JPS59219849A - 封着物質 - Google Patents
封着物質Info
- Publication number
- JPS59219849A JPS59219849A JP9521083A JP9521083A JPS59219849A JP S59219849 A JPS59219849 A JP S59219849A JP 9521083 A JP9521083 A JP 9521083A JP 9521083 A JP9521083 A JP 9521083A JP S59219849 A JPS59219849 A JP S59219849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mgo
- thermal expansion
- composition
- sealing material
- expansion coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/36—Seals between parts of vessels; Seals for leading-in conductors; Leading-in conductors
- H01J61/361—Seals between parts of vessel
- H01J61/363—End-disc seals or plug seals
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は封着物質、特に透光性アルミナ管を使用する
メタルハライドランプの端部等を封着するに適しだ封沼
物質に関するものである。
メタルハライドランプの端部等を封着するに適しだ封沼
物質に関するものである。
第１図はメタルハライドランプの構造を示す一部の縦断
面図であり、図において、（１）は透光性アルミナから
成る発光管、（２）は上記発光管（１）の両端に設けら
れた端部キャップ、（３）は上記端部キャップ（２）に
設けられたランプ電極、（４）は上記端部キャップ（２
）に設けられた電力供給用電極リード端子、（５）は上
記発光管（１１および端部キャップ（２）を気密に封じ
る封着物質である。
面図であり、図において、（１）は透光性アルミナから
成る発光管、（２）は上記発光管（１）の両端に設けら
れた端部キャップ、（３）は上記端部キャップ（２）に
設けられたランプ電極、（４）は上記端部キャップ（２
）に設けられた電力供給用電極リード端子、（５）は上
記発光管（１１および端部キャップ（２）を気密に封じ
る封着物質である。
上記のような構成を有するランプにおいては、発光管（
１）内に適当な添加物を封入し、対向する電極（３）間
に外部から電極リード端子（４）を通じて電力を供給す
ると、電極（３）間で放電を持続し、添加物に固有の光
を発してランプとして機能する。ここで、電極リード端
子（４）と電極（３）は導通状態にしておく必要があり
、従って端部キャップ（２）は導電性部品であるが、導
電性部品の熱膨張特性は発光管（１）のそれに近似する
ようにされている。さらに、発光管（１）と端部キャッ
プ（２）を結合させる封着物質（５）は封入添加物と反
応せず、かつ気密を保つことは勿論、過剰な応力を生じ
させないために、発光管（１）および端部キャップ（２
）の熱膨張特性に近似させる必要がある。また、この封
着物質１５）はランプ動作時の湯度上昇に耐えるため、
およそ７００°Ｃ以上の耐熱性を有していなければなら
ない。
１）内に適当な添加物を封入し、対向する電極（３）間
に外部から電極リード端子（４）を通じて電力を供給す
ると、電極（３）間で放電を持続し、添加物に固有の光
を発してランプとして機能する。ここで、電極リード端
子（４）と電極（３）は導通状態にしておく必要があり
、従って端部キャップ（２）は導電性部品であるが、導
電性部品の熱膨張特性は発光管（１）のそれに近似する
ようにされている。さらに、発光管（１）と端部キャッ
プ（２）を結合させる封着物質（５）は封入添加物と反
応せず、かつ気密を保つことは勿論、過剰な応力を生じ
させないために、発光管（１）および端部キャップ（２
）の熱膨張特性に近似させる必要がある。また、この封
着物質１５）はランプ動作時の湯度上昇に耐えるため、
およそ７００°Ｃ以上の耐熱性を有していなければなら
ない。
従来、このような封着物質として、各種ガラスや耐火性
酸化物の焼結体が使用されてきたが、封着物質として具
備すべき前記要件を完全に満足させるものは得られてい
なかった。すなわち、耐火性酸化物の焼結体では気密の
信頼性が乏しく、金属ハロゲン化物との反応性の点では
後れだ物質であるアルミナ硼珪酸ガラスは熱膨張係数が
過小であり、また他のガラスでは添加物と反応し易すが
ったり、十分な耐熱度が得られないなどの欠点があった
。
酸化物の焼結体が使用されてきたが、封着物質として具
備すべき前記要件を完全に満足させるものは得られてい
なかった。すなわち、耐火性酸化物の焼結体では気密の
信頼性が乏しく、金属ハロゲン化物との反応性の点では
後れだ物質であるアルミナ硼珪酸ガラスは熱膨張係数が
過小であり、また他のガラスでは添加物と反応し易すが
ったり、十分な耐熱度が得られないなどの欠点があった
。
この発明は上記のような従来の封着物質がもつ欠点を除
去するためになされたもので、−ｋｌＪ２０３ ＋Ｙｔ
Ｏｓ ＋ Ｓ ｉ０２から、なる基本ガラス中に、適
切な量のＭｇＯを含有させることにより、アルミナセラ
