JPS59223754A - 含浸剤 - Google Patents

含浸剤

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Publication number
JPS59223754A
JPS59223754A JP9396283A JP9396283A JPS59223754A JP S59223754 A JPS59223754 A JP S59223754A JP 9396283 A JP9396283 A JP 9396283A JP 9396283 A JP9396283 A JP 9396283A JP S59223754 A JPS59223754 A JP S59223754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfide
impregnating
impregnating agent
surfactant
perfluoroolefin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9396283A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Takeda
竹田 「巌」
Sadamichi Tomota
友田 「さだ」通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI GOSEI KAGAKU KK
Original Assignee
ASAHI GOSEI KAGAKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI GOSEI KAGAKU KK filed Critical ASAHI GOSEI KAGAKU KK
Priority to JP9396283A priority Critical patent/JPS59223754A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属の鋳造品や焼結体、セラミック製品等に
使用する含浸剤に関する。
金属の鋳造品や焼結体、セラミック製品、或は溶接やロ
ー付箇所のある製品等の多孔性物品は、一般に次の様な
欠点を持っている。
■ 液体や気体が漏洩しやすい。
■ 表面にピンホールが多いため、表面処理やメッキ、
塗装が困難であり、表面変色、表面腐蝕が生じやすい。
■ 腐蝕による各種機械的強度の劣化が著しい。
■ 各種機械的強度が充分でない。
これらの欠点を改善するため、従来から孔内に各種の含
浸剤を浸透固化させる含浸処理が考案され実施されてい
る。
従来から知られている含浸剤としては、ケイ酸ソーダ、
水ガラス、コロイダルシリカ、アルミナゾル等の無機質
材料をベースとしたものと、不飽和ポリエステル、フェ
ノール、ジアリルフタレート、アクリル等の重合性素材
の溶液から成る有機系のものとが存在する。
このうち無機質材料の含浸剤は、孔2内に浸透させる為
の分散剤として専ら水を使用しており、水分の含有率は
50パーセントを越える。硬化現象はこの水分が無くな
ることにより行なわれるが、その分大きな収縮を伴い、
孔内に隙間が残って含浸効果としては決して満足すべき
ものではない。
また、水分を含有して゛いると、耐熱・耐寒性に劣リ、
凍結や高温時にd3ける気泡の発生の恐れがあって、温
度変化によって含浸効率が著しく異なってくる欠点もあ
る。
一方、有機材料系の含浸剤には各種あるが、ポリエステ
ル樹脂、ジアリルツタレート樹脂等を使用したものは、
高粘度であり使用時に加温の必要があることや、スチレ
ンモノマーを含有していることから臭気の問題や作業性
に欠点があり、最近ではあまり使用されていない。また
、嫌気性樹脂であるメタクリル酸エステル系七ツマ−も
、低粘性であることから含浸剤として使用されてきてい
る。この含浸剤では、孔内に含浸された嫌気性重合組成
物が酸素から遮断された状態にあり、また金属の接触作
用も受けて常温で数分から数10分で硬化し、封孔効果
を示す。しかし、酸素どの接触状態にある物品表面に付
着した嫌気性重合組成物は硬化性が不十分であり、この
未硬化の油状の組成物を洗浄水などで洗い流す必要があ
る。そのため、含浸に当っての処理工程が増加し作業効
率が低下するとともに、有機物を含有する洗浄廃液が多
量に発生してその処理にも多大の費用と設備が要求され
る。
本発明は、上記の如き従来技術の問題点に鑑み提案され
たもので、その目的は、優れた含浸特性と耐熱・耐寒性
を備え、含浸処理後の洗浄が不要であり、しかも、含浸
処理を施した物品の表面に潤滑特性を付与することので
きる含浸剤を提供することにある。
本発明の含浸剤は、孔内の隙間を埋める充填材として、
チッ化ホウ素、酸化アルミナ、硫化モリブデン等の潤滑
特性を有する無機質材料の微粉末を用い、この充填材の
接着分散剤として、エポキシ−アクリル樹脂、リン酸ア
ルミニウム、シリコーン−アルキッド樹脂を使用し、更
に、ペルフルオロオレフィン系の界面活性剤を配合する
ことで、無機質材料を使用しながらも硬化時にJ3ける
収縮を解消し、分@媒として水や嫌気性組成物を避(プ
ることで、耐熱・耐寒性の向上と含浸処理後の洗浄を不
要とし、更に、物品表面に残存し硬化付着した含浸剤の
無機賛成゛分によって潤滑特性が発揮されるようにした
ものである。
本発明の含浸剤に使用する充填材は、潤滑特性を有する
無機質材料の微粉末であるが、これには、チッ化ホウ素
、酸化アルミナ(Al2O2) 、硫化モリブデン(M
