JPS5921247Y2 - ソレノイド作動式インタ−ロック装置 - Google Patents

ソレノイド作動式インタ−ロック装置

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JPS5921247Y2
JPS5921247Y2 JP1979055944U JP5594479U JPS5921247Y2 JP S5921247 Y2 JPS5921247 Y2 JP S5921247Y2 JP 1979055944 U JP1979055944 U JP 1979055944U JP 5594479 U JP5594479 U JP 5594479U JP S5921247 Y2 JPS5921247 Y2 JP S5921247Y2
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JP
Japan
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solenoid
cylindrical body
rotor
latch
door
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JP1979055944U
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JPS55156153U (ja
Inventor
哲夫 高橋
Original Assignee
タキゲン製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はソレノイドへの通電によってラッチ体が後退し
、これによって扉を固定枠体に錠止している錠装置のロ
ータが回転可能となるソレノイド作動式インターロック
装置に関するものである。
実開昭50−35695号公報に開示された従来の装置
では、ソレノイド通電回路のメインスイッチをオンする
と、同回路に組込まれたリレーが作動してリレー接点が
オンし、ソレノイドが通電される。
かくして、ソレノイドのプランジャーが吸引されるため
、カム板が回動して、カム板の先端鉤部とカムの挿入端
部との保合が解かれる。
そこで、ハンドル連結棒を回すと、カム挿入部がスイッ
チの操作レバーの押圧を止め、該スイッチがオフとなる
このスイッチのオフによって前記リレーが不作動になる
ため、前記リレー接点がオフとなり、ソレノイドへの通
電が遮断される。
この従来装置では、前記メインスイッチをオンしてから
のツレイドの通電状態は、前記リレー接点がオフされて
いることによって保持されているのであり、該リレー回
路は当該装置にとって必須不可欠のものである。
従って、該従来装置はそれだけ回路構成が複雑となる難
点を有する。
また、この従来装置では、カム板の先端鉤部とカムの挿
入端部とが互いに密接して係合しているため、ソレノイ
ドが吸引作動したとき、カム板とカム挿入端部との引掛
りや摩擦抵抗が大きい。
そのため、円滑かつ的確な作動を得るには、ソレノイド
13の容量を大きく設定する必要がある。
しかしながら、容量の大きなソレノイドは一般に高価で
、また設置スペースを大きくとると、その使用は望まし
くない。
更に、この従来装置では上記の通り、カムはその挿入端
部がスイッチをオン、オフする一方、嵌入端部が外枠側
のカム受は金具と係合することによって扉を固定枠体に
錠止している。
このカムは上記嵌入端部と係合する特定のカム受は金具
との組合わせにおいて初めて扉を施錠するものであり、
扉の施錠形態を変更するにはカム全体を変更する必要が
あるが、カムはバンドル連結棒の下端に一体に形成され
たものであるため、その改変は実際上容易でない。
従って本考案の目的は、リレー回路が不要であり、また
容量の大きなソレノイドを使用する必要がないため、電
気回路の構成が簡略化され、製作コストの低減と小型化
が容易であると共に、扉の施錠形態の変更が簡単に行な
え、また、堅牢な錠止構造を有するソレノイド作動式イ
ンターロック装置を提供することである。
以下、図面に基いて説明すると、本考案のソレノイド作
動式インターロック装置は、扉1に固着される取付基板
15と、該取付基板15に固着された錠装置3と、該錠
装置3のロータ4に嵌合して締付は固着され、側壁に割
溝6と凹部25を設けた円筒体5と、該円筒体5と別個
に前記ロータ4に嵌合して締付は固着され、扉1を固定
枠体2に対して錠止する掛金板13と、前記円筒体5に
近接して取付基板15に固着された受座ブロック16と
、該受座ブロック16の横断前17に嵌挿され、円筒体
5の前記割溝6に遊嵌状態で係合して前記ロータ4の回
転を阻止するラッチ体7と、ラッチ体7を円筒体5の側
壁に向って摺動付勢するバネ20と、プランジャー21
に該ラッチ体7を連結して取付基板15に固着され、通
電時にラッチ体7を後退摺動させてラッチ体7と割溝6
との係合を解くソレノイド8と、前記掛金板13が扉施
錠位置に来たとき操作レバー26の先端ローラ27が円
筒体5の前記凹部25に入り込むように取付基板15に
固着され、前記ソレノイド8の通電回路に組込まれたス
イッチ9とから成るものであり、前記先端ローラ27が
前記凹部25内にあるとき前記スイッチ9がオンしてお
り、ソレノイド8の通電回路のメインスイッチをオンし
てロータ4を回転可能にし、前記掛金板13が扉解錠方
向に回動して該先端ローラ27が円筒体5の側壁外周面
5aに乗上げたとき、スイッチ9がオフしてソレノイド
