JPS59210368A - 血球凝集の自動試験装置 - Google Patents

血球凝集の自動試験装置

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JPS59210368A
JPS59210368A JP8782084A JP8782084A JPS59210368A JP S59210368 A JPS59210368 A JP S59210368A JP 8782084 A JP8782084 A JP 8782084A JP 8782084 A JP8782084 A JP 8782084A JP S59210368 A JPS59210368 A JP S59210368A
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JP
Japan
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red blood
container
light
blood cell
sample
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Application number
JP8782084A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nishida
正行 西田
Toshihiko Tanaka
俊彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Green Cross Corp Japan
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/5302Apparatus specially adapted for immunological test procedures

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Microbiology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は体液試料を分析してその試料中のある特定の免
疫物質の有無を検出する方法と、その方法を実施するた
めの装置とに関するものである。
発明の背景 免疫学の分野において、体液における免疫物質の有無を
検出するために各種の試験が開発されてきた。その1つ
の試験は「逆受身血球凝集」試験(RPHA)  と呼
ばれ、これと対をなす試験は「受身血球凝集」試験(P
HA)と呼ばれる。
RPHAにおいては、ある特定の抗原に特異性のある抗
体、即ち、この特定の抗原と免疫反応を行なう抗体で被
覆された赤血球が、この特定の抗原の有無について試験
される体液の試料に加えられる。この特定の抗原が体液
試料中に存在したかどうかは、この特定の抗原と被覆さ
れた赤血球どの間の反応によって得られる沈降パターン
によって目視で測定される。
PHA試験においては、ある特定の抗体に特異性を有す
る抗原、即ち、この特定の抗体と免疫反応を行なう抗原
によって被覆された赤血球が、この特定の抗体の有無に
ついて試験される体液の試料に加えられる。この特定の
抗体が体液試料中に存在するかどうかは、この抗体と被
覆された赤血球との間の反応によって得られる沈降パタ
ーンによって目視で測定される。
RPHk試験とPHA試験を用いて、各種抗原/抗体の
対に対して抗原(RPHA )又は抗体(PHA)を検
出することができる。この対としては、例えばHBsA
g(肝炎8表面抗原)/抗HBs(肝炎8表面抗原の抗
体);HBeAg (肝炎Bコア抗原)/抗HBc(肝
炎Bコア抗原の抗体);HBeAg(肝炎Be抗原)/
抗HBe(肝炎Be抗原の抗体);非A非B肝炎抗原/
非A非B肝炎抗体;サイトメガロウィルス抗rg、/サ
イトメガロウィルス抗体;アルファインターフェロン抗
原/アルファインターフェロン抗体;ベークインターフ
ェロン抗原/ベータインターフェロン抗体;ガンマイン
fi−7xoy抗原/Nンマインターフエロン抗体;ウ
ロキナーゼ抗原/ウロキナーゼ抗体、血液凝固箱■因子
−R抗原/血液凝固第■因子−R抗体:血液凝固第■因
子−C抗原/血液凝固■因子−G抗体等が拳げられる。
このような血球凝集試験のうち、世界じゆうで広く使用
され、そのうえ他の血球凝集試験の基本的技術を理解す
るための基礎を与え得る試験はHBs Ag検出用のR
PHA試験である。
HBs AgのためのRPHA試験は例えば、予定血液
供給者から採取した血液試料について普通性なわ;l’
Lる。血液試料中にHBs Agが検出されても、その
血液が活性肝炎ヴイリオン、即ちゲイン(Dane)粒
子をも含有しているとは結論できないが、ディン粒子を
含有する血液はどれもHBsAg’5含有Ag−る。こ
れは、ディン粒子の表面即ち殻にHBsAgが含まれて
いるためである。したがって、RPHA試験がプラスで
ある。即ち、HBsAgが血液中に検出される場合、予
定供給者から採取した血液は受は入れられない。
HBs AgについてのRPHA試験は、例えば、商標
アンチヘズスセ1v(ANTIHEBSCELL)と表
示された試験キラ)&用いて行なうことができ、このキ
ットは株式会社ミドす十字(大阪、日本)で製造、販売
されている。
第1図と第2図を参照すると、RPHA試験用のアンチ
ヘズスセルキットと一緒に使用される典型的な試験プレ
ート住0)のそれぞれ上面図と断面図が示されている。
プレート(1t1)はほぼ長方形構造体であって、中に
多数の同形の容器(121を有し、表面(14)のよう
な平らな水平面上に載っているように以下に説明されて
いる。プレート中の各容器は上端で開放した円筒上部(
12a)と、平らでない底部、即ち円錐形の面(12b
)と金もっている。この円錐の頂点06)は容器の水平
断面の中心にある。U字形底部のある容器をもった試験
プレートを使用することができる。
容器の配列は96個の容器からなる長方形マトリ′ツク
スと々つている。これらの容器は平行な12列に並び、
各列には8個の容器がある。この各列の容器はそれぞれ
A−Hの記号がつげられている。
アンチヘグスセルキントを用いてHBs Asを検出す
る典型的試験を行なうには、リン酸塩緩衝塩水25マイ
クロリツトルをプレート(10)内の各容器(12+に
入れる。次に、HBs Agについて試験される体液2
5マイクロリツトルをA列の12個の各容器に入れる。
例えば、HBs Agについて試験される12の各個体
からの血漿試料をそれぞれ列l〜12に入れることがで
きる。A列の12個の各容器内の溶液を混合してから、
12個の各容器の混合液の1/2をB列にある各隣り合
った容器に移す。
こうして、B列中の試料はA列中の試料に比較して係数
2で希釈されたことになる。この操作をH列までくシ返
し行なう。
次に、HBs A、gに特異性のある抗体(抗HBs)
で被覆(以下感作と同義)された羊の血球を緩衝塩水中
に05容量チとなるように懸濁した液25マイクロリッ
トルを96個の各容器に入れて混合する。ついで、プレ
ートに蓋をして室温で約2時間放置する。この2時間と
いう時間は、HBs Agが試料中に存在する場合には
赤血球が凝集し得るのに十分であp、又、HBs Ag
が存在しない場合には非凝集赤血球が溶液から容器の底
へ沈降し得るのに十分である。このような非凝集赤血球
は容器の先端に集合体を形成し、この集合体の上面はほ