ob)、酸化アンチモン(Sb203>、塩化カドミウ
ム(Cd C12) 、硫化ニュウブ<Nb52)、硫
化シリコン(zr 82 )、セレン化モリブデン(M
o 3e 2 ) 、黒鉛、粘土等のいずれか一種、ま
たはこれらの複数を所定の配合比をもって混合したもの
である。
上記の無機質材料の接着分散媒としては、エポキシ−ア
クリル樹脂、リン酸アルミニウムーアクリル系樹脂、シ
リコーン−アルキッド樹脂の各オリゴマー、リン酸アル
ミニウム水溶液が用いられる。
これらの接着分散媒に前記の無機質材料を均一に分散配
合させ、更に表面張力の低下による含浸性向上のために
界面活性剤を適当徂添加する。この界面活性剤としては
、ペルフルオロオレフィン系界面活性剤、即ち C9F17 −o  −く=)← C0NI−I  −
(CH2)  3  −−N−(CH3)2  、 (CH2)a  SOa を使用する。
上記の如き本発明の含浸剤には、一層望ましい硬化速度
を具備させる手段として架橋剤(M合同始剤)を添加す
る。この架橋剤としては、過酸化ベンゾイル、メチルエ
ヂルケ1〜ンパーオキサイド、オクタツールパーAキサ
イド、デカノイルパーAキサイド、ステアロイルパーオ
キサイドなどを用いる。この架橋剤は、使用時に1.5
〜3パーセントの割合で配合するが、予め配合しておく
場合には、長期間の貯蔵安定性を得るため、重合抑ルリ
剤を少量添加する。
本発明の含浸剤の各成分の配合例を示Jと、次の表の通
りである。
(+41位or) 本発明による含浸剤を金属の鋳造品、焼結体、セラミッ
ク等に含浸させるには、一般には、自然浸透方式による
が、その他従来の各種含浸処理方式も採用できる。例え
ば、物品を含浸剤に浸漬後これらの入ったタンクを密閉
して真空含浸を行う、あるいは物品を空のタンクに入れ
て真空にして13Xら含浸液を吸入さぼる真空含浸法や
、次の様な真空加圧含浸法が採用可能である。即ち、含
浸タンクに物品を入れ、真空ポンプで通常20 +11
1111−1 g以下の真空度とし、10分間以上保持
した後、含浸剤をタンクに吸入さV1物品が含浸液中に
浸漬するようにする。次いで、0.5〜15に9の圧縮
空気で10分間以上加熱する。含浸した物品は加熱した
熱媒体中に浸漬するか、熱風乾燥機のような加熱室内に
入れて!ft温さ1て、浸透した含浸剤を硬化させる。
この様にして含浸剤が硬化した状態では、物品内部の孔
部は、無機質材料からなる充填材と、熱硬化した接着分
散剤とによって埋められ、物品の機械的強度の向上、気
密性の確保等、含浸剤本来の目的が充分達成される。そ
の上、本発明の含浸剤は、これを物品に含浸後洗]する
ことがないので、物品表面には硬化した含浸剤層が形成
され、そこに配合されている無機質材料が潤滑特性を有
するものであるから、軸受その他潤滑特性を要求される
製品を容易に得ることが可能である。また、洗浄の必要
がないので、それだけ含浸工程が省略されるとともに、
洗浄廃液の処理も不要な利点がある。
更に、接着分散剤として熱硬化性樹脂を使用することで
、加熱硬化時における含浸剤の収縮を防止し、孔部内に
対する高い充填効率を1qることができる。また、無機
質材料の分散剤が水でないため凍結の恐れもなく、界面
活性剤として耐熱・耐寒性能に優れたベルフルメロオレ
フィン系のものを使用しているので、使用部°度範囲が
広く、使用時に加温の必要がなく、しかも浸透性能に優
れるので、真空加圧方式の含浸処理以外に自然浸透方式
の含浸処理も可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チッ化ホウ素、酸化アルミナ、硫化モリブデン、酸化ア
    ンチモン、塩化カドミウム、硫化ニュウブ、硫化シリコ
    ン、セレン化モリブデン、黒鉛、粘土の少な(も一種か
    ら成る無機質材料の微粉末を、熱硬化性樹脂のモノマー
    またはオリゴマー、或はリン酸アルミニウム溶液から成
    る接着分散媒に配合し、更にペルフルオロオレフィン系
    の界面活性剤を添加したことを特徴とする含浸剤。
JP9396283A 1983-05-30 1983-05-30 含浸剤 Pending JPS59223754A (ja)

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JP9396283A JPS59223754A (ja) 1983-05-30 1983-05-30 含浸剤

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JP9396283A JPS59223754A (ja) 1983-05-30 1983-05-30 含浸剤

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ID=14097028

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0659820A3 (en) * 1993-10-28 1997-03-12 Manfred R Kuehnle Composite material with selectable radiation transmission properties.
WO2010113769A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 日本バルカー工業株式会社 充填材入りフッ素樹脂シート、その製造方法およびガスケット
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