JPS59215110A - 弾性表面波フイルタ - Google Patents
弾性表面波フイルタInfo
- Publication number
- JPS59215110A JPS59215110A JP9089183A JP9089183A JPS59215110A JP S59215110 A JPS59215110 A JP S59215110A JP 9089183 A JP9089183 A JP 9089183A JP 9089183 A JP9089183 A JP 9089183A JP S59215110 A JPS59215110 A JP S59215110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface wave
- elastic surface
- surface acoustic
- fsc
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6489—Compensation of undesirable effects
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、弾性表面波を伝搬させる基板上に複数個の交
差指電極を配設して成る弾性表面波フィルタ、特には衛
星通信によるマイクロ波帯のカラーＴＶ （テレビジョ
ン）信号の受信機等に好適する弾性表面波フィルタに関
するものである。
差指電極を配設して成る弾性表面波フィルタ、特には衛
星通信によるマイクロ波帯のカラーＴＶ （テレビジョ
ン）信号の受信機等に好適する弾性表面波フィルタに関
するものである。
近年、静止軌道に乗せた人工衛星を利用して１〜１０Ｇ
Ｈｚ程度のマイクロ波帯のカラーＴＶ信号を伝送するこ
とが盛んに行なわれており、また人工衛星からの上記カ
ラーＴＶ信号を家庭内等の受像機で直接的に受信できる
衛星放送システムの計画も進んでいる。このようなマイ
クロ波帯のカラーＴＶ信号の伝送系においては、色相或
いは色の飽和度を示す信号を極めて忠実に伝送すること
が要求される。即ち、現在一般的に用いられているカラ
ーＴＶ信号方式（ＮＴＳＣ方式、ＰＡＬ方式、ＳＥＣＡ
Ｍ方式）にて前記色関係の信号を忠実に伝送するには、
輝度信号のレベルが変化しても伝送される副搬送波の振
幅やカラーバースト（送（ｉ側から送る色搬送同期信号
）との位相差が変化しないことが必要である。このこと
の定量的な尺度としては、一般的には副搬送波の振幅の
変化分に対応した微分利得ＤＧ並びに副搬送波の位相の
変化分に対応した微分位相ＤＰが採用されており、斯か
る微分利得ＤＧ及び微分位相ＯＰが小さいほど色関係の
信号を忠実に伝送することができる。そして、マイクロ
波帯のカラーＴＶ信号の伝送系ではＦＭ変調が行なわれ
るものであり、斯かる伝送系に用いられるフィルタにも
微分利得ＤＧ及び微分位相ＤＰが小さいことが要求され
る。
Ｈｚ程度のマイクロ波帯のカラーＴＶ信号を伝送するこ
とが盛んに行なわれており、また人工衛星からの上記カ
ラーＴＶ信号を家庭内等の受像機で直接的に受信できる
衛星放送システムの計画も進んでいる。このようなマイ
クロ波帯のカラーＴＶ信号の伝送系においては、色相或
いは色の飽和度を示す信号を極めて忠実に伝送すること
が要求される。即ち、現在一般的に用いられているカラ
ーＴＶ信号方式（ＮＴＳＣ方式、ＰＡＬ方式、ＳＥＣＡ
Ｍ方式）にて前記色関係の信号を忠実に伝送するには、
輝度信号のレベルが変化しても伝送される副搬送波の振
幅やカラーバースト（送（ｉ側から送る色搬送同期信号
）との位相差が変化しないことが必要である。このこと
の定量的な尺度としては、一般的には副搬送波の振幅の
変化分に対応した微分利得ＤＧ並びに副搬送波の位相の
変化分に対応した微分位相ＤＰが採用されており、斯か
る微分利得ＤＧ及び微分位相ＯＰが小さいほど色関係の
信号を忠実に伝送することができる。そして、マイクロ
波帯のカラーＴＶ信号の伝送系ではＦＭ変調が行なわれ
るものであり、斯かる伝送系に用いられるフィルタにも
微分利得ＤＧ及び微分位相ＤＰが小さいことが要求され
る。
ところで従来より、上記の如きフィルタをＬＣ形のもの
で構成することが行なわれるでいるが、斯かるＬＣ形の
