173482A JPS5923865A JP S5923865 A JPS5923865 A JP S5923865A JP 57131734 A JP57131734 A JP 57131734A JP 13173482 A JP13173482 A JP 13173482A JP S5923865 A JPS5923865 A JP S5923865A
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- JP
- Japan
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- alloy
- wear
- sprayed
- alloy powder
- low carbon
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C4/00—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
- C23C4/04—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
- C23C4/06—Metallic material
- C23C4/067—Metallic material containing free particles of non-metal elements, e.g. carbon, silicon, boron, phosphorus or arsenic
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃機関用ピストンリング、シリンダライナ
、エアコンプレッザ、シフトフォーク爪部等の摺動面に
適用できる摺動部材に関するものである。
、エアコンプレッザ、シフトフォーク爪部等の摺動面に
適用できる摺動部材に関するものである。
内燃機関において、性能を向上させる目的での高回転化
、高圧縮化及び軽量化並びに燃費向」二対策としての軽
合金の使用、あるいは小型化等の必要性の点から耐摩耗
性、耐焼付性材料や低摩擦材料が切望されており、従来
から多くの研究がなされている。かかる対策の一つとし
て、摺動部材の摺動部に金属、酸化物、炭化物を溶射し
たり又はめっきを施すことにより面j摩耗性被覆屑を形
成することは従来より公知であり、その応用例も多い。
、高圧縮化及び軽量化並びに燃費向」二対策としての軽
合金の使用、あるいは小型化等の必要性の点から耐摩耗
性、耐焼付性材料や低摩擦材料が切望されており、従来
から多くの研究がなされている。かかる対策の一つとし
て、摺動部材の摺動部に金属、酸化物、炭化物を溶射し
たり又はめっきを施すことにより面j摩耗性被覆屑を形
成することは従来より公知であり、その応用例も多い。
従来の摺動部月をピストンリングを例にしてさらに具体
的に述べると、ピストンリングの而」摩耗性被覆層とし
ては、鉄系ピストンリング母材の外周面にクロムめっき
やモリブデン溶射、高炭素Fe−Cr合金溶射等を施し
て耐摩耗性の優れた層を形成する表面処理が行われてい
る。
的に述べると、ピストンリングの而」摩耗性被覆層とし
ては、鉄系ピストンリング母材の外周面にクロムめっき
やモリブデン溶射、高炭素Fe−Cr合金溶射等を施し
て耐摩耗性の優れた層を形成する表面処理が行われてい
る。
しかしながら、クロムめっきが施されたピストンリング
は、相手部栃である鋳鉄製シリンダライナとの耐焼付性
が良くないため、焼料き、スカッフィングを生ぜしめ易
い。この対策とし−C,普通鋳鉄にニッケル、リン、ク
ロム、モリブデン及び/又はボロン、ニオブを添加した
低合金鋳鉄製のシリンダライナが用いられている0、従
って製造コスト高になる等の問題があった。
は、相手部栃である鋳鉄製シリンダライナとの耐焼付性
が良くないため、焼料き、スカッフィングを生ぜしめ易
い。この対策とし−C,普通鋳鉄にニッケル、リン、ク
ロム、モリブデン及び/又はボロン、ニオブを添加した
低合金鋳鉄製のシリンダライナが用いられている0、従
って製造コスト高になる等の問題があった。
またクロムめっき処理の場合には、相手部材であるシリ
ンダボアの摩耗は減少する反面、ピストンリング自体の
耐摩耗性が劣るきいう欠点があった。
ンダボアの摩耗は減少する反面、ピストンリング自体の
耐摩耗性が劣るきいう欠点があった。
他方、モリブデン溶射被覆層を有するピストンリングで
は、相手側の鋳鉄製シリンダライナとの面1焼付性は良
好である反面、600℃以上の熱負荷がかかるエンジン
に使用されたとき、モリブデンの酸化によシピストンリ
ングの母料と溶射層の間及び溶射層内の密着性に問題が
生じ、さらにモリブデン自体が高価なためピストンリン
グ自体も高価になる等の欠点を有している。
