JPS59214633A - パイルを有するカ−ペツトの製造方法 - Google Patents

パイルを有するカ−ペツトの製造方法

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JPS59214633A
JPS59214633A JP8896583A JP8896583A JPS59214633A JP S59214633 A JPS59214633 A JP S59214633A JP 8896583 A JP8896583 A JP 8896583A JP 8896583 A JP8896583 A JP 8896583A JP S59214633 A JPS59214633 A JP S59214633A
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carpet
latex
pile
fabric
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JP8896583A
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Taiji Hosono
細野 泰司
Minoru Ito
實 伊藤
Mitsuo Tsuruoka
三男 鶴岡
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N7/00Flexible sheet materials not otherwise provided for, e.g. textile threads, filaments, yarns or tow, glued on macromolecular material
    • D06N7/0005Floor covering on textile basis comprising a fibrous substrate being coated with at least one layer of a polymer on the top surface
    • D06N7/0036Floor covering on textile basis comprising a fibrous substrate being coated with at least one layer of a polymer on the top surface characterised by their backing, e.g. secondary backing, back-sizing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B5/00Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts
    • B32B5/22Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts characterised by the presence of two or more layers which are next to each other and are fibrous, filamentary, formed of particles or foamed
    • B32B5/24Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts characterised by the presence of two or more layers which are next to each other and are fibrous, filamentary, formed of particles or foamed one layer being a fibrous or filamentary layer

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パイル糸の係止に優れたタフテッドカーペッ
ト、フラッドラグ等のパイルを有するツノ−ヘットの製
造方法に関するものである。
ポリプロピレン製フラットヤーンまたはジュート糸を格
子状に、扁んだ一次基布に、パイル糸をループ状に編み
こみ、この−次基布の裏面にゴムラテックス、ポリエチ
