JPS59208056A - 超耐摩耗焼結合金およびその製造方法 - Google Patents

超耐摩耗焼結合金およびその製造方法

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JPS59208056A
JPS59208056A JP10345383A JP10345383A JPS59208056A JP S59208056 A JPS59208056 A JP S59208056A JP 10345383 A JP10345383 A JP 10345383A JP 10345383 A JP10345383 A JP 10345383A JP S59208056 A JPS59208056 A JP S59208056A
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sintered alloy
resistant sintered
mixed powder
liquid
wear
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Katsusato Fujiyoshi
藤好 克聡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はCrを含有せしめた耐摩耗性機能を著しく高め
、さらに而・1熱性をも包括し、硬さの低下しない高炭
化成分含有の超耐摩耗焼結合金およびその製造方法に関
する。
最近、電子計算機の端末機器部品はますます軽量、薄形
、短小の要求がたいへん強(なっている。
この中にあって、現在ドツトプリンター印字用ワイヤー
、シリアルプリンター印字用ワイヤー、ラインプリンタ
ー用印字用キーの秒間作動速用は、1400ドツト(回
)等となっているが、この印字スピードはさらに高速化
が要請されている。このため、絶対比重値が軽い金属が
要求され、また叫摩耗、強靭性の優れたものが要求され
ている。
しかし、従来、超硬、高速度4)°殊鋼、高弾性材エル
ジロイ、マルエージング鋼、タングステン等を線材また
は必要な形状に加工して使用しているが、面1摩耗、す
なわち硬度と靭性は反比例する材質であるため、1億ド
ツトが一つの耐用の基準印字数となっているか、従来の
超硬(80%WCl20%C)は実験結果によれば、硬
さがHRC68、比重(20°C)g、/ccが14,
3で、1億5(100ドツト、5KH9は硬さがHRC
61、比重(2C1℃) y/ ccが8.1で、76
00万ドツト、粉末ハイス5KH53は硬さがHRC6
2、比重(20’C) g/ccが8.3で8200万
ドツト、エルジロイは硬さがHRC58、比重(20°
C) 9/ccか8,7で、5800万1・′ット、タ
ングステンは硬さがHRC58、比重(20℃)F/c
cが19.3て、5900万ドツトであり、いずれも前
記要求を十分にffi+:+足さぜるものではない。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、軽量で(比重
値)耐摩耗性機能や重態性機能を高め、かつ硬さも従来
のものに比べ低下することのない長寿命でドツトワイヤ
ー等に使用すると2億2000万ドツト以上使用するこ
とのできる超耐摩耗焼結合金およびその製造方法を得る
にある。
以下、図面に示す実施例により、本発明の詳細な説明す
る。
第1図の実施例において、1は混合粉末を作る工程で、
この混合粉末を作る工程1は、5iC1TiC,WC,
ZrC,A1゜03、Cr7C3、MO2C1v6cm
 Cr2.c、、Fe5C,TaC等の炭化成分2を、
容積比で30〜70%、本実施例ではSiCを50%、
重量比で03を0.3〜5,0%、本実施例では0,3
8%、Cr4を0.3〜5.6%、本実施例では5,2
%、MO5を0.3〜2.0%、本実施例では1.4%
、Feを残量である合金累月7に重量比で2.0%+0
.5の添加剤、例えはパラフィンワックス8を添加する
とともに、ミルM合の媒介物として所定量の、例えばエ
タノールアルコール9を入れて粉砕混合する。この粉砕
混合は、例えば直径か8nIITi、12mm、15m
mの3柚類の超硬ボールをステンレス製ボールlO内に
入れたボールミルによって合金索材7の粒径が10μ以
下となるように4.8 nlI間以−1J2011r間
以内の111間をかけて行゛う。
1】は前記混合粉末を作る」二程1で作られた混合粉末
2を乾燥処理する乾燥処理工程で、この乾燥処I”、I
!I−程11は600C〜70℃の低温乾燥機で混合粉
末に含治している媒介物、本実施例ではエタノールアル
コール13を回収する作業を行う。なお、この乾燥処理
