JPS59216857A - Fa―5859関連化合物 - Google Patents

Fa―5859関連化合物

Info

Publication number
JPS59216857A
JPS59216857A JP9317983A JP9317983A JPS59216857A JP S59216857 A JPS59216857 A JP S59216857A JP 9317983 A JP9317983 A JP 9317983A JP 9317983 A JP9317983 A JP 9317983A JP S59216857 A JPS59216857 A JP S59216857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
reaction
acid
formula
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9317983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0465825B2 (ja
Inventor
Susumu Shinagawa
品川 進
Tsuneo Kanamaru
金丸 恒雄
Setsuo Harada
原田 節夫
浅井 満子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP9317983A priority Critical patent/JPS59216857A/ja
Priority to DE8484105745T priority patent/DE3476656D1/de
Priority to EP19840105745 priority patent/EP0127098B1/en
Priority to CA000455007A priority patent/CA1318632C/en
Publication of JPS59216857A publication Critical patent/JPS59216857A/ja
Priority to US06/939,152 priority patent/US4767781A/en
Priority to CA000578085A priority patent/CA1318875C/en
Priority to US07/423,555 priority patent/US4948534A/en
Publication of JPH0465825B2 publication Critical patent/JPH0465825B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生理活性を有するFA−5859の関連化合
物およびその製法に関する。
近年、次第に増加を続ける糖尿病及びその合併症に対し
て、新しい作用機作に基き、且つより有効な糖尿病治療
薬の開発が期待されている。すなわち、糖尿病において
は、インスリン欠乏のため脂肪組織での脂肪酸の遊離が
促進されるので、肝臓への脂肪酸供給が増加し、同時に
脂肪酸の分解も亢進するためケトン体の生成も上昇し、
いわゆるケトン血症を呈する。また肝臓性組織ではグル
コースの利用が悪く、生成したケトン体をエネルギー源
としている。したがって脂肪酸の分解を阻止すれば、ケ
トン体の減少にともないグルコースの利用が亢進され、
結果的に血糖値の低下をきたすととが期待され、脂肪酸
分解の特異的阻害剤は新しい模作に基く新規糖尿病治療
薬として利用しうるものと考えられる。
とのような事情に澁み、本発明者らは新規糖尿病治療薬
の開発を目的として、種々検索したところ、式 で表わされる化合物の誘導体が有用な脂肪酸分解阻害作
用を有することを見い出し、これに基づいてさらに研究
した結果、本発明を完成した。
本発明は、(1)一般式 〔式中、Ro は水素または置換基を有していてもよい
炭化水素残基を、R2は式−0R3(式中、R3は水素
または置換基を有していてもよい炭化水素残基を示す。
)または式−NH−114(式中、R4は水素ま九は置
換基を有していてもよい炭化水素残基を示す。)で示さ
れる基を表わす。ただし、P工が水素またはアセチμで
かつ′R2がヒドロキシの場合を除く。〕で表わされる
化合物またはその塩。
(2)式 %式% で表わされる化合物またはその塩を■1■■園=圓戻化
水素残基導入反応、エステル化反応および/またはアミ
ド化反応に付すことを特徴とする化合物(I)の製法。
(3)光学活性がD体である一般式 〔式中、R5は水素またはアセチルを示す。〕で表わさ
れる化合物またはその塩、および(4)エメリセラ属に
屈し一般式 〔式中、R6は−COCH2CH3または−COCH2
CH2CH3を示す。〕で表わされる化合物を生産する
能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に化合物
(mV)を生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴
とする化合物(IV)の製法である。
本明細書においては、一般式(I)のR工がアセチ〃で
、′R2がヒドロキシでふつ光学活性がL体である化合
物を「FA−5859Jと、一般式(I)のR1が水素
で、R2がヒドロキシでかつ光学活性がL体である化合
物を「デアセチ/L’FA−5859Jとそれぞれ称す
ることもある。
上記式中、Fエ 、R3、R4で示される置換基を有し
ていてもよい炭化水素残基における炭化水素残基として
は、炭素原子を有しており該要素原子が結合に関与する
基であればいずれのものでもよい。
該炭化水素残基の具体例としては、たとえばアルキル、
γμケ二μ、アリμ、アラルキμ、異項環基等が挙げら
れる。
上記アルキμとしては、炭素数1〜20のものが好まし
く、その例としては、たとえば、メチμ。
エチμ、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピ/
l/ 、 n−グチ/l/。イソブチ/’ r ter
t−ブチル、シクロブチ〃、ペンチ/I/、イソベンチ
〃、シクロペンチル、ヘキシル、イソヘキシ/I/lシ
クロヘキシル、ヘプチ/l/、シクロヘプチ/L/、オ
クチル。
シクロオクチル。ノニル、デシ/l/、ウンデシ/I/
ドデシル、トリデシル、テトラデシ/l/。ペンタデシ
ル、ヘキサデシル、ヘプタデシfi/lオクタデシル、
ノナデシル、エイコシルなどが挙げられる。
上記アルケニルとしては、炭素数1〜18のものが好ま
しく、その例としては、たとえばビニ都プロベニ〃、ア
リ−1v(allyl) 、プテニ/l/、オレイルな
どが挙げられる。
上記アリルとしては、たとえばフェニル、ナフチμなど
が挙げられる。
上記アラルキルとしては、たとえばベンジ/I’。
α−メチルベンジル、フエネチ/L/、ジフェニ〃メチ
/L’、1−フェニルプロピル、1−フェニルグチμな
どが挙げられる。
上記異項環基としては、たとえばピリジル、ピフジル、
ピロリジル、ピペリジルなどがあげられる。
上記炭化水素残基であるアルキルの置換基としては、た
とえば低級アルコキシ、オキソ、ハロゲン、ハイドロキ
シ、ニトロ、アミノ、シアノ、スルホ、アリル、アラル
キルオキシなどが挙げられる。
上記炭化水素残基であるアリル、アラルキル。
異項環基の置換基としては、たとえば低級アルキivl
低級アルコキシ、オキソ、ハロゲン、ハイドロキシ、ニ
トロ、アミノ、シアノ、スルホ、フエ二μなどが挙げら
れる。
上記置換基としての低級アルキμとしては、炭素数1〜
6のものが好ましく、その例としては、たとえばメチル
、エチμ、n−プロピル、イソプロピル、n−プ千μ、
イソブチ/L’+tert−ブチ/I/、n−ペンチ/
L/、イソペンチμ、シクロペンチル、ヘキシμ、イソ
ヘキシ〃、シクロヘキシμなどが挙げられる。
上記置換基としての低級アルコキシとしては、炭素数1
〜6のものが好ましく、その例としてはたとえばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキン、n−ブト
キシ、5ee−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペ
ンチルオキシ、イソペンチルオキシ、n−ヘキシルオキ
シなどが挙げられる。
上記ハロゲンとしては、クロ〃、ブロモ、ヨード、フル
オロが挙げられる。
上記置換基としてのアリルとしては、たとえばフェニル
などが挙げられる。
上記置換基としてのアラルキルオキシとしては、たとえ
ばベンジルオキシなどが挙げられる。
上記一般式におけるR工の好ましい例としては、たとえ
ば水素または式 −〇〇−R(式中、Rは7 水素1次素数1〜17のアルキル、フェニル、炭素数1
〜4の低級アルコキシ、フェニル−01〜4アルキルオ
キシまたはアミノを示す。)で表わされる基が挙げられ
る。
上記炭素数1〜17のアルキルの例としては、たとえば
、メチル、グチl’ + n−プロピ/l/、イソプロ
ピル、シクロプロピ、A/ 、 n−ブチ〜、イソブチ
/L/、tert−ブチA/、シクロブチル、ペンチル
イソペンチμ、シクロペンチル、ヘキシル、イソへキシ
/L/、シクロヘキV〜、ヘプチル、シクロヘプチ!、
オクチル、シクロオクチ/L/、ノニμ、デシ/I/、
ウンデシル、ドデV/I/、トリデシ!、テトヲデシμ
、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシμなどが挙
げられる。
上記炭素数1〜4の低級アルコキシとしては、たとえば
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n
−ブトキシ、渡−ブトキシ、 tert−ブトキシなど
が挙げられる。
上記フエニ/I/−C工〜4アμキルオキシにおけるC
0〜4アμキ〃の例としては、たとえばメチμ。
エチル、n−プロピμ、イソプロピ/I/ 、 H−ブ
チル、イソブチ7&、tert−グチ〃が挙げられる。
上記一般式におけるR3の好ましい例としては、九とえ
ば一0R8(式中、R8は水素または伏素数1〜6の低
級アルコキシを示す。)で表わされる基または−NH2
が挙げられる。
上記次素数1〜6の低級アルコキシの例としては、たと
えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ。
インプロポキシ、n−ブトキシ、就−プトキシ。
t6rt−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、イソペンチ