レンホットメルト材等のバッキング材を介して一次基布
へのパイルの固定を行うとともに、このバッキング層に
二次基布であるジュート布を接着したフラッドラグや、
このループ状パイルを切断したタフテッドカーペットは
知られているC特公昭54−3.1115号、実公昭4
7−40644号)。バッキング材としてはホットメル
ート接着剤よりもゴムラテックスの方がパイル糸の一次
基布への固定が強固にできるのでラテックスがバッキン
グ材として使用されるタフテッドカーペットの方が主流
を占める。
近時、−次基布としてポリプロピレン製フラットヤーン
(スプリットヤーンも含む)を格子状に編んだものが使
用されている。3畳、4.5畳、6畳用の家庭用タフテ
ッドカーペットにおいては、ポリプロピレン製フラット
ヤーン(1,1’)を素材とする一次基布(2)を用い
てもパイル糸(3)はこの−次基布に起毛して編まれ、
かつ、バッキング材(4)によりパイル糸が一次基布に
係止され、かつ、カーペットの四周縁は刺)肩先や補強
糸(6)で補強されているのでパイル糸に引張力が働い
ても一次基布よりパイル糸が引き抜れることはない(ε
ル1図参照)。
しかし、ホテル、結婚式場、会議ホール等に敷設される
工業用タフテッドカーペットは、敷設される面積、形状
に応じて大型のタフテッドカーペットが裁断され、敷き
詰められるのが一般的であルリ従って、この工業用タフ
テッドカーペットにおいては四周縁が刺、−雌糸や補強
糸で補強されていないので、この周縁部のパイル糸(7
)は引き抜は易くなつ℃いるのが実情であり、このカー
ペットの上に机、棚が置かれ、これら備品を移動する際
、この周縁のパイル糸が前記備品を移動する(引きする
)応力により引きFi、¥Lることかしばしばある。
このカーペットの四周縁のパイル糸の引き抜けは、タフ
テッドカーペットが約30crnの略正方角片に切断さ
れ、タイルのように順次敷き詰めて用いるタイルカーペ
ットにおいてはより大きな問題である。
本発明は、切断された四周縁が刺1糸や補強用糸で補強
されない工業用タフテッドカーペット、パイルラグ等の
パイルを有するカーペットのかかるパイル糸の引き抜は
防止を施しだカーペットの製造方法を提供するものであ
る。即ち、本発明は、ポリプロピレン製フラットヤーン
を格子状に編んだ織布にエチレン系共重合体の樹脂水性
エマルジョンを1=15f’/m’(樹脂の固型分)の
割合で塗布して得た一次基布に、パイル糸をループ状に
編みつけたフラッドラグ用敷物原反またはこのパイル糸
のループを切断したタフテッドカーペット用敷物原反の
裏面に、ラテックスを300〜1,500f/ll(固
型分)の割合で塗布し、ついで二次基布をこのラテック
ス塗布面に当接し、次いで加熱して乾燥させることによ
り一次基布と二次基曲を接着させることを特徴とするパ
イルを有するカーペットの製造方法を提供するものであ
る。
本発明において、−次基布素材のフラットヤーン(スプ
リットヤーンも含む)は、ポリプロピレン、必要により
ポリプロピレンにエチレン・酢酸ビニル共重合体、スチ
レン・無水マレイン酸共重合体、エチレン・アクリル酸
共重合体の金属塩を1〜30重u%配合したものをフィ
ルム状に押し出し、ついでポリプロピレンの融点よりも
低い温度で一軸延伸した後スリットしたもの、または必
要により更にスプリットしたものである。このフラット
ヤーンは平織、綾織、からみ織、朱子織、網代織等の織
手法により基布とされる。この基布の表面に、エチレン
系共重合体水性エマルジョンして使用される。塗布世が
1f / n1未満ではパイル糸の係止効果が十分でな
い。15 f / n?を越えて用いてもパイル糸の係
止効果のより向上は望めず、高価なエチレン系共重合体
エマルジョンを多量に用いるのは経済的に不利である。
更に、この共重合体エマルジョンを40r/m’以上と
多量に用いるときは得られるタフテッドカーペラトノ弾
性が損われる。
この基布上に塗布するエチレン系共重合体の水性エマル
ジョンは、基布の素材のポリプロピレンの融点より低い
融点(例えば80〜127℃)を有するエチレン系共重
合体の水性エマルジョンである。好ましくは融点差が2
5℃以上あった方がよく、この融点差はバッキング材で
あるラテックスを)10熱装置を用い、強制的に加熱乾
燥させることを可能ならしめる。即ち、基布の素材のポ
リプロピレンの融点より10℃以上、好ましくは25℃
