JPS59226206A - 蒸気タ−ビンの保護装置 - Google Patents
蒸気タ−ビンの保護装置Info
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- JPS59226206A JPS59226206A JP9940383A JP9940383A JPS59226206A JP S59226206 A JPS59226206 A JP S59226206A JP 9940383 A JP9940383 A JP 9940383A JP 9940383 A JP9940383 A JP 9940383A JP S59226206 A JPS59226206 A JP S59226206A
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- pressure
- turbine
- reheater
- steam
- low
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D17/00—Regulating or controlling by varying flow
- F01D17/02—Arrangement of sensing elements
- F01D17/08—Arrangement of sensing elements responsive to condition of working-fluid, e.g. pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、高圧タービンをバイパスする高圧バイパス弁
を備えだ高圧バイパス系統と、中圧、低圧タービンをバ
イパスする低圧バイパス弁を備えた低圧バイパス系統と
を有し、かつ、高圧タービンと中圧タービンとの間に再
熱器を設けた形式の再熱蒸気タービンの保護装置に係り
、特に、上記の低圧バイパス弁が通常運転中に誤作動に
よって開弁した場合、高圧タービン排気圧力Ｑ低下によ
ってタービン段落に過大な差圧が掛からないように改良
した保護装置に関するものである。
を備えだ高圧バイパス系統と、中圧、低圧タービンをバ
イパスする低圧バイパス弁を備えた低圧バイパス系統と
を有し、かつ、高圧タービンと中圧タービンとの間に再
熱器を設けた形式の再熱蒸気タービンの保護装置に係り
、特に、上記の低圧バイパス弁が通常運転中に誤作動に
よって開弁した場合、高圧タービン排気圧力Ｑ低下によ
ってタービン段落に過大な差圧が掛からないように改良
した保護装置に関するものである。
この種のタービンバイパス系統を有する蒸気タービンに
おける従来の安全装置においては、低圧バイパス弁が誤
って開弁された場合に高圧タービンを保護することにつ
いて配慮されていなかった。
おける従来の安全装置においては、低圧バイパス弁が誤
って開弁された場合に高圧タービンを保護することにつ
いて配慮されていなかった。
そして、低圧バイパス弁を誤って開弁させる虞れの無い
ように該低圧バイパス弁の駆動手段に対して強制的に閉
弁信号を与えるなどの方法が用いられている。
ように該低圧バイパス弁の駆動手段に対して強制的に閉
弁信号を与えるなどの方法が用いられている。
しかし、蒸気タービンの制御技術の進歩に伴って側脚方
式並びに制御装置が次第に複雑となってきたため、従来
のように低圧バイパス弁の万一の該開弁に関する保護が
無くては絶対的な安全保証が出来なくなってきている。
式並びに制御装置が次第に複雑となってきたため、従来
のように低圧バイパス弁の万一の該開弁に関する保護が
無くては絶対的な安全保証が出来なくなってきている。
次に、第１図を参照して上述したようなタービンバイパ
ス系紐付の蒸気タービンの系統の一例につき説明する。
ス系紐付の蒸気タービンの系統の一例につき説明する。
この系統においてボイラ１にて発生した蒸気は分岐され
てその一つは高圧バイパス弁２を設けた高圧バイパス系
統Ｈを通り再熱器３及び低圧バイパス弁４を設けた低圧
バイパス系統りを経て復水器５に送られる。また他の一
つは、主蒸気止め弁６、蒸気加減弁７、高圧タービン８