ルオキシ、n−ヘキシルオキシなどが挙ケラれる。
本発明の炭化水素残基導入反応は、所望の法化水素残基
を有するハロゲン化物又はジメチル硫酸などのアルキ/
L’硫酸エステμが用いられる。該ハロゲン化物のハロ
ゲンとしては、たとえばブロム。
ヨード、クロ/l’などが挙げられる。反応は通常、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、水、ジメ千μホルムア
ミド、クロロホルム、アセトニトリル。
酢酸エチル、ピリジン等の溶媒中で行なわれるが、上記
溶媒は混合して用いることもできる。たとえばアルキル
化反応においては、一般に、水酸化アルカリ、水素化ナ
トリウム等の塩基の存在下で行なわれ、反応温度は特に
限定されないが通常的−10〜80しで行なわれる。反
応時間は約5〜48時間、好ましくは約5〜12時間で
行なわれる。
上記度化水素残基R工がアルキμでありこれがオキソを
置換基として有している場合には、該炭化水素残基導入
反応は、通常用いられるアシル化反応に従って行なうこ
ともできる。
該アシル化反応において用いられるアシル化剤としては
、Poがアルキルでありこれがオキソを置換基として有
している基(アシμ基)を含有するアシル化剤が用いら
れる。該アシル化剤の例としては、たとえば該アシμ基
を有する酸類のハロゲン化物、無水物、活性エステル、
アジドなど常用のアシル化剤が挙げられる。該ハロゲン
化物のハロゲンとしては、たとえばクロμ、ブロムなど
が挙げられる。該活性エステルとしては、たとえばp−
ニトロフエニμエステA’+N−ヒt’aキyサクシイ
ミドエステルなどが挙げられる。該アシル化反応は、溶
媒中で行なうのが好ましい。該溶媒としてはたとえば水
、アセトン、テトラハイドロフフン、ジオキサン、アセ
トニトリ/I/、ジエチμエーテ/I/、クロロ示μム
、ジクロロメタン、酢酸エチA/、ジメチμホルムアミ
ド、ピリジンなどが挙げられるが、上記溶媒類は単独又
は混合溶媒として用いることもできる。アシル化剤は、
原料化合物1モμに対し、通常約1〜5モ〃、さらに好
ましくは約1〜1.5七〃使用される。アシル化におい
ては、一般に吹酸水素アμカリ、次酸アμカリ、水酸化
アμカリ、トリア〃キμアミン、ピリジン等の塩基の存
在下に行うと好都合である。
反応温度は特に限定されないが、通常的−10〜50℃
、さらに好ましくは約5〜30℃で行なわれる。反応時
間は約1〜48時間、さらに好ましくは約1〜12時間
である。反応系におけるp■は、約7〜11、さらに好
ましくtA”〜9に保たれる。
本発明におけるエステル化反応は、通常用いられるエス
テル化反応を適用することができる。該エステル化度−
とじては、たとえば、原料化合物を、R2で表わされる
アルコキシを含むアルコ−μに懸濁させ、これに塩化水
素ガス等のガスを吹き込む方法が挙げられる。この方法
においては、アルコ−μは原料化合物に対し大過剰用い
られる。
反応温度は、通常的06〜80℃、さらに好ましくは約
25〜60℃であり、反応時間すなわちガスを吹き込む
時間は約1〜12時間、さらに好ましくは約1〜4時間
である。エステル化反応においては、さらに、あらかじ
め塩化水素、硫酸、トルエンスルホン酸等の鉱酸又は有
機酸を含むアルコール(アルコールは、R2で表わされ
るアルコキシを含むものである。)に原料化合物を懸濁
させ、約0〜100℃、さらに好ましくは約25〜80
℃、あるいは加熱還流下で、反応時間約5〜48時間、
さらに好ましくは約5〜12時間処理する方法が挙げら
れる。
エステル化反応として、さらに、約−40〜−5℃、さ
らに好ましくは約−20〜−5℃の低温下、1?2 で
表わされるアルコキシを含むアルコールにチオニルクロ
フィト、アセチルクロライド。
スルフイ二μクロライド、無水トリフルオロ酢酸などを
反応させ、その後、原料化合物をとれに加え、処理する
方法が挙げられる。該反応は、約0〜100℃、さらに
好ましくは約25〜80℃で、あるいは加熱還流下に、
約1〜48時間さらに好ましくは約4〜12時間処理す
ることにより行なわれる。
本発明方法のアミド化は、たとえば上記エステル体をア
ンモニアあるいは弐NH3−14(式中、R4け前記と
同意義を有する。)で表わされるアミン類と反応させる
ことにより行なわれる。該反応においては、エステル体
1七μに対し、アンモニアあるいはアミン類を約1〜2
0モル、さらに好ましくは約2〜10モル使用される。
反応は、約0〜100℃、さらに好ましくは約25〜6
0℃で、約12〜72時間、さらに好ましくは約4〜1
2時間処理させることにより行なわれる。
また、アミド化は、たとえば、原料化合物のカルボキシ
lL/基を活性化して、これとアンモニア。
上記アミン類とを反応させることによっても行ない得る
。該活性化としては、原料化合物をたとえば五塩化リン
、チオニルクロリドなどを用いて酸塩化物とする、原料
化合物を塩化イソブチロキシカルボニル、塩化エトキシ
力〃ボニルなどを用いて混合酸無水物とする、原料化合
物のp−ニトロフェノールやN−ヒドロキシサクシミド
、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−シカ〃
ボキシイミド等の活性エステルとすることにより行なわ
れる。このようにして活性化された原料化合物にアンモ
ニア、アミン類を反応させるが、該反応においては、活
性化された原料化合物1七μに対しアンモニア、あるい
はアミン類を約1〜2モル使用する。反応は、約0〜1
00℃、さらに好ましくは約25〜60℃で約1〜48
間反応させることによシ行なわれる。
アミド化としては、さらに、たとえばジシクロヘキシμ
カμポジイミドなどの方μポジイミド類。
力μボニルイミダゾー/l/、N−エチル−5−イソオ
キサゾリウム−3−スμホン酸塩などの縮合剤の存在下
に原料化合物とアンモニア、アミン類とを反応させて行
なうこともできる。縮合剤は、原料化合物1モルに対し
て1〜3モμ、さらに好ましくは1.2〜1.5モμ用
いられる。この反応は、約−10〜50u、さらに好ま
しくは約−5〜25℃で、約5〜48時間さらに好まし
くは約1〜48間反応させることにより行なわれる。
このようにして得られた化合物(1)を反応液から分離
、採取するには、通常用いられる手段たトエば、クロロ
ホルム、n−ブタノール等の有機溶媒による抽出、イオ
ン交換樹脂や吸着性樹脂を用いたカヲム°クロマトグラ
フィーなどが採用される。
化合物(I)において、R工が置換基を有していてもよ
い炭化水素残基でありかつRが式−〇R3(式中、R3
は置換基を有していてもよい膨化水素残基を示す。)ま
たは式−NH−R4(式中、R4は水素または置換基を
有していてもよい炭化水素残基を示す。)で示される基
である化合物を製造するには、(1)化合物(II)ま
たはその塩を炭化水素残基導入反応に付し、次いで得ら
れた化合物をエステル化反応またはアミド化反応に付す
ことにより、あるいは(i)化合物(II)またはその
塩をエステル化反応またはアミド化反応に付し、次いで
得られた化合物を炭化水素残基導入反応に付すことによ
り行うことができる。
光学活性が9体である化合物(m)は、たとえは以下の
方法によシ製造することができる。
1 @H2IC−C)f2−CI(−COOH(V )NH
−R9 (D)   NU、−CH2−CM−COOH(Vl 
)MH−R9 ↓ NH−It 9 (D)   R□。−NH−CH2−CH−CH2−C
OOH(IX )[−Ro ↓ (D)   R,。−NH−CH2−CH−CH3−C
OOH(X ’I蒙 NH−OCH3 上記式中、R9はアセチ〃基以外の保護基を表わし、該
保護基としては、たとえばt−ブチμオキシカμボニル
、ペンジルオキシカルボニ/l/、p−メトキシベンジ
μオキシカpポニμ、p−ニトロベンジルオキシカルボ
二μなどが挙げられる。
Rloは、R9で示される保護基と脱離の際の性質を異
にする保護基を示す。該R0で示される保護基としては
、たとえばベンジルオキシカルボ二μ。
t−1トキシカルボニ/I/、p−ニトロベンジ〃オキ
シカμボニ/l/、p−メトキシベンジルオキシカ〃ボ
ニ/L/l)リチル、トシル、t−アミルオキシカルボ
ニル、イソボルニルオキシカ〃ボニ〜、ジフェニルホス
フィニル、0−ニトロフェニ〜スルフエニ〃、フタロイ
ルなどが挙1.fうれる。
化合物(V)は、α−アミノ基がR9で示される保護基
で保護されたD−アスパラギンを示す。
化合物(V)は、D−アスパラギンに、R9を含む保護
基導入試薬(R−X:Xはハロゲン、活性エステ!、ア
ミド等を示す。)を反応させることにより製造できる。
反応は、水または水とテトフハイドロフヲン、アセトニ
トリ/l/、ジオキサン等の有機溶媒との混合物中、水
酸化アルカリ(例、NaOH,KOH)、 ) !Jエ
チμアミン等の塩基の存在下、約O〜25℃で、約1〜
24時間反応させることにより行なわれる。
化合物(V)力1ら化合物(Vl)を製造するには、化
合物(V)とビストリフルオロアセトキシフェニルイオ
ジンとを、水とジメチルホルムアミドとの混合溶媒中で
反応させる方法が用いられる。反応はトリエチルアミン
、水酸化アルカリなどの塩基の存在下、約0〜50℃好
ましくは約10〜5bて、約10〜48時間の反応時間
で行なわれる。
ドロフラン、アセトニトリμ、ジメチルホルムアミド又
はこれらの混合溶媒中、約0〜50℃、約5〜24時間
反応させる。反応は通常トリエチルアミン、戻酸水素ナ
トリウムなどの塩基の存在下で行なわれる。
化合物(■)から化合物(■)を製造するには、まず力
μボン酸を混酸無水物とし、これをアゾ化V”て1 L 、myv y (W。0.。転位す、員により行な
われる。
混酸無水物とするには、化合物(■)Kクロμ戻酸エチ
ル、クロル伏酸メチル、クロ〃次酸プロヒル、クロpj
J酸ブチμ、クロル炭酸イソブチμ等の酸クロライドを
酢酸エチル、酢酸メチル、ジオキサン、テトラハイドロ
フラン、アセトニトリル等の有機溶媒中で作用させるこ
とによって行なわれる。この反応の際、N−メチルモル
ホリン。
N−エチμモ〃ホリン、トリエチルアミン、トリメチル
アミン、ピリジン等の有機塩基を共存させてもよい。反
応温度は約−20℃から30℃、好ましくは約−10℃
から口しである。
混酸無水物をアゾ化するには、該混酸無水物にジアゾメ
タンを反応させることによ勺製造される。
たとえば、該混酸無水物を酢酸エチル、酢酸メチル、テ
トラハイドロフラン、ジオキサン、アセトニトリ/I/
、ジエチμエーテル等の有機溶媒中約−20℃から30
℃で好ましくは約−10℃から25℃で約1時間から2
