JPS592345B2 - 全血試料を血清及び血餅両部分に分離するための装置 - Google Patents
全血試料を血清及び血餅両部分に分離するための装置Info
- Publication number
- JPS592345B2 JPS592345B2 JP53074783A JP7478378A JPS592345B2 JP S592345 B2 JPS592345 B2 JP S592345B2 JP 53074783 A JP53074783 A JP 53074783A JP 7478378 A JP7478378 A JP 7478378A JP S592345 B2 JPS592345 B2 JP S592345B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealant
- serum
- dispensing device
- container
- clot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は血液試料を遠心分離によつて血清及び血餅両部
分に分離して、前記血清部分を、前記血餅部分によつて
汚染されることなしに迅速かつ容易に取出されることが
できるようにするための装置に関する。
分に分離して、前記血清部分を、前記血餅部分によつて
汚染されることなしに迅速かつ容易に取出されることが
できるようにするための装置に関する。
近年、生物医学研究所及び病院の研究所は血液試料の日
常並びに特殊な診断試験に対する益々増大する需要に当
面している。
常並びに特殊な診断試験に対する益々増大する需要に当
面している。
コップに容れられた血液試料を取り、かつその試料に一
連の順序を決められた試験を受けさせ、その結果が記録
部材上で読取られることになる装置がこのような需要に
応するのに考え出されている。これらの装置は必要な試
験を行なう効率を増進したけれども、血清を血餠部分か
ら分離して、分析のために取出す方法及び装置を見出す
ことに依然として問題がある。種々の型式の管、プラグ
装置が以前から提唱されている。例えば、1970年5
月19日付米国特許第3512940号では、一端にろ
過器を有する装置がろ過されることを所望される材料の
試料を収容したもつと大きい直径の第2の管に挿入され
ている。1970年4月28日付米国特許第35086
53号では、遠心分離された血液試料へ剛固なプラグの
形をしたピストンが通されて前記遠心分離された試料の
血清部分と血餅部分との間に位置決めされるようになつ
ている。
連の順序を決められた試験を受けさせ、その結果が記録
部材上で読取られることになる装置がこのような需要に
応するのに考え出されている。これらの装置は必要な試
験を行なう効率を増進したけれども、血清を血餠部分か
ら分離して、分析のために取出す方法及び装置を見出す
ことに依然として問題がある。種々の型式の管、プラグ
装置が以前から提唱されている。例えば、1970年5
月19日付米国特許第3512940号では、一端にろ
過器を有する装置がろ過されることを所望される材料の
試料を収容したもつと大きい直径の第2の管に挿入され
ている。1970年4月28日付米国特許第35086
53号では、遠心分離された血液試料へ剛固なプラグの
形をしたピストンが通されて前記遠心分離された試料の
血清部分と血餅部分との間に位置決めされるようになつ
ている。
前記米国特許第3512940号の管内管理念には、高
価であり、かつ容易には1回使用後捨てられるよう 1
にされない明白な欠点がある。前記米国特許第3508
635号のプラグ構造には、実質的遠心力を受けた時に
試料管の側面に作用し従つて破損の危険をもたらす}そ
れのある半径方向の力を発生させる剛固なプラグを使用
する欠点がある。 2本発明は、本質的にシリコーン
流体及びシリカから成る液体密封剤を収容している簡単
な装置を使用することによつて血液試料の血清及び血餅
両部分を迅速にかつ有効に分離する方法、装置及び物質
の組成を提供する。前記密封剤は少くとも 21.0
26の、かつ好ましくは1.030〜1.050の範囲
内の比重を有している。遠心分離された試料の血清及び
血餅両部分を分割して、血清の取出される間血餅を容器
内に密封するのは、このような適正比重に於いてである
。 3従つて、遠心分離による血清
試料を得る簡単で有効な方法に関して、この分離方法を
実施する密封剤及び装置の双方を提供するのも本発明の
目的である。本発明の更に他の目的は使用された都度捨
てられることのできるような安い密封剤及び同3密封剤
を小出しするための装置を提供することである。次に添
