JPS59209928A - 自動荷役可能な配送用トラツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カート、パレット等の配送用１〜ラツクに関
し、より具体的には荷の積み下しを自動的に行ない得る
この種トラックに関する。

従来より、荷の積み下しを補助するため、１〜ラツクの
荷台上若しくは荷物室内のパレッ１−を水平方向に動力
で移動させる機構は種々提案されている。しかしパレッ
トと７Ｊ−トに共用できる型式の機構は少なく、それ等
は殆どがパレット専用のものであった。また、荷台上へ
の荷の上げ下げに用いるテールゲートリフタも提案され
、実用に供されているが、これを上記荷台上の水平移動
機構と組合せ、荷台上の荷の水平移動と荷の荷台から地
面までの上げ下げとを自動的に連続して行ない得るよう
になしたシステムは殆ど例がない。

上記組合せ型式の唯一の先行技術であるヒアブフオコ社
の例を説明すると、これはテールグー［−リフタを取付
けたトランク荷物空白にサーキット型のヂエーンコンベ
アを配設すると共に、コンベアの外端にクランプを設け
てあり、該クランプによりカートをコンベアに連結する
ようにしである。

カー１への水平移動はチェーンコンベアの駆動により、
該カート自体の車輪を利用してこれを走行させることに
より行なう。カートの水平移動時には、テールゲートリ
フタを荷台の床面と整一するにうに開放月つ上昇さぜた
状態で、チェーンコンベア全体を約カート１台分荷物室
の開口部側へ即ちテールゲートリフタ側へ移動させ、荷
物室の奥側にカート移動用の空間を作り、荷物室内でカ
ートが回転出来るようにする。水平移動後の荷役の必要
なカートは、テールゲートリフタの上に乗せた位置でク
ランプを解放し、チェーンコンベアを再び荷物室内へ移
動後退させた後にテールゲートリフタを下降させ、地面
に下す。

上記トラックにあっては、カー１〜の移動をそれ自体の
車輪を利用して行なっているため、カートの荷役は可能
であるが、パレットの荷役は不可能となる。またチェー
ンコンベアはサーキット型の循環式であるため、カート
の配列は２列等偶数列のみ使用可能で、トラックとカー
トの相対寸法がら最も需要の大ぎい３列の配列での使用
は難しい。

また荷下しは自動的に可能であるが、荷積みに際しては
人がテールゲートリフタに乗り、カートをコンベアに連
結しなくてはならず危険が伴う。

またカートの端面ばクランプによりコンベアに連結され
ているため、金属性のケーシングで覆われている荷物室
内でカートがトラック走行中に歪んだり荷くずれが発生
した場合、或いは機械的な故障が発生した場合に、復旧
に非沌“に困難が伴う。

また移動機構全体の重量も重いため車輌の積載重量ロス
が大きく、経済性も悪く、そのため当該先行技術を採用
している車輌は非常に少ない。またこの技術は荷役の完
全自動化を考慮したものではなく、従って自動化には更
に多くの改良が必要である。

本発明は斯かる観点に基づいてなされたものであり、上
記従来技術の欠点を解消し、荷の積み下　　４しの自動
化を合理的且つ確実に達成し得るトラックを提供するこ
とをその目的とし、而も当該トラックをカート及びパレ
ットに共用可能なものとするものである。これを達成す
るため本発明トラックにおいては、荷台の口部に設置さ
れたテールゲートリフタと、荷台上に口部方向に向けて
配設されたコンベアと、を含む配送用トラックにおいて
、上記コンベアの荷台口部側の端部に、テールゲートリ
フタとコンベアとの間を往復自在な、カート、パレット
等移送用のシフトフォークが設けられていることを特徴
とづる。

以下添（＝１図面に示ず望ましい実施例に従い本発明を
詳述する。

第１図は本発明トラックの全体を示す側面図であり、図
中１０が運転台、１１が荷台、１２が荷台１１上の荷物
室を示ザ。荷物室１２内には、４個の車輪を持つ台車型
のカートＫが、図示の如く１列につぎ６台、３列で計１
８台収納可能となっている。