ぼ平らであシ、又、この集合体の底面は容器の面に従っ
ている。非凝集赤血球集合体の水平断面は円形であって
、その最大断面は集合体の上面にある。容器の底面が非
凝集赤血球集合体で被覆される、即ちふさがれる量はこ
の集合体の最大横断面に等しい。したがって、本明細書
で用いているように、非凝集赤血球集合体の横断面即ち
横断面積はその置部におけるこの集合体の最大横断面を
意味する。非凝集赤血球は前記の通り集合体を形成する
が、凝集赤血球は円板状集合体即ちマトリックスを形成
する。このような、凝集赤血球の円板状集合体は容器の
底面に隣接し、その形状は容器の面に大体従う。容器の
底面が凝集赤血球の集合体、で被覆される量は円板状集
合体から投射される円の横断面に等しい。したがって、
本明細書で説明のために、凝集赤血球の円板状集合体の
横断面即ち横断面積と言う場合、それは円板状体から投
射される横断面積、即ち、円板状集合体で被覆された容
器底面の横断面を意味する。
HBs Agが試料中に存在しない場合、又は、HBs
 Agの濃度が検出可能水準以下である場合、容器内に
形成される非凝集赤血球の集合体は、試料中にHBs 
Agが存在する場合に形成される凝集マトリックスに比
べて横断面積が小さい。例えば、凝集マトリックスは、
HBs Agの濃度が低い場合は相対的に小さく、濃度
が高い場合は相対的に大きい。
凝集が起こったか否かの決定、即ち、試料中にHBs 
Agが存在するか否かの決定、及びこの凝集の程度の決
定、即ち、HBs Agの相対的濃度の決定は目視によ
って行なわれる。
Oから−4までの数字を用いる格付は方式が開発されて
試料中のHBs Agの濃度が定量化されてい/こ。試
料へ割り当てる数字は容器底部にある赤血球集合体の横
断面積の大きさによって決められる。
例えば、試料中に検出可能なHBs Agが存在しない
場合に形成される非凝集赤血球の集合体は横断面積が最
も小さく、数字Oが割り当てられる。数字1,2.3及
び4は非凝集赤血球の集合体に比べて横断面積の大きい
凝集赤血球の各集合体にそれぞれ割り当てられ、値が大
きい数字はど横断面がますます大きくなること、従って
試料中のHBsAg濃度がますます高くなることを示す
専門技術者は、各容器内にある赤血球集合体の横断面を
、標準として0から4まで格付けされた赤血球集合体と
比較して、その試験結果をチャートに記録する。
専門技術者がこの試験結果を手動で読取記録するのは時
間を要する方法であり、試験プレート1個当93分から
約5分又はそれ以上の時間を要することがある。その上
、各容器内の赤血球集合体が、0,1,2.3及び4の
各段階で増加する標準品と比較されるので、個々の技術
者達は結果全まちまちに解釈することがらシ得る。例え
ば、試験によって形成された赤血球集合体の大きさが、
0に格付けされた標準品と1に格付けされた標準品との
間にある場合、るる技術者はそれを0に割シ当て、他の
技術者はそれ’2tと割シ当てるかもしれない。
RPHA試験によってHBs Agを、そしてPHA試
験によって抗HBsを検出するのに有用な方法の詳細は
、「HB’S Agと抗HBsを検出するだめの血球凝
集試験試薬」と題された・ξンフレントに記載されてい
る。このパンフレットは株式会社ミドり十字(日本、大
阪)が提供してお9、その内容はこの引用によって本明
細書に包含される。
特定の免疫物質が体液試料中に存在することを示す自動
読取のできる試験装置は現在、当該技術の分野において
入手することができるが、このような装置又は方法でR
P HA又はP HAの試験に使用するためのものは現
在のところ入手することができない。
発明の概要 したがって、本発明を実施することによって、体液試料
をRPHA又はPHA試験で分析して、試料中に選ばれ
た免疫物質が存在するか否かを検出する方法及びその方
法を実施するための装置が提供される。
この方法には、第1免疫物質で被量された赤血球を含有
する懸濁液と、第2免疫物質の有無が試験される体液か
らなる試料とを細長い試料容器中で混合することが含ま
れる。第1免疫物質は第2免疫物質と免疫反応を起こし
て、前記の被覆された赤血球を凝集させることができる
。この試料容器中の混合物は十分な時間放置されて、赤
血球を被覆している第1免疫物質と体液試料中の第2免
疫物質(もしあれば)との反応が完全に行なわれる。こ
の第2免疫物質が体液試料中に存在しない場合、被覆さ
れた赤血球は混合物中から沈降して、容器の底に非凝集
赤血球の集合体を形成する。又は、第2免疫物質が体液
試料中に存在する場合、赤血球は凝集して容器の底に凝
集赤血球の集合体を形成する。第2免疫物質が存在する
ときに形成される凝集赤血球の集合体は、第2免疫物質
が存在しないときに形成される非凝集赤血球の集合体に
比べて横断面積が相対的に大きい。この凝集した赤血球
の集合体の横断面積は体液試料中に存在する第2免疫物
質の濃度にほぼ比例する。光線は、容器の長さ方向に反
応した体液試料の入った試料容器及び容器中の赤血球の
集合体を透過される。
試料内の赤血球集合体の特定の領域を通過する光の量が
測定される。光の測定量は非凝集赤血球の集合体の場合
には相対的に少なく、凝集赤血球集合体の場合は相対的
に多い標準体として調製された非凝集赤血球の集合体の
中央の特定領域と同じサイズの領域を通過する光の量か
ら予知はなされる。次に、光の測定量を、この標準体を
通過すると予知される量と関連づけることによって、容
器内の体液試料中に第2免疫物質が存在するために試料
容器内で凝集が起こったか否かが確められる。
光の透過、光の量の測定及びその関連づけはすべて、本
発明の実施により与えられる装置によって自動的に行な
われる。
本発明の種々の特長、諸側面及び諸利益は以下の記載、
特許請求の範囲及び図面によって考察することにより一
層明らかとなろう。
本発明の実施によれは、体液中のある特定の免疫物質の
有無について体液を分析する改良された方法とその方法
を実施するだめの装置が提供される。
本発明の方法は、RPHA又はP H、A試験を行なう
ための前記各段階と同様な初期段階を含んでいるが、専
門技術者が目視で行なう面倒で多くの場合不正確な格付
は技術の代わりとして、各試料容器中の赤血球集合体を
格付げする改良技術を提供する。本発明に従って提供さ
れる方法と、その方法を実施するための装置とはいずれ
も以下に詳細に記載される。
本発明に従って提供される方法の初期段階は、細長い試
料容器中に反応した体液試料を調製することに関するも
のである。
反応した試料は、第1免疫物質で被覆された赤血球を含
有する懸濁液と、第2免疫物質の有無を試験される体液
からなる試料とを試料容器中で混合して調製される。第
1免疫物質は第2免疫物質と免疫反応を起こして、被覆
された赤血球を凝集させることができる。
第2免疫物質が体液試料中に存在しない場合、被覆され
た赤血球は混合物から沈降し、前記の通り容器の底に非
凝集赤血球の集合体を形成する。
本明細書で「体液試料中に存在しない」という言葉を使
う場合、それは、試験される体液試料が第2免疫物質を
全く含まないか、体液試料中に第2免疫物質が存在して
いても、その濃度が十分に高くないために検出できる程
の赤血球凝集を生じないことを意味する。
好ましくは、本発明の実施に従うで使用される細長い試
料容器は、第1図及び第2図に示した96個の各容器(
L2)のV型底部のような平らでない底面をもっている
。又は、容器はU型表面をもっていてもよい。いずれの
場合でも、非凝集赤血球の集合体はこのような容器の中