付図面を参照すれば、血液試料を保持するための容器1
0が開放頂端11を有する真直側壁試料管10として示
されている。
価であり、かつ容易には1回使用後捨てられるよう 1
にされない明白な欠点がある。前記米国特許第3508
635号のプラグ構造には、実質的遠心力を受けた時に
試料管の側面に作用し従つて破損の危険をもたらす}そ
れのある半径方向の力を発生させる剛固なプラグを使用
する欠点がある。 2本発明は、本質的にシリコーン
流体及びシリカから成る液体密封剤を収容している簡単
な装置を使用することによつて血液試料の血清及び血餅
両部分を迅速にかつ有効に分離する方法、装置及び物質
の組成を提供する。前記密封剤は少くとも 21.0
26の、かつ好ましくは1.030〜1.050の範囲
内の比重を有している。遠心分離された試料の血清及び
血餅両部分を分割して、血清の取出される間血餅を容器
内に密封するのは、このような適正比重に於いてである
。 3従つて、遠心分離による血清
試料を得る簡単で有効な方法に関して、この分離方法を
実施する密封剤及び装置の双方を提供するのも本発明の
目的である。本発明の更に他の目的は使用された都度捨
てられることのできるような安い密封剤及び同3密封剤
を小出しするための装置を提供することである。次に添
付図面を参照すれば、血液試料を保持するための容器1
0が開放頂端11を有する真直側壁試料管10として示
されている。
開放頂端114には小出し装置12が挿入されている。
小出し装置12は前記容器の側壁18の頂縁16の上に
載るフランジ部材14を有している。小出し装置12は
三つのリング部分20,22及び24を有する体部19
を有している。細長いノズル部分26が体部19から延
びて寂り、かつノズル部分26の端には開口30を有す
る先端28がある。三つのリング20,22及び24の
目的は小出し装置12が種々の直径の容器と併用される
のを可能ならしめることにある。リング20は段32及
び側壁33を、リング22は段34及び側壁35を、か
つリング24は段35及び側壁37をそれぞれ有してい
る。細い容器を使用する時に、小出し装置は段の一つ3
2,34または36に於いて同容器の側壁の頂縁に支承
されて、次に小さいリングの側壁は容器の内側側壁と平
行している。遠心分離中、容器の内面とリングの側壁と
Q関係は小出し装置の安定を確実にする。図示の如き小
出し装置を使用することによつて一つの小出し装置を様
々な直径の容器に使用することが可能である。
小出し装置12は前記容器の側壁18の頂縁16の上に
載るフランジ部材14を有している。小出し装置12は
三つのリング部分20,22及び24を有する体部19
を有している。細長いノズル部分26が体部19から延
びて寂り、かつノズル部分26の端には開口30を有す
る先端28がある。三つのリング20,22及び24の
目的は小出し装置12が種々の直径の容器と併用される
のを可能ならしめることにある。リング20は段32及
び側壁33を、リング22は段34及び側壁35を、か
つリング24は段35及び側壁37をそれぞれ有してい
る。細い容器を使用する時に、小出し装置は段の一つ3
2,34または36に於いて同容器の側壁の頂縁に支承
されて、次に小さいリングの側壁は容器の内側側壁と平
行している。遠心分離中、容器の内面とリングの側壁と
Q関係は小出し装置の安定を確実にする。図示の如き小
出し装置を使用することによつて一つの小出し装置を様
々な直径の容器に使用することが可能である。
小出し装置の体部19は開放端37を有しその上に密封
部材38が置かれる。
部材38が置かれる。
密封部材38には小さい開口40がある。密封部材38
は密封剤42加」)出し装置の中に置かれるまで開放端
の上には置かれない。密封剤42は本質的にはシリコー
ン流体から成つて、同流体中にシリカの如き不活性充て
ん剤が分散されている。
は密封剤42加」)出し装置の中に置かれるまで開放端
の上には置かれない。密封剤42は本質的にはシリコー
ン流体から成つて、同流体中にシリカの如き不活性充て
ん剤が分散されている。
この密封剤は少くとも1.026の、かつ好ましくは1
.030〜1.050の範囲内の比重を有するべきであ
る。比重測定法によつて決められる血液の標準比重は1
.048〜1.066の範囲内にあつて平均して1.0
52〜1.063の範囲内にあると考えられる。
.030〜1.050の範囲内の比重を有するべきであ
る。比重測定法によつて決められる血液の標準比重は1
.048〜1.066の範囲内にあつて平均して1.0
52〜1.063の範囲内にあると考えられる。
遠心分離後、血液の血清以外の部分から分離する血清の
比重は少くとも1.026でありかつ1.026〜1.
