JPS5921409Y2 - 数字学習装置 - Google Patents

数字学習装置

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JPS5921409Y2
JPS5921409Y2 JP7641080U JP7641080U JPS5921409Y2 JP S5921409 Y2 JPS5921409 Y2 JP S5921409Y2 JP 7641080 U JP7641080 U JP 7641080U JP 7641080 U JP7641080 U JP 7641080U JP S5921409 Y2 JPS5921409 Y2 JP S5921409Y2
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JP
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JP7641080U
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JPS57762U (ja
Inventor
富久寿 鉢村
Original Assignee
株式会社学習研究社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は数の概念を幼児等に理解させるための数字学習
装置に関し、特に、電話機を模した装置、時計を模した
装置及び跳ね上げ式の学習装置を一体的に組み込むこと
により、多角的且つ段階的に数の概念を理解できるよう
にした数字学習装置に関する。
従来から電話機或は時計を模した装置、若しくは跳ね上
げ式の学習装置は、夫々単品の玩具として提供されてい
る。
しかしこれらは本物と同じような動作をなす点、或はパ
ネル等が跳ね上げ動作をなす点に興味を持たせることを
主眼としたものであり、例えば電話機のダイアル部に数
字を表示していても、数字は物がいくつあるかを表現す
るものであるという基本概念を理解していない幼児にと
っては電話機装置を与えても、その基本概念を理解する
ことは容易でない。
また、数字が物の順序と大きさをも表現するものである
ことを未だ理解していない幼児に、時計玩具を与えても
、数字が不可視物の量をも表現し得ることを理解せしめ
るのは困難であり、更に跳ね上げ式の学習装置に具象物
と抽象物たる数字を表示し、数が物の集合を表わすとい
う基本概念を理解できるようにしても、それ単独では数
字に対する理解を応用発展せしめることはできない。
本考案者は上述の如き問題点に鑑み、これを有効に解決
すべく本考案をなしたものであり、その目的とする処は
、数字が意味するところの最も基本的な概念、つまり数
字は物の集まり具合の表現媒体であることを理解せしめ
、次いでこの理解を基礎として、数字が物の順序と大き
さを表わすこと、更には不可視物の量をも表わすことを
無理なく日常生活に密接して理解せしめる数字学習装置
を提供するにある。
斯る目的を達成すべく本考案はダイアルの回転量に応じ
て音を出す電話機を模した装置と、長針の回転に応じて
短針が回転する時計を模した装置と表示パネル及びブツ
シュパネルに具象物及び数字を表わした跳ね上げ式装置
を一体的に1つのケース内に組み込んだことを特徴とし
ている。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
1は装置本体であり、この本体1の上面には電話機のダ
イアル装置2と、時計装置3とを並設し、その前方には
跳ね上げ式装置4を配設し、これらの装置の左側には受
話器5を掛外し自在に取付けている。
6は本体1に形成した開口部7に嵌着した円形のダイア
ル取付板であり、この取付板6の円周部には1からOま
での10個の数字を等間隔に表示し、数字1と0との間
は間隔を広げ、この間に係止片8を取付けている。
そして、この取付板6の上面には前記数字と径方向内方
に対向する部分に指掛穴9aを形成したダイアル9を同
心的且つ回転自在に取付ける。
該取付板6の下部にはボス部10.10を形成し、この
ボス部間に支持板11を取付け、この支持板11を挟ん
で一方のボス部10に下方からベル12を螺着する。
またダイアル9の下面中心部にボス部13を形威し、こ
のボス部13に該取付板6と支持板11を貫通した軸1
4を嵌合し、この軸14の中間部に歯車15を装着する
とともに、歯車15と支持板11との間にはダイアル9
を戻り回転せしめる巻きバネ16等を介設する。
また、該支持板11の下面で該ベル12と対向する位置
には支持板11と取付板6を貫通して軸17を取付け、
この軸17の中間部には前記歯車15と噛合する歯車1
8を装着し、下端には前記ベル12を叩打するピン19
を備えた叩打部材20を装着する。
以上の如きダイアル装置2において、指掛穴9aに指を
入れてダイアル9を時計回りに係止片8に指が当接する
まで回転せしめ、次いで指を抜けば、巻きバネの弾発力
によってダイアル9は戻り回転せしめられ、この回転動
により歯車機構を介して叩打部材20が回転し、ピン1
9がベル12を打ち音を発する。
而して、前記歯車15.18を適当な歯車比に調整する
ことにより所定の数字の位置からダイアル9を回転すれ
ば、その数字と同じ回数だけベルを鳴らすこととなる。
21は本体1に形成した開口部22に嵌着した時計の文
字盤であり、この文字盤21の中心部には短針23を回
転自在に枢着し、この短針23の軸部には軸方向に貫通
孔を形威し、この貫通孔に先端に指掛穴24 aを形成
した長針24の軸を枢着している。
また文字盤21の下部には12:1の歯車比を有する歯
車機構3aを設け、長針24を1回転させた場合に短針
23が1時間進む如くしている。
更に、本体1の開口部25・・・・・・からは跳ね上げ
式の装置4の表示パネル26・・・・・・が露出してお
り、夫々の表示パネル26・・・・・・の表面26 a
・・・・・・にはみかん・りんご等の具象物を1個乃至
10個表示し、裏面26 b・・・・・・には夫々の具
象物の数と等しい数の丸印等の半具象物を表示している
この表示パネル26の下部には表示パネルを閉じた状態
でこれと面一となる操作部27 aを備えたブツシュパ
ネル27を重ね合せている。
これら表示パネル26とブツシュパネル27は第2図に
示す如く、夫々軸部28.29において回動自在に軸支
され、該ブツシュパネル27の操作部27aの下方には
ケーシング30を形成し、このケーシング30内にウレ
タン等で構成したブロック状の可撓性弾性部材30 a
