JPS5921987B2 - 編機の選針方法 - Google Patents

編機の選針方法

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JPS5921987B2
JPS5921987B2 JP742240A JP224074A JPS5921987B2 JP S5921987 B2 JPS5921987 B2 JP S5921987B2 JP 742240 A JP742240 A JP 742240A JP 224074 A JP224074 A JP 224074A JP S5921987 B2 JPS5921987 B2 JP S5921987B2
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signal
moves
card
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重雄 神蔵
良一 河岡
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Silver Seiko Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子的構成の手編機、特に、選針信号をデジタ
ル電気信号としてレジスタ等の記憶装置に記憶しておき
、それをキャリジの走行に関連して読出してその各ビッ
ト内容に応じ、電気−機械力変換機能をもつ選針制御装
置で選針する手編機に関する。
そして、その目的は、編成しようとする模様を、カード
等にあたかも絵を描くようにして記録しておくだけで、
それを、読取手段の走査により所定本数の編針に対応す
るデジタル電気信号として読取ることができるとともに
、その読取手段による走査をキャリジの左方、右方両方
向の走行操作に連動して行うことにより、その走査を複
雑な専用の駆動手段を必要とせずに能率的に行うことが
でき、さらに上記のようにキャリジの左方走行にともな
う読取手段の左行走査でえられて記憶装置に記憶された
デジタル電気信号はキャリジの次の右方走行の際に読出
し、またキャリジの右方走行にともなう読取手段の右行
走査でえられて記憶装置に記憶されたデジタル電気信号
はキャリジの次の左方走行の際に読出すことができると
ともに、かかる読出しを、キャリジを針床上のいずれの
位置で走行反転させても行うことができ、それにより読
取手段による走査及びその走査によってえられたデジタ
ル電気信号による選針を、無駄なキャリジ操作を必要と
せずにきわめて能率的に行うことができる手編機の提供
にある。
以下には本発明を、図示のように、キャリジXを編機本
体Yの針床上において左右に手動走行させることによっ
て、キャリジXの裏側(第2図)に備えた左右の選別部
材1a、1bのうちのキャリジ進行方向前側のものを、
そのまま横切るバット2とそれに沿って前進(あるいは
後進)するバット2とで編針3を前後に選別する型の手
編機に適用した実施例により詳細に説明する。
まず、第1図をもとに全体の概略を一通り説明すると、
上記編機本体Yの後側中央部に装備の模様信号読取装置
Aのカード送りローラ4に、記録媒体たとえばカード5
を装填しておくことができるようになっている。
このカード5には、その白色表面に、当該編成しようと
する模様信号として、適宜な筆記具を使って希望するた
とえば黒色の組合せよりなる絵をあらかじめ描出してお
いである。
また、このカード5は、上記カード送りローラ4へ装填
したとき、その中心線が針床の中心延長線上に位置する
ようになっている。
このカード5に記録された上記模様信号は、キャリジX
の移動にともないその許容移動圏内の一部所定区間移動
中において、読取手段の一例の光電検出装置(光源とそ
の反射光を受光する光電変換素子とよりなる)aを横−
直線に走査動作させることにより、光学的に読取られ、
たとえば第5図Iに示すような矩形波電気信号として検
出される。
このようにして検出された矩形波電気信号は、上記キャ
リジXの上記一部所定区間移動中すなわち上記の走査中
、サンプリングパルス発生装置すより第5図■に示すよ
うな一定数のサンプリングパルスが得られることによっ
て、同図■に示すようにそのサンプリングパルスの数と
同数のビットよりなるデジタル電気信号に変換される。
そして、このデジタル電気信号は記憶装置、たとえばシ
フトレジスタ(後述する)に記憶される。
上記サンプリングパルス発生装置すは、周縁に所定数の