及びチェック弁９を経て上記の再熱器３に流入する。該
再熱器３から出た蒸気は分岐され再熱蒸気止め弁１０及
びインターセプト弁１１を経由して中圧タービン１２に
送られる。中圧タービン１２の蒸気は低圧タービン１３
に送られ仕事をしたのち復水器５で腹水される。発電機
１４は高圧、中圧及び低圧タービン８゜１２．１３と連
結されている。
てその一つは高圧バイパス弁２を設けた高圧バイパス系
統Ｈを通り再熱器３及び低圧バイパス弁４を設けた低圧
バイパス系統りを経て復水器５に送られる。また他の一
つは、主蒸気止め弁６、蒸気加減弁７、高圧タービン８
及びチェック弁９を経て上記の再熱器３に流入する。該
再熱器３から出た蒸気は分岐され再熱蒸気止め弁１０及
びインターセプト弁１１を経由して中圧タービン１２に
送られる。中圧タービン１２の蒸気は低圧タービン１３
に送られ仕事をしたのち復水器５で腹水される。発電機
１４は高圧、中圧及び低圧タービン８゜１２．１３と連
結されている。
上側の高圧、低圧タービンバイパス系統付きの蒸気ター
ビンプラントにおける起動時の状態を第２図に、同じく
定格運転中の状態を第３図に、それぞれ示す。
ビンプラントにおける起動時の状態を第２図に、同じく
定格運転中の状態を第３図に、それぞれ示す。
ｆＪ２図に示した高圧バイパス弁２のように半分ずつ白
、黒に塗シ分けた弁は、全閉状態でもなく全開状態でも
なめ中間の状態であること、即ち制御中であることを表
わしている。まだ、同図における主蒸気止め弁６のよう
に黒く塗シ漬した弁は全閉状態であることを表わし、第
３図の主蒸気止め弁６のように輪部の内部を白く残した
弁は全開人頭であることを表わしている。
、黒に塗シ分けた弁は、全閉状態でもなく全開状態でも
なめ中間の状態であること、即ち制御中であることを表
わしている。まだ、同図における主蒸気止め弁６のよう
に黒く塗シ漬した弁は全閉状態であることを表わし、第
３図の主蒸気止め弁６のように輪部の内部を白く残した
弁は全開人頭であることを表わしている。
ｊｉＢ Ｑ時（第２図）において、通常の場合はボイラ
１から発生した蒸気は高圧ノくイノくス弁２を通過し再
熱器３を経て低圧バイノくス弁４を流れている。
１から発生した蒸気は高圧ノくイノくス弁２を通過し再
熱器３を経て低圧バイノくス弁４を流れている。
この状態から主蒸気止め弁６を開き蒸気加減弁７を半開
にすると、一部の蒸気が蒸気加減弁７を経由して高圧タ
ービンへ流入し、又、一部の蒸気がインターセプト弁１
１を経由して中圧、低圧タービン１２へ流入してバイパ
ス運転の状態となる。
にすると、一部の蒸気が蒸気加減弁７を経由して高圧タ
ービンへ流入し、又、一部の蒸気がインターセプト弁１
１を経由して中圧、低圧タービン１２へ流入してバイパ
ス運転の状態となる。
バイパス運転を終了すると第３図に示したような弁操作
状態とし、ボイラ１の発生蒸気量はすべて高圧タービン
８、中圧、低圧タービン１２゜１３へ流入する。蒸気量
は加減弁７のみで制御している。
状態とし、ボイラ１の発生蒸気量はすべて高圧タービン
８、中圧、低圧タービン１２゜１３へ流入する。蒸気量
は加減弁７のみで制御している。
一般的にタービンバイノくス系統のｙ量すなわち低圧バ
イパス弁４の蒸気量は再熱圧力が定格圧力の２５％時２
５％の６と決められるので１００％圧力では１００％の
蒸気量を流せる容量を備えている。
イパス弁４の蒸気量は再熱圧力が定格圧力の２５％時２
５％の６と決められるので１００％圧力では１００％の
蒸気量を流せる容量を備えている。
第３図のように定格運転をしているとき、万一、誤操作
によって高圧バイパス弁２が全開になっても、各機器の
破損を招くような重大事態には至らない。すなわち、高
圧バイパス弁２が誤動作によシ全開すると、ボイラ１の
発生蒸気量は一定である為、高圧タービン８と通過流量
と高圧・ぐイノくス弁２の通過流量の合計は一定であり
再熱器３への流入量は変化しない。万一圧力上昇しても
低圧・（イパス弁は圧力制御しており、圧力の上昇を防
げる。さらに上昇しても、再熱器には安全弁を設置しで
あるので圧力の上昇に対する保護は十分なされている。
によって高圧バイパス弁２が全開になっても、各機器の
