JPS592374Y2 - 貫通管取付装置 - Google Patents
貫通管取付装置Info
- Publication number
- JPS592374Y2 JPS592374Y2 JP1914479U JP1914479U JPS592374Y2 JP S592374 Y2 JPS592374 Y2 JP S592374Y2 JP 1914479 U JP1914479 U JP 1914479U JP 1914479 U JP1914479 U JP 1914479U JP S592374 Y2 JPS592374 Y2 JP S592374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- wall
- partition plate
- bellows
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石油類や液化ガスなどの貯槽の周辺に設けた防
液堤壁を貫通する貫通管の取付装置に関するものである
。
液堤壁を貫通する貫通管の取付装置に関するものである
。
従来、石油類などの貯槽の周辺に設けられる防液堤は地
震などの災害時に貯蔵液が防液堤の外部に流出しないよ
うにする保持機能が要求されており、一方防液堤を介し
て出入する配管は防液堤を貫通せずに上端をとびこえて
設けることもできるが、防液堤の容量変更や配置制限の
ために貫通管を設けることが多い。
震などの災害時に貯蔵液が防液堤の外部に流出しないよ
うにする保持機能が要求されており、一方防液堤を介し
て出入する配管は防液堤を貫通せずに上端をとびこえて
設けることもできるが、防液堤の容量変更や配置制限の
ために貫通管を設けることが多い。
この場合防液堤と貫通管を一体化すると災害時両者間の
相対変位が吸収されることなくこの部分に大きな力が発
生し、いずれかが破損することになるので防液堤と貫通
管との間は隙間を設けて分離されている。
相対変位が吸収されることなくこの部分に大きな力が発
生し、いずれかが破損することになるので防液堤と貫通
管との間は隙間を設けて分離されている。
ところがこの隙間は石油類等の漏洩する源点になるため
、柔軟性があり強度や耐火性を有する材料が種々研究さ
れているがいずれも漏洩に対して不十分でありかつ施工
上に難点があった。
、柔軟性があり強度や耐火性を有する材料が種々研究さ
れているがいずれも漏洩に対して不十分でありかつ施工
上に難点があった。
本考案は上記の欠点を解消することを目的とするもので
、防液堤壁を貫通する貫通管の取付孔に開口部を固着し
た中空筒体の端部にベローズを接続し、該ベローズの側
板を前記貫通管に固着して貫通管の外周に中空部を形威
し、かつこの中空部に不活性ガスを封入するとともに前
記中空筒体の開口部近傍に前記貫通管とを連結する含浸
テープからなる仕切板を設け、該仕切板の堤壁外側に岩
綿からなる詰め物を充填し、該仕切板の堤壁内側に粘性
の詰め物を塗布し、該塗布面を含浸テープにより被包し
たことを特徴とする。
、防液堤壁を貫通する貫通管の取付孔に開口部を固着し
た中空筒体の端部にベローズを接続し、該ベローズの側
板を前記貫通管に固着して貫通管の外周に中空部を形威
し、かつこの中空部に不活性ガスを封入するとともに前
記中空筒体の開口部近傍に前記貫通管とを連結する含浸
テープからなる仕切板を設け、該仕切板の堤壁外側に岩
綿からなる詰め物を充填し、該仕切板の堤壁内側に粘性
の詰め物を塗布し、該塗布面を含浸テープにより被包し
たことを特徴とする。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
図面において、1は防液堤の堤壁、2は堤壁1を貫通す
る取付孔で、取付孔2の中心部に貫通管3が設けられ堤
壁内壁1A側に設けた貯槽(図示せず)に石油類や液化
ガスなどを出入させるための貫通管3が取り付けられて
いる。
る取付孔で、取付孔2の中心部に貫通管3が設けられ堤
壁内壁1A側に設けた貯槽(図示せず)に石油類や液化
ガスなどを出入させるための貫通管3が取り付けられて
いる。
4は取付孔2の周縁部に開口部4aを取り付けた金属製
の中空筒体で、貫通管3の取り付は部を被覆するように
設けられ、周縁部に着接する開口部4aには外側方向へ
突出するつば部5を堤壁内壁1Aの角部と壁幅中心部の
コンクリートの内部に埋め込んで密に固定されている。
の中空筒体で、貫通管3の取り付は部を被覆するように
設けられ、周縁部に着接する開口部4aには外側方向へ
突出するつば部5を堤壁内壁1Aの角部と壁幅中心部の
コンクリートの内部に埋め込んで密に固定されている。
中”す?筒体4の堤壁’3壁IB側突出部に13′バル
ブ6が、jy”Hii”らご」5す、その端部4Cには
軸方向に伸縮、曲(>干1在な蛇腹状のベロ・−ズ7を
取り付け、べY:j−−−;<;’ 7の端部71)1
一貫通管25″)外周部とを側(5F・)8により気密
溶、接−3″る5、−ど(Jよりベロ・−ズ゛7と貫通
管3 、、l、 (7)間に中空間4Eを・j「1或し
1、二の中空部に・・τ、7′、−11か1−51;活
性つ又を封入可能に構成ヒ″(′1・)る4、 9(、よ中′:”Xk H1′1゛の開[−マ部4a近