溝を一定のピッチで設けた回転板6と、光源7および光
電変換素子8よるなる光電検出装置とを備え、回転板6
の回転により光電変換素子8より上記所定数のサンプリ
ングパルスを得るものである。
一方、キャリジXの裏側(第2図)の左右両側端に備え
た取付板9a、9bに、針床面を照射する光電検出装置
(光源とその反射光を受光する光。
電変換素子とよりなる)Cを取付けてあって、キャリジ
Xの移動にともない針溝10・・・・・・のあるなしに
よって光電検出装置Cよりパルスが得られるようにしで
ある。
したがって、キャリジXを動かすことによって、その移
動範囲に相当する針溝(編針)数と同数のパルスが光電
検出装置Cより出力されることになる。
そして、上記パルスは、針床の中心を起点としてキャリ
ジXが右側に移動するときはカウンタ(後述する)によ
り加算され、逆に左側に移動するときは減算されるよう
にしである。
したがって、上記カウンタのカウント値とキャリジXの
移動位置とは常に対応していることになる。
また、キャリジXの裏側には、そのキャリジXがいずれ
の位置で反転しても、その反転時に反転する矩形波電気
信号を出力するキャリジ走行方向検知手段dを備えであ
る。
さらに、編機本体Yであってその針床の下方には、選針
部材の一例の4枚の柄版e1〜e4と、これらを各別に
左右に動かす4対の電磁石f1〜f4とより構成された
選針制御装置Bを装備しである。
上記柄版e1〜e4は公知のように、個別には突起e′
−・・・・・を編針3の4ピッチ分だけ離隔させて配設
するとともに、柄版相互にはその突起e′同士を編針3
の1ピッチ分だけくい違わせて組合せである。
また、各対の電磁石f1〜f4は、一方の電磁石が付勢
されたとき他方が消勢される関係になっていて、それに
より共通のプラジャ11を左右いずれかに動かしてレバ
ー12を左右いずれかに回動させ、そのレバー12に関
係しているいずれか一枚の柄版e1〜e4を編針3と係
合しあるいはしない作用位置あるいは不作用位置に左右
動するものである。
したがって、各編針3は、それに対応する突起e′を有
する柄版e1〜e4を電磁石f1〜f4によって左、右
いずれかに動かすことによって、その対応する突起e′
により下向撓みを拘束されて前記選別部材1 a t
1 bの前進(あるいは後進)作用を受ける状態と、上
記下向撓みを許容されて上記前進(あるいは後進)作用
を受けない状態のいずれか一方の状態にすることができ
るものである。
そして、キャリジXの反転時すなわちキャリジ走行方向
検知手段dの矩形波電気信号の反転時から、前記シフト
レジスタに記憶されているデジタル電気信号(上記反転
前のキャリジ操作によって読出された模様信号)の各ビ
ット信号が、キャリジXの反転後の移動にともない、前
記カウンタのカウント値に応じて当該選針しようとする
編針3に対応する電磁石f1〜f4を付勢、消勢するよ
うな電気的構成(くわしくは第4図により後述する)に
なっている。
しかして、各編針3は、キャリジXの反転位置に関係な
く、上記ディジタル電気信号の対応すべきビットと対応
し、その内容(1あるいは0)に応じて、当該選別作用
をする一方の選別部材1a。
1bにより押進作用を受けたり受けなかったりし、それ
によってカード5に表示された絵を一組の模様(上記デ
ジタル電気信号のビットを編目の最小単位とする)とす
る繰返し模様を編成できるものである。
以上、本編機全体の概略について説明したが、次にはさ
らにその細部について説明する。
前記キャリジ走行方向検知手段dは、キャリジXの裏側
(第2図)に取付けであるスライドパイプ13の中央部
に装置したもので、導電部分7bと非導電部分laとを
左右に半々づつ形成したロッド14を左右の取付片15
a t 15 bに横架し、そのロッド14に、スラ
イドパイプ13に設けた窓孔13′を通じて針床上面に
横設のガイドバー16と接触するスイッチリング17を
左右摺動自在に嵌装してなり、キャリジXが針床上を右
行する場合には、上記スイッチリング17がガイドバー
16′との摩擦によりロッド14の導電部分lbと接触
する第2図実線位置をとり、一方左行する場合には、ス
イッチリング17が非導電部分Aaと接触する鎖線位置
をとるもので、これによりこのキャリジ走行方向検知手
段dはキャリジXの反転時に反転する矩形波電気信号を
出力するものである。
さらに、キャリジXの裏側には、前記選別部材1a、1
b、取付板9a、9b、キャリジ反転検出手段dのほか
、各選別部材1a、1bの選別実施点前方延長線上にお