フィルタではその定数調整のための余分な時間を要して
コスト高にｂる不具合があるばかりか形状が大きくなる
不具合がある。このため最近では、無調整で且つ小形状
で済む弾性表面波フィルタがに（用いられるようになっ
てきた。
で構成することが行なわれるでいるが、斯かるＬＣ形の
フィルタではその定数調整のための余分な時間を要して
コスト高にｂる不具合があるばかりか形状が大きくなる
不具合がある。このため最近では、無調整で且つ小形状
で済む弾性表面波フィルタがに（用いられるようになっ
てきた。
しかしながら弾性表面波フィルタは、しｃ形のフィルタ
と相違した構造上の要因によって微分利得ＤＧ及び微分
位相ＤＰが大きくなることがあり、このような技術的課
題が弾性表面波フィルタをマイクロ波帯のカラーＴＶ信
号の伝送系用フィルタとして全面的に採用できない原因
になっていた。
と相違した構造上の要因によって微分利得ＤＧ及び微分
位相ＤＰが大きくなることがあり、このような技術的課
題が弾性表面波フィルタをマイクロ波帯のカラーＴＶ信
号の伝送系用フィルタとして全面的に採用できない原因
になっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、微分利得ＤＧ及び微分位相ＤＰを小さくでき、以
てマイクロ波帯のカラーＴＶ信号の伝送系に用いる場合
にコスト安且つ小形になし１ｑるという利点によってＬ
Ｃ形のフィルタの代替品として十分且つ優れた機能を果
し得る弾性表面波フィルタを提供するにある。
的は、微分利得ＤＧ及び微分位相ＤＰを小さくでき、以
てマイクロ波帯のカラーＴＶ信号の伝送系に用いる場合
にコスト安且つ小形になし１ｑるという利点によってＬ
Ｃ形のフィルタの代替品として十分且つ優れた機能を果
し得る弾性表面波フィルタを提供するにある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図におイテ、ｌａ、１ｂは入力端、２ａ。
２ｂは出力端、３は水晶或いは圧電磁器等より成る圧電
性を有する基板、４は基板３上に段番プられた送波用交
差指電極、５は基板３上に前記送波用交差指電極４と所
定の弾性表面波伝搬距離ｄを存するように設けられた受
波用交差指電極であり、これら各交差指電極４及び５は
夫々対応した入力端１ａ、１ｂ及び出力端２ａ、２ｂに
接続されている。
性を有する基板、４は基板３上に段番プられた送波用交
差指電極、５は基板３上に前記送波用交差指電極４と所
定の弾性表面波伝搬距離ｄを存するように設けられた受
波用交差指電極であり、これら各交差指電極４及び５は
夫々対応した入力端１ａ、１ｂ及び出力端２ａ、２ｂに
接続されている。
ところで、弾性表面波フィルタにおいＣは、１８号がフ
ィルタ内を通過するのに必要な時間、即ち伝搬時間が１
〜１０μｓｅｃ程度あるため、フィル 、 ・りを通っ
た信号とフィルタを通らない信号即ち直達波との間で干
渉を起こし、弾性表面波フィルタの通過帯域内にリプル
を生ずるようになる。これに対してＬＣ形のフィルタで
は、伝搬時間が弾性表面波フィルタの１／１００以下で
あるためリプルをほとんど生じない。
ィルタ内を通過するのに必要な時間、即ち伝搬時間が１
〜１０μｓｅｃ程度あるため、フィル 、 ・りを通っ
た信号とフィルタを通らない信号即ち直達波との間で干
渉を起こし、弾性表面波フィルタの通過帯域内にリプル
を生ずるようになる。これに対してＬＣ形のフィルタで
は、伝搬時間が弾性表面波フィルタの１／１００以下で
あるためリプルをほとんど生じない。
しかしＣ１第１図に示ず弾性表面波フィルタにおいて、
直達波によるリプルの周期△ｆは、基板３上の弾性表面
波速度をＶとした場合、次式で与えられる。
直達波によるリプルの周期△ｆは、基板３上の弾性表面
波速度をＶとした場合、次式で与えられる。
■
△ｆ−一 ・・・・・・・・・・・・ （１）α
このような弾性表面波フィルタにおけるリプル【よ、微
分利得１つＧ及び微分位相り、Ｐを増大さぜる要因どな
るものであり、このため従来では、直達波の大きさをで
きるため小さくしてその直達波の影響を小さくすること
が行なわれてい１ｃ０しかし弾性表面波フィルタの構造
上の問題等によって直達波を一定の人ささ以下にできな
いことがあり、このため従来では微分利得ＤＧ及び微分
位相ＤＰを十分に小さくし得ないものであった。要する
