JPS5921885B2 - 重合性樹脂組成物 - Google Patents

重合性樹脂組成物

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JPS5921885B2
JPS5921885B2 JP7539974A JP7539974A JPS5921885B2 JP S5921885 B2 JPS5921885 B2 JP S5921885B2 JP 7539974 A JP7539974 A JP 7539974A JP 7539974 A JP7539974 A JP 7539974A JP S5921885 B2 JPS5921885 B2 JP S5921885B2
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polymerizable
compound
resin
acid
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JP7539974A
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弘 内海
誠一 高橋
雄司 金井
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低線量の電離性放射線および光等の活性エネ
ルギー源あるいはラジカル重合触媒の作用により容易に
架橋硬化して、硬くてたわみ性に富み耐汚染性、耐薬品
性のすぐれた硬化物を生成する低臭気の樹脂組成物に関
するものである。
従来より放射線および光硬化型の樹脂組成物として市販
されているものは、不飽和ポリエステル樹脂或いは特殊
なアクリル樹脂をスチレン、(メタ)アクリレート等の
如き重合性化合物に溶解したものである。それら組成物
は低線量で硬化し、硬化物の硬度が高いなど多くの利点
を有しているにもかかわらず、まだ本格的に実用化され
ていない。その最も大きな理由は、溶剤として使用して
いる重合性化合物が低沸点のため容易に揮散し臭気を発
生することである。そのため臭気を伴わない重合性化合
物、換言すれば高沸点の重合性化合物の研究が従来より
行なわれていたが、それを配合した組成物の粘度が著し
く高く作業性が極端に阻害されるという別の問題に直面
していた。本発明の目的は低粘度で且つ低臭気の重合性
樹脂組成物を提供することにあり、他の目的は放射線で
硬化することは勿論、光、ラジカル重合触媒によつても
硬化して、硬くて伸びがあり、耐汚染性、耐薬品性のす
ぐれた硬化物を生成する樹脂組成物を提供することにあ
る。本発明組成物は互いに相溶する重合性化合物(゛、
重合性エステル化合物(2)及び不飽和樹脂Oとから成
り、重合性化合物(2)は末端不飽和結合を分子中’
に2個以上含有し、粘度が100センチポイズ以上12
5℃(以ト、100cps以上/25℃の如く略記する
)なるものであり、重合性エステル化合物(B)は末端
不飽和結合を分子中に2個含有し、粘度が30cps以
下/25℃で、その粘度は^、に較べて極めて低く、そ
して沸点が70℃/ O、5mmHy以上なるものであ
り、不飽和樹脂(Oは分子中に2個以上の重合性不飽和
結合を含有する重合性樹脂なるものである。そして重合
性化合物(4)及び重合性エステル化合猷B)は樹月電
Qに比べ分子量が著しく低く、1000以下であり、ま
た8は30cps以下/25℃と低粘度で、多くの樹脂
と相溶するし、変性範囲が広いという利点がある。しか
も(4)は分子凝集力の強いウレタン結合を含み、さら
にはエステル結合をも含み、緻密な構造を形成すると共
に、低線量での硬化性が極めて優れており、空気中照射
に於いての硬化性も他の多官能性化合物よりも優れてい
る。一方樹脂Cは柔軟で可撓性に富み、比較的分子量が
高いので、機械的性質、付着性が良好である。本発明組
成物に於ては、樹脂Cに対して重合性化合物(A)は硬
化促進剤の役割をはたし、重合性エステル化合物8は反
応性希釈剤の役割をはたすと同時に硬化促進剤の役割も
はたすので、それらの混合比率をかえることにより使用
目的に応じた組成物を調製することが出来る。重合性化
合物(4)としては、重合性ウレタン化合物(A−1)
それ自体、あるいはこの化u物(A一1)と重合性エス
テル化合物(A−2)との混用があつて、これら(A−
1),(A−2)なる両化合物の粘度は既述の如く10
0cps以上7/25℃であるが、より好ましくは30
0Cps以上/25℃である。
重合性ウレタン化合物(A−1)とは活性水素含有重合
性単量体をポリイソシアネート化合物の少なくとも2個
のイソシアネート基に反応させたものである。かかる化
合物の最も単純なものは、ジイソシアネート1モルに活
性水素含有重合性単量体2モルを付加させた二官能性化
合物である。それよりも反応性の高い三官能以上の化合
物は三官能以上のポリイソシアネート化合物を使用し、