は、相手側の鋳鉄製シリンダライナとの面1焼付性は良
好である反面、600℃以上の熱負荷がかかるエンジン
に使用されたとき、モリブデンの酸化によシピストンリ
ングの母料と溶射層の間及び溶射層内の密着性に問題が
生じ、さらにモリブデン自体が高価なためピストンリン
グ自体も高価になる等の欠点を有している。
さらにまた高炭素f;’e−(:’r合金溶射が施され
た場合には、クロムめっき処理の場合よりシリンダボア
チの鋳鉄材との耐焼料性は良好であり、そしてピストン
リング自体の耐摩耗性も向上する反面、相手部材である
シリンダボアの摩耗が増加するという問題があった。
た場合には、クロムめっき処理の場合よりシリンダボア
チの鋳鉄材との耐焼料性は良好であり、そしてピストン
リング自体の耐摩耗性も向上する反面、相手部材である
シリンダボアの摩耗が増加するという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するだめのもので
あり、摺動部自体の耐摩耗性、iI焼。
あり、摺動部自体の耐摩耗性、iI焼。
伺性を向上させるとともに、相手部相への攻撃性を11
とんどもたない摺動部側を提供すると吉を目的とする。
とんどもたない摺動部側を提供すると吉を目的とする。
かかる本発明の摺動部側は、母相表面に10〜70重量
%の低炭素1;’e−(:r合金と90〜30i量係の
Al−Si合金よりなる溶射層を設けたことを特徴とす
る1゜ 本発明の摺動部材の母材表面に溶射される拐料中、低炭
素1’i”e−Cr合金さしては、Crfgについては
55%(重量)よシ少ないと酬焼料性が低下し、また7
0%(重量)より多いと相手材の摩耗が増大すること、
及びC量については3%(重量)より多いと硬さが増大
して相手部の摩耗が増加するという理由から、55〜7
0沖量係のCr、6重量係以下のC及び残部1i’6よ
、す々る組成のものを使用し、またAl−Si合金とし
ては、3i量が15係(重量)より少ない吉自身の耐摩
耗性が十分ではなく、24%(重量)より多いと相手材
の摩耗が増加するという理由から、15〜247779
%のSi及び残部AIよりなるものを使用する。なお、
低埃素Fe−(:r合金においてSi。
%の低炭素1;’e−(:r合金と90〜30i量係の
Al−Si合金よりなる溶射層を設けたことを特徴とす
る1゜ 本発明の摺動部材の母材表面に溶射される拐料中、低炭
素1’i”e−Cr合金さしては、Crfgについては
55%(重量)よシ少ないと酬焼料性が低下し、また7
0%(重量)より多いと相手材の摩耗が増大すること、
及びC量については3%(重量)より多いと硬さが増大
して相手部の摩耗が増加するという理由から、55〜7
0沖量係のCr、6重量係以下のC及び残部1i’6よ
、す々る組成のものを使用し、またAl−Si合金とし
ては、3i量が15係(重量)より少ない吉自身の耐摩
耗性が十分ではなく、24%(重量)より多いと相手材
の摩耗が増加するという理由から、15〜247779
%のSi及び残部AIよりなるものを使用する。なお、
低埃素Fe−(:r合金においてSi。
Mn 、S 、Pb等が一般の炭素鋼程度含まれていて
もよく、またAl−Si合金においてCLI、Mg、Z
n。
もよく、またAl−Si合金においてCLI、Mg、Z
n。
Fe、 Mn、 Ni、 Sn等が一般のアルミニウム
合金程度さ同様に含まれ−〔いてもよい。
合金程度さ同様に含まれ−〔いてもよい。
本発明において、低炭素p’e−(:r合金とAl−8
1合金よりなる拐料を使用するのは、とわら各合金の有
する利点を利用するだめである。すなわち、上記組成か
らなる低炭素Fe−Cr合金溶射層のみの硬さは、組成
によって異なるがビッカース硬さでHv300〜500
(5kgで)であり、この層自体の摩耗は多い吉いう
欠点がある反面、摺動部相として通常使用されている鋳
鉄(JISF’C25)あるいは炭素鋼(JIS 54
5C)の相手部利の摩耗は小さいという利点がある。一
方、A I−Si合金溶射層のみの硬さは、組成によっ
て異なるがビッカース硬さでJ−(V 150〜250
(5kgで)であってそれ程硬くはないが、硬さの高
い微細な初晶Si (硬さm)(v1200 (50,
9で))が合金中に存在するため、この層自体の耐摩耗
性は良いという利点がある反面、鋳鉄(JISFC25
)あるいは炭素鋼(JIS 545C)の相手部旧の摩
耗を多くするという欠点がある。
1合金よりなる拐料を使用するのは、とわら各合金の有
する利点を利用するだめである。すなわち、上記組成か
らなる低炭素Fe−Cr合金溶射層のみの硬さは、組成
によって異なるがビッカース硬さでHv300〜500
(5kgで)であり、この層自体の摩耗は多い吉いう
欠点がある反面、摺動部相として通常使用されている鋳
鉄(JISF’C25)あるいは炭素鋼(JIS 54