に従来では直達波によるリアルに起因した微分利得ＤＧ
及び微分位相ＤＰの増大という問題に対して、その直達
波を小さくすることのみに注意が払われてきた。ところ
が、微分利得ＤＧ及び微分位相ＤＰについての解析を行
なった結果、直達波により通過帯域内に生ずるリプルの
周期の如何によっては直達波があっても微分利得ＤＧ及
び微分位相ＤＰが大きくならないことが分かった。即ち
、第２図及び第３図には、直達波の大きさを一定にした
状態にてその直達波によるリプルの周期だけを変化させ
たときの微分利得ＤＧ及び微分位相ＯＰの大さ゛さを計
算にて求めた結果が示されており、斯ような第２図及び
第３図ｈｓ ＋ら理解されるように、リプルの周期によ
っては微分利ｍＤＧ及び微分位相ＤＰが小さくなる。こ
のように微分利ｉ＊ Ｄ Ｇ及び微分位相ＤＰが小さく
なる場合のりプルの周期は、副搬送波の周波数ｆｓｃの
整数分の１（１，−１も含む）に相当した周期になる。
分利得１つＧ及び微分位相り、Ｐを増大さぜる要因どな
るものであり、このため従来では、直達波の大きさをで
きるため小さくしてその直達波の影響を小さくすること
が行なわれてい１ｃ０しかし弾性表面波フィルタの構造
上の問題等によって直達波を一定の人ささ以下にできな
いことがあり、このため従来では微分利得ＤＧ及び微分
位相ＤＰを十分に小さくし得ないものであった。要する
に従来では直達波によるリアルに起因した微分利得ＤＧ
及び微分位相ＤＰの増大という問題に対して、その直達
波を小さくすることのみに注意が払われてきた。ところ
が、微分利得ＤＧ及び微分位相ＤＰについての解析を行
なった結果、直達波により通過帯域内に生ずるリプルの
周期の如何によっては直達波があっても微分利得ＤＧ及
び微分位相ＤＰが大きくならないことが分かった。即ち
、第２図及び第３図には、直達波の大きさを一定にした
状態にてその直達波によるリプルの周期だけを変化させ
たときの微分利得ＤＧ及び微分位相ＯＰの大さ゛さを計
算にて求めた結果が示されており、斯ような第２図及び
第３図ｈｓ ＋ら理解されるように、リプルの周期によ
っては微分利ｍＤＧ及び微分位相ＤＰが小さくなる。こ
のように微分利ｉ＊ Ｄ Ｇ及び微分位相ＤＰが小さく
なる場合のりプルの周期は、副搬送波の周波数ｆｓｃの
整数分の１（１，−１も含む）に相当した周期になる。
しかして、前記（１）式にて明らかなように、直達波に
よるリプルの周期△ｆは交差指電極４及び５間の弾性表
面波伝搬距離ｄによって一義的に定まる。従って、直達
波によるリプルの周期△ｆを副搬送波周波数ｆｓｃの整
数分の１にして前述の如く微分利４！Ｊ Ｄ Ｇ及び微
分位相ＤＰを小さくするためには、弾性表面波伝搬距離
ｄを次式のように定めれば良い。
よるリプルの周期△ｆは交差指電極４及び５間の弾性表
面波伝搬距離ｄによって一義的に定まる。従って、直達
波によるリプルの周期△ｆを副搬送波周波数ｆｓｃの整
数分の１にして前述の如く微分利４！Ｊ Ｄ Ｇ及び微
分位相ＤＰを小さくするためには、弾性表面波伝搬距離
ｄを次式のように定めれば良い。
■
また実用的には、伝搬距Ｍｄの値は±１０％程度の誤差
が許容されるから、伝搬距離ｄを、の関係を；−またす
ように設定覆れば良い。従って第１図に示づ弾性表面波
フィルタにあっては、上記（２）式を満た覆構成と覆れ
ば、たとえ直達波が大きい場合でも微分利得ＤＧ及び微
分位相ＤＰを小さくできるものであり、マイクロ波帯の
カラーＴ Ｖ （ｆｉ号の伝送系に用いる場合でも色関
係の信号を忠実に伝送覆ることができる。
が許容されるから、伝搬距離ｄを、の関係を；−またす
ように設定覆れば良い。従って第１図に示づ弾性表面波
フィルタにあっては、上記（２）式を満た覆構成と覆れ
ば、たとえ直達波が大きい場合でも微分利得ＤＧ及び微
分位相ＤＰを小さくできるものであり、マイクロ波帯の
カラーＴ Ｖ （ｆｉ号の伝送系に用いる場合でも色関
係の信号を忠実に伝送覆ることができる。
本発明によれば以上の説明によって明らかなように、直
達波の影響を受【プることなく微分利得ＤＧ及び微分位
相ＤＰを小さくでき、マイクロ波帯のカラーＴＶ信号の
伝送系に用いる場合でも色関係の信号を忠実に伝送でき
るものであり、以てコスト安且つ小形になし得るという
利点によってＬＣ形のフィルタの代替品として十分且つ