そのイソシアネート基の3個以上に活性水素含有重合性
単量体を付加させることにより得られる。また、重合性
エステル化合物(A−2)とは、グリシジル基含有重合
性単量体をカルボキシル化合物の少なくとも2個のカル
ボキシル基に反応させたものである。かかる化合物の最
も単純なものは、ジカルボン酸1モルにオキシラン酸素
含有重合性単量体2モルを付加させた二官能性化合物で
ある。多官能性化合物(A−1)の原料であるポリイソ
シアネート化合物として使用できるものには、例えばフ
エニルジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、
エチルベンゼンジイソシアネート、ジフエニルメタンジ
イソシアネート ナフタレンジイソシアネート、メタキ
シレンジイソシアネート等の如き芳香族ジイソシアネー
ト類、エチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、2,6−ジイソシアネートメチルカプロ
エート等の如き脂肪族ジイソシアネート類、水添トルエ
ンジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシア
ネート等の如き脂環族ジイソシアネート類等が含まれる
また、これらジイソシアネート類の多量体、ジイソシア
ネート類と多価アルコールとの反応物であるポリイソシ
アネート付加物も好適に使用出来る。このポリイソシア
ネート付加物としては、低分子量のものが好ましい。こ
の低分子量付加物は、多価アルコールとの反応時にジイ
ソシアネートの使用割合を多くすること、具体的には多
価アルコールの水酸基1モルに対してジイソシアネート
をそのイソシアネート基が3〜10モルになる割合で反
応させることにより得ることが出来る。しかし、その場
合未反応ジイソシアネートが多く残留することになる。
この未反応ジイソシアネートを除去するには、ベンゼン
・酢酸エチル系またはシクロヘキサン・酢酸エチル系な
どの混合溶剤を使用する公知の抽出方法より可能である
。勿論未反応のジイソシアネートを除去することなしに
混合状態のまま、ポリイソシアネート化合物として使用
出来るが、未反応ジイソシアネートを除くことによりポ
リイソシアネート化合物としての分子量分布を均一 に
でき、その結果樹脂組成物の相溶性、安定性、硬化特性
の点で好ましい効果をもたらす利点がある。上記付加物
の原料である多価アルコールには例えばエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、水添ビスフ
エノール等の如き二価アルコール類、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプ畦マン、グリセリン、トリスヒ
ドロキシエチルイソシアヌレート、ペンタエリスリトー
ル、メチルゾルピット、ゾルピット、マンニツト等およ
びこれらアルコール類のエステル化物または工―テル化
物で水酸基を二個以一ト有するもの等が含まれる。これ
らの他に低分子量のポリエステルポリオール類、ポリエ
ーテルポリオール類、ヒマシ油の如きもの等も多価アル
コールとして使用出来る。多官能性化合物(A−1)の
他の原料は、活性水素を1個有する重合性単量体であり
、それには例えばβ−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、β−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート
、アリルアルコール、N−メチロール(メタ)アクリル
アミド、α−アルキルメチロール(メタ)アタリルアミ
ド等が含まれる。
多官能性化合物(A−1)を製造するには、活性水素含
有重合性単量体をポリイソシアネート化合物の少なくと
も2個のイソシアネート基に付加するに足る量を使用す
る。そして、その使用量がポリイソシアネート化合物の
全イソシアネート基に付加するに足る量であれば、生成
する多官能性化合物(A−1)は遊離のイソシアネート
基を含有していないので、重合硬化型に限られるが、も
し全イソシアネート基を付加出来ない量であれば、生成
する多官能性化合物(A−1)は遊離イソシアネート基
を有することになるので、重合硬化型であると同時に湿
気硬化型の特長を有する。上記付加反応の温度は原料に
より多少差異はあるが、通常、常温〜100℃、好まし
くは40〜80℃である。
反応温度が100℃を越すと副反応が起り、高分子量化
して増粘し、場合によつてはゲル化を起すことがあるの
で不適当である。この副反応を防止して付加反応を円滑
に進める為には、ハイドロキノン類やカテコール類のよ
うな重合禁止剤太モルホリンやジブチルチンジアセテー
トなどのウレタン化触媒を併用するのがよい。また急激
な付加反応を防止するために、溶剤としては次に述べる
多官能性化合糎B)類の内で適当なものを使用出来る。