破損を招くような重大事態には至らない。すなわち、高
圧バイパス弁２が誤動作によシ全開すると、ボイラ１の
発生蒸気量は一定である為、高圧タービン８と通過流量
と高圧・ぐイノくス弁２の通過流量の合計は一定であり
再熱器３への流入量は変化しない。万一圧力上昇しても
低圧・（イパス弁は圧力制御しており、圧力の上昇を防
げる。さらに上昇しても、再熱器には安全弁を設置しで
あるので圧力の上昇に対する保護は十分なされている。
ところが、万一、低圧バイパス弁４が誤って開弁される
と、再熱器３を流通して中圧タービン１２に供給される
べき蒸気の大部分は低圧バイノくス弁４を経由して復水
器５へ流入する。この結果再熱器３の圧力が低下し高圧
タービン８の出口圧力が低下する。高圧タービン入口圧
力は主蒸気流量一定のため高いままに保持され、出口圧
力のみ低下する事となる。これによジタービン内部のダ
イヤフラムの前後差正大となシ破損する虞れがあろ。第
４図に圧力低下の計算例を図表として承り中圧低圧ター
ビンの流入蒸気と再熱圧力との間合はＡで示される。低
圧バイパス弁４の通過流量と再熱圧力の関係けＢで示さ
れる。一般に低圧バイパス弁４の容量は余裕を喉って約
１１０％の量を流せる様にしている。従って再熱圧力に
対する中低圧タービンとバイパス弁４０通過流量の合計
はＣで示される。それぞれＡ、Ｂ、Ｃの流量は、圧力Ｐ
の１４ Ｆ＆として下記の式で示されろうＡ ： ＱＩ
Ｐ＝ＫＩ ＸＰ Ｂ ： ＱＬＰ ＝ Ｋ２ Ｘ Ｐ ＝ １．ＩＸＫＩ
ＸＰＣ： ＱＴ ＝に＋ＸＰ＋ｆ（２ＸＰ＝ ２．
ＩＸＫＩ ＸＰ ただし、 ＱＩＰ：中圧タービン流入蒸気流量 Ｑｔ、ｐ：ＬＰバイパス弁通過蒸気流量ＱＴ：再熱器通
過流量（Ｑｘｐ＋ＱＬｐ）ここで定格Ｍ、＜Ｎ流量１０
０％時にＩ、Ｐバイパス弁４が全開し′た場合の圧力は
ＱＴ＝１００％の部分すなわちＣ１の圧力まで低下する
。これは、上目己式より ＱＴ ＝１００％＝ ２．Ｉ Ｘ Ｋ＋ Ｘ Ｐとなり
、定格圧力の４７．６％圧力まで低下する。
と、再熱器３を流通して中圧タービン１２に供給される
べき蒸気の大部分は低圧バイノくス弁４を経由して復水
器５へ流入する。この結果再熱器３の圧力が低下し高圧
タービン８の出口圧力が低下する。高圧タービン入口圧
力は主蒸気流量一定のため高いままに保持され、出口圧
力のみ低下する事となる。これによジタービン内部のダ
イヤフラムの前後差正大となシ破損する虞れがあろ。第
４図に圧力低下の計算例を図表として承り中圧低圧ター
ビンの流入蒸気と再熱圧力との間合はＡで示される。低
圧バイパス弁４の通過流量と再熱圧力の関係けＢで示さ
れる。一般に低圧バイパス弁４の容量は余裕を喉って約
１１０％の量を流せる様にしている。従って再熱圧力に
対する中低圧タービンとバイパス弁４０通過流量の合計
はＣで示される。それぞれＡ、Ｂ、Ｃの流量は、圧力Ｐ
の１４ Ｆ＆として下記の式で示されろうＡ ： ＱＩ
Ｐ＝ＫＩ ＸＰ Ｂ ： ＱＬＰ ＝ Ｋ２ Ｘ Ｐ ＝ １．ＩＸＫＩ
ＸＰＣ： ＱＴ ＝に＋ＸＰ＋ｆ（２ＸＰ＝ ２．
ＩＸＫＩ ＸＰ ただし、 ＱＩＰ：中圧タービン流入蒸気流量 Ｑｔ、ｐ：ＬＰバイパス弁通過蒸気流量ＱＴ：再熱器通
過流量（Ｑｘｐ＋ＱＬｐ）ここで定格Ｍ、＜Ｎ流量１０
０％時にＩ、Ｐバイパス弁４が全開し′た場合の圧力は
ＱＴ＝１００％の部分すなわちＣ１の圧力まで低下する
。これは、上目己式より ＱＴ ＝１００％＝ ２．Ｉ Ｘ Ｋ＋ Ｘ Ｐとなり
、定格圧力の４７．６％圧力まで低下する。
通常主蒸気圧力１６９ ａｔｇのタービンにおいては１
００％運転時タービン入口は約１１５ ａｔｇであり再
熱圧力は、約３２ ａｔｇである。
００％運転時タービン入口は約１１５ ａｔｇであり再
熱圧力は、約３２ ａｔｇである。
このだめ、高圧タービン内部のダイヤフラムに加わる差
圧は１１５ ａｔｇ −３２ａｔｇ二８３ａｔｇである
。
圧は１１５ ａｔｇ −３２ａｔｇ二８３ａｔｇである
。
ところが、万一低圧バイパス弁４が開弁すると高圧ター
ビン出口側圧力が約１５．２ ａｔｇまで低下するので
、差圧は１１５ ａｔｇ−１５，２ａｔｇ＝９９．８
ａｔｇまで増大し、正常な状態の差圧（８３ａｔｇ）に
