JPS59212685A - 気体冷却除水滴装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、気体を冷却するとともにその中に含まれてい
る水滴を除去するための装置に関するものであるか、更
に詳細には、本発明は、冷却水を用いて気体を加湿冷却
した後、気体中に含゛まれている過剰な水滴を迅速に除
去するための非常にコンパクトでしかも効率的な新規装
置に関するものである。

フレオンガス等の冷媒を循環せしめてなる冷却管を用い
る従来型の熱交換システムを利用して冷却した気体は、
水分含量が極めて低く乾燥しているために各棟の欠点が
明らかとなっている。そこで冷却水を気体に噴霧して加
湿冷却気体を製造することが知られるようになったが、
この冷却気体は湿度が飽和状態となっているうえ、水滴
が混在している。この水滴が存在すると、冷却気体の移
送中に水滴が移送パイプ内に何着したり又は落下したす
して、パイプを腐食したりするため、衛生上及び装置の
維持管理面からも問題がある。また、パイプを通過して
きた冷却気体に水滴が含まれていると、これが室内に落
下して、冷蔵品の品質を低下ないし変化させたり、債調
用に利用する場合にあっては、室内にいる人に落下、伺
着したりして極めて不・Ｓ１５合である。

本発明は、これらの欠点を解決するため、つ捷−り、冷
却水で気体を処理してこれを冷却するとともに、この加
湿冷却気体中に含まれている水滴を除去するために％罠
なされたものである。しかもその際、省エネルギー、省
資源という而から、材料の使用量を少なくし、出来る限
り小型でコンパクトなものとし、そのうえ少ないエネル
ギー量で最大の水滴除去効率が得られるよう工夫をこら
したものである。

すなわち本発明は、水噴霧装置を備えた熱交換塔と除水
筒用の筒体とからなり、しかもこの筒体は熱交換塔の外
周部に直接付設し、出口でこれらを接続せしめた点を重
要なポイントとする気体冷却除水部装置に係るものであ
る。

このようにしてなる本発明装置を、好適な実施例として
図示した図面にしたがって、以下詳細に説明する。

第１図は、本発明に係る最も基本的な装置を図示したも
のである。この装置は、円筒状にした熱交換塔１とその
外周部に直接付設した筒体２からなる、熱交換塔１には
水噴霧装置３を備え、ノズル４を通して冷却水を噴霧す
るようにしておく。本実施例においては水噴霧装置６け
、熱交換塔１の頂部に設けているが、その側部、あるい
は場合によってはその底部に設けてもよいし、必要あれ
ば複数個所に設けることも可能である。水噴霧装置５か
ら噴霧された水は、排水口５からこれを取り出し、図示
してはいないが、濾過器、冷却器、ポンプを介して水噴
霧装置ろに戻してやり、循環使用する。もちろん、この
ように循環使用することなく、冷却水を一方的。

にノズル４から噴霧することも可能である。熱交換塔１
の上方には、気体を取シ入れるための入口６を接線方向
に設け、その下方には、水滴を含有した冷却気体を取シ
出す化ロアをそれぞれ設ける。

気体を冷却水で処理して冷却気体を製造するための熱交
換塔１の外周部には、筒体２を付設し、熱交換塔１と筒
体２とは化ロアによって接続せしめる。筒体２は、除水
部サイクロンの作用を行うものであるので、除水部され
た冷却気体取出し用の取出口８を接線方向に設けるのが
よい。取出口８は、除水部の効果を高めるために筒体２
の上方に設けるのが有利であるが、他の個所に設けても
何ら差支えないし、場合によっては接線方向でなくても
よい。筒体２の底部には、除水部された水を排出するた
めの排水口９を設けておく筒体２における水滴除去効果
を高めるために、筒体２には案内螺旋部を設けてもよい
し、また、第２図に示すように、筒体２には、化ロアか
らその外方へ向って接線方向に案内板１０を取り付ける
こともできる。

次にこの装置の作用効果を説明する 気体（例えば仝気）を矢印Ａのように入口６がら熱９：
換塔１内に送風する。塔１内で、気体は矢印Ｂで示すよ
うに回転しながら塔内全低下していく。そしてその間に
、気体はノズル４がら噴霧される冷却用−物水と接触し
て、熱交換されて冷却されるとともに飽和湿度となる。

このようにして調製された飽和湿度冷却気体は、化ロア
がら流出して１司体２内に入る。筒体２はサイクロン様
の作用を行うものであって、過湿側冷却気体は矢印Ｃに
したがって筒体を循環移・助し、その間に、気体内の水
滴が遠心ツバ重力等の作用によって気体から１・’＋７
去さこれる１、このようにして筒体内を上方へと循環し
ていく間に除水部された湿潤冷却気体は、取出口８から
取出され、各種の用途に使用される。

