JPS5921985Y2 - 農作業車における操向安全装置 - Google Patents

農作業車における操向安全装置

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JPS5921985Y2
JPS5921985Y2 JP1977089906U JP8990677U JPS5921985Y2 JP S5921985 Y2 JPS5921985 Y2 JP S5921985Y2 JP 1977089906 U JP1977089906 U JP 1977089906U JP 8990677 U JP8990677 U JP 8990677U JP S5921985 Y2 JPS5921985 Y2 JP S5921985Y2
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JP
Japan
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clutch
steering
brake
vehicle
operated
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977089906U
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English (en)
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JPS5417534U (ja
Inventor
照男 南
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右各1本の操作レバーの連続動作により第
1段階で操向クラッチを切り、続く第2段階でブレーキ
を作動させるように構成したクラッチ・ブレーキ操作装
置と、車速変更用操作装置とを有する農作業車に関する
ものである。
所謂クラッチ・ブレーキを用いたこの種の農作業車では
、操向クラッチの切断範囲とブレーキの作動範囲とが確
実に区別されていないために、操向クラッチだけの操作
が行い難く、高速走行での機体操向時にブレーキが作動
して機体が急旋回してしまい、その結果、操縦者が外方
に強力に振り出される力を受けたり、場合によっては転
倒する等の危険があった。
このような危険を解消する手段として 特開昭52−55959号公報 に、走行変速装置が高速側に操作されているとき、前記
クラッチ・ブレーキのクラッチ切換後のブレーキ動作を
牽制する高速旋回牽制機構を設けた操向安全装置が示さ
れている。
しかし、この従来技術には新たな問題として、前記クラ
ッチ・ブレーキのブレーキを用いて、高速走行時に、前
記左右の操作レバーを同時操作しての緊急停止が行えな
いという欠点があった。
本考案の目的は、この従来技術を改良して、高速走行時
における安全旋回と緊急停止とをともに確実に行える農
作業車における操向安全装置を提供する点にある。
本考案は次のような技術的手段を講じたものである。
即ち、考案の詳細な説明の冒頭に記載した農作業車にお
いて、車速変更用操作装置を一定以上の高速域に操作し
たことを検出する検出具を設け、その検出結果に基づき
、前記クラッチ・ブレーキ操作装置における前記操向ク
ラッチ切り作動のみを許す操向機能低下機構を設けると
ともに、この操向機能低下機構には、前記操作レバーが
ともに同状態に操作されたことを検出する同時操作検出
機構と、この同時操作検出機構の検出結果に基いて前記
操向機能低下機構の作動を不能にする牽制機構とを備え
させであることを特徴とする。
従って本考案によると、一定以上の高速走行状態のとき
に一方の操作レバーを操作したときは、前記操向機能低
下機構の作用によって安全に機体を旋回させることがで
きるのは勿論、高速走行状態下であっても、左右の操作
レバーがともに操作されたときは、前記操向機能低下機
構の作動を牽制し、クラッチ・ブレーキのブレーキによ
って機体を速やかに停止させることができる利点がある
以上、上記本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図・第2図は、油圧制御式コンバインのクラッチ・
ブレーキ操作装置A、車速変更用操作装置B、機体操向
機能低下機構C1操作状態検出機構りと制御電気回路を
示す。
車速変更レバー11が二定以上の高速域以外の範囲にあ
る低速走行状態で旋回すべく、左右一対の操作レバー1
1.12のうち一方の操作レバニ1、を揺動すると、接
点S1が導通し、コイルC1を付勢して電磁バルブ■1
を油圧ポンプPに連通ずる状態に切換える。
ポンプPからの圧油がシリンダー19内に送られ、初期
位置りにあったピストン20を圧縮スプリング21に抗
しで押圧する。