4時間ジアゾメタンと反応させる。ジアゾメタンは反応
液に直接吹きこむか、又はジエチルエーテル、酢酸エチ
ル等の有機溶媒に飽和させた溶液を反応液に加えても良
い。
アゾ化された化合物をウオ〃フ転位するには、アゾ化さ
れた化合物のメタノ−μ溶液に安息香酸。
酢酸等の銀塩をFリメチ〜アミン、)リエチμアミン、
N−メチμモ〃ホリン、N−エチμモμホリン、ピリジ
ン等の有機塩基に溶かし念溶液を約−5℃ホら50℃で
好ましくは約OCから27℃で、暗所で約30分から1
0時間作ルさせることによって行なわれる。
化合物(■)から化合物(IX)を製造するには、化合
物(■)をケン化することにより行なわれる。
該ケン化は、たとえば水、又はメタノール、エタノ−f
i/lジオキサン、テトフハイドロフラン、アセトニト
リル等の有機溶媒中で、又は水とこれら有機溶媒との混
合溶媒中で、化合物(■)とナトリウム、カリウム、バ
リウム等の水酸化物とを約−10℃から50℃、好まし
くは約0℃から27しで約1時間ふら5時間反応させる
ことによって行なわれる。
化合物(IX)から化合物(X)を製造するには、化合
物(IX)の保護基R0を脱離し、さらにアセチル基を
導入することにより行なわれる。
該保護基脱離反応は、たとえば加水分解9.又は接触還
元、酸処理等の従来ペプチド合成反応に適用されている
手段を適用しつる。該加水分解反応は、アミド結合を分
解するすべての方法を適用することができる。たとえば
、酸、塩基、イオン交換樹脂などを用いることにより行
なうことができる。該酸としては、たとえば硫酸、塩酸
などの無機酸が挙げられ、該塩基としては、たとえば水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化バリウムなど
が挙げられ、該イオン交換樹脂としては、たとえばダウ
エックス−50(ダウケミカル社製。
米国)、アンバーフィトエR−120(ローム・アンド
−ハース轡コンパニー社製、米国) 、/イヤイオンー
8KIA、5KiB  (三菱化成工業株式会社製1日
本)などが挙げられる。
上記の酸を用いる場合には、水溶液中で該反応を行なう
のが好ましく、また含水溶媒としてたと工ば水とメタノ
ール、エタノール、ゲタノーμ等との混合溶媒中で行な
うのが好ましい。反応は、通常約60〜200℃、さら
に好ましくは約90〜120℃で、約30分〜30時間
、さらに好ましくは約3〜16時間で行なわれる。
上記の塩基を用いる場合には、水溶液中で行なうのが好
ましく、さらに含水溶媒、例えば水とメタノ−μ、エタ
ノーμ、ブタノーy等との混合溶媒中で行なうのが好ま
しい。該反応は、通常約60〜200℃、さらに好まし
くは約90〜120しで、約30分〜30時間、さらに
好ましくは約3〜16時間で行なわれる。
上記のイオン交換樹脂を用いる場合には、原料化合物の
水溶液に該イオン交換樹脂を懸濁させた状態で加温する
ことにより行なわれる。該反応は通常約60〜200℃
、さらに好ましくは約90〜120℃で約30分〜30
時間、さらに好ましくは約3〜16時間で行なわれる。
該接触還元反応は、水又はメタノール、エタノール等の
アルコール中で、又は水とアルコールとの混合溶媒中、
パラジウム黒、パラジウム広葉等の触媒の存在下水素ガ
スを導入し、必要に応じて加圧して行なわれる。該接触
還元反応の温度は、約0〜50℃、好ましくは約20〜
30℃で、反応時間は約0.5〜5時間、さらに好まし
くは約1〜3時間で行なわれる。該酸処理に用いられる
酸としては、たとえば臭化水素−酢酸、塩酸−酢酸。
塩酸−ジオキサン、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン
酸、トリフルオロメタンスμホン酸等があげられる。酸
処理の温度は約−10t3から50℃。
好ましくは約0℃から25℃で、反応時間は約30分か
ら24時間の間で、用いた酸により適当に変えるのが望
ましい。
該アセチμ基導入反応は、たとえば原料化合物と、無水
酢酸、アセチルクロフィト又は酢酸をクロlv戻酸メチ
p、クロ/L/決酸エチ/L/、クロ、Is/戻酸ブチ
μ、クロ)vp酸プロピル、クロル炭酸イソプチル等の
アμコキシカ〃ボニμクロフィトと反応して得られる酢
酸の無水物とを、水又は水とアセトン、ジオキサン、ア
セトニトリ/l/、ジメチμホ〃ムアIド、テトラハイ
ドロフラン等の有機溶媒との混合溶媒中反応させること
によって達成される。反応に際してはピリジン、トリエ
チルアミン。
トリメチルアミン等の有機塩基又はナトリウム。
カリウム、力〃シウム等のアルカリ金属、アルカリ土類
金属の水酸化物、酸化物1買戻酸塩等を脱酸剤として共
存させてもよい。反応温度としては約−10℃から50
℃、好ましくは約0℃ホら25℃である。
化合物(X)から化合物(■′)を製造するには、化合
物(X)をトリメチル化反応に付すことにより行なわれ
る。該トリメチル化反応は、たとえば化合物(X)また
はその塩とジメチル硫酸、メチルブロマイド、メチルク
ロフィトまたはメチルヨーダイトとを水中又は水とアセ
トニトリμ、ジオキサン、テトフハイドロフヲン、ジメ
チルホμムアミド等の有機溶媒中で反応させることによ
って行なわれる。反応に際しては必要に応じてナトリウ
ム、カリウム、カルシウム等のアルカリ金属。
アルカリ土類金属の水酸化物、酸化物等を共存させても
よい。反応温度は約−10℃i)1ら50℃。
好ましくは約0℃25)ら20℃である。
上記の各反応によって生成した各目的物は、通常用いら
れる分離、精製手段、たとえばクロマトグラフィー、再
結晶などの方法によって採取、精製することができる。
化合物(■′)から化合物(Ul、”)を製造するには
、化合物(■′)を加水分解反応に付すことにより行な
われる。
該加水分解反応は、アミド結合を分解するすべての方法
を適用することができる。たとえば、酸。
塩基、イオン交換樹脂などを用いることにより行なうこ
とができる。該酸としては、たとえば硫酸。
塩酸などの無機酸が挙げられ、該塩基としては、たとえ
ば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水    )酸
化バリウムなどが挙げられ、該イオン交換樹脂としては
、たとえばダウエックス−50(ダウケミカル社製、米
国)、アンバーライトエR−120(ローム・アンド・
ハース・コンパニー社製、米国)、ダイヤイオy−8K
iA、5KiB  (E菱化成工業株式会社製1日本)
などが挙げられる。
上記の酸を用いる場合には、水溶液中で該反応を行なう
のが好ましく、また含水溶媒としてたと、tId 水と
メクノーμ、エタノーμ、ブタノーμ等との混合溶媒中
で行なうのが好ましい。反応は、通常約60〜200℃
、さらに好ましくは約90〜120℃で、約30分〜3
0時間、さらに好ましくは約3〜16時間で行なわれる
上記の塩基を用いる場合には、水溶液中で行なうのが好
ましく、さらに含水溶媒、例えば水とメタノ−μ、エタ
ノー/L/、ブタノーμ等との混合溶媒中で行なうのが
好ましい。該反応は、通常約60〜200℃、さらに好
ましくは約90〜120℃で、約30分〜30時間、さ
らに好ましくは約3〜16時間で行なわれる。
上記のイオン交換樹脂を用いる場合には、原料化合物の
水溶液に該イオン交換樹脂を懸濁させた状態で加温する
ことにより行なわれる。該反応は通常約60〜200℃
、さらに好ましくは約90〜120℃で約30分〜30
時間、さらに好ましくは約3〜16時間で行なわれる。
反応液からデアセチ/L/FA−5859またはその塩
を得るには、通常用いられる手段、たとえばイオン交換
樹脂、吸着、!I!縮、縮高結晶化が用いられる。反応
液から目的物を採取する場合には、遊離形あるいは塩の
いずれでも単離できるが、塩の形で分離採取する方が容
易である。
反応終了液ふら目的物質を得る具体例としては、たとえ
ば強酸性イオン交換樹脂等を利用し、目的物質を吸着さ
せ、例えば塩酸等を利用して溶出を行いニンヒドリン反
応で陽性を示す区分を集めることによって目的物質を得
ることが出来るが、例えば塩酸による加水分解反応液か
らは更に簡単に反応液を減圧濃縮し過剰の塩酸を留去し
た後、メタノ−μ、エタノール、ジエチルエーテル等の
溶媒を加え結晶として本物質の塩酸塩を得ることが出来
る。
このようにして、遊離ま之は塩の形の化合物(m)が得
られる。
本発明方法において、原料化合物として用いられる化合
物(IT)のうち光学活性がL体である化合物はデアセ
チμFA−5859である。デアセチ/L/FA−58
59は、たとえば、まずエメリセラ属に属しFA−58
59を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培
養物中にFA−5859を生成蓄積せしめ、これを採取
することによりFA−5859を製造し、次いでこれを
加水分解反応に付すことにょ勺製造することができる。
本発明方法の原料化合物(I[)の化学的合成法として
は、D体を製造するには、化合物(V)から化合物(m
)の製造法として前記したとおシであるが、L体につい
ては、化合物(V)のL体を用いれば、同様に製造する
ことができる。
FA−5859の製造、および化合物(IV)の製造に
用いられる微生物としては、たとえばエメリセラ(Em
ericella )属に属し、F A −5859お
よび/または化合物(IV)を生産する能力を有する菌
であればいずれをも使用することができる。
その例としては、たとえばエメリセラ・カドリリネアタ
−(E、quacjrilineata)が挙げられ、
さらに具体的には、エメリセラ・カドリリネアターエF
O5859が挙げられる。
上記工F0 5859株は、財団法人発酵研究所(rF
o)発行のリスト・オプ・カルチャーズ第6版1978
年(In、5titute  ForE’erment
ation、+ 0saka+ Li5t of  C
u1tures+1978 、5ixth  Edit
ion)に掲載されている。
エメリセラ・カドリリネアターの菌学的性状は、日本画
学会会報第20巻第4号481頁(1979年)。
トランスアクションズ・オプーザ拳ミコロジカル・ソサ
エティ・オプ・ジャパン(Transactionso
f  The  Mycological  5oci
ety  ofJapan ) vol、 20. h
 4,481 (1979)に記載の菌学的性状と同一
である。
エメリセラ属菌は、微生物の一般的性質として自然的に
ま念は変異剤によって変異を起し得る。
たとえばX線、ガンマ−線、紫外線等の放射線の照射、
更には単胞子分離、種々の薬剤による処理または薬剤を
含有する培地上での培養、その他の手段で変異させて得
