JPS5923842Y2 - クツシヨン付きシリンダ− - Google Patents
クツシヨン付きシリンダ−Info
- Publication number
- JPS5923842Y2 JPS5923842Y2 JP1979121100U JP12110079U JPS5923842Y2 JP S5923842 Y2 JPS5923842 Y2 JP S5923842Y2 JP 1979121100 U JP1979121100 U JP 1979121100U JP 12110079 U JP12110079 U JP 12110079U JP S5923842 Y2 JPS5923842 Y2 JP S5923842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- piston
- cylinder
- air passage
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はおだやかなりッション効果を有し、クッション
シールを不要として製作の容易なりッション付きシリン
ダーに関する。
シールを不要として製作の容易なりッション付きシリン
ダーに関する。
従来から、シリンダーのストロークエンドにおいて、ビ
スｌ〜ンロツド及びピストンの運動エネルギーを吸収し
てヘッドカバー及びロッドカバーへの衝激による悪影響
等を防ぐため、シリンダーの内部にクッション装置を構
成し、あるいは外部にショックアブソーバ−を設けてい
る。
スｌ〜ンロツド及びピストンの運動エネルギーを吸収し
てヘッドカバー及びロッドカバーへの衝激による悪影響
等を防ぐため、シリンダーの内部にクッション装置を構
成し、あるいは外部にショックアブソーバ−を設けてい
る。
前者の場合は、ピストン両側のピストンロッド部に設け
たクッションカラーが、ピストンの工程の終り近くなる
とカバー側に設けられたエアー通路にはまり込みそれを
塞ぎ、その後の排出側エアーの出口をニードル弁だけと
し、ここでの流体抵抗によってピストンを制御するもの
である。
たクッションカラーが、ピストンの工程の終り近くなる
とカバー側に設けられたエアー通路にはまり込みそれを
塞ぎ、その後の排出側エアーの出口をニードル弁だけと
し、ここでの流体抵抗によってピストンを制御するもの
である。
上記構成にあってはクッションカラーがはまり込むエア
ー通路の内周面にパツキン、Ｏリング等のクッションシ
ールを設け、完全シールする必要があった。
ー通路の内周面にパツキン、Ｏリング等のクッションシ
ールを設け、完全シールする必要があった。
しかしながらクッションシールの取付には手数を要し、
さらにそれらの耐久性にも限度があり、それらが損傷、
摩耗等すると必要とするクッション効果を得ることがで
きなくなる欠点があった。
さらにそれらの耐久性にも限度があり、それらが損傷、
摩耗等すると必要とするクッション効果を得ることがで
きなくなる欠点があった。
本考案は上記のごとく欠点を除去し、クッションシール
を不要としたもので、ピストン両側のピストンロッド部
に設けたクッションカラーの外周方向に適数の溝を設け
たことを特徴とするものである。
を不要としたもので、ピストン両側のピストンロッド部
に設けたクッションカラーの外周方向に適数の溝を設け
たことを特徴とするものである。
以下にその一実施例を図面について詳細に説明する。
チューブ１の両端にはロッドカバー２及びヘッドカバー
３が螺合固定され、ロッドカバー２にはエアー通路４が
、ヘッドカバー３にはエアー通路５が構成される。
３が螺合固定され、ロッドカバー２にはエアー通路４が
、ヘッドカバー３にはエアー通路５が構成される。
ピストンロッド６は上記エアー通路４及び５より小径に
構成され、さらにそのピストン７の両端位置にはクッシ
ョンカラー８及び９が設けられる。
構成され、さらにそのピストン７の両端位置にはクッシ
ョンカラー８及び９が設けられる。
図面実施例の場合ピストンロッド６の略々後端方向半分
を細径にし、さらに該細径部の後端部に雄ネジ１０を構
成し、細径部に順次、クッションカラー８、ピストン７
をはめ込み、さらに雌ネジ１１を有するクッションカラ
ー９を前記ピストンロッド６の雄ネジ１０部に螺合させ
て構成している。
を細径にし、さらに該細径部の後端部に雄ネジ１０を構
成し、細径部に順次、クッションカラー８、ピストン７
をはめ込み、さらに雌ネジ１１を有するクッションカラ
ー９を前記ピストンロッド６の雄ネジ１０部に螺合させ
て構成している。
本考案では上記エアー通路４及び５の内周面にクッショ
ンシールを設けることなく、上記クッションカラー８及
び９の外周方向に適数の溝１２及び１３を設けるもので
ある。
ンシールを設けることなく、上記クッションカラー８及
び９の外周方向に適数の溝１２及び１３を設けるもので
ある。
なお、クッションカラー８及び９の端部は先細りとなる
よう構成することが望ましい。
よう構成することが望ましい。
図中１４及び１５はニードル弁である。
上記構成にあってはクッションカラー８及び９に設けら
れた溝１２及び１３により、クッションカラー８及び９
とエアー通路４及び５間の必要とするシール効果が得ら
れるものである。
れた溝１２及び１３により、クッションカラー８及び９
とエアー通路４及び５間の必要とするシール効果が得ら
れるものである。
詳細に述べると、ピストン７がロッドカバー２側に移動
させられると、エアー通路４にクッションカラー８がは
め込まれ、ロッドカバー２側の隔室の圧力がニードル弁
１４の絞り具合に応じて上がり、クッション作用がはじ
まる。
させられると、エアー通路４にクッションカラー８がは
め込まれ、ロッドカバー２側の隔室の圧力がニードル弁
１４の絞り具合に応じて上がり、クッション作用がはじ
まる。
その際、エアー通路４に入ろうとするクッションカラー
８の溝１２内には隔室の圧力に応じた圧力のエアー等が
順次封入され、ピストン７がロッドカバー２側に移動し
て最終工程が近くなると、クッションカラー８の最もピ
ストン７寄りにある溝１２″には最も加圧されたエアー
等が封入される。
８の溝１２内には隔室の圧力に応じた圧力のエアー等が
