JPS5922282Y2 - エヤクリ−ナのエレメント押え - Google Patents
エヤクリ−ナのエレメント押えInfo
- Publication number
- JPS5922282Y2 JPS5922282Y2 JP12125179U JP12125179U JPS5922282Y2 JP S5922282 Y2 JPS5922282 Y2 JP S5922282Y2 JP 12125179 U JP12125179 U JP 12125179U JP 12125179 U JP12125179 U JP 12125179U JP S5922282 Y2 JPS5922282 Y2 JP S5922282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- air
- dust
- element holder
- figures
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアクリーナのエレメント押えに関するもので
ある。
ある。
従来小型内燃機関のキャブレークの空気吸入側にエアク
リーナを設けて内燃機関に砂塵を吸い込まないようにし
ているが、その構造は第１図に示す如くキャブレター１
に取りつけたエアクリーナケース２内にエレメント３を
内蔵せしめるもので、４はキャップで空気吸入口を兼用
したものである。
リーナを設けて内燃機関に砂塵を吸い込まないようにし
ているが、その構造は第１図に示す如くキャブレター１
に取りつけたエアクリーナケース２内にエレメント３を
内蔵せしめるもので、４はキャップで空気吸入口を兼用
したものである。
このような構造のものは例えば背負動力防除機の薬粉散
布時等極めてダストの多い使用状態に於いては、エレメ
ントにダストが付着するとその重みでエレメントが下が
るのでエアクリーナケースとエレメントの間に僅かな隙
間ができ、最悪の場合上端部からダスト浸入防止用リブ
の隙間を通過してエンジン内にダストが入り、ピストン
とシリンダーが摩耗して圧縮不良をおこす。
布時等極めてダストの多い使用状態に於いては、エレメ
ントにダストが付着するとその重みでエレメントが下が
るのでエアクリーナケースとエレメントの間に僅かな隙
間ができ、最悪の場合上端部からダスト浸入防止用リブ
の隙間を通過してエンジン内にダストが入り、ピストン
とシリンダーが摩耗して圧縮不良をおこす。
また、第２図に示す構造のものは他の形式のエアクリー
ナで、エレメント３はエレメント押え部５を有するキャ
ップ４をエアクリーナケース２にかぶせることによって
、エレメント３の端部を押えるものである。
ナで、エレメント３はエレメント押え部５を有するキャ
ップ４をエアクリーナケース２にかぶせることによって
、エレメント３の端部を押えるものである。
この場合には第１図の場合よりはよいが組立時の不注意
によってエレメント押え部５のエレメント３の端部が浮
上がり、最悪の場合ダストはエンジン内に素通りし、ダ
スト浸入が発生し、ピストンとシノンダーの摩耗に起因
する圧縮不良を起す可能性か′ある。
によってエレメント押え部５のエレメント３の端部が浮
上がり、最悪の場合ダストはエンジン内に素通りし、ダ
スト浸入が発生し、ピストンとシノンダーの摩耗に起因
する圧縮不良を起す可能性か′ある。
本考案は上記に鑑みなされたもので第３図に示す実施例
は第１図のものにエレメント押え６によってエレメント
３を押えるようにしたもので、エレメント押え６の形状
は第４図ａ、ｌ）に示す如く、中央部を空気吸入側に膨
出させた山形の板の膨出部に複数個の空気流通相開ロア
を設けたもので、その周縁部によってエレメント３の端
部を強く、中央部を山形にゆるく押えるものである。
は第１図のものにエレメント押え６によってエレメント
３を押えるようにしたもので、エレメント押え６の形状
は第４図ａ、ｌ）に示す如く、中央部を空気吸入側に膨
出させた山形の板の膨出部に複数個の空気流通相開ロア
を設けたもので、その周縁部によってエレメント３の端
部を強く、中央部を山形にゆるく押えるものである。
また、第５図に示すものは第２図に示すもののエレメン
ト押え部５を有するキャップ４をかぶせるに先立ちエレ
メント押え６をエレメント３にかぶせてエレメントを固
定するもので、このエレメント押え６は第６図ａ、ｌ）
に示す如く中央部を空気吸入側に膨出させた山形の板の
膨出部に複数個の空気流通用開口を設けたものである。
ト押え部５を有するキャップ４をかぶせるに先立ちエレ
メント押え６をエレメント３にかぶせてエレメントを固
定するもので、このエレメント押え６は第６図ａ、ｌ）
に示す如く中央部を空気吸入側に膨出させた山形の板の
膨出部に複数個の空気流通用開口を設けたものである。
このようにして本考案はコストの安いボンデ鋼板製また
はポリエチレン製エレメント押えを設けることによって
エレメントを正確に固定することができ、ダストの浸入
を完全に防止することができる。
はポリエチレン製エレメント押えを設けることによって
エレメントを正確に固定することができ、ダストの浸入