心に形成しやすく、容器面が平坦な場合に見られるよう
な、容器の底を横切って広がるような傾向は示さない。
第2免疫物質が体液試料中に存在する場合、被覆された
赤血球が凝集することによって前記の通シ容器の底に凝
集赤血球の集合体が形成される。
この凝集した集合体は、赤血球上に被覆した第1免疫物
質と体液試料中に存在する第2免疫物質との反応によっ
て形成されたマトリックスでおる。
不明a書で「体液試料中に存在する」という言葉を使う
場合、それは、第2免疫物質が赤血球を凝集させるのに
十分な濃度で体液中に存在することを意味する。
容器内に形成される赤血球集合体の大きさく横断面)は
容器に加える赤血球懸濁液中の赤血球の濃度に関係があ
るとはいえ、所与の赤血球濃度のいずれについても、凝
集した集合体は凝集しなかった集−合体に比べて横断面
積が相対的に大きい。
例えば第3図と第4図を参照すると、試料容器(112
)の概略的な上面図と垂直断面図がそれぞれ示されてい
て、この容器には第2免疫物質を試験するために反応し
た体液試料が入っているが、この場合、第2免疫物質は
体液中には存在していない。
したがって、非凝集赤血球の集合体α槌が混合物から容
器の底の中央に沈降している。
第5図と第6図を参照すると、試料容器(212)の概
略的な上面図と垂直横断面図がそれぞれ示されていて、
この容器には第2免疫物質を試験するために反応した体
液試料が入っているが、この場合、第2免疫物質がある
程度体液中に存在する。したがって、混合物中の赤血球
は凝集して、容器の中央部の底にほぼ円板状の凝集赤血
球集合体(2@を形成している。
この方法の初期の段階が終了し、赤血球集合体が試別容
器内に形成された後に、この集合体が凝集しでいる(第
2免疫物質の存在を示す)か、この集合体が凝集してい
ない(第2免疫物質が存在しないことを示す)かについ
て測定が行なわれる。
ごく簡単に述べれば、試験によって形成された赤血球集
合体が凝集しているか、凝集していないかの決定は、そ
の体液が第2免疫物質を含まない場合に形成された標準
の非凝集赤血球集合体の大きさをまず測定することによ
って行なわれる。この標準非凝集赤血球の集合体の大き
さは、例えば、第2免疫物質を含まないことがわかって
いる対照溶#を前記の方法に従って試別容器内の赤血球
懸濁液に加えることによって測定することができる。
次に、試験の間に試別容器内に形成された赤血球集合体
の大きさを対照又は標準の赤血球集合体と比較する。試
料容器内の赤血球集合体が対照集合体に比べて横断面が
大きいなら、凝集が起こったのであり、したがって第2
免疫物質が存在したことになる。逆に、試料容器内の赤
血球集合体が対照集合体と横断面が等しい場合は、凝集
が起こらなかったのであり、第2免疫物質が存在しなか
ったのである。
試料体液中に第2免疫物質が存在するとき、容器の中央
に形成される凝集赤血球の円板状の集合体は、第2免疫
物質が存在しないとき形成される非凝集赤血球の集合体
よシ相対的に大きい水平の横断面積を持つ。さらに、円
板状の凝集集合体の水平横断面積は、第2免疫物質が相
対的に高い濃度で試料中に存在するときは、相対的に大
きく、相対的に低い濃度で試料中に存在するときは、相
対的に小さい。他言するならば、形成される凝集集合体
のサイズは、試験される試料中の第2免疫物質の濃度に
ほぼ比例する。
試料容器中に形成された赤血球集合体の厚さは、集合体
の水平横断面積が増大するに従って減少する。第2免疫
物質の存在について体液を検査するとき、試料容器中に
形成される赤血球集合体の厚さは、第2免疫物質が存在
せず、赤血球集合体が凝集しないとき最も大きい。さら
に、赤血球の凝集した集合体の厚さは、体液試料中の第
2免疫物質の濃度の増加に伴って徐々に小さくなる。
弱められることなしに、試料容器中の赤血球集合体を通
過する光の量は、赤血球集合体の厚さ、そして集合体の
横断面積に関係づけられることが見い出された。例えば
、非凝集赤血球の集合体を通過する光の量は、凝集赤血
球の集合体を通過する光量より相対的に少ない。赤血球
集合体を通過する光の量は、凝集の程度が増加するに従
って、すなわち、凝集集合体の横断面積の増加に応じて
増加する。
本発明の方法に従えば、試料容器中の赤血球の集合体が
凝集しているか凝集していないか、さらに凝集の程度を
決定するために、ある光線が試料容器の底の赤血球集合
体を通って容器の長さ方向の中心線に沿って透過せしめ
られる。この光は容器の上又は下から透過させることが
できるが、より好ましくは上から透過させる。
容器内の赤血球集合体の中央の特定領域を通過する光の
量が測定される。例示すれば、特定領域とは17nrl
であるが、他の面積のものも所望により使用でき、以下
に詳細に記載される。赤血球集合体のl−を通過する光
量の測定値は、凝集した赤血球集合体については相対的
により大きく、非凝集集合体については相対的により小
さい。
前記の通りに調製された対照の非凝集赤血球集合体と同
様のl mvt2  を透過する光の量が次に予知され
る。この予知は実際の測定によって行なわれるか、計算
することができる。
次に棟側されるべき赤血球集合体の1m♂を通過した光
量の測定値が、非凝集赤血球の標準コントロール集合体
を通過する予知光量と関連づけられる。もし、株価対象
の赤血球集合体の通過光量が、非凝集赤血球の標準集合
体の予知通過光量より多げれば、該赤血球集合体は、凝
集しており、試料中には第2免疫物質が存在していたこ
とを示している。逆に、もし株価対象の赤血球集合体の
通過光量が、非凝集赤血球の標準集合体の通過光量と同
じであれば、それは第2免疫物質が、試料中に存在して
いなかったことを示している。
簡単のために、本発明に従って提供される方法を、体液
中の第2免疫物質の有無のみに関する測定を行なう場合
について説明してきた。しかし、以下に一層詳細に説明
されるように、この方法は試料中の第2免疫物質の相対
的濃度を測定するのにも有用である。
本発明の原理を実行に移す典型的な具体例において、血
漿試料がHBs Agの有無について分析される。リン
酸塩緩衝塩水25μlを細長い容器に入れる。この試料
容器は第1図及び第2図に示した試験プレート00)の
96個の試料容器のそれぞれと同じのものである。した
がって、試料容器は上端が開放した円筒形上部(12a
)と、円錐形をした平らでない底部(12b)を有する
。円錐形部の頂点は容器の水平横断面の中心VCt2y
る。この容器の水平横断面積は約25−である。次に、
HBs Agについて試験される血漿25μlを容器に
入れた後、抗HBsで被覆された羊の赤血球の緩衝塩水
中0.5容量チ、即ち、ヘマトフリント(血球容積)が
0.5 %の懸濁液25μlf:加える。次に、試料容
器に入れた試薬と試料を互いに混合させる。
血漿中にHBs Agが存在すれば、羊の赤血球上に被
覆された抗HBsはHBs Agと免疫反応を起こして
赤血球を凝集させることができる。
血漿試料と、抗HBs被覆赤血球を含有する懸濁液とを
試料容器内で互に混合させた後、容器に蓋をし、混合物
を2時間放置する。この混合物の放置時間は2時間より
長く又は短くすることができるが、HBs Ag (も
し存在すれば)と、赤血球上に被覆された抗HBsとの
反応を完結させるのに2時間は十分な時間であると思わ
れる。
血漿試料中にHBs Agが存在しない場合、被覆され
た赤血球は混合物から沈降し、容器の底に非凝集赤血球
の集合体を形成する。HBs Agが存在する場合、被
覆された赤血球は凝集して容器の底にほぼ円板状の赤血