8への通電を遮断する。
図示の実施例では、錠装置3は、ロータ4を本体3aに
対して錠止するピンタンブラ等の鎖錠要素を内蔵する本
錠構造のものであり、ロータ正面の錠孔10に所定の鍵
11に挿入することによって、本体3aに対するローラ
4の錠止が解かれる。
この錠装置3は、扉1の開閉操作用のバンドルを兼ねて
おり、バンドル部はロータ4の外端部に一体に形成され
ている。
円筒体5と掛金板13はロータの内端角軸部4aに嵌合
され、ボルト14で締付は固着されている。
この掛金板13は建物や部屋、配電箱本体等といった固
定枠体2に設けた受金部2aと係合し、扉1を閉鎖位置
に錠止する。
ラッチ体7の摺動付勢用バネ20は、ラッチ体7の中間
鍔部18と受座ブロック16の端面板19との間に挿入
された圧縮コイルバネである。
ソレノイド8のプランジャー21の先端部には割溝22
を設けてあり、これに嵌挿されたラッチ体7の板状端部
23は、横断ピン24によってプランジャー21に連結
されている。
スイッチ9は、ロータ4の回転時に開閉操作したい回路
数に応じてその構造と個数が決められる。
例えば、ソレノイド8への通電回路の遮断と表示灯回路
の開閉を共に行ないたいときは、二極単投型のスイッチ
を1個用いたり、単極単投型のスイッチを2個使用すれ
ばよい。
スイッチ9を複数個用いるときには、スイッチを同一位
置に積層して配置してもよいし、円筒体5の周囲に所定
の角度間隔を置いて孤立的に配置してもよい。
このソレノイド作動式インターロック装置では第2図及
び第3図に示したように、掛金板13が扉施錠位置にあ
るときには、スイッチ9の操作レバー26の先端ローラ
27が円筒体5側壁の円弧状凹部25内にあり、スイッ
チ9がオンしている。
そこで通電回路のメインスイッチをオンしてソレノイド
8に通電すると、吸引作動したプランジャー21がバネ
20の付勢に抗してラッチ体7を後退摺動させる。
かくして、ラッチ体7と割溝6との係合か解かれ、取付
基板に対するロータ4の錠止が解除される。
また、前記錠孔10に所定の鍵11を挿入すると、装置
本体3aに対するロータ4の錠止が解除される。
かくして、前記バンドル部12を握ってロータ4を第1
図において反時計回り方向に60°回転させると、掛金
板13が固定枠体側の受金部2aから離脱する。
このように掛金板13が扉解錠位置に回動する過程で、
操作レバー26の先端ローラ27が前記凹部25から脱
出して円筒体5の側壁外周面5aに乗上げるため、スイ
ッチ9がオフし、ソレノイド8への通電が遮断される。
扉1を開放したときは、ソレノイド8の通電回路のメイ
ンスイッチはオフされる。
所要の作業終了後、扉1を閉鎖してバンドル部12を逆
に回すと、バネ20に押されて円筒体の外周面5aに摺
接していたラッチ体7は、回動終端にて割溝6に再度係
合する。
また、操作レバー26の先端ローラ27が再び凹部25
に落込むため、スイッチ9がオンし、メインスイッチを
オンすればソレノイド8へ再度通電可能な状態になる。
このように本考案のソレノイド作動式インターロック装
置では、ソレノイド8への通電は通電回路のメインスイ
ッチをオンしてから錠装置3のロータ4を所定角度回転
するまでの間に限定され、通常の扉閉鎖状態と扉開放状
態においては通電は全く停止されているため、ソレノイ
ド8の励磁に要する消費電力が節減され、ソレノイド8
の過熱や焼損が防止される。
また、本考案の装置では、前記メインスイッチをオンし
てからのソレノイド8の通電状態は、スイッチ9の操作
レバー26の先端ローラ27が円筒体5側壁の凹部25
内にあることによって保持されているのであり、リレー
回路等を別途設ける必要は全くない。
そのため、電気回路の構成が簡略化される。
更に、本考案の装置では、ラッチ体7の先端部は円筒体
5の前記割溝6に遊嵌状態で係合しているため、ソレノ
イド8のプランジャー21が吸引作動したとき、円筒体
5とラッチ体7との間に引掛りや大きな摩擦抵抗が生ず
ることがない。
そのため、容量大きなソレノイドを敢えて使用する必要
がなく、装置の製作コストを節減し、また装置を小型化
できる。
また、本考案の装置では、スイッチ9のオン、オフ操作
は専ら円筒体5が担当する一方、扉1の施錠は掛金板1
3が担当し、掛金板13と円筒体5は錠装置3のロータ
4に別個に装着されている。
そのため、扉1の施錠形態を変更するには円筒体5を変
更する必要は全くなく、掛金板13を変更するだけで足
りる。
そして、この掛金板13はロータ4に嵌合して締付は固
着されているだけであるから、その交換作業は極めて容
易になされる。
更に、本考案の装置では、錠装置3のロータ4に嵌合し
て締付は固着した円筒体5の側壁に割溝6を設け、該円
筒体5に近接して取付基板15に固着した受座ブロック
16に横断孔17を設け、該横断(L17に嵌挿したラ
ッチ体7を前記割溝6に係合させてロータ4の回転を阻
止するので、取付基板15ひいては扉1に対するロータ
4の錠止構造は充分に堅牢であり、通常の人力では掛金
板13が扉解錠位置に回されることがない。
以上のように本考案のソレノイド作動式インターロック
装置は、リレー回路の付加が不要であり、また容量の大
きなソレノイドを使用する必要がないため、電気回路の
構成を簡略化でき、製作コストの低減と小型化を容易に
行なえると共に、扉の施錠形態の変更も簡単に行なえ、
また、堅牢性にも富んでいるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るソレノイド作動式インタ