いて光源18a、18bを備えてあり、また針床の中心
には、上記光源18a。
18bよりの光を検知する光電変換素子g(第1図)を
備えである。
上記光源18a、18bは、上記キャリジ反転検出手段
dにより制御されて相互の点滅関係をキャリジXの反転
時に切換えられすなわち当該キャリジ操作で選別作用を
行うべき選別部材1aあるいは1bに対応するものが点
灯し、他方が消灯する関係にしである。
したがって、当該選別作用を行う選別部材1aあるいは
1bが針床の中心にきたとき上記光電変換素子gよりパ
ルスが得られるもので、その光電変換素子gおよび光源
18a、18bは、協働して一種の光電検出装置を構成
し、またこれは換言すればキャリジの基準位置到来を検
知する手段として機能していることになる。
なお、第2図においては省略しであるが、キャリジXの
裏側には図示のもの以外に従来と同じように所要のカム
が設けであるものである。
次に、編機本体Yの後側中央部に装備した前記模様信号
読取装置Aについて第1,3図により具体的に説明する
カード送りローラ4は、特公昭46−36904号等で
公知のように、受動片20がキャリジX側に設けた起動
片(図示しない)によってキャリジXの移動にともない
回動することにより、■ピッチづつ回転し、それに装填
したカード5を、そのパーポレーション1ピツチ分づつ
送るようになっている。
カード5に描出された模様信号を読取るための前記光電
検出装置aは、左右摺動自在となるようにフレーム21
に装架された横長板状の移動体22の逆り字状取付部2
2、上に取付けられ、移動体22の移動にともないカー
ド5を横−直線に走査するものである。
上記移動体22は、その下端縁であって上記取付部22
1に対向する位置において、平面コ字状の切欠き22□
を有する連繋223を前方へ水平に折曲突出させていて
、この連繋部223の切欠き22□に、キャリジX側に
設けである起動片23が第3図に示すように入り込んで
きてその側縁に係接することにより、移動体22はキャ
リジXの移動に連動して移動し、また上記起動片23が
切欠き22□より脱出することにより、上記移動を停止
するようになっている。
すなわち、前記フレーム21には、左右両端に平面台形
の突出部24a、24bを形成した水平な移動範囲決定
板24が取付けてあり、また上記起動片23は、移動体
22方向(後方)にバネ力を付与されしかも所定範囲内
において前後動できるようにキャリジXに備えられてい
るもので、この起動片23は下側が上記突出部24a、
24bに、上側が上記切欠き22□にそれぞれ係合する
関係になっている。
しかして、第1,3図の状態においてキャリジXが移動
体22に対しその左方より接近してきてさらに右行する
とき、起動片23は、移動範囲決定板24の左側の突出
部24aの左側縁(外側縁に当接案内されて前動しつい
には連繋部223の切欠き222内に入って原位置に後
動し、移動体22をキャリジXに連動して右行させ、右
側の突出部24bに達したところでその左側縁(内側縁
)に当接案内されて再び前動し上記切欠き22□より脱
出して、そこで移動体22の右行移動を停止させ、また
この右側停止状態においてキャリジXが右方より接近し
てきてさらに左行するときは、起動片23は上記とは逆
に右側の突出部24bに案内されて切欠き22□内に入
り、移動体22をキャリジXに連動して左行させ、左側
の突出部24aに案内されて切欠き222より脱出し、
そこで移動体22の左行移動を停止させるようになって
いる。
したがって、移動体22は、キャリジXが移動範囲決定
板24の左右突出部24 a y 24 b間長さ以上
移動しても、常に上記長さだけしか移動しないもので、
これにより光電検出装置aは、カード5を常時一定の幅
だけ走査することになるものである。
上記光電検出装置aの走査にともないサンプリングパル
スを発生する前記サンプリングパルス発生装置すは、前
記回転板6と同軸連結のピニオン25を、上記移動体2
2の後面に形成のラック224に噛合させていて、移動
体22が上述のように一定範囲移動することにより、回
転板6が丁度2回転するようになっている。
回転板6は本実施例では6個の溝を設けていて、カード
5の1段走査毎に光電変換素子8より第5図■に示すよ
うに6X2=12個のサンプリングパルスが得られるよ
うにしである。
このように、サンプリングパルス発生装置すは移動体2
2の移動に関連してサンプリングパルスを発生するので
、カード5に記録されている模様記号(黒白の組合せよ
りなる絵)は、キャリジXの移動速度に関係なくキャリ
