JPS59218994A - 主蒸気ノズル水封プラグ機構 - Google Patents
主蒸気ノズル水封プラグ機構Info
- Publication number
- JPS59218994A JPS59218994A JP58094723A JP9472383A JPS59218994A JP S59218994 A JPS59218994 A JP S59218994A JP 58094723 A JP58094723 A JP 58094723A JP 9472383 A JP9472383 A JP 9472383A JP S59218994 A JPS59218994 A JP S59218994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main steam
- plug
- steam nozzle
- pressure vessel
- water seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、原子炉圧力容器に設けられた主蒸気ノズルを
閉塞する主蒸気ノズル水封プラグに係シ、更に詳説すれ
ば原子炉における燃料移動作業(炉心内における移動及
び燃料交換を云う)に並行して主蒸気系統の各種機器の
保守点検及び主蒸気系統の漏洩試験を行なうための主蒸
気ノズル水封プラグ機構の改良に関するものである。
閉塞する主蒸気ノズル水封プラグに係シ、更に詳説すれ
ば原子炉における燃料移動作業(炉心内における移動及
び燃料交換を云う)に並行して主蒸気系統の各種機器の
保守点検及び主蒸気系統の漏洩試験を行なうための主蒸
気ノズル水封プラグ機構の改良に関するものである。
本出願人は、先に特開昭53−118697号として、
据付作業が簡単に行えると共に放射線被曝量を低減し得
る等の利点を有する主蒸気ノズル水封プラグを提案して
いる。これを第1図、第2図によシ説明する。第1図は
主蒸気水封プラグ装置を示す横断面図、第2図は第1図
のフレーム取付状態の縦断面図である。図において、l
は圧力容器で、圧力容器1の側壁には4箇の主蒸気ノズ
ル2が配設されている。Aは主蒸気水封プラグ装置であ
シ、主蒸気ノズル2の下流側に位置する各種機器(図示
せず)の保守点検及び主蒸気ノズル2の下流側の漏洩試
験を行なうだめに圧力容器1内に設置されている。この
主蒸気水封プラグ装置Aは、主蒸気水封プラグ装置Aが
炉心7内の燃料移動作業の妨げとならず、しかも、漏洩
試験作業における主蒸気ノズル2の外部側からの反力が
受けられるように、圧力容器1の内壁の部分に収容され
るリング状のフレーム3を有している。フレーム3の主
蒸気ノズル2に対向する個所にプラグユニット13が配
設され、プラグユニット13には空気シリンダ等(図示
せず)によって出没可能にプラグ18が取シ付けられ、
プラグ18には本発明の実施例の第4図に示す水圧目配
管16、空気口配管17が設けられているが図示を省略
しである。
据付作業が簡単に行えると共に放射線被曝量を低減し得
る等の利点を有する主蒸気ノズル水封プラグを提案して
いる。これを第1図、第2図によシ説明する。第1図は
主蒸気水封プラグ装置を示す横断面図、第2図は第1図
のフレーム取付状態の縦断面図である。図において、l
は圧力容器で、圧力容器1の側壁には4箇の主蒸気ノズ
ル2が配設されている。Aは主蒸気水封プラグ装置であ
シ、主蒸気ノズル2の下流側に位置する各種機器(図示
せず)の保守点検及び主蒸気ノズル2の下流側の漏洩試
験を行なうだめに圧力容器1内に設置されている。この
主蒸気水封プラグ装置Aは、主蒸気水封プラグ装置Aが
炉心7内の燃料移動作業の妨げとならず、しかも、漏洩
試験作業における主蒸気ノズル2の外部側からの反力が
受けられるように、圧力容器1の内壁の部分に収容され
るリング状のフレーム3を有している。フレーム3の主
蒸気ノズル2に対向する個所にプラグユニット13が配
設され、プラグユニット13には空気シリンダ等(図示
せず)によって出没可能にプラグ18が取シ付けられ、
プラグ18には本発明の実施例の第4図に示す水圧目配
管16、空気口配管17が設けられているが図示を省略
しである。
この主蒸気水封プラグ装置Aの据付取付作業は、フレー
