JPS59216658A - 水面転写法 - Google Patents

水面転写法

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Publication number
JPS59216658A
JPS59216658A JP9295583A JP9295583A JPS59216658A JP S59216658 A JPS59216658 A JP S59216658A JP 9295583 A JP9295583 A JP 9295583A JP 9295583 A JP9295583 A JP 9295583A JP S59216658 A JPS59216658 A JP S59216658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water surface
pattern
paint
transfer method
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP9295583A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tomiuchi
慎一 富内
Masaaki Horie
正昭 堀江
Shigeru Ishiki
茂 石木
Tomisaburo Azuma
東 富三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9295583A priority Critical patent/JPS59216658A/ja
Publication of JPS59216658A publication Critical patent/JPS59216658A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、塗装技術の分野に属し、より具体的には水
面転写法による模様付は技術の分野に属する。
[背景技術ト 水面転写法は、水槽の中に水を満たし、その水面上に、
塗料を拡散させて塗料の膜を形成させ、この塗膜面に被
塗装物を当がって、塗膜を被塗装物の表面に転写すると
言う内容の技術であり、手工業的には墨流法と称して古
くから行われていた。この方法は得られるパターンの自
由度が少ないという欠点があるにもがかわらず、一方で
は、一般の塗装法が平面にしか適用出来ないのに対して
、どんな形状の被塗装物でも塗装できると言う利点が買
われて、現在でも使用されている。よって曲面の多い小
物プラスチンクス成形品の表面に木目化粧を施す方法と
して、水面転写法が応用されていたのである。
しかし水面転写法による化粧は、上記のごとく、木目調
模様の塗装にしか適用できず、その他のパターンの塗装
には適用できなかった。その理由は、水面転写法による
塗装法が、塗料の水面上における拡散(水流の助けも借
りた)により形成される塗膜のパターンに依存した模様
形成法であり、拡散によるパターンの変化は任意には変
更出来ないか、あるいはその調整が極めて限られた範囲
でしか行えないことによる。
以上のようなパターン形成の非任意性は、−面では得ら
れる模様に画一性がなくかえって好ましいパターンを形
成するが、他方ではパターンに自由度がなく模様形成の
多様化を図ることができないと言う欠点があった。
しかし、このような技術的欠点についてはあまり改善の
平文てが講じられた形跡はなく、これの直接的な改良技
術については最近ではあまり文献が見当たらない。しか
し、たとえば木目調模様にしか適用出来ないと言う欠点
を克服するために、ポリビニルアルコール膜に任意のパ
ターンの模様を印刷し、この膜に印刷された模様を水面
上に転写して浮かべ、被塗装物を浸漬し、再び転写する
方法が提案されている(特開昭55−61492号公報
)。この方法は言わばフィルム転写法とも称すべき水面
転写法であり、この範鴫に属する技術は例えば、特開昭
51−21911、特開昭55−412L@、特開昭5
7−11084の各公開公報に開示がある。
しかし、以上の方法では通常の水面転写法に比べると工
程が一工程多く、水面転写法を繁雑にし、コストを高く
していた。そもそも水面転写法の利点はコストが安い点
にもあったから、徒に塗装工程を複雑にすることは意味
がないのである。
[発明の目的] この発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、
水面転写法の模様形成の自由度をより拡大することを目
的としてなされた。
[発明の開示] この発明は、水面転写法による模様付は方法であって被
塗装物の表面を、マスキングして水面転写法を実施する
ことを特徴とする。以下実施例として示した図面に基づ
き説明する。
第1図はこの発明の概略を示し、かつ模様付けの工程を
概説するための略図である。ここで1は被塗装物である
基板であり、例えばスレートなどの建築用板力<XI象
とされる。2は塗料供給装置であり、水槽の水面3a上
に形成された塗料層部分に適宜塗料を供給するための装
置で、使用する塗料の種類、供給位置により複数の塗料
供給装置を使用する。そして塗料を適宜滴下できるよう
に、コックを具備した滴下装置を付帯するものを使用す
る。3は堰であり、これにより塗料溜部を構成するが、
模様形成部分としての水槽の水面側に、塗料を供給拡散
させるように、その側の堰3を開閉自在にする。3aは
水面であり、この上に塗料が拡散する。そしてその拡散
の状態ならびに水流により所定のパターンを形成する。
なお、一般的に実施されるパターンを変化させる手段、
たとえば櫛歯状の堰ないし攪拌装置を使用するのは自由
である。4はマスキング用シートであり、これは大抵の
場合プラスチックスのシートで構成する。
そして水面転写法を連続的に実施する場合は、マスキン
グシートをエンドレスベルト状にして連続運転できるよ
うにする。5は基板固定台であり、これに基板1を固定
して水槽中に浸漬する。そして基板1を水中に斜めに浸
漬できるようにこれを斜めに設置する。7は転写用支持
