JPS59221930A - 電磁継電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はアマチャの基端をヨークに蝶着した所謂フラッ
パ型（ヒンジ型とも称する）アマチャの電磁継電器に関
する。

〔背景技術〕

この種、電磁継電器に於けるアマチャにて動作する可動
接点板はバネ板の自由端に可動接点を設け、基端をアマ
チャに直接固定している。

従って、その開極時溶着を阻止する上で可動接点板に指
示を与えてもその弾性にて衝撃力を吸収。

してしまい自由端の可動接点まで伝達しなかった。

〔発明の目的〕

本発明は上記の様な点に鑑みて成したものであって、即
ち、アマチャとリンク結合された引外し板をもって閉極
時は固定接点を可動接点に弾圧し、且つ開極時は逆にそ
の弾圧を解放して固定接点板のバネ復帰力にてより開極
スピードを向上することを目的としたものである。

〔発明の開示〕

〔実施例） 以下本発明を一実施例として掲げた図面！ご基づいて説
明すると、１はコ字型ヨークで、下片１ａをベース２に
固定し、縦中片１ｂにコイル３に通た固定鉄芯４を固定
している。５はフラッパ型アマチャで、基端５ａを前記
ヨークの上片１Ｃに蝶着し、且つコイルバネ６にて自由
端５ｂが固定鉄芯４から離間するよう引張られている。

７はアマチャ５の動作に伴って反転動作する可動接点板
で、自由端に可動接点８を有する。９は固定接点１０を
有するバネ性の固定接点板で、ベース２に支持されてい
る。１１は引外し板で、一端１１ａが前記アマチャ５の
基端５ａとリンク１２にて結合され、且つ他端１１ｂが
ベース２に支持されていると共に、固定接点板９と対面
している。而してこの引外し板１１はそのリンク結合に
よって一端１１ａが閉極時固定接点板９を可動接点板Ｚ
側に押圧し、且つ開極時その抑圧を解放するのである。

１３は抑圧を容易とするための突子である。

〔動　作〕 次に本発明電磁継電器の動作を説明すると、第３図のイ
）は開極状態、１０）が閉極状態である。

而して、（ロ）の閉極は可動接点板７が固定接点１０側
に反転しており、そのバネ性の固定接点板９を引外し板
１１側に押圧して反らせている。・又、引外し板１１は
固定接点板９を可動接点８側に押圧している。

上記状態よりアマチャ５に連動して可動接点板７が開極
動作すると、イ）に示す如く可動接点板７の可動接点８
が固定接点１０より離れる。一方、リンク結合された引
外し板１１は可動接点板５の基端５ａが矢印（時計方向
）に反転するから、それに伴って一端１１ｂも他端１１
ａを中心に矢印（時計方向）に反転する。従ってその他
端１１ａは固定接点板９の抑圧を解放するから該固定接
点板９は自からのバネ性にて可動接点８から離れるよう
復帰する。これは前記可動接点板７の開極反転動作と並
行して行うから実質的に開極スピードが向上する。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如くアマチャ５とリンク結合された引外
し板１１をもって閉極時はバネ性の固定接点板９を可動
接点８側に弾圧し、且つ開極時は逆にその弾圧を解放し
て固定接点板９のバネ性にて復帰するようにしたから、
可動接点板７の開極とその固定接点板９のバネ復帰とが
並行し、もって開極スピードが向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は正面図、第２
図は分解斜視図、第３図は動作図である。 １・・・ヨーク、３・・・コイル、４・・・鉄芯、５・
・・アマチャ、６・・・バネ、７・・・可動接点板、８
・・・可動接点、９・・・固定接点板、１０・・・固定
接点、１１・・・引外し板、１２・・・リンク。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　　竹　元　敏　丸 （ほか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　コイルと、このコイルと共に固定鉄芯を装備
   するヨークと、このヨークに基端をｌａＭされると共に
   前記固定鉄芯に吸着されるフラッパ型アマチャと、この
   アマチャの反転動作に連動して先端の可動接点を固定接
   点と離合させる可動接点板とでなした電磁継電器に於て
   、前記固定接点を有するバネ性の固定接点板と、一端が
   前記可動接点との間に該固定接点を介在し、且つ他端が
   アマチャの基端とリンク結合して一端が閉極時前記固定
   接点板を可動接点側に押圧する引外し板と、アマチャと
   共に可動接点板を開極側に引張り、且つ前記リンク結合
   によって引外し板を固定接点から離れるよう引張るバネ
   とでなしたことを特徴とした電磁継電器。