JPS59221240A - 易開封性ヒ−トシ−ル蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、易開封性ヒートシール蓋に関するもので、よ
り詳細には、改善された開口性能、耐落下衝撃性を有し
且つタブ取付も容易な新規なタブ取付構造の易開封性ヒ
ートシール蓋に関する。

本発明者等は先に、容器本体とヒートシール部を形成し
て該容器本体を密封するための易開封性ヒートシール蓋
で、鉄蓋は少なくとも内面側がヒートシール性樹脂層か
ら成り、鉄蓋のヒートシールすべき部分より内側には開
口すべき部分を区画するスコアを鉄蓋の厚み方向の途中
に達するように設け、 鉄蓋の外面側に且つスコア区画部内に開口用タブを接着
して成る容器蓋を提案した。この容器倫社易開封性と高
度の密封信頼性とを有するが、開口用タブの取付けや開
口性能の点で未だ解決すべき問題を有している。

即ち、このヒートシール蓋においては、スコアの開口開
始部に開口用タブの押裂き用先端を押込んでスコアに切
目を形成させ、シっ）る後回日用タブを引張ってスコア
の破断による開封を行うという二段モーションが必要で
あり、もし最初から開封用タブを引張った場合には開封
が困難となったり、或いは開封用タブが蓋から剥離した
りするという不都合を生じ易い。また、ヒートシール蓋
本体は可撓性の比較的薄い材料−で形成されているが、
前述した押込みによる開口開始を行なうためには、開封
用タブを成る程度剛性のある材料で形成せねばならず、
両材料のマツチングが悪いため、開口すべき部分の耐衝
撃性等の機械的特性が低下したり、取付操作が困難とな
ったり、外観が悪くなるという欠点がある。

従って、本発明の目的は改善された開口性能、耐落下衝
撃性を有し且つタブ取付操作も容易な新規なタブ取付構
造を有する易開封性ヒートシール蓋を提供するにある。

本発明の他の目的は、開封用タブを引張るという一段の
操作でスコアの切裂きによる開口開始が可能となる易開
封性ヒートシール蓋を提供するにある。

本発明の更に他の目的は、開口用タブが蓋材から離脱す
ることなく強固に保持されると共に、スコアの切裂によ
る開口開始も至って容易に行われる易開封性ヒートシー
ル蓋を提供するにある。

本発明の更に他の目的は、グラスチック製容器或いはア
ルミ箔と紙及び／又はプラスチックとの積層容器の被蓋
、密封に好適に使用される易開封性ヒートシール蓋を提
供するにある。

本発明によれば、容器本体とヒートシール部を形成して
該容器本体を密封するだめの易開封性ヒートシール蓋で
、鉄蓋は少なくとも内面側がヒートシール性樹脂層から
成り、鉄蓋のヒートシールすべき部分より内側には開口
すべき部分を区画するスコアを鉄蓋の厚み方向の途中に
達するように設け、 鉄蓋の外面側に且つスコア区画部内に開口用タブを接着
し、該スコア区画部の開口開始部近傍で且つ鉄蓋の内面
側に、その一端が該スコアの開口開始部に位置するよう
に開口用タブよりもリジッドな裏貼材を接着したことを
特徴とする易開封性ヒートシール蓋が提供される。

本発明によれば、容器本体とヒートシール部を形成して
該容器本体を密封するだめの易開封性ヒートシール蓋で
、鉄蓋は少なくとも内面側がヒートシール性樹脂層から
成り、鉄蓋のヒートシールすべき部分より内側には開口
すべき部分を区画するスコアを鉄蓋の厚み方向の途中に
達するように設け、 該スコア区画部の開口開始部近傍に鉄蓋を貫通する小孔
を設け、蓋の内面側で且つスコア区画部内に、その一端
が該スコアの開口開始部に位置し且つ該小孔を完全に塞
ぐように裏貼材を接着し、蓋の外面側に且つ小孔内の裏
貼材とも密着するように開口用タブを接着し、裏貼材を
開口用タブよりもリジッドなものとしたことを特徴とす
る易開封性ヒートシール蓋が提供される。

不発ＨＡを添付図面に示す具体例に基づき以下に詳細に
説明する。

本発明のヒートシール蓋の一例を示す第１図、第２図及
び第３図において、本発明のヒートシール蓋１は、大別
して蓋材２及び開口用タブ６から成っている。この図面
に示す具体例において、蓋材２は金属箔の如き基体４と
基体の内面側（包装体としたとき内面となる側）ＫＭｒ
ｔされたヒートシール性樹脂層５との積層体から成って
いる。蓋材２は、ヒートシールすべき周縁部６及びセン
ターパネル部７と力）ら成っており、両者の間にはリム
部８が形成されていてもよい。