061の範囲内にある。赤血球の如き重い方の部分の比
重は1.092〜1.095である。密封剤を選択する
際に必要なのは血清部分の比重よりも大きい比重を有す
るものを選択することである。従つて密封剤は少くとも
1.026の比重を有するべきである。然し、密封剤の
比重は、同密封剤を血餅部分のどこかに層にさせるよう
に大き過ぎてはならない。このように層にすることは分
離された血清部分を得るのに実用上役に立たないもので
ある。好ましい密封剤は1.030〜1.050の範囲
内に比重を有するものである。密封剤は好ましくは揺変
性であり、不水溶性であり、実質的に無毒であると同時
に血液試料の成分、特に血清部分の成分に対して実質上
化学的に不活性である。
比重は少くとも1.026でありかつ1.026〜1.
061の範囲内にある。赤血球の如き重い方の部分の比
重は1.092〜1.095である。密封剤を選択する
際に必要なのは血清部分の比重よりも大きい比重を有す
るものを選択することである。従つて密封剤は少くとも
1.026の比重を有するべきである。然し、密封剤の
比重は、同密封剤を血餅部分のどこかに層にさせるよう
に大き過ぎてはならない。このように層にすることは分
離された血清部分を得るのに実用上役に立たないもので
ある。好ましい密封剤は1.030〜1.050の範囲
内に比重を有するものである。密封剤は好ましくは揺変
性であり、不水溶性であり、実質的に無毒であると同時
に血液試料の成分、特に血清部分の成分に対して実質上
化学的に不活性である。
好適な密封剤成分は次の通りである。
実例 1
実施例1に使用されたシリコーン流体はユニオンカーバ
イト●コーポレーシヨン(UniOnCarbideC
OrpOratiOn)によつて製造されかつ1L−4
51と対呼されたジメチルポリシロキサン重合体であつ
た。
イト●コーポレーシヨン(UniOnCarbideC
OrpOratiOn)によつて製造されかつ1L−4
51と対呼されたジメチルポリシロキサン重合体であつ
た。
この重合体は25℃に於いて12,500センチストー
クの粘度及び約0.973の比重を有していた。2.6
5の比重を有するシリカは少くとも75%が5.0ミク
ロンよりも小さい粒度を有する無定形シリカであつた。
クの粘度及び約0.973の比重を有していた。2.6
5の比重を有するシリカは少くとも75%が5.0ミク
ロンよりも小さい粒度を有する無定形シリカであつた。
それはホイツテーカ(Whittaker)、クラーク
・エンド・ダニエルズ(Clark&DanielS)
によつて製造されて2ナンバー31ローミクロン(滝3
1L0Micr0n)!と呼称された。2.3の比重を
有するシリカは約20ミリミクロンの平均粒度を有する
不定形疎水シリカであつた。
・エンド・ダニエルズ(Clark&DanielS)
によつて製造されて2ナンバー31ローミクロン(滝3
1L0Micr0n)!と呼称された。2.3の比重を
有するシリカは約20ミリミクロンの平均粒度を有する
不定形疎水シリカであつた。
それはデグツサ・インコーポレーテツド(DeguSS
aInc.)によつて製造されて1エーロシル アール
972(AerOSilR972)と呼称された。上記
シリコーン流体及びシリカは密封剤を形成するのに、1
.045〜1.050の最終比重を有する揺変性状態に
混合された。この密封剤は次いで、第6図に明示されて
いる型式の小出し装置の中に置かれた。
aInc.)によつて製造されて1エーロシル アール
972(AerOSilR972)と呼称された。上記
シリコーン流体及びシリカは密封剤を形成するのに、1
.045〜1.050の最終比重を有する揺変性状態に
混合された。この密封剤は次いで、第6図に明示されて
いる型式の小出し装置の中に置かれた。
フランジの直径は17.78ミリメートル(0.70イ
ンチ)でありかつ全長は44.45ミリメートル(1.
75インチ)でノズル及び先端は27.94ミリメート
ル(1.1インチ)であつた。先端にある開口は0.8
13ミリメートル(0.032インチ)であつた。密封
剤を詰められた小出し装置は98.425ミリメートル
(3.875インチ)の全長を有する標準試料管に挿入
されて、第3リングの段32が管の側壁の頂縁に支承さ
れているようにされた。管はその開放端の27.94ミ
リメートル(1.10インチ)以内まで全血試料を既に
充てんされていた。小出し装置の段32から最先端まで
の距離はノ38.1ミリメートル(1.5インチ)であ
つた。
ンチ)でありかつ全長は44.45ミリメートル(1.