球集合体を形成する。
血漿試料中にHBs Agが存在するときに形成される
凝集赤血球の円板状集合体は、HBs Agが存在しな
いときに形成される非凝集赤血球の集合体に比べて水平
横断面積が相対的に大きくうすい。
形成されたこの凝集円板状集合体の水平横断面積は、血
漿中に相対的に濃度の高いHBs Agが存在するとき
は相対的に大きく、その集合体は薄い、又相対的に濃度
の低いHBs Agが存在するときは相対的に手込く厚
い。
赤血球集合体のための格付は方式が開発され、赤血球集
合体に与えられる格は集合体の水平横断面積の関数とな
っている。
JIハ型的な具体例において使用される格付は方式が次
の第1表に示されている。
第1表 赤血球集合体の大きさの関数としての格付は試料容器の
底での赤血球 集合体の横断面積        格付げ0.00 m
i 〜1.32 ml         O,001,
33−〜1.87wI         O,251,
88−〜2.42 mfr         O,50
2,43mi 〜2.97 rnrl        
 O,752,98mrl 〜3.76 ml    
     1.003.77−〜4.561IIA  
       1,254.51n 〜5.351R1
11,505,36−〜6.14mm        
 1.756.15翼ゴ〜7.20 myl     
    2.007.21−〜8.27 tnd   
      2.258.28 id 〜9.33 m
rl             2.509.34 m
l−10,39m112゜7510.40−〜11.8
5m1.          3.00星1.86m1
1〜13.32mJ               3
.2513.33−〜14.78Wd        
  3.5014.79i7に一、−16.24mt 
         3.7516.25−又はそれより
大      4.00典型的な具体例では、HBs 
Agが血漿中に存在しない場合、非凝集赤血球集合体の
水平横断面積は1.32、かくして格付値Oであること
が確められている。HBs Agが血漿中に存在すると
、その濃度に準じて赤血球の水平横断面積は1.33−
より大きくなる。
かくして、0.25−4の格付けは、表1に示される形
成された集合体の相当するサイズに準じて凝集された集
合体に付与される。
表1に示されたような格付けが、期待される等級と赤血
球集合体の横断面積又はサイズとの関連づIIficよ
ってなされた後、想定される最も小さな集合体から最も
大きなものまで、そのサイズに応じて赤血球集合体の中
心の特定′値域を通過する光量が予知される。例えば、
表1に示される格付値を使って、約L32mdから約1
6.25−の横断面積をもつ赤血球集合体を通過する光
の量の予知がなされる。例えば、予知はHBs Agの
既知濃度を持つ体液の試験溶液を使って、上記の方法に
準じて調製された種々のサイズの赤血球集合体を実際に
試験することによってなすことができる。ことなったサ
イズの赤血球集合体を通過する光の予知量は、直接にえ
ることができるが、又使用光量の係として表すこともで
きる。あるいは、吸光度を測定し、その測定値を通過光
量に関連づけることによってもえられる。
実例において、表Iに示された格例値が使用されるとき
、予知は、1.32−からl 6.25 ttrtll
のサイズの赤血球集合体の中央を通過する光量から求め
られる。このような予知の1つの例において、使用され
る光は、4921’Lmの波長をもち、透過される試料
容器の底部においてO166rxllの水平横断面積を
持つ光線に焦点があわされる。上記のようへこのような
予知は、通過光の絶対値、通過光の割合、吸光度、その
他同様の値、もしくは通過しない光量のような関係値と
して表わすことができる。
又このような予知は、上記と同様の波長と焦点サイズを
もつ光線又は、異った波長及び焦点サイズの光線を使っ
て表Iの格付けとは別の格付けをすることもできる。し
かし、予知に使われる光線の特徴は、実際の試験に使わ
れる光線の特徴と同じであるべきでちる。その結果、測
定値と予想値の関係が妥当なものとなる。
いったん、上記の予知がなされたならば、HBs Ag
の存在を試験される反応ずみの体液試料を含む試料は、
492tLmの波長と0.66 mm2の焦点サイズを
もつ光線を試料を含む容器に対して透過させることによ
って格付けされる。光線は容器の縦の中央線にそって、
容器の底の赤血球集合体を透過させる。
容器の赤血球集合体の中央の066m♂を通過する光の
量が測定される。上述のように、赤血球集合体を通過す
る光の量は、大きな横断面の赤血球集合体については相
対的に大きく、相対的に小さな横断面の赤血球集合体に
ついては、相対的に小さい。
テスト試料中の赤血球集合体を通過する光の測定値を赤
血球集合体の横断面積の関数として予想値と比較され、
容器中の赤血球集合体のサイズが決定され、そして第1
表に従って0から4の等級が付与される。
したがって、例えば、HBs Agが血漿試料中に存在
しない場合は、容器中の赤血球集合体を通過する光の量
は横断面積が1.32mm”の赤血球集合体に相当し、
Oと格付けされる。HBs Agが存在すると、赤血球
集合体の大きさは1.33詣2かそれより大きく、通過
する光の量は、そのサイズに相応する。かくして、凝集
集合体を通過する光の量が測定され、予想値と比較され
、その結果、集合体のサイズが決定され等級が付与され
る。例えば格例け4は、凝集集合体を通過する光の量が
、16.25 mm2の横断面積の集合体を通過する光
の予知量と等しいか、又はより大きいとき付与される。
典型的な前記具体例においては、透過光の波長は492
rLrILであるが、別の波長の光を必要に応じて使用
することができる。しかしながら、前記試験の結果は、
光の波長が3007LrILより小づいか、約650n
、mよシ大きいと、一貫性が所望の程度より劣ったもの
となることがわかった。この原因は、300yzmより
以下の波長は、テストされる試料中の蛋白質による吸収
が結果に影響し、一方6501′L77Z以上の波長で
は、試料容器を形成しているプラスチックの吸収によっ
て影響を受ける。
したがって、より好ましい光の範囲は約400nmから
500rL77+、までであり、そして波長417又は
418 nmの光が最も一貫性のよい結果を与えること
がわかった。
第7図を参照すると、本発明に従って提供される装置@
の一実施態様の概略図が示されており、この装置は本発
明の方法の前記典型的実施態様に従って試料容器内に形
成される 赤血球集合体の格付けを自動的に行なうため
のものである。
説明のために・上述の方法でHBs Agをテストする
ために、体液試料(26)e含む試料容器(2aが格付
けのための装置(2Q上の所定の位置に示されている。
装置(22)は光源例えばタングステン−ハロゲンラン
プ(28)を含む。レンズ(30)、プリズム02、フ
ィルターe11)のような光学系が、容器(24)の長
さ方向の中央線に沿って、および容器の中央部の赤血球
集合体(40)を通して光線(財)を透過させるために
設けられている。
この実例において、光は焦点があわされる。その結果、
容器の底において光線のサイズは実施される特定のテス
トによって形成される非凝集赤血球の重合体のサイズよ
り大きくない。たとえば、上記の方法がHBs Agの
血漿ザンプルをテストするために使用されるとき、HB
s Agが存在しなければ、形成される非凝集赤血球の