以上低い温度でバッキング拐を加熱乾燥させてもヤーン
は収縮することはない。更に好ましくはJIS  K−
6760で測定したメルトインデックス(MI )が1
2/10分以上のものを用いる。
かかるエチレン系共重合体としては、(4)、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体
またはその金属塩(K+、Na+、zn++、At++
+)、エチレン・メタクリル酸共重合体まだはその金属
塩、エチレン・アクリル酸アルキルエステル(アルキル
基の炭素数は1〜8)共重合体、エチレン・メタクリル
酸アルキルエステル共重合体等のエチレン50〜98重
量%、好ましくは80〜98重吋%と、α、β−不胞和
カルボン1凌、ビニルエステル等の単量体50〜2重量
%とを反応させて得られるランダム共重合体:(B)、
低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量5〜35重量%)
等のポリオレフィンに、無水マレイン酸、アクリル酸、
イタコン酸、スチレン、アクリルアミド等の単量体を帆
05〜10重量%の割合でブラット共重合させて得たエ
チレン系グラフト共重合体等があげられる。
これらのエチレン系共重合体は、界面活性剤、ポリビニ
ルアルコール、アクリル系共嘱合体、CMC等の保護コ
ロイド剤等の分散剤を用いて水に30〜65@量%の固
型分量となるよう分散させることにより得られる。この
エチレン系共重合体の水性エマルジョンの製造方法は、
特開昭56−2149号、同56−106940号、同
56−127644号、同56−157445号、同5
6−166247号、同57−63360号、同57−
76049号等の公報、特願昭57−1571号、同5
7−95156号、同57−3437号、同57−11
3228号、同57−113229号、同57−131
649号等の明細書に記載されているので、ここではそ
の製造方法の詳細な記載を省く。
このエチレン系共重合体の70重量%以下、好ましくは
50重喰%以下を塩素化ポリプロピレン、テルペンm脂
、ワックス、ロジン、石油樹脂等軟化点が60〜135
℃の樹脂に置きかえてもよい。
このエチレン系共重合体のエマルジョンの乾燥は、該共
重合体の融点より高い温度であって、ポリプロピレンの
融点(ホモ遜合体の融点は164〜167℃である)よ
り10℃低い温度以下の温度で行なう。この乾燥は、バ
ッキング材であるラテックスを塗布する前に行っても、
バッキング材塗布後、二次基布を当接した後にラテック
スの乾燥と一諸に行ってもよい。
このようにして得られた一次基部にパイル糸を刺繍して
ヲラツドラグやタフデッドカーペット用の敷物原反を製
造んる方法は公知であるので、ここでは詳細な説明を省
略する(特公昭42−826号、同54−31115号
、実公昭47−40644号、US P 2.’999
,297号、同3,110,905号)。なお、−次兄
布に刺繍等を施こすパイル糸としては紡毛、ナイロン糸
、レーヨン糸、ポリエステル糸、ポリ−アクリル糸、ま
たはこれら素材の混紡糸が用いられる。
この敷物原反に塗布されるバッキング材であるラテック
スとしては、スチレン・ブタジェンゴムラテックス、ス
チレン・イソプレン共重合体ゴムラテックス、天然ゴム
ラテックス等のゴム系ラテックスの他に、造膜部i(M
F’T)が40℃以下、好ましくは20℃以下の合成樹
脂水性エマルジョン、例えばポリ酢酸ビニルエマルジョ
ン、アクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数
は1〜8)共重合体エマルジョン、塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体エマルジョン、酢酸ビニル・エチレン共重
合体エマルジョン等が使用できる。合成樹脂水性エマル
ジョンのより具体的な組成を示せば、例えば次のものが
ある。
スチレン(20重量%)/アクリル酸n・ブチル(80
重量%)共重合体、スチレン(17重量%)/アクリル
酸n・ブチル(80重量%)/アクリル酸(3重量%)
共重合体、塩化ビニリデン(90重量%)/アクリル酸
n・ブチル(8重量%)/アクリルアミド(2重量%)
共重合体、アクリル酸n・ブチル(85重量%)/スチ
レン(12重量%)/イタコン酸(3重量%)共重合体
等。
これら水系ラテックスに、必要に応じて重質炭酸カルシ