を完全に防止することができる。
次に本考案の作用を従来のものと比較して述べると、本
考案を適用した第３図に示す実施例は、第１図の従来の
公知のものに対しエレメント押え６によってエレメント
３の端部を強く、中央部を山形にゆるく押えるようにし
たものである。
考案を適用した第３図に示す実施例は、第１図の従来の
公知のものに対しエレメント押え６によってエレメント
３の端部を強く、中央部を山形にゆるく押えるようにし
たものである。
第１図と第３図のエレメントの形状からあきらかなよう
に、第３図のエレメントの方が第１図のエレメントより
かなり強く押さえられている。
に、第３図のエレメントの方が第１図のエレメントより
かなり強く押さえられている。
このように強く押さえると一般に吸入空気量が少なくな
ると思われるが、エレメント押え６の中央部の空気吸入
側に膨出させた山形の板の膨出部に第１図以上の空気の
流通が得られる複数個の空気流通相開ロアを設けている
ので、エレメントにダストが付着しても、その重みでエ
レメントが下がらず、又エレメント押え６の十文字のリ
ブの一部にわずかにダストがたまるだけである。
ると思われるが、エレメント押え６の中央部の空気吸入
側に膨出させた山形の板の膨出部に第１図以上の空気の
流通が得られる複数個の空気流通相開ロアを設けている
ので、エレメントにダストが付着しても、その重みでエ
レメントが下がらず、又エレメント押え６の十文字のリ
ブの一部にわずかにダストがたまるだけである。
中央部を膨出させたエレメント押えと膨出させないエレ
メント押えとの効果差異を理解し易くするために、ダス
トが付着した場合の状態を第７図、第８図、第９図、第
１０図に示す。
メント押えとの効果差異を理解し易くするために、ダス
トが付着した場合の状態を第７図、第８図、第９図、第
１０図に示す。
例えば中央部を膨出させない状態の第７図ａ、１）及び
゛第８図ａ、ｌ）においては、エレメントの空気吸入側
は平面状のエレメント３をエレメント押え（金網、メタ
ルラス、打抜き鋼板など）６で押さえており、ダストが
エレメントに押し込まれ、第７図Ｂ又は第８図Ｂに示す
如くエレメント保持材の影にダスト８がたまるのと、非
常に数多くある空気流通相開ロアの上段部にダスト８が
斜めにたまって目ずまりし易く、エレメント全体にダス
トがたまり、エレメントの清掃頻度が多くなる。
゛第８図ａ、ｌ）においては、エレメントの空気吸入側
は平面状のエレメント３をエレメント押え（金網、メタ
ルラス、打抜き鋼板など）６で押さえており、ダストが
エレメントに押し込まれ、第７図Ｂ又は第８図Ｂに示す
如くエレメント保持材の影にダスト８がたまるのと、非
常に数多くある空気流通相開ロアの上段部にダスト８が
斜めにたまって目ずまりし易く、エレメント全体にダス
トがたまり、エレメントの清掃頻度が多くなる。
これに対し本考案は第９図Ｂ、第１０図Ｂに示す如くエ
レメント押え６の十文字のリブの一部にわずかにダスト
８かたまるだけであるので長時間エレメントを清掃しな
くても作業が続けられる効果がある。
レメント押え６の十文字のリブの一部にわずかにダスト
８かたまるだけであるので長時間エレメントを清掃しな
くても作業が続けられる効果がある。
本考案の構造のものでは第９図Ａ、第１０図Ａに示す如
く空気吸入側に膨出した中央部の周囲に大きな空間がで
き、ダスト８が重みで下部にかなり堆積しても空気は上
部エレメントより吸込むので、上記第９図Ｂ、第１０図
Ｂの現象と相俟って更に長時間ニレメンＩ・を清掃しな
くても作業が続けられる効果がある。
く空気吸入側に膨出した中央部の周囲に大きな空間がで
き、ダスト８が重みで下部にかなり堆積しても空気は上
部エレメントより吸込むので、上記第９図Ｂ、第１０図
Ｂの現象と相俟って更に長時間ニレメンＩ・を清掃しな
くても作業が続けられる効果がある。
本考案は上記説明で明らかな如く、小型内燃機関のキャ
ブレターに取りつけるエアクリーナにおいて、中央部を
膨出させた山形の板の膨出部に複数個の空気流通開口を
設けたエレメント押えを使用するので空気の流通はほと
んどかわりがなく、しかもエアクリーナのエレメントが
確実に固定され、エレメントのめくれとか浮上りが完全
になくなり、エレメントの端部からダストが浸入するよ
うなことが全くなくなり、エアクリーナの不完全さから
くるピストン内壁の摩耗などを完全になくすことができ
る。
ブレターに取りつけるエアクリーナにおいて、中央部を
膨出させた山形の板の膨出部に複数個の空気流通開口を
設けたエレメント押えを使用するので空気の流通はほと
んどかわりがなく、しかもエアクリーナのエレメントが
確実に固定され、エレメントのめくれとか浮上りが完全
になくなり、エレメントの端部からダストが浸入するよ
うなことが全くなくなり、エアクリーナの不完全さから
くるピストン内壁の摩耗などを完全になくすことができ
る。
これらホルダーはポリエチレン製などによってもその効
果を発揮し構造簡単でコストが安く極めて進歩したもの
である。
果を発揮し構造簡単でコストが安く極めて進歩したもの
である。
第１図、第２図は公知のエアクリーナの側断面図、第３