荷物室１２の開口部にはパヮーユニツ１〜１４により駆
動されるテールゲートリフタ１３が設置され、これは最
上開放位置（第１図中上側板焦線位置）で荷台１１の床
面と整一し、また該床面と平行な状態で下降し、最下位
置く第１図中下側板焦線位置）で地面と接触し斜路を形
成づ−る。また上記リフタ１３は最上折畳み位置く第１
図中実線位貿〉で荷物室１２の開口部に密着して後部−
下側ゲー１−の役割を果す。尚後部上側ゲート１５は荷
物室１２の間口部の上縁に別途軸支される。

荷物室１２内即ち荷台１１上には第２図図示の如く奥か
ら開口部に向りて３列のコンベア２０が配設される。各
コンベア２０間またはコンベア２０ど荷物室１２内壁と
の間には荷台１１の平坦な床面が存在し、各カートにの
車輪が通過できるようになっている。

また各コンベア２０の幅の寸法は、各カートにの車輪取
付（）用金具間の寸法と近似させてあり、該車輪数句は
用金具がカー１−　Ｋ移動の際、コンベア２０のフレー
ムに沿って摺動することによりガイドとしての役割を果
し）ｑるようになっている。

各コンベア２０（Ｊ一対のコンベアベル１へ２１を含み
、両ベルト２１は荷物室１２の奥側に軸支された駆動ロ
ーラ２２を介して駆動される。また両ベルト２１は多数
の中間ローラ２３及び従動ローラ２４で支持されるが、
これ等ローラ２２．２３．２４は機構の軽量化のため合
成樹脂材料を以って成型され、また各ローラはアルミニ
ウム等の軽量材のフレームで支持される。尚コンベアは
ベルト型に限らずヂエーン型或いはローラ型であっても
よい。またコンベアの駆動も、図示の態様が一般的であ
るが、他の例として駆動部を荷物室開口部の下側で車体
に設置した型式、或いは本発明の発明者が既に提案済み
の、駆動油圧モータをクランプストッパ内へ配設した型
式等も採用することができる。後者の型式は、コンベア
チェーンを、クランプストッパ内に向がってコンベア側
から連続的に立ち上がらば、該クランプストッパ内に配
設した油圧モータにより駆動するスプロケットと咬合さ
せるものである。この機構にあっては、更にクランプ作
用を増大さけるため、コンベアチェーンの上面にベルト
を張付けたコンベアを用いることができる。

また各コンベア２０の下側には、第３図図示の如く複数
のリフトシリンダ２５が配備されており、各コンベア２
０はこれ等により必要に応じて（その概要は後述する）
上Ｒ下降できるようになっている。

図示の状態においては、コンベア２０は、ノＪ−トにの
移送のため上記リフトシリンダ２５により約１０ｍｍ程
度持上げられている。この場合コンベアを固定し、床面
を上昇下降づるようにしてもよＱ′Ｘ０更にコンベア２
０の荷物室１２奥側には、ノＪ−トの側部に衝合して運
搬時にお（プるカートの固定を１１なうクランプストッ
パ２６が取付（プられて（Ａる。

コンベア２０の荷物室１２開口部側の端部に【まシフト
フォーク３０が組込まれ、該シフトフＡ−り３０＆よ基
部３１とキャッチングアーム３２とからなる。基部３１
には、荷台１１及びテールゲートリフタ１３Ｊ＝　胃Ｒ
に形成された床面を走行するための複数のＴＪＸ輪３３
が取イ」けられると共に、荷台１１とテールゲート１ノ
フタ１３との間を移動するための駆動装置即ち油圧シリ
ンダ３４が連結される。また基部３１とキャッチングア
ーム３２との間にはリフトシリンダ３５１ｆｉ配設され
、該アーム３２はこれ等シリンダ３５により基部３１に
対して約５０ｍｍの範囲で上昇下降することかで　　　
　・ぎ、この上昇下降操作によりカートを持上（ｆ支］
寺或いは解放するようになっている。尚本実施例で・は
、キャッチングアーム３２でカートを持上げる方式であ
るが、この代りに、引掛り金具の上昇によりカートの外
側部またはカートのベースプレートに穿設された孔を引
掛け、カートの車輪を利用してカートを走行させる方法
を採ることもできる。