この蓋材２のセンターパネル部７には、開口すべき部分
９′ｔ−区画するスコア１ｏが設けられてぃる。第６図
に拡大して示す通り、スコア１０は蓋材２の外側から基
体４の厚み方向の途中に達するように設けられている。

開口用タブ６は、把持用リング１１（第１図）と蓋材へ
の取付用基部１２とを備えており、第６図に示す通り、
蓋材２の外面側に且つ開口すべき部分、即ちスコア区画
部９に対して接着剤層１６を介して接着される。

第１乃至６図に示す具体例においては、スコア区画部９
は水滴型の形状をしており、曲率の大きい部分１４が開
口開始部となるものである。

本発明においては、蓋材２の内面側にしかもスコア区画
部９の開口開始部１４の近傍に、内貼材１５會接着させ
る。この内貼材１５は開口用タブ２よりもリジッドな材
料から形成されていること及びその一端１６が開口開始
部１４のスコアと実質上型なるように位置していること
が重要な特徴である。

即ち、本発明によれば、上述した通り、開口すべき部分
９の外面側に開口用タブ３及びその内面側に該タブより
もリジッド（剛性のある）な内貼材１５をサンドイッチ
状に夫々接着した構造としたため、タブ６の把持用リン
グ１１を把持してごれを上に引張ると、リジッドな内貼
材１５も上方に持ち上げられ、この内貼材１５の端縁１
６が開口開始部１４のスコアの薄肉部に喰込み、スコア
に切目を入れることが容易に行われるものである。

このため、一段モーションで開封が可能となる。

しかも、本発明によれば相対的にリジッドな内貼材１５
の持ち上げによりスコアの剪断が開始されることから、
開口用タブ６としては剛性のある材料を用いる必要がな
く、蓋材２と同様な可撓性材料或いは蓋材２よりもむし
ろ柔軟な材料を用いることができ、これにより蓋材とタ
ブとの特性をマツチングさせて、耐落下衝撃性や外観特
性を艮好なものとすることができる。

本発明において、開口用タブ３１−１：、前述した機構
による開口開始を可能にするためには、蓋材への取付基
部１２を基準にして、開口方向（スコア１０の剪断方向
）と反対方向に把持用リング１１が位置していなければ
ならない 第１乃至３図に示す態様のヒートシール蓋は、蓋材２に
孔等の開口が設けられていないため、密封性能（密封信
頼性）に特に優れたものである。

本発明の特に好適な態様を示す第４図、第５図及び第６
図において、スコア区画部９の開口開始部１４の近傍に
小孔１７を設ける。第６図に示されるように、この小孔
１７を完全に塞ぎ、しかもその一端１６がやはり開口開
始部１４のスコアと実質上型なる位置となるように、内
貼材１５を蓋材２の内面側に接着させる。

これらの図面に示す具体例において、内貼材１５は、ヒ
ートシール可能な樹脂から成っており、また小孔１７よ
りもかなり大きい寸法を有しており、小孔周辺部の内面
材５を介して良好に接着されると共に、小孔１７内に喰
込むように設けられている。

開口用タブ６は、し０えば金属箔或いは金属蒸着マイラ
ーフィルム等から成る基質１８とヒートシール性樹脂層
１９との積層体から成っており、蓋材２の外面側に、小
孔１７を覆いしかも小孔内の内貼材１５と強固に密着す
るように接着される。

本発明のこの態様においては、開口用タブ６と内貼材１
５とが小孔１７を介して直接接合されているため、開口
用タブ６の蓋材２への固定及び結合が極めて確実にしか
も強固に行われると共に、開口予定部９がタブ６と内貼
材１５とで挟持された状態で上方に持上げられて開口開
始がより確実にしかも容易に行われるという副次的な利
点も併せて達成されるものである。

本発明において、蓋材２の基体４としては、アルミ箔の
如き軽金属箔が好適に使用されるが、鉄箔、鋼箔、ブリ
キ箔等全使用することも勿論可能である。これらの金属
箔は、アルマイト処理、ベーマイト処理、リン酸及び／
又はクロム酸等による化学処理、化成処理等の前処理を
行って、表面処理層を形成させることが、耐加熱殺菌性
の点では望ましい。