ン1回操作毎に一定のピッチで一定数(12回)サンプ
ルされるものである。
また、回転板6は押えネジ26によってその回転軸に取
付けられ、その交換ができるようにしてあって、その溝
数の異なるものを複数用意しておくことにより、上記サ
ンプリングパルスの数、したがってカード5に記録され
た模様信号の1段につき編成関与すべき編針3の数、し
たがってまたカード5を変えなくとも編成すべき模様の
横幅を任意変えることができるものである。
なお、この場合、サンプルして得られたデジタル電気信
号を記憶するシフトレジスタ(後述する)は、あらかじ
め記憶ビット容量の大きいものを用意しておくものであ
る。
さらに、上記移動体22はその上端縁所定位置に突部2
2.を形成している。
この突部22.は移動体22に取付けた前記光電検出装
置aがカード5の中心線(針床の中心延長線上)にきた
とき前記フレーム21に取付けたリミットスイッチhを
操作してそれをオンにするようになっていて、これによ
りリミットスイッチhより第5図印に示す1個のパルス
が得られるようにしである。
したがって、この突部225とリミットスイッチhと6
瓜カード5に記録された模様信号の中心を検知する手段
を構成しているといえる。
次には、カード5に記録されている模様信号を読取る前
記光電検出装置a、これの読取りに関連してサンプリン
グパルスを発生するサンプリングパルス発生装置b、キ
ャリジXの移動に関連して針溝10・・・・・・と同数
のパルスを発生する光電検出装置C、キャリジXの反転
時に反転する矩形波電気信号を出力するキャリジ走行方
向検知手段d、4枚の柄版e1〜e4を各別に動かす4
対の電磁石f1〜f4、当該選別作用を行う選別部材1
a、1bが針床中心にきたときパルスを出力する光電変
換素子g、および上記読取りを行う光電検出装置aがカ
ード5の中心線にきたときパルスを田畑するリミットス
イッチhの電気的関連構成について第4図により説明す
る。
針溝数と同数のパルスを発生する光電検出装置Cよりの
上記パルスは、オア回路OR1を倉しアップダウンカウ
ンタCToに入力され、カウントされるようにしである
このアップダウンカウンタCToは上記キャリジ走行方
行検知手段dよりの矩形板電気信号を入力していて、キ
ャリジXを右行するときは上記オア回路OR1を介し入
力されるパルスを加算し、また左行するときは減算する
ものである。
またこのカウンタCToは、前記光電変換素子gよりの
パルスによって、当該選別作用をする選別部材1aある
いは1bが針床中心にきたときリセットされるようにし
であるとともに、カウント数コントロール回路COによ
ってカウント動作をコントロールされ、加算の場合には
1〜6個のパルスによって1から6までの値となったの
ち、次の7〜12個のパルスでは飛び越えて195から
200までの値となり、次に1から6、さらに次には1
95から200と6個のパルスごとに加算を交互に繰返
し、また減算の場合には、上記とは逆に6から1.20
0から195と6個のパルスごとに減算を繰返すように
設定されている。
また、前記キャリジ走行方向検知手段dの矩形波電気信
号の反転時に、前記左右の選別部材1a。
1b間の間隔相当分の針溝(編針)数と同数のパルスを
発生するパルス発生回路PG、が設けてあり、それより
のパルスは前記オア回路OR1を通じ上記アップダウン
カウンタCToに入力されるようにしてあって、左右選
別部材1a、1bの選別作用交代にともなう針溝10(
編針3)の針床中心からの数とカウントCToのカウン
ト数とのくるいを補償しているものである。
しかして、針床に列装の編針3は、第5固層に示すよう
に針床の中心O−0′を基準として6本おきに右向きに
1〜6.195〜200.1〜6.195〜200・・
・・・・と交互に番号をつけられたものとみなすことが
できる。
前記光電検出装置aのカード走査によって得られた第5
図CI)に示す矩形波電気信号は、前記サンプリングパ
ルス発生装置すよりの12個のサンプリングパルスによ
ってサンプルされ、同図■に示すように各ビットが1本
の編針3に対応した12ビツトのデジタル電気信号に変
換され、カード5の右行走査の場合と左行走査の場合と
別々にダイナミックシフトレジスタSRb 、SRaに
一旦記憶され、しかるのち当該編成をすべくキャリジX
を反転させて上記の走査時とは反対方向に移動させるこ
とにより、順次取り出されるようになっている。
すなわち、キャリジXを右行させてカード5を左側より
右側へと走査したとき、前記キャリジ反転検出手段dよ