また、シフトフＡ−り３０の構成は上記実ｆｆＭ　１９
１のものが最も簡易であるが、他の実施例として自動倉
庫等で使われる片持ち式のシャトルフＡ−り等を採用し
てもよい。

更に、当該トラックには、コンベア等を駆動するだめの
パワーユニツ１−１各アクチェータ操作のための手動用
バルブ、自動運転のための制御装置並びに外部との連携
操作のための信号接続器等力＼設けられている。

次に上記構成のトラックの使用態様を説明する。

先ずカートの積込みから説明すると、物流センタ或いは
ストックポイン１〜でトラックを所定の位置に停止させ
、積込みドックまたは地面の高さまで′テールゲートリ
フタ１３を下降させる。この状１謀でカー１〜をテール
ゲートリフタ１３上の定められｌこ位置へ、人力或いは
自動化された装置で搬入づる。

カート搬入後、テールグー１−リフタ１３を荷台１１床
面の高さまで上昇させる。この状態から各部４オ（ま自
動的に作動をＩ？ｔ］始し、先ず第２図で示−すように
シフトフォーク３０が、キャッチングアーム３２を降下
させた状態で、油圧シリンダ３４により駆動されてテー
ルゲートリフタ１３上のカートの下佃［（こ潜り込む位
置まで前進する。続いてキャッチングアーム３２が上昇
してカートを持上げ、こσ）状態て゛シフトフォーり３
０は荷物室１２内に向かって後退し、初期位置であるコ
ンベア２０の端部位置まで戻る。ノＪ−トがコンベア２
０の端部位置まで移送された８４点において、該カート
の底面はコンベア２０のベルト２１面より僅か上に離れ
ている。次にキャッチングアーム３２が下降すると、カ
ート（まコンベア２０上に、その底部の約２７３が乗る
こととなり、従って該カー１〜はベルｌ−２１上に安定
す′る。この後コンペア）２０が駆動され、カートは１
個分前づめされ、弓Ｉ　Ｅｆｔいて次続のカートの積込
みが行なわれる。

カー１〜を下す場合は、先ずコンベア２０のＩＮ　８＋
Ｓ　Ｌこ乗ぜられたカー１〜を、初期位置にあるシフ（
−）４−り３０のキャッチングアーム３２を上昇させる
ことにより持上げ支持し、この状態で開放且つ上昇状態
にあるテールゲートリフタ１３上ヘシフ１−フＡ−ク３
０を前進させる。カートをテールゲートリフタ１３上へ
移送した後、キャッチングアーム３２は下降してカート
を該リフタ１３上に解放する。シフトフＡ−り３０はそ
の後コンベア２０端部の初期位置まで戻るが、その間に
コンベア２０はカート１個分だ（ブ駆動され、荷物ｖ１
２奥側のカートを開口部側に移送しておく。テールグー
ｌ−リフタ１３上のカートは、該リフタ３０を下降させ
ることにより地面に下す。

これで１　）Ｊ　−ｌ〜の下し作業が終り、次続の作業
に移行する。

このようにして、カートの積み下しは人手を要すること
なく機械により自動的に行なうことができる。尚上述の
積み下しに際しては、３列のコンベアにおいて同時に作
業をすることができることはいうまでもなく、このよう
にすれば、３個のカートの荷役を同時に行なうことが可
能となる。