熱交換塔１内で使用された冷却水及び／又は筒１本２内
で１尿水滴された水は、排水口５及び／又は９から取り
出し、前記したところによって処理して仙゛Ｉ環再１史
用するが、場合によってはそのま壕排水してしまっても
よい。

第２図に示したように案内板１ｏを化ロアの接線方向に
設けると、特に筒体２内での気体の循環移動が円滑に行
われ、省エネルギー上の観点からも有利である。同じく
、筒体２内に螺旋部を設けておいても、上記と同様の効
果が得られるし、必要ある場合には、案内板１０を併設
してもよい。

第３図は、本発明の別の実施例を図示したものであって
、熱交換塔１の内部に熱交換器を更に取り伺けた装置で
ある。熱交換器の取り付は位置は、内壁部及び／又は底
部のいずれでもよい。熱交換器としてはすべてのタイプ
のものが適宜使用できるが、本実施例では中に冷媒（高
温冷媒が好適）を循環せしめた冷却管１１を用い、これ
を塔１の内壁部に蛇行させながら取り付けた。

本実施例によれば、冷却管１１を取り付けたため、塔１
内での気体冷却効果が史に高まるだけでなく、筒体２内
も冷却されるために除水渦効果も上昇するという利点が
更に得られる。

第４図は、本発明の更に別の実施例を図示したものであ
って、特に第６図における水噴霧装置３にかえて水噴霧
管１６を用い、且つ装置底部に水タンク１６を付設した
ものである。

水噴棒肯１３は、熱交換塔１の頂部からその下方へと吊
下した内筒１２の外周部に設けてなるものであり、それ
には外方へ向って開口しているノズル１４を多数取り付
けるとともに、バイブ１５を介して水中ポンプ１７と接
続せしｄ）る。水中ポンプ１７は水タンク１６内に設置
しておき、水タンク１６内の水を汲み上げて、水噴換骨
１６へ送り、ノズル１４から水を臓物するものである。

心安ある場合には、タンク内の水を冷却するための冷却
装置武勿廼に１■り付けておいてもよい。

この装備゛によれば、冷却水を循環使用することができ
るため、特にすぐれた省エネルギー効果が奏され、すべ
てのシステムがクローストシステムになっているために
、装置全体がコンパクトなものとなり且つきわめて機能
的なものであるので、どのような場所にでもこの装置を
設置できるというすぐれた利点が得られる。

上記したように、不発明に係る装置は、気体の加湿作動
装置σ（すなわち熱交換塔）と除水部装置（すなわち筒
体）とを有機的に且つきわめてコンバク；・な形に結合
してなるものであって、広い設置場所を安水することな
く、適度に加湿され且つ冷却された気体を自由に調製す
ることができるものである。そして、このようにして得
られた気体は、冷蔵１１＆、オフィス、病室、手術室、
芙験室、研究所、その他の空調又は冷却用に有利に使用
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（は、本発明に係る装置の１実施例をＩＺ１示し
た［（〕［面図であり、第２図は、出口部分に案内機を
接線方向に取り句けたところを示す平面図である。吊６
図及び第４図は、それぞれ本発明装（改の別の実施例を
図示した断面図である。 １　−熱交４！ｌ！！塔　　　　　２　筒体３・　水噴
霧装置　　　１１・・・冷ム１ｊ管１６−水噴霧管　　
　　１６・水タンク１７−水中ポンプ 代理人　弁理士　　戸　１）親　男 第　　１　　図 第　　３　　図 第　　４　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　水噴霧装置を俯え且つ気体入口及び含水滴冷却気
   体出口を設けた熱交換塔を中央部に設置し、そして更に
   、除水部された冷却気体出口を設けた筒体を該熱交換塔
   の外周部に設置してなること、を特徴とする気体の冷却
   除水部装置。 ２　該筒体内に案内螺旋部を更に付設したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の装置。 ５　該筒体内であってしかも該熱交換塔の含水１’ｌｘ
   ｌ冷却気体の出口の外側に、案内板を該川口の接線力向
   に設けてなること、を特徴とする特許請求のｉｌｊ：ｌ
   、門弟１項に記載の装置。 ４　該熱交換塔の内部に冷媒循環用冷却管を更に伺設し
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１」口に記載の装
   置。 ５　水噴霧ノズルを１個又はそれ以上設けた水１１１ｂ
   文７′ｉ＆からなる水噴霧装置を該熱交換塔の中央部を
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。