ム3に取シ付けられたハンガー4に第2図に示す如く天
井クレーン6の吊具5を掛け、天井クレーン6によシ遠
隔操作で行われる。このときの主蒸気水封プラグ装置A
の円周方向の位置決めは、圧力容器1の内壁に設置され
たガイドロッド8とフレーム3に取り付けられたガイド
1oとを位置合せすることにより行なうようになってい
る。
ム3に取シ付けられたハンガー4に第2図に示す如く天
井クレーン6の吊具5を掛け、天井クレーン6によシ遠
隔操作で行われる。このときの主蒸気水封プラグ装置A
の円周方向の位置決めは、圧力容器1の内壁に設置され
たガイドロッド8とフレーム3に取り付けられたガイド
1oとを位置合せすることにより行なうようになってい
る。
また、上下方向の位置合せは、圧カ容器工の内壁に固定
されたラグ9上にフレーム3を乗せることによシ行ない
、そして位置決め後は、遠隔操作によシブラグ18を主
蒸気ノズル2に装着し、主蒸気ノズル2の漏洩試験時に
はプラグ18の外側で試験圧力を加えて行なうようにな
っている。
されたラグ9上にフレーム3を乗せることによシ行ない
、そして位置決め後は、遠隔操作によシブラグ18を主
蒸気ノズル2に装着し、主蒸気ノズル2の漏洩試験時に
はプラグ18の外側で試験圧力を加えて行なうようにな
っている。
この主蒸気水封プラグ装置Aは、遠隔操作によってプラ
グ18を装着する着脱操作が可能であるから、操作時間
の短縮、被曝量の低減が可能となる利点がある。しかし
、漏洩試験時に主蒸気ノズルシ側に加えられる試験圧力
に基づくフラグ18に作用する反力が、従来のような圧
力容器1内に加える圧力ではなく、その反力は主蒸気ノ
ズル2の1個当り数十トンにもなるだめ、フレーム3は
大きな剛性を必要とし、従って、大形なものとならざる
を得ないことになる。このため、使用後の除染等も大が
かシになり、また、着脱作業においても、原子炉建屋の
天井クレーンを使用する他原子炉内をフレーム3のスペ
ースとして占有するという問題もある。更に、既存プラ
ントにおいて、この主蒸気水封プラグ装置Aを利用する
と一部炉心にかかる等の欠点を有し、今後、炉心は広く
原子炉圧力容器は狭くなると予想され、その場合、定期
検査工程等から、主蒸気水封プラグ装置Aでは対処不可
能とも考えられる。
グ18を装着する着脱操作が可能であるから、操作時間
の短縮、被曝量の低減が可能となる利点がある。しかし
、漏洩試験時に主蒸気ノズルシ側に加えられる試験圧力
に基づくフラグ18に作用する反力が、従来のような圧
力容器1内に加える圧力ではなく、その反力は主蒸気ノ
ズル2の1個当り数十トンにもなるだめ、フレーム3は
大きな剛性を必要とし、従って、大形なものとならざる
を得ないことになる。このため、使用後の除染等も大が
かシになり、また、着脱作業においても、原子炉建屋の
天井クレーンを使用する他原子炉内をフレーム3のスペ
ースとして占有するという問題もある。更に、既存プラ
ントにおいて、この主蒸気水封プラグ装置Aを利用する
と一部炉心にかかる等の欠点を有し、今後、炉心は広く
原子炉圧力容器は狭くなると予想され、その場合、定期
検査工程等から、主蒸気水封プラグ装置Aでは対処不可
能とも考えられる。
本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、主蒸気
ノズルへのプラグの着脱操作が簡単容易で小形化でき炉
内機器の保守点検が容易にできる主蒸気ノズル水封プラ
グ機構を提供することを目的としたものである。
ノズルへのプラグの着脱操作が簡単容易で小形化でき炉
内機器の保守点検が容易にできる主蒸気ノズル水封プラ
グ機構を提供することを目的としたものである。
本発明の主蒸気ノズル水封プラグ機構は、原子炉の圧力
容器に取シ付けられた主蒸気ノズルに対し上記圧力容器
内側から着脱自在に装着されるプラグと、該プラグに設
けられ内外側を連通ずる水圧目配管と、上記プラグ外周
を上記圧力容器内壁及び上記主蒸気ノズル内壁にそれぞ
れ封止するバッキングとを設けてなり、上記圧力容器内
壁の上記主蒸気ノズルの開口位置の両側方に上記内壁に
固定されたブラケットと、上記圧力容器の半径方向から
着脱操作され上記開口を開閉する上記ブラケットに保持
される上記プラグと、該プラグの上記ブラケットに装着
された位置を取り外し自在に固定する固定手段とが設け