ピストン20が位置11にきたとき、シフトフォーク5
が操向クラッチ6を切るまで揺動し、位置1、において
シリンダー19に連結された電磁バルブ■。
が遮断状態となっているのでピストン20は更に変位し
、位置1□にきたとき、シフトフォーク5は、クラッチ
6の可動部材6aに一体連設の摩擦板10 aと、機枠
に設けた摩擦板10 bとを押圧接当させてブレーキ1
0を作動させるまで揺動し、クラッチ切、ブレーキ作動
状態で旋回するが低速旋回故に危険はない。
他方の操作レバー1□についても同様で゛ある。
次に車速変更レバー11を、一定以上の高速域まで揺動
変位すると、接点〔検出具〕Soが導通し、コイルC8
を付勢してバルブV。
をタンクTに連通状態とする。
この高速走行状態で一方の操作レバー11を揺動すると
、上記同様にバルブ■1が連通状態となってクラッチ6
を切るが、ピストン20が位置1□にきたとき、バルブ
V。
で構成される操向機能低下機構Cが作動してポンプPと
タンクTが連通されるため、ピストン20は変位せず位
置11に止まったよ・であるから、ブレーキ10は作動
しない。
従って高速走行状態からの旋回は、クラッチ6切りのみ
のブレーキ非作動状態での旋回であるため、安全に行な
える。
尚、両シリンダー19.19間には逆止弁22.22が
介在されているため相互干渉は阻止されている。
又、他方の操作レバー1□についても同様で゛ある。
次に、高速走行状態において走行停止すべく、同操作レ
バー1□、1□をともに揺動すると、接点S1.S2の
導通により、バルブ■1.■2が連通状態となるが、こ
のときリレーR1,R2がともに付勢されて、その常開
接点r1.r2を閉じ、リレーRを付勢してその常閉接
点rを開くため、コイルC8が消勢されて、バルブ■。
は、圧縮スプリング23により遮断状態に復帰され、従
って、ピストン20.20はともに位置12まで変位さ
れ、クラッチ6.6切りに引続きブレーキ10.10を
作動させて機体を停止させるのである。
前記接点S1.S2、リレーR1,R2、常開接点r1
.r2を同時操作検出機構りと総称し、前記リレーRと
その常閉接点rをして牽引機構Eと総称する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農作業車における操向安全装置の実
施例を示し、□第1図は一部切欠概略平面図、第2図は
その電気回路図で゛ある。 1・・・・・・操作レバー、6・・・・・・操向クラッ
チ、10・・・・・・ブレーキ、A・・・・・・クラッ
チ・ブレーキ操作装置、B・・・・・・車速変速用操作
装置、C・・・・・・機体操向機能低下機構、D・・・
・・・同時操作検出機構、E・・・・・・牽制機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右各1本の操作レバー11,1□の連続動作により第
    1段階で操向クラッチ6を切り、続く第2段階でブレー
    キ10を作動させるように構成したクラッチ・ブレーキ
    操作装置Aと、車速変更用操作装置Bとを有する農作業
    車において車速変更用操作装置Bを一定以上の高速域に
    操作したことを検出する検出具S。 を設け、その検出結果に基づき、前記クラッチ・ブレー
    キ操作装置Aにおける前記操向クラッチ6切り作動のみ
    を許す操向機能低下機構Cを設けるとともに、この操向
    機能低下機構Cには、前記操作レバー1□、1□がとも
    に同状態に操作されたことを検出する同時操作検出機構
    りと、この同時操作検出機構りの検出結果に基いて前記
    操向機能低下機構Cの作動を不能にする牽制機構Eとを
    備えさせであることを特徴とする操向安全装置。
JP1977089906U 1977-07-05 1977-07-05 農作業車における操向安全装置 Expired JPS5921985Y2 (ja)

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JPS5417534U JPS5417534U (ja) 1979-02-05
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JPS6298795U (ja) * 1985-12-12 1987-06-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926321A (ja) * 1972-07-06 1974-03-08

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JPS4926321A (ja) * 1972-07-06 1974-03-08

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