を嵌め込み、前記操作部27aを弾性支持する。
一方、表示パネル26の軸部28下方のやや前側(図面
では右側)にはカム状突起31を形成し、表示パネル2
6の後端には折曲部32を形成する。
そして表示パネル26が倒れた状態、つまり具象物が見
えている状態では前記ブツシュパネル27の後端(図で
は左側)がカム状突起31に当接している。
この状態からブツシュパネル27の操作部27 aを押
下げた場合には前記後端が上動し、カム機構によって表
示パネル26が跳ね上げられる如く回動起立する。
表示パネル26が一定の角度まで起立すると折曲部32
がブツシュパネル27の後端に当接し、前記角度を保っ
たままで起立状態を維持する。
この状態を第2図で示した。
そして、ブツシュパネル27を回動復帰せしめるに伴な
い前記折曲部32は前記後端によって押し下げられ、表
示パネル26を回動せしめて元の状態に戻す。
以上の如き装置の具体的使用方法の一例を述べる。
先ず、数字の意味を全く理解していない幼児に対しては
跳ね上げ式装置4を用いて数字の読み方と、数字の基本
概念たる物の数と数字との関係を理解せしめる。
つまり、操作部27 aを押圧すると、具象物を表示し
たパネルが跳ね上げられるとともに、ブツシュパネル2
7の表面に表示された該具象物の数を表わす数字が現わ
れるので、具象物の数と数字との関係を容易に理解させ
ることができる。
特に表示パネルの裏面26 bに半具象物を表示してい
るので、その理解を無理なく非常に早めることができる
この学習を反復して数字の読み方と基本概念を理解せし
めたならば、次の段階としてダイアル装置2を用いて、
数字の順序と大きさ9日常生活における数字の簡単な利
用法及び10進法の基礎を理解せしめる。
つまり、ダイアル装置2には数字を小さいものから大き
いものへと順に表示しており、適当な数字に合せてダイ
アルを回せば、その数字と等しい回数だけベルが鳴り、
視覚的のみならず聴覚的にも数字の順序と大きさを理解
できることとなる。
以上の段階が終了したならば、時計装置3を用いて、数
字は不可視物(例えば時間)の量をも表わすことを理解
させるとともに、12進法の基礎を学習させる。
つまり長針の指掛穴に指を入れ、長針を回すことで長針
1回転に対し短針が1時間進むことが理解でき、時間と
いう不可視物の量を数字で表わすことを知り、且つ12
進法の基礎をも理解することができる。
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば1つの装
置内に跳ね上げ式装置、ダイアル装置及び時計装置を一
体的に組み込み、該跳ね上げ装置のパネルには具象物と
その数を表わす数字を表示し、該ダイアル装置は所定の
数字に応じた回数だけ音を発する如くシ、該時計装置は
長針の回転に応じて短針が回転する如したので、数字の
理解が基礎から応用まで1然に無理なく行え、また日常
生活に密接した物をして数字と関連づけ、且つ一定の動
作をなす装置を用いたため遊びの中で必然的に数字に対
し興味を持つようになり、将来学習する算数の基礎学力
を大いに高める効果を奏する。
尚、以上述べたものは本考案の一実施例に過ぎず、例え
ば受話器とベルとを接続し、受話器によってベルの音を
聴く如くシ、又は、跳ね上げ式装置の組パネルの数を1
0以上としてもよく、更には表示パネルの表示を時間と
関係づけたもの例えば表示パネルの数を12個とし、表
示パネルの3番目のパネルには具象物として菓子の絵を
描き、その裏におやつの文字を書き、ブツシュパネルに
は3じと表示したもの等でもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適一実施例を示すものであり、第1図
は本考案に係る数字学習装置の斜視図、第2図は同装置
の縦断側面図、第3図は時計装置の縦断側面図である。 尚図面中、1は装置本体、2はダイアル、3は時計装置
、4は跳ね上げ式装置、12はベル、20は叩打部材、
26は表示パネル、27はブツシュパネルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 数字を表示したダイアル盤に回転自在に取付けられ、該
    ダイアル盤の数字に対応する位置に指掛穴が形成された
    ダイアルと、これに隣接して設けられた電話機の送受話
    器を模した部材と、上記ダイアルと対をなすように設け
    られるとともに、指掛穴が形成された長針と短針とを備
    え、且つ時計の文字盤を有する時計を模した部分と、回
    動自在に軸支されたブツシュパネルの上面に回動自在に
    軸支された表示パネルを重ねてなり、表示パネルの軸部
    にはブツシュパネルの端部が当接するカム状突起を形威
    し、更に表示パネルの端部にはブツシュパネルの端部裏
    側に当接することで表示パネルの起立状態を維持するた
    めの折曲部を形成した跳ね上げ式装置とを一体に組込ん
    でなる数字学習装置。
JP7641080U 1980-06-02 1980-06-02 数字学習装置 Expired JPS5921409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7641080U JPS5921409Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 数字学習装置

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JP7641080U JPS5921409Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 数字学習装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57762U JPS57762U (ja) 1982-01-05
JPS5921409Y2 true JPS5921409Y2 (ja) 1984-06-23

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ID=29439043

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JP7641080U Expired JPS5921409Y2 (ja) 1980-06-02 1980-06-02 数字学習装置

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