JPS5923077B2 - X線装置 - Google Patents
X線装置Info
- Publication number
- JPS5923077B2 JPS5923077B2 JP2091878A JP2091878A JPS5923077B2 JP S5923077 B2 JPS5923077 B2 JP S5923077B2 JP 2091878 A JP2091878 A JP 2091878A JP 2091878 A JP2091878 A JP 2091878A JP S5923077 B2 JPS5923077 B2 JP S5923077B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- transformer
- thyristor
- main thyristor
- ray tube
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
特に工業用のX線装置は小型で軽量に構成することが望
まれる。
まれる。
このため直流電圧をサイリスタで断続して高電圧発生用
変圧器の一次巻線に加える装置を用いるが、上記変圧器
の二次側にX線管のフィラメント加熱巻線を設けると、
該X線管に加える高電圧の調整によってフィラメント電
流が変化する。
変圧器の一次巻線に加える装置を用いるが、上記変圧器
の二次側にX線管のフィラメント加熱巻線を設けると、
該X線管に加える高電圧の調整によってフィラメント電
流が変化する。
従って前述の直流電圧を変化して高電圧を調整すると同
時にサイリスタの断続周期を変化してフィラメント電流
を一定に保持する必要がある。
時にサイリスタの断続周期を変化してフィラメント電流
を一定に保持する必要がある。
このような装置において、従来はX線管に加える高電圧
を低くするとサイリスタの断続動作が確実に行われなく
なるために上記高電圧の可変範囲が制限されて、これを
充分広範囲に変化し得ない欠点があった。
を低くするとサイリスタの断続動作が確実に行われなく
なるために上記高電圧の可変範囲が制限されて、これを
充分広範囲に変化し得ない欠点があった。
本発明は上述の欠点を除去して、X線管に加える高電圧
を充分低い値まで調整することができるようにしたもの
である。
を充分低い値まで調整することができるようにしたもの
である。
第1図は本発明実施例の回路図で、可変単巻変圧器M1
の一次端子T1.T2を商用交流電源に接続して、その
二次側出力を整流器Rに加えてあり、この整流器Rの出
力端に高電圧発生用変圧器Mo−次巻線と主サイリスタ
S1および単巻昇圧変成器M2の一次巻線を直列に接続
し、上記高電圧発生用変圧器M。
の一次端子T1.T2を商用交流電源に接続して、その
二次側出力を整流器Rに加えてあり、この整流器Rの出
力端に高電圧発生用変圧器Mo−次巻線と主サイリスタ
S1および単巻昇圧変成器M2の一次巻線を直列に接続
し、上記高電圧発生用変圧器M。
の二次側にX線管Xに加える高電圧の発生巻線およびフ
ィラメント加熱巻線を設けである。
ィラメント加熱巻線を設けである。
またダイオードD1 と抵抗rの直列回路並びにスイッ
チS。
チS。
とインダクタンスLとの直列回路を変圧器M。
の一次巻線に並列に接続して、コンデンサCと補助サイ
リスタS2との直列回路を主サイリスタS1 と並列に
接続し、該コンデンサCにダイオードD2を介して前記
昇圧変成器M2の出力電圧を加えると共にサイリスタS
、。
リスタS2との直列回路を主サイリスタS1 と並列に
接続し、該コンデンサCにダイオードD2を介して前記
昇圧変成器M2の出力電圧を加えると共にサイリスタS
、。
S2のゲート極にマルチバイブレータ回路等からなるi
lJ御パルス発生器Bの出力パルスを加えである。
lJ御パルス発生器Bの出力パルスを加えである。
上述の装置において、制御パルス発生器Bは例えば第2
図aおよびbで示すようなパルスをそれぞれサイリスタ
S1およびS2に加える。
図aおよびbで示すようなパルスをそれぞれサイリスタ
S1およびS2に加える。
従ってパルスaが送出されると主サイリスクS1が導通
して高電圧発生用変圧器M。
して高電圧発生用変圧器M。
および昇圧器M2の一次側に整流器Rの出力電流が流れ
て、変圧器Moの二次側に発生する高電圧がX線管Xに
加わると共にそのフィラメントに加熱電流が流れる。
て、変圧器Moの二次側に発生する高電圧がX線管Xに
加わると共にそのフィラメントに加熱電流が流れる。
かつ昇圧変成器M2の二次側に発生する数百ボルトの電
圧が主サイリスタS1およびダイオードD2を介してコ
ンデンサCに加わるから、このコンデンサCは第1図に
十−で示したような極性をもって充電される。
圧が主サイリスタS1およびダイオードD2を介してコ
ンデンサCに加わるから、このコンデンサCは第1図に
十−で示したような極性をもって充電される。
つぎに第2図すのパルスが発生すると補助サイリスタS
2が導通するから、コンデンサCに充電された電荷によ
