JPS59220262A - マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造法 - Google Patents
マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造法Info
- Publication number
- JPS59220262A JPS59220262A JP9680483A JP9680483A JPS59220262A JP S59220262 A JPS59220262 A JP S59220262A JP 9680483 A JP9680483 A JP 9680483A JP 9680483 A JP9680483 A JP 9680483A JP S59220262 A JPS59220262 A JP S59220262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- oscillation
- stainless steel
- martensitic stainless
- continuous casting
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/053—Means for oscillating the moulds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/111—Treating the molten metal by using protecting powders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、マルテンサイト系ステンレス鋼の無手入れス
ラブ(表面手入れを要することなく熱延に供し得るスラ
ブ)を製造するための連続鋳造法に関する。
ラブ(表面手入れを要することなく熱延に供し得るスラ
ブ)を製造するための連続鋳造法に関する。
熱延に供されるステンレス鋼のスラブを連続鋳造によっ
て製造する場合、そのスラブの表面性状が銅帯または鋼
板成品の表面性状に影響を与えることになる。とくに表
面品質が重要視されるステンレス鋼帯または鋼板にあっ
てはこの連鋳スラブの表面性状の管理は重要な課題であ
る。得られた連鋳スラブを富温近くまで冷却してその表
面を研削処理する表面手入れ作業を実施すればスラブ表
面を良好にすることができるが、高温の連鋳スラブ(表
面温度は通富約700℃程度である)をこの作業のため
に冷却することばエネルギー面で無駄が生じると共に作
業の煩雑性からの生産能率の低下が余儀無くされるので
、このような表面下入れを要しない良好な表面性状の連
鋳スラブを製造する技術を確立することが最も望ましい
。
て製造する場合、そのスラブの表面性状が銅帯または鋼
板成品の表面性状に影響を与えることになる。とくに表
面品質が重要視されるステンレス鋼帯または鋼板にあっ
てはこの連鋳スラブの表面性状の管理は重要な課題であ
る。得られた連鋳スラブを富温近くまで冷却してその表
面を研削処理する表面手入れ作業を実施すればスラブ表
面を良好にすることができるが、高温の連鋳スラブ(表
面温度は通富約700℃程度である)をこの作業のため
に冷却することばエネルギー面で無駄が生じると共に作
業の煩雑性からの生産能率の低下が余儀無くされるので
、このような表面下入れを要しない良好な表面性状の連
鋳スラブを製造する技術を確立することが最も望ましい
。
本発明は、マルテンサイト系ステンレス鋼を連続鋳造す
る場合のかような無手入れスラブを製造する技術の確立
を目的としたものである。
る場合のかような無手入れスラブを製造する技術の確立
を目的としたものである。
先に、同一出願人に係る特願昭56−114268号に
おいて、オシレーションマークの平均最大深さを200
μ以下とし、かつその深さと幅の比の平均が0.08以
下とした連鋳スラブであれば、これを無手入れのまま用
いて熱延鋼帯を製造した場合でも。
おいて、オシレーションマークの平均最大深さを200
μ以下とし、かつその深さと幅の比の平均が0.08以
下とした連鋳スラブであれば、これを無手入れのまま用
いて熱延鋼帯を製造した場合でも。
安定的かつ良好な表面品質の熱延鋼帯がf!7られるこ
とを明らかにした。しかし、その後の試験研究ヤ操業経
験から、このオシレーションマークに起因する熱延鋼板
の表面欠陥はこのマークが浅い程減少するが1反対に、
このような浅いオシレーションマークを得る連続鋳造条