られる多くの変異株、あるいは自然的に得られた突然変
異株等であってもFA−5859および/または化合物
(■)を生産する性質を有するものはすべて使用できる
上記微生物の培養に用いられる培地は用いられる菌株が
利用し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状でもよ
いが、大量を処理するときには液体培地を用いるのがよ
り適当である。培地には同化し得る次素源、消化し得る
窒素源、無機物質。
微量栄養素が適宜配合される。伏素源としては、たとえ
ばブドウ糖、乳糖、シヨ糖、麦芽糖、デキストリン、で
ん粉、グリセリン、マンニド−μ。
ソμビトール、油脂類(例、大豆油、オリーブ油。
ヌカ油、ごま油、ラード油、チキン油など′)、各種脂
肪酸類(例、ラウリン酸、ミリヌチン酸、バpミチン酸
、ステアリン酸、オレイン酸など)、窒素源としては、
たとえば肉エキス、酵母エキス。
乾燥酵母、大豆粉、コーン・スチーブ・リカー。
ペプトン、綿実粉、廃糖蜜、尿素、アンモニウム塩類(
例、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム。
硝酸アンモニウム、酢酸アンモニウムなど)その他が用
いられる。さらにナトリウム、カリウム。
力μシウム、マグネシウムなどを含む塩類、鉄。
マンガン、亜鉛、コバルト、ニッケルなどの金属塩類、
リン酸、ホウ酸などの塩類や酢酸、プロピオン酸などの
有機酸の塩類が適宜用いられる。その他、アミノ酸(例
、グルタミン酸、アスパラギン酸、アヲニン、リジン、
バリン、メチオニン。
プロリン等)、ペプチド(例、ジペプチド、トリペプチ
ド等)、ビタミン類(例、B、、B2.ニコチン酸、B
工2.C等)、核酸類(例、プリン。
ピリミジンおよびその誘導体)等を含有させてもよい。
もちろん培地のpuを調節する目的で無機または有機の
酸、アルカリ類、緩衝剤等を加え、あるいは消泡の目的
で油脂類1表面活性剤等の適量が添加される。
培養の手段は静置培養でも、振艙培養あるいは通気攪拌
培養法等の手段を用いてもよい。大分の処理には、いわ
ゆる深部通気攪拌培養によるのが望ましいことはいうま
でもない。培養の条件は培地の状態9組成、菌株の種類
、培養の手段等によって一定しないのは当然であるが、
それらは通常的15℃〜37℃の温度で、初発pH約3
〜8付近に選択するのがよい。とりわけ、培養中期の温
度は約23℃〜32℃、また初発pHは約4〜6の条件
が望ましい。培養期間も前記の諸条件により一定しない
が、該生理活性物質濃度が最大となるまで培養するのが
よい。これに要する時間は液体培地を用いる振盪培養ま
たは通気攪拌培養の場合は通常約1〜8日間程度である
生成したFA−5859および化合物(IV)は主とし
て培養枦液中に存在するので、培養物を遠心分離あるい
は濾過によって上澄液と菌体とに分離し、その上清液か
ら精製するのが有利である。
しかし培養物から、直接に精製することも可能である。
さらにこのFA−5859および/または化合物(IV
)を採取するには微生物が生産する代謝産物を採取する
のに通常用いられる手段を適宜利用することが出来る。
たとえば遠心分離によって菌体を除去したのち、その炉
液から一般に有効物質を分離、採取、精製する方法を用
いる。
すなわち、適当な溶媒に対する溶解性および溶解度の差
、溶液からの析出法および析出速度の差、種々の吸着親
和力の差、イオン交換体によるイオン交換クロマトグラ
フィー、あるいは減圧濃縮。
凍結乾燥、結晶化、再結晶、乾燥などの手段が単独ある
いけ任意の順序に組合わせて、または反復して利用され
る。
本発明の化合物(I) 、(III) 、(TV)が遊
離形として得られた場合には、常套手段により薬理的に
許容し得る塩とすることができる。酸塩を形成させる酸
としては、たとえば塩酸、硫酸、硝酸。
蓚酸、酢酸、コハク酸、クエン酸、ツマ−μ酸などが挙
げられる。
また、本発明の化合物(I) 、 (III) 、 (
TV)が塩として得られた場合には、それらの塩を遊離
形に変換することもできる。この方法は、たとえばイオ
ン交換樹脂等を利用して、酸塩を形成している酸または
塩基をイオン交換樹脂に吸着させればよい。
次に化合物(1) 、 (III) 、 (IV)また
はその塩の脂肪酸分解阻害能の測定を、ラット肝臓ホモ
ジネートを用い、日本生化学金網「生化学実験講座」第
9巻脂質の代謝、75頁(1975年、東京化学同人)
記載の方法に準じて以下に記載の方法で行った。すなわ
ち、SD系ラット(6週令。
雄)を1日間絶食後、放血によって層殺し、直ちに肝臓
を取り出し10倍量(W/V)の5mM)リス−塩酸緩
衝液(アH7,4)0.1mMEDTAおよび111f
//wl濃度の牛血清アルブミンを含む0.25y蔗糖
溶液を加え、テフロン棒付ホモジナイザーでホモジナイ
ズする。820Xg、10分間の遠心上澄みを8,00
0Xg、10分間遠心し、生じたペレットを上記の蔗糖
溶液に、肝臓湿重量0,2f10.5w!weとなる濃
度に懸濁し、その0.5 mlを酵素液として反応に用
いた。
リン酸カリウム緩衝(l! (pH7,4) 30 μ
mole 。
MCI  300μmole + ATP  3μmo
le+ MgCl23μmole +蔗糖120μmo
le+  1  ”Cバルミチン酸(0,2μC1,牛
血清アルブミンをモル比1:5になるように添加した溶
液T)H7,4)0.6μm01e。
L−力〃ニチン(L −carnitine) 3μm
ole +コエンザイムA (Coer+zyme A
) 0.6μmole 、 NAD7.5μmole+
 L−リンゴ酸0.03μmole 、水又は阻害剤を
含有する水溶液CpH7,0) 0.1 ml及び酵素
浴g10.5 dから成る反応混1&2.5 weをハ
イアミンハイドロオキサイドI 0−XCCバラカード
(オランダ)製〕を浸した沖紙をつるした密閉試験管中
に入れ、37℃20分間好気的に振盪反応した。70%
過塩素酸0.4 vslを添加して反応を止めた後、生
成した COを測定することによって酵素活性の測定を
した。■害能を第1表に示した。
なお、各化合物の阻害活性は、カルニチン添加によって
促進された脂肪酸分解活性に対する阻害能を化合物無添
加の場合と比較して、阻害パーセントで表示した。
表1 カルニチン依存性脂肪酸分解活性に対するFA−
5859関連化合物の阻害能 表1に示したように、本発明の化合物は、著しい脂肪酸
分解阻害活性を示す。
本発明の化合物の毒性については、経口でマウスに40
0q/kqを投与しても死亡例が認められず、低毒性と
考えられる。
したがって、化合物(I)、(I[[)、(IV)また
はその塩は、たとえば脂肪酸分解阻害剤として有用であ
る。化合物(I)、(III)、(IV)またはその塩
を脂肪酸分解阻害剤として用いるには、たとえば哺乳動
物(例、マウス、ラット、人など)の糖尿病の治療を目
的として、約0.2ないし200’I/klを1日投与
量として投与する。また、化合物(1)、(m)、(T
V)またはその塩を投与するにあたっては、常套手段に
よってそれ自体あるいは適宜の薬理的に許容される担体
、賦形剤、希釈剤と混合し、たとえば錠剤、顆粒剤、カ
プセル剤、液剤などの剤型にして経口的に、またたとえ
ば注射剤として非経口的に投与することができる。
上記経口製剤、例えば錠剤を製造する際には、結合剤(
例、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ39− ドロキシプロヒルメチルセルロース、マクロゴーμなど
)、崩壊剤(例、デンプン、カルボキシメチルセルロー
スカルシウムなど)、賦形剤(例、乳糖、デンプンなど
)、滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム、りμりな
ど)などを適宜配合することができる。
また、非経口製剤、たとえば注射剤を製造する際には、
等張化剤(例、ブドウ糖、D−ソ〃ピトーμ、D−マン
ニトール、塩化ナトリウムなど)。
防腐剤(例、ベンジルアルコール、クロロブタノ−μ、
バラオキシ安息香酸メチル、バラオキシ安息香酸プロピ
ルなど)、緩衝剤(例、リン酸塩緩衝液、酢酸ナトリウ
ム緩衝液など)などを適宜配合することができる。
(以下余白) 一4〇− 以下に参考例および実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。なお、以下の参考例において、培地の組
成物のパーセントは重量/容量パーセントを示す。又以
下の略号を用いる。
MeOH:  メタノール EtOI(:  エタノール Ac0Et:  酢酸エチルエステル A2pr :  ジアミノプロピオン酸残基A2bu 
:  β、r−ジアミノ酪酸残基OMe  :  メチ
ルエステル Z  : ベンジルオキシカルボ二μ BOC:  t−ブトキシカルボニル AC: アセチル 参考例/ ポテト・シュークロズ寒天からなる斜面培地上に予め十
分に生育し胞子を形成したエメリセラ・カードリリネア
タ−IF’0 5859の一白金耳ヲ、クルコース2−
0%、マルトース30%、生大豆粉1.5%、コンスチ
ーブリカー1.0%、ポリペプトン0.5%、酵母エキ
ス03%及び食塩0.3%、pI(6,0からなる種培
養培地500−を分注滅菌した21容坂ロフラスコに接
種して、往復振帰機上、2Elで2日間培養した。この
培養液の1.51を、オレイン酸3,0%、生大豆粉0
.5%。
麦芽エキス0.5%、ポリペプトン0.5%、酵母エキ
ス0.2%、K)12P○40,1%、 FeSO47
H200,0596、Mn5O4−nH200,05%
及びMgSO4−7H200,05%、14.5からな
る主培養培地100Jを注入、滅菌した200!容醸酵
槽に移植した。この主醗酵は28℃1通気(100J/
m1n)+攪拌(200r、p、m、) l、て114
時間。
内圧1. Q kg /c−下で培養した。同様にして
得られた主醗酵液の2バッチ分を合わせて、濾過によっ
て除菌体して、F’A−5859を含有する培養炉液を
得た。
参考例2 参考例/で得られた培養炉液のうちの1251をアンバ
ーライトIR−120(T(+型)(201)のカラム
に通し、水4071でカラムを洗滌後N−アンモニア水
6071で溶出した。溶出液を30/lまで減圧濃縮し
てアンモニアを留去した後、クロマトグラフィー用活性
炭カラム(30J)に通し、水601でカラムを洗?l
14!!後、50%メタノール水901で溶出した。溶
出液をIOJ宛分画し、有効区分フフクショX五5〜6
をあつめて減圧濃縮するとシロップ状の粗物質25.!