5C)の相手部利の摩耗は小さいという利点がある。一
方、A I−Si合金溶射層のみの硬さは、組成によっ
て異なるがビッカース硬さでJ−(V 150〜250
(5kgで)であってそれ程硬くはないが、硬さの高
い微細な初晶Si (硬さm)(v1200 (50,
9で))が合金中に存在するため、この層自体の耐摩耗
性は良いという利点がある反面、鋳鉄(JISFC25
)あるいは炭素鋼(JIS 545C)の相手部旧の摩
耗を多くするという欠点がある。
そこで、上記2種類の合金からなる利料を溶射してなる
溶射層は、合金の組成及びその混合割合によって異ガる
がビッカース硬さI(V200〜450(5kgで)の
範囲の硬さがあり、それ自体の面1摩耗性はAl−Si
合金の場合さ同等であり、鋳鉄(JIS Fe12)あ
るいは炭素鋼1(JIS S/15c)製相手部利の摩
耗をAl−Si合金のみを用いたものより大巾に減らす
・ことができるからである。
溶射層は、合金の組成及びその混合割合によって異ガる
がビッカース硬さI(V200〜450(5kgで)の
範囲の硬さがあり、それ自体の面1摩耗性はAl−Si
合金の場合さ同等であり、鋳鉄(JIS Fe12)あ
るいは炭素鋼1(JIS S/15c)製相手部利の摩
耗をAl−Si合金のみを用いたものより大巾に減らす
・ことができるからである。
低炭素1i”e−Cr合金量を10〜70沖量係と限定
したのけ、低炭素、F’e−に:r合金量が10π53
i’t’、 %より少ないと叡jiJ/1G(JIS
Fe12)あるいt」炭素鋼(JIS 545C)製相
手部拐がA I−S i合金のみの場合と同程度の摩耗
を示すからであり、寸だ70重預−チを超える。!:溶
射層自体の摩れが多くなるからである。
したのけ、低炭素、F’e−に:r合金量が10π53
i’t’、 %より少ないと叡jiJ/1G(JIS
Fe12)あるいt」炭素鋼(JIS 545C)製相
手部拐がA I−S i合金のみの場合と同程度の摩耗
を示すからであり、寸だ70重預−チを超える。!:溶
射層自体の摩れが多くなるからである。
なお、摺動部材の母材としては、例えば球状黒鉛鋳鉄の
ような通常この種の用途に用いられるものが使用できる
。
ような通常この種の用途に用いられるものが使用できる
。
上記2種類の混合材料を溶射するには、アーク溶射、ガ
ス溶射及びプラズマ溶射法等によって行う。しかしなが
ら特にプラズマ溶射法で行うのは、母材への付着性の点
から好ましい。このプラズマ溶射法の場合、上記2種類
の成分を粉末吉して用いるのが良い。
ス溶射及びプラズマ溶射法等によって行う。しかしなが
ら特にプラズマ溶射法で行うのは、母材への付着性の点
から好ましい。このプラズマ溶射法の場合、上記2種類
の成分を粉末吉して用いるのが良い。
上記2種類の粉末粒度はいずれも350メソシー(44
μ)よシ細かいものが望ましい。44μよシ粗いと気孔
が多くなシ耐摩耗性、耐スカッフィング性が悪くなるか
らである。溶射層の厚さとし°CItJ、o、o2〜0
5朋が望ましい。0.02開よ、り薄いと表面に均一な
厚さ溶射層は得られなく、また〔15朋より厚いと溶射
層の)・クリが発生しやすい欠点がある。
μ)よシ細かいものが望ましい。44μよシ粗いと気孔
が多くなシ耐摩耗性、耐スカッフィング性が悪くなるか
らである。溶射層の厚さとし°CItJ、o、o2〜0
5朋が望ましい。0.02開よ、り薄いと表面に均一な
厚さ溶射層は得られなく、また〔15朋より厚いと溶射
層の)・クリが発生しやすい欠点がある。
以下、本発明に係る摺動部拐を実施例に基づき具体的に
説明する。例中、[−チ」は「重邦係」を表わす。
説明する。例中、[−チ」は「重邦係」を表わす。
実施例1
球状黒鉛鋳鉄製の外径25.6’m、、内径20.0m
m、厚さi6m、の回転試験片のリング端面に、下記の
処理によって厚さ002〜0.30 mfiの被1ル層
を形成した。
m、厚さi6m、の回転試験片のリング端面に、下記の
処理によって厚さ002〜0.30 mfiの被1ル層
を形成した。
(A)ニクロムメッキ(比較例)
(B):モリブデンのガス溶射(実施例)(C):10
0%のAl−Si合金(組成:Al−17%5i−4%
Cu−0,6%Mg、粉粒度44〜10μ、以下同じ)
粉末のプラズマ溶射(比較例) ([)10%の低炊素Fe−Cr合金(組成:Fe−6
6%Cr−0,03%C,粉粒度44〜10μ、以下同
じ)粉末と90 %Al−5i合金粉末の混合粉末のプ
ラズマ溶射(実施例) (口 30%低炭素Fe−Cr合金粉末と701Al−
Si合金粉末の混合粉末のプラズマ溶射(実施例)、 CF350%低炭素Fe−Cr合金粉末と50%AI−
Si合金粉末の混合粉末のプラズマ溶射(実施例)、 (G) 7→%低炭素1i’e −c r合金粉末と
