JPS59231634A - 描画色指定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 従来例の構成とその問題点 板状またはシート状の描画媒体上に描画物体によって画
像を描くと、その描画像の情報、即ち描画物体の移動軌
跡の座標情報を情報処理装置や情報伝送装置に入力する
描画像入力装置が開発されている。さらに最近、描画色
情報も含んだ描画像情報を人力できるカラー描画像入力
装置が開発されている。

このカラー描画像入力装置においては、描画時に描画色
を指定する必要がある。しかし従来は、装置に設けられ
ている色指定スイッチを描画者が操作することにより描
画色を指定する方式となっており、操作が煩わしい上に
、色指定スイッチの誤操作や操作忘れによる描画色の指
定エラーが起きやすいという問題があった。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、カラー描
画像入力装置に対し、格別の操作を要することなく描画
色を確実に指定できる描画色指定装置を提供することを
目的とする。

発明の構成 本発明は、任意の描画色用の描画物体を収納するための
複数個の収納器を設けるとともに、それぞれに割り当て
られた特定の描画色用の描画物体を検知する検知器を各
収納器に対応させて複数個ずつ設け、各検知器から出力
される検知信号により使用中の描画物体の種類、即ち描
画色をカラー描画像入力装置に指定することによって上
述の目的を達成せんとするものである。

実施例の説明 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。

第１図は本発明の一実施例による描画色指定装置の概略
斜視図である。この図において、１は第１描画色用のフ
ェルトベン様の描画物体であり、２は第２描画色用のフ
ェルトベン様の描画物体である。これら描画物体１，２
の胴部には、光を良く反射する描画色識別用の反射テー
プ３．４がそれぞれ異なった位置に巻き付けられている
。

６．６はそれぞれ描画物体１または２を収納するだめの
円筒状の収納器である。収納器６．６の胴部には、描画
物体１が収納された時に反射テープ３に臨む孔７，８と
、描画物体２が収納された時に反射テープ４に臨む孔９
．１０がそれぞれ形成されている。孔７の近傍には、描
画物体１を検知するだめの検知器を構成する発光ダイオ
ード１１と受光ダイオード１２の対が設けられている。

第２図は第１図の■−■線概略断面図である。

この図から明らかなように、収納器６に描画物体１が収
納されている状態においては、発光ダイオード１１から
発せられる光が図中鎖線で示す位置に来る反射テープ３
によって反射され、受光ダイオード１２に反射するよう
に、発光ダイオード１１と受光ダイオード、および孔７
の相対位置が決められている。

第１図に戻って説明を続ける。他方の収納器６の孔８の
近傍にも、描画物体１を検知するための検知器を構成す
る発光ダイオード１３と受光ダイオード１４の対が設け
られている。同様に他方の描画物体２を検知するための
検知器を構成する発光ダイオード１６と受光ダイオード
１６の対、および発光ダイオード１７と受光ダイオード
１８の対が孔９および１０の近傍にそれぞれ設けられて
いる。発光ダイオード１１＋　　１３＋　　１５＋　　
１７は電源１９と並列に接続され、常に発光するように
なっている。受光ダイオード１２＋　　１４．　１６゜
１８の一方の電極は電源１９の負電極と接続されている
。受光ダイオード１２．１４の他方の電極は共通の信号
線２０を通じてカラー描画像入力装置の制御回路２１に
接続され、受光ダイオード１６゜１８の他方の電極は共
通の信号線２２を通じて制御回路２１に接続されている
。これら信号線２０゜２２上の信号はそれぞれ２つの検
知器の検知信号を論理和した信号であり、後述するよう
に制御回路２１に対する描画色指定信号として働くもの
である。

なお、電源１９の各電極は制御回路２１とも接続されて
いる。

つぎに動作を説明する。

描画を行わない状態においては、描画物体１゜２は両方
とも収納器６，６に収納される。各描画物体１，２は収
納器５，６のいずれに収納してもよいが、説明の便宜上
、描画物体１は収納器５に収納され、描画物体２は収納
器６に収納されていると仮定する。この場合、反射テー
プ３，４がそれぞれ孔７，１０の位置に来るから、受光
ダイオード１２．１８が受光ダイオード１１１１７から
の光を受けてオンし、信号線２０．２２の電位がＬＯＷ
レベルになる（信号線２０．２２は制御回路２１の内部
において抵抗を介してＨＩＧＨレベル電位にプルアップ
されている）。