75インチ)でノズル及び先端は27.94ミリメート
ル(1.1インチ)であつた。先端にある開口は0.8
13ミリメートル(0.032インチ)であつた。密封
剤を詰められた小出し装置は98.425ミリメートル
(3.875インチ)の全長を有する標準試料管に挿入
されて、第3リングの段32が管の側壁の頂縁に支承さ
れているようにされた。管はその開放端の27.94ミ
リメートル(1.10インチ)以内まで全血試料を既に
充てんされていた。小出し装置の段32から最先端まで
の距離はノ38.1ミリメートル(1.5インチ)であ
つた。
従つて小出し装置の先端及びノズル部分の一部は血液試
料の中へ十分に延びていた。管は血液試料及び小出し装
置ごと約10分間遠心分離機にかけられた。
料の中へ十分に延びていた。管は血液試料及び小出し装
置ごと約10分間遠心分離機にかけられた。
5分後には実質的に全部の密封剤が小出し装置から出て
しまつていた。
しまつていた。
密封剤は分散せずに均質なままでありかつ遠心分離済の
血清及び血餅両部分間に層として沈降した。注目された
のは、密封剤の1.045〜1.050の比重が血餅部
分の比重よりも小さく血清部分の比重よりも大きいから
、密封剤がこれら両部分間に実質的に均等な層として沈
降したことである。密封剤は管の内壁に接して強い密封
を形成した。密廁剤には特に血餅部分に近い部分には・
密封剤がその比重に相応する高さに沈降するに従つて血
清部分からろ過された繊維質物質が混合される事実も注
目された。血液試料の中へ延びている小出し装置を使用
すれば密封剤が血液試料の表面張力を克服する必要はな
いから処理が促進される。
血清及び血餅両部分間に層として沈降した。注目された
のは、密封剤の1.045〜1.050の比重が血餅部
分の比重よりも小さく血清部分の比重よりも大きいから
、密封剤がこれら両部分間に実質的に均等な層として沈
降したことである。密封剤は管の内壁に接して強い密封
を形成した。密廁剤には特に血餅部分に近い部分には・
密封剤がその比重に相応する高さに沈降するに従つて血
清部分からろ過された繊維質物質が混合される事実も注
目された。血液試料の中へ延びている小出し装置を使用
すれば密封剤が血液試料の表面張力を克服する必要はな
いから処理が促進される。
密封剤が適所にあれば、血餅部分が密封剤の後ろに閉じ
込められた状態で血清部分だけを他の容器へ移すことが
できる。
込められた状態で血清部分だけを他の容器へ移すことが
できる。
密封剤の比重は硫酸銅法を使用することによつて決定さ
れた。
れた。
同法は比重の判つている格付けされた一連の硫酸銅溶液
へ密封剤を滴下せしめてその滴が浮くか沈むかを観察す
る方法である。使用された一連の硫酸銅溶液は0.00
5ずつの差に格付けされていた。単に滴を観察すること
によつて、密封剤は1.045と1.050との間に比
重を有することを決めることが可能であつた。他の密封
剤成分は次の通りである。
へ密封剤を滴下せしめてその滴が浮くか沈むかを観察す
る方法である。使用された一連の硫酸銅溶液は0.00
5ずつの差に格付けされていた。単に滴を観察すること
によつて、密封剤は1.045と1.050との間に比
重を有することを決めることが可能であつた。他の密封
剤成分は次の通りである。
実例
フ
1 ″5 〜 ′Vj? b@ v − ′実例のシ
リコーン流体は実例1のと同一のジメチルポリシロキサ
ンであつた。
リコーン流体は実例1のと同一のジメチルポリシロキサ
ンであつた。
1.05の比重を有するシリカは16ミリミクロンの平
均粒度を有している。
均粒度を有している。
それはヘンリグ・エンド・カンパニー(Henlig&
CO.)によつて製造▲れ〃トリ・シル(TRl.SI
L)404〃と呼称された。比重は1.045〜1.0
50であつた。更に他の密封剤成分は次の通りである。
CO.)によつて製造▲れ〃トリ・シル(TRl.SI
L)404〃と呼称された。比重は1.045〜1.0
50であつた。更に他の密封剤成分は次の通りである。
実例
実例のシリコーン流体はユニオン・力バイト・コーポレ
ーシヨンによつて製造されて1A−15〃と呼称された
エチルトリエトキンシランである。
ーシヨンによつて製造されて1A−15〃と呼称された
エチルトリエトキンシランである。
シリカは実例に使用されたのと同じである。この充てん
剤はシリコーン流体を揺変性にするのと、比重を最終密
封剤に所望される比重に調節するのと二つの目的に役立
つている。シリカの代りに微粉の形で吏用されることの
できるその他の充てん剤はベントナイト・アルミナ及び
タルクである。本技術分野に精通せる人々にはその他の
材料も想起される。使用されることのできる別なシリコ
ーン流体はタウ・コーニング・コーポレーシヨン(DO
wCOrningCOrpOratiOn)によつて製
造されて〃200フルド(FIuid)と呼称されてい
る。
剤はシリコーン流体を揺変性にするのと、比重を最終密
封剤に所望される比重に調節するのと二つの目的に役立
つている。シリカの代りに微粉の形で吏用されることの
できるその他の充てん剤はベントナイト・アルミナ及び
タルクである。本技術分野に精通せる人々にはその他の
材料も想起される。使用されることのできる別なシリコ
ーン流体はタウ・コーニング・コーポレーシヨン(DO
wCOrningCOrpOratiOn)によつて製
