JPS59230424A - リング・メイン開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、リング・メイン回路網を形成する配電方式
に使用するリング・メイン開閉装置に関するものである
。

リング・メイン配電方式の代表的な一例は、第１図に示
す様な構成で、上位の変圧器ｌよりしゃ断器コを介して
給電された電源を、リング状に接続した回路網３に形成
し、この回路網の間から負荷側へ電源を取出す開閉装置
として、回路網３の中に構成するそれぞれコ対のライン
開閉器−〜８、！ｒａ〜、と、これらの開閉器の間から
負荷側へ結合するフィーダ開閉器６ａ〜、とによって構
成するリング・メイン開閉装置７ａ−ｆを配して負荷側
変圧器ｇａ−０に給電を行なう方式で、回路網３内に生
じるトラブルに対しライン開閉器％〜ｆ、３ａ〜ｆ　を
切替えて、負荷に対しては常に給電を行なうものである
。

この様に構成されるリング・メイン配電方式に使用され
るリング・メイン開閉装置としては、従来第２図に示す
様な構成のものがあった。

第２図におい又、／／ａ、／／ｂは前記回路網を形成す
るケーブル／２ａ、／Ｊｂをそれぞれ接続するターミナ
ルでこのターミナルに回路網を切替える負荷開閉器／３
ａ、／３ｂがそれぞれ接続され、接地端子コＯａ、２０
ｂを有している。コ台の負荷開閉器１３ｈ、／３ｂは導
体／４’で接続され、この導体には回路網より負荷側へ
の給電を行なうフィーダー用負荷開閉器／ｊが接続され
、ｆｆｒＪｄｌ負荷側の保護を行なうパワーヒユーズ／
Ａを経てターミナル／ｇに接続され、負荷側の接地を行
なう接地スイッチ１７がターミナル／ｌとパワーヒユー
ズ１６の間にある。／りは負荷側の変圧器を示す。

この様に構成された従来のリング・メイン開閉装置の負
荷開閉器／、？ａ　、　／、？ｂを矢印Ａ側にそれぞれ
投入すると、リング・メイン回路網が形成される。次に
、フィーダ用負荷開閉器ｔＳを投入すると、パワーヒユ
ーズ／６を介して負荷の変圧器／デに給電される。負荷
側にトラブルがあれば、パワーヒユーズ／６がしゃ断し
、フィーダー用負荷開閉器ｌ！を開放し、接地スイッチ
／７を投入すると、接地状態でパワーヒユーズ／６を取
替えることができる。また回路網にトラブルが生じると
、負荷開閉器／３ａ、／３ｂを開放し、接地端子側に接
続することにより、回路網のトラブルを修復できると共
に、リング・メイン回路網により各負荷には給電を続け
ることができるものである。

従来のリング・メイン開閉装置は以上のようにパワーヒ
ユーズを使用しているので、過負荷領域の保護はむづか
しく、またトラプル発生時の遠隔操作ができない欠点が
あった。また絶縁においても気中絶縁が主体となるので
、構造が大きくなり、汚損に対しても弱い欠点があった
。

この発明は以上の事情にかんがみてなされたもので、上
記のような従来のものの欠点を除去し、ヒユーズ取替の
必要がなく、安定した絶縁性能を保持した。小形のリン
グ・メイン開閉装置を提供することを目的とし、リング
・メイン開閉装置は以上の目的を達成するために、リン
グ・メイン回路網の接続及び断路な行うためのコ台の負
荷開閉器と、この２台の負荷開閉器の間から負荷に給電
を行う真空しゃ断器で構成した開閉器とを備えることを
％徴としている。

以下、この発明の一実施例を第３図〜第Ｓ図について説
明する。第３図〜第Ｓ図において、開閉装置を収納する
容器！／内にはＳＦ、ガス、２−を封入し、ライン側ブ
ツシングコＪａ、、２Ｊｂでターミナル導体−ダａ　、
　、２４’ｂを貫通させて、収納容器２１に固着してい
る。ターミナル導体ＪＩＩａ　。