この状態において、第１描画色で描画するために描画物
体１を収納器６から抜き取ると、受光ダイオード１２に
発光ダイオード１１からの光が入射しなくなるため、そ
のダイオード１２がオフし、信号線２０の電位はＨＩＧ
Ｈレベルになる。即ち、第１描画色用の検知信号が有効
になる。制御回路２１は信号線２０　＋　２２の電位を
監視しており、信号線２０がＨＩＧＨレベルになった場
合は第１描画色を指定されたと認識する。

その後、第２描画色により描画する必要が生じた場合、
それまで使用していた描画物体１を収納器６に戻し、第
２描画色用の描画物体２を収納器６から抜き取る。描画
物体１の再収納により受光ダイオード１２は再びオンし
、信号線２ｏの電位はＬＯＷレベルになる。一方、それ
までオンしていた受光ダイオード１８は描画物体２が抜
き出されたために受光ダイオード１７からの光が入射し
なくなり、オフし、これにより信号線２２の電位が）Ｉ
Ｉ（、Ｈレベルになる。制御回路２１は信号線２２がＨ
ＩＧＨレベルになると、第２描画色が指定されたものと
認識する。なお、描画物体２を抜き出してから描画物体
１を収納器６側に移し替えてもよく、そのようにしても
信号線２０．２２が同じ電位状態となることは明らかで
ある。

描画物体１，２の両方を同時に抜いた場合、信号線２０
１２２の両方が同時にＨＩＧＨレベルとなる。この場合
、制御回路２１は図示されない警報器を作動させ、描画
者に警告する。

以上、２種類の描画色を指定できる実施例について説明
したが、収納器と検知器を増設することにより３種類以
上の描画色を指定できることは明らかである。また上記
実施例では光学的に描画物体を検知する検知器を用′仏
だが、各描画物体の特定位置に突起を形成したり磁石を
取り付けておくことにより、マイクロスイッチや磁気セ
ンサを検知器として用いることもできる。ただし、上記
実施例はクロームメッキを施しだような市販の粘着テー
プ等を描画色識別用の反射テープとして描画物体に巻き
付けるだけでよいから、市販のフェルトベン等を描画物
体として使用する場合に有利である。

発明の効果 上述のように本発明は、任意の描画色用の描画物体を収
納するための収容器のそれぞれに対応させて、それぞれ
特定の描画色用の描画物体を検知するための検知器を複
数個ずつ設け、各検知器の検出信号を描画色指定信号と
してカラー描画像入力装置に与える構成であるから、所
望の描画色用の描画物体を収納器から取り出すだけで描
画色を自動的に指定でき、色指定スイッチを操作する等
の煩わしさがなくなり、また従来のような操作忘れや誤
操作による指定エラーを完全に防止できる等の効果を得
られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による描画色指定装置の概略
斜視図、第２図は第１図の１−ｔｔ線概略−［面図であ
る。 １．２・・・・・・描画物体、３，４・・・・・・反射
テープ、５．６・・・・・・収納器、７〜１０・・・・
・・孔、１１１１３１１５．１７・・・・・・発光ダイ
オード、１２ｒ　　１４＋１６＋１８・・・・・・受光
ダイオード、１９・・・・・・電源、２１・・・・・・
カラー描画像入力装置の制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意の描画色用の描画物体を収納するだめの複数個の収
   納器と、これら収納器のそれぞれに対応して複数個ずつ
   設けられ、それぞれに割り当てられた特定の描画色用の
   上記描画物体が対応する上記収納器に存在するか否かを
   検知する検知器とを有し、上記検知器の検知信号を描画
   色の指定信号としてカラー描画像入力装置に与えること
   を特徴とする描画色指定装置。