JPS5922616B2 - 竪型ダイカスト装置 - Google Patents

竪型ダイカスト装置

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Publication number
JPS5922616B2
JPS5922616B2 JP11285581A JP11285581A JPS5922616B2 JP S5922616 B2 JPS5922616 B2 JP S5922616B2 JP 11285581 A JP11285581 A JP 11285581A JP 11285581 A JP11285581 A JP 11285581A JP S5922616 B2 JPS5922616 B2 JP S5922616B2
Authority
JP
Japan
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pouring
vertical die
pouring spout
residue
spout
Prior art date
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Expired
Application number
JP11285581A
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English (en)
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JPS5825856A (ja
Inventor
利鹿 正岡
章義 森田
雅昭 徳井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軽合金などを鋳造するのに使用される竪型ダ
イカスト装置、特に可動型となる上型に備えられた注湯
口の改良に関するものである。
従来、鋳造に供した後、注湯口の内面に固着して残存す
ることとなった溶湯の凝固片(以下残滓という)は、定
期的に作業者の手作業によってまたはエアー吹きによっ
て取り除かれている。
しかしながら、前者の手作業による場合は、作業工数の
増加、作業が厄介、作業が危険および排除忘れによる欠
陥品発生等の問題があり、一方、後者のエアー吹きによ
る場合は、残滓の散乱および排除不充分による欠陥品発
生等の問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためのもので、残滓を確
実に、かつ、一定位置に排除することにより欠陥品の発
生を防止でき、しかも、該排除を自動的に、かつ、安全
に行なうことができる竪型ダイカスト装置を提供するこ
とを目的とするものである。
本発明の竪型ダイカスト装置は、別途駆動装置を備える
ことにより、注湯口を竪型ダイカスト装置本体から自動
的に、離脱可能、かつ、傾転可能としたことを特徴とす
るものである。
すなわち、注湯時などにおいては、溶湯な注入し易くす
るために、注湯側の開口端が本体側の開口端よりも上方
に位置するように備えられた注湯口を、注湯口の残滓排
除時においては、竪型ダイカスト装置本体から離脱およ
び傾転させることにより、上記とは逆に、注湯側の開口
端が本体側の開口端よりも下方に位置するように傾斜さ
せるものである。
この結果、注湯口の残滓は、本体とは逆側の一定位置に
確実に排除されることとなるため、本体中への落下が無
くなることは勿論、その後の注湯時における溶湯中への
混入も防止できる。
この場合、残滓が多く存在したり強く固着していて排除
しにぐい場合でも、注湯口の傾動範囲を適当に調整して
おくことにより、たとえば、後記実施例ではピストンの
摺動範囲を適当値に設定しておくことにより、注湯口を
より垂直に近い状態にまで傾斜させれば、傾転端での一
価型により残滓は注湯口から剥離し、単に自然落下を利
用するだけで残滓を排除できる。
また、この残滓の排除を、鋳造のニ連のサイクル、すな
わち、離型剤塗布、型締めおよび射出の終了後逐時行な
えば、排除すべき残滓が比較的排除し易い状態であるこ
とから、都合が良い。
このように頻繁に行なっても、操作が自動化されている
ことから何ら手間取ることがない。
さらに、本発明にて使用される駆動装置は、自動的に離
脱および傾転させるという効果を奏でるものであわばい
かなるものでもよく、後記実施例にて記載するシリンダ
等に限定されるものではない。
以下、図面によって本発明をより詳細に説明する。
図は、本発明による竪型ダイカスト装置の一実施例を示
す断面図であり、まず従来と同様の構成である竪型ダイ
カスト装置本体について、各部材の名称を列記しておく
1はボルスタ、2はタイバー、3は可動プラテン、4け
上型、5は上型ダイベース、6はプランジャスリープ、
7は下型、8はカランメチラフ−9はカウンタプランジ
ャ、10はカウンタシリンダ、11は押出ピン、12は
押出板、13は押出棒、14はプランジャロッドおよび
15はプランジャチップをそれぞれ示す。
なお16は型締め時に上型4と下型7とで形成されるキ
ャビティ、17帳造すべき溶湯の入ったラドルである。
次に、こうした構成の竪型ダイカスト装置本体に取り付
けられる、本発明に係る動装置を備えた注湯口について
説明する。
18が残滓18aの溜る注湯口であり、前記プランジャ
スリーブ6の溶湯導入部6aに注湯口18の開口端を合
致させて、ピン19により本体に摩り付けられている。
他方、該注湯口18けピン20によりロッド21に取り