また一方の多官能性化合物(A−2)の原料である多価
カルボン酸としてはマロン酸、シユウ酸、コハク酸、マ
レイン酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、グルタル酸
、フマール酸、イタコン酸、α−メチレングルタル酸、
アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テトラブロモフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸、ジメチルテレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸
、ハイミツク酸、シトラコン酸、ムコン酸、ジグリコー
ル酸、ピメリン酸、リンゴ酸、P−カルボキシフエニル
カルボン酸、ベンゾフエノン一4・4−ジカルボン酸、
トリメリツト酸等を挙げることが出来る。
また、これら多価カルボン酸と多価アルコールの縮合物
よりなるポリエステルポリカルノブ ホン酸もまた使用出来る。
これら多価カルボン酸と反応するグリシジル基含有重合
性単量体としては、グリシジル(メタ)アクリレート、
アリルグリシジルエーテノレ、メタクリルグリシジルエ
ーテル、ビニルシクロヘキサンモノオキシド等のα,β
一エチレン性不飽和カルボン酸のグリシジルアルキルエ
ステル類及びヒドロキシル基含有ビニルモノマーのグリ
シジルエーテル等を挙げることが出来る。上記原料のエ
ポキシエステル化の反応温度は原料により多少差異はあ
るが、通常7『C〜130℃好ましくは8『C〜100
℃である。
反応温度が100℃を越すとビニル基の重合が起り、高
分子量化して増粘し、場合によつてはゲル化を起すこと
があるので不適当である。この副反応を防止して付加反
応を円滑に進めるためには、ハイドロキノン類やカテコ
ール類のような重合禁止剤、2−メチルイミダゾールや
第4級アンモニウム塩のようなエポキシエステル化促進
剤を併用するのがよい。またエポキシエステル化時に、
次に述べるような多官能性化合物(B)類の内で適当な
ちのを溶剤として使用出来る。前記した重合性エステル
化合物Dとしては、沸点が7『C/0.5mmH7以上
のものが好ましく、使用できるものの例には、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコー
ルジ(メタ)アタリレート、1,4ーブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)アクリレ
ート、オクタンジオールジ(メタ)アクリレート、アリ
ルセロソルブ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル
酸一2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピルジアリ
ルフタレート ジアリルイソフタレート))ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート〜ジアリルマレート
、ジアリルアジペート、ジアリルジグリコレート ジア
リルフマレート ジアリ))ルテトラヒドロフタレート
ジアリルヘキサヒドロテレフタレート等がある。
かかる二官能性の重合性エステル化合物は三官能性のも
のに比して可撓性の優れた硬化物を与えるので有利であ
り、これらの二官能性化合物のうちでも特に好ましいも
のは下記の如き各一般式のいずれか一つで示されるよう
な、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、オクタ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレートまたはジプロピレングリコール
ジ(メタ)アタリレート等であるが、これらはいずれも
沸点が105℃/0.5m711Hf以上であるために
、低臭気性の点で特に好ましく、就中、前二者は低臭気
性に加えて著しく低粘度物であるために最も好ましい。
工!5 または . − − 〜−ー一 V−―&
V′K.KlVVVVνF▲z〔但し、R,,R2
およびR,はそれぞれ水素原子またはメチル基を、R3
は(CH,)(?V3Hを、R4は(CH2)。
−!Hを表わすものとし、lは3〜9なる整数であり、
mは2〜4なる整数であるものとする。〕本発明祖成物
の他の成分である樹脂(C)(丸分子中に重合性不飽和
結合を2個以上有するものである。
その不飽和結合濃度が高いほど反応性が強いので、組成
物としての硬化性を高めることになるが、通常は分子量
1000当り0.1〜1個の範囲が適当である。この不
飽和結合は不飽和ポリエステル樹脂の如く樹脂本来のも
のでもよいし、また不飽和結合を有しない樹脂に重合性
不飽和結合を有する化合物を付加或いは縮合させること
により導入したものであつてもよい。不飽和結合を導入