金属箔は、スコアでの引裂きが可能となるように着干の
剛性を有することが必要であり、かかる見地から、５０
μ以上、特に８０μ以上の厚みを有することが望ましい
。金属箔の厚さの上限は、経済性と、開封時に指等の損
傷を防止するという見地からは、２００μ以下、特に１
５０μ以下であることが望ましい。

金属箔等の基体に設けるスコア１０は、ガスバリヤ−性
の点でも、また耐圧性や耐落下衝撃性等の見地からも、
金属箔の厚み方向の途中で留まっていることが重要であ
り、その深さは上記特性と、易開封性との見地から金属
箔の厚みの６／１０乃至７／１０、特に２１５乃至６１
５の範囲にあり且つスコア部に残る金属箔の厚みが２０
μ以上、特に６０μ以上となるようなものが好ましい。

ヒートシール性内面材５としては、ヒートシール可能な
熱可塑樹脂は全て使用でき、例えば低−５中−或いは高
−密度のポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−１
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
アクリル酸共重合体、酸変性ポリエチレン乃至ポリプロ
ピレン、イオン架橋オレフィン共重合体等のオレフィン
系樹脂；ナイロン１１、ナイロン１２、ナイロン１６、
ナイロン６／６．６共重合体、ナイロン６／１２共重合
体等のナイロン系樹脂；ポリブチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート／インフタレート、ポリエ
チレン／ブチレン・テレフタレート／イソフタレートの
如き熱可塑性ポリエステルが使用される。

基体４と内面材５との間に熱接着性がない場合、例えは
内面材がポリエチレンやポリプロピレンの場合には、両
者をエポキシ樹脂系、インシアネート系等の熱硬化型接
着剤や、酸変性オレフィン系樹脂の如き熱可塑性接着剤
金片して積層接着する。

金属箔基質の外面側には、必要により保護被覆を設ける
ことができ、この被覆としては、熱硬化性及び熱可塑性
樹脂から成る任意の塗料：例えばフェノール・エポキシ
塗料、アミノ−エポキシ塗料等の変性エポキシ塗料；例
えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−無水マレイン酸共重合体、エポキシ変性−、エホキ
シアミノ変性−或いはエポキシフェノール変性−ビニル
樹脂塗料等のビニル又は変性ビニル塗料；アクリル樹脂
系塗料；スチレン−ブタジェン系共重合体等の合成ゴム
系塗料等が使用される。さらに、ニトロセルロース系の
ニス類も有効に使用出来る。

本発明における蓋材は、上述した金属箔積層体のみなら
ず、種々の材料から成ることができる。

例えば、この蓋材は、基体として金属蒸着２軸延伸ポリ
エステルフイルムから成るものを用いることができ、壕
だ透明性が要求される用途には、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ハイニトリル樹脂、塩化ビニル樹脂
、塩化ビニリデン系樹脂等の高ガスバリヤ−性樹脂或い
はごれらの高バスバリヤー性樹脂と２軸延伸ポリエステ
ルフイルム等の高強カブラスチックフィルムとの積層体
を基体として用いることができる。

更に、蓋材は前に例示したヒートシール性樹脂の単層か
ら成るものであってよいことも当然でらる。

蓋材は、上述した種々の材料をプレス型等で所定形状に
打抜き成形し、これと同時にプレス型に取付けたスコア
・グイと噛み合わすことにより容易に得られる。小孔の
穿孔はプレスと同時にも別個にも行い得る。蓋材が金属
箔を含まない材料である場合には、スコアを樹脂の軟化
温度に加熱しておくことによりスコア加工が容易に行わ
れる。

開口用タブ６は蓋材２にマツチした材料で形成させ得る
ことが本発明の利点であり、例えば蓋材を構成する材料
に対応して、金属箔、プラスチックフィルム、金属蒸着
プラスチックフィルム、金属箔／プラスチックフィルム
積層体の任意の材料が使用される。これらは、所定の形
状に打抜いて開口用タブを形成し得る。勿論、プラスチ
ックを射出成形することによって開口用タブを形成する
こともできる。

内面材１５は開口用タブ６よりもリジッドな材料である
限り任意の材料が使用され、例えばプラスチック、セラ
ミック、金属等の任意の材料が使用される。この内貼材
は内容物と接触することから、耐腐食性という見地から
はプラスチックから成っていることが好ましい。特に、
このプラスチックは前述した種類のヒートシール性樹脂
であることが好ましく、内面層５との熱接着性という見
地からは、内面層５と同塊の樹脂であることが最も良い
。