30%At−Si合金粉末の混合粉末のプラズマ溶射(
実施例)及び Q−i 1oo%低炭素Ji’e−Cr合金粉末のプ
ラズマ溶射(比較例)。
0%のAl−Si合金(組成:Al−17%5i−4%
Cu−0,6%Mg、粉粒度44〜10μ、以下同じ)
粉末のプラズマ溶射(比較例) ([)10%の低炊素Fe−Cr合金(組成:Fe−6
6%Cr−0,03%C,粉粒度44〜10μ、以下同
じ)粉末と90 %Al−5i合金粉末の混合粉末のプ
ラズマ溶射(実施例) (口 30%低炭素Fe−Cr合金粉末と701Al−
Si合金粉末の混合粉末のプラズマ溶射(実施例)、 CF350%低炭素Fe−Cr合金粉末と50%AI−
Si合金粉末の混合粉末のプラズマ溶射(実施例)、 (G) 7→%低炭素1i’e −c r合金粉末と
30%At−Si合金粉末の混合粉末のプラズマ溶射(
実施例)及び Q−i 1oo%低炭素Ji’e−Cr合金粉末のプ
ラズマ溶射(比較例)。
そして、形成された各々のメッキ面及び溶射面を研削加
工した。
工した。
加工処理した回転試験片を、相手部利である外径256
朋、内径20.0闘、厚さ16關の廚素鋼(JIS 5
45C)試験片の端面と接するように設置し、接触面に
潤滑油としてモータオイル5AE30(キャッスル社製
)を供給し、荷重を25kgからs o o ky i
で増加させて焼料限度荷重を測定し、表面の損傷状態を
観察した。
朋、内径20.0闘、厚さ16關の廚素鋼(JIS 5
45C)試験片の端面と接するように設置し、接触面に
潤滑油としてモータオイル5AE30(キャッスル社製
)を供給し、荷重を25kgからs o o ky i
で増加させて焼料限度荷重を測定し、表面の損傷状態を
観察した。
この試験結果から、(A)のクロムメッキ処理した試験
片は200〜250 kgで、(C)のプラズマ溶射処
理したものは500 kgで、(1」及び(Jffの混
合粉末をプラズマ溶射したものは475〜500 kg
で、そして(n及び(G)の混合粉末をプラズマ溶射し
たものけ450〜475kli+でそれぞれ焼付きを発
生したのに対し、(B)のモリブデンをガス溶射したも
のけ500 k17でも焼付きを発生しなかっ/こ。
片は200〜250 kgで、(C)のプラズマ溶射処
理したものは500 kgで、(1」及び(Jffの混
合粉末をプラズマ溶射したものは475〜500 kg
で、そして(n及び(G)の混合粉末をプラズマ溶射し
たものけ450〜475kli+でそれぞれ焼付きを発
生したのに対し、(B)のモリブデンをガス溶射したも
のけ500 k17でも焼付きを発生しなかっ/こ。
以上のことから、本発明に係る旧、(1→、 (lう及
び(G)の低屍素Fe−Cr合金粉末とAl−Si合金
粉末の混合粉末をプラズマ溶射したものは、クロムメッ
キ処理したもの((A)の場合)や100チ低炭素Fe
−Cr合金粉末をプラズマ溶射したもの(0■の場合)
より焼付荷卸が高いと吉が判明した。
び(G)の低屍素Fe−Cr合金粉末とAl−Si合金
粉末の混合粉末をプラズマ溶射したものは、クロムメッ
キ処理したもの((A)の場合)や100チ低炭素Fe
−Cr合金粉末をプラズマ溶射したもの(0■の場合)
より焼付荷卸が高いと吉が判明した。
実施例2
球状黒鉛鋳鉄製の外径65闘、内径30i、、幅iom
、の円筒試験片の外周部に、実施例1と同様に(A)、
(B)、 (C)、旧、 (E)、 (F)、 (G
)及び0−Dの雑用1によって各0.20〜030間の
メッキ層及び溶射層を形成し、各々のメッキ面及び溶射
i7+iを研削加工した。こhらの試験品を順次摩擦摩
耗試験機にセットし、大きさが16×6×10罷の鋳鉄
(JISFC23相当)製の相手部利のその一つの而(
16x1omm)と接触させ、モータオイル5AE30
を供給しながら、回転数160rpm、荷沖、6okg
で1時間摩耗試験を行った。
、の円筒試験片の外周部に、実施例1と同様に(A)、
(B)、 (C)、旧、 (E)、 (F)、 (G
)及び0−Dの雑用1によって各0.20〜030間の
メッキ層及び溶射層を形成し、各々のメッキ面及び溶射
i7+iを研削加工した。こhらの試験品を順次摩擦摩
耗試験機にセットし、大きさが16×6×10罷の鋳鉄
(JISFC23相当)製の相手部利のその一つの而(
16x1omm)と接触させ、モータオイル5AE30
を供給しながら、回転数160rpm、荷沖、6okg
で1時間摩耗試験を行った。
この試験結果を図に示す。図において、横軸に対する上
方の縦軸は回転試験片であるクロムメッキ及び溶射品の
摩耗量すなわち摩耗減量(■)を示し、横軸に対して下
方の縦軸は、相手材である鋳鉄の摩耗量(摩耗痕深さμ
)を表わし、A−Hの符号は実施例中で用いた(5)〜
α■の符号吉一致させてあり、各々の摩耗試験結果を示
している。図及び摩擦面の観察により以下のことが判明