件では、スラブ表面にヒキツリ疵が発生しやすくなり、
極端な場合には、ブレークアウトを引き起こすことにも
なることがわかった。このヒキツリ疵は、鋳型と凝固シ
ェルとの間でステツキング(すべり不良)を起こすこと
によってスラブ表面にヒキツノタような跡が点在する疵
である。このようなヒキツリ疵も熱延鋼板の表面疵の起
因をなすことになるほか、このヒキッリ疵が発生するよ
うな連続鋳造条件では連続鋳造操業自体に無理がかかる
ことは明らかである。このため1本発明者らは、別の観
点からステンレス鋼の無手入れスラブを製造する連続鋳
造の仕方について種々の試験研究を続けてきた。その結
果、同じステンレス鋼であっても、マルテンサイト系、
フェライト系、あるいはオーステナイト系の鋼種別に、
微妙に異なった挙動のもとに。
とを明らかにした。しかし、その後の試験研究ヤ操業経
験から、このオシレーションマークに起因する熱延鋼板
の表面欠陥はこのマークが浅い程減少するが1反対に、
このような浅いオシレーションマークを得る連続鋳造条
件では、スラブ表面にヒキツリ疵が発生しやすくなり、
極端な場合には、ブレークアウトを引き起こすことにも
なることがわかった。このヒキツリ疵は、鋳型と凝固シ
ェルとの間でステツキング(すべり不良)を起こすこと
によってスラブ表面にヒキツノタような跡が点在する疵
である。このようなヒキツリ疵も熱延鋼板の表面疵の起
因をなすことになるほか、このヒキッリ疵が発生するよ
うな連続鋳造条件では連続鋳造操業自体に無理がかかる
ことは明らかである。このため1本発明者らは、別の観
点からステンレス鋼の無手入れスラブを製造する連続鋳
造の仕方について種々の試験研究を続けてきた。その結
果、同じステンレス鋼であっても、マルテンサイト系、
フェライト系、あるいはオーステナイト系の鋼種別に、
微妙に異なった挙動のもとに。
オシレーションマークを浅くかつヒキツリ疵を発生させ
ない良好な連鋳スラブを得る適正な連続鋳造条件が存在
することを見いだすことができた。
ない良好な連鋳スラブを得る適正な連続鋳造条件が存在
することを見いだすことができた。
すなわち、マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造に
さいしては、1300°Cでの粘度が1.5〜’1.5
poiseとなるモールドパウダーを使用し。
さいしては、1300°Cでの粘度が1.5〜’1.5
poiseとなるモールドパウダーを使用し。
鋳型のオシレーション条件を。
0.17<tN〈0゜26でかつ
0.24<tp<0.42
但しtN(5ec) = 1/f −tptp (5
ec) −〇O3’ (−V/ 2 πaf) /
7Bここで、ν ;鋳型引抜き速度(mm/sec )
f ;鋳型振動数(Cycle /sec )a ;振
幅(mm) とするならば、オシレーションマークに起因する欠陥を
発生させることなり、シかもステツキングによるしキラ
リ疵等による表面欠陥の発生をなくしかつシェル破断や
ブレークアウトなどの危険をなくして1表面手入れが不
要の良好な連鋳スラブを製造することができることがわ
かった。
ec) −〇O3’ (−V/ 2 πaf) /
7Bここで、ν ;鋳型引抜き速度(mm/sec )
f ;鋳型振動数(Cycle /sec )a ;振
幅(mm) とするならば、オシレーションマークに起因する欠陥を
発生させることなり、シかもステツキングによるしキラ
リ疵等による表面欠陥の発生をなくしかつシェル破断や
ブレークアウトなどの危険をなくして1表面手入れが不
要の良好な連鋳スラブを製造することができることがわ
かった。
tN(ネガティブ時間)は鋳型振動速度が鋳型引抜き速
度より速くなっている間の時間を意味し。
度より速くなっている間の時間を意味し。
tp (ポジティブ時間)は鋳型振動速度が鋳型引抜き
速度より遅い間の時間を意味している。
速度より遅い間の時間を意味している。
以下に9本発明の詳細な説明
代表的な実験結果をもとにして具体的に説明しよう。
実験はStlS420J2鋼について,つぎの連続鋳造
条件の組合せで行った。
条件の組合せで行った。
スラブザイズ;いずれも155 X 1030mmモー
ルドパウダーの1300℃での粘度i1.2,1.5。
ルドパウダーの1300℃での粘度i1.2,1.5。
1、8,2.5または2. 7 poiseのいずれか
。
。
鋳型卦抜き速度.0.5.0.7またはO、3m/mi
nのいずれか。
nのいずれか。
鋳型の振幅;2.5+ 3.0. 4.0または4.