集合体は約132mm2の横断面をもつ。かくして、光
線(ハ)の焦点サイズは、容器の底において約1.32
1m2よシ大きくない、好適には′少ないということが
見いだされた。
たとえば、光線の焦点サイズは、テスト中に形成される
非凝集赤血球集合体のサイズよシ少なくとも約%小さい
ものであることが好ましい。かくして、図示された実例
において、容器の底における光線の焦点サイズは、約0
.9 mtn”より小さいことカニ好ましい。このよう
なテストヲおこなうとき予想される赤血球集合体の最も
小さいサイズより少なくとも約邪小さい光線を持つこと
は、集合体が容器の中央をわずかにはずれて形成されて
いるとき、何等の光線も形成された赤血球集合体の外側
を通過することはないということを保証する。このこと
は、装置の図示された実例において、もし光線のいくぶ
んかが、測定される赤血球集合体の外側を通過するなら
ば、テストの結果は不正確であるという点において重要
である。
光検出器(4つが容器G!滲の下部に位置して、容器中
の赤血球集合体の領域の中央を通過する光量を測定する
。光検出器は、光の測定量に比例した信号を、(44)
で概略示したコンピュータ装置に送る。コンピュータは
、容器内の赤血球集合体の大きさの関数として、既知の
値とを比較するようにプログラムされている。容器内の
集合体にはその大きさの関数としての格旬けが割シ当て
られ、その結果は例えばプリントアウトその他によって
表示さnる。この装置の一実施例として、コンピュータ
は、前記第1表に示した関係に従って赤血球集合体に数
値的格付げを割シ当てるようにプログラムされている。
図示された実例において、例えば赤血球の集合体(40
は、上記に準じてHBsAgの存在を調らべる血漿試料
の試験の間に形成され、そして凝集はおこらない(HB
sAgは試料中には存在しない)。
かくして、赤血球集合体(4(Itは、約1.32mm
2の横断面積をもつ。この実例の光線(支)は、フィル
ター(3舶の選択によって、492rLmの波長をもつ
単色光であシ、その光線は容器の底部において約0.6
6mm”の面積をもつように収束する。かくして、光線
(38)の特徴は、集合体の横断面積の関数として赤血
球集合体を通過する光量に関讐る上述の予知をするため
に使用される光の特徴と同じである。光線(財)は、集
合体顛の中央の0.66 mm”の領域を通過し、弱め
られない光の量、例えば赤血球集合体を通過する光の量
は光検出器(4のによって検出される。光の測定値は、
赤血球集合体の横断面積の関数として、コンピュータ(
4(イ)によって予想値に関連づけられる。等級は、こ
の関連づけにもとづいて、コンピュータによって赤血球
集合体(40)に付与される。
典型的な実例において、集合体(4に通過する光量は1
.L32n)の横断面積を持つ赤血球集合体の予知量と
同じである。かくして、集合体(40、例えば試験され
る試料は、表■に従ってOと格付けされる。
図8には、HBs Agが試料中に存在する試料容器(
4印に調製されたHBsAgについての体液試料00を
格付する装置c22の過程を示している。かくして、容
器(4樽中に形成された赤血球集合体(50)はある程
度凝集した。ここで、説明の目的のため、集合体(50
)の横断面積は、約7m♂である。赤血球集合体(50
)の中央を通過する光の量は、測定され、そして予知量
に比較される。測定値は、横断面積74♂をもつ赤血球
集合体の予知値と同じであり、かくして、コンピュータ
は赤血球集合体60)(試験される試料)に表1に準じ
た等級2が付与させる。この実例で提供される光の波長
は、492nmであシ、その焦点サイズは0.66 m
mであるけれど、他の波長と焦点サイズは、予知をなす
ために、および、上記実施されたガイドライン内になる
ように使用された波長と焦点サイズと同じ長さのものが
使用されうる。かくして、その波長は、300nmから
600ルmであシ、その焦点サイズは、使用される特別
の試験において形成される非凝集赤血球集合体のサイズ
より小さい。
この発明の実例に準じて赤血球集合体を自動的に格付け
するために有用な別の好ましい装置(122)の態様は
、図9.10に模型的に示される。装置(122)は、
装置(221と同一であり、光源(128)、レンズθ
30)、プリズム(132)、およびフィルター(13
4)を備える。この実例において、特定の免疫物質を試
験する体液試料(126)を含む試料容器(124)を
通過する光線の焦点サイズは重要でない。かくして、例
えば光線サイズは容器中の赤血球集合体(14ののサイ
ズよシ大きくするとともできるし、光線の一部は、集合
体の外側を通過することもできる。
容器中の赤血球集合体(140)を通過する唯一の光が
測定されるように、その中央に穴541’tもつ円板5
3が、容器の中央線上に、位置する穴をもった容器の下
部に備えられる。好ましくは、穴は、円形であシ、実施
される特別のテストから期待される非凝集赤血球のサイ
ズよシ大きくない。たとえば、HBsAgについて体液
試料を測定する上述の方法において(その場合非凝集集
合体は、約1.32 wn2の横断面積をもつ)、円板
の穴は、好ましくは、約1.3h♂より大きくなく、よ
り好ましくはより小さいものである。例えば、円板の穴
は、非凝集集合体の予想値より少なくとも約り小さいと
いうことが好ましい。かくして、この実例において、穴
は約0.9mv?よシ小さい。穴は試験中に形成される
赤血球集合体の予想サイズよシ小さく、容器の中央線に
沿って赤血球集合体の下部に直接に備えつげられている
ので、光検出器(142)によって測定される光は、赤
血球の集合体を通過する光線の単なる部分である。
赤血球集合体の横断面積の関数として、赤血球集合体の
特定領域を通過する光の量についての上述と同様の予知
がなされる。このケースにおいて、光が通過する赤血球
集合体の特定の横断面積は、円板の穴のサイズによって
規定され、この実例において、それは0.66mm2で
ある。前記の実例におけるケースのように、予知をする
ために使用される光の波長は492rLrrLである。
前記実例の装置(221のケースの様に、装置(122
)は予知をするためと、標価される赤血球集合体の中央
の特定の領域を通過する光の量を測定するために使用さ
れうる。
装置(122)を使った実例において、試料容器(12
4)は、HBsAgの存在をテストする反応済の体液試
料を含む。容器中の赤血球集合体(14のは非凝集であ
る( HBs Agはその試料中には存在し彦い)。
かくして、集合体(140)は約1.32mm2の横断
面積を持つ。円板の穴r:J41は0.66 mm2の
面積をもち、それは赤血球集合体(140)の横断面積
の約捧である。かくして、赤血球集合体(14のの中心
0.66 mn” ff:、通過する492nTrLの
光量は、光検出器(142)によって測定される。そし
て次いで光検出器によって測定される光の量と赤血球集
合体の横断面積の関数として赤血球集合体を通過する予
知光量の間の相関はコンピュータ(144)によってな
される。この実例において、光の測定値は1.32m♂
の横断面積を持つ赤血球集合体を通過する予想イ践と一
致する。かくして、Oの等級が、コンピュータによって
表Iに準じて赤血球集合体(140)に付与される。
図JOKは、試料容器(14g)が装置(122)の上
に設置され、上述の方法1こ準じてHBsAgを試験す
る反応済体液試料(146)を含み、そして試料中には
HBsAgが存在する。かくして、容器(142)中の