比して約１２０％に達するので非常に危険である。従っ
て通常、差圧は約８３ａｔｇである。低圧バイパス弁４
が開することにより、出口圧が約１５．２ａｔｇｔで低
下するので差圧は、９９．８ ａｔｇと増大し、当初の
運転中の１２０％にも達する。
ビン出口側圧力が約１５．２ ａｔｇまで低下するので
、差圧は１１５ ａｔｇ−１５，２ａｔｇ＝９９．８
ａｔｇまで増大し、正常な状態の差圧（８３ａｔｇ）に
比して約１２０％に達するので非常に危険である。従っ
て通常、差圧は約８３ａｔｇである。低圧バイパス弁４
が開することにより、出口圧が約１５．２ａｔｇｔで低
下するので差圧は、９９．８ ａｔｇと増大し、当初の
運転中の１２０％にも達する。
第５図にて通常運転中の各部圧力を説明する。
横軸に負荷、たて軸に再熱圧力の関係を示す。通常低圧
バイパス弁４は、前圧制御を行なっておシ１設定圧力は
低負荷において一定値（約２５％）にする。それ以上は
、実圧力りの曲線にα（一般的に５ａｔｇ）のバイアス
を加えＥの直線としている。
バイパス弁４は、前圧制御を行なっておシ１設定圧力は
低負荷において一定値（約２５％）にする。それ以上は
、実圧力りの曲線にα（一般的に５ａｔｇ）のバイアス
を加えＥの直線としている。
５ ａｔｇのバイアスにて通常運転中は強制閉となって
いる。前記制限圧力Ｇにて各負荷毎に制限し、低圧バイ
パス弁４の開時の計算低圧圧力をＦにて記載するとある
負荷以上では低圧バイパス弁４の圧力が制限圧力を越え
て低下している。この部分において高圧タービン８の保
護が必要である。
いる。前記制限圧力Ｇにて各負荷毎に制限し、低圧バイ
パス弁４の開時の計算低圧圧力をＦにて記載するとある
負荷以上では低圧バイパス弁４の圧力が制限圧力を越え
て低下している。この部分において高圧タービン８の保
護が必要である。
本発明は上述の事情に鑑みて為され、万一低圧バイパス
弁が誤って開弁されても高圧タービンの破損を防止し得
る保護装置を提供することを目的とする。
弁が誤って開弁されても高圧タービンの破損を防止し得
る保護装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の保護装置は、高圧
タービンをバイパスする高圧バイパス弁を備えた高圧バ
イパス系統と、中圧、低圧タービンをバイパスする低圧
バイパス弁を備えた低圧バイパス系統とを有し、かつ、
高圧タービンと中圧タービンとの間に再熱器を設けた蒸
気タービンプラントにおいて、上記再熱器の圧力を検出
する手段と、上記の検出手段によって検出されだ再熱器
圧力が通常運転中に、予め設定した圧力よりも低下した
場合１、当該蒸気タービンを停止せしめるよる。
タービンをバイパスする高圧バイパス弁を備えた高圧バ
イパス系統と、中圧、低圧タービンをバイパスする低圧
バイパス弁を備えた低圧バイパス系統とを有し、かつ、
高圧タービンと中圧タービンとの間に再熱器を設けた蒸
気タービンプラントにおいて、上記再熱器の圧力を検出
する手段と、上記の検出手段によって検出されだ再熱器
圧力が通常運転中に、予め設定した圧力よりも低下した
場合１、当該蒸気タービンを停止せしめるよる。
次に、本発明の一実施例を第１図および第６図について
説明する。
説明する。
第１図は既述のごとくタービンバイパス系統を示してお
り、低圧バイパス弁４が運転中に誤って開弁されると再
熱器３の圧力が異常低下し、これに伴って高圧タービン
８の蒸気流出点Ｐ２の圧力が異常に低下するが、この場
合該高圧タービン８の蒸気流入点ｐｔの圧力は大きい低
下を示さない。
り、低圧バイパス弁４が運転中に誤って開弁されると再
熱器３の圧力が異常低下し、これに伴って高圧タービン
８の蒸気流出点Ｐ２の圧力が異常に低下するが、この場
合該高圧タービン８の蒸気流入点ｐｔの圧力は大きい低
下を示さない。
この現象を利用して第６図の実施例においては高圧ター
ビン８の蒸気流出口に圧力検出器１５を設けるとともに
、蒸気流入口に圧力検出器１６を設け、上記双方の検出
信号を加算器４７に入力させる。
ビン８の蒸気流出口に圧力検出器１５を設けるとともに
、蒸気流入口に圧力検出器１６を設け、上記双方の検出