5mmのいずれか。
5mmのいずれか。
鋳型の振動数i60,80,100.120または1
4 0Cycle /minのいずれか。
4 0Cycle /minのいずれか。
第1図は.鋳型引抜き速度Q.7 m /min 、振
幅3、0mm のもとで、モールドパウダーの粘度と
振動数を変えた場合のオシレーションマークの深さとの
関係を調べた結果を示す。
幅3、0mm のもとで、モールドパウダーの粘度と
振動数を変えた場合のオシレーションマークの深さとの
関係を調べた結果を示す。
第1図より,振動数を高くずると同一粘度のモールドパ
ウダーでもオシレーションマーク深さは浅くなると共に
モールドパウダーの粘度を高くずるとオシレーションマ
ーク深さは全体的に浅くなることがわかる。そしてモー
ルドパウダーの粘度を一層高くすると,オシレーション
マーク深さを浅くするような条件下(例えば高振動数に
する)のもとでも、ステツキングによりスラブ表面にヒ
キツリ疵が現れ,極端な場合には,シェルの破断(シェ
ルが破断してもモールド内で再凝固することもあり,ブ
レークアウトには至らない)やブレ−クアウトを引き起
こすことにもなる。反対に。
ウダーでもオシレーションマーク深さは浅くなると共に
モールドパウダーの粘度を高くずるとオシレーションマ
ーク深さは全体的に浅くなることがわかる。そしてモー
ルドパウダーの粘度を一層高くすると,オシレーション
マーク深さを浅くするような条件下(例えば高振動数に
する)のもとでも、ステツキングによりスラブ表面にヒ
キツリ疵が現れ,極端な場合には,シェルの破断(シェ
ルが破断してもモールド内で再凝固することもあり,ブ
レークアウトには至らない)やブレ−クアウトを引き起
こすことにもなる。反対に。
モールドパウダーの粘度を低くしていくと、モールドと
シェル間へのモールドパウダーの流れ込みを減少させる
ような振動条件にしても、オシレーションマーク深さは
あまり浅くならない。すなわち、マルテンサイト系ステ
ンレス鋼の無手入れスラブを得るには、特定のオシレー
ション条件のもとで、モールドパウダーの粘度を適正範
囲にすることが重要である。
シェル間へのモールドパウダーの流れ込みを減少させる
ような振動条件にしても、オシレーションマーク深さは
あまり浅くならない。すなわち、マルテンサイト系ステ
ンレス鋼の無手入れスラブを得るには、特定のオシレー
ション条件のもとで、モールドパウダーの粘度を適正範
囲にすることが重要である。
本発明者らの実験によると、マルテンサイト系ステンレ
ス鋼の場合、1300”cでのモールドパウダーの粘度
が1.2ρoise以下であれば、振動数を140Cy
cle /minまであげてモールドパウダーの流れ込
みを少なくしようとしても、オシレーション深さは30
0μ程度であった。また2、5よりも高い粘度にすると
、モールドパウダーの流れ込みが全体に少なくなり、振
動数をあげるとこれが極端に少なくなって、操業的に危
険域に入ることがわかった。従って、マルテンサイト系
ステンレス鋼の無手入れスラブを得るには、まずモール
ドパウダーの粘度を適正に定めることが必要であり、1
300℃での粘度が1.5〜2.5 poiseの範囲
となるモールドパウダーを使用することが良好な結果を
得るうえで重要な要f’lとなることがわかった。
ス鋼の場合、1300”cでのモールドパウダーの粘度
が1.2ρoise以下であれば、振動数を140Cy
cle /minまであげてモールドパウダーの流れ込
みを少なくしようとしても、オシレーション深さは30
0μ程度であった。また2、5よりも高い粘度にすると
、モールドパウダーの流れ込みが全体に少なくなり、振
動数をあげるとこれが極端に少なくなって、操業的に危
険域に入ることがわかった。従って、マルテンサイト系
ステンレス鋼の無手入れスラブを得るには、まずモール
ドパウダーの粘度を適正に定めることが必要であり、1
300℃での粘度が1.5〜2.5 poiseの範囲
となるモールドパウダーを使用することが良好な結果を
得るうえで重要な要f’lとなることがわかった。
第2図と第3図は、モールドパウダーの粘度が1.5〜
2.5ρoiseの範囲内で、オシレーションマーク深
さに及ぼす七Nとtpの影響を調べた結果を示している
。両図より、オシレーションマーク深さば、このtNh
tpに強く依存することが明らかであり、熱延鋼帯の
表面欠陥(山型状スリーバー疵)の原因をなす深いオシ
レーションマーク (300μ以上の深さ)に達しない
ようにするには、 tNは0.26以下、 tpは0.
