JPS5921647Y2 - 海苔養殖用浮上筏等の網支持具 - Google Patents
海苔養殖用浮上筏等の網支持具Info
- Publication number
- JPS5921647Y2 JPS5921647Y2 JP1981021872U JP2187281U JPS5921647Y2 JP S5921647 Y2 JPS5921647 Y2 JP S5921647Y2 JP 1981021872 U JP1981021872 U JP 1981021872U JP 2187281 U JP2187281 U JP 2187281U JP S5921647 Y2 JPS5921647 Y2 JP S5921647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support tube
- seaweed cultivation
- support
- net support
- net
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cultivation Of Seaweed (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主として海苔養殖用の浮上筏等の養殖網を
支持する際に使用される海苔養殖用浮上筏等の網支持具
の改良に係わるものである。
支持する際に使用される海苔養殖用浮上筏等の網支持具
の改良に係わるものである。
従来、この種の網支持具は、相対向する一対の垂直部と
水平部とが設けられるよう、支持管の両端部を直角状等
に夫々折曲げて上向き略コ字形状に形成されていただけ
であり、そして、浮上筏等への使用時においては、網支
持具を並列に配置して、各支持管の相隣接する垂直部の
上端部同志及び垂直部の平端部同志を夫々上側ロープ及
び下側ロープで順次縛着して連結すると共に、各支持管
の両垂直部に周縁部が挿通されるよう、各網支持具の相
互間に養殖網を張設し、また各網支持具の支持管の両折
曲部付近には浮子が夫々取付けられていた（例えば実開
昭５１−１４６９７号公報）。
水平部とが設けられるよう、支持管の両端部を直角状等
に夫々折曲げて上向き略コ字形状に形成されていただけ
であり、そして、浮上筏等への使用時においては、網支
持具を並列に配置して、各支持管の相隣接する垂直部の
上端部同志及び垂直部の平端部同志を夫々上側ロープ及
び下側ロープで順次縛着して連結すると共に、各支持管
の両垂直部に周縁部が挿通されるよう、各網支持具の相
互間に養殖網を張設し、また各網支持具の支持管の両折
曲部付近には浮子が夫々取付けられていた（例えば実開
昭５１−１４６９７号公報）。
しかし乍ら、海苔養殖時に支持管と浮子とのバランスが
悪く、海苔養殖に必要な海中の所定位置を安定的に保持
できない欠点を有するものであった。
悪く、海苔養殖に必要な海中の所定位置を安定的に保持
できない欠点を有するものであった。
この考案は、前述のような諸欠点を解消すべく案出され
たもので、相対向する一対の垂直部と水平部とから成る
上向き略コ字形状の支持管を新設形成した網支持具にお
いて、支持管の水平部の内部または外部にパイプ、丸棒
等の補強兼重り部材を挿設することにより、海苔養殖時
に支持管と浮子とのバランスを良好にして、海苔養殖に
必要な海中の所定位置を安定的に保持できるようにし、
更に水平部を補強して、支持管が著しく堅牢になるよう
な海苔養殖用浮上筏等の網支持具を提供するものである
。
たもので、相対向する一対の垂直部と水平部とから成る
上向き略コ字形状の支持管を新設形成した網支持具にお
いて、支持管の水平部の内部または外部にパイプ、丸棒
等の補強兼重り部材を挿設することにより、海苔養殖時
に支持管と浮子とのバランスを良好にして、海苔養殖に
必要な海中の所定位置を安定的に保持できるようにし、
更に水平部を補強して、支持管が著しく堅牢になるよう
な海苔養殖用浮上筏等の網支持具を提供するものである
。
以下、この考案の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
第１図及び第２図に示すように、所定長のアルミニウム
パイプで、相対向する一対の垂直部１と水平部２とから
戊る上向き略コ字形状の支持管３を新設形成する。
パイプで、相対向する一対の垂直部１と水平部２とから
戊る上向き略コ字形状の支持管３を新設形成する。
この支持管３の各垂直部１と水平部２との威す角度は９
０°或いは９０’より若干大きくしても小さくしても良
い。
０°或いは９０’より若干大きくしても小さくしても良
い。
また、支持管３は水平部２の内部または外部に適宜なパ
イプ、丸棒等の補強兼重り部材４を挿設する。
イプ、丸棒等の補強兼重り部材４を挿設する。
この補強兼重り部材４は、実際には前記支持管３を新設
する前に、アルミニウムパイプの長手方向中央部、つま
り水平部２を構成すべく内部または外部に一方端から挿
入しておけば良い。
する前に、アルミニウムパイプの長手方向中央部、つま
り水平部２を構成すべく内部または外部に一方端から挿
入しておけば良い。
尚、５は内嵌部６と外嵌部７とから威るキャップであっ
て、前記支持管３の各垂直部１の上端切口部に半強制的
に夫々嵌着されている。
て、前記支持管３の各垂直部１の上端切口部に半強制的
に夫々嵌着されている。
この考案は前述のように構成したから、使用時において
、海苔養殖用浮上筏を組立てる際は、第３図に示すよう
にこの考案の網支持具を並列に配置して各支持管３の垂
直部１の下端部に、養殖網Ａの両側縁部に適宜間隔に取
付けられた挿通環Ｂを挿着して支持させると共に、各支
持管３の垂直部１の上端部同志及び垂直部１の平端部同
志を夫々上側ロープＣ及び下側ロープＤで順次縛着して
連結し、各支持管３の両折曲部付近には浮子Ｅを夫々縛
着すれば良い。
、海苔養殖用浮上筏を組立てる際は、第３図に示すよう
にこの考案の網支持具を並列に配置して各支持管３の垂
直部１の下端部に、養殖網Ａの両側縁部に適宜間隔に取
付けられた挿通環Ｂを挿着して支持させると共に、各支
持管３の垂直部１の上端部同志及び垂直部１の平端部同
志を夫々上側ロープＣ及び下側ロープＤで順次縛着して
連結し、各支持管３の両折曲部付近には浮子Ｅを夫々縛