られてなるものである。
容器に取シ付けられた主蒸気ノズルに対し上記圧力容器
内側から着脱自在に装着されるプラグと、該プラグに設
けられ内外側を連通ずる水圧目配管と、上記プラグ外周
を上記圧力容器内壁及び上記主蒸気ノズル内壁にそれぞ
れ封止するバッキングとを設けてなり、上記圧力容器内
壁の上記主蒸気ノズルの開口位置の両側方に上記内壁に
固定されたブラケットと、上記圧力容器の半径方向から
着脱操作され上記開口を開閉する上記ブラケットに保持
される上記プラグと、該プラグの上記ブラケットに装着
された位置を取り外し自在に固定する固定手段とが設け
られてなるものである。
以下本発明の主蒸気ノズル水封フリグ機構を、実施例を
用い従来と同部品は同符号で示し同部分の構造の説明は
省略し第3図、第4図にょシ説明する。第3図(イ)は
第1図のB部と同部分の詳細図、(ロ)は(イ)のブラ
ケット及びプラグの正面図、第4図は第3図のIV−I
V矢視拡大図である。1図において、原子炉圧力容器2
の内壁の主蒸気ノズル2の開口の両側位置にはプラグ収
納部を形成するブラケット11が固着され、ブラケット
11は上下方向に配設された下端を内側へ水平方向に短
く曲げられた一辺を有するL字形の鍵形に形成され左右
対向しプラグ収納部が形成されている。そして、プラグ
18を半径方向から着脱できるようになっておシ、ブラ
ケッ1−11.11の対向面には(契15aを嵌入する
スライド溝12がそれぞれ形成されている。プラグ18
は、その両側部がブラケット11に沿って水平動可能に
なっておシブラグ収納部に対し着脱できるようになって
いる。また、プラグ18の下部には吊シ具等のフックに
係止されるハンガー14が設けられ、さらに空気口を兼
ねた水圧口配管16がプラグ18の内外側を連通可能に
取シ付けられ、水圧口配管16はプラグ18の挿入用操
作ポールとしても利用できる。この場合は、床面上から
長い棒を用いて水圧口配管16を把持し遠隔操作する。
用い従来と同部品は同符号で示し同部分の構造の説明は
省略し第3図、第4図にょシ説明する。第3図(イ)は
第1図のB部と同部分の詳細図、(ロ)は(イ)のブラ
ケット及びプラグの正面図、第4図は第3図のIV−I
V矢視拡大図である。1図において、原子炉圧力容器2
の内壁の主蒸気ノズル2の開口の両側位置にはプラグ収
納部を形成するブラケット11が固着され、ブラケット
11は上下方向に配設された下端を内側へ水平方向に短
く曲げられた一辺を有するL字形の鍵形に形成され左右
対向しプラグ収納部が形成されている。そして、プラグ
18を半径方向から着脱できるようになっておシ、ブラ
ケッ1−11.11の対向面には(契15aを嵌入する
スライド溝12がそれぞれ形成されている。プラグ18
は、その両側部がブラケット11に沿って水平動可能に
なっておシブラグ収納部に対し着脱できるようになって
いる。また、プラグ18の下部には吊シ具等のフックに
係止されるハンガー14が設けられ、さらに空気口を兼
ねた水圧口配管16がプラグ18の内外側を連通可能に
取シ付けられ、水圧口配管16はプラグ18の挿入用操
作ポールとしても利用できる。この場合は、床面上から
長い棒を用いて水圧口配管16を把持し遠隔操作する。
第4図はプラグ18が装着された状態を示し、プラグ1
8は浅い有底円筒状に形成され、その外径は、主蒸気ノ
ズル2の開口内径よシやや小さく形成されておシ、プラ
グ18の先端の角部にはプラグ18の主蒸気ノズル2内
への挿入作業が円滑に行われるようにガイドローラ19
が取シ付けられている。また、主蒸気ノズル2の内円に
対向するプラグ18の先端側外周には、空気口配管17
からの圧縮空気により膨張して主蒸気ノズル2の内周面
に密着される第1バツキング2oが取り付けられている
。そして、プラグ18の後端の主蒸気ノズル2の開口よ
シ大径部分は主蒸気ノズル2の開口周囲の圧力容器1の
内壁に第2バツキング21により封止されている。プラ
グ18の主蒸気ノズル2に対向する側と反対側の背面側
には固定梗15が形成されている。そして、僕15aが
上方から固定楔15に接しブラケット11に形成された
スライド溝12に嵌入されることにょシ、ブラケット1
1に形成されたプラグ収容部に装着されるプラグ18の
第2バツキング21が変形され密着度を増強されるよう