台であるが、この上に前記基板固定台5をスライド自在
に設置し、移動装置8により上下移動可能成らしめる。
6はシートクリーニング装置であり、これはマスキング
シートをエンドレスベルト状に設置する場合に、その表
面に付着する塗膜を除去するのに便利である。10は溶
剤除去装置であり、マスキングシート4をエンドレスベ
ルト状にして使用する場合に、シートクリーニング装置
6と共に使用し、その際に使用した溶剤を除去するため
に設置する以上の第1図において、まず水槽9の水面3
a」二に塗料供給装置2より塗料を滴下し、堰3でかこ
まれて形成れさた塗料溜に溜める。このときに使用する
塗料は、水面上で造膜せず、沈降しないものであれば良
い。このように堰3により囲まれて形成されている塗料
溜より、堰3を開放することにより塗!I:1を水面上
に拡散させると、塗料はその拡散能力ならびに水槽中の
水流に応じて展開し、所定のパターンを形成する。この
際のパターンの様相は主として塗料と水の表面張力の差
により支配される。
塗料が所定のパターンを形成すべく拡散を完了した時に
、マスキングシート4を当接した基板1を水槽9中に浸
漬する。すると、基板1の表面に水面上の塗膜が基板I
の面に付着する。このようにして、塗膜が基板上に転写
される。
ここでマスキングシートにより被覆された基板の表面は
、水面転写による模様の付着がないから、全体としては
水面転写法によって通常得られるパターンに加えて、マ
スキングによるパターンが重なり、模様の多様化が図れ
る。
以上において、被塗装物として対象物は特には限定しな
いが、例えば建築用板としての基板などが対象とされる
マスキングシートは特には限定しないが、プラスチック
スシー1・に所定のパターンをくり貫いたシートが使用
される。特にシート状のマスクに限定する必要はないが
、通常はシート状のものが使用し易く好ましい。
マスキングシートは1回毎に基板1に張り(−1けて使
用しても良いが、マスキングシートをエンドレスシート
状にして使用すると連続工程に適用でるので都合が良い
。第1図はこのような事例を示している。
エンドレスシート状として使用るす際には、これを清掃
するための装置しとて、シートクリーニング装置6を設
置する。これの形式は限定しない。
また、マスキングシートに付与するパターンは任意であ
る。水面転写法による塗料の拡散模様とマツチするマス
キングの模様を設計して、これが得られるようにくり貫
き模様を施す。
以上において、さらに複雑な、あるいは多彩な模様を作
成する場合は、水面転写の回数を増やすことにより実現
できる。また、複数回の水面転写を施す場合に、マスキ
ングシートの当接位置を若干変えることにより、一層多
様性のある模様を得ることができる。複数回の水面転写
の場合、各々の使用塗料を変えることにより、模様の趣
を変化させるごともできる。
第2図および第3図はマスキングシーl−のパターンを
変えた実施例を示している。第2図(イ)はマスキング
シートが略縦の流模様(線状の模様)を形成している例
であり、これを水面転写に適用すると、マスキングシー
トでマスクされた箇所は、水面転写による塗料の模様が
イ」着せず、その余の箇所は水面転写による塗膜が付着
するから、概して縦に、かつ局部的に水面転写による模
様が流れるパターンが得られる。結果として得られたパ
ターンを第2図(ロ)に示している。第3図(イ)は不
定型な孤立模様にシートをくり貫いた例を示している。
これにより得たパターンは第3図(ロ)に示した。
[発明の効果] この発明は、水面転写法による模様付は方法において、
被塗装物の表面を、マスキングして水面転写を施ずこと
を特徴とするので水面転写法による模様付けの自由度を
より大きく出来ると言う効果がある。
、4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の構成を概説するための水面転写装置
の略図、第2図(イ)、(ロ)はマスキングシートによ
り形成されるパターンの例を示す図、第3図(イ)、(
ロ)は別の実施例としてのマスキングシートのパターン
の例を示す図である。
1は被塗装物である基板、 2は塗料供給装置 3は堰、3aは水面 4はマスキング用シート、 5は基板固定台、 6はシー1−クリーニング装置、 7は転写用支持台、 8ば転写用支持台の移動装置 9ば水槽 10は溶剤除去装置 特許出願人   松下電工株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水面転写法による模様付は方法において、被塗装
    物の表面を、マスキングして水面転写を施すことを特徴
    とする水面転写法。
JP9295583A 1983-05-25 1983-05-25 水面転写法 Pending JPS59216658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9295583A JPS59216658A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 水面転写法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9295583A JPS59216658A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 水面転写法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59216658A true JPS59216658A (ja) 1984-12-06

Family

ID=14068876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9295583A Pending JPS59216658A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 水面転写法

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