りの「相出力によりてゲートG2b。
Gsbが開き、光電検出装置aよりの第5図CI)に示
す出力は上記ゲートG2bを介しダイナミックシフトレ
ジスタSRbの第1段目のフリップフロップに入力され
、またサンプリングパルス発生装置すよりの同図(9)
に示すパルスはシフトレジスタSRbにシフトパルスと
して入力され、これにより上記〔■〕に示す矩形波電気
信号は頂のようにシフトレジスタSRbによってデジタ
ル電気信号に変換されるとともにそれに記憶されるもの
である。
また、キャリジXを左行させてカード5を右側より左側
へと走査したとき、光電検出装置aの出力はゲートG2
aを介し、またサンプリングパルス発生装置すよりのパ
ルスはゲートG3aを介しダイナミックシフトレジスタ
SRaに入力され、このシフトレジスタSRaによって
上記と同じようにデジタル電気信号への変換とその記憶
が行われるものであるが、このシフトレジスタSRaは
、上記走査が上述の場合と逆になるのでこれに対応する
ため前記キャリジ走行方向検知手段dよりの■出力によ
って上記シフトレジスタSRbとは逆方向のシフトを行
うようになっている。
一方、キャリジXの右行のときには、サンプリングパル
ス発生装置すよりのパルスはさらにカウンタCTbによ
ってカウントされ、また左行のときはカウンタCTaに
よってカウントされるようになっている。
これらカウンタCTb、CTaは、ゲートG4bあるい
はG4aを介し送入される前記リミットスイッチhより
の第5図圓に示すパルスによって、前記光電検出装置a
がカード5の中心線(針床の中心線O−0′の延長線)
にきたときリセットされるようになっている。
したがって、カウンタCTbはキャリジXを右行させて
カード5を1段走査することにより6個のパルスをカウ
ントし、またカウンタCTaは左行させてカード5を1
段走査することにより6個のパルスをカウントすること
になる。
また、これらカウンタCTb。CTaは200個のパル
スをカウントするごとに1〜200の値を繰返すように
設定しであるとともに、カウンタCTbは、キャリジX
が左行するときに、所定時間に所定数のパルスたとえば
キャリジXを最大限速度で編針3の1ピッチ分移動させ
る間に200個のタイミングパルスを出力するタイミン
グパルス発生回路PG2よりのタイミングパルスをゲー
トG5aを介して入力され、またカウンタCTaはキャ
リジXが右行するときに上記タイミングパルスをゲー1
− Gsbを介し入力されるようになっている。
さらに、前記シフトレジスタSRbは、上記カウンタC
Tbが上記タイミングパルスを入力しているときにその
タイミングパルスをシフトパルスとして入力し、またシ
フトレジスタSRaはカウンタCTaがタイミングパル
スを入力しているときにそのタイミングパルスをシフト
パルスとして入力するようになっている。
しかして、キャリジXを右行させてカード5に記憶され
ていた模様信号を読取ったのち、編成を行うべくキャリ
ジXを左方へと反転移動させれば、タイミングパルス発
生回路PG2よりのタイミングパルスはゲートG、aを
介し、6個のサンプリングパルス(サンプリングパルス
発生装置すよりの)をカウントしているカウンタCTb
と、上記右行での読取りによりデジタル電気信号を記憶
しているダイナミックシフトレジスタSRbに入力され
、カウンタCTbは上記6個のサンプリングパルスに加
えて上記タイミングパルスをカウントし、またシフトレ
ジスタSRbは、そのデジタル電気信号をゲートG6a
1オア回路OR2、ゲートG1aを介して循環シフトす
るようになっている。
したがって、カウンタCTbのカウント値は第5区間に
示すように、シフトレジスタSRbに記憶の同図頂に示
すデジタル電気信号のビットに番号をつけているものと
いえ、そのカウント値と上記オア回路OR2より順次出
力されている上記デジタル電気信号のビットとは対応し
ていることになる。
そして、上記カウンタCTbのカウント値と、第5固層
に示すように編針3に番号をつける機能をする前記アッ
プダウンカウンタCToのカラン値とは比較回路CPa
によって比較され、それらが符合したとき比較回路CP
aよりの符合を表わす信号はゲートG7a、オア回路O
R3を介しゲートG。
に入力され、これを開くようになっている。
したがって、キャリジXが編針3の1ピッチ分左方へ移
動するごとに、シフトレジスタSRbに記憶のデジタル
電気信号は、当該選別作用を受ける位置にある編針3が
表わす番号(第5図■)に一致するビットのものが、キ