図、第５図は本考案を適用した同じく側断面図、第４図
ａ、ｌ）及び第６図ａ、ｌ）は本考案エレメント押えの
正面及び断面図である。 第７図ａ、第８図ａはそれぞれは従来のエアクリーナの
使用状態を示す側断面図、第７図すは第７図ａの部分拡
大図、第８図すは第８図ａの部分拡大図、第９図ａ、第
１０図ａはそれぞれ第３図、第５図の使用状態を示す側
断面図、第９図ｂ、第１０図すはそれぞれ第９図ａ、第
１０［ＱＨの部分拡大図を示す。 １・・・・・・キャブレター、２・・・・・・エアクリ
ーナケース、３・・・・・・エレメント、４・・・・・
・キャップ、５・・・・・・エレメント押え部、６・・
・・・・エレメント押え、７・・・・・・空気流通用開
口、８・・・・・・ダスト。
図、第５図は本考案を適用した同じく側断面図、第４図
ａ、ｌ）及び第６図ａ、ｌ）は本考案エレメント押えの
正面及び断面図である。 第７図ａ、第８図ａはそれぞれは従来のエアクリーナの
使用状態を示す側断面図、第７図すは第７図ａの部分拡
大図、第８図すは第８図ａの部分拡大図、第９図ａ、第
１０図ａはそれぞれ第３図、第５図の使用状態を示す側
断面図、第９図ｂ、第１０図すはそれぞれ第９図ａ、第
１０［ＱＨの部分拡大図を示す。 １・・・・・・キャブレター、２・・・・・・エアクリ
ーナケース、３・・・・・・エレメント、４・・・・・
・キャップ、５・・・・・・エレメント押え部、６・・
・・・・エレメント押え、７・・・・・・空気流通用開
口、８・・・・・・ダスト。
Claims (1)
- 小型内燃機関のキャブレターに取りつけるエアクリーナ
において、エアクリーナ内の空気吸入側に空気を形成し
エレメントをキャブレター側に位置させるエレメント押
えであって、中央部を空気吸入側に膨出せしめた板に複
数個の空気流通用開口を設けると共に、その周縁部によ
ってエレメントの端部を強く押えるように構成したエア
クリーナのエレメント押え。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12125179U JPS5922282Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | エヤクリ−ナのエレメント押え |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12125179U JPS5922282Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | エヤクリ−ナのエレメント押え |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638154U JPS5638154U (ja) | 1981-04-10 |
| JPS5922282Y2 true JPS5922282Y2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=29353405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12125179U Expired JPS5922282Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | エヤクリ−ナのエレメント押え |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922282Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995018920A1 (fr) * | 1994-01-06 | 1995-07-13 | Hks Co., Ltd. | Dispositif de filtre a air pour l'air d'admission d'un moteur |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162918U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-10-31 | 株式会社共立 | エア−クリ−ナ |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12125179U patent/JPS5922282Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995018920A1 (fr) * | 1994-01-06 | 1995-07-13 | Hks Co., Ltd. | Dispositif de filtre a air pour l'air d'admission d'un moteur |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638154U (ja) | 1981-04-10 |
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