42以下となるようなオシレーション条件でマルテンサ
イト系ステンし・ス鋼を連続鋳造すればよいことがわか
る。
2.5ρoiseの範囲内で、オシレーションマーク深
さに及ぼす七Nとtpの影響を調べた結果を示している
。両図より、オシレーションマーク深さば、このtNh
tpに強く依存することが明らかであり、熱延鋼帯の
表面欠陥(山型状スリーバー疵)の原因をなす深いオシ
レーションマーク (300μ以上の深さ)に達しない
ようにするには、 tNは0.26以下、 tpは0.
42以下となるようなオシレーション条件でマルテンサ
イト系ステンし・ス鋼を連続鋳造すればよいことがわか
る。
なお、先の特願昭56−114268号においては、メ
シレーションマークの深さを200μ以下にすることを
推奨しているが、その後の実験調査におい°乙オーステ
ナイト系に比べて熱延時のスゲールオフ量の多いマルテ
ンサイト系ステンレス鋼では。
シレーションマークの深さを200μ以下にすることを
推奨しているが、その後の実験調査におい°乙オーステ
ナイト系に比べて熱延時のスゲールオフ量の多いマルテ
ンサイト系ステンレス鋼では。
オシレーションマーク深さが300μ以下であれば、熱
延鋼帯表面品質への影響は実質的に現れないことが判明
した。またこのオシレーションマーク深さが浅過ぎる場
合に、具体的に何μ以下からステッキングやブレークア
ウトが発生ずるがという指標はないが、1300”c程
度の高温での強度が弱いマルテンサイト系では、オシレ
ーションマーク深さが100〜150JJ以下、パウダ
ーの流れ込み量が0.4kg/を以下になると操業的に
危険域(シェルの破断やブレークアウト)になってくる
。
延鋼帯表面品質への影響は実質的に現れないことが判明
した。またこのオシレーションマーク深さが浅過ぎる場
合に、具体的に何μ以下からステッキングやブレークア
ウトが発生ずるがという指標はないが、1300”c程
度の高温での強度が弱いマルテンサイト系では、オシレ
ーションマーク深さが100〜150JJ以下、パウダ
ーの流れ込み量が0.4kg/を以下になると操業的に
危険域(シェルの破断やブレークアウト)になってくる
。
第4図は、tNとtpの両者の相関による適正連続鋳造
条件範囲を数多くの実験結果から総括して示したもので
ある。七Nとtpがあまり小さくなると。
条件範囲を数多くの実験結果から総括して示したもので
ある。七Nとtpがあまり小さくなると。
モールドパウダーの流入不足によってステッキングやブ
レークアウト発生の危険域に入り1反対にあまり大きく
なると、オシレーションマーク深さそのものによる熱延
鋼帯表面の欠陥原因となる。
レークアウト発生の危険域に入り1反対にあまり大きく
なると、オシレーションマーク深さそのものによる熱延
鋼帯表面の欠陥原因となる。
一般に、 tN+tp= 1 / f であることが
ら、オシレーションマークの管理には、 tNとtpの
いずれか一方を適正に制御すればよいように思われるが
。
ら、オシレーションマークの管理には、 tNとtpの
いずれか一方を適正に制御すればよいように思われるが
。
第4図の結果に見られるように、 tNはほとんど変化
しないのに、 tpだけがどんどん大きくなる(または
逆に小さくなる)場合もあり、メシレーションマーク深
さの制御には、 tNとtpの両者を同時に適正範囲に
調整することが肝要でありこの点が非常に重要なポイン
I〜となる。
しないのに、 tpだけがどんどん大きくなる(または
逆に小さくなる)場合もあり、メシレーションマーク深
さの制御には、 tNとtpの両者を同時に適正範囲に
調整することが肝要でありこの点が非常に重要なポイン
I〜となる。
より具体的には、1300°Cでの粘度が1.5〜2、
5 poiseとなるモールドパウダーを使用し、鋳型
のオシレーション条件を。
5 poiseとなるモールドパウダーを使用し、鋳型
のオシレーション条件を。
0.17<tN<0.26でかつ
0.24<tp<0.42
とすることが、前記本発明の目的を達成するうえでの要
件となり、この範囲のtNとtpであれば、振幅と振動
数はどのように組合せてもよい。しかし実操業的には、
tNとtpば前記範囲て出来るだり小さいほうが有利