ウム、シリカ、セメント、タルク、クレイ、マイカ、カ
オリン、鉄粉、サテンホワイト、酸化チタン、酸化亜鉛
等の骨材を容積濃度(PvC)で10〜60%配合して
カーペットに重量感を付与することも可能である。
これら水系ラテックスの中でも、スチレン・ブタジェン
共重合体ゴム等のゴムラテックスの方が、合成樹脂の水
性エマルジョンよりもより可撓性、弾性の優れたバッキ
ング層を形成するので好ましい。なお、ラテックスの造
膜温度が低いほど得られるカーペットの弾性は向上する
が、剛性は低下する。逆に、ラテックスの造膜温度が高
すぎると得られるカーペットはごわごわとしたものとな
る。
従って、本発明において、柔軟性付与のバッキング材で
あるラテックスを300〜1.500r/llと多量に
用いる。
次に、二次基布としてはへツシャンクロス、ジュート布
、発泡ポリプロピレン製フラットヤーンを格子状に編ん
だクロス等が用いられる。これらの中でも、発泡ポリプ
ロピレン製フラットヤーン基布が安価であり、耐薬品性
、耐水性の面より好−ましい。このフラットヤーン基イ
hは、ポリプロピレンに発泡剤を配合した組成物をフィ
ルム状に押し出した後、ポリプロピレンの融点よりも低
い温度で一軸延伸しこれをスリットし、必要により更に
スゲリットさしてフラットヤーン、スプリットヤーンに
形成し、次いでこれを平織、綾織、からみ織、朱子織、
網代織等の織手法を用いることにより基布とされる(特
願昭57−172259号)。
但し、この発泡ポリプロピレン製フラットヤーンはS 
B Rラテックスとの接着力に乏しいので、との基布面
に、−次基布と同じくエチレン系共重合体の水性エマル
ジョンを1〜151F/m’(固型分)、好ましくは3
〜81?/11?の割合で塗布して用いるとよい。
前述の敷物原反およびこれらラテックス系のバッキング
材、二次基布等を用いてカーペットを製造するには、敷
物原反の裏面にラテックスをロールコータ−、スプレー
ガン、はけ等の器具を用いて300〜1,500 f 
/ m’ (固型分)となるように塗布し、ロールで圧
縮してラテックスを含浸させた後、この塗布面に、エチ
レン系共重合体の水性エマルジョンが表面に塗布されて
いる発泡ポリプロピレン製フラットヤーンを素材とする
二次基布をロールを用いて当接、積層し、80〜150
℃の加熱炉内に積層物を導き、ラテックスとエマルジョ
ンの水分を除去(乾燥)することにより製造される。加
熱手段としては例えば加熱シリンダー、赤外線加熱機、
熱風乾燥機、サクションドライヤー等を用いることがで
きるが、熱風乾燥機と加熱シリンダーを併用するのが好
ましい。
二次基布として、既にエチレン系共重合体の水性エマル
ジョンが乾燥され、該共重合体の被膜が表面に形成され
ている二次基布を用いるときは、乾燥を常温で行うこと
もできる(但し、ラテックスのMFTは20℃以下)が
、成形サイクルの面からは加熱装置を用いる強制乾燥の
方が好ましい。
本発明の製造方法により得たカーペットは、パイルの把
持力が優れ、また、バッキング層と二次基布が強固に接
着したものである。また、二次基布として発泡ポリプロ
ピレン製フラットヤーンを素材としたものを用いるとき
は、得られるカーペットは耐水性を有する利点を有する
次に、実施例及び比較例をあげて本発明をさらに詳述す
る。なお、例中の%および部は特に倒起しない限り重!
−’!準である。
水性エマルジョンの製造例 例I N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレート62.9
 部(0,4モル)、ブチルメタアクリレート71部(
0,5モル)、ラウリルメタアクリレート25.4部(
0,1モル)およびイソプロピルアルコール200部を
攪拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを装置した4
ツロフラスコ内に仕込み、窒素ガス置換後、2.2’−
アゾビスイソブチロニトリル帆9部を重合開始剤として
添加し、80℃にて4時間重合反応を行った。次いで、
酢酸24部(0,4モル)で中和した後、イングロビル
アルコールを留去しながら、水を添加し、最終的に固型
分35%の粘調な分散剤の水溶液を得た。
エチレン・酢酸ビニル共重合体〔三片石油化学工業製エ
バフレックス220(商品名);酢酸ビニル含量28%
、融点74℃、MI−tsot/10分〕を100部/
時間の割合で同方向回転噛合型二軸スクリュー押出機(