内貼材１５の厚みは、開口開始に際してスコア剪断に必
要な剛性を付与するに十分なものであり、内貼材１５の
材質や、蓋材或いは開口用タブの厚みや材質によっても
相違するが、一般に端部１６において０．６乃至５朋、
特に０．８乃至３＋＋ｏ＋ｔの厚み含有するのがよい。

開口用タブ６及び内貼材１５の蓋材２への取付けは、こ
れらが強固に接着される限り任意の手段で行い得る。例
えばこれらは別個の接着剤を用いて接着してもよいし、
所謂熱融着と呼ばれる手段で接着してもよい。熱融着は
、高周波誘導加熱、伝熱加熱、誘電加熱、赤外線加熱、
超音波加熱等の手段で行い得る。

第１乃至６図に示す具体例では、開口用タブ６は蓋材２
に接着剤層１６を介して接合されるが、この接着剤層１
６は前述したヒートシール性樹脂や前述した熱硬化型接
着剤から成ることができる。

勿論、開口用タブ６そのものがヒートシール性樹脂層を
備えている場合には、接着剤ＭＬ６を省略してもよいこ
とが明白であろう。

第４乃至６図に示す態様では、ヒートシール性樹脂から
成る内貼材１５を超音波照射等の手段で、蓋材２の小孔
１７の周囲に熱融着させる。次いで、開封用タブ６を施
して、高周波誘導加熱等の手段で蓋材２及び内貼材１５
への接着を行わせる。この場合、樹脂５．１６．１９は
同種の材料であることが接着性及び密封性の点で特に望
ましい。

不発明儂は、金属缶、プラスチック容器、金属箔容器、
金属箔／プラスチック複合容器、紙／プラスチック複合
容器、紙／金属箔／プラスチック複合容器等の各種の容
器の密封に有利に使用でき、特に、本発明は二重巻締が
適用不能な易座屈性の容器や、熱間充填、加熱殺菌等の
処理を必要とする包装容器の密封の用途に有利であり、
特に真空成形によるプラスチックカップ、プラグアシス
ト成形、圧空成形等による一軸或いは二軸延伸プラスチ
ックカップ、絞り成形による金属箔容器等或いは可撓性
材料から成る側面継目容器に対するヒートシール蓋とし
て好適に利用される。

上述した好適な用途の一例を示す第７及び８図において
、容器本体２０内に内容物を熱間或いは冷間で充填し、
必要により雰囲気を水蒸気、窒素等置換した後、容器本
体２０に蓋体１を、７ランジ２１と１ｌｉ（ＩＩＩヒー
トシーラント樹脂フィルム層５とが対面するように重ね
合わせ、フランジ部を加圧下に加熱することによりヒー
トシールを行う。

この加熱温度はフィルム層５の融点以上の温度であり、
加圧は一般に１乃至１０ｋｇ／ｃｒｒＬ’ゲージの圧力
下で行う。このヒートシール操作は、例えばヒートシー
ルバー、高周波誘導加熱等のそれ自体公知の熱封着手段
を用いて容易に行うことができる。

この具体例に示す容器本体２０は、第８図の断面拡大図
に示す通り、紙基質２２とアルミ箔２６とがヒートシー
ラント層２４を介して接合され〜その内表面にはヒート
シーラント内面材２５が、外表面にはヒートシーラント
外面材２６が設けられた積層体から成っていて、本発明
の蓋との間に良好なヒートシールが可能となっている。

本発明の蓋を用いて形成されるヒートシール部は、熱間
充填、熱湯殺菌、レトルト殺菌等の殺菌操作に耐えるこ
とができ、高度の密封信頼性を有していることと相俟っ
て、食品類を長期にわたって安定に保存でき、しかも開
封が容易にしかも確実に行い得るという利点を有するも
のである。

本発明の優れた作用効果を次の例で説明する。

実施例１８ １００μの軟質アルミと５０μの低密度ポリエチレンフ
ィルムを酸変性ポリエチレン樹脂金倉して接着した積層
材全打抜き、ブレスにより成形してフランジ部の外径６
０龍、パネル部の径５２．６顛、深さ５關の蓋体を得た
。この蓋体のセンターパネル部に水滴型の飲み口を区画
するスコアをアルミ箔の厚さ方向に５０μの深さまで設
けた。次に蓋体の外面側で且つ開口すべきスコア区画部
に対してナイロン接着剤により開口用タブを取付けた。