Mが得られた。この粗物質をT)H4,0酢酸緩衝液(
0,05M)100m/に溶解し、とれをpI(4,0
の酢酸緩衝液(0,1M )で緩所化したダウエックス
50×2(500ガl)のカラムに通した。同緩衝液p
H4,014,pH4,31,51pT(4,61,5
J、pH5,01,4Mを用いて順次溶出を行った。
溶出液を100g/宛分画しフラクション&32〜63
を集めてアンバーライトTR−t2o(H”型)(30
0m/)のカラムに通し、水600肩lで洗滌後0.5
 N−アンモニア水1.51で溶出した。
溶出液を500*tまで減圧71縮し、濃縮液をダウエ
ックスlX2(O)!−型)(200*t)に通し、7
1c200m/で洗滌した。この通過液および洗滌液を
合わせて減圧11縮後、凍結乾燥を行った。ここに得ら
れたシロップ状物質を室温放買すると無色吸湿性結晶状
のP’A−5859遊離体10.7gが得られた。この
物質の赤外線吸収スペクトルを第1図に示す。
参考例3 参考例2で得られたFA−5859遊離体210qを水
10+lに溶解し氷冷しながらIN−塩酸1ゴを加え減
圧濃縮後エタノ−/l/10ゴを加えて室温に放置して
得られた結晶を水、エタノールから再結晶すると無色針
状晶のFA−5859の塩酸塩225〜が得られた。m
、p、215℃(分解)。
この物質の赤外線吸収スペク)μを第2図に示す。
上記参考例2で得られたFA−5859(遊離体)の物
理化学的性質を以下に記載する。
(a)  元素分析(%)(五酸化リン上で60℃。
10時間減圧乾燥したもの): C:   52.48% H:9.04% N:13.25% (b)  分子量:2.4〜3.3x1o”(H20)
(vpo法による) (Q)  推定分子式:C91■18N203(al 
 比旋光度: (α)2,1−174°(c = 1 
、 H20)(e)  紫外線吸収スペク)/し:21
0nm以上に特異吸収を示さない。
(f)  赤外線吸収スペクト#:主な吸収(波数)は
次のとおりである。
3420(s)、 3260(sh)、 308(1(
m)、 1660(s)。
1590(s)、  14.85(Fl)、  14.
00(a)、  1325(m)。
1295(m)、  1145(W)、  11.05
(W)、  101060(。
970(m)、  945(m)  (cm ’)W:
弱1m:中、8:強、8h:肩 第1図(臭化カリウム錠)参照。
(g)  溶剤に対する溶解性: 不溶二石油エーテル、ヘキサン、ジエチルエーテμ、ベ
ンゼン、酢酸エチル、クロロホルム 難溶:ピリジン、アセトン、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルホルムアミド 可溶:エタノーμ、メタノール 易溶:水 (h)  呈色反応: 陽性:ヨード反応 陰性:ブレイブ・リーバツク反応、ニンヒドリン試薬、
坂口反応、モーリッシュ試薬。
エールリッヒ試薬 (1)塩基性、酸性、中性の区別二両性物質(j)  
物質の色:無色 (k)  結晶の外観:無色吸湿性結晶状物質(1)核
磁俄共鳴スヘクトIV : (CD30D 100MH
z)1.98(:H(,8)、2.42(2H,d)、
3.19(9H。
a)、3.56(2H,d)、4.7(IT(、m)8
ニ一重線、 d:二重線、 m:多重線fm)  安定
性:pU3〜pn9の水溶液は100℃10分加熱で安
定。
上記参考例3で得られた1’A−5859塩酸塩の理化
学的性質を以下に記す。
(a)  元素分析(%) : (五酸化リン上で60
℃。
10時間減圧乾燥したもの) c  :  45.29% )1:8.18% N   :   11.24% C1:14.36% (b)  推定分子式” 9H18N203・HCl(
cl  融点:211(分解) (d)  比旋光度: Ca〕23−20.5°(C=
1.H2O)fe)  紫外線吸収スペクトル: 21
0 nm以上に特異な吸収を示さない。
(f)  赤外線吸収スベク)/し:主な吸収(波数)
は次のとおりである。
34oo(m)、 3250(8)、 3190(sh
)、 3045(8)。
260()−2400(W)、 1730(El)、 
1660(8)。
1530(m)、 1480(8)、  1420(m
)、  1405(8)。
1375(m)、 1290(m)、  1205(m
)、  1160(8)。
1140(sh)、 1135(a)、  10104
0(、960(w)。
935(m)、  915(m)、  865(w)、
  800(m)。
665(m)、  625(W)、  600(s)、
  560(w)(cml) (w:弱1m:中、8:強) 第2図(臭化カリウ五錠)参照。
(g)  溶剤に対する溶解性: 不溶:石油エーテ/I/、ヘキサン、ジエチルエーテル
、ベンゼン、酢酸エチル、クロロホルム 難溶−ピリジン、アセトン、ジメチルスルフオキシド、
ジメチルホルムアミド 可溶:エタノール、メタノ−μ 易溶:水 (h)  呈色反応: 陽性:ヨード反応 隘性:グレイグ・リーバツク反応、ニンヒドリン試薬、
坂口反応、モーリッシュ試薬。
エールリッヒ試薬 (1)物質の色:無色 (j)  結晶の外観:無色針状結晶 (k)  安定性: pH3〜9の水溶液は、100′
C。
10分加熱で安定。
F’A−5859の分子式および核磁電共鳴スペクトμ
でみとめられるδ3.19ppm(9TI、a)のシグ
ナルからその分子中にトリメチルアンモニウム基の存在
が推定され、捷たδ1.98 ppm(3)T、s)に
アセチルのメチルプロトン(CH3Co−)2.421
1)Tlm  (21(、d)、3.56ppm(2)
!。
d)に2組のメチレンプロトン(−CH2−X 2 )
 。
δ4.7ppm(xH,m)にメチンプロトン(−CH
−)の存在がみとめられる。寸た該2組のメチレンプロ
トンはδ4.7 ppmのメチンプロトンとそれぞれカ
ップリングしていることがデカップリングにより明らか
にされ、−CFT20H−CH2−の部分式の存在が推
定される。その分子式から力lレボン酸の存在が推定さ
れ、これは遊離体で1590cm−1に、塩酸塩で17
30cm   Kc=Qの吸収がみとめられることから
も明らかである。
したがって、rA−5859の平面構造式として CH3NH−COCH3 が推定され、また比旋光度から、FA−5859はL体
であると考えられる。その塩も同様である。
参考例り 参考例λで得られたF’A−5859遊離体1.609
を定沸点塩酸40w1に溶解し、95℃で16時間放置
した。反応液を減圧濃縮し、残留物に少量の水を加えて
再び減圧濃縮した。残留物にメタノ−μとジエチルエー
テルとの混合溶媒を加工、析出する結晶をろ取した。メ
タノールより再結晶すると、1.209のデアセチ/L
/FA−5859の二塩酸塩が得られた。融点 219
−220℃。
〔α〕贅+6.3°(c = 1.0 、 N−AcO
H)元素分析:C7H工80.N2C12 理論値: C36,05i H7,77i N 12.
01iC130,40% 実測値: C36,09i H7,72; N 11.