２４！ｂの他端には継手部２！ａ、Ｊｊｂがあり、それ
ぞれ可動接続子２６ａ、コロｂを回動自在に取付けてい
る。可動接続子２Ａａ、２Ａｂには絶縁四ツドコ７ａ、
、２７ｂが回動自在に結合され、操作レバーコｔａ、２
ｔｂと連結している。操作レバー２＆ａ、：１．ｇｂは
操作軸Ｊｑａ、２９ｂｌＣよって負荷開閉器操作部３θ
と結合されている。

一台の負荷開閉器を接続する接続導体３１は絶縁碍子３
コによって収納容器２１の内部に固定され、可動接続子
λＸａ、コロｂと接続できる位置に配置されている。容
器２１内には更に真空しゃ断器３３があって、内部に真
空スイッチ管、ｙ＜＜（第９図）、操作機構３ｔ（第Ｓ
図）を収納し、真空スイッチ管３ダの両端よりそれぞれ
端子Ｊ（３７Ｂ、８．Ｔ。

を取出している。片側の端子３６には継手部３ｇを設け
、可動接続子３ｔを回動自在に結合し、接続導体３１と
接続できる位置に配置されている。

またこの可動接続子３りも絶縁ロッドｌＩｏによつ゛〔
操作レバー弘／と連結されている。裏空しゃ断器の他方
の端子３７Ｂ、８．Ｔ、負荷側プツシングダコＲ，８，
Ｔ。

を貫通して固着された負荷側ターミナル導体４Ｉ、７Ｒ
，１１，Ｔ。

に接続されている。ダ＜＜、ｐｔは接地端子で、それぞ
れ可動接続子コＡａ、２Ａｂ、Ｊｆが接続できる位置に
配置されている。

以上のように構成されたこの発明によるリング・メイン
開閉装置において、リング・メイン回路網の接続は可動
接続子２１．ａ、２１．ｂを矢印入方向に回動して、接
続導体３１と接続し、負荷への接続は可動接続子３？を
接続状態にした後、真空しゃ断器３３を投入動作させれ
ば、負荷への給電が行われることになる。また接地につ
いても、それぞれの可動接続子２Ａａ、２ｂｂ、３９を
矢印Ｂ（第３図）方向に回動して接地端子ぐダ、ダ３に
接続すればよいが、負荷側は可動接続子３り接続後真空
しゃ断器３３を投入することにより短絡接地を行なうこ
ともできる。

このように真空しゃ断器を用いることによって、負荷側
の可動接続子３りは投入能力、しゃ断能力共不要となり
、またライン側の可動接続子２６ａ。

コロｂも８Ｆ、ガス中で開閉するので、寿命の長い安定
したループ電流の開閉動作を行なうことができる。また
、全ての機器を８Ｆ、ガス中に封入したので、外部から
の汚損等から保獲されると共に絶縁に対しても安定した
性能を保持できる。

なお上記実施例では真空しゃ断器と接続導体の間に可動
接続子３デを備える断路器を挿入したが、真空しゃ断器
と負荷側ターミナルの間に断路器を挿入しても、同等の
効果がある。