工程11は真空引きあるいは常温の水素ガス(不活性ガ
ス)雰囲気で自然乾燥により混合粉末を乾燥させてもよ
い。
14はniJ記乾無乾燥た混合粉末を圧粉成型する圧粉
成型工程で、この圧粉成型工程14では乾燥された混合
粉末を、例えば平方センチメートル当り、1.5トンの
重量をかけて所定の形状に圧粉成型12Aする。15は
所定の形状に圧粉成型12Aされたものを液相焼結する
工程で、この液相焼結工程15は、例えば2 X 10
  nunHg以上の真空中にて1/I5o℃の加熱を
30分聞行うものである。16は前記液相焼結工程15
を経たものを焼鈍する工程で、この焼鈍工程16は液相
焼結されたものを冷却し、球状セメンタイト (フフエ
ロダイト)を含有した組織を作るために、例えば900
℃の加熱を2時間行った後、1時間に15℃のテンポで
100℃まで冷却し、その後は室温まで炉冷するもので
ある。このように焼鈍されたものの硬度はHRC4(1
〜45になっている。
17は+iii述の焼鈍工程16で焼鈍されたものを外
径切削、研摩、ラップ研摩、セージング、線引、切断等
の桟械加工を行う工程である。18は前記機械加工工程
で17で機械加工したものを焼入れする工程で、この焼
入れ工程18は機械加工されたものをステンレスパイプ
19内へ詰め、該パイプ19の端部はステンレス箔20
で月をし、ステンレス釘金21で結ぶ。このようにした
ものを真空炉にて余熱30分後、月20℃の加熱を1特
出1行う1、しかる後100℃まで急空冷を行うもので
ある。
22は前記焼入れ工程18で焼入れしたものを焼戻しす
る工程で、この焼戻し」二程22は、第1回目は180
℃で1時間空冷する。第2回11は520℃でIn、’
、間空冷する。第3回目は200℃で1肋間空冷を行う
このような各]1程を経て作られた本発明の超面1摩耗
焼結合金の機械的性質は硬度がHRC69、抵JJi力
(Ksi 250〜300) 165kg/+ma、衝
撃値インチ−ボンド4〜7で4.6〜8. Okg−c
m、変形(熱処理寝形) u、 / 10mm +3 
IL以内、弾性係数31000kg/nufl、熱膨張
係数10−6m / m ’C200〜500℃8.3
2、なお、炭化成分を45%の容積に押えたものはに9
/ mff1190位となり面1衝撃性が向」ニジた。
たたし、C10,6に押えた。
また、本発明の超耐摩耗焼結合金を用いてドツトワイヤ
ーを作った場合、該ドツトワイヤーの硬さがHRC71
、比重(20℃)!V/cc5.8〜6.2で2億20
00〜4000万ドツトであった。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に
列挙する効果かある。
(1)炭化成分を容積比で30〜70%含有させている
ので、比重値の小さな(軽い)合金ができる。
(2)炭化成分、C,Cr、Mo、Feを用いて焼結合
金を作っているので、従来の特殊鋼のように不純物と見
做されるst、Mn、P、sは含まれず、かつ強度およ
び靭性を弱くする■も含んでいないので、繭j1が耗性
機能や1IiiJ熱性機能に侯れた焼結合金が得られる
(3)容積比で炭化成分が30〜70%、重量比でCが
0.3〜5.0%、Crが0.3〜5.6%、MOが0
.3〜2.0%、Feが残量であるので、従来の特殊6
1ttlに比べ、有効化学成分と見做せるC、Cr、M
の含有量が多く、その分、特性が強化された状態となっ
ている、 (4)炭化成分は金族、非金族を問わず、金属冶金]−
法」二ではその性質は変化しないとともに、溶融する化
学成分の性質を変化させる影響を全熱もたない。このた
め、炭化成分の特異な性質を生かすことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す工程図である。
1・・・混合粉末を作る工程、 2・・・炭化成分、     3・・・C14・ Cr
、      5 ・MO2C・・・Fe、     
 7・・・合金水利、8・・・L 加削としてのパラフ
ィンワックス、9・・・媒介物としてのエタノールアル
コール、10・・・ステンレス製ホール、 11・・・乾燥処理工程、  】2・・・混合粉末、1
2A・・・用粉成型、 13・・・エタノールアルコール、 14・・・庄扮成型二I−程、  】5・・・液相焼結
工(5X、16・・・焼鈍工程、    17・・・機
械加工]−稈、18・・・焼入れ工程、    19・
・・ステンレスパイプ、20・・・ステンレス箔自、2
1・・・ステンレスパイプ金、22・・・焼戻し工程。
牛旨′11」傷11人   藤 好 克 聡手続補正書