するには、樹脂中に−0H,−COOH,−COOR,
−CONH2,−CONHCH2OH,−CONHCH
2OR等の官能基が含まれていなければならない。かか
る官能基を有する樹脂には例えばアクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキツド樹脂
、ポリアミド樹月臥アミノ樹脂、ウレタン棚眠エポキシ
樹脂等が含まれる。これらの樹脂の分子量について言え
ばアクリル樹脂は通常2000〜50000、好ましく
は、5000〜30000のものであり、アクリル樹脂
以外のものは通常500〜20,000、好ましくは2
.000〜8.000のものである。一方反応性の重合
性化合物は上記樹脂中の官能基と反応性のある官能基並
びに重合性不飽和結合を有するものであつて、それには
例えば不飽和アルコール、そのグリシジルエーテル、不
飽和カルボン酸、そのクロライド、その低級アルキルエ
ステル、そのグリシジルエステル、そのヒドロキシアル
キルエステノレ、そのアミド、そのメチロール化アミド
、そのアルキルエーテル化アミドおよびヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートの如き反応性不飽和化合物の
イソシアネート付加物等が含まれる。また場合によつて
ジエポキシ化合物の如き二官能性化合物を介して不飽和
結合を導入することもできる。これらの方法の内最も好
ましいものは、反応性不飽和化合物のイソシアネート付
加物を使用する方法である。この方法について0H基を
有するアクリル樹脂を使用した場合の具体例を以下に示
す。先づ幹ポリマーとしてのアクリル樹脂はβ−ヒドロ
キシエチルアクリレートの如き0H基含有モノマーと他
モノマーとを0H基含有モノマーの割合が5〜15%に
なるよう混合して周知の重合法で合成し、これを反応性
稀釈剤(ト)で稀釈しておく。一方ジイソシアネート或
いはポリイソシアネート付加物に0H基含有モノマーを
イソシアネート基が過剰になる場合、好ましくはイソシ
アネート2当量に対して0H基1.2〜1.6当量の割
合で反応させることにより、α,β一不飽和結合とイソ
シアネート基とを有する化合物を合成し、この化合物を
幹ポリマー1000fに対してイソシアネート基が0.
1〜1当量になるような割合、さらに好ましくは0.1
〜0.4当量になるような割合で反応させることにより
、重合性不飽和結合を有するアクリノレ樹月旨を得るこ
とができる。重合性不飽和結合を有するアルキツド樹脂
、ポリエステル樹脂等ら0H基含有アクリル樹脂の代り
に0H基含有アルキツド樹脂やポリエステル樹脂等を使
用し、前記と全く同様の方法で合成できる。
本発明による樹脂組成物は、前記多官能性化合物(4)
,(日と重合性不飽和結合を有する樹月電0とから成る
が、粘度や性能等から、多官能性化合物(A),(日以
外に高沸点の重合性単量体を適量配合することができる
高沸点重合性単量体としては、一般式CH2=C−CO
O−(CH2−CH−10R3(Rl,R2,R3はH
又はCH3,n(:1〜8を示す)で表わされるポリプ
ロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート或いは、その末端メ
トキシ化物。
及び一般式(R1はH又はCH3,n=6〜18)で表
わされる、(メタ)アクリル酸エステル類等が使用出来
る。
この組成物を硬化させる手段としては、触媒を用いて常
温或いは加熱により硬化させる方法(化学硬化法)、電
子線、ベーター線、ガンマ一線など加速電子線照射を利
用して硬化させる方法(放射線硬化法)、紫外線照射に
より硬化させる方法(紫外線硬化法)などがある。
化学硬化法に使用できる触媒としては、有機過酸化物、
アゾ化合物および低温活性レドツクス触媒系など重合性
モノマーを重合させ得る通常の触媒がすべて使用できる
。上記触媒の例としては過酸化ベンゾイル、過酸化ラウ
ロイル、過安息香酸−t−ブチル、キユメントハイドロ
パーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキシル
ニトリル、N,N/−ジメチルアニリン、N,N′−ジ
イソプロピル−P−トルイジン、ナフテン酸コバルトな
どが挙げられる。放射線硬化法の場合は、通常加速電圧
が0.1〜2.0MeVの電子線加速器を用い、線量率
0.1〜30Mrad/秒の放射線を照射する。紫外線
硬化法の場合は波長2000〜4000λの紫外線照射
により、解離してラジカルが発生する光増感剤を使用す
る。光増感剤としては例えばベンゾイン、そのアルキル
−エーテル類、ヒバロイン類、ブチロイン類、アンスラ
キノン類およびその誘導体、多核キノン類、ジスルフイ
ド類などが挙げられる。多官能性化合物(4)は硬化が
速く硬化させた塗膜は、もろくて金属やプラスチツクに
対する付着性が十分ではない。一方、多官能性化合物8
は硬化は遅いが、相溶性が良く、粘度が低いが、硬化さ