信号を加算器４７に入力させる。
上記の加算器４７で高圧タービンの流入、出口の差圧を
算出し、その結果を加算器１９に入力せしめる。
算出し、その結果を加算器１９に入力せしめる。
この加算器１９に制限値設定器１８を備え、上記の算出
差圧と設定差圧とを比較し、設定差圧に比して検出差圧
が大きくなると判断機能２０によってタービン停止信号
４８を発信せしりる。
差圧と設定差圧とを比較し、設定差圧に比して検出差圧
が大きくなると判断機能２０によってタービン停止信号
４８を発信せしりる。
本実施例のように高圧タービンの流入、出口間の差圧を
利用すると再熱器圧力の異常降下を容易にかつ迅速に検
出することができる。
利用すると再熱器圧力の異常降下を容易にかつ迅速に検
出することができる。
第７図にト記と異なる実施例を示す。
蒸気タービンによって発電機を１駆動するタービン発電
機プラントにおいては、発電機出力と再熱圧力とは一般
に比例する。本実施例は上記の原理を利用して再熱器圧
力の異常低下を検出するように構成したものである。発
電機出力１４′の信号を、再熱圧力制限変換器２１に入
れて、再熱圧力制限値を２２として出力する。一方再熱
圧力１７の信号を検出し、加算器２３にて両信号を比較
する。この比較した信号が再熱圧力制限値より低下した
場合、演算器２４からトリップ信号を発信させる。更に
本実施例においては、再熱器圧力の異常降下によって蒸
気タービンを緊急停止しなければならないというような
状態はインターセプト弁１１が全開状態の場合のみであ
ることに着目し、開弁の全開信号２５と、演算器２４の
発信とをアンド回路２６を介してトリップ信号４８を出
力せしめる。
機プラントにおいては、発電機出力と再熱圧力とは一般
に比例する。本実施例は上記の原理を利用して再熱器圧
力の異常低下を検出するように構成したものである。発
電機出力１４′の信号を、再熱圧力制限変換器２１に入
れて、再熱圧力制限値を２２として出力する。一方再熱
圧力１７の信号を検出し、加算器２３にて両信号を比較
する。この比較した信号が再熱圧力制限値より低下した
場合、演算器２４からトリップ信号を発信させる。更に
本実施例においては、再熱器圧力の異常降下によって蒸
気タービンを緊急停止しなければならないというような
状態はインターセプト弁１１が全開状態の場合のみであ
ることに着目し、開弁の全開信号２５と、演算器２４の
発信とをアンド回路２６を介してトリップ信号４８を出
力せしめる。
本例のように発電機出力と再熱器圧力とを比較して再熱
器圧力の異常低下を検出するように構成すると、高圧タ
ービンの蒸気流入口に圧力検出器を設けてその信号を取
シ出して加算機に入力させなくてもよいという利点があ
る。
器圧力の異常低下を検出するように構成すると、高圧タ
ービンの蒸気流入口に圧力検出器を設けてその信号を取
シ出して加算機に入力させなくてもよいという利点があ
る。
第８図は前記と異なる実施例を示し、再熱器圧力が現実
に低下する前に、低圧バイパス弁４の開度検出により再
熱器圧力が異常低下すべき状態を検知し得るように構成
したものである。第５図で説明した様に規定負荷以下で
は万一低圧バイパス弁４が全開しても問題ない為、規定
負荷以上で低圧バイパス弁４が開した場合にタービンを
停止するように構成しである。即ち、低圧バイパス弁４
に付設したリミットスイッチ２９により開弁を表わす信
号３０を取シ出し、上記の開弁信号３０と、負荷が規定
値以上であることを表わす信号２８と双方の条件が成立
すると条件回路３１からタービン停止信号３２を発信さ
せる。本例においてリミットスイッチ２９の調節は、流
量と弁開度との関係から算出した設定値に基づいて行な
う。発明者らの行った実験によれば、本実節′列におい
てリミットスイッチ２９を弁開度５０％に調節しておく
と充分な保護機能を達成することが確認された。
に低下する前に、低圧バイパス弁４の開度検出により再
熱器圧力が異常低下すべき状態を検知し得るように構成
したものである。第５図で説明した様に規定負荷以下で
は万一低圧バイパス弁４が全開しても問題ない為、規定
負荷以上で低圧バイパス弁４が開した場合にタービンを