赤血球の集合体(15のはある程度凝集した。次いで集
合体の中央0.66−を通過する光の量が測定され、予
想値と関連づけられる。ここに例示の目的のために、赤
血球集合体(150)の横断面積は7.0−であり、か
くして、集合体(15のの中央0.66−を通過する光
の量は、7.0mW”の横断面積を持つ赤血球集合体の
0.66 +++m”を通過する予知光量と同じである
それゆえ、2の等級は、コンピュータ(144)によっ
て表Iに準じて赤血球集合体に付与される。
装置(22と(122)の両方が、単一の試料容器を標
価するべく上記されたけれど、他の好ましい実例におい
て、このような両方の装置が図1.2  に示される試
験プレー)GO)のような多数の容器をもつ試験プレー
トにも適用できる。この装置は約2分以内に96個の各
容器内の赤血球集合体を順次格付けすることができる。
これは専門技術者が96個の容器を目視で格付けするの
に要する時間の約汐以下であるので、これによって格付
は工程のコストが低減される。
順次格付けを行えるように、この装置(22)と(12
2)は機構66)と(156)を有し、これによって試
験プレートを自動的に移動させて各容器を順次、光線の
中央部で記録されるようにしである。この機構は試験プ
レートを吊下げて滑らかに移動するので、容器内の試験
される赤血球集合体はその最初の形状を変化させること
及び容器の中央部から移動することがない。もし、容器
の移動によって生ずるカが、所望のものより大きいなら
ば、例えば、その集合体は広がり不正確な結果をもたら
す、あるいは中央部から移動する。プレートを移動させ
る、機構(56)、(156)のような機構は当該技術
において周知のように操作されるカム又はリミットスイ
ッチ表することができる。
この各容器から得られる読みのシリンドアウト装置が設
けられている。この読みに基づいて、各容器内の試料中
にHBsAgが存在するかどうかについて、又、もし存
在すれば、その容器についての読みに基づいてHBsA
gの相対的濃度を迅速に決定することができる。
本発明に従って体液試料を分析してその試料中のある特
定の免疫物質の有無を検出する方法と装置について以上
に記載したことは具体的な例示を目的とするものである
たとえば、実施例はHBsAgについての体液試料の試
験方法のみであったが、その方法を実行するために使わ
れた実際の装置及び発明の実施の方法は上述の各々免疫
物質のために有用であシ、又他の同様の物質のためにも
有用である。各種の変化は当業者に明らかなことである
ので、本発明は前記の特定な実施態様に限定さするもの
ではない。
本発明の範囲は特許請求の範囲によって決定されるもの
である。
なお、本発明は、以下の態様をも含むものである。
■ 体液試料を分析してその試料におけるある特定の免
疫物質の有無を検出する次の各段階からなる方法: (al  第1免疫物質で被覆された赤血球を含有する
懸濁液と、第1免疫物質が第2免疫物質と免疫反応を起
こして前記被覆された赤血球を凝集させ得るこの第2?
l質の有無について試験される体液からなる試料とを細
長い試料容器内で混合すること。
(b)  段階(alで形成さ、れた混合物を十分な時
間放置して、 (11体液試料中に第2免疫物質が存在しないときは、
前記被覆された赤血球が混合物から沈降して容器の底に
非凝集赤血球の集合体が形成されるようにするか、又は
、 (11)体液試料中に第2免疫物質が存在するときは、
前記被覆された赤血球が凝集して容器の底に、前記非凝
集赤血球の集合体の断面積に比べて相対的に大きな横断
面を有し、かつ横断面積カ一体液試料中の第2免疫物質
の濃度に比例する凝集赤血球の集合体が形成されるよう
にすること。
゛(C)光線を試料容器内にその長さ方向に沿って及び
容器内の赤血球集合体を透過させること。
(a)  容器内の赤血球集合体の中央の特定領域を通
過し、測定される量が非凝集赤血球の集合体については
相対的に少く、凝集赤血球の集合体については相対的に
多い単色光線の量をall定すること。
(e)  前記試料容器内を透過させた場合、段階(b
)(1)に従って与えられる試料容器内の非凝集赤血球
の集合体の中央の段階(dlにおける特定領域と同じサ
イズの領域を通過する光の量を予知すること。
及び (f+  段階(dlで測定された光の量を、段階(e
lで予知された光の量と関連させて、試料容器内の体液
試料中の第2免疫物質の存在のために前記容器内で赤血
球の凝集が起こっていたかどうかを決定すること。
■ 第1免疫物質がHBsAgに特異性を有する抗体で
あり、第2免疫物質がHBs Agである第0項記載の
方法。
■ 第1免疫物質がHBsAgであり、第2免疫物質が
HBsAgに特異性を有する抗体である第0項記載の方
法。
■ 透過させる光が約300nmないし約650nmの
波長の単色光である第■項記載の方法。
■ 透過させる光線のある特定波長が約417nm又は
418nmである第0項記載の方法。
■ 試料容器の底面が平らでなく、先端が容器の長さ方
向の軸線上にある第0項記載の方法。
■ 光線が試料容器の中央線にそって透過される第0項
記載の方法。
■ 体液試料を分析してその試料中の特定の免疫物質の
有無を検出する方法であって、次の各段階からなる方法
(a)  第1免疫物質で被覆された赤血球を含有する
懸濁液と、第1免疫物質が第2免疫物質と免疫反応を起
こして前記被覆された赤血球を凝集させ得るこの第2免
疫物質の有無について試験される体液からなる試料とを
細長い試料容器内で混合すること。
(b)  段階(a)で形成された混合物を十分な時間
放置して、 (1)体液試料中に第2免疫物質が存在しないときは、
前記被覆された赤血球が混合物から沈降して容器の底に
非凝集赤血球の集合体が形成されるようにするか、又は
、 (!i)体液試料中に第2免疫物質が存在するときは、
前記′@覆された赤血球が凝集して容器の底に、前記非
凝集赤血球の集合体の断面積に比べて相対的に大きな横
断面を有し、かつ横断面積が体液試料中の第2免疫物質
の濃度に比例する凝集赤血球の集合体が形成されるよう
にすること。
(c)  相対的に小いさな横断面の集合体は相対的に
小さな数値が4虻られ、相対的に大きな横断面の集合体
は相対的に大きな数値が与えられる格付値と赤血球集合
体横断面積を関係づけること。
(d)光線を前記容器内にその長さ方向の中央線に沿っ
て及び容器内の赤血球集合体を透過させること。
(e)  容器内の赤血球集合体の中央の特定領域を通
過し、測定される量が凝集赤血球の集合体については相
対的に多く、非凝集赤血球の集合体については相対的に
少なく、測定される量が相対的に小さな横断面積の凝集
集合体については相対的に小さく、相対的に大きな横断
面積の凝集集合体については相対的に多い光線の量を測
定すること。
(f)赤血球集合体の横断面積の関数として、試料容器
中の赤血球集合体の中央の段階telで特定された領域
と同じサイズの領域を通過する光の量を予知すること。
(gl  段階(elで測定された光の量を、段階(f
)で予知された光の量と関連させて、容器中の赤血球集
合体の横断面積を決定すること。
(hl  段階(g)で決定された横断面積に基づいて
容器中の赤血球集合体に格付値を与え、そして段階(c
)の相互関係と一致させて、凝集がおこったかどうかを
決定し、もしおこっていれば凝集集合体の相対サイズを
決定すること。
■ 第1免疫物質が、HBsAgに特異性を持つ抗体で
あり、第2免疫物質が、HBs Agである0項記載の
方法。