であり、振幅は25〜4.5mm。
件となり、この範囲のtNとtpであれば、振幅と振動
数はどのように組合せてもよい。しかし実操業的には、
tNとtpば前記範囲て出来るだり小さいほうが有利
であり、振幅は25〜4.5mm。
摂動数は80〜l 40 Cycle /minの範囲
内で出来るだけ低振幅、高振動数とするのがよい。。
内で出来るだけ低振幅、高振動数とするのがよい。。
鋳型引抜き速度については、あまり低速にすると、低振
幅、高振動にしても、オシレーションマーク深さを浅く
することが困難になると共に生産性の向上が期待できな
くなるし3反対に、速くすればオシレーションマーク深
さは浅くなるもののあまり速くするとシェル厚みが薄く
なりブレーク7つl−の危険もでてくるので、 0.4
0〜1.0m/minの範囲とするのがよい。
幅、高振動にしても、オシレーションマーク深さを浅く
することが困難になると共に生産性の向上が期待できな
くなるし3反対に、速くすればオシレーションマーク深
さは浅くなるもののあまり速くするとシェル厚みが薄く
なりブレーク7つl−の危険もでてくるので、 0.4
0〜1.0m/minの範囲とするのがよい。
表1は2以上説明した本発明法に従って、モールドパウ
ダーの粘度とtNおよびtpを前記範囲に制御してマル
テンサイト系ステンレス61 (SIIS420J2鋼
)を連続鋳造した場合の操業異常(ブレークアウト発生
率〉とスラブの表面品質界7T;(ステフキングによる
ヒキツリ疵発生率)並びにii7られたスラブから熱延
鋼帯を製造した場合の表面品質異常(特に山型状スリー
バー疵の発生状態)の実際操業成績を示したものである
。また、同表には、スラブ表面のオシレーションマーク
深さを浅くするように鋳造することに努めながらも、単
に鋳造されたスラブの表面のオシレーションマークの深
さを検査することによって手入れと無手入れの選別を行
っていた従来法の成績も比較のために併せて表示した。
ダーの粘度とtNおよびtpを前記範囲に制御してマル
テンサイト系ステンレス61 (SIIS420J2鋼
)を連続鋳造した場合の操業異常(ブレークアウト発生
率〉とスラブの表面品質界7T;(ステフキングによる
ヒキツリ疵発生率)並びにii7られたスラブから熱延
鋼帯を製造した場合の表面品質異常(特に山型状スリー
バー疵の発生状態)の実際操業成績を示したものである
。また、同表には、スラブ表面のオシレーションマーク
深さを浅くするように鋳造することに努めながらも、単
に鋳造されたスラブの表面のオシレーションマークの深
さを検査することによって手入れと無手入れの選別を行
っていた従来法の成績も比較のために併せて表示した。
なお1表1において、又およびσは。
熱延コイル当たりの山型状スリーバー疵の発生量の平均
値および標準偏差であり1従来法の無手入れスラブを熱
延した場合の父およびσを1.0として算出したもので
ある。
値および標準偏差であり1従来法の無手入れスラブを熱
延した場合の父およびσを1.0として算出したもので
ある。
表1の結果から9本発明法によると、vt造時の操業異
常も連鋳スラブ表面の表面欠陥も従来法に比べて大幅に
減少しており、また熱延鋼帯成品の表面品質異常である
山型状スリーパー疵も減少しく×およびσとも減少)、
著しい改善がなされたことがわかる。
常も連鋳スラブ表面の表面欠陥も従来法に比べて大幅に
減少しており、また熱延鋼帯成品の表面品質異常である
山型状スリーパー疵も減少しく×およびσとも減少)、
著しい改善がなされたことがわかる。
(この頁以下余白)
表 1
第1図は、 S[l5420J2鋼の連続鋳造にさいし
、振幅と引抜き速度を一定とし、モールドパウダーの粘
度と振動数を変えた場合のオシレージ三!ンマーク深さ
の変化を示す図。 第2図は、 5US420J2鋼の連続鋳造における七
Nとオシレーションマーク深さとの関係図。 第3図は、 5us420J2鋼の連続鋳造におりJる
tpとオシレーションマーク深さとの関係図1第4図は
、 5IJS420J2鋼の各種の連続鋳造条(/1に
おけるtNとtpの関係図である。 出願人 日新製鋼株式会社
、振幅と引抜き速度を一定とし、モールドパウダーの粘
度と振動数を変えた場合のオシレージ三!ンマーク深さ
