JPS5923208Y2 - タ−ンテ−ブル装置のスピンドル構造 - Google Patents

タ−ンテ−ブル装置のスピンドル構造

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JPS5923208Y2
JPS5923208Y2 JP1104180U JP1104180U JPS5923208Y2 JP S5923208 Y2 JPS5923208 Y2 JP S5923208Y2 JP 1104180 U JP1104180 U JP 1104180U JP 1104180 U JP1104180 U JP 1104180U JP S5923208 Y2 JPS5923208 Y2 JP S5923208Y2
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JP
Japan
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spindle
turntable
ventilation
turntable device
spindle structure
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Expired
Application number
JP1104180U
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JPS56115715U (ja
Inventor
憲男 柴田
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to GB8102240A priority patent/GB2069220B/en
Priority to US06/228,924 priority patent/US4367546A/en
Priority to DE3102798A priority patent/DE3102798C2/de
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Publication of JPS5923208Y2 publication Critical patent/JPS5923208Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はターンテーブル上の空気をスピンドル内を通し
て吸引してレコード盤をターンテーブル上に吸着させる
ターンテーブル装置のスピンドル構造に係り、特にスピ
ンドルを筒状体により構成しこの下端に切込みを設けて
これを通気孔とする構造とすることにより、簡単な機械
加工により製造し得しかも高性能を有するスピンドル構
造を提供することを目的とする。
本出願人は先にターンテーブル上の空気をスピンドル内
を通して吸引してレコード盤をターンテーブル上に吸着
させるターンテーブル装置を提供した。
この装置は第1図に示す構成としである。スピンドル1
は、下端を鋼球2に支持されて軸受体3内に回転可能に
保持されており、上部にターンテーブル4が嵌合固定し
である。
スピンドル1内に、通気路5、吸引孔6、通気孔7が形
成しである。
吸引ポンプ8を作動させると、ターンテーブル4の上面
溝4a内の空気は、吸引孔6、通気路5、通気孔7、排
気口9を通して吸引排気され、レコード盤10がターン
テーブル4上に吸着される。
こ・で、通気路5、吸引孔6、通気孔7は夫々中実スピ
ンドルにドリル加工を施して形成される。
しかし、実際上は、スピンドルは細く硬いためドリル加
工は非常に困難であるという問題点があった。
また、ドリル加工で大径の孔を穿設することは更に困難
となり、これにより通気路等の断面積が小となり吸引を
充分に行ない得す、レコード盤に反りがある場合には、
レコード盤の吸着が不確実となるという問題点があった
本考案は上記問題点を解決したものであり、以下図面と
共にその一実施例について説明する。
第2図は本考案になるターンテーブル装置のスピンドル
構造の一実施例の一部切截縦断面図、第3図は第2図中
スピンドル構造体の斜視図、第4図は第3図のスピンド
ル構造体の底面図、第5図は第3図中■−V線を含む垂
直面で切断した縦断面図である。
ターンテーブル11は、スピンドル主体12の上部に固
定しであるテーパ部材13に嵌合固定しである。
スピンドル主体12は、下端を鋼球14に支持されて軸
受体15内に回転可能に保持されている。
スピンドル主体12は、円筒部材16を素材とし、その
下端に互いに直交する直径方向上に切込み加工を施して
四方に切込み部17 a、 17 b、 17 C。
17dを形成してなる。
この切込み加工は、円筒部材13が硬質の材料である場
合にも、比較的容易に行なわれる。
なお、円筒部材16の下端内周側には、鋼球14に当接
するテーパ面18が形成しである。
円筒部材16の内径dは比較的大きく定めてあり、内径
部は通気路19として機能する。
また、切込み部17 a〜17dは、スピンドル主体1
2が鋼球14に支持されて下端開口を塞がれた第2図に
示す状態において、スピンドル主体12内の通気路19
と軸受体15の下部の空間部20とを連通ずる通気孔2
1として機能する。
各切込み部17a〜17dは幅をW、切り込み深さを1
として形成され、通気孔21の総面積は上記通気路19
の断面積と略等しい なお、スピンドル構造体10中鋼球14に当接するテー
パ面18は分離されているが、円周方向上4等分した位
置に配しであるため、テーパ面18と鋼球14とはスラ
スト軸受として安定に機能する。
レコード盤10をターンテーブル11上に載置して吸引
ポンプ8を作動させると、ターンテーブル11の上面溝
11 a内の空気が、テーパ部材13に形成されている
複数の吸引孔13a、通気路19、通気孔21.更には
大径の排気口22を通して吸引排気され、レコード盤1
0はターンテーブル11上に吸着される。
こ・で吸引孔13a、通気路19、通気孔21の面積は
大きいため、空気の時間当りの吸引流量は相当大となり
、ターンテーブル上の空気はすばやく吸引排気される。
これによりレコード盤10はある程度の反りがある場合
にも、ターンテーブル11上に確実に吸着される。
上記鋼球14の代りに、軸受体15の底部に半球状又は
円錐状突部を設けこれと上記テーパ面18とが協働して
スラスト軸受を構成する構造とすることもできる。
上述の如く、本考案になるターンテーブル装置のスピン
ドル構造によれば、スピンドルを筒状体により構威しこ
の下端に切込みを設けてこれを通気孔とする構造としで
あるため、筒状体を素材として簡単な機械加工で製造す
ることが出来、しがも充分な時間当り空気吸引量を確保
し得るだけの断面積を有する通気路及び通気孔とし得、
これによりレコード盤を確実に吸着させることが出来、
更には、スラスト軸受部の精度を損なうこともなく、し
かも使用する部品点数を最小とし得る等の特長を有する
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のターンテーブル装置のスピンドルの一例
を示す断面図、第2図は本考案になるターンテーブル装
置のスピンドル構造の一実施例の一部切截斜視図、第3
図は第2図中スピンドル主体の斜視図、第4図はこの底
面図、第5図は第3図中■−■線を含む垂直面での断面
図である。 8・・・・・・吸引ポンプ、10・・・・・・レコード
盤、11・・・・・・ターンテーブル、12・・・・・
・スピンドル主体、13・・・・・・テーパ部材、13
a・・・・・・吸引孔、14・・・・・・鋼球、15・
・・・・・軸受体、16・・・・・・円筒部材、17a
〜17d・・・・・・切込み部、18・・・・・・テー
パ面、19・・・・・・通気路、20・・・・・・空間
部、21・・・・・・通気孔、22・・・・・・排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターンテーブル上の空気をスピンドル内を通して吸引排
    気してレコード盤を該ターンテーブル上に吸着させるタ
    ーンテーブル装置において、該スピンドルを筒状体によ
    り構成し、該筒状体の下端に切込みを設けこれを通気孔
    としてなるターンテーブル装置のスピンドル構造。
JP1104180U 1980-01-29 1980-01-31 タ−ンテ−ブル装置のスピンドル構造 Expired JPS5923208Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1104180U JPS5923208Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 タ−ンテ−ブル装置のスピンドル構造
GB8102240A GB2069220B (en) 1980-01-29 1981-01-26 Turntable system for a record player
US06/228,924 US4367546A (en) 1980-01-29 1981-01-27 Vacuum turntable system for a record player
DE3102798A DE3102798C2 (de) 1980-01-29 1981-01-28 Plattentellereinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

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JP1104180U JPS5923208Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 タ−ンテ−ブル装置のスピンドル構造

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JPS56115715U JPS56115715U (ja) 1981-09-04
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JPS56115715U (ja) 1981-09-04

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