着すれば良い。
したがって、支持管３の水平部２の内部または外部にパ
イプ、丸棒等の補強兼重り部材４を挿設したことにより
、海苔養殖時に、支持管３と、この支持管３の各垂直部
１側に夫々浮上される浮子Ｅとのバランスが頗る良好と
なり、海苔養殖に必要な海中の所定位置を安定的に保持
することができ、またその補強兼重り部材４によって、
支持管３の水平部２を補強できるため、水平部に補強兼
重り部材４が挿設されてない従来の支持管より、支持管
３が著しく堅牢になるのは勿論のことである。
イプ、丸棒等の補強兼重り部材４を挿設したことにより
、海苔養殖時に、支持管３と、この支持管３の各垂直部
１側に夫々浮上される浮子Ｅとのバランスが頗る良好と
なり、海苔養殖に必要な海中の所定位置を安定的に保持
することができ、またその補強兼重り部材４によって、
支持管３の水平部２を補強できるため、水平部に補強兼
重り部材４が挿設されてない従来の支持管より、支持管
３が著しく堅牢になるのは勿論のことである。
この場合、補強兼重り部材４を水平部２の内部に挿設す
ると、支持管３の折曲加工を容易にできる効果を有し、
補強兼重り部材４を水平部２の外部に挿設すると、支持
管３の捩れを防止できる効果を有するのである。
ると、支持管３の折曲加工を容易にできる効果を有し、
補強兼重り部材４を水平部２の外部に挿設すると、支持
管３の捩れを防止できる効果を有するのである。
しかも、支持管３をアルミニウム製にすることによって
、表面に錆止め塗料の塗布や合成樹脂層の被膜等を施す
ことなく、工程数の削減を図ることができ、且つ合成樹
脂製でないため、耐久性に極めて優れ、それに耐蝕性、
耐候性、耐波性等にも優れ、耐用年数の延長を著しく図
ることができる。
、表面に錆止め塗料の塗布や合成樹脂層の被膜等を施す
ことなく、工程数の削減を図ることができ、且つ合成樹
脂製でないため、耐久性に極めて優れ、それに耐蝕性、
耐候性、耐波性等にも優れ、耐用年数の延長を著しく図
ることができる。
以上説明したように、この考案によれば、海苔養殖時に
支持管と浮子とのバランスが頗る良好となり、海苔養殖
に必要な海中の所定位置を安定的に保持でき、更に水平
部が補強されて、支持管が著しく堅牢になる等の効果が
得られる。
支持管と浮子とのバランスが頗る良好となり、海苔養殖
に必要な海中の所定位置を安定的に保持でき、更に水平
部が補強されて、支持管が著しく堅牢になる等の効果が
得られる。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は縦断
面図、第２図は補強兼重り部材の他の実施例を示す一部
切欠正面図、第３図は使用状態を示す正面図である。 １・・・・・・垂直部、２・・・・・・水平部、３・・
・・・・支持管、４・・・・・・補強兼重り部材、５・
・・キャップ、６・・・・・・内嵌部、７・・・・・・
外嵌部、Ａ・・・・・・養殖網、Ｂ・・・・・・挿通環
、Ｃ・・・・・・上側ロープ、Ｄ・・・下側ロープ、Ｅ
・・・・・・浮子。
面図、第２図は補強兼重り部材の他の実施例を示す一部
切欠正面図、第３図は使用状態を示す正面図である。 １・・・・・・垂直部、２・・・・・・水平部、３・・
・・・・支持管、４・・・・・・補強兼重り部材、５・
・・キャップ、６・・・・・・内嵌部、７・・・・・・
外嵌部、Ａ・・・・・・養殖網、Ｂ・・・・・・挿通環
、Ｃ・・・・・・上側ロープ、Ｄ・・・下側ロープ、Ｅ
・・・・・・浮子。
Claims (1)
- 相対向する一対の垂直部と水平部とから成る上向き略コ
字形状の支持管を新設形成した網支持具において、支持
管の水平部の内部または外部にパイプ、丸棒等の補強兼
重り部材を挿設したことを特徴とする海苔養殖用浮上筏
等の網支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981021872U JPS5921647Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 海苔養殖用浮上筏等の網支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981021872U JPS5921647Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 海苔養殖用浮上筏等の網支持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5741071U JPS5741071U (ja) | 1982-03-05 |
| JPS5921647Y2 true JPS5921647Y2 (ja) | 1984-06-27 |
Family
ID=29434583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981021872U Expired JPS5921647Y2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 海苔養殖用浮上筏等の網支持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921647Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504649U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-18 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5420396Y2 (ja) * | 1974-07-17 | 1979-07-24 |
-
1981
- 1981-02-18 JP JP1981021872U patent/JPS5921647Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504649U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5741071U (ja) | 1982-03-05 |
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