せた塗膜は、もろくて金属やプラスチツクに対する付着
性が十分ではない。一方、重合性不飽和結合を含有する
アルキツド系、ポリエステル系、アクリル系などの樹腟
0は放射線によつても、また、紫外線によつても硬化が
不十分で表面に粘着性が残り実用性に欠ける。本発明で
は、この三成分を併用することにより、三成分の個々の
欠点を改良すると共に、相乗的な効果の達成を目的とし
ている。多官能性化合物(4),(B)と樹月電0との
配合割合は重量比で通常(A)5〜35%,(B)10
〜60%,(085〜5%の範囲が適当である。
さらに好ましくはその割合がCA)5〜10%,(B)
10〜50%,(085〜40%の範囲であつて、か\
る組成物からは靭性で耐候性にすぐれ、長期曝露による
ひび割れの心配がなく、耐衝撃性、付着性のすぐれた硬
化物が得られる。かかる組成物の用途として、クリアー
あるいはエナメルとして金属類、本材、各種プラスチツ
ク素材、石材、コンクリート、アスベスト、ガラス、紙
、天然および合成繊維類、軟硬質繊維板などあらゆる素
材の塗装斉曵接着剤、成形材料、含浸材あるいはプラス
チツクの特性改良剤等が含まれる。
次に合成例により本発明を説明する。
文中[部」は重量部を示す。〔重合性化合物A〕 (A−1−1) 2,4−トルエンジイソシアネートと
2,6−トルエンジイソシアネートの混合物(8:2)
2610部(15モル)を撹拌機付きの反応釜に仕込み
、90℃に加熱撹拌しながらトリメチロールヴDパン2
68部(2モル)を加えて反応させた。
この反応生成物から未反応イソシアネート1566部(
9モル)を常法により除去したものに、1,6ヘキサン
グリコーノレジメタアクリレート898音艮ハイドロキ
ノン0.3部を加え、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート780部(6モル)を2時間で滴下し、さらに80
℃で5時間加熱して、A成分濃度70%の多官能性化合
物(A−1−1)を得た。また、残りの30%は1,6
ヘキサングリコールジメタアクリレートである。(A−
1−2) (A−1−1)に於て、1,6ヘキサングリ
コールジメタアクリレートの代りにエチレングリコール
ジメタアクリレートを使用した以外は全く同じ。
(A−1−3) (A−1−1)に於て、1,6ヘキサ
ングリコールジメタアクリレートの代りにトリメチロー
ルプロパントリメタアクリレートを使用した以外は全く
同じ。
(A−1−4) 100%2,4−トルエンジイソシア
ネート1740部(10モル)を攪拌機付きの反応釜に
仕込み、80℃で加熱撹拌しながらヒドロキシプロピル
メタクリレート2880部(20モル)を2時間で滴下
し、3時間加熱した後、1,6ヘキサンジオールジメタ
アクリレート1980部、ハイドロキノン0.66部を
加え、A成分濃度70%の多官能性化合物(A−1−4
)を得た。
また、残りの30%は、1,6ヘキサングリコールジメ
タアクリレートである。(A−1−5) ヘキサメチレ
ンジイソシアネート1680部(20モル)を2時間で
滴下し、5時間加熱した後ヘキサンジオールジメタアク
リレート1950部、ハイドロキノン0.65部を加え
、A成分濃度70%の多官能性化合物(A−1−5)を
得た。
また、残りの30%は1,6ヘキサングリコールジメタ
アクリレートである。(A−2) フマール酸1160
部(10モル)と1,6ヘキサングリコール1572部
、ハイドロキノン2.4部、2−メチルイミダゾール4
.8部を撹拌機付きの反応釜に仕込み、80℃に加熱攪
拌しながらグリシジルメタアクリレート2982部(2
1モル)を3時間で滴下し、さらに80℃で40時間加
熱すれば、酸価が5Tr19K0H/v以下になり、均
一透明な反応生成物(A−2)が得られる。
これはA成分濃度が70%で残りの30%は1,6ヘキ
サングリコ .[ールジメタアクリレートである。〔重
合性エステル化合物B〕 (B−1) 撹拌器、デカンタ一、還流コンデンサー、
窒素ガス導入管、および温度計をそなえた11の丸底フ
ラスコに1,6ヘキサングリコ tール118部(1モ
ル)、メタアクリル酸206部(2.4モノ(ハ)、パ
ラートルエンスルホンン酸10部、ベンゼン200部お
よびハイドロキノン0.3部を加えた。
混合物を8時間還流撹拌し、このとき水の理論量(36
1゛)が得られた。この混合物は重炭酸ソーダの5%溶
液で中和し中性になるまで水で洗い減圧にて脱水、脱溶
剤を行ない、1,6ヘキサングリコールジメタアクリレ
ートを得た。沸点は128〜129℃/0.5mmHf
であり粘度は9〜10Cps/25℃である。(B−2
)攪拌器、デカンタ一、還流コンデンサー、窒素ガス導
入管、および温度計をそなえた11の丸底フラスコにエ
チレングリコール62部(1モル)、メタアクリル酸2
06部(2.4モノ(ハ)、パラ−トルエンスルホン酸
10部、ベンゼン200部およびハイドロキノン0.3
