JPS59211126A - ハンド・キ−ボ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は手そのものをキーボードの代わりにする装置
である。

情報の入力装置として通く使用される従来のキーボード
は、タイプライタ−を基礎にしている。

タイプライタ−があの様なキーボードを必要としたのは
、指の押す力によって直接タイプ・バーを動かして文字
を打つためであった。現在では多くの場合、多種類の電
気的接触が情報として伝われば、キーボードの働きを十
分はだすのである。実際、コンビーータが使うキーボー
ドは、電気的接触をエンコードして情報として伝えるだ
けである。

それにもかかわらず、タイプライタ−の歴史的固定観念
によって、キーボードはその形を継承しているのである
。

情報処理がますます高度化するにつれて、インプット装
置の小型化及び使い勝手の良さがより一層求められてい
る。本発明はその要求に答えるものであり、従来のキー
ボードの固定観念を打ち破ったものである。以下にそれ
を説明する。

（１）人間の指は親指と残りの指が向い合った動作をす
るのに適している。

（２）　　多接点の入力を電気的接触を例にとって原理
的に示すと第１図のようになる。ここで端子Ａを、端子
Ｂ、Ｃ１Ｄ、Ｅとそれぞれ独立にあるいは同時に、接触
させることにより情報が入力される。本図では情報を電
球で表わしている。

（３）　　上記（２）の原理を人間の手に置き換えたも
のが第２図である。端子Ａは親指に対応する。

（４）各端子はＡからＥ点以外に、各相の前面、背面、
側面あるいは手のひら等々に必要に応じて設置できる。

（５）正常人は両手があるので、これらの接点の組合せ
を両手に拡張する事ができる。

（６）操作は指の動きだけなので、自由な姿勢で行々う
ことができる。

本発明は、このような簡単な装置から成り立って　゛い
る。

本発明による情報の入力の基本操作は指の部分と部分の
接触であり、従来のキーボードの操作が指と外部の物体
との間の動作であるのに比べて、著しく操作性にすぐれ
ている。例えば眼を閉じてタイプライタ−のキーボード
を打つのには熟練が必要であるが、指と指を接触させる
動作は正常人であれば眼を閉じていてもすぐできる。

また、本発明は多接点のスイッチの役目もはたすことが
できる。

本発明の実施例として次のものがある。

（１）手袋に端子と配線を組み込んで、ハンド・キーボ
ードとする。

（２）手の形の形状のものに端子と配線を付け、ひもや
バンド等でそれを手に固宇し、ハンド・キーボードとす
る。

（３）　　指バンドに端子と配線をつけて、ハンド・キ
ーボードとする。

（４）設置した端子の、大きさ、極性、レベル等″はそ
れぞれ異々つだものにすることができる。

（５）配線は１つに束ねて、ケーブルとして外部と接続
できる。

（６）　　手首にバンドをまいて、エンコーダー等の回
路を、腕時計のように組み込むことができる。

（７）外部との接続コードを着脱式にすることができる
。

（８）　　入力の確認などを行なう表示装置を、手のひ
らや腕などに付けることができる。

（９）　　各端子が表わす情報を、端子を設置した手袋
等の表面に書き込んでおくことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理 第２図は４ビツト入力のノ・ンド・キーボードの例 Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅは端子 特許出願人　小　野　勝　康

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 指と指の接触動作により、キーボードのように、情報の
   入力を行なう装置。