ミックに近似した熱膨張係数を有するとともに、封入物
質との反応性が小さく、かつ耐熱度および気密性を有す
る封着物質を提供することを目的としている。
去するためになされたもので、−ｋｌＪ２０３ ＋Ｙｔ
Ｏｓ ＋ Ｓ ｉ０２から、なる基本ガラス中に、適
切な量のＭｇＯを含有させることにより、アルミナセラ
ミックに近似した熱膨張係数を有するとともに、封入物
質との反応性が小さく、かつ耐熱度および気密性を有す
る封着物質を提供することを目的としている。
この発明の封着物質は１０〜４０重量％のＡ７２０３．
１５〜６０重量％のＹ、０３、および２０〜６５重量％
の５ｉ０２の組成範囲にある基本ガラスに対して、３〜
２０重量％のＭｇＯを含有させたものであり、さらに５
ｃ２０ＢおよびＺ ｒ０２から選ばれる１種以上を５重
量％以下の範囲で含有していてもよい。
１５〜６０重量％のＹ、０３、および２０〜６５重量％
の５ｉ０２の組成範囲にある基本ガラスに対して、３〜
２０重量％のＭｇＯを含有させたものであり、さらに５
ｃ２０ＢおよびＺ ｒ０２から選ばれる１種以上を５重
量％以下の範囲で含有していてもよい。
上記組成物においては、基本ガラスの成分範囲が特にガ
ラスの溶融のし易さに関係しているのに対して、ＭｇＯ
の量が系の熱膨張特性を′決定する重要な役割を果して
いる。すなわち組成物の熱膨張係数は、ＭｇＯの量が３
重量％未満の場合は、アルミナセラミックの熱膨張係数
よりも極めて小さく、２０重景％を超える範囲では逆に
適応範囲を越えて大きくなる。ＭｇＯ以外の酸化物成分
は、浴融温度が極端に制くならないように上記範囲内に
決定されている。基本ガラスとして適切な組成範囲を３
成分組成図で図示すると第２図の辿りである。
ラスの溶融のし易さに関係しているのに対して、ＭｇＯ
の量が系の熱膨張特性を′決定する重要な役割を果して
いる。すなわち組成物の熱膨張係数は、ＭｇＯの量が３
重量％未満の場合は、アルミナセラミックの熱膨張係数
よりも極めて小さく、２０重景％を超える範囲では逆に
適応範囲を越えて大きくなる。ＭｇＯ以外の酸化物成分
は、浴融温度が極端に制くならないように上記範囲内に
決定されている。基本ガラスとして適切な組成範囲を３
成分組成図で図示すると第２図の辿りである。
上記４成分の組成範囲内において、５ｃ２０３ 、 Ｚ
ｒＯ２のいずれか１棟まだは２種を５重量％以下の範囲
で含有させても本質的な特性変化のない封着物質が得ら
れる。
ｒＯ２のいずれか１棟まだは２種を５重量％以下の範囲
で含有させても本質的な特性変化のない封着物質が得ら
れる。
上記のように構成された封着物質は、それぞれの組成に
対応する酸化物または加熱により酸化物を生成する物質
を配合し、封着部分において加熱溶融してガラス化し、
封着を行う。
対応する酸化物または加熱により酸化物を生成する物質
を配合し、封着部分において加熱溶融してガラス化し、
封着を行う。
次にこの発明の実施例について説明する。第１表に検討
した主な組成とその特性を例示する。熱膨張係数と耐熱
度は、ガラス溶融後の熱処理によって製作したブロック
試験片を用いて測定したものであシ、気密性は溶融ガラ
スを微粉砕し、その粉末を第１図に示す封着物質（５）
の部分に塗布して１２００°〜１６００℃に加熱したの
ち、ヘリウム漏洩検知器により調べたものである。ガラ
ス封着において、封着物質と被封着部品の間で許容でき
る熱膨張係数の差は一般に１０ Ｘ １０−７℃−１で
あることが認められているが、第１図のような構造の場
合、被封着部品より封着物質の熱膨張係数が上記の値近
くまで大きくなることは好ましいことではない。第１表
において、扁４〜１６１０の組成は封着に適切な熱膨張
係数を有しており、耐熱度、気密性にも問題がなかった
。また、かかる組成の封着物質はＮａｌ、ＩｎＩ３ 、
ＳｃＩ３ ＋ Ｃｅｌ３など、ランプの封入添加物で
ある金属ハロゲン化物と反応せず、長ノ、を命のメタル
ハライドランプ用封着物質として適している。
した主な組成とその特性を例示する。熱膨張係数と耐熱
度は、ガラス溶融後の熱処理によって製作したブロック
試験片を用いて測定したものであシ、気密性は溶融ガラ
スを微粉砕し、その粉末を第１図に示す封着物質（５）
の部分に塗布して１２００°〜１６００℃に加熱したの
ち、ヘリウム漏洩検知器により調べたものである。ガラ
ス封着において、封着物質と被封着部品の間で許容でき
る熱膨張係数の差は一般に１０ Ｘ １０−７℃−１で
あることが認められているが、第１図のような構造の場
合、被封着部品より封着物質の熱膨張係数が上記の値近
くまで大きくなることは好ましいことではない。第１表
において、扁４〜１６１０の組成は封着に適切な熱膨張
係数を有しており、耐熱度、気密性にも問題がなかった
。また、かかる組成の封着物質はＮａｌ、ＩｎＩ３ 、
ＳｃＩ３ ＋ Ｃｅｌ３など、ランプの封入添加物で
ある金属ハロゲン化物と反応せず、長ノ、を命のメタル
ハライドランプ用封着物質として適している。
なお、上記の説明において、組成としては、上記以外の
成分を配合してもよく、また配合割合も上記範囲で自由
に変更可能である。さらに、上記実施例ではメタルハラ
イドランプの場合について説明したが、アルミナセラミ
ックまたはそれに近い熱膨張特性を有するセラミックあ
るいは金属の封着物質など、その他の用途の封着物質と
しても適用可能である。
成分を配合してもよく、また配合割合も上記範囲で自由
に変更可能である。さらに、上記実施例ではメタルハラ
イドランプの場合について説明したが、アルミナセラミ