81iC129,80% 吸収スペクトlv:210nmから700nmまでの紫
外および可視領域には特徴的な吸収は示さない。
このものは、比旋光度からL体であると考えられる。
実施例/ C(R)−3−カルボキシ−2−ホルミルアミノプロピ
ル〕トリメチルアンモニウム・ピクラートの製造: ても同様。)93(lをギ酸10πtに溶かし、OCに
冷却してNaHCO3336Qと無水酢酸2.8tnl
とを加えて1時間かきまぜた。室温でさらに4時間かき
まぜた後反応液を冷却して、水50++/を加え、溶媒
を減圧留去した。残留物を水100*Zに溶かしてダウ
エックス50W×2(ダウ・ケミカルズ社製−米国)の
カラム(H+型、80m/)に通した。カラムを水3n
nmtで洗った後0.5 Nアンモニア水で溶出した。
溶出液を減圧留去して得た880qの油状物をメタノ−
〜10m1に溶かしこれにピクリン酸1.101i’の
エタノール溶液30ゴを加えて析出した結晶をろ取した
。メタノ−μから再結晶して標記化合物1.259を得
た。
融点174−176tl’3.(α)2o4−3.3°
(c = 1.0 +ジメチルホルムアミド中)。
元素分析: C:uH1c+N5o1oとして計算値:
 C40,29; H4,59; N 16.78%実
測値: C40,18纂H4,64i N 16.75
%実施例λ C(R)−3−カルボキシ−2−プロピオニルアミノプ
ロピμ〕トリメチルアンモニウム・クロフィトの製造: デフーt!チ/l’FA−5859−J酸塩700wv
を水20g/に溶かし0℃に冷却してN aHCO31
,101F、アセトニトリ/L/20ttt1.無水プ
ロピオン酸0.58 mlを加えて0℃で1時間、室温
で5時間かきまぜた。アセトニトリルを留去して、水1
00g/を加え、ダウエックス50WX2のカラム(H
+型、80m/)K通した。水240m1で洗った後、
0.5Nアンモニア水で溶出した。溶出液を減圧留去し
て得た油状物0.639をlN−HCl2.84に溶か
し、水を減圧留去した。残渣をメタノールーエチルエー
テμで処理して0.599の標記化合物を無色の結晶と
して得た。
融点161−163″c、〔α)”1)’−16.7°
 (c=1.0.水中)。
元素分析:C1oH2、N203c1として計算値:C
47,52i H8゜37; N 11.08iC11
4,03% 実測値: C47,18i HFl、 40i N 1
0.90iC113,88% 実施例3 ((1−3−カルボキシ−2−n−ブチリ〃アミノプロ
ピル〕トリメチルアンモニウム・ビクヲートの製造: デアセチA/F’A−5859−二塩酸塩700qを水
20g/に溶かし、冷却しテNaHcO31,1゜g、
アセトニトリ#20txt、無水n−酪酸0.7 we
を加えて0℃で1時間室温で6時間かきまぜた。
アセトニトリルを留去して残渣を100g/の水に溶か
しダウニックX50WX2(H+型、80+w/)のカ
ラムに通した。カラムを水300+/で洗った後、0.
5Nアンモニア水で溶出した。溶出液を減圧留去して得
た0、659の油状物をメタノール10tslに溶かし
、これにピクリン酸1.09のエタノール溶液40sy
/を加えて析出する結晶をろ取した。エタノールから再
結晶して0.914の標記化合物を得た。
融点176−177℃、〔α〕も4−o、9° (C=
=1.0.ジメチμホμムアミド中)。
元素分析” 17H25N5010として計算値: C
44,44蓚H5,49i N 15.29%実測値:
 C44,22i H5,22i N 15.30%実
施例グ (R)−3−バルミトイルアミノ−4−トリメチルアン
モニオブチレイトの製造: デアセチ71/1’A−5859・二塩酸塩466■を
水20g1?に溶かして冷却し、N −NaOH8tt
tlとアセトニトリIV 20 tslを加えかきまぜ
ながらバμミトイμクロリド550qを滴下した。0℃
で1時間、室温で10時間かきまぜた後、不溶物をろ別
し、アセトニトリμを減圧留去した。N−HClで酸性
とし、n−ブタノ−/’(50ml×2 )で抽出した
。n−ブタノールを減圧留去して、残留物を少量の水に
とかして不溶物をろ別し、ろ液を凍結乾燥して1O5q
の無色粉末を得た。この粉末90qを5%(V / V
 ) n−ブタノール水10tnlに溶かし、アンバー
ライトIRA−402(ローム・アンド・ハース社製、
米国)(酢酸型、5対/)のカラムに通した。通過液と
洗液を合して濃縮。
凍結乾燥して81敗の標記化合物の二水和物を得だ。
〔α〕’7−tt、2°(c=0.5 、 NaOH中
)元素分析’ C23H46N203・2H20として
計算値: C63,55i H11,59i N 6.
44%実測値: 063. $2+ H11,10i 
N 6.13%実施例j C(R)−3−カルボキシ−2−メトキシカルボニμア
ミノプロピル〕トリメチルアンモニウム・クロフィトの
製造: デアセチ/l’F’A−5859・二塩酸塩816qを
水20ゴにとかし冷却してNaHCO31,29fとメ
トキシカルボニルクロリド395岬を加え、0℃で30
分室温で終夜かきまぜた。反応液をINI(C1で中和
してAc0Et  50 telで洗い、水層をダウエ
ックス50WX2のカラム(H+型、100g/)に通
した。カラムを水400m1で洗った後、0.5N−ア
ンモニア水で溶出した。溶出液を減圧留去して残留物を
水30*/に溶かしてアンバーライトIRC−50(H
型、10耐)に通した。カラムを水200m/で洗い、
通過液と洗液を合して減圧留去し、得られた油状物0.
7517をI N −HCl3tItに溶かし再び減圧
留去した。残留物にエチルエーテルを加えて結晶化し、
標記化合物0.659を得た。
融点201〜205℃(分解)。
(α〕25−22.3@(c=  Q、75 、水中)
元素分析: CgH19N204C1として計算値: 
C42,43i H7,52i N 10.99iCI
  13.92% 実測値: C42,10蟇H7,23i N 10.6
4iC113,84% 実施例乙 (R)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−4−ト
リメチルアンモニオブチレイトの製造:デアセチ/L/
F’A−5859・二塩酸塩1.6m(gをI N−N
aOH28mlに溶かし、冷却してアセトニトリyv 
5tst (!:ベンジルオキシ力ルポニルクロリド1
.7(lを加え0℃で2時間はげしくかきまぜた。さら
に室温で12時間かきまぜた後、反応液をエチルエーテ
ル50+s/で洗った。水層をダウエックス50WX2
のカラム(H+型、1501/)に通し、水300m1
で洗い、0.5N−アンモニア水で溶出を行った。溶出
液を減圧留去し、残留物を水30tslに溶かした。n
−ブタノールで抽出(100M/X3)L、n−ブタノ
ールを減圧留去して析出した結晶をろ取した。n−プロ
パノ−μ〜エチルエーテルより再結晶して0゜90gの
標記化合物を得た。
融点196−19’l、(α)”、7−19.8° (
c−0,51,水中) 元素分析: C15H22N204として計算値: C
61,zoi H7,53; N 9.52%実測値:
 C61,o4t Fl 7.71i N 9.51%
実施例Z C(R)−3−カルボキシ−2−カルバモイμアミノプ
ロピル〕トリメチルアンモニウム・クロフィトの製造: デアセチ/L’F’A−5859・二塩酸塩700 m
Wを水20g/に溶かし、シアン酸カリウム364qを
加えて室温で12時間放置した。反応液をダウエックス
50WX2のカラム(H+型、80胃l)に通し、水2
4Off/で洗い、0.5N−アンモニア水で溶出した
。溶出液を減圧留去して残留物をIN−I(CI:3y
f?に溶かし、再び水を減圧留去した。
得た油状物をMeOH〜エチμエーテルで結晶化し、M
eOH−E t、OTTで再結晶して0.53gの標記
化合物を得た。
融点215〜217°G(分解)。
元素分析:C8H工8N303C1として計算値: C
40,07i H7,56i N 17.529C11
4,80% 実測! : C40,04i H7,55i N 17
.14iCI  14.87L36 実施例g [1:(R)−2−アンモニオ−3−カルボメトキシプ
ロピμ]トリメチルアンモニウム・ジビクラートの製造
: デアセチ/L/F’A−5859・二塩酸塩1.0gを
MeOH20mlにけんだくし、6 N FTCI−M
eOH5N/を加えて室温で2日間放置した。MeOH
を減圧留去して残留物をMeOH50mlに溶かし、ピ
クリン酸2.0gのエタノール溶液50πlを加えて析
出した結晶をろ取した。MeOT(から再結晶して16
0qの標記化合物のジピクヲートを得た。
融点139−140 C、Ca)2tp−n7° (c
−1,0,ジメチルホルムアミド中)。
元素分析:C20H24N8016として計算値: c
 37.98; 1(3,82; N 17.71%実
測値: C37,81; H4,o4HN 17.45
%実施例り (:(R)−2−7ンモニオー3−カルホエトキシプロ
ビル〕トリメチルアンモニウム・モノクロフィト・モノ
ビクラートの製造: 1i1:ton 101/を一20℃に冷却してチオニ
ルクロリド0.4 mlを滴下した。これにデアセチ/
L/FA−5859・二塩酸塩0.929を加えて0℃
で1時間、60℃で8時間かきまぜた。EtOT(を減
圧留去して、残留物をEtOH10ff/に溶解し、ピ
クリン酸2.OQのK tOH溶液50telを加えて
析出する結晶をろ取した。MeOH−EtOHから再結
晶して1.209の標記化合物を得た。
融点204−208℃。
元素分析: C15T(24N509C1として計算値
: C39,69+ H5,32; N 15.43;
C17,82% 実測値: C39,44i T(4,90; N 15
.43iC17,09% 実施例10 ((R)−2−アンモニオ−3−カルボプロポキシプロ
ビルジトリメチルアンモニウム・ジビクツートの製造: n−プロパノ−/L’20ゴを−2(lに冷却してチオ
ニルクロリド04ゴを滴下した。これにデア+flVF
k−5859・−A酸塩0.709を加えて0℃で1時
間、60tEで24時間かきまぜた。
n−プロパツールを減圧留去して残留物をn−プロパノ
−/L/10I!llに溶かし、これにピクリン酸0、
)のF: tOH溶液20m1を加えて析出した結晶を
ろ取した。MeOH−E tOHから再結晶して標記化
合物のジビクラー)1.09を得た。
融点109〜111゜ 〔α〕15−0.4″’(c=0.93.ジメチルホル
ムアミド中)元素分析’ C22H28N8016とし
て計算値: C40,OOi H4,27i N 16
.96%実測値: C39,73i H4,32; N
 16.76%実施例// ((R)−2−アンモニオ−3−カルバモイルプロピル
シトリメチルアンモニウム・ジピクヲートの製造: MeOH20mlを一20℃に冷却してかきまぜながら
チオニルクロリド0.4 ttttを滴下した。これに
デアセチ/l/F’A−5859・二塩酸塩1.309
を加えOLで1時間、60℃で3時間かきまぜた。
MeOHを減圧留去して、残留物をMeOH1f)yt
に溶かし、これにピクリン酸2.OqのMeOH溶液3
0I!+/を加えて析出した結晶をろ取した。得た結晶
2.209をMeOHより再結晶して1.809の〔(
R)−2−アンモニオ−3−カμボメトキシプロピμ〕
トリメチμアンモニウム・ジピクフートを得た。とのう
ち1.OqをMeOH20ynlに溶かし、15N−ア
ンモニア水10耐を加えて室温で2日間放置した。反応
液を減圧留去して残留物にEtOHを加え析出した結晶
をろ取した。含水M eOTIから再結晶して標記化合
物0.659を得た。