く方式) 1.事件の表示 特願昭58−103451 、発明の名称 超耐摩耗焼結合金およびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 出願人 4、補正命令の日付 昭和58年09月27日 5、補正の対象 (1)願書 (2)明細書の簡単な説明の欄 (3)明細書の図面の簡単な説明の欄 6、補正の内容 となっている。
(4)炭化成分は金族、非金族”■・問わず、金属冶金
工l丸上で(才その性質は変化しないとと干に、溶融す
る化学成分の性質を変化させる影響を全熱も、だない。
このため、炭化成分の特異な性質を生かすことができる
4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実旋例を示す工程図である。
]・・・混合粉末を作る」1程、 2・・弔パ化成分、     3・・・C54−−・C
r、       5−1s、10.6・・・Fe、 
      7・・・合金フ1′:材、8・・・添加剤
としてのパラフィンワックス、C)・・媒介物トしての
エタノールアルコール、10・・・7テンレス製ポール
、 月・・・乾燥処理工程、  12・・・混合粉末、12
A・・・圧粉成製、 13・・・エタノールアルコール、 14・・・圧粉成型工程、  15・・・液相焼結」1
稈、16・・・焼鈍工程、    17・・・機械加工
工程、−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)化学成分の含有量が容積比で炭化成分が30〜70
    %、重li比でCが0.3〜5.0%、Crが0.3〜
    5.6%、MOが0.3〜2.0%、FCが残量である
    超耐摩耗焼結合金。 2)炭化成分はS iC,TiC,WC,Z rC1A
    120;3、Cr7C3、MO2C1v6c、cr、、
    、c6、Fe 、、C、’I’ aC等であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の超1Ii14摩耕
    焼結合金。 3)容積比で炭化成分が30〜70%、jril m比
    でCが0.3〜5.0%、Crが0.3〜5.6 %、
    MOか0.3〜2,0%、Feが残量である化学成分と
    1.:ffi比で2.0%+0.5のパラフィンワック
    ス、媒介物としてエタノールアルコールを所定量大れて
    粒径が10μ以−Fとなるように粉砕混合して混合粉末
    を作る工程と、この混合粉末を作る工程で作られた混合
    粉末を乾燥処理する乾燥処理工程と、この乾燥処理工程
    で乾燥処理された混合粉末を圧粉成型する工程と、この
    圧粉成型工程で圧粉成型さイ]たものを液相焼結する工
    程と、この液相焼結工程によって液相焼結されたものを
    焼鈍する工程とからなる工程を含むことを特徴とする超
    重摩耗焼結合金の製造方法。 4)混合粉末を作る]−程はステンレスホールミル中で
    48時間から120時間かけて粉砕混合することを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の超耐摩耗焼結合金の
    製造方法。 5)液相焼結工程は2XIOmmHg以上の真空中にて
    1450℃で0.5時間加熱を行うことを特徴とする特
    許請求の範囲第3項または第4項記載の超耐摩耗焼結合
    金の製造方法。 6)焼鈍工程は液相焼XIj工程後、冷却した後900
    ’Cで2時間加熱した後、1時間で15℃のテンポで1
    00℃まで冷却し、その後は室温まで炉冷することを牛
    11徴とする特許請求の範囲第3角ないし第5項いずれ
    かに記載の超耐摩耗焼結合金の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104099521A (zh) * 2014-08-01 2014-10-15 宁国市宁武耐磨材料有限公司 一种耐腐蚀高硬耐磨球
CN104141089A (zh) * 2014-08-01 2014-11-12 宁国市宁武耐磨材料有限公司 一种高铬合金耐磨球
CN104152788A (zh) * 2014-08-01 2014-11-19 宁国市宁武耐磨材料有限公司 一种抗冲击高硬耐磨球

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CN104141089B (zh) * 2014-08-01 2016-06-01 宁国市宁武耐磨材料有限公司 一种高铬合金耐磨球

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