部を加えた。
混合物を7時間還流撹拌し、このとき水の理論量(36
7)が得られた。この混合物を重炭酸ソーダの5%溶液
で中和し、中性になるまで水で洗い、減圧にて脱水、脱
溶剤を行ない、エチレングリコールジメタアクリレート
を得た。なお、沸点は68〜69℃/0.5m1H1で
あり、粘度は3〜4cps/25℃である。(B−3)
撹拌器、デカンタ一、還流コンデンサー、窒素ガス導入
管および温度計をそなえた11の丸底フラスコにトリメ
チロールプロパン134部(1モル)、メタアクリル酸
310部(3,6モル)、パラ−トルエンスルホン酸1
0部、ベンゼン200部、およびハイドロキノン0.3
部を加えた。
混合物を9時間還流攪拌し、このとき水の理論量(54
y)が得られた。この混合物を重炭酸ソーダの5%溶液
で中和し、中性になるまで水で洗い、減圧にて脱水、脱
溶剤を行ない、トリメチロールプロパントリメタアクリ
レートを得た。なお、沸点は185℃/0.51i1!
LHtであり、粘度は36〜38cps/25℃である
。〔樹脂C〕 (C−1) キシレン466部、メタアクリル酸メチノ
レ659音kアクリノレ酸エチノレ527臥2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート132部、アゾビスイソブチ
ロニトリル4部及びドデシルメルカプタン53部を還流
冷却器、窒素導入管並びに撹拌機付きの反応釜に仕込み
、加熱しながら2時間で130℃まで昇温後、メタクリ
ル酸メチル1319部、アクリル酸エチル1055部、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート264部、アゾビ
スイソブチロニトリル53部、ドデシルメルカブタン1
06部の混合物を3時間で滴下した。
滴下終了後130℃に10時間保ち、重合率100%、
不揮発分濃度90%であることを確認してから減圧にし
、脱溶剤したのちハイドロキノン0.6部並びに1,6
ヘキサングリコールジメタアクリレート1397部を加
えて樹脂固型分濃度75%の樹脂溶液を得た。別の攪拌
機付きの反応容器中に、2,4−トルエンジイソシアネ
ートと2,6−トルエンジイソシアネートの混合物20
87部を仕込み、80℃で2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート2073部を3時間かけて滴下した後、80
゜Cに4時間保つてからハイドロキノン0.5部並びに
1,6ヘキサングリコールジメタアクリレート1040
部を加えて、NCO−6.20%、イソシアネート当量
678のイソシアネート付加物を得た。このイソシアネ
ート付加物428部と前記樹脂溶液2000部とを80
℃に於て反応させた後、1,6ヘキサングリコールジメ
タアクリレート90部を加えて、樹脂固型分濃度70%
のウレタン変性不飽和アクリル樹脂を得た。このものは
樹脂10007中0.42当量のビニル基を有している
。また、残り30%は1,6ヘキサングリコールジメタ
アクリレートである。(C−2) 攪拌機付きの反応容
器の中にヘキサメチレンジイソシアネート750部を仕
込み、70℃で2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
JモV1部を3時間かけて滴下し、70′Cに5時間保つ
てから、ハイドロキノン0.15部並びに1,6ヘキサ
ングリコールジメタアクリレート653部を加えて、N
CO=6.91%、イソシアネート当量608のイソシ
アネート付加物を得た。
この161部と(C−1)での樹脂溶液 1000部とを70℃に於て反応させた後、1,6ヘキ
サングリコールジメタアクリレート94部を加えて、樹
脂固型分濃度70%のウレタン変性不飽和アクリル樹脂
を得た。
このものは樹脂10007中0.35当量のビニル基を
有している。また、残り30%は1,6ヘキサングリコ
ールジメタアクリレートである。部を加え、再び2時間
で210℃まで昇温し、同温度に保持して酸価5〜KO
H/V以下になるまで反応を続け、次いでハイドロキノ
ン0.06部及び1,6ヘキサングリコールジメタアク
リレート490部の混合物に流入し、樹脂固型分濃度5
5%の不飽和ポリエステル樹脂溶液を得た。
又、残り45%は1,6ヘキサングリコールジメタアク
リレートである。(C−6) ジメチルテレフタレート
647部、エチレングリコール254部、ネオペンチル
グリコール427部、三酸化アンチモン0.3部、酢酸
亜鉛0.3部を攪拌機付きの反応釜に仕込み、6時間で
210℃まで昇温し、1時間保持した後、140′Cま
で冷却してイソフタール酸553部、アジピン酸195
部を加えた。
次いで4時間で230℃まで昇温し3時間保持した後キ
シロール65部を除々に加え酸価が20〜25mfK0
H/fになるまで脱水しながら反応させ、脱水が完了後
、キシロールを脱溶剤する。次いでハイドロキノン0.