傍に設(十た含浸テープ社か↓゛、なる仕切板で゛、中
空間体4と貫通管3、と夕連砧しである3、 10は/゛、二ど7:、、、ば゛ロ゛ツクr’7−、、
、rl、〕1/l旧・からなる弾力性を・打する詰め物
で゛、仕切板9のタト方・\、堤壁用〜%?iBに相当
す′;:、)−1−illまで゛充j眞される。
ブ6が、jy”Hii”らご」5す、その端部4Cには
軸方向に伸縮、曲(>干1在な蛇腹状のベロ・−ズ7を
取り付け、べY:j−−−;<;’ 7の端部71)1
一貫通管25″)外周部とを側(5F・)8により気密
溶、接−3″る5、−ど(Jよりベロ・−ズ゛7と貫通
管3 、、l、 (7)間に中空間4Eを・j「1或し
1、二の中空部に・・τ、7′、−11か1−51;活
性つ又を封入可能に構成ヒ″(′1・)る4、 9(、よ中′:”Xk H1′1゛の開[−マ部4a近
傍に設(十た含浸テープ社か↓゛、なる仕切板で゛、中
空間体4と貫通管3、と夕連砧しである3、 10は/゛、二ど7:、、、ば゛ロ゛ツクr’7−、、
、rl、〕1/l旧・からなる弾力性を・打する詰め物
で゛、仕切板9のタト方・\、堤壁用〜%?iBに相当
す′;:、)−1−illまで゛充j眞される。
11は!二と2−ばマスデックからなる話ぬ物で゛、仕
1.7J板3より内Jう゛に堤壁内壁IAに相当する面
よりも幾分11<塗:(ffjされ、その外縁1i F
はつば部5のL部」こで゛埋め込みされ内縁は貫通管3
の外周に巻き付け、:、れである。
1.7J板3より内Jう゛に堤壁内壁IAに相当する面
よりも幾分11<塗:(ffjされ、その外縁1i F
はつば部5のL部」こで゛埋め込みされ内縁は貫通管3
の外周に巻き付け、:、れである。
12は詰め物11力斗而に巻き付けた15−′、どえば
マス壬゛ツク0含〜;受テープで゛、詰め物11か゛露
出する金地のないように全面を包み込んで゛、貫通管3
および゛堤壁内壁FAに巻きつけしである。
マス壬゛ツク0含〜;受テープで゛、詰め物11か゛露
出する金地のないように全面を包み込んで゛、貫通管3
および゛堤壁内壁FAに巻きつけしである。
なお、図面中13は中空筒体4の開「1部4aに設けた
仕切板9、詰め物io、ilおよび含浸テープ12から
なる1次バリヤー゛τ゛゛、14は中空筒体4と中空筒
体4のバルブ6かt、不活性カスを刺入したベローyニ
アどからなる2次・Cリヤーである。
仕切板9、詰め物io、ilおよび含浸テープ12から
なる1次バリヤー゛τ゛゛、14は中空筒体4と中空筒
体4のバルブ6かt、不活性カスを刺入したベローyニ
アどからなる2次・Cリヤーである。
次に本考案υ)作用を説明する。
災害発生時あるいは予想せざる原因により堤壁1と貫通
管3との間に大きな相対変位か生じても弾力性に常人だ
ベローズ7や仕切板9、詰め物10jlおよび堤壁1ど
貫通管3とは安全に保持され、る。
管3との間に大きな相対変位か生じても弾力性に常人だ
ベローズ7や仕切板9、詰め物10jlおよび堤壁1ど
貫通管3とは安全に保持され、る。
また前記の理由で貯槽が破損し防液堤内に貯蔵液が充満
するようなことがあっても開口部4aに設けた仕切板9
、詰め物io、 itおよび含浸テープ12が1次バリ
ヤーどして貯蔵液の流出を防止する0、 1+E刀1・反9は7′二とえは゛ロ゛ンクウールフエ
ルi−:?<と゛のh −”) (Ti、Qj力性のあ
る緩衝材(/′)機能を有し7てま3す、ン、こ−・す
)内側IAに塗布され、15・桿1状J)詰V)1勿1
1により液密か保、j:1.q−ご液の漏洩を防1トす
る。
するようなことがあっても開口部4aに設けた仕切板9
、詰め物io、 itおよび含浸テープ12が1次バリ
ヤーどして貯蔵液の流出を防止する0、 1+E刀1・反9は7′二とえは゛ロ゛ンクウールフエ
ルi−:?<と゛のh −”) (Ti、Qj力性のあ
る緩衝材(/′)機能を有し7てま3す、ン、こ−・す
)内側IAに塗布され、15・桿1状J)詰V)1勿1
1により液密か保、j:1.q−ご液の漏洩を防1トす
る。
もし1;′!ζバリー\・−13に欠陥かあ−って貯蔵
液かさ1゛、に夕t=’−,,,”j□\、浸透し7て
もこの液はイき活性カスを封侵し六ニー・ミT””7−
− X:’ 7て゛ト111土されろ。
液かさ1゛、に夕t=’−,,,”j□\、浸透し7て
もこの液はイき活性カスを封侵し六ニー・ミT””7−
− X:’ 7て゛ト111土されろ。
ベロー−〜ズ゛7(3:貫通管3に気密溶接されており
、1次バリヤー13と12次バリヤー14との間は弁6
を年して不活性ガスが満7こされているので゛外部の火
気により爆裂する危険を排除することができる。
、1次バリヤー13と12次バリヤー14との間は弁6
を年して不活性ガスが満7こされているので゛外部の火
気により爆裂する危険を排除することができる。
以上6・す)よ−)に本宅°案の貫通管取付装置は堤壁
に設けた貫通管の取付孔に二重の液封部を訛けており、
液封部の1次バリヤーは柔軟性を有し液密性¥、高い詰
め物により貯蔵液の漏洩を防ILシ、万一1次バリヤー
から貯蔵液か漏洩することがあっても2次バリヤーで阻
止ができるとともに2次バリヤーに(、上平活性ガスが
充填されているので、火気による爆・発を防止すること
か゛できる。