優れた機能を果し得るものである。
達波の影響を受【プることなく微分利得ＤＧ及び微分位
相ＤＰを小さくでき、マイクロ波帯のカラーＴＶ信号の
伝送系に用いる場合でも色関係の信号を忠実に伝送でき
るものであり、以てコスト安且つ小形になし得るという
利点によってＬＣ形のフィルタの代替品として十分且つ
優れた機能を果し得るものである。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体の概略的
平面図、第２図は微分利得ＤＧとりプルの周期との関係
を示す図、第３図は微分位相ＤＰとリプルの周期との関
係を示す図である。 図中、３は基板、４は送波用交差指電極、５は受波用交
差指電極である。 出願人 マルヤス工業株式会社
平面図、第２図は微分利得ＤＧとりプルの周期との関係
を示す図、第３図は微分位相ＤＰとリプルの周期との関
係を示す図である。 図中、３は基板、４は送波用交差指電極、５は受波用交
差指電極である。 出願人 マルヤス工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、弾性表面波を伝搬させる基板上に複数個の交差指電
極を配設して成るものにおいて、前記基板上の弾性式ｖ
ＩＪ汲速度としてＶ、副搬送波周波数としてｆｓｃが与
えられたときに、前記交差指電極間の弾性表面波伝搬距
離ｄを、 （但し、ｎは自然数） なる関係を満たずように構成したことを特徴とする弾性
表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58090891A JPH0693592B2 (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | カラーテレビジョン信号受信機用弾性表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58090891A JPH0693592B2 (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | カラーテレビジョン信号受信機用弾性表面波フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59215110A true JPS59215110A (ja) | 1984-12-05 |
| JPH0693592B2 JPH0693592B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=14011031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58090891A Expired - Lifetime JPH0693592B2 (ja) | 1983-05-23 | 1983-05-23 | カラーテレビジョン信号受信機用弾性表面波フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0693592B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5437553A (en) * | 1977-08-29 | 1979-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Elastic surface-wave filter |
-
1983
- 1983-05-23 JP JP58090891A patent/JPH0693592B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5437553A (en) * | 1977-08-29 | 1979-03-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Elastic surface-wave filter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0693592B2 (ja) | 1994-11-16 |
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