36部、及び1,6ヘキサングリコールジメタアクリレ
ート1853部の溶剤中に流入し、樹脂固型分濃度50
%の樹脂溶液を得た。この樹脂溶液1000部と(C−
1)でのイソシアネート付加物115部とを80℃に於
て反応させた後、1,6ヘキサングリコールジメタアク
リレート69部を加えて稀釈し、樹脂固型分濃度50%
のウレタン変性不飽和アルキツド樹脂を得た。このもの
は樹脂1000t中0.34当量のビニル基を有してい
る。また、残り50%は1,6ヘキサングリコールジメ
タアクリレートである。(C−7) トルオール221
部、酢酸ブチル221部、メタクリル酸メチルJモV部、
アクリル酸ブチル133部、メタクリル酸11部並びに
ドデシルメルカプタン4.4部アゾビスイソブチロニト
リル5.5部を還流冷却器、窒素導入管並びに撹拌機付
きの反応釜に仕込み、加熱しながら2時間で110℃ま
で昇温後、メタクリル酸メチル309部、アクリル酸ブ
チル530部、メタクリル酸44部、アゾビスイソブチ
ロニトリル16.6部、メチルエチルケトン149部の
混合物を3時間で滴下した。
次いで、110℃に1時間保持してから85〜90℃に
冷却し、アゾビスイソブチロニトリル1.1部を加え、
再び110℃で重合率100%に到らしめた後、減圧で
脱溶剤しハイドロキノン0.2部、1,6ヘキサングリ
コールジメタアクリレート959部を加えて樹脂固型分
濃度50%の樹脂溶液を得た。別の攪拌機付きの反応容
器中に工ホン1001番(シエル製エポキシ樹脂)25
00音民 1,6ヘキサングリコーノレジメタアクリレ
ート693部、ハイドロキノン0.35部を仕込み、8
0℃迄昇温して内部が均一になれば、メタクリル酸25
8部並びに2−メチルイミダゾール10.35部を加え
80℃に加熱し、酸価が9〜10Tf9K0H/F7に
なつてから、1,6ヘキサングリコールジメタアクリレ
ート1138部並びにハイドロキノン0.46部を加え
てエポキシ当量2000±300の不飽和エポキシ樹脂
溶液を得た。この溶液773部、前記樹脂溶液2240
部、ハイドロキノン0.3並びに2−メチルイミダゾー
ル9部を80℃に於て反応させ、酸価が7m9K0H/
7以下になれば、1,6ヘキサングリコールジメタアク
リレート288部を加えて、樹脂固型分濃度50%のエ
ポキシ変性不飽和アクリル樹脂を得た。
このものは樹脂1000y中0.32当量のビニル基を
有している。また、残り50%は1,6ヘキサングリコ
ールジメタアクリレートである。上記合成試料を基に、
次に実施例並びに比較例により試験結果を示す。
実施例1〜4および比較例1〜5 前記各A成分(B成分を含む)及びC成分(B成分を含
む)を第1表の如く配合し、その性能を評価した。
試験方法は各試料を膜厚が30ミクロン程度になるよう
バーコータ一でブリキ板上に塗布し、窒素ガス雰囲気中
で電圧300KeVの電子線加速機により、吸収線量が
5Mradになるよう電子ビームを照射した。
塗膜性能は第1表の通りで、実施例1〜4の場合は、比
較例1および2の場合に比して付着性、耐衝撃性が優れ
ているし、比較例3の場合に比して耐薬品性が優れてい
るし、比較例4の場合に比して硬化性、付着性、耐衝撃
性に優れているし、また比較例5の場合に比して付着性
、耐衝撃性に優れている。このように、実施例1〜4の
組成物はいずれも、各比較例のものに比して総合的に良
好なものであることが知れる。実施例5〜7および比較
例6,7第2表に示されるような溶液比率に変更する以
外は、実施例1〜4および比較例1〜5の場合と同様に
して同表に示すような結果が得られた。
なお、同表には実施例1の場合を併せて載せておく。塗
膜性能は第2表に示された通りで、実施例1,5および
6の場合は(4)成分の添加量による効果を検討したも
のであり、他方、実施例7および比較例6,7の場合は
1,6ヘキサングリコールジメタアクリレート エチレ
ングリコールジメタアクリレート、トリメチロールプロ