に設けた貫通管の取付孔に二重の液封部を訛けており、
液封部の1次バリヤーは柔軟性を有し液密性¥、高い詰
め物により貯蔵液の漏洩を防ILシ、万一1次バリヤー
から貯蔵液か漏洩することがあっても2次バリヤーで阻
止ができるとともに2次バリヤーに(、上平活性ガスが
充填されているので、火気による爆・発を防止すること
か゛できる。
また堤壁と中空筒体との取付部からの漏洩は堤壁内につ
ば一部が密着しているため問題はなく万一欠陥かあって
もつば部の外側か゛マスチックに被包さ1−1−でj5
り液の漏洩は完全に阻止することができるので゛従来の
防液堤と異なり、防災機能を向−Lシフて貫通管を安全
に保持することができ、部材の取付作業はベローズを有
する中空筒体を埋め込みするたけで゛容易に取り付けか
で゛きるなど多大の効果を期待する二とができる。
ば一部が密着しているため問題はなく万一欠陥かあって
もつば部の外側か゛マスチックに被包さ1−1−でj5
り液の漏洩は完全に阻止することができるので゛従来の
防液堤と異なり、防災機能を向−Lシフて貫通管を安全
に保持することができ、部材の取付作業はベローズを有
する中空筒体を埋め込みするたけで゛容易に取り付けか
で゛きるなど多大の効果を期待する二とができる。
図面は本考案の一部切欠縦断正面図で゛ある。
1・・・堤壁、IA・・・堤壁内壁、IB・・・堤壁外
壁、2・・・取付孔、3・・・貫通管、4・・・中空筒
体、4a・・・開目部、44C・・・端部、4E・・・
中空部、5・・・つば部、7・・・ベローズ、7D・・
・端部、8・・・側板、9・・・仕切板、10・・・詰
め物、11・・・詰め物、12・・・含浸テープ。
壁、2・・・取付孔、3・・・貫通管、4・・・中空筒
体、4a・・・開目部、44C・・・端部、4E・・・
中空部、5・・・つば部、7・・・ベローズ、7D・・
・端部、8・・・側板、9・・・仕切板、10・・・詰
め物、11・・・詰め物、12・・・含浸テープ。
Claims (1)
- 防液堤壁を貫通する貫通管の取付孔に開口部を固着した
中空筒体の端部にベローズを接続し、該ベローズの側板
を前記貫通管に固着して貫通管の外周に中空部を形威し
、かつこの中空部に不活性ガスを封入するとともに前記
中空筒体の開口部近傍に前記貫通管とを連結する含浸テ
ープからなる仕切板を設け、該仕切板の堤壁外側に岩綿
からなる詰め物を充填し、該仕切板の堤壁内側に粘性の
詰め物を塗布し、該塗布面を含浸テープにより被包した
ことを特徴とする貫通管取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1914479U JPS592374Y2 (ja) | 1979-02-17 | 1979-02-17 | 貫通管取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1914479U JPS592374Y2 (ja) | 1979-02-17 | 1979-02-17 | 貫通管取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55119480U JPS55119480U (ja) | 1980-08-23 |
JPS592374Y2 true JPS592374Y2 (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=28847700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1914479U Expired JPS592374Y2 (ja) | 1979-02-17 | 1979-02-17 | 貫通管取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592374Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014005858A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シール構造及びシール構造の形成方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11221075B2 (en) * | 2018-01-19 | 2022-01-11 | Flex-Hose Co., Inc. | Pipe floor/wall penetration bellows seal |
-
1979
- 1979-02-17 JP JP1914479U patent/JPS592374Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014005858A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シール構造及びシール構造の形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55119480U (ja) | 1980-08-23 |
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