他方機械トラブル等でｊｒ−トを人力により移送する必
要がある場合は、別設の手動バルブを操作してコンベア
２０下側のリフトシリンダ２５を解除すれば、コンベア
２０は動力を要せず自動的に下降し、従ってノｙ−１〜
の車輪はコンベア２０の下降にＪ：り荷台２１の床面へ
接し、カー１−は荷台上を人手により移動させることが
できるようになる。

上記実施例にｄ５いては、荷台１１上のカートの各列間
は平坦な床面となっているが、ここに横ずれ防止ガイド
を設（づると共に、テールグー１ヘリフタ１３上にパレ
ット受台を設【プれば、パレットの荷役も可能となる。

パレット受台は単なる木材等のブロックでもよく、該ブ
ロックをテールゲートリフタ１３に対し取イ」け取外し
自在にしてお（プば、当該トラックを必要に応じてカー
トとパレットとの両者に用いることが可能となる。

また上記実施例においては、コンベア２０がシリンダ２
５により上昇下降可能となっているが、これ　　　□は
動力駆動式でなく、捩子ジヤツキ式などの人力で動かす
型式であってもよく、またトラブル時を考慮しなければ
固定式であってもよい。

またトラック走行時におりるカートの左右方向のずれは
、前述の如く各コンベア２０の幅の寸法を、カートの車
輪取付は用金具間の寸法と近似させてあり、従ってこれ
等金具をコンベア２０のフレームと係合させることによ
り防ぐことができる。またカートの前後方向のずれは、
カートの四辺に（＝Ｊ設した弾性片に、荷物室１２の奥
側においては前記クララプス１ヘツパ２６を、開口部側
においてはキャッチングアーム３２の突起を衝合ざぜる
ことににす、該カートを挾み込み式に固定することによ
り防ぐことができる。

叙上の如く、上記構成のトラックはコンベア２０、シフ
トフＡ−り３０．テールゲートリフタ１３等を含み、カ
ート或いはパレットの荷台１１上での水平移動、また荷
台１１から所定の部所までの上げ下げを機械的に自在に
行なうことができ、従って荷役に人手を要しないため安
全性の高い作業を行なうことができるものである。また
トラック荷物室１２内でのカートの固定もでき、従って
荷くずれ等にＪ：る荷の損傷もなく、もし荷くずれ或い
は機械の故障が生じた場合でも、カートを人手で扱うこ
とが容易に可能となる。而も軽量化可能な構造のため車
輌の積載重量ロスも少なく、非常に合理的で確実な荷役
装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明トラックの一実施例の全体を示す側面図
、第２図はその後部の概要を示す斜視図、第３図はその
荷台上に配設されたコンベアの詳細を示す側面図である
。 １０・・・運転台　１１・・・荷台　１２・・・荷物室
　１３・・・テールグー１〜リフタ　２０・・・コンベ
ア　２５・・・リフトシリンダ　２６・・・クランプス
ｉ〜ツバ　３０・・・シフ１〜フオーク　３２・・・キ
ャッチングアーム　３４・・・油圧シリンダ特許出願人
　　　株式会社スリーティー特許出願人　　　株式会社
とね製作所

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）荷台１１０口部に設置されたテールゲートリフタ
   １３と、荷台１１上に口部方向に向けて配設されタコン
   ベア２０と、を含む配送用トラックにおいて、上記コン
   ベア２０の荷台１１０部側の端部に、テールゲートリフ
   タ１３とコンベア２０との間を往復移動自在な、カート
   、パレット等移送用のシフトフォーク３０が設けられて
   いることを特徴とする自動荷役可能な配送用トラック。
2. （２）　　前記コンベア２０がクランプストッパバ２６
   を具備すると共に、前記シフトフォーク３０が突起付き
   のキャッチングアーム３２を具備し、トラック走行時に
   、上記クランプストッパ２６とキャッチングアーム３２
   の突起どの間でカートが挾み込み式に固定される特許請
   求の範囲第（１）項に記載のトラック。