付けられ、該ロッド21の先端部に備えられたピストン
(図示せず)はエアシリンダ22内を摺動でき、該エア
シリンダ22はピン23により本体に摩り付けられてい
る。
さらに、エアシリンダ22は二系統のエアーホース24
.25に接続され、ソレノイドバルブ26を介してエア
ーホース27.28に連絡されている。
また、29は前記ソレノイドバルブ26を制御するタイ
マーであり、一方、30は前記プランジャロッド14に
付設されたドグ31により作動するリミットスイッチで
あり、該リミットスイッチ30と前記ソレノイドバルブ
26とが連動する構成となっている。
このした構成の竪型ダイカスト装置では、鋳造の一連の
サイクルが終了した後、次のようにして、注湯口18の
残滓が自動的に排除される。
図に示すようにプランジャチップ15を上昇させると、
ドグ31がリミットスイッチ30に当接することとなっ
て、リミットスイッチ30がONになると同時にタイマ
ー29が働き始める。
このタイマー29の作動によってソレノイドバルブ26
はAポートからBポートの位置に切り換えられ、エアー
ホース24にエア圧が加えられることとなって、ロッド
21がエアシリンダ22内に収納されるため、注湯口1
8はピン19を回転支点として回転し、注湯口18が二
点鎖線で示すように本体から離脱し傾転すると、傾転端
での衝撃により残滓は注湯口から剥離するとともに、残
滓は注湯側の開口端から排除され、落下地点に配置され
た受は皿(図示せず)に著積する。
その後、タイヤ−29のタイムアツプによってソレノイ
ドバルブ26はAポートの位置に切換えらね、エアーホ
ース25にエア圧が加えられることとなって、注湯口1
8は再び実線で示した位置に戻され、次の鋳造サイクル
が開始される。
以上の如く、本発明の竪型ダイカスト装置によれば、注
湯口だけを本体から離脱および傾転させうろことから、
注湯口の増扱いが容易になるため、より完全に注湯口の
残滓を排除できるほか、従来のように残滓戸体体中に落
下することが全くなくなる。
また、残滓排除時における注湯口の傾斜角度を適自に設
定しうることから、傾転端の衝撃および自然落下を利用
することによって残滓を排除できるため、残滓排除の自
動化にとって非常に都合が良い。
また、当然のことながら1手作業またはエアー吹きによ
って生じていた前述の問題をすべて解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による竪型ダイカスト装置の一実施例を示
す縦断面図を表わす。 18・・・・・・注湯口、21・・・・・・ロッド、2
2・・・・・・エアシリンダ、26・・・・・・ソレノ
イドバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上方より下方に向けて傾斜し、下端が直立したプラ
    ンジャスリープに接続している円筒状の注湯口を設けて
    なる竪型ダイカスト装置において注湯口の下端部に回転
    支点を設けて溶湯注入後シリンダにて注湯口の上端開口
    部が回転支点の下方に位置できるように注湯口を回転可
    能に設け、一方ドグなプランジャロッドに増付け、該ド
    グによって作動するリミットスイッチとタイマーとを設
    け、該リミットスイッチとタイマーとの信号を受けてシ
    リンダが作動するようにしたことを特徴とする竪型ダイ
    カスト装置。
JP11285581A 1981-07-18 1981-07-18 竪型ダイカスト装置 Expired JPS5922616B2 (ja)

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JP11285581A JPS5922616B2 (ja) 1981-07-18 1981-07-18 竪型ダイカスト装置

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JP11285581A JPS5922616B2 (ja) 1981-07-18 1981-07-18 竪型ダイカスト装置

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Publication Number Publication Date
JPS5825856A JPS5825856A (ja) 1983-02-16
JPS5922616B2 true JPS5922616B2 (ja) 1984-05-28

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ID=14597213

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JP11285581A Expired JPS5922616B2 (ja) 1981-07-18 1981-07-18 竪型ダイカスト装置

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JPH067979B2 (ja) * 1987-05-08 1994-02-02 宇部興産株式会社 射出成形方法および装置

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JPS5825856A (ja) 1983-02-16

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