ャリジXの移動速度に関係なく順次ゲートG。
を通過することになる。また、キャリジXを左行させて
カード5に記録されていた模様信号を読取ったのち編成
を行うべくキャリジXを右方へと反転移動させたときは
、上記左行での読取りによりシフトレジスタSRaに記
憶されていたデジタル電気信号はゲー1’Geb、前記
オア回路OR2、ゲートG1bを介して循環シフトされ
、その各ビットは、前記アップダウンカウンタCToの
カウント値とカウンタCTaのカウント値とが比較回路
CPbにより比較符合され、その符合を表わす信号がゲ
ートG7b、前記オア回路OR3を介し前記ゲートG。
に入力されてこれを開くことにより、上記と同じように
順次そのゲートGoを通過するようになっている。
このようにしてゲー1−G。
を順次通過してくるデジタル電気信号の各ビットは、前
記4対の電磁石f1〜f4のうち前記アップダウンカウ
ンタCT。
のカウント値に対応するものを付勢、消勢するようにな
っている。
すなわち、上記アップダウンカウンタCToの第1段の
出力端子(8,4,2,1のうちの1)の出力は、前記
4枚の柄版e、〜e4にそれぞれ対応するゲート081
〜G84のうちゲートG81とG83に対してはノット
回路N0T1で否定してから入力され、またゲートG8
□と084に対しては直接入力されるようになっており
、一方策2段の出力端子(上記のうちの2)の出力は、
ゲートG81とGa4に対してはノット回路N0T2で
否定してから入力され、またゲートG83とG84に対
しては直接入力されるようになっている。
したがって、カウンタCToの第1、第2段の出力端子
よりの出力は、「0,0」、「1,0」、「0,1」、
l−1、IJの4通りの組合せとなるので、ゲートG8
1〜G84はそのうち上記組合せに対応するものが出力
を生じることになる。
これは、前記柄版e、〜e4が4枚であってその各々の
突起e′が編針3の4ピッチ分づつ離隔させであるので
、その柄版e1〜e4と、それの突起e′に対応する編
針3の番号すなわち上記カウンタCToのカウント値(
1〜6.195〜200)とを第5口前に示すように相
互に対応させるためである。
しかして、キャリジXの移動にともないゲート081〜
G84より順次出力が得られ、その出力は対応するゲー
トG91〜G94を開き、前述のようにゲートG。
より順次送られてくる前記シフトレジスタSRbあるい
はSRaよりのデジタル電気信号の各ビット信号を、対
応するフリップフロップFF1〜FF4のセット端子と
リセット端子に入力させる。
フリップフロップFF1〜FF、は、そのQおよびQ端
子出力を、対応する増巾器AM、〜AM4を介し前記4
対の電磁石f1〜f4のうちの対応する対のものであっ
てそれに連繋の前記柄版e、〜e4を選針作用位置に動
かす方の電磁石あるいは不作用位置に動かす方の電磁石
に入力する。
かくして、4対の電磁石f1〜f4はキャリジXの移動
にともない第5図■に示すように付勢、消勢を制御され
、これにより編針3は同図因に示すように、12本おき
に繰返して同図既に示すデジタル電気信号通りの選別を
行われ、それによってカード5に表示された模様信号(
黒、白の絵)を一組の模様とする繰返し模様を編成でき
るものである。
したがって、第5図(9)に示すサンプリングパルスの
数をたとえば2倍にすれば(前記回転板6の溝数を2倍
にする)、サンプルの数は2倍となり、これによりカー
ド5の絵を変えることなくして編成模様の横幅を2倍に
することができることになる。
また、当該編機の総組針数が200本の場合、上記サン
プリングパルスを200個とすれば、カード5に描出さ
れている絵が針床にくらべて極端に小さい場合でも、2
00本の全編針を使って上記絵と相似な模様を編成でき
るものである。
なお、上記実施例においては模様信号を記録する記録媒
体としてカード5を使い、それに上記模様信号として黒
、白の組合せよりなる絵を描出して、これを光学的に読
取ったが、記録媒体としてはたとえばフィルム等でもよ
く、また記録、読取りの方法としては、磁気的、電気的
、あるいは穿孔による方法等、読取りにともないその記
録した模様信号が一気信号として検出できるものであれ
ばどんなものでもよいものである。
さらに、編針3の選針両割を行うには、上記のような柄
版e1〜e4と選別部材1a、Ibとを使用して行う以
外に、ドラムの周側にピースを放射状に配設した従来公
知のものを使用して、そのピースを電磁石により動かす
ようにして行ってもよいものである。
以上要するに、本発明手編機は、編成しようとする模様