[相] it免疫物aが、HBsAg″cあって、第2
免疫物質が、HBs Agへの特異抗体である0項記載
の方法。
■ 透過させる光が、約400rLrnから約500r
Lmの波長の単色光である0項記載の方法。
0 単色光が約417又は418 nmの波長をもつ0
項記載の方法。
■ 試料容器の底面が平らでなく、先端が容器の長さ方
向の軸線上にある0項記載の方法。
0 容器の底部において、透過される光の光線の焦点サ
イズは、0項の段階fbl(11に準じて容器内に形成
される非凝集集合体の横断面積より、大きくない 0項
記載の方法。
[相] 容器の底部における透過光線の焦点サイズが、
0項の段階(b)(1)に準じて容器中に形成された非
凝集横断面積よりすくなくとも約す小さい0項記載の方
法。
[相] 試料容器の横断面積が約25 mm2であり、
格付値が0−4であり、容器の底部における透過光線の
焦点サイズが少なくとも約1.3mm2である0項記載
の方法。
0 体液試料を分析してその試料中のHBs Agの有
無を検出する方法であって、次の段階からなる方法。
(a)  HBs Agに特異性を有する抗体で被覆さ
れた赤血球を含有する懸濁液と、HBsAgの有無につ
いて試験される体液試料とを、底面が平らでない細長い
試料容器内で混合すること。
(bl  段階(a)で形成された混合物を十分な時間
放置して、 (1)体液試料中にHBsAgが存在しないときは、前
記被覆された赤血球が混合物から沈降して、中心が前記
容器のほぼ中心にあって、この容器の底面の第1横断面
積を被覆する非凝集赤血球の集合体を容器の底に形成す
るようにさせるが、又は、 (11)体液試料中にHBs Agが存在するときは、
前記被覆された赤血球が凝集して、凝集赤血球のほぼ円
板状の集合体を形成し、この円板状集合体の中心が前記
容器のほぼ中心にあって、大き濱が体液試料中のHBs
Agの濃度に比例し、容器の底面の第1横断面積より大
きい容器の底面の第2′4iA、断面積を被覆するよう
にさせること、(C1%定の波長をもった単色光線を試
料容器内のその長さ方向に沿って及び容器中の赤血球集
合体透過させること。
(dl  容器中の赤血球集合体の中央の特定領域を通
過し、測定される量が赤血球凝集集合体については相対
的に多く、非凝集赤血球の集合体については相対的に少
ない単色光線の量を測定すること。
(e)段階(b)(1)に従って与えられる試料容器中
の非凝集赤血球の集合体の中央の段階(d)で選ばれた
領域と同じサイズの領域を通過する単色光線の量を予知
すること。及び (fl  段階(d)で測定された光の量を、段階(e
)で予知された光の量と関連させて、試料容器内の体液
試料中のHBs Agの存在のために前記容器内で赤血
球の凝集が起こっていたかどうかを決定すること。
[相] 透過させる光線のある特定波長が約417又は
418nxである0項記載の方法。
0 試料容器の横断面積が約251n♂であシ、容器の
底部における単色光線の焦点幅は少なくとも約i、3m
m2である0項記載の方法。
[相] 単色光線の焦点サイズは少なくとも約0.9朋
2である[相]項記載の方法。
■ 体液中のある特定の免疫物質の有無を検出する装置
であって、 (al  光源; (b)  光源によって与えられる光線を、第1免疫物
質の有無について試験される、以下の方法によって細長
い試料容器中で反応させた反応体液試料の入った細長い
試料容器の長さ方向に沿った中央線にそって透過させる
手段; (1)赤血球に被覆し、第1免疫物質と免疫反応を起こ
して赤血球を凝集させ得る第2免疫物質で被覆された赤
血球を含有する溶液と、体液試料、と全試料容器内で混
合すること; (til  混合物を十分な時間放置させて、a0体液
中に第1免疫物質が存在しないときは、前記被覆された
赤血球が混合物から沈降して試料容器の底に非凝集赤血
球の集合体を形成するようにさせるとと;又は、 56体液中に第1免疫物質が存在するときは、前記被覆
された赤血球が凝集して試料容器の底に、前記非凝集赤
血球の集合体の横断面積に比べて相対的に大きく、体液
試料中の第1免疫物質の濃度に比例する横断面積を有す
る凝集赤血球の集合体を形成するようにさせること:(
C1光透過手段によって与えられる光のうち、容器内の
赤血球集合体の中央の特定領域を通過し、測定値が凝集
赤血球の集合体については相対的に多く、非凝集赤血球
の集合体については相対的に少ない光線の量を測定する
手段: (d)試料容器の赤血球集合体の中央の特定領域を通過
する光の量と、試料容器中の赤血球集合体の中央の部分
(clの特定領域と同じサイズの領域を通過する光の既
知量とを、赤血球集合体の横断面積の関数として関連づ
ける手段;及び(e)  体液試料中に前記第1免疫物
質が存在するために反応体液試料の入った試料容器内で
凝集が起こったかど−゛′うかを明示する前記関連づけ
の結果を示す手段からなる装置。
[相] 体液中のある特定の免疫物質の有無を検出する
装置であって、 (a)  光源; (b+l  細長い容器内で体液試料を反応させた、第
1免疫物質の有無について試験される反応体液試料の入
った少なくとも1個の細長い試料容器;(1)第1免疫
物質と免疫反応を起こして赤血球を凝集させ得る第2免
疫物質で被覆された赤血球を含有する溶液と体液試料と
を試料容器内で混合するとと; (fil  混合物を十分な時間放置して、a0体液中
に第1免疫物質が存在しないときは、前記被覆された赤
血球が混合物から沈降して試料容器の底に非凝集赤血球
の集合体を形成するようにさせるとと;又は、 61体液中に第1免疫物質が存在するときは、前記被覆
された赤血球が凝集して試料の底に、前記非凝集赤血球
の集合体の横断面積に比べて相対的に大きく、体液試料
中の第1免疫物質の濃度に比例する横断面積を有する凝
集赤血球の集合体を形成するようにさせるとと; (cl  反応体液試料の入った試料容器の長さ方向の
中央線にそって光源によって与えられる光線を透過させ
る手段; (dl  光透過手段によって与えられる光線のうち、
容器内の赤血球集合体の中央の特定領域を通過し、測定
される光量が赤血球の凝集遊合体については相対的に多
く、赤血球の非凝集集合体については、相対的に小さい
光線の量を測定する手段;(e)  試料容器中の赤血
球集合体の中央の特定領域全通過する測定された光の量
と、試料容器の赤血球集合体の中央の(d1項で選ばれ
た領域と同じ領域を通過する光線の既知量とを、赤血球
集合体の横断面積の関数として関連づける手段;及び(
f)体液試料中に前記第1免疫物質が存在するために反
応体液試料の入った試料容器内で凝集が起こったかどう
かを明示する前記関連づけの結果を示す手段からなる装
置。
[相] 特定の免疫物質がHB、s Agであシ、細長
い容器が、約25罰2の横断面積をもち、光源によって
与えられる光が、容器底面部で少なくとも約1.3 m
m”の焦点サイズをもつ0項記載の装置。
[有] 光透過手段は、容器の上方にあ)、光測定手段
は、容器の下方に位置する円板を含み、そして円板には
円形の穴をもち、穴は容器の赤血球集合体の中央の特定
領域と同じサイズで、容器の中央線上にあシ、その結果
、測定された元は、円板の穴を通して下方へ通過する光
である[相]項に記載の装置。
[相] 容器の大部分が反応体液試料を含むように備え
られ、さらに付加的に試料容器を自動的に移動させて順
次、透過光線の中へ入れ、次にそこから出すための手段
を備えた[相]項に記載の装置。
[相] 円板の穴が、約1.3mm2よシ少なくない横