した。
方の縦軸は回転試験片であるクロムメッキ及び溶射品の
摩耗量すなわち摩耗減量(■)を示し、横軸に対して下
方の縦軸は、相手材である鋳鉄の摩耗量(摩耗痕深さμ
)を表わし、A−Hの符号は実施例中で用いた(5)〜
α■の符号吉一致させてあり、各々の摩耗試験結果を示
している。図及び摩擦面の観察により以下のことが判明
した。
囚のクロムメッキ処理を施した円筒試験片の外周面は焼
付き気味であり、それ自体の摩耗量は若干多いが、相手
材の摩耗は少なかった。(B)のモリブデンガス溶射を
施したものは焼付きは発生しておらず、相手材の摩耗は
少なかったが、それ自体の摩耗量は多かった。(C)の
100チAl−81合金粉末をプラズマ溶射したものは
若干焼料き発生気味であり、それ自体の摩耗は少ない反
面、相手部材を非常に摩耗させた。また(2)の100
%低炭素f5’e−Cr合金粉末のプラズマ溶射を行っ
たものは、焼付きが発生しないが、それ自体の摩耗が多
かった。
付き気味であり、それ自体の摩耗量は若干多いが、相手
材の摩耗は少なかった。(B)のモリブデンガス溶射を
施したものは焼付きは発生しておらず、相手材の摩耗は
少なかったが、それ自体の摩耗量は多かった。(C)の
100チAl−81合金粉末をプラズマ溶射したものは
若干焼料き発生気味であり、それ自体の摩耗は少ない反
面、相手部材を非常に摩耗させた。また(2)の100
%低炭素f5’e−Cr合金粉末のプラズマ溶射を行っ
たものは、焼付きが発生しないが、それ自体の摩耗が多
かった。
これに対し、本発明に係る(Dl、 (H)、 (F)
及び(G)の方法によりプラズマ溶射処理したものは焼
料きが見られず、それ自体の摩耗も(A)、 (B)及
び0ηで処理したものより格段に少なく、また相手部材
の摩耗も(C)で処理したものの1/2以下であり、(
B)で処理したものさ同等であって、少ないこさが判明
した。なお、A I−S i合金粉末吉低M累pe−C
r合金粉末の混合割合において、(口の50%低炭素F
e−Cr合金粉末(!ニア0%Al−8i合金粉末のプ
ラズマ溶射したものは、それ自体及び相手部の摩耗が少
ないことが判明した。
及び(G)の方法によりプラズマ溶射処理したものは焼
料きが見られず、それ自体の摩耗も(A)、 (B)及
び0ηで処理したものより格段に少なく、また相手部材
の摩耗も(C)で処理したものの1/2以下であり、(
B)で処理したものさ同等であって、少ないこさが判明
した。なお、A I−S i合金粉末吉低M累pe−C
r合金粉末の混合割合において、(口の50%低炭素F
e−Cr合金粉末(!ニア0%Al−8i合金粉末のプ
ラズマ溶射したものは、それ自体及び相手部の摩耗が少
ないことが判明した。
以上述べたように本発明に係る摺動部旧は、それ自体優
れた酬摩耗性、酬焼料性を有するみみもに、相手部拐の
摩耗を最小限に抑えることができるという利点を有する
ものであり、ピストンリング、シリンダライチ、ピスト
ン、シフトフォーク爪部、ニアコンプレッサ僧の耐摩旧
。
れた酬摩耗性、酬焼料性を有するみみもに、相手部拐の
摩耗を最小限に抑えることができるという利点を有する
ものであり、ピストンリング、シリンダライチ、ピスト
ン、シフトフォーク爪部、ニアコンプレッサ僧の耐摩旧
。
性、耐焼付性が要求される摺動部利きして11ン適のも
のである。
のである。
図は本発明実施例と比較例の摺動部材の摩耗量及び鋳鉄
製相手部材の摩耗量の関係を表わすグラフである。 (e″i刀工1i 1
製相手部材の摩耗量の関係を表わすグラフである。 (e″i刀工1i 1
Claims (2)
- (1)母材表面に10〜70重量%の低炭素Fe −C
r合金と90〜30重量%のAl−8t合金よりなる溶
射層を設けたことを特徴とする摺動部椙。 - (2)10〜70重量%の低炭素Fe−Cr合金粉末と
90〜30重量%のAl−8i合金粉末よりなる混合粉
末を母材表面にプラズマ溶射してなる溶射層を有する特
許請求の範囲紀1項記載の摺動部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57131734A JPS5923865A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 摺動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57131734A JPS5923865A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 摺動部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5923865A true JPS5923865A (ja) | 1984-02-07 |