になっている。
8は浅い有底円筒状に形成され、その外径は、主蒸気ノ
ズル2の開口内径よシやや小さく形成されておシ、プラ
グ18の先端の角部にはプラグ18の主蒸気ノズル2内
への挿入作業が円滑に行われるようにガイドローラ19
が取シ付けられている。また、主蒸気ノズル2の内円に
対向するプラグ18の先端側外周には、空気口配管17
からの圧縮空気により膨張して主蒸気ノズル2の内周面
に密着される第1バツキング2oが取り付けられている
。そして、プラグ18の後端の主蒸気ノズル2の開口よ
シ大径部分は主蒸気ノズル2の開口周囲の圧力容器1の
内壁に第2バツキング21により封止されている。プラ
グ18の主蒸気ノズル2に対向する側と反対側の背面側
には固定梗15が形成されている。そして、僕15aが
上方から固定楔15に接しブラケット11に形成された
スライド溝12に嵌入されることにょシ、ブラケット1
1に形成されたプラグ収容部に装着されるプラグ18の
第2バツキング21が変形され密着度を増強されるよう
になっている。
このプラグ18をプラグ収納部に装着の場合は、天井ク
レーンあるいは燃料交換機のフックにょシハンガー14
を吊り、フラグ18をブラケット11のプラグ収納部に
ブラケット11をガイドとして水平移動させ、このとき
、空気口を兼ねる水圧口配管1Gを操作ポールとして用
い、ブラケット11及び主蒸気ノズル2に円滑に装着す
ることができる。そして、僕15aを固定楔15の面上
を滑べらせながらスライド溝12に密嵌することによシ
、プラグ18に固定された固定楔15との間の僕効果に
よム第2バッキング21が圧縮されて圧力容器1の内壁
面に密着される。プラグ18を主蒸気ノズル2に装着し
た後、空気口配管17から圧縮空気を第1バツキング2
0の背部に送シ膨張させることによシ、第1バツキング
20を主蒸気ノズル2の内筒面に密着させることができ
る。これらの第1.第2バッキング20.21によシ有
効な漏洩防止機能が得られ、主蒸気ノズル2の下流側の
保守点検作業が可能となる。
レーンあるいは燃料交換機のフックにょシハンガー14
を吊り、フラグ18をブラケット11のプラグ収納部に
ブラケット11をガイドとして水平移動させ、このとき
、空気口を兼ねる水圧口配管1Gを操作ポールとして用
い、ブラケット11及び主蒸気ノズル2に円滑に装着す
ることができる。そして、僕15aを固定楔15の面上
を滑べらせながらスライド溝12に密嵌することによシ
、プラグ18に固定された固定楔15との間の僕効果に
よム第2バッキング21が圧縮されて圧力容器1の内壁
面に密着される。プラグ18を主蒸気ノズル2に装着し
た後、空気口配管17から圧縮空気を第1バツキング2
0の背部に送シ膨張させることによシ、第1バツキング
20を主蒸気ノズル2の内筒面に密着させることができ
る。これらの第1.第2バッキング20.21によシ有
効な漏洩防止機能が得られ、主蒸気ノズル2の下流側の
保守点検作業が可能となる。
主蒸気ノズル2の下流側に設置された各種機器の漏洩試
験を行なう場合は、プラグ18に設けられた空気口を兼
ねた水圧口配管16から主蒸気ノズル2の下流側に圧縮
空気を送シ込む。このときプラグ18はその両側の差圧
によって圧力容器1の内側に押し戻される反力を受ける
ことになるが、との反力は楔15aを介しブラケット1
1により受は止められることになる。そして、主蒸気ノ
ズル2の下流側の漏洩試験が終了後は、第1バツキング
20の空気圧を解除し、さらにプラグ18に設けられた
水圧口配管16から主蒸気ノズル2の下流側に水を供給
し、プラグ18を挾んで主蒸気ノズル2の下流側と圧力
容器lの内側(静水圧)との差圧を無くした状態とし、
楔15aを上刃−\抜き上げる。この後、プラグ18は
、ハンガー14に、天井クレーンや燃料交換機のフック
に係止し吊り上げることによりブラケット11から引き
抜き遠隔操作で取シ外すことができる。尚、ブラケット
11の圧力容器1の中心方向への突出量は、炉内機器の
点検作業が容易に行えるように考慮され炉心7の外周部
分には至らない寸法になっておパブラケット11が燃料
移動の妨げとならないことは勿論である。また、外され
たプラグ18は床面上等に保管する。
験を行なう場合は、プラグ18に設けられた空気口を兼
ねた水圧口配管16から主蒸気ノズル2の下流側に圧縮