停止するように構成しである。即ち、低圧バイパス弁４
に付設したリミットスイッチ２９により開弁を表わす信
号３０を取シ出し、上記の開弁信号３０と、負荷が規定
値以上であることを表わす信号２８と双方の条件が成立
すると条件回路３１からタービン停止信号３２を発信さ
せる。本例においてリミットスイッチ２９の調節は、流
量と弁開度との関係から算出した設定値に基づいて行な
う。発明者らの行った実験によれば、本実節′列におい
てリミットスイッチ２９を弁開度５０％に調節しておく
と充分な保護機能を達成することが確認された。
本例によれば再熱器の蒸気圧力を直接的に検出する手段
を設けなくても再熱器圧力が異常低下する状態を４１黄
出できる。
を設けなくても再熱器圧力が異常低下する状態を４１黄
出できる。
以上詳述した如く本発明の蒸気タービン保護装置は高圧
タービンをバイパスする高圧バイパス弁を備えだ高圧バ
イパス系統と、中圧、低圧タービンをバイパスする低圧
バイパス弁を備えた低圧バイパス系統とを有し、かつ、
高圧タービンと中圧タービンとの間に再熱器を設けた蒸
気タービンプラントにおいて、上記再熱器の圧力を検出
する手段と、上記の検出手段によって検出された再熱器
圧力が通常運転中に、予め設定した圧力よシも低下した
場合、当該蒸気タービンを停止せしめるように構成した
制御手段を設けることにより、低圧バイパス弁が万−誤
って開弁された場合自動的にタービンを停止させて高圧
タービンの破損を防止することができる。
タービンをバイパスする高圧バイパス弁を備えだ高圧バ
イパス系統と、中圧、低圧タービンをバイパスする低圧
バイパス弁を備えた低圧バイパス系統とを有し、かつ、
高圧タービンと中圧タービンとの間に再熱器を設けた蒸
気タービンプラントにおいて、上記再熱器の圧力を検出
する手段と、上記の検出手段によって検出された再熱器
圧力が通常運転中に、予め設定した圧力よシも低下した
場合、当該蒸気タービンを停止せしめるように構成した
制御手段を設けることにより、低圧バイパス弁が万−誤
って開弁された場合自動的にタービンを停止させて高圧
タービンの破損を防止することができる。
第１図は本発明の保護装置による保護対象としてのバイ
パス系統を備えた蒸気タービンプラントの系統図、第２
図は起動時の状態を説明するための系統図、第３図は定
格負荷運転状態を説明するだめの系統図、第４図は蒸気
の圧力と流量との関係を示す図表、第５図は負荷と再熱
圧力との関係を示す図表、第６図乃至第８図はそれぞれ
本発明の蒸気タービン保護装置の一実施例を示す説明図
である。 ３・・・再熱器、４・・・低圧バイパス弁、８・・・高
圧タービン、１１・・・インターセプト弁、１２・・・
中圧タービン、１３・・・低圧タービン、１５．１６・
・・圧力検出器、１９・・・加算器、２０・・・判断機
能、２１・・・再熱圧力制限変換器、２２・・・再熱圧
力制限値、２３・・・加算器、２４・・・演算器、２９
・・・リミットスイッチ、４７・・・加算器。 代理人 弁理士 秋本正実 某Ｉ 固 ４ 第２ 目 第３ 目 ＄４− 因 一再然圧力一 ＄ ５ 目 ｖ、ｔ 図 第７ 目 １ 茅３図 烙ぞ
パス系統を備えた蒸気タービンプラントの系統図、第２
図は起動時の状態を説明するための系統図、第３図は定
格負荷運転状態を説明するだめの系統図、第４図は蒸気
の圧力と流量との関係を示す図表、第５図は負荷と再熱
圧力との関係を示す図表、第６図乃至第８図はそれぞれ
本発明の蒸気タービン保護装置の一実施例を示す説明図
である。 ３・・・再熱器、４・・・低圧バイパス弁、８・・・高
圧タービン、１１・・・インターセプト弁、１２・・・
中圧タービン、１３・・・低圧タービン、１５．１６・
・・圧力検出器、１９・・・加算器、２０・・・判断機
能、２１・・・再熱圧力制限変換器、２２・・・再熱圧
力制限値、２３・・・加算器、２４・・・演算器、２９
・・・リミットスイッチ、４７・・・加算器。 代理人 弁理士 秋本正実 某Ｉ 固 ４ 第２ 目 第３ 目 ＄４− 因 一再然圧力一 ＄ ５ 目 ｖ、ｔ 図 第７ 目 １ 茅３図 烙ぞ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｌ、 高圧タービンをバイパスする高圧バイパス弁ｋ