醜点226−227℃ 〔α〕曾 +2.9°(c=1.0.ジメチルホルムア
ミド中)元素分析: Cxc+H23Nc+0.5とし
て計算値: C36,96; T(3,75i N 2
0.42%実測[: C36,99; I(3,73;
 N 20.44%実施例12 (R)−3−ミリストイルアミノ−4−トリメチルアン
モニオブチレイトの製造: デアセチ/vFA−5859−二塩酸塩466Hyとミ
リストイルクロフィト520呼を用い、実施例4のバμ
ミl−イル体の場合と同様の方法で標記化合物110q
を得た。
1H−NMR(CD CD中)δppm:0.85 (
3H。
t 、−CH3) 、1.27 (20H1m 、(C
H2)10−C)(3) +3.15(9H,8,(C
H3)3N−)、3.52(2H,d、。
−CH2−N(CH3)5) 実施例13 [(R)−2−カプリルアミノ−3−力ルポメトキシブ
ロピル〕トリメチルアンモニウム・クロライドの製造: 実施例8で得たC(R)−2−アンモニオ−3−カμボ
メトキシプロピμ〕トリメチルアンモニウム・ジビクラ
ート(50011y)をジメチルホルムアミド(4g/
)に溶かし、トリエチルアミン(0,6厘り、ジメチル
ホ〃ムアミド(4g/)に溶かしたカブリ!クロッイド
(528q)を順次加えた。室温で3時間攪拌後、溶媒
を減圧上留去した。残留物に水(50d )を加え、I
N塩酸でpH調整後、酢酸エチ/L/:エーテ/L/−
1=1(150If/X2)で抽出し、水洗後、溶媒を
留去した。残留物を20%メタノ−〃水(50g/)に
溶かし、I RA −402(C1型+ 5 g! )
のカラムに通した。
通過液と20%メタノール水洗液(20m)を合わせ、
濃縮凍乾し、U&湿性の粉末(401F)を得た。
KEr  −1 11’l  J/   ffi  :2930.286
0.1750゜ax 665 1H−M M l’?  δppm(重水中):0.8
8(3H,t。
CH,−(CH2)、 −) 、 f、30 (121
1、C’113−(CH2)6−) 。
1.63(2H,m+  −(CH2)6−C)I2−
)、 2.30(2u。
−COOCH3) 実施例14 (R)−3−ペンシイルアミノ−4−トリメチルアンモ
ニオブチレイトの製造: デアセチ/l/FA−5859・二塩酸塩700qを水
20g1に溶かして、これにアセトニトリル20 ml
 、無水安息香酸1. Of 、NaHCO31,1f
を加えて0℃で1時間、室温で5時間かきまぜた。
溶媒を留去して、残渣にN−塩酸水を加えて酸性としエ
ーテルで洗った。水層をダウエックス50WX2のカラ
ム(H型、80厘t)に通した。
2 Q Omlの水で洗った後、0.5N−アンモニア
水で溶出した。溶出液を減圧留去して残留物を水に溶分
・して凍結乾燥して4501Ilの標記化合物を得た。
1H−1℃MRJppm(重水中)+ 2.65(2H
、a。
−CH−Coo−)、 3.24(91(、B、 (C
H,) N”−)。
」 3.70 (2H、q −(CH3)3 N+CHU−
) 、7−70 (5Hlm、(い 実施例15 C(R)−2−ベンゾイルアミノ−3−カルボメトキシ
プロピル〕トリメチルアンモニウム・クロッイドの製造
: MeO)IIQdを一20℃に冷却してかきまぜながら
チオ二μクロリド0.15 mlを加えた。これに実施
例13で得た(R)−3−ペンシイ!アミノー4−トリ
メチμアンモニオグチレイト300qを加え0℃で1時
間、室温で10時間かきまぜた。
溶媒を留去して残留物を10%MeOH水50ゴに溶か
しアンバーフィトIRA−402(C1型。
5il)のカラムに通した。通過液と10%MeOH洗
液を合して減圧留去し、残留物を水に溶かして凍乾して
250vvの標記化合物の吸湿性粉末を得た。
’H−N M RJppm (重水中):2.86(2
H,d。
−cz−coocu3)、 3.25(9H,s 、 
(CH3) N’−>。
3.72(3H,s、−COOCH3)、7.70(5
H,m。
→■) 実施例16 (S)−2−アセチルアミノ−3−カμボキシプロピ/
L’))リメチ〃アンモニウム・クロフィトの製造: (1)  Z −D−A2 pr−OHの製造:ビスト
リフルオロアセトキシフエニμイオジン12.9Fをジ
メチルホルムアミドと水の混合溶媒(5011/ −5
0il )に溶かしてはげしくかきまぜた。15分後ピ
リジン3.2 mlを加え室温で4時間かきまぜた。溶
媒を減圧留去して析出した結晶をろ取した。EtOHか
ら再結晶して3.5fのZ−D−A2.pr−f)Hを
得た。
融点227〜228℃。
元素分析: C工1’h4N204として計算値: c
、55.44t u、5.92+ N、11.76%実
測値: C,54,96+ u、5.76; N、11
.30%(2)Z−D−A2pr(BOC)−OHの製
造:Z−D−A2pr−OH3,3fを水とアセトニト
リルの混合溶媒にけんだくして0℃に冷却し、Fリエチ
ルアミン4mlを滴下した。これに2−t−1トキシカ
μボニμオキシイミノ−2−フエニμア七ト二トリIV
c BOC−ON)  4.1 fを加えて室温で終 
    夜かきまぜた。溶媒を留去してエーテN 10
0 mlで洗い、水層を10%クエン酸水で酸性とした
Ac0Et  IoOs/で抽出して、水洗し無水Na
2 S 04で乾燥した。Ac0Etを留去して石油エ
ーテμで結晶化した。収量2.90f0 融点142−143℃ 〔α)25 + 11.0° (c−0,5+メタノー
ル中)元素分析 C工。■22N206として計算値:
 C156,79+ H,6,55+ N、8.28%
実測値: C,56,77+ H,6,66; N、8
−04%(3)  Z−D−A2bu(BOC)−QM
eの製造:Z−D−A2pr(BOC)−0H2,8O
fと■−メチpモμホリン0.92 mlをAc0Et
 60 mlに溶かし、−10℃に冷却し、クロ/I’
戻酸エチ/I’110g/を加えて0℃で30分かきま
ぜた。不溶物をろ別して、ろ液に過剰のジアゾメタンー
エチμエーテル溶液を加えて0℃で1時間、室温で終夜
かきまぜた。溶媒を減圧留去して残渣をMeOH50s
t/に溶かし、これに安息香酸銀100岬のトリエチル
アミン溶液1mlを加えて暗所で4時間かきまぜた。
不溶物をろ別してろ液を減圧濃縮し、残留物をAc0E
t  200ilで抽出した。Ac0Et  溶液を1
0%クエン酸水、5%NaHCO3水、水の順で洗い、
無水Na2SO4で乾燥した。A、cOEtを會去して
析出した結晶をろ取し、さらにAc0Et−石油ベンジ
ンで再結晶した。収量1.5 Of。
融点101〜103℃。
C”)24−5.6・(c=0 、9 、シJflVy
hlVJ−f E )”F )元素分析:C工。”26
”206として計算値: C,59,00+ H17,
15! N、7.65%実測値: C,59,13; 
H,7,06; N、7.60%(4)  Z −D 
−A 2 b u (B OC) −’OHの製造:Z
−D−A2bu(BOC)−QMe  1.45fTh
MeOH30+lに溶かして0℃に冷却し、lN−Na
OH6ilを滴下した。室温で2時間かきまぜた後、M
eOHを減圧留去して10%クエン酸水で酸性とした。
Ac0Et  100xlで抽出し、水洗後無水Na 
80で  4 乾燥した。Ac0Etを留去し、残留物に石油ベンジン
を加えて結晶化した。Ac0Et〜石油ベンジンより再
結晶した。収量1.15f0 融点136〜137℃ 〔α〕’6’ −12−0@(c −1−0、ジメ千ル
ホ〃ムアミド)元素分析: C17H24N2 O6と
して計算値: c、57.94; L6.87+ N、
7.95%実測値: C,5B、25; H,6,75
; L7.78%(5)  Ac−D−A2bu(BO
C)−OHの合成Z D−A2 bu(BOC)−0H
1,1Ofを10%MeOH水(V/V)に溶かし、パ
ラジウム黒の存在下接触還元を行った。触媒をろ別し、
ろ液を減圧濃縮して残留物を水−ジオキサンの混合溶媒
(20−20gl )に溶かし、これにトリエチμアミ
ン0、80 wlとN−アセチルオキシ−5−ノ〃ボμ
ネンー2.3−シカμボキシイミド0.80fを加えて
室温で5時間かきまぜた。ジオキサンを留去してAc0
Et 50 mlで洗い、水層を10%クエン酸水で酸
性としてAc0Etで抽出した( 10011/X2 
)。
AcoEt層を5%食塩水で洗い、無水Na2SO4テ
乾燥した。Ac0Etを留去して石油ベンジンで結晶化
した。Ac0Etより再結晶した。収量0.57f。
融点139−140℃ 〔α)24−25.4°(c−0,80,ジメチμホ〃
ムアミド中) 元素分析” :LIH20”205として計算値: C
,5Q、75; H,7,75; m、10.76%実
測値: c、51.11; H,7,43; N、10
.79%(6)C(S)−2−アセチルアミノ−3−力
μボキシプロヒル〕トリすチルアンモニウム・クロライ
ド Ac−D−A2bu(BOC)−OHO,53Fをトリ
フルオロ酢酸20g/に溶かし室温で15分放置した。
トリフルオロ酢酸を減圧留去して残留物をエチルエーテ
ルで粉末とした。この粉末を8%NaOH水8mlに溶
かし、0℃に冷却してジメチル硫酸0.5mlを滴下し
、0℃で30分、室温で3時間はげしくかきまぜた。反
応液を100露lの水で希釈してダウエックス50WX
2のカラム(H型、100m1 )に通した。カラムを
水300III/で洗い、0.5N−アンモニア水で溶
出した。溶出液を減圧留去して残留物をlN−HCl 
 3+w/に溶かし、減圧濃縮した。得た油状物をMe
OH〜エチルエーテルで結晶化して415岬の標記化合
物を得た。
融点21B−220℃ 71− 〔α)24+20.5°(c−0,92,水中)元素分
析:C9■、9N203C1として計算値: Cl45
.2EI H,8,02; y、11.73;C1,1
4,85% 実測[: C,45,20; H,8,10i N、1
1.47iCI、14.85 % 実施例1T C(S)−2−アンモニオ−3−カルボキシプロピル〕
トリメチルアンモニウム・ジクロフィトの製造: 実施例ICで得たC(S)−2−アセチルアミノ−3−
カμボキシブロピ!〕トリメチルアンモニウム、クロ”
Fイ)’20519を5.5NHC’l  10g/に
溶かし、100℃で10時間処理した。反応液を減圧濃
縮して残留物をMeOH〜エチμエーテ〃で結晶化した
。収量173ダ。
融点214〜216℃(分解) 〔α)24− a。2’  (C=0.58.  水中
)元素分析:C7■18N202C1,として計算値;
 C,36,05+ H97,77+ N、12.Ol
;72− C1,30,40% 実測値: C,35,94+ HJ、61+ N、12
.14蔓C1,28,92% 実施例18 (1)参考例1および2と同様の方法を行なって得られ
た凍結乾燥品8.Ofをエチμアルコールーエチμエー
テルより2回再結晶を行った。母液を減圧留去して得た
油状物をダウエックス50WX8(100−200メツ
シユ、400屑l)を用いるカラムクロマトグラフィー
に付した。0.05Mクエン酸バッファーで溶出を行い
5.7〜6.24の溶出液を合して、ダウエックス50
WX2のカラム(100g/、H型)に通した。30o
IIlノ水で洗った後0.5N−アンモニア水で溶出し
た。溶出液を濃縮して得た油状物をメタノールに溶かし
、5%ピクリン酸−エタノール溶液を加えて析出した結
晶をろ取した。メタノールから再結晶して、C(R)−
3−カルボキシ−2−プロピルアミノプロヒル〕トリメ
チルアンモニウム・ヒリラート210m!!’を得た。
元素分析” 16”23N50□。とじて計算値: c
、43.15; H,5,2Q; u、15.72%実
測値: C,43,32; L5.27; N、15.