JPH0338336B2 JPH0338336B2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=15064941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57131734A Granted JPS5923865A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 摺動部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923865A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0228166A1 (en) * | 1985-12-24 | 1987-07-08 | Ford Motor Company Limited | Method of making graphite forming dies |
US4752535A (en) * | 1985-02-01 | 1988-06-21 | Norsk Hydro A.S | Aluminium-based article having a protective ceramic coating, and a method of producing it |
DE10002570B4 (de) * | 1999-01-27 | 2005-02-03 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Thermisches Spritzmaterial, Struktur und Verfahren zu ihrer Herstellung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117137A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | Hino Motors Ltd | Pisutonnenshoshitsunaino sutetsupukakohoho |
JPS5347339A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-27 | Toyota Motor Co Ltd | Metallization powder material |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP57131734A patent/JPS5923865A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117137A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-10 | Hino Motors Ltd | Pisutonnenshoshitsunaino sutetsupukakohoho |
JPS5347339A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-27 | Toyota Motor Co Ltd | Metallization powder material |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4752535A (en) * | 1985-02-01 | 1988-06-21 | Norsk Hydro A.S | Aluminium-based article having a protective ceramic coating, and a method of producing it |
EP0228166A1 (en) * | 1985-12-24 | 1987-07-08 | Ford Motor Company Limited | Method of making graphite forming dies |
DE10002570B4 (de) * | 1999-01-27 | 2005-02-03 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Thermisches Spritzmaterial, Struktur und Verfahren zu ihrer Herstellung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338336B2 (ja) | 1991-06-10 |
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