池貝鉄工社商品名PCM45、三条ネジ浅溝型、L/D
=3o)のホッパーより練続的に供給した。
また同押出機のベント部に設けた供給口より前配分散剤
水溶液22.9部(固型分8部)を更に水147.1部
で希釈した水溶液を170部/時の割合でギヤーポンプ
(吐出圧力a Kg/mG )で加圧して連続的に供給
しながら、加熱温度(シリンダ一温度e以下同じ)13
0℃、スクリュー回転数10 Orpmで連続的に押出
し、乳白色のポリマー水性分散液(固型分濃度40%)
を得た。
このポリマー水性分散液の分散ポリマー粒子の平均粒径
を顕微鏡観察から求めたところ、約1μでちった。
例2〜[ン1 エチレン・酢酸ビニル共重合体100部の代りに、表1
に示す混合物を100部用いる他は上記例1と同様にし
て水性エマルジョンを得た。
(以下余白) 基布の製造例 一次基布用: アイソタクチックポリプロピレン(三菱油化■製三菱ノ
ーブレンFY−4グレ、−ド)210℃の温度で押出成
形した後、水浴冷却されたシート状物を所望の巾にスリ
ットし、熱板を用いて5.5倍に一軸延伸し、次いで1
40℃の温度のロールで弛緩熱処理を施し500デニー
ルのフラットヤーンを製造した。別に、ダイリップの幅
を変えて900デニールのフラットヤーンを得た。
これらのフラットヤーンを豊田スルーザー個)製153
インチ乎織機にて経糸に前記500デニールのフラット
ヤーンを用い打込本数24本/吋で、また緯糸に前記9
00デニールのフラットヤーンを用い打込本数24本/
吋にて基布を製織した。
二次基布用ニ アイソタクチックポリプロピレン(三菱油化9つ製三菱
ノープレンFY−4グレード)ioo重量部に発泡剤と
してハイドロセロール(三菱油化特製)を0.4重量部
添加し210℃の温度で押出成形した後、水浴冷却され
た発泡シート状物を所望の巾にスリットし、熱板を用い
て5.5倍に一軸延伸し、次いで140℃の温度のロー
ルで弛緩熱処理を施し発泡倍率が1.6異なった500
デニールのフラットヤーンを製造した。
このフラットヤーンを豊田スルーザー■製153インチ
乎織機にて経糸に1,600デニールのポリプロピレン
製スプリットヤーンを用い打込本数24本/吋て、また
緯糸に前記発泡フラットヤーンを用い打込本数24本/
吋にて基布を製織した。
実施例1 前記例で得た一次用基布(2)の裏面に入前記例1で得
たエチレン系共重合体の水性エマルジョン(9)い、次
の条件でタフティングを行ない、敷物原反を得た。
り7ト機   平岡工業タフティングマシンゲージ  
 5/64吋 ステッチ  16本/吋 パイル高さ  6mmカットパイル パイル糸   ナイロンセミ梳毛糸?、/1(Nm)。
この敷物原反の裏面に、スチレン・ブタジェン共重合体
ゴムラテックス(4)[日本ラテックス加工特製 CL
I 00X−54M]を5soy、”tri(固型分)
となるようリッカーロールで塗布シタ後、この塗布面に
、前記例1で得たエチレン系共重合体の水性エマルショ
アα1を前記例で得た二次基布用平織物(ロ)の表面に
デツプコーダで5f/rr?(固型分)となるように塗
布して得た二次基布を積層し、一対のロールでこの積層
物を圧縮した。
次いで、この積層物を120℃に設定した加熱炉内に3
0分保管してエマルジョンとラテックスの水分を除去(
乾燥)させてタフテッドカーペットを得だ。
このタフテッドカーペットを幅5cm、長さ200αに
切断した試料片について、JIS  L−4405によ
る二次基布と敷物原反との層間剥離強度を測定したとこ
ろ、4.3 K4 / 5 cmであった。
また、パイル糸の引抜強度をJIS  L−4405に
従って測定したところ、中央部のパイル糸(8)のそれ
は1.64ffであり、カーペット切断面の端縁に位置
するパイル糸(7)のそれは1.31Kyfであった(
第2図参照)。
実施例2〜9、比較例1〜4 一次用基布および二次用基布に塗布する樹脂水性エマル
ジョンの種類および塗布量を表2に示すように変更(両
基布とも同一のエマルジョンを同量塗布)する他は実施
例1と同様にしてタフテッドカーペットを得た。
このタフテッドカーペットの機械的強度を表2に示す。
参考例 一次基布として、肉厚15Pnのポリエステル製不織布
に−ドルパンチ)を用いる他は実施例1と同様にしてタ
フテッドカーペットを得た。このカーペットのパイル糸
の引抜き強さは中央部1.08Kq f 、切端部0.