造されて〃200フルド(FIuid)と呼称されてい
る。
シリコーン流体及び充てん剤として選択されるべきは、
混合された時に所望の比重を有することになり、実質的
に無毒であり、不水溶性であり、かつ少くとも血清部分
の成分に対して実質上化学的に不活性な材料である。
混合された時に所望の比重を有することになり、実質的
に無毒であり、不水溶性であり、かつ少くとも血清部分
の成分に対して実質上化学的に不活性な材料である。
小出し裟置は密封剤を一定量ずつ徐々に送出す作用乞し
、かつこのような送出しは密封剤が適所に達する前は遠
心分離が有効に行なわれるのに十分な準備時間を与える
。
、かつこのような送出しは密封剤が適所に達する前は遠
心分離が有効に行なわれるのに十分な準備時間を与える
。
仮に過早に位置決めされ.るままに放置されるとしたら
、赤血球または小繊維状材料の如き何か望ましくない材
料が密封剤によつて血清部分に閉じ込められる於それが
ある。種々の実例が以上に説明されかつ一実施例が添付
図面に示されたけれども、本技術分野に精通せjる人々
は前掲特許請求の範囲を離脱することなしに本発明を上
記以外の実例及び実施例によつて種種の形で実施するこ
とができる。本発明の実施の態様をあげれば次のと}り
である。
、赤血球または小繊維状材料の如き何か望ましくない材
料が密封剤によつて血清部分に閉じ込められる於それが
ある。種々の実例が以上に説明されかつ一実施例が添付
図面に示されたけれども、本技術分野に精通せjる人々
は前掲特許請求の範囲を離脱することなしに本発明を上
記以外の実例及び実施例によつて種種の形で実施するこ
とができる。本発明の実施の態様をあげれば次のと}り
である。
(1)血清部分と血餅部分とに分離される血液の給源の
ために使用する為の容器寂よび密封剤小出し装置組み合
わせに3いて、前記組み合わせは一開口端、側壁を有し
た容器、開口端を通して前記容器に入れられた密封剤の
給源2よびその密封剤のための小出し装置を包含して}
り:前記密封剤は水溶性、実質上無毒性でありかつ血液
試料の血清部分の成分に対して実質上化学的に不活性で
ありかつ約1.026ないし1.092の範囲内の比重
を有して}り;そして前記小出し装置は遠心分離の間密
封剤を一定量ずつ送り出しそれによつて前記密封剤は血
清部分と血餅部分との間に層を形成しかつ血清部分が容
器から除去できるように、容器の内壁に対してしつかり
とした密封を形成するための手段を備ぇていることを特
徴とする容器づよび密封剤小出し装置組み合わせ。
ために使用する為の容器寂よび密封剤小出し装置組み合
わせに3いて、前記組み合わせは一開口端、側壁を有し
た容器、開口端を通して前記容器に入れられた密封剤の
給源2よびその密封剤のための小出し装置を包含して}
り:前記密封剤は水溶性、実質上無毒性でありかつ血液
試料の血清部分の成分に対して実質上化学的に不活性で
ありかつ約1.026ないし1.092の範囲内の比重
を有して}り;そして前記小出し装置は遠心分離の間密
封剤を一定量ずつ送り出しそれによつて前記密封剤は血
清部分と血餅部分との間に層を形成しかつ血清部分が容
器から除去できるように、容器の内壁に対してしつかり
とした密封を形成するための手段を備ぇていることを特
徴とする容器づよび密封剤小出し装置組み合わせ。
レ)遠心分離により血清部分と血餅部分に分離される血
液の給源のために使用する装置に寂いて、前記装置は組
み合わせて、一開口端寂よび周囲側壁を有する前記血液
試料のための容器、前記容器中の密封剤の給源3よび前
記密封剤給源の為り小出し装置から構成されて寂り:前
記密封剤は約1.026ないし1.092の範囲内の比
重を有する水不溶性で実質的に無毒性0吻質からなつて
}りかつ血清試料の血清部分の成分に対して実質上化学
的に不活性であり;前記小出し装置は遠心分離の間血清
試料中に密封剤を分布させそれによつて密封剤が血清部
分と血餅部分とに血液を分離させかつ遠心分離した試料
の血清部分と血餅部分との間に障壁層を形成する為の手
段を設けていることを特徴とする、血液給源のために使
用する装置。
液の給源のために使用する装置に寂いて、前記装置は組
み合わせて、一開口端寂よび周囲側壁を有する前記血液
試料のための容器、前記容器中の密封剤の給源3よび前
記密封剤給源の為り小出し装置から構成されて寂り:前
記密封剤は約1.026ないし1.092の範囲内の比
重を有する水不溶性で実質的に無毒性0吻質からなつて
}りかつ血清試料の血清部分の成分に対して実質上化学
的に不活性であり;前記小出し装置は遠心分離の間血清
試料中に密封剤を分布させそれによつて密封剤が血清部
分と血餅部分とに血液を分離させかつ遠心分離した試料
の血清部分と血餅部分との間に障壁層を形成する為の手
段を設けていることを特徴とする、血液給源のために使
用する装置。
第1図は本発明による試料管及び小出し装置の一部断面
にされた分解部品配列図、第2図は本発明による試料管
及び小出し装置の小出し装置が血液試料の中へ挿入され
ている状態の一部断面にされた側面図、第3図は第2図
と同様であるが血液試料管及び小出し装置が遠心分離作
用を受けた途中の状態の一部断面にされた側面図、第4
図は第3図と同様であるが血液試料管及び小出し装置が
遠心分離作用を受け終つた状態を示す図、第5図は分離
帯が血餅部分の上の適所にあつて血清部分が取出された