開口用タブは１２μの２軸延伸ポリエステルフイルムと
５０μのアルミ箔からなる積層材で把持用リングを有し
ている。次に無体の内面側でしかもスコア区画部の開口
開始部近傍に、厚さ２１１１１１％直径６朋の高密度ポ
リエチレン製内貼材を溶着した。

こうして製作した有音、内面がポリエチレンからなる紙
コツプにオレンジジュースを充填し、その７ランジ力−
ル部に熱接着した。そして開口用タブの把持用リングを
上方に引張り上げたところ初期開口力１．１　ｋｇ、引
裂開口力０．９ｋＰで容易に開口できた。切口にはフェ
ザーリング等はなくきれい（切断されていた。

実施例２゜ 実施例１と同様の材料から同様の方法で水滴型のスコア
を設けた蓋体を作成した。この蓋体のスコア区画部の開
口開始部の近傍に４ｍｍ径の小孔をパンチカッターによ
り設け、この小孔を完全に塞ぎしかもその一端が開口開
始部のスコアと実質上型なる位置となるように実施例１
と同じ内貼材を蓋体の内面側に熱融着させた。又内貼材
は小孔内に喰込むように設けた。

次に１２μの２軸延伸ポリエステルフイルム、５０μの
アルミ箔、５０μの低密度ポリエチレンフィルムの６層
構成から成る開口用タブを蓋体の外面側に小孔を覆いし
かも小孔内の内貼材と強固に密着するように低密度ポリ
エチレン面を接着した。こうして得られた蓋を実施例１
と同様な容器に取付は開口性をテストしたところ、初期
開口力１．２ｋｇ、引裂開ロカ０．９ユの力で容易に開
口できた。又開口部にはフェザーリング等はなく良好で
ちった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の易開封性ヒートシール蓋の一態様の
平面図、 第２図は、第１図の易開封性ヒートシール蓋の側面図、 第６図は、第２図のスコア部の部分拡大側断面図、 第４図は、本発明の好適例である易開封性ヒートシール
蓋の平面図、 第５図は、第４図の易開封性ヒートシール蓋の側面図、 第６図は、第５図のスコア部の部分拡大断面図、第７図
は、本発明の易開封性容器蓋を容器に適用した場合を示
す図、 第８図は、第７図の容器側壁の拡大断面図を示す。 １はヒートシール蓋、２は蓋材、６は開口用タブ、４は
基体、５はヒートシール性樹脂層、６はヒートシール−
ｊべｔｔ周縁Ｌ　７はセンターパネル部、８はリム部、
９は開口すべき部分、１０はスコア、１１は把持用リン
グ、１２は取付用基部、１６は接着剤層、１５は内貼材
、１７は小孔、１８は基質、１９はヒートシール性樹脂
層、２０は容器本体、２１は７２ンジ、２２は紙基質、
２６はアルミ箔、２４はヒート７−ラント層、２５はヒ
ートシーラント内面材、２６はヒートシーラント外面材
を示す。 特許出願人　岸　本　　　昭 代理人　弁理士　　鈴　　木　　郁　　男第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器本体とヒートシール部を形成して該容器本体
   を密封するための易開封性ヒートシール蓋で、鉄蓋は少
   なくとも内面側がヒートシール性樹脂層から成り、鉄蓋
   のヒートシールすべき部分より内側には開口すべき部分
   を区画するスコアを鉄蓋の厚み方向の途中に達するよう
   に設け、 鉄蓋の外面側に且つスコア区画部内に開口用タブを接着
   し、該スコア区画部の開口開始部近傍で且つ鉄蓋の内面
   側に、その一端が該スコアの開口開始部に位置するよう
   に開口用タブよりもリジッドな裏貼材を接着したことを
   特徴とする易開封性ヒートシール蓋。
2. （２）容器本体とヒートシール部を形成して該容器本体
   を密封するための易開封性ヒートシール蓋で、該蓋紘少
   なくとも内面側がヒートシール性樹脂層から成り、鉄蓋
   のヒートシールすべき部分より内側には開口すべき部分
   を区画するスコア′ｔ−鉄蓋の厚み方向の途中に達する
   ように設け、 該スコア区画部の開口開始部近傍に鉄蓋を貫通する小孔
   を設け、蓋の内面側で且つスコア区画部内に、その一端
   が該スコアの開口開始部に位置し且つ該小孔を完全に塞
   ぐように裏貼材を接着し、蓋の外面側に且つ小孔内の裏
   貼材とも密着するように開口用タブを接着し、裏貼材を
   開口用タブよりもリジッドなものとしたことを特徴とす
   る易開封性ヒートシール蓋。