順次封入され、ピストン７がロッドカバー２側に移動し
て最終工程が近くなると、クッションカラー８の最もピ
ストン７寄りにある溝１２″には最も加圧されたエアー
等が封入される。
そして、本考案では溝１２．１３部に封入されたエアー
及び旅情１２．１３を構成する仕切部１２’、 １３’
によりシール効果が得られるものである。
及び旅情１２．１３を構成する仕切部１２’、 １３’
によりシール効果が得られるものである。
すなわち、上記構１２．１３とその間に構成される仕切
部１２’、 １３’によりいわゆるラビリンス（Ｌａｂ
ｙｒｉｎｔｈ）効果を得ることができ、仕切部１２′。
部１２’、 １３’によりいわゆるラビリンス（Ｌａｂ
ｙｒｉｎｔｈ）効果を得ることができ、仕切部１２′。
１３′に多生の漏れ空間があったとしても十分なシール
効果を得ることができるものである。
効果を得ることができるものである。
第２図には上記シリンダーの排出側隔室の圧力曲線が示
されている。
されている。
すなわち、同図においてクッション工程に突入したのち
の圧力曲線がなだらかとなり、極めておだやかなりッシ
ョン効果が得られたものである。
の圧力曲線がなだらかとなり、極めておだやかなりッシ
ョン効果が得られたものである。
上記のごとく、本考案によれば、従来のごとく、内部に
クッションシールを設ける必要がなく、製作も容易で、
耐久性があり、しかもおだやかなりッション効果を有す
るシリンダーを提供することができ、甚大なる効果を有
するものである。
クッションシールを設ける必要がなく、製作も容易で、
耐久性があり、しかもおだやかなりッション効果を有す
るシリンダーを提供することができ、甚大なる効果を有
するものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は縦断面
図、第２図は排出側隔出の圧力曲線を示す線図である。 １・・・・・・チューブ、２・・・・・・ロッドカバー
３・・・・・・ヘッドカバー ４，５・・・・・・エ
アー通路、６・・・・・・ピストンロッド、７・・・・
・・ピストン、８，９・・・・・・クッションカラー、
１２．１３・・・・・・溝。
図、第２図は排出側隔出の圧力曲線を示す線図である。 １・・・・・・チューブ、２・・・・・・ロッドカバー
３・・・・・・ヘッドカバー ４，５・・・・・・エ
アー通路、６・・・・・・ピストンロッド、７・・・・
・・ピストン、８，９・・・・・・クッションカラー、
１２．１３・・・・・・溝。
Claims (1)
- ピストン両側のピストンロッド部に設けたクッションカ
ラーの外周方向に適数の溝を設けたことを特徴とするク
ッション付きシリンダー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979121100U JPS5923842Y2 (ja) | 1979-09-01 | 1979-09-01 | クツシヨン付きシリンダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979121100U JPS5923842Y2 (ja) | 1979-09-01 | 1979-09-01 | クツシヨン付きシリンダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5637706U JPS5637706U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS5923842Y2 true JPS5923842Y2 (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=29353266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979121100U Expired JPS5923842Y2 (ja) | 1979-09-01 | 1979-09-01 | クツシヨン付きシリンダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923842Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6069120U (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-16 | 石井 雄三郎 | 関節等の保温カバ− |
| JPH0316976U (ja) * | 1989-07-01 | 1991-02-20 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4064788A (en) * | 1976-07-29 | 1977-12-27 | Parker-Hannifin Corporation | Cushioning means for hydraulic cylinder |
| JPS5529732B2 (ja) * | 1975-07-16 | 1980-08-06 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529732U (ja) * | 1978-08-18 | 1980-02-26 |
-
1979
- 1979-09-01 JP JP1979121100U patent/JPS5923842Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529732B2 (ja) * | 1975-07-16 | 1980-08-06 | ||
| US4064788A (en) * | 1976-07-29 | 1977-12-27 | Parker-Hannifin Corporation | Cushioning means for hydraulic cylinder |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5637706U (ja) | 1981-04-10 |
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