状態の試料管の断面図、第6図は密封剤小出し装置の中
に密封剤の収容された状態を示す拡大断面図、第7図は
第6図の小出し装置の頂上平面図、そして第8図は第6
図の小出し裟置の底面図である。 10・・・・・・容器、12・・・・・・密封剤を保持
する装置、14,32.34,36・・・・・・支持装
置、19・・・・・・部、22,24,26・・・・・
・側壁部分、26・・・・・・ノズル、30・・・・・
・開口、37・・・・・・開放端、38・・・・・・カ
バー部材、42・・・・・・密封剤。
にされた分解部品配列図、第2図は本発明による試料管
及び小出し装置の小出し装置が血液試料の中へ挿入され
ている状態の一部断面にされた側面図、第3図は第2図
と同様であるが血液試料管及び小出し装置が遠心分離作
用を受けた途中の状態の一部断面にされた側面図、第4
図は第3図と同様であるが血液試料管及び小出し装置が
遠心分離作用を受け終つた状態を示す図、第5図は分離
帯が血餅部分の上の適所にあつて血清部分が取出された
状態の試料管の断面図、第6図は密封剤小出し装置の中
に密封剤の収容された状態を示す拡大断面図、第7図は
第6図の小出し装置の頂上平面図、そして第8図は第6
図の小出し裟置の底面図である。 10・・・・・・容器、12・・・・・・密封剤を保持
する装置、14,32.34,36・・・・・・支持装
置、19・・・・・・部、22,24,26・・・・・
・側壁部分、26・・・・・・ノズル、30・・・・・
・開口、37・・・・・・開放端、38・・・・・・カ
バー部材、42・・・・・・密封剤。
Claims (1)
- 1 一開口端容器中の試料の遠心分離の間に得られた血
液試料の血清部分と血餅部分との間の分離帯として使用
される密封剤の供給源を保持しかつ小出しする為の装置
において、前記装置は密封剤の供給源を中に保持する中
空本体部分を包含しており、前記密封剤はシリコーン流
体および同流体中に分散された不活性充填剤から本質的
になる揺変性で、水不溶性で実質的に無毒の物質の給源
から成つておりかつ1.026ないし1.092の範囲
内の比重を有しており;前記中空本体部分はそこから延
びておりかつ密封剤物質の1部分を含有している一体的
に形成された細長い狭いノズル部分を包含しており;前
記ノズルは血液試料を中に有する容器中に延びるのに適
合した自由端部分を有しており、前記自由端部分は遠心
分離中密封剤が小出しされる開口を有しており;前記本
体は本体の端からノズルの自由端の反対側に延びている
一体的に形成された環状段および本体からノズル方向に
延びている環状側壁を有しており、前記段は前記容器中
の前記小出し装置を支持する為の容器の開口端を、遠心
分離中小出し装置を安定化するための容器内に収容され
たその小出し装置の側壁と係合させるのに適しており、
それによつて、中に小出し装置を設けている容器中の血
液試料の遠心分離の際に前記密封剤は血液を血清部分と
血餅部分に分離しかつ遠心分離を行なつた試料の前記血
清部分と血餅部分との間に分離帯を形成することを特徴
とする、密封剤の給源を保持しかつ小出しする為の小出
し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53074783A JPS592345B2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | 全血試料を血清及び血餅両部分に分離するための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53074783A JPS592345B2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | 全血試料を血清及び血餅両部分に分離するための装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5452371A JPS5452371A (en) | 1979-04-24 |
JPS592345B2 true JPS592345B2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=13557226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53074783A Expired JPS592345B2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | 全血試料を血清及び血餅両部分に分離するための装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592345B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11660723B2 (en) | 2018-04-13 | 2023-05-30 | Taikisha Ltd. | Automatic polishing system |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564053A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-16 | Sekisui Chem Co Ltd | Serum or blood plasma separating method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421210A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | Correction unit for pulse code modulation signal |