ーロック装置を示し、第1図は扉に装着したときの正面
図、第2図は扉閉鎖状態における背面図、第3図は第2
図のA−A’線断面図である。 第4図はこのインターロック装置に組込まれた円筒体の
正面図、第5図は該円筒体の背面図、第6図は該円筒体
の平面図である。 1・・・・・・扉、2・・・・・・固定枠体、3・・・
・・・錠装置、4・・・・・・ロータ、5・・・・・・
円筒体、7・・・・・・ラッチ体、8・・・・・・ソレ
ノイド、9・・・・・・スイッチ、11・・・・・・鍵
、12・・・・・・バンドル部、13・・・・・・掛金
板、15・・・・・・取付基板、16・・・・・・受座
ブロック、20・・・・・・バネ、21・・・・・・プ
ランジャー、25・・・・・・凹部、26・・・・・・
操作レバー、27・・・・・・先端ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉1に固着される取付基板15と、該取付基板15に固
    着された錠装置3と、該錠装置3のロータ4に嵌合して
    締付は固着され、側壁に割溝6と凹部25を設けた円筒
    体と、該円筒体5と別個に前記ロータ4に嵌合して締付
    は固着され、扉1を固定枠体2に対して錠止する掛金板
    13と、前記円筒体5に近接して取付基板15に固着さ
    れた受座ブロック16と、該受座ブロック16の横断孔
    17に嵌挿され、円筒体5の前記割溝6に遊嵌状態で係
    合して前記ロータ4の回転を阻止するラッチ体7と、ラ
    ッチ体7を円筒体5の側壁に向って摺動付勢するバネ2
    0と、プランジャー21に該ラッチ体7を連結して取付
    基板15に固着され、通電時にラッチ体7を後退摺動さ
    せてラッチ体7と割溝6との係合を解くソレノイド8と
    、前記掛金板13が扉施錠装置に来たとき操作レバー2
    6の先端ローラ27が円筒体5の前記凹部25に入り込
    むように取付基板15に固着され、前記ソレノイド8の
    通電回路に組込まれたスイッチ9とから成り、前記先端
    ローラ27が前記凹部25内にあるとき前記スイッチ9
    がオンしており、ソレノイド8の通電回路のメインスイ
    ッチをオンしてロータ4を回転可能にし、前記掛金板1
    3が扉解錠方向に回動して該先端ローラ27が円筒体5
    の側壁外周面5aに垂上げたとき、スイッチ9がオフし
    てソレノイド8への通電を遮断するソレノイド作動式イ
    ンターロック装置。
JP1979055944U 1979-04-27 1979-04-27 ソレノイド作動式インタ−ロック装置 Expired JPS5921247Y2 (ja)

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JP1979055944U JPS5921247Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 ソレノイド作動式インタ−ロック装置

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JP1979055944U JPS5921247Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 ソレノイド作動式インタ−ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156153U JPS55156153U (ja) 1980-11-10
JPS5921247Y2 true JPS5921247Y2 (ja) 1984-06-22

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ID=29290112

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JP1979055944U Expired JPS5921247Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 ソレノイド作動式インタ−ロック装置

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JP (1) JPS5921247Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5455932A (en) * 1977-10-11 1979-05-04 Toyota Motor Corp Control system for controlling operation of automotive cooler

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5455932A (en) * 1977-10-11 1979-05-04 Toyota Motor Corp Control system for controlling operation of automotive cooler

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JPS55156153U (ja) 1980-11-10

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