って主サイリスタS1に逆電圧が加わり、このため該主
サイリスタが遮断状態になる。
2が導通するから、コンデンサCに充電された電荷によ
って主サイリスタS1に逆電圧が加わり、このため該主
サイリスタが遮断状態になる。
なおコンデンサCの電荷が消滅すると同時に補助サイリ
スタS2は遮断状態になり、また主サイリスタの遮断に
よって変圧器M。
スタS2は遮断状態になり、また主サイリスタの遮断に
よって変圧器M。
の一次巻線に発生する逆電圧はダイオードD1 と抵抗
rとの直列回路に吸収されるから、X線管に加わる逆電
圧が抑制される。
rとの直列回路に吸収されるから、X線管に加わる逆電
圧が抑制される。
かつ第2図a、bはX線管に比較的高い電圧を加える場
合におけるサイリスタS1.S2の制御パルスで、この
場合は可変単巻変圧器M1 の調整によって調整器Rの
出力直流電圧を高くすると共に制御パルス発生器Bを調
整してその出力パルスの周期t1 を大きくする。
合におけるサイリスタS1.S2の制御パルスで、この
場合は可変単巻変圧器M1 の調整によって調整器Rの
出力直流電圧を高くすると共に制御パルス発生器Bを調
整してその出力パルスの周期t1 を大きくする。
またこのようにX線管に高電圧を加えるときは、スイッ
チS。
チS。
を開放しておくもので、第2図Cに高電圧発生用変圧器
M。
M。
の一次巻線の両端における電圧波形の一例を実線で示し
である。
である。
すなわち主サイリスタs1が遮断した場合における変圧
器M。
器M。
の一次巻線電流の減少が緩慢であるために、該巻線に加
わる電圧E1は高いが、該巻線に生ずる逆電圧E2は比
較的低い値となって、上記変圧器の二次側からX線管に
加わる逆電圧が異状に高くなることを防止することがで
きる。
わる電圧E1は高いが、該巻線に生ずる逆電圧E2は比
較的低い値となって、上記変圧器の二次側からX線管に
加わる逆電圧が異状に高くなることを防止することがで
きる。
これに対して、もしスイッチS。を閉成しておくと、破
線で示したようにインダクタンスしに生ずる大きな逆電
圧E3が変圧器M。
線で示したようにインダクタンスしに生ずる大きな逆電
圧E3が変圧器M。
の一次巻線に加わってその二次側に高電圧が発生し、こ
の逆電圧でX線管が破壊するおそれがある。
の逆電圧でX線管が破壊するおそれがある。
しかも電圧E1が高いから昇圧変成器M2の一次側に大
きな電流が流れて、その二次側に高電圧が発生するため
にコンデンサCも充分高い電圧で充電されて、補助サイ
リスタS2の導通により主サイリスタS1を確実に遮断
することができる。
きな電流が流れて、その二次側に高電圧が発生するため
にコンデンサCも充分高い電圧で充電されて、補助サイ
リスタS2の導通により主サイリスタS1を確実に遮断
することができる。
また第2図d、eはX線管に比較的低い電圧を加える場
合におけるサイリスタS1.S2の制御パルスで、この
場合は整流器Rの出力直流電圧を低くすると共に制御パ
ルスの周期t2を小さくしてX線管のフィラメント電流
を一定に保持する。
合におけるサイリスタS1.S2の制御パルスで、この
場合は整流器Rの出力直流電圧を低くすると共に制御パ
ルスの周期t2を小さくしてX線管のフィラメント電流
を一定に保持する。
かつスイッチS。
を閉成するもので、第2図fにi 高電圧発生用変圧器
M。
M。
の一次巻線の両端間の電圧波形を示しである。
すなわちこの場合は主サイリスタS1 が遮断したとき
インダクタンスしに生ずる逆電圧が変圧器M。
インダクタンスしに生ずる逆電圧が変圧器M。
の一次巻線に加わって、その二次側からX線管に比較的
高い逆電圧E4が)加えられる。
高い逆電圧E4が)加えられる。
しかし上記主サイリスタS1の導通時におけるインダク
タンスしおよび変圧器M。
タンスしおよび変圧器M。
の一次巻線電圧E5が低いために、X線管に加わる逆電
圧の絶対値は該X線管を破壊する程度に到らない。
圧の絶対値は該X線管を破壊する程度に到らない。
また前述のように整流器Rの出力電圧は低いが、主サイ
リスタS1が導通したとき昇圧変成器M2の一次側に変
圧器M。
リスタS1が導通したとき昇圧変成器M2の一次側に変
圧器M。
の一次巻線電流とインダクタンスLの電流との和が流れ
る。
る。
このため変成器M2の二次側に充分高い電圧が発生して
その電圧でコンデンサCが充電される。
その電圧でコンデンサCが充電される。
従って補助サイ、リスクS2が導通状態になったとき主
サイリスタS1に充分大きい逆電圧を加えて、該主サイ
リスタを確実に遮断状態にすることができる。
サイリスタS1に充分大きい逆電圧を加えて、該主サイ
リスタを確実に遮断状態にすることができる。
すなわちもしスイッチS。
を開放状態にしておくと、主サイリスタS1が導通した
とき、昇圧変成器M2の一次側に変圧器M。
とき、昇圧変成器M2の一次側に変圧器M。
の一次巻線電流のみが流れる。
しかも電圧E5が低いためにコンデンサCに充電される
電荷が不足して、補助サイリスタs2が導通したとき主