ックまたはそれに近い熱膨張特性を有するセラミックあ
るいは金属の封着物質など、その他の用途の封着物質と
しても適用可能である。
以上のように、この発明によれば、封着物質としてＡ４
０Ｂ ｒ Ｙ２Ｏ３、および５ｉ０２の適切な組成範囲
に適当量のＭｇＯを含有させるように構成しだので、ア
ルミナセラミックの熱膨張係数に近似し、各種金属・・
ロゲン化物等の封入物質との反応性が小さく、かつ十分
な耐熱度と気密性を維持できるなどの効果がある。
０Ｂ ｒ Ｙ２Ｏ３、および５ｉ０２の適切な組成範囲
に適当量のＭｇＯを含有させるように構成しだので、ア
ルミナセラミックの熱膨張係数に近似し、各種金属・・
ロゲン化物等の封入物質との反応性が小さく、かつ十分
な耐熱度と気密性を維持できるなどの効果がある。
第１図は、透光性アルミナ管を用いたメタルノ・ライド
ランゾの一部の縦断面図、第２図は基本ガラスとして適
切な組成範囲をＭ社百分率で示しだ３成分組成図である
。 図中、（１）は透光性アルミナ発光管、（２）は端部キ
ャップ、（３）はランプ電極、（４）は電力供給用電極
リード端子、（５）は封着物質である。 代理人大岩増雄 １０２
ランゾの一部の縦断面図、第２図は基本ガラスとして適
切な組成範囲をＭ社百分率で示しだ３成分組成図である
。 図中、（１）は透光性アルミナ発光管、（２）は端部キ
ャップ、（３）はランプ電極、（４）は電力供給用電極
リード端子、（５）は封着物質である。 代理人大岩増雄 １０２
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１１０〜４０重量％のＡｌ２Ｏ３，１５〜６０重量
％のＹ、０３．２０〜６５重量％の５ｉｎ２、および３
〜２０重量％のＭｇＯを含有することを特徴とする封着
物質。 （２） Ｓｅ、Ｏ，およびＺｒＯ２から選ばれる１種以
上を５重量％以゛下の範囲で含有することを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の封着物質。 （３）封着物質がアルミナセラミックを封着するもので
あることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２
項記載の封着物質。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9521083A JPS59219849A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 封着物質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9521083A JPS59219849A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 封着物質 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59219849A true JPS59219849A (ja) | 1984-12-11 |
Family
ID=14131383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9521083A Pending JPS59219849A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 封着物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59219849A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61245457A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-10-31 | Iwasaki Electric Co Ltd | 金属蒸気放電灯 |
| EP0822575A2 (en) * | 1996-07-29 | 1998-02-04 | Osram Sylvania Inc. | Translucent polycrystalline alumina and method of making same |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP9521083A patent/JPS59219849A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61245457A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-10-31 | Iwasaki Electric Co Ltd | 金属蒸気放電灯 |
| EP0822575A2 (en) * | 1996-07-29 | 1998-02-04 | Osram Sylvania Inc. | Translucent polycrystalline alumina and method of making same |
| EP0822575A3 (en) * | 1996-07-29 | 1998-03-25 | Osram Sylvania Inc. | Translucent polycrystalline alumina and method of making same |
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