断面積をもつ0項記載の装置。
O体液試料中の特定の免疫物質の存在を検出するためお
よび試料中の特定免疫物質の濃度の関数として試料((
対して特定免疫物質の相対的に低濃度の場合には、相対
的に低くく、相対的に高濃度の場合には、相対的に高い
等吸音を与える装置であって、その装置は次の構成から
なる。
(al  光源; (b)第1免疫物質の存在をテストする以下の方法によ
って当該試料容器中で反応させた反応体液試料を含む少
なくとも一つの細長い試料容器:(1)試料容器中にお
いて、体液試料と第1免疫物質と免疫反応を起こして赤
血球を凝集させうる第2免疫物質で被覆された赤血球を
含む溶液とを混合するとと; (ii)  混合物を十分な時間放置させて、a0体液
中に第1免疫物質が存在しないときは、前記被覆された
赤血球が混合物から沈降して試料容器の底に非凝集赤血
球の集合体を形成するようにさせるとと;又は、 58体液中に第1免疫物質が存在するときは、前記被覆
された赤血球が凝集して試料の底に、前記非凝集赤血球
の集合体の横断面積に比べて相対的に大きく、体液試料
中の第1免疫物質の□  濃度に比例する横断面積を有
する凝集赤血球の集合体を形成するようにさせるとと; (C)反応体液試料の入った試料容器を、容器の中央線
を長さ方向に沿って光源によって与えられる光線を透過
させる手段でちって、その光の容器の底部での光線の焦
点サイズは、(bl(iil(α)に準じて形成される
非凝集集合体の横断面積より大きくない; (d)光透過手段によって与えられる光線のうち、反応
体液試料の入った試料容器内を容器内の赤血球集合体を
通過し、光の測定値は赤血球の凝集集合体については相
対的に多く、赤血球の41玉凝集集合体については相対
的に少い、光線の量を氾1]定する手段; (C)試料容器中の赤血球集合体の中央の特定領域を通
過する光の測定値と試料容器中の赤血球集合体の中央の
特定された領域と同じサイズの領域を通過する既知光量
を、赤血球集合体の横断面積の関数として、関連づける
手段: σ)関連づけにもとづいて、反応体液試料を含む試料容
器中の赤血球集合体に対して格付値を与える手段。
[相] 第【免疫物質がHBs Agであり、細長い試
料容器が約25 mm2の横断面積をもち、光源によっ
て与えられる光が、容器の底で約1.37Arn2より
小さい焦点サイズをもつ0項記載の装置。
[相] 光源によって与えられる光が、約0.9m♂よ
シ大きくない焦点サイズをもつ[相]項記載の装置。
[相] 容器の大部分が反応体液試料を含むように備え
られ、さらに付加的に試料容器を自動的に移動させて順
次、透過光線の中へ入れ、次にそこから出すための手段
を備えた[相]項に記載の装置。
■ 光透過手段は容器の上方にあり、光測定手段は容器
の下方に位置する円板を含み、そして円板6ては円形の
穴をもち、穴は容器の赤血球集合体の中央の特定領域と
同じザイスで容器の中央線上にあり、その結果測定され
た光は円板の穴を通して、下方へ通過する光である[相
]項に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は、RPHA及びPHA試験に使用される典型的
な試験プレートの土面図: 第2図は、第1図に示した試験プレートの側面にr面図
; 第3図は、本発明の実施に使用され、底部に非凝集赤血
球集合体が入った試験容器の一実施態様の概略上面図; 第4図は、第3図に示した試料容器の概略垂直断面図; 第5図は、底部に凝集赤血球集合体が入り、第3図及び
第4図に示した容器と同様の試料容器の概略上面図; 第β1図は、第5図に示した試料容器の概略垂直横断面
図;及び 第7図は、試料容器中の赤血球の非凝集集合体の格例げ
の過程における本発明に従って得られる装置の一実施態
様の概略図; 第8図は、試料容器中の赤血球の凝集集合体を格付する
過程の第7図の装置の実例の概略図;第9図は、試料容
器中の、赤血球の非凝集集合体の格付の過程におけるこ
の発明に準じて、提供される装置の別の実例の概略図; 第1O図は、試料容器中の赤血球の凝集集合体の格付の
過程における第9図の装置の実例の概略代理人 弁理士
(8107)佐々木清隆(ほか3名) 第  1  図 □□71干〜 第2図 第  3  図          第  4  図9 第  7  図 第8図 第  9  図 第  10  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細長い試料容器内に形成された赤血球集合体の大
    きさを、既知の大きさの赤血球集合体と比較する装置で
    あって、 (a)  光源; (b)  光源によって与えられる光線を、比較きれる
    赤血球集合体の入った試料容器の底に容器の長さ方向に
    中心線に沿って透過させる手段;(C)容器中に形成さ
    れた赤血球集合体の中心の特定の範囲を通過する透過光
    によってえられる光の量を測定する手段(その測定され
    る光の量は、容器中に形成された赤血球の集合体の横断
    面積の関数であシ、赤血球集合体の中心の特定範囲を通
    過する光の量は、相対的に小さい横断面積の赤血球集合
    体については相対的に少なく、相対的に大きい横断面積
    の赤血球集合体茫ついては、相対的に多い。)。 ) (a)  試料容器内に形成された赤血球集合体の中心
    の特定範囲を通過する測定された光量と、赤血球集合体
    の横断面積の関数として、試料容器中の赤血球の集合体
    の(clで選ばれた範囲と同じサイズの範囲を通過する
    既知光の量を関連させて、形成された赤血球集合体の大
    きさを決定する手段;とからなる装置。
JP8782084A 1983-05-02 1984-05-02 血球凝集の自動試験装置 Pending JPS59210368A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US49037883A 1983-05-02 1983-05-02
US490378 1983-05-02

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JP8782084A Pending JPS59210368A (ja) 1983-05-02 1984-05-02 血球凝集の自動試験装置

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JP (1) JPS59210368A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0194102A2 (en) * 1985-03-01 1986-09-10 Wayne F. Lisenbee Luminescence measuring arrangement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0194102A2 (en) * 1985-03-01 1986-09-10 Wayne F. Lisenbee Luminescence measuring arrangement
EP0194102A3 (en) * 1985-03-01 1987-11-11 Wayne F. Lisenbee Luminescence measuring arrangement

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