69%(2)父上記ダウエックス50WX8(100−
200メツシユ)のカラムクロマトグラフィーにおいて
、6.4〜6,81の溶出液を合して上述の場合と同様
にダウエックス50WX2(H型)を用い脱塩後、ピク
リン酸を用いて結晶化し、C(R)−3−カμポ千シー
2−ブチリμアミノプロピp〕トリメチルアンモニウム
・ピクラー) 95Myt?得た。
元素分析: ”17■25”50□。として計算値: 
C,44,45; H,5,48+ N、15.24%
実測値: C,44,38; H,5,43+ N、1
5.30%参考例5 下記の成分を用いて、常套手段によシ錠剤を製造する。
(R)−3−ベンジルオキシカルボニルアミノ−4−ト
リメチルアンモニオブチレイト00TBy コーン−スターチ          50qヲクトー
ス              28ダヒドロキシプロ
ビルセルロースL        201111Fマグ
ネシウム・ステアレート       2り00M1 (1錠あた#)) 成人−人あたり一日4〜8錠を毎食後(−日3回)服用
する。
参考例6 下記の成分を用いて、常套手段により錠剤を製造する。
(R)−3ニパルミトイルアミノ−4−トリノチルアン
モニオグチレイト     300〜コーン・スターチ
          5(1’フクトース      
        28ダヒドロキシプロビルセルロース
L        209マグネシウム・ステアレート
      2IIv00q (1錠あたり)     ゛ 成人−人あたり一日2〜4錠を毎食後(−日3回)服用
する。
4、図面の簡単な説明      ゛ 第1図は参考例2で得られたFA−5859の赤外線吸
収スペクトルを、第2図は参考例3で得られたFA−5
859の塩酸塩の赤外線吸収スペク)/9をそれぞれ表
わす。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 C式中、Bl は水素または置換基を有していてもよい
    炭化水素残基を、R12は式−○R3(式中、R3は水
    素または置換基を有していてもよい炭化水素残基を七翁
    →―示す。)または式−WHIR4(式中、′R4は水
    素ま九は置換基を有していてもよい炭化水素残基を示す
    。)で示される基をそれぞれ表わす。ただし、R1が水
    素またはアセチyでかつR2がヒドロキシの場合を除く
    。〕で表わされる化合物またはその塩。
  2. (2)式 %式% で表わされる化合物またはその塩を炭化水素残基導入反
    応、エステル化反応および/またはアミド化反応に付す
    ことを特徴とする一般式 〔式中、Ro は水素または置換基を有していてもよい
    炭化水素残基を、Rは式−〇B3(式中、R3は水素ま
    たは置換基を有していてもよい炭化水素残基を示す。)
    または式−NH−R,(式中、R4は水素または置換基
    を有していてもよい炭化水素残基を示す。)で示される
    基を表わす。ただし、R工が水素またはアセチμでかつ
    R3がヒドロキシの場合を除く。〕で表わされる化合物
    またはその塩の製法。
  3. (3)  光学活性がD体である一般式バ5 〔式中、R5は水素またはアセチルを示す。〕で表わさ
    れる化合物またはその塩。
  4. (4)エメリセラ属に属し一般式 〔式中、′f?6 は −COCH3CH3または−C
    OCH2CH2CH3を示す。〕で表わされる化合物を
    生産する能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中
    に上式の化合物を生成蓄積せしめ、これを採取すること
    を特徴とする上式の化合物の製法。
JP9317983A 1981-11-26 1983-05-25 Fa―5859関連化合物 Granted JPS59216857A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9317983A JPS59216857A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 Fa―5859関連化合物
DE8484105745T DE3476656D1 (en) 1983-05-25 1984-05-19 Derivatives of beta-amino-gamma-trimethylammonio-butyrate, their production and use
EP19840105745 EP0127098B1 (en) 1983-05-25 1984-05-19 Derivatives of beta-amino-gamma-trimethylammonio-butyrate, their production and use
CA000455007A CA1318632C (en) 1983-05-25 1984-05-24 Derivatives of .beta.-amino-_-trimethylammonio-butyrate, their product ion and use
US06/939,152 US4767781A (en) 1981-11-26 1986-12-08 Derivatives of beta-amino-gamma-trimethylammonio-butyrate and their production and use
CA000578085A CA1318875C (en) 1983-05-25 1988-09-21 Derivatives of .beta.-amino-gamma-trimethylammonio-butyrate and their production and use
US07/423,555 US4948534A (en) 1981-11-26 1989-10-16 Derivatives of β-amino-γ-trimethylammonio-butyrate and their production and use

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9317983A JPS59216857A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 Fa―5859関連化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59216857A true JPS59216857A (ja) 1984-12-06
JPH0465825B2 JPH0465825B2 (ja) 1992-10-21

Family

ID=14075348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9317983A Granted JPS59216857A (ja) 1981-11-26 1983-05-25 Fa―5859関連化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59216857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE41226E1 (en) 1998-05-15 2010-04-13 Sigma-Tau Industrie Farmaceutiche Riunite S.P.A. Compounds having reversible inhibiting activity of carnitine palmitoyl-transferase

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE41226E1 (en) 1998-05-15 2010-04-13 Sigma-Tau Industrie Farmaceutiche Riunite S.P.A. Compounds having reversible inhibiting activity of carnitine palmitoyl-transferase

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0465825B2 (ja) 1992-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5599791A (en) Amides of antibiotic GE 2270 factors
EP0236872B1 (de) Hydroxylaminderivate, deren Herstellung und Verwendung für Heilmittel
JP4091250B2 (ja) スフィンゴシン類誘導体及び医薬組成物
US3897412A (en) Paromomycin antibiotic derivatives
NZ270828A (en) Lipopeptide a1437 derivative and pharmaceutical compositions thereof
US3769283A (en) N-acyl sydnonimine derivatives
EP0368349B1 (en) Serine analogs of bu-3608 antibiotics
EP0127098B1 (en) Derivatives of beta-amino-gamma-trimethylammonio-butyrate, their production and use
Abraham et al. Synthesis of D-δ-amino-δ-carboxyvalerylglycine (a degradation product of cephalosporin N) and of DL-δ-amino-δ-carboxyvaleramide
US4430346A (en) Novel carcinostatic substance and process for synthesis thereof
US4742047A (en) Semi-synthetic peptide antibiotics
JPH10504040A (ja) Ge2270及びge2270−様抗生物質の塩基性プロリン−アミド誘導体
CS252832B2 (en) Method of heterocyclic compounds production substitud by peptide residue
JPS59216857A (ja) Fa―5859関連化合物
JPH02131588A (ja) 生理活性物質tan―931、その誘導体、それらの製造法及び用途
US4767781A (en) Derivatives of beta-amino-gamma-trimethylammonio-butyrate and their production and use
US4948534A (en) Derivatives of β-amino-γ-trimethylammonio-butyrate and their production and use
EP0055846B1 (en) New peptide, process for preparation thereof and pharmaceutical composition containing it
JPS5849351A (ja) カルボキシアルカノイルペプチドのアルキルアミド
JPS60239449A (ja) Fa―5859関連化合物およびその製剤
US4789731A (en) Semi-synthetic peptide antibiotics
JPH09512803A (ja) 新規のペプチド作用物質およびその製造
US4497729A (en) Peptide, process for preparation thereof and use thereof
JPH0816087B2 (ja) 抗生物質tan−749関連化合物およびその製造法
EP0050856B1 (en) New peptide, process for its preparation and pharmaceutical composition containing it