を表わす信号を記録した記録媒体を、読取手段によって
、キャリジの左方走行のときはそれに関連して左行走査
し、またキャリジの右方走行のときはそれに関連して右
行走査することにより、上記記録された信号を、左行走
査及び右行走査それぞれにつき所定ビット数のデジタル
電気信号として読取って記憶装置に記憶させる読取装置
と、キャリジに設けられその反転にともない作動してそ
の走行方向に応じた電気信号を出力するキャリジ走行方
向検知手段と、このキャリジ走行方向検知手段にて制御
され、キャリジの左方走行時には、上記読取手段による
前回の右行走査で上記記憶装置に記憶されているデジタ
ル電気信号を読出し、またキャリジの右方走行時には、
逆に、前回の左行走査で記憶されているデジタル電気信
号を読出す読出回路とを備えてなることを特徴とするも
のである。
従って、本発明によれば、編成しようとする模様を、カ
ード等にあたかも絵を描くようにして記録しておくだけ
で、それを、読取手段の走査により所定本数の編針に対
応するデジタル電気信号として読取ることができるとと
もに、その読取手段による走査をキャリジの左方、右方
両方向の走行操作に連動して行うことにより、その走査
を複雑な専用の駆動手段を必要とせずに能率的に行うこ
とができ、さらに上記のようにキャリジの左方走行にと
もなう読取手段の走行走査でえられて記憶装置に記憶さ
れたデジタル電気信号はキャリジの次の右方走行の際に
読出し、またキャリジの右方走行にともなう読取手段の
右行走査でえられて記憶装置に記憶されたデジタル電気
信号はキャリジの次の左方走行の際に読出すことができ
るとともに、かかる読出しを、キャリジを針床上のいず
れの位置で走行反転させても行うことができ、それによ
り読取手段による走査及びその走査によってえられたデ
ジタル電気信号による選針を、無駄なキャリジ操作を必
要とせずにきわめて能率的に行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明手編機の一実施例を示すもので、第1図は
要部の斜視図、第2図は簡略して示すキャリジの裏面図
、第3図は模様信号読取装置の平面図、第4図は電気的
構成を示すブロックダイヤグラム、第5図は上記ブロッ
クダイヤグラム中の所要のものの相関関係を示すタイム
チャート的説明図である。 SRa 、SRb・・・・・・記憶装置たるシフトレジ
スタ、X・・・・・・キャリジ、B・・・・・・選針制
御装置、5・・・・・・記録媒体たるカード、a・・・
・・・読取手段たる光電検出装置、A・・・・・・読取
装置、d・・・・・・キャリジ走行方向検知手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 選針信号をデジタル電気信号としてレジスタ等の記
    憶装置に記憶しておき、それをキャリジの走行に関連し
    て読出してその各ビット内容に応じ、電気−機械力変換
    機能をもつ選針制御装置で選針する手編機において、編
    成しようとする模様を表わす信号を記録した記録媒体を
    、読取手段によって、キャリジの左方走行のときはそれ
    に関連して左行走査し、またキャリジの右方走行のとき
    はそれに関連して右行走査することにより、上記記録さ
    れた信号を、右行走査及び右行走査それぞれにつき所定
    ビット数のデジタル電気信号として読取って上記記録装
    置に記録させる読取装置と、キャリジに設けられその反
    転にともない作動してその走行方向に応じた電気信号を
    出力するキャリジ走行方向検知手段と、このキャリジ走
    行方向検知手段にて制御され、キャリジの左方走行時に
    は、上記読取手段による前回の右行走査で上記記憶装置
    に記憶されているデジタル電気信号を読出し、またキャ
    リジの右方走行時には、逆に、前回の左行走査で記憶さ
    れているデジタル電気信号を読出す読出回路とを備えて
    なることを特徴とする手編機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3760610A (en) * 1970-12-11 1973-09-25 Stoll & Co H Method and apparatus for data transmission in knitting machines

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