空気を送シ込む。このときプラグ18はその両側の差圧
によって圧力容器1の内側に押し戻される反力を受ける
ことになるが、との反力は楔15aを介しブラケット1
1により受は止められることになる。そして、主蒸気ノ
ズル2の下流側の漏洩試験が終了後は、第1バツキング
20の空気圧を解除し、さらにプラグ18に設けられた
水圧口配管16から主蒸気ノズル2の下流側に水を供給
し、プラグ18を挾んで主蒸気ノズル2の下流側と圧力
容器lの内側(静水圧)との差圧を無くした状態とし、
楔15aを上刃−\抜き上げる。この後、プラグ18は
、ハンガー14に、天井クレーンや燃料交換機のフック
に係止し吊り上げることによりブラケット11から引き
抜き遠隔操作で取シ外すことができる。尚、ブラケット
11の圧力容器1の中心方向への突出量は、炉内機器の
点検作業が容易に行えるように考慮され炉心7の外周部
分には至らない寸法になっておパブラケット11が燃料
移動の妨げとならないことは勿論である。また、外され
たプラグ18は床面上等に保管する。
このように本実施例の主蒸気ノズル水封プラグ装置は、
圧力容器の主蒸気ノズルの開口の両側方位置の圧力容器
内壁にプラグ収納部を形成するブラケットを設け、該プ
ラグ収納部にプラグを半径方向から着脱すると共に装着
後横を介しプラグをブラケットに固定するように構成し
たので、リング状7V−ムを有する従来の構造に比べ、
著しく小形化できて製作費が低減され経済性を向上し、
炉内機器の点検も容易となる。また、プラグのブラケッ
トに対する着脱操作が容易となり、かつ、小形化された
ことにより必ずしも天井クレーンを用いる必要がないた
め、天井クレーンを他の保守点検作業に使用でき保守点
検に要する時間及び作業工数を減少でき、除染作業も容
易となる。
圧力容器の主蒸気ノズルの開口の両側方位置の圧力容器
内壁にプラグ収納部を形成するブラケットを設け、該プ
ラグ収納部にプラグを半径方向から着脱すると共に装着
後横を介しプラグをブラケットに固定するように構成し
たので、リング状7V−ムを有する従来の構造に比べ、
著しく小形化できて製作費が低減され経済性を向上し、
炉内機器の点検も容易となる。また、プラグのブラケッ
トに対する着脱操作が容易となり、かつ、小形化された
ことにより必ずしも天井クレーンを用いる必要がないた
め、天井クレーンを他の保守点検作業に使用でき保守点
検に要する時間及び作業工数を減少でき、除染作業も容
易となる。
以上記述した如く本発明の主蒸気ノズルプラグ機構は、
小形化できると共に主蒸気ノズルへのプラグの着脱操作
が容易で炉内機器の点検も容易となシ、経済性を向上で
きるとともに作業工数を低減できる効果を有するもので
ある。
小形化できると共に主蒸気ノズルへのプラグの着脱操作
が容易で炉内機器の点検も容易となシ、経済性を向上で
きるとともに作業工数を低減できる効果を有するもので
ある。
第1図は従来の主蒸気ノズル水封グラブ機構の横断面図
、第2図は第1図のフレーム取付状態の縦断面図、第3
図は本発明の主蒸気ノズル水封プラグ機構の実施例を示
しくイ)は第1図のB部と同部分の拡大図、(0)は(
イ)のブラケット及びプラグの正面図、第4図は第3図
(イ)の■−■矢視断面拡大図である。 1・・・圧力容器、2・・・主蒸気ノズル、11・・・
ブラケット、12・・・スライド溝、15・・・固定L
15a・・・僕、16・・・水圧目配管、18・・・プ
ラグ、2o・・・831¥1 (η ■ 第4部
、第2図は第1図のフレーム取付状態の縦断面図、第3
図は本発明の主蒸気ノズル水封プラグ機構の実施例を示
しくイ)は第1図のB部と同部分の拡大図、(0)は(
イ)のブラケット及びプラグの正面図、第4図は第3図
(イ)の■−■矢視断面拡大図である。 1・・・圧力容器、2・・・主蒸気ノズル、11・・・
ブラケット、12・・・スライド溝、15・・・固定L
15a・・・僕、16・・・水圧目配管、18・・・プ
ラグ、2o・・・831¥1 (η ■ 第4部
Claims (1)
- 1、原子炉の圧力容器に取シ付けられた主蒸気ノズルに
対し上記圧力容器内側から着脱自在に装着されるプラグ
と、該プラグに設けられ内外側を連通ずる水圧口配管と
、上記プラグ外聞を上記圧力容器内壁及び上記主蒸気ノ
ズル内壁にそれぞれ封止するバッキングとを設けたもの