以上の様に、この発明によれば、パワーヒユーズの代り
に真空しゃ断器を用い、収納機器を全てＳＦ、ガス中に
封入することによって、短絡しゃ断性能を有するための
高いガス圧を必要とせず、大電流から小電流までのしゃ
断性能を有すると共に、パワーヒユーズの取替をなくし
、絶縁性能を安定させたことにより、メインテナンスフ
リーの長寿命リング・メイン開閉装置が得られる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はリング・メイン配電方式の一実施例を示す結線
図、第２図は従来のリング・メイン開閉装置の一例を示
すスケルトン図、第３図はこの発明のリング・メイン開
閉装置の一実施例を示すスケルトン図、第弘図及び第５
図はこの発明のリング・メイン開閉装置の第３図に示す
一実施例の一部を破断したそれぞれ正面図及び側面図で
ある。 ／・・上位変圧器、コ・・上位しゃ断器、３・・リング
・メイン回路網、”ａ〜ｆ　”　’ａ〜ｆ　’　”ライ
ン開閉器、６　　・・フィーダ開閉器、７・・　−ｆ リング・メイン開閉装置、Ｓ・・負荷側変圧器、／／ａ
、／／ｂ−−ターミナル、／３ａ、／３ｂ・・負荷開閉
器、／ｌｌ・・導体、ｌ！・・フィーダー用負荷開閉器
、１６・・パワーヒユーズ、１７・・接地スイッチ、ｌ
ざ・・ターミナル、２１・・収納容器、ココ・・８Ｆ、
ガス、２３ａ。 ２３ｂ−−ターミナル、２ｔＩ１１．．２＜’ｂ”ター
ミナル導体、コ、ｔａ、２ｊｂ・・継手部１．２乙ａ。 ２＆ｂ・・可動接続子、２７＆、、ｚ？ｂ・・絶縁ロッ
ド、２ｇａ、２ｇｂ・・操作レバー、２？ａ。 ２９ｂ・・操作軸、３０・・操作部、３１・・接続導体
、３コ・・絶縁碍子、３３・・＾空しゃ断器、３１・・
真空スイッチ管、３！・・操作機構１．３／、、３７・
・端子、３ｇ・・継手部、３９・・可動接続子、ｑｏ・
・絶縁ロッド、リド・操作レバー、ｌ：１・・負荷側ブ
ツシング、ｑ３・・負荷側ターミナル導体、ｐ＜ｚ、＜
＜、ｔ・・接地端子。 尚、図中同一符号は同一または相当を示し、−Ｒ，−８
，−Ｔは３相回路構成の場合を示す。 代理人　大　岩　増　雄 ハ３図 ３Ｉ 手続補正書「自発」 昭和夕Ｚ年３ｊ１２ｇ日 特許庁長官殿 １、事件の表示　　　特願昭！ｆｇ−ｉｏグ３ｇ２号２
、発明の名称　　　リング・メイン開閉装置３、補正を
する者 事件との関係　特許出願人 代表者片山仁へ部 ４、代理人 （１）明細書の特許請求の範囲の梱 （２）明細Ｙ（の発明の詳細な説明の欄（３）図　面 ｌ）この出願の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 、２）明細書第３頁第１／Ｉ−行の「開閉器／Ｓを投入
」を［開閉器ｌりを矢印ｅ側に投入」と補正する。 、？）図面第Ｓ図を別紙の通り訂正する。 特許請求の範囲 （１）　　ケーブル接続によってリング・メイン回路網
を形成する配電方式のリング・メイン開閉装置において
、回路網の接続及び断路を行５．ｚ台の負荷開閉器と、
このコ台の負荷開閉器の間から負荷重に給電を行う真空
しゃ断器とで構成したことを特徴とするリング・メイン
開閉装置。 （２）　　一台の負荷開閉器をＳＦ、ｌガス中で開閉す
るガス負荷開閉器で構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載のリング・メイン開閉装置。 （３）一台の負荷開閉器と真空しゃ断器とを一体の容器
に収納し、容器にＳＦ、ガスを封入したことを特徴とす
る特許請求の範囲第７項記載のリング・メイン開閉装置
。 晃５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （／３　　ケーブル接続によってリング・メイン回路網
   を形成する配電方式のリング・メイン開閉装置において
   、回路網の接続及び断路な行う一台の負荷開閉器と、こ
   の２台の負荷開閉器の間から負荷に給電を行う真空しゃ
   断器とで構成したことを特徴とするリング・メイン開閉
   装置。 （２）２台の負荷開閉器を８Ｆ、ガス中で開閉するガス
   負荷開閉器で構成したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のリング・メイン開閉装置。 （３）２台の負荷開閉器と真空しゃ断器とを一体の容器
   に収納し、容器に８Ｆ、ガスを封入したことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のリング・メイン開閉装置
   。