の変化を示す図。 第2図は、 5US420J2鋼の連続鋳造における七
Nとオシレーションマーク深さとの関係図。 第3図は、 5us420J2鋼の連続鋳造におりJる
tpとオシレーションマーク深さとの関係図1第4図は
、 5IJS420J2鋼の各種の連続鋳造条(/1に
おけるtNとtpの関係図である。 出願人 日新製鋼株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 マルテンサイト系ステンレス鋼の連続−鋳造にさいし、
1300℃での粘度が1.5〜2.5 poiseとな
るモールドパウダーを使用し、鋳型のオシレーション条
件を。 0.17<tN<0.26でかっ 0.24<tρ< 0.42 但しtN(5ee) = 1/f tptp (5e
c) = Co S−’ (−V/ 2 gaf)
/ ttfここで、v ;鋳型引抜き速度(mm/se
c )f ;鋳型振動数(Cycle /sec )a
;振幅(mm) とすることによって1表面手入れが不要の連鋳スラブを
製造するマルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9680483A JPS59220262A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9680483A JPS59220262A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220262A true JPS59220262A (ja) | 1984-12-11 |
Family
ID=14174799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9680483A Pending JPS59220262A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59220262A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61165253A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-25 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼の連続鋳造法 |
KR100450611B1 (ko) * | 1999-07-29 | 2004-09-30 | 주식회사 포스코 | 표면품질이 우수한 마르텐사이트계 스테인레스강의 연주주편제조방법 |
WO2007087886A1 (de) * | 2006-02-02 | 2007-08-09 | Sms Demag Ag | Verfahren und giess-walz-anlage zum herstellen von warmgewalztem metallband, insbesondere stahlwerkstoffband, mit hoher oberflächengüte |
JP2010184266A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nisshin Steel Co Ltd | マルテンサイト系ステンレス鋼の連続鋳造スラブ及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP9680483A patent/JPS59220262A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61165253A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-25 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼の連続鋳造法 |
JPH0429458B2 (ja) * | 1985-01-16 | 1992-05-19 | ||
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