において、上記圧力容器内壁の上記主蒸気ノズルの開口
位置の両側方に上記内壁に固定されたブラケットと、上
記圧力容器の半径方向から着脱操作され上記開口を開閉
する上記ブラケットに保持される上記プラグと、該プラ
グの上記ブラケットに装着された位置を取り外し自在に
固定する固定手段とが設けられてなることを特徴とする
主蒸気ノズル水封プラグ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094723A JPS59218994A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 主蒸気ノズル水封プラグ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58094723A JPS59218994A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 主蒸気ノズル水封プラグ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59218994A true JPS59218994A (ja) | 1984-12-10 |
JPH0115840B2 JPH0115840B2 (ja) | 1989-03-20 |
Family
ID=14118037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58094723A Granted JPS59218994A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 主蒸気ノズル水封プラグ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59218994A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014106015A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Ihi Corp | 主蒸気ラインプラグ装置の水平監視装置と方法 |
US9601221B2 (en) | 2009-07-10 | 2017-03-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Opening and closing device for access port that opens to working platform of reactor vessel |
Citations (5)
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JPS5635096U (ja) * | 1979-08-24 | 1981-04-06 | ||
JPS5710494A (en) * | 1980-06-23 | 1982-01-20 | Hitachi Ltd | Main steam sealing plug device |
JPS5763296U (ja) * | 1980-10-02 | 1982-04-15 | ||
JPS58166290A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | 石川島播磨重工業株式会社 | 主蒸気ラインプラグ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5175984A (en) * | 1974-12-26 | 1976-06-30 | Furukawa Electric Co Ltd | Of keeburuyoseruno seizohoho |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP58094723A patent/JPS59218994A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
---|---|
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