パントリメタアクリレートの比較を行なつたものである
が、エチレングリコールジメタアクリレートの場合沸点
+(68〜69℃/0.5mmH7)が低く臭気が問題
となり、トリメチロールプロパントリメタアクリレート
の場合は付着性、耐衝撃性などが問題になる。実施例
8〜14 第3表に示されるような溶液比率に変更する以外は、実
施例1〜4および比較例1〜5の場合と同様にして同表
に示すような結果が得られた。
を一定にして、O成分たる各樹脂の性質の差異を比較検
討を行なつたものである。こうした各樹脂の特長を生か
して、各用途に使い分けるのがよい。実施例15,16
および比較例8両多官能性化合物(至)および(B)と
樹脂(Oとをそれぞれ第4表に示されるような比率で配
合し、厚さが0.6mmなる突板に含浸率が100〜1
20%になるように含浸させたのち、500KeVなる
電圧の電子ビームを吸収線量が10Mradになるよう
に照射して硬化せしめた。
得られたそれぞれの含浸板の物性試験の結果は同表に示
される通りである。
実施例17,18および比較例9 両多官能性化合物^および(自)と樹脂0とをそれぞれ
第5表に示されるような比率で配合し、各樹脂Oに対し
て酸化チタン/シアニンブルー(9/1)の混合顔料に
て顔料重量濃度(PWC)20%のエナメルを調整し、
4〜5μのブライマー塗装をした0.27mm厚の鋼板
にバーコータ一で上記エナメルを14〜15μ厚に塗布
し、窒素ガス雰囲気中で300KeVの電圧の電子ビー
ムを吸収線量が5Mradになるように照射した。
硬化塗膜は硬くて加工性、付着性にすぐれプレコートメ
タル用塗料として使用し得る性能をもつていた。試験結
果は第5表のようである。実施例19〜23および比較
例10 両多官能性化合物(5)および(B)と樹月電Qとをそ
れぞれ第6表に示されるような比率で配合し、各ワニス
に対して1%のベンゾインメチルエーテル並びにパラフ
インワ゛ンクスを加え、3ミノレのバーコ骨;一タ一に
てブリキ板上に塗布し、1.5KWの高圧水銀灯にて照
射距離17cmにて照射した。
照射後パラフインワツクスを研摩した硬化塗膜の試験結
果は第6表のようであつた。ぞれ下記第7表に示される
ような比率で配合し、次いでかくして得られる各ワニス
に対してそれぞれ1%の過酸化ベンゾイルを加え、しか
るのち厚さが0.6mmなる突板に含浸率が100〜1
20%となるようにそれぞれのワニスを各別に含浸せし
めてから、130℃なる乾燥炉中で10分間乾燥ささせ
て硬化せしめた。
得られた各含浸板についての物性試験の結果は同表に示
す通りである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 25℃における粘度が100センチポイズ以上で、
    かつ分子量が1,000以下なる、活性水素含有重合性
    単量体をポリイソシアネート化合物中の少なくとも2個
    のイソシアネート基に反応させせて得られる重合性ウレ
    タン化合物(A−1)それ自体、あるいは25℃におけ
    る粘度が100センチポイズ以上で、かつ分子量が1,
    000以下なる、グリシジル基含有重合性単量体をカル
    ボキシル化合物中の少なくとも2個のカルボキシル基に
    反応させて得られる重合性エステル化合物(A−2)と
    上記化合物(A−1)との混用の如き末端不飽和結合を
    少なくとも2個有する重合性化合物と、(B)25℃に
    おける粘度が30センチポイズ以下で、分子量が1,0
    00以下で、かつ沸点が70℃/0.5mmHg以上な
    る、末端不飽和結合を2個有する重合性エステル化合物
    と、(C)重合性不飽和結合を少なくとも2個有する不
    飽和樹脂とを必須の成分として含んで成る重合性樹脂組
    成物。
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