68縁fであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタフテッドカーペットの部分断面図、第
2図は本発明の実施により得られたタフテッドカーペッ
トの部分断面図である。 図中、lpl’はポリプロピレン製フラットヤーン、2
は一次用基布、9と10はエチレン系共重合体接着材層
、4はバツギング材、3,7および8はパイル糸である
。 特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 代理人 弁理士 長 谷 正 久 第1図 第2図 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和58年特許願第88965号2、
発明の名称 パイルを有するカーペットの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、発明の内容 特願昭58−88965号明細書の発明の詳細な説明の
欄の補正内容 (1)、第9頁12行に「製造んる」とあるのを、「製
造する」と補正する。 (2)、第11頁下2行、第12頁第1行と第11行、
第13頁第4行、第14貞第2行の各々に「発泡ポリプ
ロピレン」とあるのを、「ポリプロピレン」と補正する
。 (3)第12R第4行に「レンに発泡剤」とあるのを、
rレン、必要により発泡剤Jと補正する。 (4)、第15貞f、8行に「練続的」とちるのを、「
連続的Jと補正する。 (5)、第19頁第1行〜第20頁第10行の記載を削
除し、次の文権におきかえる。 「基布の製造例 一次基布用: アイソタクチックポリプロピレン(三菱油化■製三菱ノ
ーブレンFY−4グレード)100重量部に発泡剤とし
て・・イドロセロール(三菱油化■製)を0.4重量部
添加し210℃の温度で押出成形した後、水浴冷却され
た発泡シート状物を所望の巾にスリットし、熱板を用い
て5.5倍に一軸延伸し、次いで140Cの温度のロー
ルで弛緩熱処理を施し発泡倍率が1.2の500デニー
ルの7ラツトヤーンを製造した。 このフラットヤーンを農田スルーザ−(m製153イン
チ乎織機にて経糸に500デニールノホリプロピレン製
スプリツトヤーンを用い打込本数24本/吋で、また緯
糸に前記発泡フラットヤーンを用い打込本数24本/吋
にて一次基布を製織した。 二次基布用ニ アイソタクチックポリプロピレン(三菱油化■製三菱ノ
ーブレンFY−4グレード)210℃の温度で押出成形
した後、水浴冷却されたシート状物を所壜の巾にスリッ
トし、熱板を用いて6.5倍に一軸延伸し、次いで14
0℃の温度のロールで弛緩熱処理を施し4007’ニー
ルの経糸用フラットヤーンを製造した。別に、ダイリッ
プの幅を変えて延時倍率1600デニールの綿糸用スズ
リットヤーンを得た。 これらのフラットヤーン、スズリットヤーンを用い、か
らみ織機によって経糸16本/インチ、緯糸14本/イ
ンチの打込による織布を得た。J 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、ポリプロピレン製フラットヤーンを格子状に編ん
    だ織布にエチレン系共重合体の樹脂水性エマルジョンを
    1〜t5f/y/(It脂の固型分)の割合で塗布して
    得た一次基布に、パイル糸をループ状に編みつけたフラ
    ッドラグ用敷物原反またはこのパイル糸のループを切断
    したタフテッドカーペット用敷物原反の裏面に、ラテッ
    クスを300〜1,500・f / t&(固型分)の
    割合で塗布し、ついで二次基布を前記敷物原反のラテッ
    クス塗布面に当接し、次いで加熱して乾燥させることに
    より一次基布と二次基布を接着させることを特徴とする
    パイルを有するカーペットの製造方法。 2)、二次基布がポリプロピレン製フラットヤーンを格
    子状に編んだ織布にエチレン系共重合体の樹脂水性エマ
    ルジョンを固型分で1f/lt?〜159/n?となる
    ように塗布したものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のカーペットの製造方法。 幻、ラテックスの造膜温度は20℃以下であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1珈記載のカーペットの製造
    方法。
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