サイリスタS1を確実に遮断状態にすることができない
ものである。
電荷が不足して、補助サイリスタs2が導通したとき主
サイリスタS1を確実に遮断状態にすることができない
ものである。
なお前記実施例はインダクタンスLを用いたが、前述の
作用説明によって明らかなようにこれを抵抗に置き替え
ることも可能である。
作用説明によって明らかなようにこれを抵抗に置き替え
ることも可能である。
またスイッチSoは手動操作によって開閉することもで
きるが、可変変圧器M1の摺動子に機械的に連動させる
か、あるいは整流器Rの出力電圧を検出して、その検出
出力により開閉の制御を行うこと等も可能である。
きるが、可変変圧器M1の摺動子に機械的に連動させる
か、あるいは整流器Rの出力電圧を検出して、その検出
出力により開閉の制御を行うこと等も可能である。
以上説明したように本発明は高電圧発生用変圧器の一次
巻線と並列にスイッチとインダクタンスまたは抵抗との
直列回路を接続したもので、X線管に加える高電圧を充
分低くした場合でも主サイリスタの開閉動作が確実に行
われて、しかもX線管に異状に高い逆電圧が加わること
を防止し得る。
巻線と並列にスイッチとインダクタンスまたは抵抗との
直列回路を接続したもので、X線管に加える高電圧を充
分低くした場合でも主サイリスタの開閉動作が確実に行
われて、しかもX線管に異状に高い逆電圧が加わること
を防止し得る。
このためX線管に加える電圧の可変範囲を極めて広くす
ることができると共に主サイリスタを遮断するための回
路を小型に形成し得るものである。
ることができると共に主サイリスタを遮断するための回
路を小型に形成し得るものである。
第1図は本発明実施例の回路図、第2図は第1図の装置
の動作を説明する波形図である。 なお図において、Rは整流器、M2は昇圧変成器、M。 は高電圧発生用変圧器、Bはサイリスタの制御パルス発
生器、T1.T2は電源端子である。
の動作を説明する波形図である。 なお図において、Rは整流器、M2は昇圧変成器、M。 は高電圧発生用変圧器、Bはサイリスタの制御パルス発
生器、T1.T2は電源端子である。
Claims (1)
- 1 可変直流電圧源に主サイリスタを介して高電圧発生
用変圧器の一次巻線を接続し、X線管に加える高電圧の
発生巻線並びに該X線管のフィラメント加熱巻線を上記
変圧器の二次側に設けると共に前記主サイリスクに逆電
圧を加えてこれを遮断状態にするための補助サイリスタ
とコンデンサとの直列回路を上記主サイリスタと並列に
接続し、かつ上記主サイリスクに流れる電流に対応した
電圧を上記コンデンサに加えてこれを充電する回路と前
記可変直流電圧源の出力電圧の上昇に伴って周期が増大
する2組のパルス列を上記主サイリスタおよび補助サイ
リスクのゲート極に交互に印加する制御パルス発生器と
を設けて、更に前記可変直流電圧源の出力電圧を低くし
た場合に投入されるスイッチとインダクタンスまたは抵
抗との直列回路を前記高電圧発生用変圧器の一次巻線と
並列に接続したことを特徴とするX線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2091878A JPS5923077B2 (ja) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | X線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2091878A JPS5923077B2 (ja) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | X線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54114194A JPS54114194A (en) | 1979-09-06 |
JPS5923077B2 true JPS5923077B2 (ja) | 1984-05-30 |
Family
ID=12040596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2091878A Expired JPS5923077B2 (ja) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | X線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923077B2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-27 JP JP2091878A patent/JPS5923077B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54114194A (en) | 1979-09-06 |
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