-
1978
- 1978-06-20 JP JP53074783A patent/JPS592345B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421210A (en) * | 1977-07-19 | 1979-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | Correction unit for pulse code modulation signal |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11660723B2 (en) | 2018-04-13 | 2023-05-30 | Taikisha Ltd. | Automatic polishing system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5452371A (en) | 1979-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3780935A (en) | Serum separating method | |
US5236604A (en) | Serum separation blood collection tube and the method of using thereof | |
US4088582A (en) | Blood phase separation means | |
US5560830A (en) | Separator float and tubular body for blood collection and separation and method of use thereof | |
US4189382A (en) | Blood coagulation and separation | |
US3929646A (en) | Serum separator and fibrin filter | |
US4486315A (en) | Immunoassay microparticle washing system and method of use | |
CA1210693A (en) | Method and apparatus for separating lymphocytes from anticoagulated blood | |
US4436631A (en) | Multiple particle washing system and method of use | |
AU590616B2 (en) | Method and device for separating serum/plasma from blood | |
US4435293A (en) | Particle washing system and method of use | |
US3963119A (en) | Serum separating apparatus | |
JP3615226B2 (ja) | 細胞洗浄装置および方法 | |
JP2001224982A (ja) | 流体サンプルの成分分離器具および方法 | |
JPH09508567A (ja) | 遠心分離チューブ及びアダプター | |
US4180465A (en) | Fluid collection device with phase separation means | |
US4707276A (en) | Fluid collection device with phase partitioning means | |
US4043928A (en) | Serum separating composition of matter | |
EP0477259B1 (en) | Method and device for the quantification of a volume of a sediment or of a volume of a fluid with bad flow properties | |
JPS592345B2 (ja) | 全血試料を血清及び血餅両部分に分離するための装置 | |
US20020057996A1 (en) | Centrifuge tube assembly | |
WO2001014850A1 (en) | Centrifuge tube apparatus | |
JPS60140155A (ja) | 試験管内の2相間に分離ゲルを介在せしめる装置 | |
JPS59225353A (ja) | 吸収プラグ付き室ブロツクを有するロ−タ | |
US4822495A (en) | Cell block collection method and apparatus |