１ノｉＷえた高圧バイパス系統と、中圧、低圧タービン
をバイパスする低圧バイパス弁を備えた低圧バイパス系
統とを有し、かつ、高圧タービンと中圧タービンとの間
に再熱器を設けた蒸気タービンプラントにおいて、上記
再熱器の圧力を検出する手段と、上記の検出手段によっ
て検出された再熱器圧力が通常、運転中に、予め設定し
た圧力よりも低下し７モ鳴合、当該蒸気タービンを停止
せしめるように構成した制御手段とを設けたことを特徴
とする蒸気タービンの保護装置。 ２、前記の再熱器の圧力を検出する手段は、高圧タービ
ン出、入口の圧力を計測し、上記出、入口の圧力差に基
づいて再熱器の圧力を算出するものであることを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載の蒸気タービンの保護
装置。 ３、前記の制御手段は、発電機出力と再熱器圧力との比
較演算によって再熱器圧力が予め設定された圧力よシも
低下したか否かを判断するように構成したものであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の蒸気ター
ビンの保護装置。 ４、前記の再熱器圧力の検出手段は、前記低圧バイパス
弁の開度を検出することによって再熱器圧力を算出する
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の蒸気タービン保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9940383A JPS59226206A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 蒸気タ−ビンの保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9940383A JPS59226206A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 蒸気タ−ビンの保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59226206A true JPS59226206A (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=14246521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9940383A Pending JPS59226206A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 蒸気タ−ビンの保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59226206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5577885A (en) * | 1994-06-28 | 1996-11-26 | Abb Patent Gmbh | Condensing turbine having at least two seals for sealing off the turbine casing |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP9940383A patent/JPS59226206A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5577885A (en) * | 1994-06-28 | 1996-11-26 | Abb Patent Gmbh | Condensing turbine having at least two seals for sealing off the turbine casing |
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